JPH084371A - キーシリンダの取付構造 - Google Patents

キーシリンダの取付構造

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JPH084371A
JPH084371A JP12778394A JP12778394A JPH084371A JP H084371 A JPH084371 A JP H084371A JP 12778394 A JP12778394 A JP 12778394A JP 12778394 A JP12778394 A JP 12778394A JP H084371 A JPH084371 A JP H084371A
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key cylinder
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opening
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cylindrical portion
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Kiyoshi Sagara
清 相良
Futoshi Oike
太 大池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水滴がキーシリンダ内に侵入するのを防止す
ることができるキーシリンダの取付構造を提供する。 【構成】 円筒部11下端の開口3付近に水抜き孔12
が形成され、中間部材13、14の下端に欠除部15及
び切欠部16が形成されているので、水滴Wは前記欠除
部15や切欠部16から水抜き孔12を通過して円筒部
11外へと排出される。従って、水滴Wがキー穴10か
らキーシリンダ2内に侵入することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はキーシリンダの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のキーシリンダの取付構造として
は、例えば図3及び図4に示すようなものが知られてい
る(実開昭62−144363号公報参照)。
【0003】1は自動車のドアに取付けられるドアハン
ドル用のエスカッションで、その一部にキーシリンダ2
が取付けられている。すなわち、エスカッション1には
円形をしたキー操作用の開口3が形成されており、この
開口3の裏側には該開口よりも若干大形の円筒部4が形
成されている。この円筒部4の上部にはストッパリング
5の曲折部5aが係入する溝部6が形成されている。
【0004】そして、この円筒部4内にキーシリンダ2
が、キー操作時のキーによるエスカッション1の傷付け
防止用に設けられたリング状のエンドカバー7と共に挿
入され、挿入後に、前記溝部6に係入させたストッパリ
ング5の曲折部5aをキーシリンダ2のキャップ8の端
部へ係合させることにより、キーシリンダ2を円筒部4
内で固定する。キーシリンダ2を固定した状態で、エン
ドカバー7は、その先端7aを開口3に内接させた状態
で、キーシリンダ2の先端面9と開口3との間に挟持さ
れると共に、キー穴10を有する前記キーシリンダ2の
先端面9が開口3内に臨んだ状態となり、該開口3の外
側からキー操作することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、開口3部分に外側から水滴
Wが付着した場合、その水滴Wがエンドカバー7の下端
部分(キーシリンダ2の前面の棚部分)に溜まり、それ
がキーシリンダ2の前面裏側に設けたキー穴10の蓋
(図示せず)とキーシリンダ2の前面との僅かな隙間か
らキーシリンダ2内に侵入するおそれがある。キーシリ
ンダ2内に水滴Wが侵入すると、キーシリンダ2内にあ
る機構部2aの錆の原因にもなるし、寒冷地などではそ
の水滴Wが内部で凍結して、キー操作が困難になること
もある得る。
【0006】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、水滴がキーシリンダ内に侵入す
るのを防止することができるキーシリンダの取付構造を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るキーシリ
ンダの取付構造は、上記の目的を達成するために、円筒
部下端の開口付近に水抜き孔を形成すると共に中間部材
の下端に欠除部又は部分的な切欠部を形成したものであ
る。
【0008】
【作用】円筒部下端の開口付近に水抜き孔が形成され、
中間部材の下端に欠除部又は部分的な切欠部が形成され
ているので、水滴は前記欠除部又は部分的な切欠部から
水抜き孔を通過して円筒部外へと排出される。従って、
水滴がキー穴からキーシリンダ内に侵入することはな
い。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図1及び
図2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には
同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】この実施例では、エスカッション1の開口
3の裏側にある円筒部11の下端に、該円筒部11の長
手方向に沿って連続した「水抜き孔」としてのスリット
12が形成されている。また、円筒部11内には、「中
間部材」としてのエンドカバー13と、シール材14
が、キーシリンダ2と共に挿入される。そして、シール
材14の下端には、該下端を取り除いた欠除部15が形
成されており、エンドカバー13の下端のシール材14
側には切欠部16が形成されており、この欠除部15と
切欠部16とで約5mm、奥行き2mmの透孔が形成さ
れる。
【0011】従って、このエンドカバー13とシール材
14を円筒部11内に先に挿入した後に、キーシリンダ
2を挿入してストッパリング5で固定する。すると、エ
ンドカバー13とシール材14がキーシリンダ2の先端
面9と開口3との間に挟持された状態となり、エンドカ
バー13の先端13が開口3に内接すると共に、両者の
欠除部15と切欠部16が合致する。そして、このよう
に合致状態となった欠除部15と切欠部16は、下方の
円筒部11に形成されたスリット12にも対応すること
になるので、開口3に水滴Wがかかっても、その水滴W
はエンドカバー13の下端部分に溜まることはなく、そ
のまま前記欠除部15及び切欠部16から下方のスリッ
ト12を通過して円筒部11外へ排出される。従って、
水滴Wがキー穴10からキーシリンダ2内に侵入するこ
とはない。
【0012】尚、以上の説明では、円筒部11内にエン
ドカバー13とシール材14とを設け、そしてエンドカ
バー13の方に切欠部16を形成し、シール材14の方
に欠除部15を形成する例を示したが、以下のような組
み合わせであっても良い。
【0013】(イ) 円筒部11内にエンドカバー13
だけを設け、該エンドカバー13に欠除部15又は切欠
部16を形成する。
【0014】(ロ) 円筒部11内にエンドカバー13
とシール材14を設け、エンドカバー13だけに欠除部
15又は切欠部16を形成する。
【0015】(ハ) 円筒部11内にエンドカバー13
とシール材14を設け、シール材14だけに欠除部15
又は切欠部16を形成する。
【0016】(ニ) 円筒部11内にエンドカバー13
とシール材14を設け、エンドカバー13とシール材1
4の両方に欠除部15を形成する。
【0017】(ホ) 円筒部11内にエンドカバー13
とシール材14を設け、エンドカバー13とシール材1
4の両方に切欠部16を形成する。
【0018】(ヘ) 円筒部11内にエンドカバー13
とシール材14を設け、エンドカバー13に欠除部15
を形成し、シール材14に切欠部16を形成する。
【0019】また、円筒部11に形成される「水抜き
孔」は上記実施例のスリット12のような形状に限定さ
れず、前記欠除部15及び/又は切欠部16に対応すれ
ば、円筒部11の下端の開口3付近のみに形成した開口
状のものであっても良い。
【0020】更に、以上の説明では、自動車ドアに取付
けられるドアハンドル用のエスカッション1にキーシリ
ンダ2を取付ける例を示したが、キーシリンダ2が取付
けられる相手方部材としては、エスカッション1に限定
されず、しかも自動車部品にも限定されない。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載のキーシリンダの取付構造
によれば、円筒部下端の開口付近に水抜き孔が形成さ
れ、中間部材の下端に欠除部又は部分的な切欠部が形成
されているので、水滴は前記欠除部又は部分的な切欠部
から水抜き孔を通過して円筒部外へと排出される。従っ
て、水滴がキー穴からキーシリンダ内に侵入することは
ない。
【0022】請求項2記載のキーシリンダの取付構造に
よれば、シール材が薄くても、エンドカバー一部品の加
工で対応することができるし、比較的剛性のあるエンド
カバーなので組立作業性も良い。
【0023】請求項3記載のキーシリンダの取付構造に
よれば、エンドカバー及びシール材が共に厚みのない場
合にも、キーシリンダ表面の水滴を確実に下方へ排出で
きる。
【0024】請求項4記載のキーシリンダの取付構造に
よれば、シール材が適度な厚みを有している場合は、欠
除部の形成がシール材一部品の加工で対応できる。
【0025】請求項5記載のキーシリンダの取付構造に
よれば、エンドカバー及びシール材が共に厚みのない場
合にも、キーシリンダ表面の水滴を確実に下方へ排出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るキーシリンダの取付
構造を示す断面図である。
【図2】図1の構造を示す分解斜視図である。
【図3】従来例を示すドアハンドル用エスカッションの
側面図である。
【図4】図3中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 エスカッション(相手方部材) 2 キーシリンダ 3 開口 9 先端面 11 円筒部 12 スリット(水抜き孔) 13 エンドカバー(中間部材) 14 シール材(中間部材) 15 欠除部 16 切欠部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーシリンダを取付ける相手方部材にキ
    ー操作用の開口を形成すると共に該開口の裏側に円筒部
    を形成し、且つ該円筒部内にリング状の中間部材とキー
    シリンダとを挿入・固定して、キー穴を有するキーシリ
    ンダの先端面を前記中間部材を介在させた状態で開口内
    に臨ませるキーシリンダの取付構造において、 前記円筒部下端の開口付近に水抜き孔を形成すると共に
    中間部材の下端に欠除部又は部分的な切欠部を形成した
    ことを特徴とするキーシリンダの取付構造。
  2. 【請求項2】 中間部材が、一部を開口に内接させるエ
    ンドカバーと、該エンドカバーとキーシリンダの先端面
    との間に挟持されるシール材とから成り、前記エンドカ
    バーの下端に欠除部を形成した請求項1記載のキーシリ
    ンダの取付構造。
  3. 【請求項3】 中間部材が、一部を開口に内接させるエ
    ンドカバーと、該エンドカバーとキーシリンダの先端面
    との間に挟持されるシール材とから成り、 前記エンドカバーの下端に欠除部を形成し、シール材下
    端のエンドカバー側に部分的な切欠部を形成した請求項
    1記載のキーシリンダの取付構造。
  4. 【請求項4】 中間部材が、一部を開口に内接させるエ
    ンドカバーと、該エンドカバーとキーシリンダの先端面
    との間に挟持されるシール材とから成り、 前記シール材の下端に欠除部を形成した請求項1記載の
    キーシリンダの取付構造。
  5. 【請求項5】 中間部材が、一部を開口に内接させるエ
    ンドカバーと、該エンドカバーとキーシリンダの先端面
    との間に挟持されるシール材とから成り、 前記エンドカバー下端のシール材側に部分的な切欠部を
    形成し、シール材の下端に欠除部を形成した請求項4記
    載のキーシリンダの取付構造。
  6. 【請求項6】 円筒部下端に形成されている水抜き孔
    が、円筒部の長手方向に連続形成されたしたスリット状
    のものである請求項1〜5のいずれか1項に記載のキー
    シリンダの取付構造。
  7. 【請求項7】 キーシリンダを取付ける相手方部材が自
    動車ドアハンドル用のエスカッションである請求項1〜
    6のいずれか1項に記載のキーシリンダの取付構造。
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Cited By (5)

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