JPH0850023A - ブリリュアンリングレーザージャイロ - Google Patents
ブリリュアンリングレーザージャイロInfo
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- JPH0850023A JPH0850023A JP7043794A JP4379495A JPH0850023A JP H0850023 A JPH0850023 A JP H0850023A JP 7043794 A JP7043794 A JP 7043794A JP 4379495 A JP4379495 A JP 4379495A JP H0850023 A JPH0850023 A JP H0850023A
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- JP
- Japan
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- fiber
- laser
- ring
- coupler
- brillouin
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/58—Turn-sensitive devices without moving masses
- G01C19/64—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
- G01C19/72—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
- G01C19/727—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers using a passive ring resonator
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/58—Turn-sensitive devices without moving masses
- G01C19/64—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
- G01C19/66—Ring laser gyrometers
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- Remote Sensing (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブリリュアンリングレーザージャイロの解像
度を改良する。 【構成】 ブリリュアンリングレーザージャイロは、隣
接する共振周波数が自由スペクトル領域だけ異なる一連
の共振周波数を示すファイバーリング共振器(18)を
有する。反対方向の2つのポンプレーザー波が発生さ
れ、これらの周波数の差はファイバーリング共振器の自
由スペクトル領域の整数倍である。ポンプレーザー波の
周波数はファイバーリング共振器の共振周波数に一致す
る。刺激されたブリリュアン散乱により、伝播の方向が
反対である2つのブリリュアンリングレーザーが励起さ
れる。このような2色リングレーザージャイロで周波数
の変動が起こる。この発明はこのような周波数変動の原
因の発見に基づき、したがってファイバーリング共振器
の外で生じるレーザー光のフィードバック成分減衰のた
めの手段を提供する。これらの手段のいくつかの例が開
示される。
度を改良する。 【構成】 ブリリュアンリングレーザージャイロは、隣
接する共振周波数が自由スペクトル領域だけ異なる一連
の共振周波数を示すファイバーリング共振器(18)を
有する。反対方向の2つのポンプレーザー波が発生さ
れ、これらの周波数の差はファイバーリング共振器の自
由スペクトル領域の整数倍である。ポンプレーザー波の
周波数はファイバーリング共振器の共振周波数に一致す
る。刺激されたブリリュアン散乱により、伝播の方向が
反対である2つのブリリュアンリングレーザーが励起さ
れる。このような2色リングレーザージャイロで周波数
の変動が起こる。この発明はこのような周波数変動の原
因の発見に基づき、したがってファイバーリング共振器
の外で生じるレーザー光のフィードバック成分減衰のた
めの手段を提供する。これらの手段のいくつかの例が開
示される。
Description
【0001】
【発明の背景】この発明は、ブリリュアン(ブリルア
ン)リングレーザージャイロに関する。より特定的に
は、この発明は、隣接する共振周波数が「自由スペクト
ル領域」だけ異なる一連の共振周波数を有するファイバ
ーリング共振器と、ファイバーリング共振器内を反対方
向に伝播する2つのポンプレーザー波を発生する手段と
を含むタイプのブリリュアンリングレーザージャイロに
関し、このポンプレーザー波の周波数はファイバーリン
グ共振器の共振周波数と一致し、自由スペクトル領域の
整数倍だけ異なり、それによって、異なる周波数の2つ
の反対方向のブリリュアンリングレーザーが、刺激され
たブリリュアン散乱によってファイバーリング共振器
(18)において励起される。
ン)リングレーザージャイロに関する。より特定的に
は、この発明は、隣接する共振周波数が「自由スペクト
ル領域」だけ異なる一連の共振周波数を有するファイバ
ーリング共振器と、ファイバーリング共振器内を反対方
向に伝播する2つのポンプレーザー波を発生する手段と
を含むタイプのブリリュアンリングレーザージャイロに
関し、このポンプレーザー波の周波数はファイバーリン
グ共振器の共振周波数と一致し、自由スペクトル領域の
整数倍だけ異なり、それによって、異なる周波数の2つ
の反対方向のブリリュアンリングレーザーが、刺激され
たブリリュアン散乱によってファイバーリング共振器
(18)において励起される。
【0002】リングレーザージャイロは、慣性空間に関
して角速度を測定するのにサニャック効果を利用する。
時計回りおよび反時計回りに伝播するレーザー波がリン
グ共振器内で発生される。発生されたレーザー波の周波
数は、共振周波数に依存し、したがってリング共振器を
1回通過する際の光路長に依存する。このようなリング
共振器がその面に対する法線方向の軸のまわりを慣性空
間に関して回転されれば、時計回りおよび反時計回りの
波の光路長はサニャック効果のために異なるものとな
る。したがって、「時計回り」のリングレーザーの周波
数と、「反時計回り」のリングレーザーの周波数も異な
る。時計回りに伝播するレーザー波と反時計回りに伝播
するレーザー波が重ねられると、ビート周波数が生じ、
これは角速度に比例する。典型的なリングレーザージャ
イロは、レーザー媒質としてヘリウム・ネオン気体混合
物を用い、鏡によって規定される三角形のリング共振器
を有するHe−Ne気体レーザーである。このようなリ
ングレーザージャイロは角速度の小さい領域において
「ロックイン」を示す。この場合、「時計回り」のリン
グレーザーの光の「反時計回り」のリングレーザーへ
の、およびその逆の後方散乱により、双方のレーザーと
も共通の周波数で動作することになる。角速度に比例す
るビート周波数は存在しない(フレデリック・アロノビ
ッツ(Frederick Aronowitz )「レーザージャイ
ロ」)。
して角速度を測定するのにサニャック効果を利用する。
時計回りおよび反時計回りに伝播するレーザー波がリン
グ共振器内で発生される。発生されたレーザー波の周波
数は、共振周波数に依存し、したがってリング共振器を
1回通過する際の光路長に依存する。このようなリング
共振器がその面に対する法線方向の軸のまわりを慣性空
間に関して回転されれば、時計回りおよび反時計回りの
波の光路長はサニャック効果のために異なるものとな
る。したがって、「時計回り」のリングレーザーの周波
数と、「反時計回り」のリングレーザーの周波数も異な
る。時計回りに伝播するレーザー波と反時計回りに伝播
するレーザー波が重ねられると、ビート周波数が生じ、
これは角速度に比例する。典型的なリングレーザージャ
イロは、レーザー媒質としてヘリウム・ネオン気体混合
物を用い、鏡によって規定される三角形のリング共振器
を有するHe−Ne気体レーザーである。このようなリ
ングレーザージャイロは角速度の小さい領域において
「ロックイン」を示す。この場合、「時計回り」のリン
グレーザーの光の「反時計回り」のリングレーザーへ
の、およびその逆の後方散乱により、双方のレーザーと
も共通の周波数で動作することになる。角速度に比例す
るビート周波数は存在しない(フレデリック・アロノビ
ッツ(Frederick Aronowitz )「レーザージャイ
ロ」)。
【0003】ブリリュアンリングレーザージャイロが知
られている。このようなリングレーザージャイロでは、
リング共振器はファイバーリングからなる。十分なエネ
ルギを有するポンプレーザーからの光はこのファイバー
リング共振器に、一度は時計回りに、そして一度は反時
計回りに結合される。これらのポンプレーザー波によっ
て音波がファイバーリング共振器内で刺激される。これ
らの音波によって、対応する刺激されたブリリュアン散
乱が一度は時計回りに、そして一度は反時計回りに生じ
る。2つのブリリュアンレーザーがこのようにして得ら
れ、そのうちの一方はファイバーリング共振器において
時計回りに伝播するレーザー波を与え、他方はファイバ
ーリング共振器において反時計回りに伝播するレーザー
波を与える。これらのブリリュアンレーザーにおける、
刺激されたブリリュアン放射の周波数は、ポンプレーザ
ー波の周波数を下回る。これらはまた、ファイバーリン
グ共振器の共振周波数の1つに一致される。角速度があ
れば、これらの共振周波数はシフトされ、それによって
この場合も角速度に比例するビート周波数が発生され
る。(「応用光学」“Applied Optics”Vol.19 (1980),
1906-1908、「光学通信」“Optics Letters”Vol.16
(1991), 229-231) このようなブリリュアンリングレーザーでも、リングレ
ーザージャイロに関して上述したように、角速度の小さ
な領域における「ロックイン」による無反応性が存在す
る。
られている。このようなリングレーザージャイロでは、
リング共振器はファイバーリングからなる。十分なエネ
ルギを有するポンプレーザーからの光はこのファイバー
リング共振器に、一度は時計回りに、そして一度は反時
計回りに結合される。これらのポンプレーザー波によっ
て音波がファイバーリング共振器内で刺激される。これ
らの音波によって、対応する刺激されたブリリュアン散
乱が一度は時計回りに、そして一度は反時計回りに生じ
る。2つのブリリュアンレーザーがこのようにして得ら
れ、そのうちの一方はファイバーリング共振器において
時計回りに伝播するレーザー波を与え、他方はファイバ
ーリング共振器において反時計回りに伝播するレーザー
波を与える。これらのブリリュアンレーザーにおける、
刺激されたブリリュアン放射の周波数は、ポンプレーザ
ー波の周波数を下回る。これらはまた、ファイバーリン
グ共振器の共振周波数の1つに一致される。角速度があ
れば、これらの共振周波数はシフトされ、それによって
この場合も角速度に比例するビート周波数が発生され
る。(「応用光学」“Applied Optics”Vol.19 (1980),
1906-1908、「光学通信」“Optics Letters”Vol.16
(1991), 229-231) このようなブリリュアンリングレーザーでも、リングレ
ーザージャイロに関して上述したように、角速度の小さ
な領域における「ロックイン」による無反応性が存在す
る。
【0004】「ロックイン」を回避するために、ブリリ
ュアンリングレーザージャイロの2つのブリリュアンリ
ングレーザーを2つの異なるモード、すなわちファイバ
ーリング共振器の2つの異なる共振周波数で動作させる
ことが知られている(「光学通信」“Optics Letter
”)Vol.16 (1991), 230)。
ュアンリングレーザージャイロの2つのブリリュアンリ
ングレーザーを2つの異なるモード、すなわちファイバ
ーリング共振器の2つの異なる共振周波数で動作させる
ことが知られている(「光学通信」“Optics Letter
”)Vol.16 (1991), 230)。
【0005】さらに、ブリリュアンリングレーザージャ
イロの「時計回り」のリングレーザーと反時計回りのリ
ングレーザーとを異なるポンプレーザーで励起させるこ
とも知られている(“Optics Letter ”Vol.16 (1991),
393-395)。この刊行物より、2つのポンプレーザーの
ためのポンプレーザー供給ファイバーが単一のファイバ
ーの2つの端部から形成される構成が知られている。フ
ァイバーは一方のポンプレーザーから他方のポンプレー
ザーへと延びる。ファイバーの中央部において、ファイ
バーはファイバーリング共振器と結合される。反対方向
に向けられたブリリュアンリングレーザーからのレーザ
ー光ビームを重ねるために、重ね合せ方向づけカプラを
備えた別個の導波路網が設けられ、これはポンプレーザ
ー供給ファイバーからカプラによって分岐される。
イロの「時計回り」のリングレーザーと反時計回りのリ
ングレーザーとを異なるポンプレーザーで励起させるこ
とも知られている(“Optics Letter ”Vol.16 (1991),
393-395)。この刊行物より、2つのポンプレーザーの
ためのポンプレーザー供給ファイバーが単一のファイバ
ーの2つの端部から形成される構成が知られている。フ
ァイバーは一方のポンプレーザーから他方のポンプレー
ザーへと延びる。ファイバーの中央部において、ファイ
バーはファイバーリング共振器と結合される。反対方向
に向けられたブリリュアンリングレーザーからのレーザ
ー光ビームを重ねるために、重ね合せ方向づけカプラを
備えた別個の導波路網が設けられ、これはポンプレーザ
ー供給ファイバーからカプラによって分岐される。
【0006】実質的に異なる周波数を有する2つのブリ
リュアンリングレーザー(2色リングレーザージャイ
ロ)を用いることによって、一方のブリリュアンリング
レーザーの他方のレーザーによる影響、したがって「ロ
ックイン」が回避される。しかしながら、2色リングレ
ーザージャイロでも、ブリリュアンリングレーザーの周
波数に変動があり、これは測定精度を落とし、地球の角
速度等の小さな角速度の測定を損なう。
リュアンリングレーザー(2色リングレーザージャイ
ロ)を用いることによって、一方のブリリュアンリング
レーザーの他方のレーザーによる影響、したがって「ロ
ックイン」が回避される。しかしながら、2色リングレ
ーザージャイロでも、ブリリュアンリングレーザーの周
波数に変動があり、これは測定精度を落とし、地球の角
速度等の小さな角速度の測定を損なう。
【0007】
【発明の概要】この発明の目的は、ブリリュアンリング
レーザージャイロの解像度を向上させることである。
レーザージャイロの解像度を向上させることである。
【0008】この発明のより具体的な目的は、解像度が
高く、小さな角速度でも「ロックイン」を示すことのな
いリングレーザージャイロを提供することである。
高く、小さな角速度でも「ロックイン」を示すことのな
いリングレーザージャイロを提供することである。
【0009】この発明のさらに具体的な目的は、隣接す
る共振周波数が自由スペクトル領域だけ異なる一連の共
振周波数を有するファイバーリング共振器と、ファイバ
ーリング共振器内を反対方向に伝播する2つのポンプレ
ーザー波を発生するための手段とを含み、ポンプレーザ
ー波の周波数はファイバーリング共振器の共振周波数と
一致し、自由スペクトル領域の整数倍だけ異なり、それ
によって、異なる周波数の2つの反対方向のブリリュア
ンリングレーザーが、刺激されたブリリュアン散乱によ
ってファイバーリング共振器内で励起されるタイプのブ
リリュアンリングレーザージャイロにおける周波数の変
動を回避することである。
る共振周波数が自由スペクトル領域だけ異なる一連の共
振周波数を有するファイバーリング共振器と、ファイバ
ーリング共振器内を反対方向に伝播する2つのポンプレ
ーザー波を発生するための手段とを含み、ポンプレーザ
ー波の周波数はファイバーリング共振器の共振周波数と
一致し、自由スペクトル領域の整数倍だけ異なり、それ
によって、異なる周波数の2つの反対方向のブリリュア
ンリングレーザーが、刺激されたブリリュアン散乱によ
ってファイバーリング共振器内で励起されるタイプのブ
リリュアンリングレーザージャイロにおける周波数の変
動を回避することである。
【0010】この発明に従えば、これらの目的は、ファ
イバーリング共振器の外で発生し、ファイバーリング共
振器に戻るフィードバック成分を減衰させるための手段
によって達成される。
イバーリング共振器の外で発生し、ファイバーリング共
振器に戻るフィードバック成分を減衰させるための手段
によって達成される。
【0011】この発明は、このタイプのブリリュアンリ
ングレーザージャイロの場合には、ブリリュアンリング
レーザーからとりだされた光の一部分がファイバーリン
グ共振器に向かって戻され、ファイバーリング共振器に
結合されることによって、ブリリュアンリングレーザー
の周波数の変動が起こるという発見に基づいている。フ
ァイバーリング共振器の外で発生するこのような「フィ
ードバック成分」がそれを目的とする手段によって減衰
され、それによって周波数の変動が低減される。このこ
とにより、ブリリュアンリングレーザージャイロの解像
度が大きく向上する。
ングレーザージャイロの場合には、ブリリュアンリング
レーザーからとりだされた光の一部分がファイバーリン
グ共振器に向かって戻され、ファイバーリング共振器に
結合されることによって、ブリリュアンリングレーザー
の周波数の変動が起こるという発見に基づいている。フ
ァイバーリング共振器の外で発生するこのような「フィ
ードバック成分」がそれを目的とする手段によって減衰
され、それによって周波数の変動が低減される。このこ
とにより、ブリリュアンリングレーザージャイロの解像
度が大きく向上する。
【0012】ファイバーリング共振器の外で起こるフィ
ードバック成分の減衰は、好ましい実施例の以下の説明
から明らかになるように、種々の方法で行なうことがで
きる。
ードバック成分の減衰は、好ましい実施例の以下の説明
から明らかになるように、種々の方法で行なうことがで
きる。
【0013】本発明の実施例は添付の図面を参照して以
下により詳細に説明される。
下により詳細に説明される。
【0014】
【発明の好ましい実施例の説明】図1は、この発明のタ
イプのブリリュアンリングレーザージャイロを示し、そ
こにおいて、ファイバーリング共振器内で反対方向に伝
播する2つのポンプレーザー波を発生するための手段
は、2つのポンプレーザーとポンプレーザー波をファイ
バーリング共振器に結合させるための手段とを含み、ポ
ンプレーザー波をファイバーリング共振器に結合させる
ための手段は、ポンプレーザー波を受け、順方向に導く
ように配置されるポンプレーザー供給ファイバーと、供
給ファイバーおよびファイバーリング共振器を結合させ
るためのカプラ手段とを含む。さらに、別個の導波路網
が、2つの方向づけカプラ供給ファイバーを備えた重ね
合せ方向づけカプラを含み、方向づけカプラ供給ファイ
バーは、分岐手段を介して、ファイバーリング共振器内
で反対方向に伝播するブリリュアンリングレーザー波か
らのレーザー光ビームを重ねるためのポンプレーザー供
給ファイバーと結合され、レーザー光ビームはカプラ手
段を介してポンプレーザー供給ファイバーへと取出さ
れ、ポンプレーザー供給ファイバー内を順方向とは逆の
戻り方向に伝播する。
イプのブリリュアンリングレーザージャイロを示し、そ
こにおいて、ファイバーリング共振器内で反対方向に伝
播する2つのポンプレーザー波を発生するための手段
は、2つのポンプレーザーとポンプレーザー波をファイ
バーリング共振器に結合させるための手段とを含み、ポ
ンプレーザー波をファイバーリング共振器に結合させる
ための手段は、ポンプレーザー波を受け、順方向に導く
ように配置されるポンプレーザー供給ファイバーと、供
給ファイバーおよびファイバーリング共振器を結合させ
るためのカプラ手段とを含む。さらに、別個の導波路網
が、2つの方向づけカプラ供給ファイバーを備えた重ね
合せ方向づけカプラを含み、方向づけカプラ供給ファイ
バーは、分岐手段を介して、ファイバーリング共振器内
で反対方向に伝播するブリリュアンリングレーザー波か
らのレーザー光ビームを重ねるためのポンプレーザー供
給ファイバーと結合され、レーザー光ビームはカプラ手
段を介してポンプレーザー供給ファイバーへと取出さ
れ、ポンプレーザー供給ファイバー内を順方向とは逆の
戻り方向に伝播する。
【0015】取出されたレーザー光ビームを重ね合せる
ための導波路網は、重ね合せ方向づけカプラの1つの方
向づけカプラ供給ファイバー内の位相変調器を含み、位
相変調器は、搬送波が抑圧され、ファイバーリング共振
器に向かった方向で後方フラックスが大きく減衰される
位相変調を行なうように変調される。
ための導波路網は、重ね合せ方向づけカプラの1つの方
向づけカプラ供給ファイバー内の位相変調器を含み、位
相変調器は、搬送波が抑圧され、ファイバーリング共振
器に向かった方向で後方フラックスが大きく減衰される
位相変調を行なうように変調される。
【0016】ポンプレーザー供給ファイバーから戻り結
合されるブリリュアンリングレーザー光の割合を最小に
するための手段は、透過率の高い方向と透過率の低い方
向とを有する、ポンプレーザー供給ファイバーに配置さ
れる光アイソレータを含み、透過率の高い方向はファイ
バーリング共振器に向かった方向であり、光アイソレー
タはそれらの透過率の低い方向における後方フラックス
の高い減衰を有する。
合されるブリリュアンリングレーザー光の割合を最小に
するための手段は、透過率の高い方向と透過率の低い方
向とを有する、ポンプレーザー供給ファイバーに配置さ
れる光アイソレータを含み、透過率の高い方向はファイ
バーリング共振器に向かった方向であり、光アイソレー
タはそれらの透過率の低い方向における後方フラックス
の高い減衰を有する。
【0017】ここで図1を参照して、参照番号10はフ
ァイバーを示し、第1のポンプレーザー12から第2の
ポンプレーザー14へと延びる。各ポンプレーザーは矢
印によって表わされる。その中央部において、ファイバ
ー10はカプラ16を介してファイバーリング共振器1
8と結合される。第1のポンプレーザー12とカプラ1
6との間の部分のファイバー10は、第1のポンプレー
ザー供給ファイバー20を形成する。第2のポンプレー
ザー14とカプラ16との間の部分のファイバー10
は、第2のポンプレーザー供給ファイバー22を形成す
る。ポンプレーザー12および14はポンプレーザー波
を発生する。ポンプレーザー12からのポンプレーザー
波は、カプラ16によってファイバーリング共振器18
内にccw方向に結合される。ポンプレーザー14から
のポンプレーザー波は、カプラ16によってファイバー
リング共振器18内にcw方向に結合される。ファイバ
ーリング共振器18は一連の共振周波数を有する。隣接
する共振周波数は、自由スペクトル領域だけ離れてい
る。2つのポンプレーザー12および14は、異なる周
波数を有するポンプレーザー波を放出する。2つのポン
プレーザー波の周波数は、ファイバーリング共振器18
の異なる共振周波数と一致するように制御手段によって
制御される。このような制御手段は当業者には周知であ
り、ここではその図示および説明を省略する。ポンプレ
ーザー波の周波数の差は、ファイバーリング共振器18
の自由スペクトル領域の整数倍である。
ァイバーを示し、第1のポンプレーザー12から第2の
ポンプレーザー14へと延びる。各ポンプレーザーは矢
印によって表わされる。その中央部において、ファイバ
ー10はカプラ16を介してファイバーリング共振器1
8と結合される。第1のポンプレーザー12とカプラ1
6との間の部分のファイバー10は、第1のポンプレー
ザー供給ファイバー20を形成する。第2のポンプレー
ザー14とカプラ16との間の部分のファイバー10
は、第2のポンプレーザー供給ファイバー22を形成す
る。ポンプレーザー12および14はポンプレーザー波
を発生する。ポンプレーザー12からのポンプレーザー
波は、カプラ16によってファイバーリング共振器18
内にccw方向に結合される。ポンプレーザー14から
のポンプレーザー波は、カプラ16によってファイバー
リング共振器18内にcw方向に結合される。ファイバ
ーリング共振器18は一連の共振周波数を有する。隣接
する共振周波数は、自由スペクトル領域だけ離れてい
る。2つのポンプレーザー12および14は、異なる周
波数を有するポンプレーザー波を放出する。2つのポン
プレーザー波の周波数は、ファイバーリング共振器18
の異なる共振周波数と一致するように制御手段によって
制御される。このような制御手段は当業者には周知であ
り、ここではその図示および説明を省略する。ポンプレ
ーザー波の周波数の差は、ファイバーリング共振器18
の自由スペクトル領域の整数倍である。
【0018】ポンプレーザー波はファイバーリング共振
器18内の音波を刺激する。ポンプレーザー14からの
cw方向のポンプレーザー波は、それに対応してcw方
向に伝播する音波を引起こす。ポンプレーザー12から
のccw方向のポンプレーザー波は、それに対応するc
cw方向の音波を引起こす。これらの音波は刺激された
ブリリュアン散乱を生ずる。刺激されたブリリュアン散
乱は2つの反対方向のリングレーザーを励起する。cw
方向に伝播する音波はccw方向に伝播するブリリュア
ン散乱放射を生じ、したがってccwリングレーザー、
すなわちレーザー波がファイバーリング共振器18にお
いてccw方向に伝播するリングレーザーとなる。cc
w方向に伝播する音波は、cw方向に伝播するブリリュ
アン散乱放射を生じ、したがってcwリングレーザー、
すなわちレーザー波がファイバーリング共振器18にお
いてcw方向に伝播するリングレーザーとなる。ブリリ
ュアン散乱放射の周波数は、波長の長い領域、すなわち
より低い周波数へとポンプレーザー波の周波数に対して
シフトされる。ブリリュアン散乱放射は、ファイバーリ
ング共振器の共振ピークと比較して、比較的広い周波数
スペクトルすなわち帯を示す。この周波数スペクトルす
なわち帯もやはり、ファイバーリング共振器の共振周波
数を含む。リングレーザーの周波数はこの共振周波数に
一致する。2つのリングレーザーの周波数は実質的に異
なり、リングレーザーが互いに影響を及ぼすこと、した
がって「ロックイン」を防ぐ。
器18内の音波を刺激する。ポンプレーザー14からの
cw方向のポンプレーザー波は、それに対応してcw方
向に伝播する音波を引起こす。ポンプレーザー12から
のccw方向のポンプレーザー波は、それに対応するc
cw方向の音波を引起こす。これらの音波は刺激された
ブリリュアン散乱を生ずる。刺激されたブリリュアン散
乱は2つの反対方向のリングレーザーを励起する。cw
方向に伝播する音波はccw方向に伝播するブリリュア
ン散乱放射を生じ、したがってccwリングレーザー、
すなわちレーザー波がファイバーリング共振器18にお
いてccw方向に伝播するリングレーザーとなる。cc
w方向に伝播する音波は、cw方向に伝播するブリリュ
アン散乱放射を生じ、したがってcwリングレーザー、
すなわちレーザー波がファイバーリング共振器18にお
いてcw方向に伝播するリングレーザーとなる。ブリリ
ュアン散乱放射の周波数は、波長の長い領域、すなわち
より低い周波数へとポンプレーザー波の周波数に対して
シフトされる。ブリリュアン散乱放射は、ファイバーリ
ング共振器の共振ピークと比較して、比較的広い周波数
スペクトルすなわち帯を示す。この周波数スペクトルす
なわち帯もやはり、ファイバーリング共振器の共振周波
数を含む。リングレーザーの周波数はこの共振周波数に
一致する。2つのリングレーザーの周波数は実質的に異
なり、リングレーザーが互いに影響を及ぼすこと、した
がって「ロックイン」を防ぐ。
【0019】2つのリングレーザーのレーザー波の一部
分がカプラ16によって取出される。cw方向に伝播す
るレーザー波の一部はポンプレーザー供給ファイバー2
0に結合され、そこで図1で見て右から左に伝播する。
ccw方向に伝播するレーザー波の一部はポンプレーザ
ー供給ファイバー22に結合され、そこで図1で見て右
から左に伝播する。ポンプレーザー供給ファイバー20
において右から左に伝播するcw方向伝播リングレーザ
ーからのレーザー波の一部が今度はカプラ24によって
取出され、供給ファイバー26に向けられ、重ね合せ方
向づけカプラ28に至る。これに対応して、ポンプレー
ザー供給ファイバー22において右から左に伝播するc
cw方向伝播リングレーザーのレーザー波の一部が今度
はカプラ30によって取出され、供給ファイバー32に
向けられ、これも重ね合せ方向づけカプラ28に至る。
分がカプラ16によって取出される。cw方向に伝播す
るレーザー波の一部はポンプレーザー供給ファイバー2
0に結合され、そこで図1で見て右から左に伝播する。
ccw方向に伝播するレーザー波の一部はポンプレーザ
ー供給ファイバー22に結合され、そこで図1で見て右
から左に伝播する。ポンプレーザー供給ファイバー20
において右から左に伝播するcw方向伝播リングレーザ
ーからのレーザー波の一部が今度はカプラ24によって
取出され、供給ファイバー26に向けられ、重ね合せ方
向づけカプラ28に至る。これに対応して、ポンプレー
ザー供給ファイバー22において右から左に伝播するc
cw方向伝播リングレーザーのレーザー波の一部が今度
はカプラ30によって取出され、供給ファイバー32に
向けられ、これも重ね合せ方向づけカプラ28に至る。
【0020】重ね合せ方向づけカプラ28を超えた、方
向づけカプラ供給ファイバー26の端部34は、フォト
ダイオードまたは他のタイプの光電検出器36に導かれ
る。検出器36は2つのレーザー周波数のビート周波数
を与える。これは波連38によって示される。
向づけカプラ供給ファイバー26の端部34は、フォト
ダイオードまたは他のタイプの光電検出器36に導かれ
る。検出器36は2つのレーザー周波数のビート周波数
を与える。これは波連38によって示される。
【0021】ファイバーリング共振器18の面に対して
法線方向の軸についてブリリュアンリングレーザージャ
イロに角速度を与えると、cw方向およびccw方向に
伝播する放射線に関するファイバーリング共振器18の
光路長は反対方向に変化する。したがって、2つのリン
グレーザーの周波数および共振周波数も変化する。この
結果、検出器36でのビート周波数も変化することとな
り、この変化が角速度の測定を与える。
法線方向の軸についてブリリュアンリングレーザージャ
イロに角速度を与えると、cw方向およびccw方向に
伝播する放射線に関するファイバーリング共振器18の
光路長は反対方向に変化する。したがって、2つのリン
グレーザーの周波数および共振周波数も変化する。この
結果、検出器36でのビート周波数も変化することとな
り、この変化が角速度の測定を与える。
【0022】このようなブリリュアンリングレーザーで
は、2つのリングレーザーの分離にもかかわらず周波数
の変動が起こる。これらの変動は、ファイバーリング共
振器18の外で発生するフィードバック成分、すなわち
ファイバーリング共振器18の外で散乱してファイバー
リング共振器18に戻されるcw方向のレーザーまたは
ccw方向のレーザーからの迷光によるものであり、こ
れがフィードバックによってそれぞれのレーザーに影響
を及ぼす。図1の実施例においてこのようなフィードバ
ック成分を減衰するための種々の方策がとられる。
は、2つのリングレーザーの分離にもかかわらず周波数
の変動が起こる。これらの変動は、ファイバーリング共
振器18の外で発生するフィードバック成分、すなわち
ファイバーリング共振器18の外で散乱してファイバー
リング共振器18に戻されるcw方向のレーザーまたは
ccw方向のレーザーからの迷光によるものであり、こ
れがフィードバックによってそれぞれのレーザーに影響
を及ぼす。図1の実施例においてこのようなフィードバ
ック成分を減衰するための種々の方策がとられる。
【0023】位相変調器40が、重ね合せ方向づけカプ
ラ(sdc)28に至る方向づけカプラ供給ファイバー
26に介在される。カプラ30からsdc28に繋がる
他方の方向づけカプラ供給ファイバー32にはこのよう
な位相変調器は設けられない。位相変調器40は、ファ
イバーリング共振器18の方向において後方フラックス
が大きく減衰され、搬送波が抑圧される位相変調を起こ
す。
ラ(sdc)28に至る方向づけカプラ供給ファイバー
26に介在される。カプラ30からsdc28に繋がる
他方の方向づけカプラ供給ファイバー32にはこのよう
な位相変調器は設けられない。位相変調器40は、ファ
イバーリング共振器18の方向において後方フラックス
が大きく減衰され、搬送波が抑圧される位相変調を起こ
す。
【0024】位相変調器40は、方向づけカプラ供給フ
ァイバー26のファイバーの、ピエゾセラミックリング
の外周面上に巻かれた部分を含む。ピエゾセラミックリ
ングは、正弦波信号によって電気的に付勢され、したが
って膨張される。このファイバーの膨張によって、光の
波長の周期的変動が起こり、それによって位相変調が起
こる。光路長の変動の振幅および周波数は、丁度2.3
05の変調指数を与えるように選択される。これは第ゼ
ロ次ベッセル関数の最初のゼロである。カプラ16によ
ってcw方向リングレーザーからポンプレーザー供給フ
ァイバー20へと取出され、さらにカプラ24によって
ポンプレーザー供給ファイバー20から方向づけカプラ
供給ファイバー26へと取出されたレーザー波は、搬送
波抑圧・側波帯変調される。位相変調器40の後方に
は、位相変調によって得られた側波帯のみが現れるが、
もはやレーザー波の周波数自体は現れない。この光が、
たとえば検出器36に移行する際に後方散乱されれば、
この後方散乱された光は、方向づけカプラ供給ファイバ
ー32ならびにカプラ30および16を介してファイバ
ーリング共振器18へと部分的に達するにしても、cw
方向に伝播するレーザーの周波数には影響を及ぼし得な
い。このことは、変調周波数が十分に高ければ、ともか
くも当て嵌まる。典型的には、この目的のためには変調
周波数は毎秒数キロサイクルで十分である。ccw方向
に伝播するレーザーからカプラ16によってポンプレー
ザー供給ファイバー22へと取出され、カプラ30によ
って方向づけカプラ供給ファイバー32に向けられたレ
ーザー波にも同じことが当て嵌まる。この光の反射され
た、または後方散乱されたフィードバック成分は、これ
らが図1のように見てccw方向にファイバーリング共
振器18へと投入されるとすれば、方向づけカプラ供給
ファイバー26、カプラ24、ポンプレーザー供給ファ
イバー20およびカプラ16を介してファイバーリング
共振器18へと導かれなくてはならない。しかしなが
ら、フィードバック成分はまた位相変調器40も通過し
なくてはならない。したがって、これらのフィードバッ
ク成分は側波帯に押しやられ、ccw方向に伝播するレ
ーザーに影響を及ぼさない。この方法によって、レーザ
ーからの重ね合せ方向づけカプラおよび検出器の分離
は、位相変調器40の質に依存して、3ないし6のオー
ダで改良される。
ァイバー26のファイバーの、ピエゾセラミックリング
の外周面上に巻かれた部分を含む。ピエゾセラミックリ
ングは、正弦波信号によって電気的に付勢され、したが
って膨張される。このファイバーの膨張によって、光の
波長の周期的変動が起こり、それによって位相変調が起
こる。光路長の変動の振幅および周波数は、丁度2.3
05の変調指数を与えるように選択される。これは第ゼ
ロ次ベッセル関数の最初のゼロである。カプラ16によ
ってcw方向リングレーザーからポンプレーザー供給フ
ァイバー20へと取出され、さらにカプラ24によって
ポンプレーザー供給ファイバー20から方向づけカプラ
供給ファイバー26へと取出されたレーザー波は、搬送
波抑圧・側波帯変調される。位相変調器40の後方に
は、位相変調によって得られた側波帯のみが現れるが、
もはやレーザー波の周波数自体は現れない。この光が、
たとえば検出器36に移行する際に後方散乱されれば、
この後方散乱された光は、方向づけカプラ供給ファイバ
ー32ならびにカプラ30および16を介してファイバ
ーリング共振器18へと部分的に達するにしても、cw
方向に伝播するレーザーの周波数には影響を及ぼし得な
い。このことは、変調周波数が十分に高ければ、ともか
くも当て嵌まる。典型的には、この目的のためには変調
周波数は毎秒数キロサイクルで十分である。ccw方向
に伝播するレーザーからカプラ16によってポンプレー
ザー供給ファイバー22へと取出され、カプラ30によ
って方向づけカプラ供給ファイバー32に向けられたレ
ーザー波にも同じことが当て嵌まる。この光の反射され
た、または後方散乱されたフィードバック成分は、これ
らが図1のように見てccw方向にファイバーリング共
振器18へと投入されるとすれば、方向づけカプラ供給
ファイバー26、カプラ24、ポンプレーザー供給ファ
イバー20およびカプラ16を介してファイバーリング
共振器18へと導かれなくてはならない。しかしなが
ら、フィードバック成分はまた位相変調器40も通過し
なくてはならない。したがって、これらのフィードバッ
ク成分は側波帯に押しやられ、ccw方向に伝播するレ
ーザーに影響を及ぼさない。この方法によって、レーザ
ーからの重ね合せ方向づけカプラおよび検出器の分離
は、位相変調器40の質に依存して、3ないし6のオー
ダで改良される。
【0025】図1のブリリュアンリングレーザージャイ
ロにおいてファイバーリング共振器の外で起こるフィー
ドバック成分を減衰するためのさらなる方策は、ポンプ
レーザー供給ファイバーのそれぞれポンプレーザー12
および14とカプラ24および30との間に光アイソレ
ータまたは光「ダイオード」42および44を配置する
ことである。光アイソレータ42および44は、たとえ
ば65dBの高い後方フラックス減衰を持たなくてはな
らない。その代わりに、またはそれに加えて、ポンプレ
ーザー12および14からのポンプレーザー波をそれぞ
れポンプレーザー供給ファイバー20および22に結合
するためのファイバー結合構成を改良するための方策を
取ることができる。それによって、これらの結合構成に
おけるリングレーザー波の反射は最小にされる。したが
って、この場合には、ポンプレーザー供給ファイバー2
0、22から戻り結合されたブリリュアンリングレーザ
ー光の割合を最小にするための手段は、後方散乱を最小
にするための手段を含む。
ロにおいてファイバーリング共振器の外で起こるフィー
ドバック成分を減衰するためのさらなる方策は、ポンプ
レーザー供給ファイバーのそれぞれポンプレーザー12
および14とカプラ24および30との間に光アイソレ
ータまたは光「ダイオード」42および44を配置する
ことである。光アイソレータ42および44は、たとえ
ば65dBの高い後方フラックス減衰を持たなくてはな
らない。その代わりに、またはそれに加えて、ポンプレ
ーザー12および14からのポンプレーザー波をそれぞ
れポンプレーザー供給ファイバー20および22に結合
するためのファイバー結合構成を改良するための方策を
取ることができる。それによって、これらの結合構成に
おけるリングレーザー波の反射は最小にされる。したが
って、この場合には、ポンプレーザー供給ファイバー2
0、22から戻り結合されたブリリュアンリングレーザ
ー光の割合を最小にするための手段は、後方散乱を最小
にするための手段を含む。
【0026】図2はこの発明の一実施例を示し、フィー
ドバック成分を減衰させるための手段は、光の通過の透
過率が高い方向と透過率が低い方向とを有する光アイソ
レータを含み、重ね合せ方向づけカプラの方向づけカプ
ラ供給ファイバーの各々に光アイソレータが1つ配置さ
れ、光アイソレータの透過率の高い方向は重ね合せ方向
づけカプラに向かう方向である。
ドバック成分を減衰させるための手段は、光の通過の透
過率が高い方向と透過率が低い方向とを有する光アイソ
レータを含み、重ね合せ方向づけカプラの方向づけカプ
ラ供給ファイバーの各々に光アイソレータが1つ配置さ
れ、光アイソレータの透過率の高い方向は重ね合せ方向
づけカプラに向かう方向である。
【0027】図2のブリリュアンリングレーザージャイ
ロの基本的構造は、図1のブリリュアンリングレーザー
ジャイロと類似しており、対応する要素はどちらの図も
同じ参照番号が付されている。
ロの基本的構造は、図1のブリリュアンリングレーザー
ジャイロと類似しており、対応する要素はどちらの図も
同じ参照番号が付されている。
【0028】図2の実施例においては位相変調器40は
存在せず、その代わりに重ね合せ方向づけカプラ28に
達する2つの方向づけカプラ供給ファイバー26および
32にそれぞれ光アイソレータ46および48が設けら
れる。光アイソレータ46および48は、重ね合せ方向
づけカプラ28に向かって光が通過するのを可能にする
が、たとえば65dBの高い後方フラックス減衰を有す
る。
存在せず、その代わりに重ね合せ方向づけカプラ28に
達する2つの方向づけカプラ供給ファイバー26および
32にそれぞれ光アイソレータ46および48が設けら
れる。光アイソレータ46および48は、重ね合せ方向
づけカプラ28に向かって光が通過するのを可能にする
が、たとえば65dBの高い後方フラックス減衰を有す
る。
【0029】一般に、ブリリュアンリングレーザーは、
ポンプレーザー供給ファイバー20および22から戻り
結合されたブリリュアンリングレーザー光の割合を最小
にするための手段を含むべきである。
ポンプレーザー供給ファイバー20および22から戻り
結合されたブリリュアンリングレーザー光の割合を最小
にするための手段を含むべきである。
【0030】ポンプレーザー供給ファイバー20、22
から戻り結合されたブリリュアンリングレーザー光の割
合を最小にするための手段は、ポンプレーザー供給ファ
イバー20、22とファイバーリング共振器18との間
のカプラ16の結合係数が低いことを含み、これによ
り、ポンプレーザー供給ファイバー20、22における
所与のポンプパワーで、ちょうど安定したリングレーザ
ー動作に必要とされるだけのポンプパワーがファイバー
リング共振器に与えられる。
から戻り結合されたブリリュアンリングレーザー光の割
合を最小にするための手段は、ポンプレーザー供給ファ
イバー20、22とファイバーリング共振器18との間
のカプラ16の結合係数が低いことを含み、これによ
り、ポンプレーザー供給ファイバー20、22における
所与のポンプパワーで、ちょうど安定したリングレーザ
ー動作に必要とされるだけのポンプパワーがファイバー
リング共振器に与えられる。
【0031】図3は、ファイバーリング共振器の外で発
生するフィードバック成分の減衰の効果が現れるような
実験的構成の概略図である。
生するフィードバック成分の減衰の効果が現れるような
実験的構成の概略図である。
【0032】ブリリュアンリングレーザージャイロの構
成は図1と実質的に同一であり、図3および図1の双方
とも、対応する要素には同じ参照番号が付されている。
図1のブリリュアンリングレーザージャイロと比較し
て、図3には光アイソレータ42および44は存在しな
い。
成は図1と実質的に同一であり、図3および図1の双方
とも、対応する要素には同じ参照番号が付されている。
図1のブリリュアンリングレーザージャイロと比較し
て、図3には光アイソレータ42および44は存在しな
い。
【0033】検出器36と方向づけカプラ供給ファイバ
ー26の端部との間に光フィルタ50が置かれる。結果
として生じるビート周波数は基準発振器54の周波数と
混合される。基準発振器54の周波数は、ファイバーリ
ング共振器18の自由スペクトル領域に近い毎秒約47
メガサイクルである。それによって、ミキサー52の出
力周波数は毎秒数キロサイクルの範囲にある。ミキサー
の出力信号は、一旦スペクトルアナライザ56に与えら
れる。さらに、ミキサー52の出力信号は電気フィルタ
58によってフィルタ処理され、周波数−電圧コンバー
タによって対応する電圧に変換される。
ー26の端部との間に光フィルタ50が置かれる。結果
として生じるビート周波数は基準発振器54の周波数と
混合される。基準発振器54の周波数は、ファイバーリ
ング共振器18の自由スペクトル領域に近い毎秒約47
メガサイクルである。それによって、ミキサー52の出
力周波数は毎秒数キロサイクルの範囲にある。ミキサー
の出力信号は、一旦スペクトルアナライザ56に与えら
れる。さらに、ミキサー52の出力信号は電気フィルタ
58によってフィルタ処理され、周波数−電圧コンバー
タによって対応する電圧に変換される。
【0034】ブリリュアンリングレーザージャイロが最
初、搬送波抑圧・側波帯変調なく動作すると、基準発振
器の周波数と混合されるビート信号の毎秒100サイク
ルのオーダの周波数変動が認められる。位相変調器が活
性化され、最適化された後、発生された側波帯スペクト
ルは安定になる。周波数の短期の変動は毎秒1サイクル
未満である。
初、搬送波抑圧・側波帯変調なく動作すると、基準発振
器の周波数と混合されるビート信号の毎秒100サイク
ルのオーダの周波数変動が認められる。位相変調器が活
性化され、最適化された後、発生された側波帯スペクト
ルは安定になる。周波数の短期の変動は毎秒1サイクル
未満である。
【0035】図4および5は、電気スペクトルアナライ
ザによって与えられるミキサー52の出力信号のフーリ
エスペクトルを示し、ブリリュアンリングレーザージャ
イロの入力軸が北と整列されたもの(図4)とこの入力
軸が南と整列されたもの(図5)とである。測定値(ド
イツ、ユーバーリンゲン)において、地球の角速度の水
平成分は丁度毎時10°である。D/n λの換算係数
で、D=27cm、n=1.45およびλ=1.32μ
mであれば、ビート周波数は毎秒6.8サイクルとな
り、ここでDはファイバーリング共振器18の直径であ
り、nはファイバーの屈折率であり、λはレーザー波の
波長である。図4および5から生じる、毎秒14サイク
ルの周波数差は、予想されたように、地球の角速度の水
平成分に対応する周波数の2倍である。
ザによって与えられるミキサー52の出力信号のフーリ
エスペクトルを示し、ブリリュアンリングレーザージャ
イロの入力軸が北と整列されたもの(図4)とこの入力
軸が南と整列されたもの(図5)とである。測定値(ド
イツ、ユーバーリンゲン)において、地球の角速度の水
平成分は丁度毎時10°である。D/n λの換算係数
で、D=27cm、n=1.45およびλ=1.32μ
mであれば、ビート周波数は毎秒6.8サイクルとな
り、ここでDはファイバーリング共振器18の直径であ
り、nはファイバーの屈折率であり、λはレーザー波の
波長である。図4および5から生じる、毎秒14サイク
ルの周波数差は、予想されたように、地球の角速度の水
平成分に対応する周波数の2倍である。
【0036】図6を参照して、ファイバーリング共振器
18の面に対して法線方向の、図3のブリリュアンリン
グレーザージャイロの入力軸は、連続して、南の位置、
西の位置、北の位置、東の位置、そして再び北の位置に
動く。図6は、周波数−電圧コンバータ60によって与
えられる周波数に依存する電圧を時間の関数として示
す。過渡状態を除いて、縦座標の方向に互いに偏位した
実質的に真直ぐな波形が存在する。東西に整列されたジ
ャイロから得られる信号波形に対して南北に整列された
ジャイロで得られる波形の偏位は、実質的に理論値に等
しい。信号の波形にドリフトが重ねられている。このド
リフトは、なかでも温度変化によるものである。ファイ
バーリング共振器18の屈折率および長さは、温度の関
数である。
18の面に対して法線方向の、図3のブリリュアンリン
グレーザージャイロの入力軸は、連続して、南の位置、
西の位置、北の位置、東の位置、そして再び北の位置に
動く。図6は、周波数−電圧コンバータ60によって与
えられる周波数に依存する電圧を時間の関数として示
す。過渡状態を除いて、縦座標の方向に互いに偏位した
実質的に真直ぐな波形が存在する。東西に整列されたジ
ャイロから得られる信号波形に対して南北に整列された
ジャイロで得られる波形の偏位は、実質的に理論値に等
しい。信号の波形にドリフトが重ねられている。このド
リフトは、なかでも温度変化によるものである。ファイ
バーリング共振器18の屈折率および長さは、温度の関
数である。
【図1】ファイバーリング共振器の外で発生するフィー
ドバック成分を減衰するために、ポンプレーザー供給フ
ァイバーに光アイソレータが設けられ、重ね合せ方向づ
けカプラの供給ファイバーの1つに搬送波抑圧・側波帯
変調のための位相変調器が設けられる、ブリリュアンリ
ングレーザージャイロを示す概略図である。
ドバック成分を減衰するために、ポンプレーザー供給フ
ァイバーに光アイソレータが設けられ、重ね合せ方向づ
けカプラの供給ファイバーの1つに搬送波抑圧・側波帯
変調のための位相変調器が設けられる、ブリリュアンリ
ングレーザージャイロを示す概略図である。
【図2】ファイバーリング共振器の外で生じるフィード
バック成分を減衰するために、ポンプレーザー供給ファ
イバーに光アイソレータが設けられ、重ね合せ方向づけ
カプラの供給ファイバーに光アイソレータがさらに設け
られる、ブリリュアンリングレーザージャイロの概略図
である。
バック成分を減衰するために、ポンプレーザー供給ファ
イバーに光アイソレータが設けられ、重ね合せ方向づけ
カプラの供給ファイバーに光アイソレータがさらに設け
られる、ブリリュアンリングレーザージャイロの概略図
である。
【図3】2色リングレーザージャイロの形態でブリリュ
アンリングレーザージャイロを用いて地球の角速度を決
定するための実験的構成の概略図である。
アンリングレーザージャイロを用いて地球の角速度を決
定するための実験的構成の概略図である。
【図4】ブリリュアンリングレーザージャイロの北の位
置において図3の実験的構成で得られるフーリエスペク
トルを示す図である。
置において図3の実験的構成で得られるフーリエスペク
トルを示す図である。
【図5】ブリリュアンリングレーザージャイロの南の位
置において図3の実験的構成で得られるフーリエスペク
トルの図である。
置において図3の実験的構成で得られるフーリエスペク
トルの図である。
【図6】南→西→北→東→北の位置における図3の実験
的構成におけるブリリュアンリングレーザージャイロの
信号の周波数−アナログ表現の図である。
的構成におけるブリリュアンリングレーザージャイロの
信号の周波数−アナログ表現の図である。
12 ポンプレーザー 14 ポンプレーザー 16 カプラ 18 ファイバーリング共振器 20,22 ポンプレーザー供給ファイバ 40 位相変調器 42,44 光アイソレータ
Claims (10)
- 【請求項1】 (a) 一連の共振周波数を有するファ
イバーリング共振器(18)を含み、隣接する共振周波
数は自由スペクトル領域だけ異なり、さらに(b) 反
対方向に前記ファイバーリング共振器(18)内を伝播
する2つのポンプレーザー波を発生させるための手段を
含み、前記ポンプレーザー波の周波数は、前記ファイバ
ーリング共振器(18)の共振周波数と一致し、前記自
由スペクトル領域の整数倍だけ異なり、それによって、
異なる周波数の2つの反対方向のブリリュアンリングレ
ーザーが、刺激されたブリリュアン散乱によって前記フ
ァイバーリング共振器(18)内で励起され、さらに
(c) 前記ファイバーリング共振器の外で生じ、前記
ファイバーリング共振器に戻される波のフィードバック
成分を減衰するための手段(40;42,44;46,
48)を含む、ブリリュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項2】 反対方向に前記ファイバーリング共振器
(18)内を伝播する2つのポンプレーザー波を発生さ
せるための前記手段が、2つのポンプレーザー(12,
14)とポンプレーザー波を前記ファイバーリング共振
器に結合させるための手段とを含み、 ポンプレーザー波を前記ファイバーリング共振器に結合
させるための前記手段が、前記ポンプレーザー波を受け
て順方向に導くように構成されるポンプレーザー供給フ
ァイバー(20,22)と、前記供給ファイバー(2
0,22)およびファイバーリング共振器(18)を結
合させるためのカプラ手段(16)とを含み、 2つの方向づけカプラ供給ファイバー(26,32)を
備えた重ね合せ方向づけカプラ(28)を含む別個の導
波路網をさらに含み、前記方向づけカプラ供給ファイバ
ーは、分岐手段(24,30)を介して、反対方向に前
記ファイバーリング共振器(18)内を伝播するブリリ
ュアンリングレーザー波からのレーザー光ビームを重ね
合せるための前記ポンプレーザー供給ファイバー(2
0,22)と結合され、前記レーザー光ビームは、前記
カプラ手段(16)を介して前記ポンプレーザー波供給
ファイバー(20,22)に取出され、前記順方向とは
逆の戻り方向に前記ポンプレーザー波供給ファイバー内
を伝播する、請求項1に記載のブリリュアンリングレー
ザージャイロ。 - 【請求項3】 前記取出されたレーザー光ビームを重ね
合せるための前記導波路網が、前記重ね合せ方向づけカ
プラ(28)の1つの方向づけカプラ供給ファイバー
(26)内の位相変調器(40)を含み、前記位相変調
器は、ファイバーリング共振器に向かう方向において後
方フラックスを大きく減衰し、搬送波を抑圧する位相変
調を与えるように変調される、請求項2に記載のブリリ
ュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項4】 フィードバック成分を減衰させるための
前記手段が、光の通過の透過率の高い方向と透過率の低
い方向とを有する光アイソレータ(46、48)を含
み、前記重ね合せ方向づけカプラ(28)の前記方向づ
けカプラ供給ファイバー(26,32)の各々に、前記
光アイソレータ(46,48)が1つ配置され、前記光
アイソレータの透過率の高い方向は、前記重ね合せ方向
づけカプラに向かう方向である、請求項2に記載のブリ
リュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項5】 フィードバック成分を減衰させるための
前記手段が、光の通過の透過率の高い方向と透過率の低
い方向とを有する光アイソレータ(46,48)を含
み、前記重ね合せ方向づけカプラ(28)の前記方向づ
けカプラ供給ファイバー(26,32)の各々に、前記
光アイソレータ(46,48)が1つ配置され、前記光
アイソレータの透過率の高い方向は、前記重ね合せ方向
づけカプラに向かう方向である、請求項3に記載のブリ
リュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項6】 ポンプレーザー供給ファイバーから戻り
結合されたブリリュアンリングレーザー光の割合を最小
にするための手段をさらに含む、請求項4に記載のブリ
リュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項7】 ポンプレーザー供給ファイバー(20,
22)から戻り結合されたブリリュアンリングレーザー
光の割合を最小にするための前記手段が、前記ポンプレ
ーザー供給ファイバー(20,22)と前記ファイバー
リング共振器(18)との間の前記カプラ手段(16)
の結合係数が、前記ポンプレーザー供給ファイバー(2
0,22)における所与のポンプパワーで、安定したリ
ングレーザー動作のために丁度必要なだけのポンプパワ
ーがファイバーリング共振器に供給される程度に低いこ
とを含む、請求項6に記載のブリリュアンリングレーザ
ージャイロ。 - 【請求項8】 ポンプレーザー供給ファイバー(20,
22)から戻り結合されたブリリュアンリングレーザー
光の割合を最小にするための前記手段が、通過の透過率
の高い方向と透過率の低い方向とを有する前記ポンプレ
ーザー供給ファイバー(20,22)に配置される光ア
イソレータ(42,44)を含み、通過の透過率の高い
方向は前記ファイバーリング共振器(18)に向かう方
向であり、前記光アイソレータはそれらの透過率の低い
方向において後方フラックスの高い減衰を有する、請求
項6に記載のブリリュアンリングレーザージャイロ。 - 【請求項9】 ポンプレーザー供給ファイバー(20,
22)から戻り結合されたブリリュアンリングレーザー
光の割合を最小にするための前記手段が、後方散乱を最
小にするための手段を含む、請求項6に記載のブリリュ
アンリングレーザージャイロ。 - 【請求項10】 前記ポンプレーザー供給ファイバー
(20,22)が、一方のポンプレーザー(12)から
他方のポンプレーザー(14)に延びる単一のファイバ
ー(10)の端部によって形成され、前記単一のファイ
バー(10)は、その中央部で、前記カプラ手段(1
6)を表わすカプラを介して前記ファイバーリング共振
器(18)と結合される、請求項2に記載のブリリュア
ンリングレーザージャイロ。
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DE4407348A DE4407348A1 (de) | 1994-03-05 | 1994-03-05 | Brillouin-Ringlaserkreisel |
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- 1995-02-28 US US08/396,033 patent/US5517305A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-03 JP JP7043794A patent/JPH0850023A/ja not_active Withdrawn
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