JPH0841708A - 低摩擦抵抗女性用競泳水着 - Google Patents

低摩擦抵抗女性用競泳水着

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JPH0841708A
JPH0841708A JP6177087A JP17708794A JPH0841708A JP H0841708 A JPH0841708 A JP H0841708A JP 6177087 A JP6177087 A JP 6177087A JP 17708794 A JP17708794 A JP 17708794A JP H0841708 A JPH0841708 A JP H0841708A
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JP
Japan
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water
air
swimsuit
fabric
swimmer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6177087A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Tokunaga
純一郎 徳永
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦抵抗を大幅に低減した低摩擦抵抗女性用
競泳水着を提供すること。 【構成】 ワンピース型デザインの女性用競泳水着であ
って、水中で泳者の呼気が接触する布地の少なくとも胸
部および腹部に相当する部位の布地に撥水処理を施すこ
とにより、前記布地表面の水との接触角θを90°以上
とし、表面に空気保持能力を備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泳法との組合せにより
摩擦抵抗を大幅に低減した低摩擦抵抗女性用競泳水着に
関するものである。
【0002】
【従来技術】水泳競技は、0.01〜0.1秒の記録を
争う競技であり、より一層のスピード記録更新を図るた
めには、泳者の水泳技術向上は勿論として、競泳用水着
の水に対する摩擦抵抗を低減することが重大な課題とな
っている。そのために、従来の女性用競泳水着は、水着
部分の摩擦抵抗の増大を防止する目的で、様々なデザイ
ンが工夫されており、さらには泳者の体型の変形に柔軟
に追従する素材を使用したり、また水着の素材である生
地の表面粗度、縫い目であるパイピング、およびひもな
どの突起などを改良することにより、摩擦抵抗増加要因
をなくすための検討が、従来から行われている。
【0003】しかるに、従来の女性用競泳水着において
は、たとえ水との摩擦抵抗を低減し得たとしても、競技
中の水中で泳者が吐く呼気や水中のエアーなどの気体が
水着表面に付着して静止気体膜を形成し、これが推進力
に反する浮力として泳者に作用するため、この点がさら
なる記録達成にとって大きな障害となっていた。また、
水泳競技にはクロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳、水
球、シンクロナイズドスイミングおよび飛び込みなどの
様々な泳法種目があり、これら各種目において水着に対
する要求性能が異なるが、従来では泳法との組合せによ
り摩擦抵抗を低減する試みはあまりなされておらず、一
概に摩擦抵抗の増大防止をなし得たとしても、これをス
ピード記録の更新に結び付けることはなかなかに困難で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の女性用競泳水着が有する問題点を解決するために検
討した結果達成されたものである。したがって、本発明
の目的は、泳法との組合せにより摩擦抵抗を大幅に低減
した低摩擦抵抗女性用競泳水着を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の低摩擦抵抗女性用競泳水着は、ワンピー
ス型デザインの女性用競泳水着であって、水中で泳者の
呼気が接触する少なくとも胸部および腹部に相当する部
位の布地に撥水処理を施して、該布地表面の水との接触
角θを90°以上となし、表面に空気保持能力を備えた
ことを特徴とする。
【0006】すなわち、本発明は、単に女性用競泳水着
の摩擦抵抗の増大を防止するのではなく、主に競技中に
泳者の呼気が水中に吐き出される泳法、例えばクロー
ル、平泳ぎ、バタフライなどの泳法との組合せにより、
積極的に摩擦抵抗を減少させようとするものである。こ
のために、本発明では水着の布地表面の少なくとも胸部
および腹部に相当する部位に撥水処理を施すことを特徴
としており、以下の現象を利用して水着の摩擦抵抗を減
少させることを特徴とするものである。
【0007】つまり、水着の布地に撥水処理を施すと、
布地を構成する繊維の撥水性と繊維および織物組織の微
細な凸凹の相乗効果により、布地表面は極めて高い撥水
性を示すようになる。そして、この布地を水中に浸漬す
ると、布地は繊維内部と織物組織の凹部に空気を保有し
ているため、周囲の水は布地内部に浸入することができ
ず、結果的に静止状態では布地表面は空気膜を形成、保
持することになる。
【0008】しかるに、水中でこの布地に外部から空気
を供給すると、布地に付着した既存の空気が核となって
布地は容易にその空気を取り込み、表面に沿って空気を
周囲に拡散させる。したがって、泳者が水中で呼気を吐
き出すと、その空気は下流側へと流れ、泳者の胸部側お
よび腹部側の水着部分で取り込まれて、布地に沿って薄
い膜状の空気流れを形成する。
【0009】空気の粘性は、水のそれに比べ1/50程
度であるから、水着近傍の速度勾配はおもに空気の膜状
流れ内で発生し、水はあたかもスリップしたような状態
となるため、水着部分の摩擦抵抗が大幅に低減すること
になるのである。このように、本発明の低摩擦抵抗女性
用競泳水着によれば、撥水処理を施した水着と、水中で
空気が下流側に流れるように呼吸する泳法との組み合わ
せにより、泳者が受ける摩擦抵抗を大幅に低減すること
ができる。
【0010】本発明の低摩擦抵抗女性用競泳水着を使用
する泳法としては、主に競技中に泳者の呼気が水中に吐
き出される泳法、とくにクロール、平泳ぎおよびバタフ
ライが適当である。ただし、本発明の低摩擦抵抗女性用
競泳水着においては、撥水処理を施す部位は、競技中の
水中で泳者の呼気が接触する布地表面の少なくとも一
部、とくに泳者の胸部および腹部に相当する部位の布地
表面であり、泳者の背中側の部位に施すことは、次の理
由から好ましくない。
【0011】すなわち、撥水処理を施した水着は、空気
を保有しているので浮力を発生するため、水着背中側に
撥水処理を施すと、水着はこの浮力により背中から離
れ、水のすくい込みと水着の膨らみにより、かえって摩
擦抵抗が増加してしまうためである。水着の所望部位へ
の撥水処理は、布地の表面に、水との接触角θを90°
以上にし得るフッ素樹脂、シリコーン系樹脂、ポリエー
テルサルフォン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、およびポリイミド樹
脂の群から選ばれた撥水性樹脂をコーティングすること
により行われる。接触角が90°以上となれば、布地は
撥水性となる。
【0012】また、上記撥水性樹脂に、平均粒径0.1
〜30μmの疎水性シリカ粒子および/またはポリテト
ラフルオロエチレン粒子を適量混合して、布地表面にコ
ーティングすると、さらに撥水性を向上させることがで
きる。粒子の平均粒径を0.1〜30μmの範囲とした
のは、平均粒径0.1μm未満では撥水性樹脂の撥水性
が粒子を混合しない場合に比べて大幅に向上しないこ
と、また平均粒径が30μmを超えるとコーティングし
た布地表面の粗さを増大させ摩擦抵抗増加要因になるこ
との理由による。
【0013】なお、上記以外にも、水着への撥水処理が
可能な処理剤であれば、いずれを用いてもよいのは勿論
である。本発明は、水着以外に潜水着にも応用すること
ができる。すなわち、撥水処理を施した潜水着は、前述
のように表面に空気の膜を形成するが、空気の熱伝導率
は水のそれに比べ一桁小さいので、断熱性向上の効果が
期待できる。また、水着と同様に、遊泳中の摩擦抵抗を
低減できることはいうまでもない。
【0014】以下に、実施例を挙げて本発明の構成およ
び効果についてさらに説明する。
【0015】
【実施例】撥水処理を施した布地に空気を外部から供給
したときの摩擦抵抗低減を確認するための、管内流によ
る圧力損失測定試験およびその試験結果について図1お
よび図2により説明する。図1は本発明の効果を確認す
るための試験に使用した装置の概略図である。
【0016】図1において、貯水タンク1内の水は、ポ
ンプ2で圧送されて、サージタンクおよび電磁流量計
3、流量調整弁4を経て、内寸が幅60mm、高さ30
mmの透明アクリル製矩形管5に流入し、さらに長さ1
000mmの試験区間6を通って貯水タンク1に戻る。
矩形管5は全長4mであり、試験区間6の上流側で2m
の助走距離がとられている。
【0017】試験区間6には、撥水処理を施した幅60
mm、長さ1000mmの布地7が矩形管5の上面側に
張り付けられており、布地7の上流側5mmの位置に空
気を供給するためのノズル8(外径0.6mm、内径
0.3mm)が、等間隔(10mm)で6本下流方向に
向けて取りつけられている。一方、布地7に供給する空
気は、コンプレッサ9で蓄圧され、レギュレータ10で
減圧後、ニードル弁11および質量流量計12を経て分
岐管を経由して空気供給ノズル8から吹き出す。
【0018】試験に使用した布地7の材質はポリエステ
ルであり、この布地7の片面に、平均粒径1.8μmの
疎水性シリカ(富士シリシア社製)をフッ素系コーティ
ング剤(住友スリーエム社製)に40重量%混合した分
散液を刷毛塗りでコーティングしたものを用いた。この
ようにしてコーティングした布地7の上に水滴を滴下し
て水との接触角を測定した結果は160°以上であり、
布地7に僅かな傾斜を与えると水滴は容易に転がり落ち
た。
【0019】試験区間6での圧力損失の計測には、布地
7の前縁から100mmおよび900mmの2箇所にお
ける矩形管5の両側面に、それぞれ圧力タップ(内径2
mm)13,13を設け、その区間(長さ800mm)
の差圧を差圧計14で計測し、電気フィルタ15を介し
てペンレコーダ16で連続記録した。試験条件は、管内
平均流速Vを1m/sおよび2m/sの二流速とし、表
1に示す空気供給条件で実施した。
【0020】
【表1】 ここで、平均空気膜厚は、空気膜が水の管内平均流速と
同一速度で一様に流れると仮定して計算した空気膜厚を
示す。空気量レベルALは、前記平均空気膜厚さを示す
指標で、平均空気膜厚を10倍したものである。
【0021】なお、空気供給条件をもとに、撥水処理水
着部分の幅と供試布地幅の比率を考慮して泳者の呼吸量
に換算すると、表1に示した供給空気量Qaの値の7〜
10倍程度である。実際の泳者の呼吸量は、競泳距離に
よって異なるが、一般に表1に示した呼吸量よりも多い
ことから、本試験条件は実現可能なものである。上記の
試験における差圧測定結果は、図2(a)、(b)に示
した通りであり、いずれの流速(1m/sおよび2m/
s)においても、空気無供給の状態から空気を供給する
と試験区間の差圧が減少し、供給空気量を増加させるほ
ど差圧の減少が大きくなる傾向があることがわかる。こ
の差圧の減少は、布地7の表面におけるせん断応力、す
なわち摩擦抵抗の低減を意味するものである。
【0022】また、この場合に供給した空気の流れ挙動
を観察すると、6本の空気供給ノズルから吹き出した気
泡状の空気は、撥水処理を施した布地に達すると直ちに
布地表面に取り込まれ、面内を拡散しながら膜状となっ
て下流側に流れてゆくのが確認された。表2は、上記差
圧測定結果をもとに、空気無供給の状態の差圧を基準と
して差圧減少率を計算して示したものである。
【0023】
【表2】 表2の結果からは、空気量レベルAL=5では、V=1
m/sおよび2m/sの各流速で差圧減少率はそれぞれ
30%、20%に達することが明らかである。なお、こ
の試験において、撥水処理を施した布地の幅は、矩形管
断面周囲長さの33%にすぎないことに注意すべきで、
この点を考慮すれば、撥水処理を施した布地部分の摩擦
抵抗の減少率は、上記差圧減少率よりはるかに大きくな
ることが当然予想される。
【0024】このように、撥水処理を施した布地に空気
を外部から供給すると、大幅な摩擦抵抗低減が得られる
ことが確認された。一方、比較のために、上記撥水処理
を行わないポリエステル布地を、上記と同様の差圧測定
試験に供したところ、空気を供給すると差圧が逆に増加
する挙動を示し、空気量レベルAL=5では、V=1m
/sおよび2m/sの各流速で差圧減少率はそれぞれ−
3.6%、−2.5%となった。なお、この場合の空気
の流れ挙動を観察すると、空気供給ノズルから吹き出し
た気泡状の空気は、布地表面に取り込まれることなく筋
状になって下流側に流れ、特にV=1m/sの場合には
気泡同士が合体を繰り返しながら成長してゆくのが認め
られた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低摩擦抵
抗女性用競泳水着は、水中で泳者の呼気が接触する布地
の少なくとも一部に撥水処理を施すことにより、前記布
地表面の水との接触角θを90°以上となして表面に空
気保持能力を備えたため、クロール、平泳ぎまたはバタ
フライの泳法との組合せにより、摩擦抵抗を大幅に低減
することができ、スピード記録の更新に対し大いに貢献
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の効果を確認するための試験に使用した
装置の概略図である。
【図2】本発明の実施例における差圧測定結果をチャー
トで示す説明図である。
【符号の説明】
1 貯水タンク 2 ポンプ 3 流量計 4 流量調
整弁 5 矩形管 6 試験区
間 7 供給布地 8 空気供
給ノズル 9 コンプレッサ 10 レギュ
レータ 11 ニードル弁 12 質量
流量計 13 圧力タップ 14 差圧
計 15 電気フィルタ 16 ペン
レコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンピース型デザインの女性用競泳水
    着であって、水中で泳者の呼気が接触する少なくとも胸
    部および腹部に相当する部位の布地に撥水処理を施し
    て、該布地の表面の水との接触角θを90°以上とな
    し、表面に空気保持能力を備えた低摩擦抵抗女性用競泳
    水着。
  2. 【請求項2】 撥水処理を、フッ素樹脂、シリコーン系
    樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリフェニレンサ
    ルファイド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、および
    ポリイミド樹脂の群から選ばれた撥水性樹脂のコーティ
    ングにより行う請求項1に記載の低摩擦抵抗女性用競泳
    水着。
  3. 【請求項3】 撥水性樹脂が、平均粒径0.1〜30μ
    mの疎水性シリカ粒子および/またはポリテトラフルオ
    ロエチレン粒子を含有する請求項2に記載の低摩擦抵抗
    女性用競泳水着。
JP6177087A 1994-07-28 1994-07-28 低摩擦抵抗女性用競泳水着 Withdrawn JPH0841708A (ja)

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