JPH0839556A - マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置 - Google Patents

マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置

Info

Publication number
JPH0839556A
JPH0839556A JP17647794A JP17647794A JPH0839556A JP H0839556 A JPH0839556 A JP H0839556A JP 17647794 A JP17647794 A JP 17647794A JP 17647794 A JP17647794 A JP 17647794A JP H0839556 A JPH0839556 A JP H0839556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
holder
heating box
raw material
heating tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17647794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisakazu Oohata
久和 大秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP17647794A priority Critical patent/JPH0839556A/ja
Publication of JPH0839556A publication Critical patent/JPH0839556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチ式トランスファ成形機に対する原料タ
ブレットを、その成形金型における各原料タブレット装
填室に装填する以前に、予備加熱装置11における加熱
チューブ14内で予備加熱する場合に、前記加熱チュー
ブ14の本数又は間隔の変更が容易にできるようにす
る。 【構成】 前記加熱チューブ14の複数本を内蔵した加
熱ボックス13の上面に、その開口部13bを塞ぐ上部
ホルダー16を着脱可能に取付けて、この上部ホルダー
にて前記各加熱チューブの上端を支持する一方、前記各
加熱チューブの下端を支持する下部ホルダー18を、前
記開口部内に通過する大きさにして、この下部ホルダー
を、前記上部ホルダーに対して取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱硬化性合成樹脂の成
形を行うためのトランスファ成形機のうち、複数個の原
料タブレット装填室を備えたマルチ式のトランスファ成
形機において、原料タブレットを、前記原料タブレット
装填室に装填する前に予備加熱するための装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図6及び図7に示すように、上
下一対の成形金型A,Bのうち一方の成形金型Aに複数
個の原料タブレット装填室Cを設けて成るトランスファ
成形機においては、その側方の部位に、原料タブレット
に対する高周波式の予備加熱装置1を配設し、原料タブ
レットDを、この予備加熱装置1にて予備加熱したのち
前記一方の成形金型Aにおける各原料タブレット装填室
Cに装填することにより、一回の成形に要する時間の短
縮をすることが行なわれている。
【0003】そして、従来における高周波式の予備加熱
装置1は、図8及び図9に示すように、高周波電極2を
内蔵した加熱ボックス3内に、複数本の耐熱絶縁体製加
熱チューブ4を、前記一方の成形金型Aにおける各原料
タブレット装填室Cの相互間の間隔Pと同じ間隔で配設
して、この各加熱チューブ4の上下両端部を、前記加熱
ボックス3の上面にボルト5にて着脱可能に取付けた上
部ホルダー6と、前記加熱ボックス3の下面にボルト7
にて着脱可能に取付けた下部ホルダー8とによって支持
すると言う構成にしている。
【0004】そして、前記各加熱チューブ4内に、原料
タブレットDを、各加熱チューブ4内にその下端より予
め挿入した突き上げ棒9にて支持した状態で装填して、
この状態で高周波加熱すると、前記各原料タブレットD
を、突き上げ棒9の上昇動によって、図8に二点鎖線で
示すように、各加熱チューブ4の外に突き上げたのち、
図示しない移送機構によって、前記一方の成形金型Aに
おける各原料タブレット装填室C内に装填する。
【0005】なお、各原料タブレット装填室C内に装填
された原料タブレットDは、両成形金型A,Bを型合わ
せしたあとにおいて、更なる加熱によって溶融されたの
ち、原料タブレット装填室C内へのプランジャEの押し
込み動により、両成形金型A,Bの合わせ面に各原料タ
ブレット装填室Cに連通するように凹み形成されている
複数個の成形用キャビティA1,B1内に圧注入され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このマルチ
式トランスファ成形機に対する原料タブレットDの予備
加熱装置1は、マルチ式トランスファ成形機における一
対の成形金型A,Bが、原料タブレット装填室Cの個数
又は間隔が異なるものに変更になると、この原料タブレ
ット装填室Cの個数又は間隔の変更に合わせて、加熱チ
ューブ4を取り替えるものである。
【0007】しかし、従来における予備加熱装置1は、
前記したように、各加熱チューブ4を、加熱ボックス3
の上面に取付けた上部ホルダー6と、加熱ボックス3の
下面に取付けた下部ホルダー8とによって支持するよう
に構成していることにより、この加熱チューブ4の本数
及び間隔を変更するには、図10に示すように、上部ホ
ルダー6及び下部ホルダー8の両方を、加熱ボックス3
より取り外したのち、加熱ボックス3の上面と下面との
両方に、図11に示すように、加熱チューブ4の本数又
は間隔を変更するように構成した別の上部ホルダー6′
と下部ホルダー8′とを、当該両ホルダー6′,8′に
て加熱チューブ4を支持するように取付けするようにし
なければならず、換言すると、加熱チューブ4の本数及
び間隔を変更するには、加熱ボックス3の上面における
上部ホルダー及び下面における下部ホルダーとの両方の
取付け替えを必要とするから、その変更の作業がきわめ
て面倒で、長い時間がかかり、作業性が低いと言う問題
があった。
【0008】本発明は、前記加熱ボックス内における各
加熱チューブの本数又は間隔を変更することが、加熱ボ
ックスの上面からの作業によって至極簡単にできるよう
にすることを技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「内部に原料タブレットを導入するよ
うにした複数本の加熱チューブを内蔵した加熱ボックス
の上面に、当該上面に穿設した開口部を塞ぐようにした
上部ホルダーをボルト等にて着脱可能に取付けて、この
上部ホルダーにて前記各加熱チューブの上端を支持する
一方、前記各加熱チューブの下端を支持する下部ホルダ
ーを、前記加熱ボックスの上面における開口部内に通過
する大きさに設定して、この下部ホルダーを、前記上部
ホルダーに対して取付ける。」と言う構成にした。
【0010】
【作 用】この構成において、加熱ボックス内におけ
る各加熱チューブの本数又は間隔を変更にするに際して
は、上部ホルダーを加熱ボックスより取り外すことによ
り、前記各加熱チューブを、上部ホルダーとこれに取付
けた下部ホルダーとに対して、この両ホルダーによって
支持するように組み立てした状態で、加熱ボックスの上
面における開口部より引き抜くようにして、加熱ボック
スから取り外すことができる。
【0011】そこで、前記加熱ボックスに対して、複数
本の加熱チューブを、その本数又は間隔を変更するよう
に構成した別の上部ホルダーとこれに着脱可能に取付く
別の下部ホルダーとで支持するように組み立てたもの
を、上面における開口部から挿入したのち、その上部ホ
ルダーを加熱ボックスに対して取付けるのであり、これ
により、加熱チューブの本数又は間隔の変更を、加熱ボ
ックスの上面側から行うことができるのである。
【0012】
【発明の効果】従って、本発明によると、マルチ式トラ
ンファ成形機における成形金型の変更に応じて、予備加
熱装置における加熱チューブの本数又は間隔を変更する
ことが、至極簡単に短い時間にてできるから、作業性を
大幅に向上できる効果を有する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図5の図面
について説明する。この図において符号11は、本発明
による予備加熱装置を示し、この予備加熱装置11は、
高周波電極12を内蔵した加熱ボックス13と、この加
熱ボックス13内に、上下方向に延びるように挿入した
複数本の耐熱絶縁体製加熱チューブ14とから成り、前
記加熱ボックス13における上面板13aには、前記各
加熱チューブ14を加熱ボックス13内に挿入するため
の開口部13bが穿設されており、また、前記加熱ボッ
クス13における下面板13cにも、前記各加熱チュー
ブ14の下端をのぞませるための開口部13dが穿設さ
れている。
【0014】符号16は、前記加熱ボックス13におけ
る上面板13aの上面に、当該上面板13aにおける開
口部13bを塞ぐように配設した上部ホルダーを示し、
この上部ホルダー16は、前記加熱ボックス13に対し
てボルト15等によって着脱可能に取付けられている。
また、符号18は、前記加熱ボックス13における下面
板13cの上面に、当該下面板13cにおける開口部1
3bを塞ぐように配設した下部ホルダーを示し、この下
部ホルダー18は、前記加熱ボックス13における上面
板13aの開口部13b内を通過する大きさに構成され
ている。
【0015】そして、前記下部ホルダー18を、前記上
部ホルダー16に対してステーボルト17等を介して着
脱可能に取付けて、この下部ホルダー18と前記上部ホ
ルダー16とによって、前記各加熱チューブ14を支持
するように構成する。この構成において、加熱ボックス
13内における各加熱チューブ14の本数又は間隔を変
更にするに際しては、上部ホルダー16を加熱ボックス
13より取り外すことにより、前記各加熱チューブ14
を、図3に示すように、上部ホルダー16とこれに取付
けた下部ホルダー18とに対して、この両ホルダー1
6,18によって支持するように組み立てした状態で、
加熱ボックス13の上面における開口部13aより引き
抜くようにして、加熱ボックス13から取り外すことが
できる。
【0016】そこで、前記上部ホルダー16、下部ホル
ダー18及び各加熱チューブ14を、図4に示すように
分解し、その各加熱チューブ14の一部を、図5に示す
ように、その本数又は間隔を変更するように構成した別
の上部ホルダー16′とこれにステーボルト17′等に
て着脱可能に取付く別の下部ホルダー18′とで支持す
るように組み立て、これを、加熱ボックス13内に、そ
の上面板13aにおける開口部13bから挿入したの
ち、その上部ホルダー16′を加熱ボックス13におけ
る上面板13aに対してボルト15′にて取付けるので
あり、これにより、加熱チューブ14の本数又は間隔の
変更を、加熱ボックス13の上面側から行うことができ
るのである。
【0017】なお、加熱チューブの本数又は間隔を変更
する前と変更した後とにおいて、前記実施例のように、
同じ加熱チューブ14を使用することに限らず、別の加
熱チューブを使用するようにしても良い。つまり、加熱
チューブの本数等を代えて図3に組立てたユニットを複
数個用意し、このユニットごと取替えるようにしても良
いのである。
【0018】また、前記実施例においては、前記従来の
場合と同様に、各加熱チューブ14内に、原料タブレッ
トDを、各加熱チューブ14内にその下端より予め挿入
した突き上げ棒19にて支持した状態で装填して、この
状態で高周波加熱し、次いで加熱後の各原料タブレット
Dを、突き上げ棒19の上昇動によって、図1に二点鎖
線で示すように、各加熱チューブ14の外に突き上げた
のち、図示しない移送機構によって、前記一方の成形金
型Aにおける各原料タブレット装填室C内に装填するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による予備加熱装置の縦断正面
図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】加熱ボックスから加熱チューブを取り外した状
態を示す図である。
【図4】加熱チューブを分解した状態を示す図である。
【図5】加熱チューブの本数又は間隔を変更した状態を
示す図である。
【図6】マルチ式トランスファ成形機の斜視図である。
【図7】図6のVII −VII 視断面図である。
【図8】従来における予備加熱装置の縦断正面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】従来における予備加熱装置の分解した状態を
示す図である。
【図11】従来の予備加熱装置において加熱チューブを
変更している状態の図である。
【符号の説明】
11 予備加熱装置 12 高周波電極 13 加熱ボックス 13a 加熱ボックスの上面板 13b 加熱ボックスの開口部 14 加熱チューブ 15 ボルト 16 上部ホルダー 17 ステーボルト 18 下部ホルダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に原料タブレットを導入するようにし
    た複数本の加熱チューブを内蔵した加熱ボックスの上面
    に、当該上面に穿設した開口部を塞ぐようにした上部ホ
    ルダーをボルト等にて着脱可能に取付けて、この上部ホ
    ルダーにて前記各加熱チューブの上端を支持する一方、
    前記各加熱チューブの下端を支持する下部ホルダーを、
    前記加熱ボックスの上面における開口部内に通過する大
    きさに設定して、この下部ホルダーを、前記上部ホルダ
    ーに対して取付けたことを特徴とするマルチ式トランス
    ファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置。
JP17647794A 1994-07-28 1994-07-28 マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置 Pending JPH0839556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17647794A JPH0839556A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17647794A JPH0839556A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839556A true JPH0839556A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16014360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17647794A Pending JPH0839556A (ja) 1994-07-28 1994-07-28 マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0839556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024002844A1 (de) * 2022-06-30 2024-01-04 Vitesco Technologies Germany Gmbh Transfermoldverfahren zum umspritzen eines elektronischen bauteils, moldeinrichtung zum ausführen des transfermoldverfahrens

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024002844A1 (de) * 2022-06-30 2024-01-04 Vitesco Technologies Germany Gmbh Transfermoldverfahren zum umspritzen eines elektronischen bauteils, moldeinrichtung zum ausführen des transfermoldverfahrens

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206780844U (zh) 一种模具进胶机构
JPH0839556A (ja) マルチ式トランスファ成形機における原料タブレットの予備加熱装置
CN208133509U (zh) 一种用于插接栏杆连接件的冲床模具
CN105690539A (zh) 脱模机
ITMI20111510A1 (it) Metodo e apparecchiatura per produrre contenitori in materiale plastico
JPH0615316A (ja) 横型トリミングプレス機
CN207088382U (zh) 一种易脱模的模具结构
HUT54994A (en) Improved process for producing 5h-dibenz(b,f)azepine
HUT55365A (en) Improved process for producing 5-carbanoyl-5h-dibenz/b, f/azepine
JPH04147797A (ja) 粉末打錠成形装置
CN210193946U (zh) 一种石英钟零件热处理用挂架
CN213490603U (zh) 一种片剂压片用上料装置
CN215878766U (zh) 一种医药中间体过滤筛分装置
CN217617710U (zh) 一种具有热量再助燃利用的钢铁生产用烤包器
SU859170A1 (ru) Универсальный блок дл изготовлени изделий из пластмасс
CN211557726U (zh) 一种方便维护的连铸机控制器
CN219063958U (zh) 一种适用于植入剂的干燥装置
CN216300149U (zh) 一种反吹成型装置
CN217531836U (zh) 一种针对碗盖热成型效率高的热成型装置
CN214240915U (zh) 一种模具用搬运装置
CN209955213U (zh) 一种桌牌卡板模具
SU592521A1 (ru) Устройство дл прессовани металлических порошков
CN209999044U (zh) 壳体定位装置
JP3204347B2 (ja) 光学素子の成形装置
TWI667207B (zh) Heating and heating field device for molding stereoscopic glass continuous forming device