JPH0847494A - 音波診断風呂 - Google Patents

音波診断風呂

Info

Publication number
JPH0847494A
JPH0847494A JP36139291A JP36139291A JPH0847494A JP H0847494 A JPH0847494 A JP H0847494A JP 36139291 A JP36139291 A JP 36139291A JP 36139291 A JP36139291 A JP 36139291A JP H0847494 A JPH0847494 A JP H0847494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
human body
bathtub
vibration
sound
diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36139291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Inoue
潔 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INR Kenkyusho KK
Original Assignee
INR Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INR Kenkyusho KK filed Critical INR Kenkyusho KK
Priority to JP36139291A priority Critical patent/JPH0847494A/ja
Publication of JPH0847494A publication Critical patent/JPH0847494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 疾病の第1次の感覚異常を容易に診断するこ
とができる装置を提供する。 【構成】 人体の運動的応答周波数の音波・振動を発生
する発振器(A,B,C‥‥)はバスタブ(1)に設
置、入浴中の人体(1)に前記音波・振動(5Hz〜1
50Hz)を作用する。診断部位で反射もしくは診断部
位を透過伝播する波は、同じくバスタブ(1)に設置さ
れた受振器(A′,B′,C′‥‥) で受信される。
受信データはデータ処理装置5で予め検査収録の上、メ
モリに貯蔵された人体感覚情報と比較判定される。NC
装置4により発振器(A,B,C‥‥)と受振器
(A′,B′,C′‥‥)の切り換え選択が行われ、バ
ス中に浸った人体各部の診断が自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスタブ内で生物音波
を利用して診断する風呂に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の診断に超音波画像診断装置
等により、生体の綿密な断層情報をとることが行われて
いる。疾病成立の順序としては第1に感覚異常、次いで
機能障害を起こし、最後に器質異常に進むとされている
が、前記超音波画像診断では第1の感覚異常を診断する
ことができない。この感覚異常は運動系の歪みに由来す
るということから、例えば肩が凝る、だるい、かぜっぽ
い、めまい等の感覚異常が生体からの情報として現れ、
この痛みによって引き起こされる異常感覚が何らかの内
的な変化を警告していると思われるが、これを無視する
と機能障害とか器質異常に進んでしまう。従来の診断方
法、装置では、この体の歪みによる異常を検出診断する
ことができなかった。又、前記超音波診断において、ア
クチェーターとかセンサを人体の診断部位に密着結合さ
せて、接触部での損失、誤差を少なくして診断すること
も極めて困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した疾
病の第1次の感覚異常を容易に診断することができる装
置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】バスタブに人体の運動的
応答周波数の振動波を作用する振動発生器と、診断部位
を反射もしくは透過伝播してくる波を受ける受振器とを
設け、他方において前記受振器の受信データをフーリェ
変換等の演算処理をし、且つ人体感覚情報との比較判定
をするデータ処理装置を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】前記のように本発明は、人体の運動的応答周波
数の振動を用いるから、骨の組み合わせ、臓器等の微妙
な変化を容易に診断することができる。装置の構成はバ
スタブに前記振動を作用する振動発生器と、診断部位を
反射もしくは透過伝播してくる波を受ける受振器とを設
けたものであるから、水中を通して波を伝播させること
によって伝播中の損失劣化を伴うことなく極めて高感度
の振動の発受振をすることができ、したがってこれによ
り診断精度も向上する。前記受振器の受信データをフー
リェ変換等の演算処理をし、且つ人体感覚情報との比較
判定をするデータ処理装置を設けて成るものであるか
ら、感覚異常とか人体の不定愁訴等の検定値、又は関数
値との相関を的確に把握することができ、その後の治療
効果に役立てることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面の一実施例により本発明を説明す
る。図1において、1はバスタブでお湯2の中にからだ
3を浸すようになっている。お湯の中ではリラックスで
き、極めてリラクゼーションにしたることができる。A
は背中側から音波を作用する発振器、A′が足側から伝
播する音・波動を受ける受音器で、いずれもバスタブの
壁面に固定されている。作用する音は人体の運動的応答
周波数の音波・振動で、通常5Hz〜150Hz程度の
充分低周波帯を作用する。図2はバスタブの上面図で、
バスタブの横方向にも発音器B、C、D‥‥及び受音器
B′、C′、D′‥‥が設けられている。4はNC制御
装置で、メモリした信号にしたがって各発音器A、B、
C‥‥に信号を送り、受音器A′、B′、C′‥‥から
の検出データを切り換え受信する。5は受信データの演
算処理をし、且つ人体感覚情報との比較判定をするデー
タ処理装置で、CPU、MPUが用いられ、ROM、R
AMメモリ6に演算命令とか指令情報等が貯蔵され、
又、予め検出した人体感覚情報等が貯蔵されている。
【0007】NC制御装置4により発音器及び受音器の
切り換え選択が行われ、バス中に浸った人体各部の診断
が自動的に行われる。勿論、この制御は手動によって診
断部位を選択することができる。今、発音器Aによって
背中に作用した音波は、身体3を透過伝播して受音器
A′により検出される。作用音波は人体の運動的応答周
波数の低周波5〜150Hzであるから、その透過伝播
特性により身体の骨、臓器等の微妙な状態変化を知るこ
とができる。受音器A′で受信したデータはNS装置4
から処理装置5に加えられ、一旦アドレス指定で順次記
憶されこの記憶データを順次アドレスにしたがって読み
出し演算処理する。この処理は例えばフーリェ変換が行
われ、フーリェ変換によって分析の伝達関数を求めるこ
とができる。即ち、検出データは複雑な周期的振動であ
り、フーリェ変換によって振動数の整数倍の振動数を有
する多数の単振動に分解することができ、この分解振動
のピーク値を求めることによって人体感覚との相関を求
めることができる。即ち、骨組織とか組み合わせに異常
がない正常人の場合はピーク周波数が高い方に位置し、
骨粗症等の異常者は周波数が低くなり、骨の密度差を反
映して変化するからこの人体感覚(不定愁訴を含む)の
情報を予めメモリして貯蔵しておくことにより、前記演
算結果を対比して相関する感覚情報を抽出判定すること
ができる。この判定結果はCRT7による表示、或いは
プリンタによるプリントアウトによって知ることができ
る。
【0008】以上の操作による身体の各部の診断は、N
C制御装置4により発音器と受音器の切り換え選択によ
り次々に判定をすることによって、身体全体の判定がで
きる。バスタブ1内の湯2中に浸った身体3には、発音
器及び受音器が直接接触しなくても作用伝播する音波は
歪み損失することなく伝播することができ、又、身体全
体に亘って同一の伝播特性を有するから、各部の診断判
定を極めて正確に行うことができる。又、風呂につかっ
た状態では最もリラックスでき、骨間に張られた筋肉の
緊張がほぐれ、このリラックス状態では二骨間の骨自体
の状態、骨と骨の組み合わせ状態等を精密に判定するこ
とができる。診断箇所では足の骨、下腿骨、大腿骨、膝
関節、肢関節、骨盤、腰椎、胸椎、肋骨、そこに容れる
諸内臓、肩甲骨、頸椎、脳頭蓋、顔面頭蓋等、更に足、
手、腰、内臓などがあり、この人体の歪みの判定により
不定愁訴ならずにそれ以前の身体感覚の異常などを察知
することができる。
【0009】いずれの異常も、所要の部位の発音器及び
受音器により低周波の応答周波数の音波を作用し、診断
部位を反射もしくは透過伝播してくる過渡応答変位振動
の検出により、音の伝播特性が関節の緩み、骨の密度等
によって差異があり周波数特性が相違してくるから、こ
の相違を高速フーリェ変換によって従属伝達関数を求め
るなどの処理を行い、その処理結果を人体感覚等の検定
値、又は関数値との相関を求めることにより正確な診断
ができることになる。尚、発音器から加える音波は周波
数、振幅、継続時間等を任意に設定できるようにして、
診断部位により、又、正常人とか軽症、重症人とかによ
って最適値の選択、照射、検出が行えるようにし、正確
な診断をすることができる。又、検出データの解析には
周波数特性のみではなく、エネルギーの時間的変化、強
度、波長パルス幅とかスペクトル強度の時間的変化、強
度変化、波長変化、その他の特性を求め、これを蓄積情
報の検定値、又は関数値との相関を把握し診断すること
ができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明は、人体の運動的応
答周波数の音波・振動を用いるから、骨の組み合わせ、
臓器等の微妙な変化を容易に正確に診断することができ
る。装置の構成はバスタブに前記音波・振動を作用する
発振器と、診断部位を反射もしくは透過伝播してくる波
を受ける受振器とを設けたものであるから、水中を通し
て波を伝播させることによって伝播中の損失劣化を伴う
ことなく極めて高感度の波動の発受信をすることがで
き、これにより診断の正確度を高めることができる。
又、お湯の中でリラックス状態で測定できるので、この
点からも検出精度を高めることができる。又、前記受振
器の検出データをフーリェ変換等の演算処理をし、且つ
人体感覚情報との比較判定をするデータ処理装置を設け
て成るものであるから、感覚異常とか人体の不定愁訴等
の検定値、又は関数値との相関を的確に把握することが
でき、その後の治療効果に役立てることができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例構成図である。
【図2】本発明の一部の上面図である。
【符号の説明】
1 バスタブ 2 湯 3 人体 4 NC制御装置 5 データ処理装置 A,B,C‥‥ 発音器 A′,B′,C′‥‥ 受音器
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 音波診断風呂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスタブに人体の運動的応答周波数の振
    動を作用する振動発生器と、診断部位を反射もしくは透
    過伝播してくる波を受ける受振器とを設け、他方におい
    て前記受振器の受信データをフーリェ変換等の演算処理
    をし、且つ人体感覚情報との比較判定をするデータ処理
    装置を設けたことを特徴とする音波(振動)診断風呂。
JP36139291A 1991-12-26 1991-12-26 音波診断風呂 Pending JPH0847494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36139291A JPH0847494A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 音波診断風呂

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36139291A JPH0847494A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 音波診断風呂

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847494A true JPH0847494A (ja) 1996-02-20

Family

ID=18473394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36139291A Pending JPH0847494A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 音波診断風呂

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0847494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506485A (ja) * 2009-10-02 2013-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 媒体を通した信号の送信

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506485A (ja) * 2009-10-02 2013-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 媒体を通した信号の送信

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2965153B2 (ja) 骨の状態を生体において評価する超音波評価方法及び装置
US4926870A (en) Method and apparatus for ultrasonic analysis of bone strength in vivo
JP2885377B2 (ja) 超音波密度計測装置
US6364849B1 (en) Soft tissue diagnostic apparatus and method
US5042489A (en) Ultrasonic densitometer device and method
US7976468B2 (en) Soft tissue diagnostic apparatus and method
Kubo et al. Ultrasound elastography for carpal tunnel pressure measurement: A cadaveric validation study
US5902240A (en) Method and apparatus for osteoporosis diagnosis
JPH08506740A (ja) 骨密度測定方法及び装置
JP5090465B2 (ja) 動脈硬化診断装置
JP2011520534A (ja) 生物上の骨格系観察方法
US20060253025A1 (en) Ultrasonic Bone Assessment Apparatus and Method
Yamamoto et al. Shear wave velocity measurement of upper trapezius muscle by color Doppler shear wave imaging
KR20080078059A (ko) 조사 위치 확인 기능을 갖는 의료용 초음파 장치
JPH08280671A (ja) 超音波骨評価装置
JPH0847494A (ja) 音波診断風呂
Ghavami et al. Pulsed vibro-acoustic method for assessment of osteoporosis & osteopenia: A feasibility study on human subjects
Ryder et al. A possible method of monitoring bone fracture and bone characteristics using a noninvasive acoustic technique
JPH05176924A (ja) 音波診断装置
JP4171121B2 (ja) 骨強度測定方法及び装置
Razaghi et al. Neural network analysis of bone vibration signals to assesses bone density
WO2024172039A1 (ja) 超音波診断装置、形状推定装置および当該装置を含むシステム
Hongo et al. Estimation of the location of intracranial vascular diseases using several sensors
GB2404024A (en) Measuring biomechanical properties of joints using ultrasound
RU2289317C2 (ru) Способ регистрации биомеханических свойств длинных трубчатых костей