JPH0843044A - 3次元座標測定装置 - Google Patents

3次元座標測定装置

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JPH0843044A
JPH0843044A JP6174502A JP17450294A JPH0843044A JP H0843044 A JPH0843044 A JP H0843044A JP 6174502 A JP6174502 A JP 6174502A JP 17450294 A JP17450294 A JP 17450294A JP H0843044 A JPH0843044 A JP H0843044A
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JP
Japan
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dimensional
slit
end point
light receiving
slit light
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JP6174502A
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Morihisa Murase
守央 村瀬
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体と図面の比較や物体同士の比較を容易
に、かつ正確に行う。 【構成】 コンピュータ24では、スリット像の端点の
位置近傍を自動的に求めるに際し、スリット光源と2次
元CCDセンサとが両者間の位置関係を保持した状態で
少しずつ移動するように直交三軸アクチュエータ14及
び旋回アクチュエータ部16を制御し、各移動位置で得
られる2次元受光手段の出力信号に基づいて各移動位置
での端点位置を求め、これらの平均値を端点の2次元座
標値として決定する。これにより、スリット光の僅かな
光量変化や画素の感度のばらつきによる測定の誤差が、
測定位置を変えた測定値の平均化によって抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元座標測定装置に
係り、特に、対象物表面の3次元座標を三角測量の測定
原理により高速で測定する3次元座標測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】対象物表面に向けスリット光を所定角度
で投光するスリット光源と、このスリット光源により対
象物表面に形成される光切断線を撮影するTVカメラと
を備え、三角測量の測定原理により対象物表面の3次元
座標を高速で測定する3次元座標測定装置が特開昭64
−78109号公報に開示されている。
【0003】この公報の第107頁左下欄第6行目〜第
10行目には、「例えば、本実施例の装置をロボットな
どの移動機構に取り付け、対象物中の3次元座標測定を
行うことにより、対象物の姿勢検出や丸穴測定などを高
速で行うことができる。」と記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭64−78109号公報に開示されたような3次元
座標測定装置にあっては、測定値はTVカメラの画素の
位置で決まってしまうので、画素に対応する測定座標値
は等間隔でなく、かつ切りの悪い値となる。このため、
物体と図面との比較や、物体同士の比較において、比較
の対応点を見つけることが困難であるという不都合があ
った。
【0005】また、寸法測定で最も重要な(必要度の高
い)端点、即ち測定値が急激に変化する点で、スリット
光の僅かな光量変化や画素毎の受光感度の違いにより測
定値の誤差が大きくなってしまい、このことが比較の対
応点を一層見つけ難くしている。
【0006】本発明は、上記事情の下になされたもの
で、その目的は、物体と図面の比較や物体同士の比較を
容易に、かつ正確に行うことができる3次元座標測定装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
X,Y座標軸をそれぞれ等間隔のピッチに採り、その位
置に対応するZ座標値を補間により得、対象物の各端点
の3次元(X、Y、Z)座標を測定基準点からの距離と
して測定する3次元座標測定装置であって、対象物表面
に向けスリット光を投光するスリット光源と、前記スリ
ット光の光軸に対して所定角度傾斜した状態で設けら
れ、その受光面に前記対象物表面上に形成されるスリッ
ト像を受光する2次元受光手段と、スリット光源と前記
2次元受光手段の位置関係を保持しつつその全体を移動
させる移動手段と、前記受光手段の出力信号を前記スリ
ット像に対応する2次元座標データ列に変換し、この変
換後の座標データ列に基づいて所定の演算を行って対象
物の各端点の3次元(X、Y、Z)座標を測定基準点か
らの距離として演算すると共に、前記移動手段を制御す
る演算制御手段と、を備え、前記演算制御手段が、スリ
ット像の各端点の位置近傍を自動的に求めるに際し、前
記スリット光源と前記2次元受光手段とが両者間の位置
関係を保持した状態で少しずつ移動するように前記移動
手段を制御すると共に、各移動位置で得られる前記受光
手段の出力信号に基づいて各移動位置での端点位置を求
め、これらの平均値をその端点の2次元座標値として決
定することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、予め設定された
位置に置かれた対象物の基準位置で決定される3次元直
交座標系(X,Y,Z)のXZ平面又はYZ平面にスリ
ット光が平行となるように、演算制御手段によって移動
手段が制御される。
【0009】この状態でスリット光源からスリット光が
対象物表面に投光されると、対象物表面に光切断線の像
(スリット像)が形成され、このスリット像が2次元受
光手段で受光される。演算制御手段では、この2次元受
光手段の出力信号をスリット像に対応する2次元座標デ
ータ列に変換し、この変換後の座標データ列に基づいて
所定の演算を行って対象物の各端点の3次元(X、Y、
Z)座標を測定基準点からの距離として演算する。この
際、演算制御手段では、X,Y座標軸をそれぞれ等間隔
のピッチに採り、その位置に対応するZ座標値を補間に
より得る。
【0010】この場合において、演算制御手段では、ス
リット像の端点の位置近傍を自動的に求めるに際し、ス
リット光源と2次元受光手段とが両者間の位置関係を保
持した状態で少しずつ移動するように移動手段を制御
し、各移動位置で得られる2次元受光手段の出力信号に
基づいて各移動位置での端点位置を求め、これらの平均
値を端点の2次元座標値として決定する。
【0011】これにより、スリット光の僅かな光量変化
や画素の感度のばらつきによる測定の誤差が、測定位置
を変えた測定値の平均化によって抑制される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図8に
基づいて説明する。
【0013】図1には、一実施例に係る3次元測定装置
の全体構成が示されている。この3次元測定装置は、ベ
ース12上に配置された移動手段としての直交三軸アク
チュエータ14と、この直交三軸アクチュエータ14の
一端(図1における左端)に別の移動手段としての旋回
アクチュエータ部16を介して保持されたレンジファイ
ンダ18と、このレンジファインダ18から下方に所定
距離隔ててベース12上に配置された測定物治具20
と、直交三軸アクチュエータ14にケーブル22を介し
て接続されたコンピュータ24と、このコンピュータ2
4に接続されたディスプレイ26、テレビモニタ28及
びキーボード30とを有している。
【0014】測定物治具20上には、予め定められた基
準位置に基準ブロック32が配置され、また、その基準
位置が予め設定された位置となるように、この基準ブロ
ック32から所定距離隔てた位置に対象物(測定対象
物)90が配置されている。
【0015】前記直交三軸アクチュエータ14は、ベー
ス12上に固定された土台部34と、この土台部34の
上面に図1紙面直交方向に所定距離隔てて立設された一
対の支持部材36(図1では、紙面手前側のみが示され
ている)と、これらの支持部材36に直交して配設され
ると共にZ軸方向(図1における紙面上下方向)及びY
軸方向(図1における紙面直交方向)に往復移動可能に
構成された第1アクチュエータ38と、この第1アクチ
ュエータ38にX軸方向(図1における紙面左右方向)
に往復移動可能に装備された第2アクチュエータ40と
から構成されている。
【0016】また、旋回アクチュエータ部16は、第2
アクチュエータ40の先端に取り付けられたZ軸旋回ア
クチュエータ42と、このZ軸旋回アクチュエータ42
によってZ軸回りに旋回される旋回板44の下端に取付
け部材46を介して取付けられたX軸旋回アクチュエー
タ48とを含んで構成されている。このX軸旋回アクチ
ュエータ48には、前述したレンジファインダ18が取
付けられ、X軸旋回アクチュエータ48によってX軸回
りに旋回駆動されるようになっている。
【0017】前記各アクチュエータ38,40,42,
48は、図示しないそれぞれの駆動手段によって移動が
許容された方向に駆動されるようになっており、各駆動
手段がコンピュータ24によって制御されるように構成
されている。
【0018】従って、X軸旋回アクチュエータ48に取
り付けられたレンジファインダ18は、X,Y,Z軸方
向の往復移動及びX,Z軸回りの旋回が可能な構成とな
っている。
【0019】レンジファインダ18は、図2に示される
ように、スリット光100を投光する投光源としての投
光器54と、この投光器54から投光されるスリット光
100の光軸に対し所定角度傾斜した状態でその受光部
56が配置されたTVカメラ58とを備えている。
【0020】前記投光器54は、レーザ光源60と、こ
のレーザ光源60からのレーザ光を平行光に変換するコ
リメートレンズ62と、このコリメートレンズ62によ
り平行光とされたレーザビームをスリット光100に変
換する円筒レンズ64等から構成される。
【0021】前記TVカメラ58の受光部56は、より
詳細には、スリット光100の光軸に対し所定角度傾斜
した状態で円筒状のホルダ66に保持された受光レンズ
68と、この受光レンズ68を介してスリット光100
により対象物90表面上に形成される光切断線の像(以
下、「スリット像」という)が結像される2次元受光手
段としての2次元CCDセンサ70とから構成されてい
る。
【0022】また、この2次元CCDセンサ70は、照
射されたスリット光100の位置及び光強度に応じた電
気信号を画像処理回路72に出力するようになってい
る。この画像処理回路72は、2次元CCDセンサ70
から走査ライン毎に出力されるビデオ信号を(照射され
たスリット光100の位置及び光強度に応じた電気信
号)を所定の基準レベルと比較して当該基準レベル以上
の光強度を持つ範囲のビデオ信号のみを光点の2次元座
標列に変換してコンピュータ24に出力するようになっ
ている。本実施例では、この画像処理回路72とコンピ
ュータ24とによって演算制御手段が構成されている。
【0023】前記基準ブロック32はレンジファインダ
18の位置決め用で、測定の最初に基準ブロック32を
測定することにより、X,Y,Z各軸の方向と位置
(X,Y,Z座標系)を自動で決めることができるよう
になっている。
【0024】次に、上記のように構成された3次元座標
計測装置10による測定時の作用について説明する。
【0025】まず、測定開始の前提として、基準ブロッ
ク32が測定され、X,Y,Z各軸の方向と位置(X,
Y,Z座標系)が自動的に決められているものとする。
【0026】測定対象物90の基準位置で決まる3次元
直交座標系を(X,Y,Z)とする。この座標系のXZ
平面又はYZ平面と、スリット光100の面が平行とな
るように、コンピュータ24では前記アクチュエータ3
8,40,42,48を駆動する図示しない駆動手段を
制御する。これにより、各アクチュエータ(38,4
0,42,48)がそれぞれの駆動手段により駆動さ
れ、レンジファインダ18が所定の位置に位置決めされ
る。この状態で投光器54からスリット光100が投光
されると、このスリット光100により対象物90表面
上に形成されたスリット像が受光レンズ68を介して2
次元CCDセンサ70で受光され、測定が行われる。
【0027】この測定により、レンジファインダ18、
より具体的には2次元CCDセンサ70で決まる2次元
直交座標系(y,z)の座標値で484点(走査線毎)
の座標データが1回の測定で得られる。
【0028】ここで、(y,z)は(X,Z)(又は
(Y,Z))に対応し、それぞれ、 X=y+Xa ,Y=Ya ,Z=z+Za ……(1) (又は、X=Xa ,Y=y+Ya ,Z=z+Za )によ
り(X,Y,Z)に容易に変換できる。
【0029】ここで、Xa ,Ya ,Za は 3次元直交
座標系(X,Y,Z)におけるレンジファインダ18の
測定原点,即ち2次元CCDセンサの原点{(y,z)
=(0,0)}に対応する座標値である。
【0030】このとき、コンピュータ24では、yに対
応しないY=Ya (又はyに対応しないX=Xa )は切
りの良い値(例えば、1mm,0.1mm,0.01m
mなどの単位)と成るように、直交三軸アクチュエータ
14及び旋回アクチュエータ部16を構成する各アクチ
ュエータ(38,40,42,48)でレンジファイン
ダ18を位置決めして測定する。
【0031】コンピュータ24では、上記の測定で得ら
れた画像処理回路72の出力である2次元座標列データ
を上記のように変換して得られたX=y+Xa ,Y=Y
a ,Z=z+Za にスムージング(移動平均など)を施
した後、周知の3次スプライン又は単純補間により、y
に対応するX=y+Xa (又はY=y+Ya )を、例え
ば1mm,0.1mm,0.01mmなどの切りの良い
単位の値とした時のzを求める。
【0032】この測定及びデータ処理により、図3
(A)に示されるような等間隔の格子点(X,Y)上で
の測定対象物のZ位置(図3(B)中の・印)を測定す
ることができる。
【0033】図2に示されるような対象物90を例にと
ると、通常はA点等の端点の位置を正確に測定する必要
がある。
【0034】この時の測定画像(モニタ画像)は図4の
ようになり、A点付近で測定値が急激に変化するため、
zの方向の測定値の変化により自動でA点付近を見つけ
ることができる。
【0035】この変化点付近の画像を拡大した図5にお
いて、スリット像は、僅かなスリット光100の明るさ
の差で像1(実線)となったり、像2(点線)となった
りする。このため、測定値が急激に変化する点がy方
向、即ちJ方向で1画素ずれることがある。
【0036】2次元CCDセンサ70から各走査線毎に
出力されるビデオ信号(光量信号)に基づいてスリット
像の明るさの累積値(図6の(A)参照)を算出し、端
方向にこの累積値の変化量を求めると、例えば、図6の
(B)のようになる。
【0037】コンピュータ24ではこの累積値の変化量
の山より、山の重心位置のJ方向の値jを演算により求
める。ところで、Jは走査線単位で整数値であるが、j
は走査線間の値をも採るため実数である。即ち、2次元
CCDセンサ70の受光面全体で考えると、yは画素に
対応した値を採るため整数値であるが、jでのy方向の
値yj は実数である。
【0038】そこで、コンピュータ24ではその前後の
画素の値y値より、jでのy方向の値yj を補間して求
める。このyj を端点のy座標値とする。即ち、スリッ
ト像は一定の幅をもつが、理想的な形状測定のために
は、幅を持たないスリット像を測定する必要があるた
め、上記のような手法を採用して近似的に幅を持たない
スリット像の端点の値としてyj を求めるのである。こ
のようにすれば、対象物90の端点の位置をレンジファ
インダ18の公称の測定精度内で測定することができ
る。
【0039】更に、本実施例では、この端点の位置j
(即ちyj )の測定精度を上げるため、図8のフローチ
ャートに示されるように、測定しようとする対象物90
の端点を複数回(5〜30回:スリット像の周囲が滑ら
かな場合ほど、回数を少なくすることができ、凸凹して
いるほど回数を多くしなければならない)測定してその
平均のjを求めるようにしている。
【0040】即ち、上記のような測定を、それぞれレン
ジファインダ18をy方向へ僅かに移動させた複数
(n)箇所で行う(ステップ102、104、10
6)。レンジファインダ18の移動範囲は、正規位置に
対し±1〜1.5画素で、+側と−側での測定回数を同
じにする。このような測定を、+側と−側で5回ずつ繰
り返し行った場合、スリット像の画像は図7に示される
実線(太い線)と2点鎖線のようになる。なお、ステッ
プ102における位置決めは、最初の測定時におけるレ
ンジファインダ18の位置決めを意味し、微小距離移動
は、2回目移行の測定時における位置決めを意味する。
【0041】コンピュータ24では、このようにして複
数(n)回の測定で得られた各測定位置での端点値とし
てyj1〜yjnの平均を求め、これを端点の値yj として
決定する(ステップ108)。
【0042】そして、最後にコンピュータ24では、こ
の得られたyj =yを用いて端点の(X,Y,Z)座表
値を前述した式(1)に基づいて決定する(ステップ1
10)。
【0043】以上説明した本実施例によると、スリット
光100の僅かな光量変化や画素の感度のばらつきによ
る測定誤差を、撮像位置を変えた測定値の平均化によっ
て抑えることができ、実験では端点位置の繰り返し測定
の精度は、レンジファインダ18の測定精度に比べ、格
段に(10倍以上)良くなることが確認された。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演算制御手段では、X,Y座標軸をそれぞれ等間隔のピ
ッチに採り、その位置に対応するZ座標値を補間により
得ることにより、対象物の各端点の3次元座標を測定
し、スリット像の端点の位置近傍を自動的に求めるに際
し、スリット光源と2次元受光手段とが両者間の位置関
係を保持した状態で少しずつ移動するように移動手段を
制御し、各移動位置で得られる2次元受光手段の出力信
号に基づいて各移動位置での端点位置を求め、これらの
平均値を端点の座標値として決定する。
【0045】従って、画素に対応する測定値座標を等間
隔の値として得ることができると共に、端点測定に際し
スリット光の僅かな光量変化や画素の感度のばらつきに
よる測定の誤差が、測定位置を変えた測定値の平均化に
よって抑制され、これによって測定精度を飛躍的に向上
させることが出来、物体と図面の比較や物体同士の比較
を容易に、かつ正確に行うことが可能になるという、従
来にない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る3次元座標測定装置の全体構成
を示す正面図である。
【図2】図1のレンジファインダの内部構成を概略的に
示す図である。
【図3】図1の装置による測定時の作用を説明するため
の図であって、(A)は等間隔のX,Y格子上に表され
た測定対象物のXY断面を示す図、(B)は(A)に対
応するZ座標を示す図である。
【図4】図2に示される対象物90の測定画像を示す図
である。
【図5】図5のz方向の測定値の変化点近傍を拡大して
示す線図である。
【図6】2次元CCDセンサから各走査線毎に出力され
るビデオ信号に基づいて算出されたスリット像の明るさ
の累積値及びその変化量の一例を示す線図である。
【図7】複数回の繰り返し測定を行った場合の図5に対
応する線図である。
【図8】端点の位置を決定するためのコンピュータの制
御アルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 3次元座標測定装置 14 直交三軸アクチュエータ(移動手段) 16 旋回アクチュエータ部(移動手段) 24 コンピュータ(演算制御手段の一部)) 54 スリット光源 70 2次元CCDセンサ(2次元受光手段) 72 画像処理回路(演算制御手段の一部) 90 対象物 100 スリット光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 1/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X,Y座標軸をそれぞれ等間隔のピッチに
    採り、その位置に対応するZ座標値を補間により得、対
    象物の各端点の3次元(X、Y、Z)座標を測定基準点
    からの距離として測定する3次元座標測定装置であっ
    て、 対象物表面に向けスリット光を投光するスリット光源
    と、 前記スリット光の光軸に対して所定角度傾斜した状態で
    設けられ、その受光面に前記対象物表面上に形成される
    スリット像を受光する2次元受光手段と、 スリット光源と前記2次元受光手段の位置関係を保持し
    つつその全体を移動させる移動手段と、 前記受光手段の出力信号を前記スリット像に対応する2
    次元座標データ列に変換し、この変換後の座標データ列
    に基づいて所定の演算を行って対象物の各端点の3次元
    (X、Y、Z)座標を測定基準点からの距離として演算
    すると共に、前記移動手段を制御する演算制御手段と、
    を備え、 前記演算制御手段が、スリット像の各端点の位置近傍を
    自動的に求めるに際し、前記スリット光源と前記2次元
    受光手段とが両者間の位置関係を保持した状態で少しず
    つ移動するように前記移動手段を制御すると共に、各移
    動位置で得られる前記受光手段の出力信号に基づいて各
    移動位置での端点位置を求め、これらの平均値をその端
    点の2次元座標値として決定することを特徴とした3次
    元座標測定装置。
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