JPH0846040A - 配線コンタクト構造及びその形成方法 - Google Patents

配線コンタクト構造及びその形成方法

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JPH0846040A
JPH0846040A JP17872594A JP17872594A JPH0846040A JP H0846040 A JPH0846040 A JP H0846040A JP 17872594 A JP17872594 A JP 17872594A JP 17872594 A JP17872594 A JP 17872594A JP H0846040 A JPH0846040 A JP H0846040A
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JP
Japan
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wiring
contact
conductive layer
layer
conductive
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JP17872594A
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English (en)
Inventor
Shigeru Fujita
繁 藤田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】貫通コンタクトを使用する際、中間配線とその
上部配線(第3配線)間あるいは中間配線と下部配線
(第1配線)間の接触抵抗を低減する。 【構成】第1導電層1と、第1導電層1上に配された導
電性プラグ5と、導電性プラグの側壁部と接触する第2
導電層3と、導電性プラグの上面と接触する第3導電層
6とを備えた多層配線における配線コンタクト構造にお
いて、第2導電層と接触する導電性プラグの側壁部が第
2導電層の上面あるいは下面側に突出されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の多層配
線に好適な配線コンタクト構造及びその形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置が高集積化され、チップの機
能が増大するにつれ、チップ内の配線もまた複雑さを増
している。そのため、配線を積層する多層配線が使用さ
れる。
【0003】従来の多層配線の配線コンタクト構造は、
例えば図5に示すように、中間配線層となる第2配線層
3は、コンタクトホール内に埋め込まれたポリシリコン
プラグ5を介して第1配線層1あるいは第3配線層6と
導通し得るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この場合、
中間配線層となる第2配線層3とポリシリコンプラグ5
の接触部分(図中A部)は側壁同士の接触のため非常に
小さな面積となる。ポリシリコンプラグ5が第2配線層
3と接触する垂直方向側壁を5bとした。このような構
造では、例えば第1配線層−第2配線層間の抵抗は10
kΩ程度になる。このように配線層とプラグとの接触面
積が小さいため接触抵抗が大きくなる。従って、従来の
コンタクト構造では第2配線層を使用するデバイス特性
を劣化させる可能性がある。
【0005】そこで、この発明はコンタクトホールの貫
通コンタクトを使用する際、中間配線とその上部配線
(第3配線)間、あるいは中間配線と下部配線(第1配
線)間の接触抵抗を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するた
め、本発明の請求項1においては、第1導電層と、該第
1導電層上に配された導電性プラグと、該導電性プラグ
の側壁部と接触する第2導電層と、導電性プラグの上面
と接触する第3導電層とを備えた多層配線における配線
コンタクト構造において、第2導電層と接触する導電性
プラグの側壁部が第2導電層の上面あるいは下面側に突
出されていることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2においては、第1
の導電層上に、順次第1の絶縁層、第2の導電層、第2
の絶縁層を形成し、第1の導電層と第2の絶縁層上に形
成される第3の導電層とを接続するためのコンタクトホ
ールを形成し、コンタクトホール内に導電性プラグを形
成し、次に全面に第3導電層を形成する多層配線におけ
る配線コンタクト構造の形成方法において、第2の絶縁
層におけるコンタクトホールの形成を等方性エッチング
で行い、第2の導電層と第1の絶縁層におけるコンタク
トホールの形成を異方性エッチングで行なうことを特徴
とするものである。
【0008】更に又、請求項3の本発明によれば、請求
項2において等方性エッチングを等方性プラズマエッチ
ングで行なうことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項4の本発明によれば、請求項
2において等方性エッチングをHF処理によるウェット
エッチングで行なうことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、図1に示すように、多層配線
として順次配された第1配線層1、第2配線層3、第3
配線層6において、コンタクトホールを形成して設けら
れたポリシリコンプラグ5の側壁と第2配線層3との接
触が、第2配線層3の側壁と接触する側壁5bと、その
上面と接触する側壁5aでなされている。従って、ポリ
シリコンプラグ5と第2配線層3との接触面積が増大
し、接触抵抗が低減される。
【0011】しかも、本発明によれば、図3(a)に示
すように、第2配線層3上の第2層間絶縁膜4のコンタ
クトホール形成時に等方性エッチングがなされるので、
コンタクトホールがレジストマスクのパターンよりも外
周へ突出したコンタクトホールが形成される。そのた
め、コンタクトホール内へ埋め込まれるポリシリコンプ
ラグ5の側壁は第2配線層3上でも接触することにな
り、接触面積の増大が図れる。
【0012】
【実施例】続いて、本発明を半導体装置の多層配線に適
用した実施例を図面を参照して詳細に説明する。同図に
おいて、従来例の図で示した部分と同一の部分は同一符
号で示した。
【0013】図1は、本発明に係る配線コンタクトの構
成断面図である。図1において、貫通コンタクトとなる
ポリシリコンプラグ5の上部側壁の一部5aが第2配線
層3の上面と接触するように突出されて配されている。
その他の構造は従来例で示した図5と同一である。すな
わち、図1において、第2配線層3とポリシリコンプラ
グ5との接触部(B部)は第2配線層3の垂直方向側壁
5bと水平方向側壁5aの部位となっている。一方、従
来の場合は前述の通り、第2配線層3とポリシリコンプ
ラグ5との接触部は垂直方向側壁5bのみであるが、本
実施例はその側壁5bの他に水平方向側壁5aの部位で
接触面積が増大されている。この接触面積の増大により
接触抵抗が低減された状態で第2配線層3と第1配線層
あるいは第3配線層とが導通される。
【0014】以下、上述した配線コンタクト構造を形成
する方法を図2〜図4に示した工程断面図を用いて説明
する。まず、図2(a)に示すように、第1配線層1と
してCVD法によりn型ポリシリコン(poly−S
i)を厚さ50nm、タングステンシリサイド(WS
i)を厚さ50nmに堆積し、それぞれn型ポリシリコ
ン層1a及びタングステンシリサイド層1bを形成す
る。その後、第1配線層1上にCVD法により二酸化シ
リコン(SiO2)を厚さ150nmに堆積して第1層
間絶縁膜2を形成する。
【0015】次に、第1層間絶縁膜2上にCVD法によ
りn型ポリシリコンを厚さ50nmに堆積して第2配線
層3を形成し、更にその上にCVD法によりSiO2
厚さ100nmに堆積して第2層間絶縁膜4を形成す
る。その後、全面にレジストを塗布し、リソグラフィー
技術を用いてコンタクトホール形成用の開口9をパター
ニングし、レジストマスク7を形成する。この開口9の
幅W1は0.3〜0.4μm程度のものとした。
【0016】次に、レジストマスク7をマスクとしてプ
ラズマエッチング(1次エッチング)により第2層間絶
縁膜4(厚さ100nm)をエッチング除去する。この
時のプラズマエッチングの条件は等方性エッチング条件
を使用した。そのため、レジストマスク7の開口側壁表
面7aの下方延長領域内のみならず、レジストマスク7
の下部の第2層間絶縁膜4(D部)も、ある程度エッチ
ングされる(図2(b))。この等方性エッチングによ
るコンタクトホールの形成により、第2配線層3とポリ
シリコンプラグ5との接触面積が増大するのである。
【0017】上述のように、等方性プラズマエッチング
により第2層間絶縁膜4をエッチングした後、レジスト
マスク7は剥離せずそのままにして通常の異方性のRI
E(反応性イオンエッチング)を行なう(2次エッチン
グ)。この時のRIEはSiO2(第2層間絶縁膜)4
とn型ポリシリコン(第2配線層)3の両方をエッチン
グできる条件で行い、貫通コンタクトホール10を形成
する(図3(a))。
【0018】次に、レジストマスク7を剥離し、CVD
法によりポリシリコンを厚さ500nm程度(貫通コン
タクトホール底面から)に堆積してポリシリコン層15
を形成する(図3(b))。
【0019】その後、全面をRIEでエッチバックして
貫通コンタクトホール10内にポリシリコンプラグ5を
埋め込み形成する(図4(a))。次に、リンイオンを
注入エネルギー30KeV、注入量1×1015/cm2
でイオン注入してポリシリコンプラグ5をn型とし、R
TAと1050℃、10秒間の熱処理により注入された
リンを活性化する。
【0020】その後、全面にCVD法によりn型ポリシ
リコンを厚さ50nmに堆積して第3配線層6を形成す
る(図4(b))。
【0021】このようにして、図1に示した配線コンタ
クト構造を得ることができる。なお、上述の配線コンタ
クトの形成において、第2配線層とポリシリコンプラグ
との接触面積を増大させるための等方性エッチング(1
次エッチング)はプラズマエッチングで行なったが、そ
の他例えばHF(フッ酸)によるウェットエッチングに
よっても可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は半導体装
置等の多層配線における配線コンタクトの導電プラグと
中間配線層(第2配線層)とのコンタクト面積を増大さ
せるように構成したものである。そのために、上部配線
層あるいは下部配線層と中間配線層との間の抵抗を低減
させることができる。
【0023】更に又、上述のコンタクト部の低抵抗化に
より中間配線層を使用する半導体デバイスの特性劣化を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線コンタクトの構成断面図であ
る。
【図2】本発明に係る配線コンタクトの形成方法を示す
工程断面図(I)である。
【図3】本発明に係る配線コンタクトの形成方法を示す
工程断面図(II)である。
【図4】本発明に係る配線コンタクトの形成方法を示す
工程断面図(III)である。
【図5】従来の配線コンタクトの構成断面図である。
【符号の説明】
1 第1配線層 2 第1層間絶縁膜 3 第2配線層 4 第2層間絶縁膜 5 ポリシリコンプラグ 6 第3配線層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電層と、該第1導電層上に配され
    た導電性プラグと、該導電性プラグの側壁部と接触する
    第2導電層と、上記導電性プラグの上面と接触する第3
    導電層とを備えた多層配線における配線コンタクト構造
    において、 上記第2導電層と接触する上記導電性プラグの側壁部が
    上記第2導電層の上面あるいは下面側に突出されている
    ことを特徴とする配線コンタクト構造。
  2. 【請求項2】 第1の導電層上に、順次第1の絶縁層、
    第2の導電層、第2の絶縁層を形成し、上記第1の導電
    層と上記第2の絶縁層上に形成される第3の導電層とを
    接続するためのコンタクトホールを形成し、上記コンタ
    クトホール内に導電性プラグを形成し、次に全面に第3
    導電層を形成する多層配線における配線コンタクト構造
    の形成方法において、 上記第2の絶縁層におけるコンタクトホールの形成を等
    方性エッチングで行い、上記第2の導電層と第1の絶縁
    層におけるコンタクトホールの形成を異方性エッチング
    で行なうことを特徴とする配線コンタクト構造の形成方
    法。
  3. 【請求項3】 上記等方性エッチングを等方性プラズマ
    エッチングで行なうことを特徴とする請求項2記載の配
    線コンタクト構造の形成方法。
  4. 【請求項4】 上記等方性エッチングをHF処理による
    ウェットエッチングで行なうことを特徴とする請求項2
    記載の配線コンタクト構造の形成方法。
JP17872594A 1994-07-29 1994-07-29 配線コンタクト構造及びその形成方法 Pending JPH0846040A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005044927A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Kyocera Corp 圧電アクチュエータ及びその製造方法並びに液体吐出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005044927A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Kyocera Corp 圧電アクチュエータ及びその製造方法並びに液体吐出装置

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