JPH0845321A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH0845321A
JPH0845321A JP6197314A JP19731494A JPH0845321A JP H0845321 A JPH0845321 A JP H0845321A JP 6197314 A JP6197314 A JP 6197314A JP 19731494 A JP19731494 A JP 19731494A JP H0845321 A JPH0845321 A JP H0845321A
Authority
JP
Japan
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light
fluorescent
radiate
germicidal lamps
visible
Prior art date
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Pending
Application number
JP6197314A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nishikawa
進 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0845321A publication Critical patent/JPH0845321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】照明装置において、視覚的にむらなく均一に照
明する。 【構成】照明装置の発光光源から可視領域外の光を発光
させ、蛍光板3である透光部材の少なくとも一面に塗布
された可視領域外の光によつて発光させる蛍光体を発光
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に関し、例えば
写真フイルムを見るためのライトボツクスに適用し得
る。
【0002】
【従来の技術】従来、写真フイルムやレントゲン写真を
見る際に用いる照明装置として、むらのない均一な光源
を要する箱型のスライド点検用のライトボツクスがあ
る。この照明装置は白色蛍光灯の光源、入射光を反射さ
せる反射板及び入射光を拡散する拡散板からなる白色照
明装置である。
【0003】この白色照明装置は、光源である白色蛍光
灯を発光させ、この光を反射板に入射することで所定方
向に反射させる。拡散板は白色蛍光灯からの直射光と反
射板からの反射光とを入射し拡散する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構成
の白色照明装置においては、拡散板を用いることで照明
装置の発光を視覚的に均一にするようになされている
が、拡散板での発光の均一化には限界があり、光源であ
る白色蛍光灯の影が拡散板に投影されてしまい、視覚的
にむらを感じるという問題がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、視覚的にむらなく均一に照明できる照明装置を提案
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、可視領域外の光を発光する発光光
源(2)と、透光部材(7)の少なくとも一面に可視領
域外の光によつて発光する蛍光体(8)が塗布された蛍
光板(3)とを設けるようにする。
【0007】
【作用】発光光源(2)から可視領域外の光を発光さ
せ、蛍光板(3)である透光部材(7)の少なくとも一
面に塗布された可視領域外の光によつて発光させる蛍光
体(8)を発光させることにより、視覚的にむらなく均
一に照明する。
【0008】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0009】図1において、1は全体としてライトボツ
クスを示す。また図2にはライトボツクス1の断面図を
示す。このライトボツクス1には光源としてUV(ultr
a violet)光を発光する複数の殺菌灯2を用いる。この
複数の殺菌灯2は蛍光板3と反射板4とでなる直方体の
箱の内部に配置される。殺菌灯2は、図3に示す分光エ
ネルギー分布のように 253.7〔nm〕を主波長とするもの
である。またこの殺菌灯2は図4に示すように、オゾン
レス石英又は紫外線透過ガラスで形成された管5の内部
に、酸化物を塗布したフイラメント6、希ガス及び水銀
が封入されている。この殺菌灯2は、電流を流すことで
管5の水銀蒸気中の放電によつて水銀が励起され、紫外
線を発光させる。
【0010】蛍光板3は全体として透光板7からなり、
拡散面すなわち殺菌灯2側の面に蛍光粉末又は蛍光塗料
等が塗布され、蛍光剤塗布層8が形成される。このため
UV光源である殺菌灯2から発光された直射光及び反射
板4で反射された反射光は、蛍光板3に入射した後、U
V光から可視光に変換される。
【0011】このとき蛍光板3に塗布される蛍光粉末又
は蛍光塗料としてSb3+及びSb3+, Mn2+で付活した
ハロりん酸カルシウム(3Ca3 (PO4 2 ・Ca
(F,Cl)2 :Sb3+,Mn2+型)の蛍光体を用い
る。このハロりん酸カルシウムを蛍光剤塗布層8に用い
ると、図5に示すように、殺菌灯2の励起波長に対して
効率良く発光する。また図6に示す各種金属面塗装の分
光反射率より反射板4にはUV光の反射率が最も高いア
ルミニウムの蒸着面を用いる。
【0012】以上の構成において、ライトボツクス1の
光源である複数の殺菌灯2に電流を流して紫外線を発光
させると、複数の殺菌灯2から発光される紫外線のうち
反射板4に入射した光は反射され、蛍光板3には複数の
殺菌灯2からの直射光と反射板4からの反射光が入射さ
れる。このとき蛍光板3の内側のハロりん酸カルシウム
でなる蛍光剤塗布層8が殺菌灯2の励起波長によつて励
起され、効率良く発光し、紫外線から可視光に変換され
る。このためライトボツクス1が発光するとき、光源で
ある殺菌灯2は可視領域以外の光(紫外線)を発光する
ためライトボツクス1の表面に殺菌灯2の影は映らな
い。
【0013】以上の構成によれば、ライトボツクスの光
源に殺菌灯2を用いることにより、殺菌灯2からの可視
光領域の発光はほとんどないため、蛍光板を介して殺菌
灯2の影が投影されることなく、視覚的にむらなく均一
に照明できる。
【0014】なお上述の実施例においては、蛍光板3の
蛍光剤塗布層8としてハロりん酸カルシウムを用いるも
のについて述べたが、本発明はこれに限らず、殺菌灯2
の励起波長に対して効率良く発光するものであれば、ハ
ロりん酸カルシウム以外の白色発光蛍光体を蛍光剤塗布
層として用いても良い。
【0015】さらに上述の実施例においては、図1に示
すように殺菌灯2の一方側に蛍光板3、他方側に反射板
4を配設するものについて述べたが、本発明はこれに限
らず、図7に示すように反射板4を用いず、透光板7と
蛍光剤塗布層8とでなる蛍光板3を殺菌灯2の両側に配
設しても良い。このとき各蛍光板3の蛍光剤塗布層8は
それぞれ殺菌灯に面するように配設する。
【0016】さらに上述の実施例においては、光源とし
て253.7 〔nm〕を主波長とする殺菌灯2を用いるものに
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、UV光を発す
る光源であれば殺菌灯2ではなく、図8に示すように、
蛍光管内面に 350〔nm〕近傍の波長を発光するブラツク
ライトを用いても同様の効果を得ることができる。この
ブラツクライトは近紫外線の約 360〔nm〕付近の蛍光帯
スペクトルを放射する蛍光放電管の一種であり、この放
電管のガラスはフイルタを兼ねているため可視光を遮断
し、近紫外線のみ透過させる。また図9には各種物質の
分光透過率を示し、光源が発する波長に応じて殺菌灯2
のガラス管はオゾンレス石英、ブラツクライトのガラス
管は石英以外のガラス、蛍光板はPMMA(ポリメチル
メタクリレート)や普通ガラスとすることにより、光量
分布を補正でき、蛍光板に入射するUV光が完全均一と
なる。
【0017】さらに上述の実施例においては、ライトボ
ツクス1について述べたが、本発明はこれに限らず、駅
のホーム等に設置される駅名や時刻表等の表示用電飾等
にも適用し得る。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、発光光源
から可視領域外の光を発光させ、透光部材の少なくとも
一面に蛍光体を塗布する蛍光板に可視領域外の光を入射
させ、発光させることにより、発光光源の影を投影する
ことなく、視覚的にむらなく均一に照明できる照明装置
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるライトボツクスの全体
構成を示す略線図である。
【図2】本発明の一実施例によるライトボツクスの構成
を示す断面図である。
【図3】本発明のライトボツクスの光源である殺菌灯の
分光エネルギーを示すエネルギー分布図である。
【図4】殺菌灯の説明に供する略線図である。
【図5】蛍光剤塗布層に用いられるハロりん酸カルシウ
ムの励起スペクトルの説明に供する特性曲線図である。
【図6】各種金属面塗装の分光反射率を示す特性曲線図
である。
【図7】他のライトボツクスの構成を示す略線図であ
る。
【図8】ブラツクライトのエネルギーを示すエネルギー
分布図である。
【図9】各種物質の分光透過率を示す特性曲線図であ
る。
【符号の説明】
1……ライトボツクス、2……殺菌灯、3……蛍光板、
4……反射板、5……管、6……フイラメント、7……
透光板、8……蛍光剤塗布層。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 8/00 D G03B 21/20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可視領域外の光を発光する発光光源と、 透光部材の少なくとも一面に上記可視領域外の光によつ
    て発光する蛍光体が塗布された蛍光板とを具えることを
    特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】上記発光光源に対して上記蛍光板の反対方
    向に反射手段を配し、 当該反射手段で上記発光光源から発光される光を上記蛍
    光板方向に導くようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の照明装置。
  3. 【請求項3】上記発光光源として、殺菌灯又はブラツク
    ライトを用いることを特徴とする請求項1に記載の照明
    装置。
JP6197314A 1994-07-28 1994-07-28 照明装置 Pending JPH0845321A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6197314A JPH0845321A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197314A JPH0845321A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明装置

Publications (1)

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JPH0845321A true JPH0845321A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16372400

Family Applications (1)

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JP6197314A Pending JPH0845321A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明装置

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JP (1) JPH0845321A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004212937A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Benq Corp 直下型バックライトモジュール
JP2005235762A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Chih-Yung Liu 平面光源
WO2007042962A1 (en) 2005-10-07 2007-04-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Uv activated electronic window

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004212937A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Benq Corp 直下型バックライトモジュール
JP2005235762A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Chih-Yung Liu 平面光源
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