JPH084912A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JPH084912A
JPH084912A JP13549194A JP13549194A JPH084912A JP H084912 A JPH084912 A JP H084912A JP 13549194 A JP13549194 A JP 13549194A JP 13549194 A JP13549194 A JP 13549194A JP H084912 A JPH084912 A JP H084912A
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JP
Japan
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valve
cylinder
valve body
cover
rod
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JP13549194A
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English (en)
Inventor
Tokunori Hagiwara
原 得 範 萩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレスト弁を使用してもシリンダ圧力によっ
て弁体が必要以上に食い込ませないようにして、しかも
操作性を極めて容易とする。 【構成】 弁ケース1の上部にカバー2を取付け、カバ
ー2の上部にシリンダ取付台4を介して流体圧シリンダ
6を設け、弁ケース1およびカバー2に弁体10を内装
し、弁体10とシリンダ6のロッド6aを連結してロッ
ド6aの上下動により弁体10を開閉するようにした仕
切弁において、シリンダ6に操作弁11を一体的に固設
し、操作弁11には弁体10の開閉操作可能なレバー1
0aを設けて操作を容易とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタンカー等の多
数の仕切りのある船倉にそれぞれ積まれたオイルを船外
に搬送するために用いられる弁装置に係り、特に単体ユ
ニットシリンダ操作のフレスト弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から船倉にあるオイル等の船外への
搬送には、各仕切り毎に設けられた通常の仕切り弁、ま
たはフレスト弁(シート面をパッキンとして弁体を2つ
割りとした仕切り弁をいう)を開閉して行われている
が、これら仕切り弁の開閉にはそれぞれの弁の頭部に設
けられた大きなハンドルを手の操作により左右の何れか
の方向に回すことにより行うようにしているために、操
作が重く、重労働を伴うものであった。
【0003】しかして上述の仕切り弁の開閉を容易にす
る改善策として、近年では仕切り弁に油圧、または空圧
シリンダを設け、このシリンダのロッドを伸縮させて弁
体のオイルの通路を開閉するようにしたものがある。こ
れよればシリンダの操作により弁体のハンドルを従来の
ように人力によって操作することなく、しかも遠方より
開閉操作ができる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら通常の仕
切り弁を使用してシリンダ圧力で開閉する場合、 1)弁体そのものが楔状の構造であるため、閉めたまま
にして置くと食い込み状態となってしまい、つぎに弁体
を開く場合には食い込み状態を外すための余計な力が必
要となり、そのための増圧装置を新たに設けなければな
らない。
【0005】2)この点フレスト弁使用の場合は、弁体
が楔状でないために増圧装置は不要であるが、シリンダ
圧力によって弁体を必要以上に食い込ませ過ぎるため、
弁体を痛めてしまうことがある。
【0006】3)また、設備として油圧、または空圧シ
リンダのほか、ポンプ、弁の開閉測定機器、操作集合機
器等の大掛かりな装置が必要となる。
【0007】4)さらに、油圧や空圧シリンダ設備の操
作も複雑であり、慣れないものには操作ができず、その
うえ設備が大掛かりのために小型の船舶には適用できな
いという欠点もあった。
【0008】本発明はこれに鑑み、フレスト弁を使用し
てもシリンダ圧力によって弁体が必要以上に食い込ませ
過ぎを生じないようにし、しかも操作性を極めて容易と
した弁装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図る
ことを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、弁ケースの上部にカバーを取付けるととも
に、該カバーの上部にシリンダ取付台を介して流体圧シ
リンダを設け、該弁ケースおよびカバー内に弁体を内装
し、該弁体と前記シリンダのロッドを連結して該ロッド
の上下動により前記弁体を開閉するようにした仕切弁に
おいて、前記シリンダに操作弁を一体的に固設し、該操
作弁には前記弁体の開閉操作可能なレバーを設けて操作
を容易とするものである。
【0010】また、前記シリンダ取付台には前記シリン
ダのロッドの閉弁時のストロークを規制するストッパを
設けるようにしたものである。
【0011】さらに、前記操作弁には上流側に前記シリ
ンダへの流路を閉鎖する止め弁を設けて弁体を任意の位
置に停止させることができるようにしたものである。
【0012】その上、前記弁装置には1つの圧力供給源
からの各圧力供給用と戻り用の配管を連結する集合筒を
設置して、この集合筒を経由して複数の弁装置の流体圧
シリンダへ供給配管およびシリンダからの排出配管を接
続することにより、それぞれの弁装置を個々に操作する
ことができる。
【0013】
【作用】上記構成によれば、流体シリンダに操作弁を固
設して、操作弁には操作可能なレバーを設けたことによ
り、軽い操作で弁体の開閉が行える。そして弁体の必要
以上の食い込みを防止するため、シリンダストローク途
中にストッパを設けることにより弁体の微調整が行え
る。また、前記操作弁にはシリンダの動きがロックされ
る止め弁を設けてあるので、必要時、弁体を任意の位置
に停止させ異常の有無を確認することができる。さらに
多数ある弁装置の弁体の操作は集合筒を設置したことに
より、ここに各圧力供給用と戻り用の配管を集合させ、
ポンプ1台からの分配供給により複数の弁体の開閉操作
を操作レバー1本で行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明を各図面に示す実施例を参照し
て説明する。
【0015】図1および図2は本発明にかかる弁装置の
正面および側面図で、図1の左右および図2の左右はそ
れぞれ縦方向の中心線により仕切られて異なった部分が
示されている。
【0016】図1および図2に示すように、下部に置か
れた弁ケース1と、その上部のカバー2とはそれぞれの
フランジ部においてボルトおよびナット等の締結手段3
により締結されて一体となっている。カバー2の上部に
はシリンダ取付台4があって、それぞれのフランジ部に
おいてボルトおよびナット等の締結手段5により締結さ
れている。シリンダ取付台4の上部には流体圧シリンダ
(以下単にシリンダという)6が、ロッド6aを垂下す
る方向に竪形に設けられ、シリンダ6は下部において前
記シリンダ取付台4の上部にボルトおよびナット等の締
結手段7により一体に固着されている。
【0017】前記弁ケース1およびカバー2内は空洞に
形成され、弁ケース1の左右側面は、例えばタンカー等
の船倉内のオイルの通路8になっており、端面にはフラ
ンジ部が形成されて、この部分に図示しない同径のフラ
ンジを有する配管を連結することにより、弁ケース1の
左右側にあるオイルをここで連通させることができるよ
うになっている。このオイルの流れを遮断するために、
弁ケース1の内部にはシート面がパッキン9で構成され
た2つ割りの円形状の弁体10(仕切り弁)が上下動可
能に配置されている。
【0018】しかしてこの弁体10の上部にはシリンダ
取付台4の内部を通して垂下した前記シリンダ6のロッ
ド6aの端部が連結されているため、ロッド6aのスト
ロークに応じて弁体10が下降すると通路8は閉鎖さ
れ、上昇すると弁ケース1の左右通路8は開口できるよ
うになっている。前記シリンダ6の下端の取付座6bに
は操作弁11が一体的に固着され、この操作弁11には
図示しない圧力供給源からのオイル、またはエヤ等の流
体を供給するための一対の配管12,12がシリンダ6
に連結されている。操作弁11にはこれを操作するため
のレバー11aが設けられている。
【0019】したがってレバー11aを操作すると圧力
供給源からの流体は一対の配管12のうちの一方に供給
されて弁体10を開閉何れかに作動するとともに、戻り
の流体は他方から排出されるので操作はスムーズに行え
る。なお、シリンダ取付台4側には開閉目盛り板13
が、また、ロッド6aの外周には外嵌するコマ14が固
着されて、コマ14の大径部には開閉目盛り板13に近
接してインジケータ15が設けられており、ロッド6a
の移動でインジケータ15が上下移動した場合、対応す
る開閉目盛り板13により弁体10の開閉状況が目視で
きる。
【0020】また、シリンダ取付台4の下部には、前記
ロッド6aを貫通する穴を有する板状のストッパ16が
シリンダ取付台4の内側にボルト等の締結手段17によ
り固着されている。したがってロッド6aに外嵌された
前記コマ14の先端が下降してストッパ16に接触する
とロッド6aはここで下降が停止する。これによりロッ
ド6aが必要以上のストロークにより下降して弁体10
が食い込み状態となるのを防止することができる。
【0021】さらに、前記操作弁11には止め弁18が
固着されており、この止め弁18を遮断する方向に操作
すると、圧力供給源からの流体の供給路が絶たれるの
で、弁体10はどの位置にでも止めて置くことができ
る。そして止められた位置は前記のようにインジケータ
15により開閉目盛り板13を介して目視することがで
きる。
【0022】以上の説明は弁装置が1個の場合である
が、弁装置が少なくとも2個以上のときにも本発明を適
用することができる。すなわち、図3に示すように圧力
供給源である流体ポンプ19からの圧力流体を配管21
により集合筒22に供給し、集合筒22から必要とする
弁装置20の止め弁18まで配管23を通して供給され
ている。したがって操作レバー11aを操作すると弁装
置20内の弁体10はシリンダ6の作動により開閉され
ることになり、弁ケース1に通ずる例えばタンカー等の
船倉にあるオイルがこの弁装置20により船外に適宜量
を搬送することができる。そしてシリンダ6の戻り流体
は操作弁11から配管24を経て別の集合筒25に戻さ
れ、ここからタンク26を経て再び流体ポンプ19に吸
い込まれる。
【0023】この場合、図示のように集合筒22にそれ
ぞれの各弁装置に至る供給口271,272 ,273
274 ,…を設け、配管23、231 ,232 ,233
…によりそれぞれの止め弁18に連結して置けば、必要
な個所の弁装置の弁体10の操作はその止め弁18を開
くことにより可能となる。同様に集合筒25には戻り口
281 ,282 ,283 ,284 …を設け、配管24、
241 ,242 ,243 …を各操作弁の戻り口にそれぞ
れ連結して、戻り流体は集合筒25から配管29により
タンク26へ戻すようにすればよい。
【0024】たがって流体ポンプ19は1個であっても
必要に応じ所望の弁装置を順序不動で作動させることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
にそれぞれ示すような効果が得られる。
【0026】1)弁体の開閉をシリンダに近い位置に操
作弁を設け、その操作弁をその場で操作してシリンダを
作動させるようにしたから、誰にでも労力を要せず容易
に操作ができる。
【0027】2)シリンダのストローク途中にストッパ
を設けたから、従来のようにストロークエンドまで作動
して弁体を食い込ませるような不具合は解消される。
【0028】3)操作弁に近接して止め弁を設けたから
止め弁を閉めることにより圧力供給源からの圧力が遮断
され、シリンダストロークはその場でロックされ、弁体
もその位置に停止できる。
【0029】4)前3項の弁開閉位置は何れも目視によ
り確認できる。
【0030】5)さらに、それぞれの弁装置の開閉作動
はそれぞれの圧力を1つの集合筒に集合させたことによ
り、1つの圧力供給源で行うことができ、設備も大幅に
節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる弁装置の正面から見た外観およ
び断面図。
【図2】図1の側面から見た外観および断面図。
【図3】本発明にかかる弁装置を集合筒を介して操作す
るための配管図。
【符号の説明】
1 弁ケース 2 カバー 4 シリンダ取付台 6 シリンダ 6a ロッド 10 弁体(仕切り弁) 11 操作弁 11a レバー 14 コマ 15 ストッパ 18 止め弁 19 圧力供給源 20 弁装置 22 集合筒 23,231 ,232 ,233 ,… 供給配管 24,241 ,242 ,243 ,… 排出配管 25 集合筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁ケースの上部にカバーを取付けるととも
    に、該カバーの上部にシリンダ取付台を介して流体圧シ
    リンダを設け、該弁ケースおよびカバー内に弁体を内装
    し、該弁体と前記シリンダのロッドを連結して該ロッド
    の上下動により前記弁体を開閉するようにした仕切弁に
    おいて、前記シリンダに操作弁を一体的に固設し、該操
    作弁には前記弁体の開閉操作可能なレバーを設けたこと
    を特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】前記シリンダ取付台には前記シリンダのロ
    ッドの閉弁時のストロークを規制するストッパを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の弁装置。
  3. 【請求項3】前記操作弁には上流側に前記シリンダへの
    流路を閉鎖する止め弁を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の弁装置。
  4. 【請求項4】前記弁装置には1つの圧力供給源からの各
    圧力供給用と戻り用の配管を連結する集合筒を設置し、
    この集合筒を経由して複数の弁装置の流体圧シリンダへ
    供給配管およびシリンダからの排出配管を接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の弁装置。
JP13549194A 1994-06-17 1994-06-17 弁装置 Pending JPH084912A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13549194A JPH084912A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 弁装置

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JP13549194A Pending JPH084912A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 弁装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125751A1 (ko) * 2012-02-24 2013-08-29 주식회사 디에이치콘트롤스 오작동이 발생 되지 않는 수심 속에 사용되는 밸브
CN113007419A (zh) * 2021-03-25 2021-06-22 黑龙江省穆棱市电站阀门有限责任公司 一种快速启闭闸阀

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136417A (en) * 1976-05-10 1977-11-15 Danfoss As Slide valve

Patent Citations (1)

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