JPH0847007A - 本配線盤 - Google Patents

本配線盤

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JPH0847007A
JPH0847007A JP17406994A JP17406994A JPH0847007A JP H0847007 A JPH0847007 A JP H0847007A JP 17406994 A JP17406994 A JP 17406994A JP 17406994 A JP17406994 A JP 17406994A JP H0847007 A JPH0847007 A JP H0847007A
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JP
Japan
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wiring board
link
cable
electronic exchange
present
Prior art date
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Application number
JP17406994A
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English (en)
Inventor
Yutaka Furukawa
裕 古川
Hidemasa Yoshie
英昌 吉江
Shunji Kobayashi
俊二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Tamachi Denki KK
Original Assignee
NEC Corp
Tamachi Denki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本配線盤の小型化を図ると共に、加入者の接
続/切断作業を効率よく行えるようにする。 【構成】 局外ケーブル2と電子交換機側ケーブル4a
との間に、入線と出線とがリンクを介して接続される1
次〜3次のリンク構成部23,31,32を介装した。
各リンク構成部にショート部材を挿抜させることによっ
て加入者と電子交換機との接続/切断が可能になるか
ら、ジャンパー線が不要になる。このため、接続/切断
作業の効率化を図れると共に、本配線盤にジャンパー線
配線用空間を確保する必要がなくなって小型化を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換に用いる電子
交換機の局外ケーブルと局内機器との間に設ける本配線
盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の本配線盤としては、例え
ば図12に示すように構成されたものがある。図12は
従来の本配線盤の回路図で、同図において符号1は従来
の本配線盤を示す。
【0003】この本配線盤1は、局外ケーブル2を接続
するためのターミナルブロック3と、電子交換機4のケ
ーブル4aが接続されるリセプタクル群5と、前記ター
ミナルブロック3とリセプタクル群5とを接続するジャ
ンパー6等から構成されていた。前記ターミナルブロッ
ク3やリセプタクル群5は、ワイヤラッピング等の接続
手法により局外ケーブル2や電子交換機側ケーブル4a
が接続される構造になっていた。また、ターミナルブロ
ック3はジャンパー線6の一端も接続されるように構成
されていた。
【0004】前記リセプタクル群5は、落雷や電力線混
触による異常電圧・電流から局区内機器を防護するため
のプロテクタモジュール7が装着されると共に、ジャン
パー線6の他端が接続されるように構成されていた。
【0005】そして、この本配線盤1では、前記ターミ
ナルブロック3を不図示の架枠の表面側に配置すると共
に、リセプタクル群5をこの架枠の裏面側に配置して両
者が一体的になるように構成されていた。
【0006】このように構成された従来の本配線盤1
は、電子交換機4の据え付け工事段階で架枠を組立て、
その後、各々別個に輸送されたターミナルブロック3や
リセプタクル群5等の付属機器を前記架枠に取付固定し
て組立てられていた。そして、上述したように組立てら
れた本配線盤1に局外ケーブル2や電子交換機側ケーブ
ル4aを接続すると共に、ジャンパー線11を布線して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うにターミナルブロック3やリセプタクル群5等の付属
機器を、据え付け工事が行われる現地で架枠に取付ける
のでは、現地で組立工事のマニュアルや、指導が必要に
なってしまい、現地での組立工数が多くなってしまうと
いう問題があった。
【0008】また、局外ケーブル2と電子交換機4側と
なるリセプタクル群5とを接続するためにジャンパー線
6を使用していたので、加入者側を接続する作業が面倒
であり、その上、ジャンパー線を配線するための空間を
本配線盤1に設けなければならない関係上、小型化する
にも限度があった。加えて、ジャンパー線6は、一端を
架枠の表面側のターミナルブロック3に接続し他端を架
枠の裏面側のリセプタクル群5に接続しなければならな
いので、布線作業が二方向作業になってしまい、作業が
きわめて煩雑になってしまう。
【0009】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、組立工数が少なくかつ加入者の接続
/切断作業を効率よく行える本配線盤をその小型化を図
りつつ得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る本配線
盤は、局外ケーブルと電子交換機側ケーブルとの間に、
1次、2次、3次のリンク構成部を絶縁性の配線基板に
内部布線化したものである。
【0011】第2の発明に係る本配線盤は、第1の発明
に係る本配線盤において、リンク構成部と、ケーブル接
続用コネクタと、局内機器防護用のプロテクタとを同一
基板に実装したものである。
【0012】第3の発明に係る本配線盤は、第1または
第2の発明に係る本配線盤において、リンク構成部を2
つの基板にそれぞれ実装し、前記両基板を、箱体に箱蓋
が開閉自在に連結されてなる収納ケースの箱体と箱蓋に
それぞれ取付けると共に、両リンク構成部どうしを基板
間に架け渡したケーブルを介して接続したものである。
【0013】
【作用】第1の発明によればリンク構成部にショート部
材を挿抜させることによって加入者と電子交換機との接
続/切断が可能になるから、ジャンパー線が不要にな
る。
【0014】第2の発明によれば、リンク構成部、ケー
ブル接続用コネクタおよび局内機器防護用プロテクタが
基板を介して一体的に構成されると共に、基板による内
部布線化が図れるので、電子交換機を据え付ける現地で
これら付属機器を組込なくて済む。
【0015】第3の発明によれば、箱体と箱蓋を開くこ
とによって加入者接続/切断作業が行われ、この作業を
行わないときには箱体と箱蓋を閉じておけるので、本配
線盤を設置するに当たり必要な空間としては、箱体と箱
蓋を閉じた状態での比較的狭い空間で済む。また、箱体
および箱蓋を開くことによってこれらの内部に設けられ
たリンク構成部が露呈されるので、リンク構成部での接
続/切断作業は本配線盤の一側から行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図11
によって詳細に説明する。図1は本発明に係る本配線盤
の回路図、図2は本発明に係る本配線盤の開いた状態で
の正面図、図3は同じく平面図、図4は同じく側断面図
である。図5は本発明に係る本配線盤の閉じた状態での
平面図、図6は同じく側断面図である。図7は本発明に
係る本配線盤の開いた状態での斜視図、図8は1次のリ
ンク構成部に用いる単位マトリックスの構成図、図9は
リンク構成部を拡大して示す断面図で、同図(a)は平
面断面図、同図(b)は(a)図におけるB−B線断面
図、同図(c)は(a)図におけるC−C線断面図であ
る。図10はリンク構成部の配線系統を示す説明図、図
11はリンク構成部の構成図である。これらの図におい
て前記図12で説明したものと同一もしくは同等部材に
ついては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0017】これらの図において、符号11は本発明に
係る本配線盤で、この本配線盤11は、箱体12および
箱蓋13からなる収納ケースと、前記箱蓋13に収納さ
れかつ局外ケーブル2が接続される第1ボード組立体1
4と、前記箱体12に収納されかつ前記第1ボード組立
体14に中継用コネクタ15,16を介してケーブル接
続されると共に電子交換機4側ケーブル4aが接続され
た第2ボード組立体17とから構成されている。
【0018】前記収納ケースは、図2〜図7に示すよう
に、開口形状が長方形状に形成された箱体12の長辺と
なる一側部に、この箱体12の開口部を閉塞する構造の
箱蓋13をヒンジ18(図4)を介して90°開閉自在
に取付けて形成されている。また、箱体12および箱蓋
13の短辺となる側部には図7に示すようにケーブル貫
通穴12a,13aがそれぞれ穿設されている。
【0019】前記第1ボード組立体14は、図2に示す
ように、局外ケーブル2を収容するためのU溝構造を有
するクイッククリップ型コネクタ21と、局内機器防護
用プロテクタ37を縦列および横列に複数配置したプロ
テクタ群22と、1次のリンク構成部23と、この1次
のリンク構成部23に使用するUリンク構造のショート
ピン24(図7)を仮置きするためのストッカー25
と、後述する第2ボード組立体14に接続される中継用
コネクタ15とを絶縁性を有する配線基板26に実装し
て形成されている。そして、この第1ボード組立体14
は、前記配線基板26を箱蓋13に収納固定することに
よって収納ケースに固定されている。
【0020】前記クイッククリップ型コネクタ21は、
図2に示すように、配線基板26における箱蓋13の回
動端側となる側部にその長手方向に沿って一列に複数並
べて配置されている。なお、このクイッククリップ型コ
ネクタ21に接続される局外ケーブル2は、箱蓋13の
ケーブル貫通穴13aから箱蓋13内に挿入されてい
る。
【0021】前記プロテクタ群22は、局内機器防護用
プロテクタ37が前記列状をなすクイッククリップ型コ
ネクタ21に略沿うようにコネクタ21と隣接する位置
に配置されている。なお、本実施例で使用する局内機器
防護用プロテクタ37は、図1に示すように、1加入者
当たり2つのシリコンサージ防護素SSP1 、SSP2
を対地間に使用される一般的なものである。
【0022】前記1次のリンク構成部23は、入線と出
線とが後述するリンクを介して接続される構造のもの
で、図8に示す入線8組×出線15組の単位マトリック
ス27を12個縦列に並べて形成されている。図8中に
入線をXで示し、出線をYで示す。前記単位マトリック
ス27は、図8に示すようにUリンク構造のショートピ
ンを受容するソケット28が縦横に多数並べられてお
り、1つのソケット28当たり4本のピン28aで構成
されている。前記ソケットピン28aのうち2本を前記
ショートピン24により短絡させて配線経路を形成する
構造になっている。
【0023】このソケット28は、図9に示すように配
線基板26にスルーホール29を介してソケットピン2
8aを立設して形成されている。また、スルーホール2
9には、多層に形成された配線基板26の配線パターン
26a,26bがそれぞれ接続されている。すなわち、
2本のソケットピン28a,28aにショートピン24
を嵌合固着させることによって、前記配線パターン26
aと配線パターン26bとが接続されることになる。
【0024】そして、この1次のリンク構成部23は、
図2に示すように配線基板26の略中央に配置され、そ
の入線が、上述したように多層に形成された配線基板2
6によって図1に示すようにプロテクタ群22に規則正
しく内部布線され、出線が配線基板26によって中継用
コネクタ群15に規則正しく内部布線されている。な
お、前記プロテクタ群22も配線基板26の配線パター
ンによって前記クイッククリップ型コネクタ21に規則
正しく内部布線されている。
【0025】前記ストッカー25は図2に示すように、
上述した1次のリンク構成部23の両側に配置されてい
る。また、前記1次のリンク構成部23やストッカー2
5より箱蓋13の開閉中心側となる部位には、中継用コ
ネクタ15が箱蓋13の長手方向に沿って一列に複数並
べて配置されている。この中継用コネクタ15は中継ケ
ーブル30の一端に接続され、この中継ケーブル30を
介して後述する第2ボード組立体17の中継用コネクタ
16に図1に示すように規則正しく布線されている。
【0026】第2ボード組立体17は、図3に示すよう
に、前記中継用コネクタ16と、2次および3次のリン
ク構成部31,32と、この3次のリンク構成部32の
出線と電子交換機4側ケーブル4aとを接続するための
コネクタ33とを絶縁性を有する配線基板34に実装し
て形成されている。そして、この第2ボード組立体17
は、前記配線基板34を箱体12に収納固定することに
よって収納ケースに固定されている。
【0027】前記中継用コネクタ16は、図3に示すよ
うに、配線基板34における箱体12の回動端側となる
部位にその長手方向に沿って一列に複数並べて配置され
ている。また、この中継用コネクタ16とは反対側には
コネクタ33が同様に一列に複数並べて配置されてい
る。このコネクタ33に接続される電子交換機側ケーブ
ル4aは、箱体12のケーブル貫通穴12aから箱体1
2内に挿入されている。
【0028】そして、前記中継用コネクタ16とコネク
タ33との間に前記2次および3次のリンク構成部3
1,32が配置されている。なお、2次のリンク構成部
31が配線基板34における箱体12の開閉中心側、言
い換えれば中継用コネクタ16側に位置している。
【0029】これらのリンク構成部31,32は、単位
マトリックスでの入線・出線の数および単位マトリック
スの個数が異なる以外は前記1次のリンク構成部23と
同等の構造になっている。2次のリンク構成部31は入
線12組×出線8組の単位マトリックス35(図10,
11)を15個縦列に並べて形成され、3次のリンク構
成部32は入線15組×出線8組の単位マトリックス3
6を8個縦列に並べて形成されている。そして、これら
の2次、3次のリンク構成部31,32は図10および
図11に示すように前記1次のリンク構成部23に接続
されている。この接続は、箱蓋13側の配線基板26、
中継コネクタ15,16、中継ケーブル30および箱体
12側の配線基板34を介して行われている。すなわ
ち、1次のリンク構成部23の各単位マトリックス27
は入線が局外ケーブル2に接続され、出線が2次のリン
ク構成部31の各単位マトリックスの入線に接続されて
いる。2次のリンク構成部31の各単位マトリックスの
出線は3次のリンク構成部32の各単位マトリックスの
入線に接続され、3次のリンク構成部32の各単位マト
リックスの出線は電子交換機側ケーブル4aに接続され
ている。これによって、この本配線盤11では加入者と
電子交換機4との間に非閉塞接続された3段のリンク構
成が設けられることになる。
【0030】このように構成された本配線盤11では、
箱体12に対して箱蓋13を開いた状態で箱蓋13のケ
ーブル貫通穴13aに局外ケーブル2を挿入してこれを
クイッククリップ型コネクタ21に接続する。このU溝
構造を有するクイッククリップ型コネクタ21を局外ケ
ーブル接続に使用することで、接続工数を削減すること
が可能になる。そして、1次〜3次のリンク構成部2
3,31,32の各ソケットピンにショートピン24を
嵌合固着させたり、ショートピン24を抜脱させたりし
て加入者と電子交換機4との接続/切断作業を行う。
【0031】この接続/切断作業は、先ず、パーソナル
コンピュータ(図示せず)にリンク構成の構造を予め入
力しておき、このパーソナルコンピュータによって、接
続あるいは切断したいリンク構成群の入りと出のポイン
トからショートピン24を挿抜させるソケットピンを選
択させる。そして、この選択されたソケットピンに対し
て人手あるいはロボット等によってショートピン24を
嵌合固着あるいは脱抜させる。新たにショートピン24
を追加するときにはストッカー25に仮置きしておいた
ショートピン24を取り外して使用し、リンク構成部か
らショートピン24を外したときにはストッカー25に
それを装着させて仮置きしておく。このショートピン2
4の仮置き/取外し操作は、ストッカー25が配線基板
26に実装されて各リンク構成部23,31,32の近
傍に配設されているから、ショートピン24を単品で作
業者が持ち運ぶ必要がなく、本配線盤11毎にきわめて
容易に行うことができる。
【0032】この接続/切断作業が終了した後は、箱蓋
13を図5,6に示すように閉じて収納ケースを平面視
長方形状の箱状にし、所定部位に載置させておく。すな
わち、接続/切断作業を行わないときには占有スペース
が作業時に較べて狭くて済む。
【0033】したがって、上述したように構成された本
配線盤11では、1次〜3次のリンク構成部23,3
1,32にショートピン24を挿抜させることによって
加入者と電子交換機4との接続/切断状態が変わるか
ら、従来の本配線盤で用いていたジャンパー線が不要に
なる。このため、接続/切断作業の効率化を図れると共
に、本配線盤11にジャンパー線配線用空間を確保する
必要がなくなって小型化を図ることが可能になる。
【0034】また、1次のリンク構成部23、クイック
クリップ型コネクタ21、中継コネクタ15および局内
機器防護用プロテクタ群22が同一の配線基板26を介
して一体的に構成されると共に、配線基板26による内
部布線化が図れるので、電子交換機4を据え付ける現地
でこれら付属機器を組込なくて済む。このため、現地作
業での作業工数を削減でき、これによって現地作業の効
率化を図ることができる。その上、本配線盤11の機能
の統合化を図ることもできる。
【0035】さらに、箱体12と箱蓋13を開くことに
よって加入者接続/切断作業が行われ、この作業を行わ
ないときには箱体12と箱蓋13を閉じておけるので、
本配線盤11を設置するに当たり必要な空間としては、
箱体12と箱蓋13を閉じた状態での比較的狭い空間で
済む。また、箱体12および箱蓋13を開くことによっ
てこれらの内部に設けられた1次〜3次のリンク構成部
23,31,32が露呈されるので、各リンク構成部で
の接続/切断作業を本配線盤の一側から行うことができ
る。すなわち、従来のような2方向作業となるジャンパ
ー布線作業がないので、加入者の接続/切断作業を効率
よく行えることができる。
【0036】なお、本実施例ではリンク構成部として箱
蓋13側に1次のリンク構成部23を配設すると共に、
箱体12側に2次および3次のリンク構成部31,32
を配設して3段のリンク構成とした例を示したが、リン
ク構成の段数や、箱体12、箱蓋13でのリンク構成部
の数量は適宜変更することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る本
配線盤は、局外ケーブルと電子交換機側ケーブルとの間
に、入線と出線とがリンクを介して接続されるリンク構
成部を介装したため、リンク構成部にショート部材を挿
抜させることによって加入者と電子交換機との接続/切
断が可能になるから、ジャンパー線が不要になる。この
ため、接続/切断作業の効率化を図れると共に、本配線
盤にジャンパー線配線用空間を確保する必要がなくなっ
て小型化を図ることが可能になる。
【0038】第2の発明に係る本配線盤は、第1の発明
に係る本配線盤において、リンク構成部と、ケーブル接
続用コネクタと、局内機器防護用のプロテクタとを同一
基板に実装したため、リンク構成部、ケーブル接続用コ
ネクタおよび局内機器防護用プロテクタが基板を介して
一体的に構成されると共に、基板による内部布線化が図
れるので、電子交換機を据え付ける現地でこれら付属機
器を組込なくて済む。
【0039】このため、現地作業での作業工数を削減で
き、現地作業の効率化を図ることができる。その上、本
配線盤11の機能の統合化を図ることもできる。
【0040】第3の発明に係る本配線盤は、第1または
第2の発明に係る本配線盤において、リンク構成部を2
つの基板にそれぞれ実装し、前記両基板を、箱体に箱蓋
が開閉自在に連結されてなる収納ケースの箱体と箱蓋に
それぞれ取付けると共に、両リンク構成部どうしを基板
間に架け渡したケーブルを介して接続したため、箱体と
箱蓋を開くことによって加入者接続/切断作業が行わ
れ、この作業を行わないときには箱体と箱蓋を閉じてお
けるので、本配線盤を設置するに当たり必要な空間とし
ては、箱体と箱蓋を閉じた状態での比較的狭い空間で済
む。このため、占有面積の縮小が可能になる。また、箱
体および箱蓋を開くことによってこれらの内部に設けら
れたリンク構成部が露呈されるので、リンク構成部での
接続/切断作業は本配線盤の一側から行われる。すなわ
ち、前記ジャンパー線を用いないことの効果と相俟っ
て、加入者の接続/切断作業をきわめて効率よく行うこ
とができる。
【0041】したがって、第1〜第3の発明によれば、
組立工数が少なくかつ加入者の接続/切断作業を効率よ
く行える本配線盤をその小型化を図りつつ得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る本配線盤の回路図である。
【図2】 本発明に係る本配線盤の開いた状態での正面
図である。
【図3】 本発明に係る本配線盤の開いた状態での平面
図である。
【図4】 本発明に係る本配線盤の開いた状態での側断
面図である。
【図5】 本発明に係る本配線盤の閉じた状態での平面
図である。
【図6】 本発明に係る本配線盤の閉じた状態での側断
面図である。
【図7】 本発明に係る本配線盤の開いた状態での斜視
図である。
【図8】 1次のリンク構成部に用いる単位マトリック
スの構成図である。
【図9】 リンク構成部を拡大して示す断面図である。
【図10】 リンク構成部の配線系統を示す説明図であ
る。
【図11】 リンク構成部の構成図である。
【図12】 従来の本配線盤の回路図である。
【符号の説明】
2…局外ケーブル、4…電子交換機、11…本配線盤、
12…箱体、13…箱蓋、14…第1ボード組立体、1
5,16…中継コネクタ、17…第2ボード組立体、2
1…クイッククリップ型コネクタ、22…プロテクタ
群、23…1次のリンク構成部、24…ショートピン、
26…配線基板、31…2次のリンク構成部、32…3
次のリンク構成部、33…コネクタ、34…配線基板。
フロントページの続き (72)発明者 吉江 英昌 東京都港区芝大門2丁目4番6号豊国ビル 3階 タマチ電機株式会社内 (72)発明者 小林 俊二 東京都港区芝大門2丁目4番6号豊国ビル 3階 タマチ電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子交換機の局外ケーブルと局内機器と
    の間に設けられる本配線盤において、前記局外ケーブル
    と電子交換機側ケーブルとの間に、1次、2次、3次の
    リンク構成部を絶縁性の配線基板に内部布線化したこと
    を特徴とする本配線盤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の本配線盤において、リン
    ク構成部と、ケーブル接続用コネクタと、局内機器防護
    用のプロテクタとを同一基板に実装したことを特徴とす
    る本配線盤。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の本配線盤
    において、リンク構成部を2つの基板にそれぞれ実装
    し、前記両基板を、箱体に箱蓋が開閉自在に連結されて
    なる収納ケースの箱体と箱蓋にそれぞれ取付けると共
    に、両リンク構成部どうしを基板間に架け渡したケーブ
    ルを介して接続したことを特徴とする本配線盤。
JP17406994A 1994-07-26 1994-07-26 本配線盤 Pending JPH0847007A (ja)

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JP17406994A JPH0847007A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 本配線盤

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JP17406994A JPH0847007A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 本配線盤

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JPS4932511B1 (ja) * 1969-07-02 1974-08-30
JPS5967794A (ja) * 1982-10-12 1984-04-17 Fujitsu Ltd 通信回線用主配線板
JPH02246458A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マトリクスボード

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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