JPH0839353A - スパイラルタップ - Google Patents
スパイラルタップInfo
- Publication number
- JPH0839353A JPH0839353A JP19734794A JP19734794A JPH0839353A JP H0839353 A JPH0839353 A JP H0839353A JP 19734794 A JP19734794 A JP 19734794A JP 19734794 A JP19734794 A JP 19734794A JP H0839353 A JPH0839353 A JP H0839353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- top end
- tip
- cut
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
る。上方から明けられた盲孔(有底孔、止まり孔)にタ
ップを立てる場合、加工中に生ずる細かい切粉が落下し
て孔の底に溜まり、堆積した切粉にタップの先端が衝突
してタップを下孔の底まで進めることができないという
問題がある。この発明は、極めて簡単な構造により下孔
の底までタップ加工が可能なタップを得ることを課題と
する。 【構成】 スパイラルタップの先端部の切刃4の背面側
を削り落として、当該部分にタップの外径側に向かって
扇状に拡がる斜めの切落し面6を設ける。切落し面6の
タップ軸14に対する角度は大略45度程度とし、タッ
プの先端に幅狭い先端面7が残るようにする。
Description
を加工するタップに関するものである。
軸に取り付ける柄(シャンク)の先端側に円周数箇所に
軸方向の凹溝を有する雄ネジを形成した構造で、先端側
にはネジ頭を低くした食付き部が設けられている。一般
に使用されているストレートタップは凹溝を軸方向に設
けたものであるが、切粉のはけを良くするために凹溝を
螺旋状に設けたスパイラルタップがある。
れた盲孔(有底孔、止まり孔)にタップを立てる場合、
加工中に生ずる細かい切粉が落下して孔の底に溜まり、
堆積した切粉にタップの先端が衝突してタップを下孔の
底まで進めることができないということが起こる。
ても下孔の底に堆積した切粉を排出することはできな
い。ドリルであればドリルの先端を堆積した切粉に当て
た状態でドリルを回転させることにより、ドリルに設け
た螺旋状の凹溝で切粉を排出することができるが、タッ
プは回転と軸方向の送り量との関係がネジのリードによ
って決定されてしまっているので、堆積した切粉によっ
て前進が妨げられると、タップを回転させることができ
なくなり、従ってスパイラルタップであっても、回転に
よる切粉排除作用を発揮させることができなくなってし
まうのである。
8mm径以上)かつ切粉の細かい鋳物などのワークを加
工するときに特に問題となる。
錯誤を経てなされたもので、極めて簡単な構造により下
孔の底までタップ加工が可能なタップを得ることを課題
としている。
ルタップの先端部の切刃4の背面側を削り落として、当
該部分にタップの外径側に向かって扇状に拡がる斜めの
切落し面6を設けることにより、上記課題を解決してい
る。
大略45度程度とし、タップの先端に幅狭い先端面7が
残るようにする。
と、下孔が上方から明けられた盲孔であり、ワークが鋳
鉄のような細かい切粉の出るワークであっても、タップ
の先端が下孔の底に当接するまでタップを前進させるこ
とができる。これは切落し面6を設けたことにより、タ
ップ先端の先端面7が狭くなってタップの先端が堆積し
た切粉の中に進入しやすくなるとともに、タップの先端
に切粉が入り込むことのできる広い凹溝が形成されるた
め、下孔の底に堆積した切粉が凹溝3内へ掬い上げられ
るためと考えられる。
たものである。図1ないし図3において1は柄、2はネ
ジ、3は凹溝であり、凹溝3はタップの回転により切粉
を上方に導くように螺旋状に設けられている。タップの
切刃4はタップを右まわりに回転させたときのネジ2の
進行方向の凹溝3との境目に形成される。タップの先端
にはネジ山の頂部を先端側に向けて斜めに切り落とした
形状の食付き部5が設けられる。
の側面および先端面を示したもので、凹溝13の幅はタ
ップの先端から柄12との繋ぎ目まで一定幅であり、タ
ップの先端には図5に示すように外形側に向かって扇状
に拡がった先端面17が存在している。
明のタップでは、タップ先端の切刃4の背後の部分が削
り落とされて、タップの軸線14に対して略45度を成
す切落し面6が形成されている。この切落し面6はタッ
プの側面および先端側から見たときに、タップの外径側
に向かって拡がる扇状を呈しており、タップの先端面7
は幅狭い放射状となっている。
図3に示すようにその先端が盲孔の底に溜まった切粉8
に達したとき、切粉8がタップの進行に伴って凹溝3内
へと掬い上げられ、堆積した切粉8がタップ9の進行を
妨げない。そのためタップ9の先端は、堆積した切粉8
に阻止されることなく、下孔10の底11に当接するま
でタップ加工を行うことが可能になる。
は、極めて簡単な構造により、下孔が上下方向に設けら
れた盲孔であっても、タップの先端がその底に突き当た
るまでタップ加工を行うことが可能となる。このことは
深い下孔を設ける必要がないということであり、また加
工に際してタップ加工の途中で下孔の底に溜まった切粉
の排除作業を必要としないということであって、タップ
加工の能率を大幅に向上させることができるという効果
がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 柄(1) の先端側に設けたネジ部(2) に切
刃(4) を形成するための凹溝(3) を螺旋状に設けたスパ
イラルタップにおいて、タップ先端部の切刃(4) の背面
側に外径側に向かって扇状に拡がる斜めの切落し面(6)
が設けられていることを特徴とする、スパイラルタッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19734794A JPH0839353A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スパイラルタップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19734794A JPH0839353A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スパイラルタップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839353A true JPH0839353A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16372975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19734794A Pending JPH0839353A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | スパイラルタップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0839353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8708621B2 (en) | 2009-03-09 | 2014-04-29 | Osg Corporation | Spiral fluted tap and method for manufacturing the same |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP19734794A patent/JPH0839353A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8708621B2 (en) | 2009-03-09 | 2014-04-29 | Osg Corporation | Spiral fluted tap and method for manufacturing the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |