JPH0838881A - プラズマ化学反応装置 - Google Patents
プラズマ化学反応装置Info
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- JPH0838881A JPH0838881A JP18028294A JP18028294A JPH0838881A JP H0838881 A JPH0838881 A JP H0838881A JP 18028294 A JP18028294 A JP 18028294A JP 18028294 A JP18028294 A JP 18028294A JP H0838881 A JPH0838881 A JP H0838881A
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- gas
- plasma chemical
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J2219/0894—Processes carried out in the presence of a plasma
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多孔質体の放電ギャップ長を小さくして電子
エネルギーを高めることにより、高効率のプラズマ化学
反応を生じさせる。 【構成】 一対の電極8,9に電源10から高電圧が印
加され、この一対の電極8,9間の間隙にガス送風装置
13から原料ガス11が送り込まれる。一対の電極8,
9間の間隙に、セラミック体6が設けられ、セラミック
体6の気孔7はセラミック体6を貫通する。気孔7にお
いて放電が発生し、この放電により原料ガス11がプラ
ズマ反応に処理され、処理ガス12として排出される。
エネルギーを高めることにより、高効率のプラズマ化学
反応を生じさせる。 【構成】 一対の電極8,9に電源10から高電圧が印
加され、この一対の電極8,9間の間隙にガス送風装置
13から原料ガス11が送り込まれる。一対の電極8,
9間の間隙に、セラミック体6が設けられ、セラミック
体6の気孔7はセラミック体6を貫通する。気孔7にお
いて放電が発生し、この放電により原料ガス11がプラ
ズマ反応に処理され、処理ガス12として排出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道の殺菌・消臭
・脱色、工業排水処理の脱臭・脱色、パルプの脱色およ
び医療機器の殺菌を行うため、プラズマ化学反応により
空気あるいは酸素ガス等からオゾンまたは過酸化水素を
発生させるプラズマ化学反応装置、またはプラズマ化学
反応により排煙の脱硝・脱硫を行うプラズマ化学反応装
置に関する。
・脱色、工業排水処理の脱臭・脱色、パルプの脱色およ
び医療機器の殺菌を行うため、プラズマ化学反応により
空気あるいは酸素ガス等からオゾンまたは過酸化水素を
発生させるプラズマ化学反応装置、またはプラズマ化学
反応により排煙の脱硝・脱硫を行うプラズマ化学反応装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマ化学反応装置として、無
声放電式オゾン発生装置を図3を用いて説明する。図3
に示すように、無声放電式オゾン発生装置は円筒状の金
属管1内に、円筒状の誘電体管2を同芯状に挿入して構
成される。誘電体管2の内面には、金属コート3が施さ
れる。この金属コート3に図示しない交流電源から高電
圧が印加され、誘電体管2と金属管1との間の放電ギャ
ップにおいて無声放電が発生する。このような放電ギャ
ップの距離は、一般に1mm程度となっており、この放電
ギャップ間には、原料ガス4として乾燥空気あるいは酸
素ガスが送られ、このガスの一部が無声放電によりオゾ
ン化されて、オゾン化ガス5として取り出される。
声放電式オゾン発生装置を図3を用いて説明する。図3
に示すように、無声放電式オゾン発生装置は円筒状の金
属管1内に、円筒状の誘電体管2を同芯状に挿入して構
成される。誘電体管2の内面には、金属コート3が施さ
れる。この金属コート3に図示しない交流電源から高電
圧が印加され、誘電体管2と金属管1との間の放電ギャ
ップにおいて無声放電が発生する。このような放電ギャ
ップの距離は、一般に1mm程度となっており、この放電
ギャップ間には、原料ガス4として乾燥空気あるいは酸
素ガスが送られ、このガスの一部が無声放電によりオゾ
ン化されて、オゾン化ガス5として取り出される。
【0003】オゾン生成の過程は次のようなものであ
る。まず、原料ガス中のガス分子が無声放電により発生
した電子と衝突して、ガス分子が励起状態となる。この
励起状態のエネルギーが解離エネルギー以上になると、
解離してラジカルとなり、このラジカルのうち、原子酸
素(O)が他の酸素分子(O2 )と結合して、オゾン
(O3 )が生成する。
る。まず、原料ガス中のガス分子が無声放電により発生
した電子と衝突して、ガス分子が励起状態となる。この
励起状態のエネルギーが解離エネルギー以上になると、
解離してラジカルとなり、このラジカルのうち、原子酸
素(O)が他の酸素分子(O2 )と結合して、オゾン
(O3 )が生成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】無声放電中の電子のエ
ネルギーは、近似的にマクスエル分布を示し、低エネル
ギーから高エネルギーまで分布している。無声放電中の
平均電子エネルギーは、およそ3〜5eVである。これ
に対し、酸素分子(O2 )の原子酸素(O)への解離エ
ネルギーは最低6eV必要である。したがって、無声放
電中の平均電子エネルギーが高くなると、原子酸素
(O)を生成する効率が上がり、その結果、オゾン(O
3 )生成効率が上がることになる。
ネルギーは、近似的にマクスエル分布を示し、低エネル
ギーから高エネルギーまで分布している。無声放電中の
平均電子エネルギーは、およそ3〜5eVである。これ
に対し、酸素分子(O2 )の原子酸素(O)への解離エ
ネルギーは最低6eV必要である。したがって、無声放
電中の平均電子エネルギーが高くなると、原子酸素
(O)を生成する効率が上がり、その結果、オゾン(O
3 )生成効率が上がることになる。
【0005】また、排煙処理の場合、窒素酸化物の解離
エネルギーは10eV以上と高いため、さらに高い平均
電子エネルギーが必要となってくる。このように無声放
電中の電子エネルギーを高めることができれば、このよ
うなプラズマ化学反応の効率を高めることが可能にな
る。
エネルギーは10eV以上と高いため、さらに高い平均
電子エネルギーが必要となってくる。このように無声放
電中の電子エネルギーを高めることができれば、このよ
うなプラズマ化学反応の効率を高めることが可能にな
る。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、電子エネルギーを高めることによりプラズ
マ化学反応の効率を向上させることができるプラズマ化
学反応装置を提供することを目的とする。
ものであり、電子エネルギーを高めることによりプラズ
マ化学反応の効率を向上させることができるプラズマ化
学反応装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の電極
と、この一対の電極に高電圧を印加する電源と、前記一
対の電極間の間隙内に設けられ、貫通する気孔を内部に
有する誘電性多孔質体と、前記一対の電極間の多孔質体
に原料ガスを送り込み、多孔質体の気孔により形成され
た放電ギャップに生じるプラズマ化学反応により原料ガ
スを処理し、処理ガスを排出するガス送風装置と、を備
えたことを特徴とするプラズマ化学反応装置である。
と、この一対の電極に高電圧を印加する電源と、前記一
対の電極間の間隙内に設けられ、貫通する気孔を内部に
有する誘電性多孔質体と、前記一対の電極間の多孔質体
に原料ガスを送り込み、多孔質体の気孔により形成され
た放電ギャップに生じるプラズマ化学反応により原料ガ
スを処理し、処理ガスを排出するガス送風装置と、を備
えたことを特徴とするプラズマ化学反応装置である。
【0008】
【作用】ガス送風装置により原料ガスを一対の電極間に
送り込み、同時に電源により一対の電極に高電圧を印加
する。この場合、誘電性多孔質体の気孔内で放電が生
じ、この放電により原料ガスがプラズマ化学反応により
処理され、処理ガスとして排出される。多孔質体の気孔
内で放電が生じるため、放電ギャップの距離を小さくし
て電子エネルギーを高くすることができる。
送り込み、同時に電源により一対の電極に高電圧を印加
する。この場合、誘電性多孔質体の気孔内で放電が生
じ、この放電により原料ガスがプラズマ化学反応により
処理され、処理ガスとして排出される。多孔質体の気孔
内で放電が生じるため、放電ギャップの距離を小さくし
て電子エネルギーを高くすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明によるプラズマ化
学反応装置の一実施例を示す図である。
て説明する。図1および図2は本発明によるプラズマ化
学反応装置の一実施例を示す図である。
【0010】図1において、プラズマ化学反応装置は一
対の金属電極8,9と、この一対の金属電極8,9に高
電圧を印加する交流電源10とを備えている。また、一
対の金属電極8,9間の間隙内に原料ガス11を送り込
むため、ガス送風装置13が設けられている。
対の金属電極8,9と、この一対の金属電極8,9に高
電圧を印加する交流電源10とを備えている。また、一
対の金属電極8,9間の間隙内に原料ガス11を送り込
むため、ガス送風装置13が設けられている。
【0011】さらに一対の金属電極8,9間の間隙内に
は、多孔質のセラミック体6が配設されている。このセ
ラミック体6は、セラミック粉体6aを高温で焼結する
ことにより得られ、粉体6a間に気孔7が存在する。
は、多孔質のセラミック体6が配設されている。このセ
ラミック体6は、セラミック粉体6aを高温で焼結する
ことにより得られ、粉体6a間に気孔7が存在する。
【0012】一般の構造材料や電気材料に用いられるセ
ラミックは、この気孔量を小さくして各々の気孔を独立
気孔とし、多数の気孔が連続してセラミック母材を貫通
しないようになっている。これに対して本発明のセラミ
ック体6は気孔率が高くなっており気孔7が連続し、こ
の気孔7がセラミック体6を貫通するようになってい
る。また気孔7の孔径は、およそ数μm〜数百μmの範
囲となっており、この値は無声放電式オゾン発生装置の
放電ギャップの距離(以下、放電ギャップ長)である1
mm程度より1桁から3桁小さくなっている。このため、
気孔7内の放電開始電界は、無声放電式オゾン発生装置
より高くなり、これにより電子エネルギーは無声放電式
オゾン発生装置より高くなる。
ラミックは、この気孔量を小さくして各々の気孔を独立
気孔とし、多数の気孔が連続してセラミック母材を貫通
しないようになっている。これに対して本発明のセラミ
ック体6は気孔率が高くなっており気孔7が連続し、こ
の気孔7がセラミック体6を貫通するようになってい
る。また気孔7の孔径は、およそ数μm〜数百μmの範
囲となっており、この値は無声放電式オゾン発生装置の
放電ギャップの距離(以下、放電ギャップ長)である1
mm程度より1桁から3桁小さくなっている。このため、
気孔7内の放電開始電界は、無声放電式オゾン発生装置
より高くなり、これにより電子エネルギーは無声放電式
オゾン発生装置より高くなる。
【0013】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まずガス送風装置13により、セ
ラミック体6内の気孔7に原料ガス11を送り込む。同
時に交流電源10により高電圧を発生させ、一対金属電
極8,9間に高電圧を印加すると、気孔7内に放電が発
生する。この場合、気孔7内では、原料ガス11がプラ
ズマ化学反応により処理されて処理ガス12となり、そ
の後、処理ガス12が排出される。原料ガス11とし
て、空気あるいは酸素ガス等を選ぶと、処理ガス12は
オゾン化したガスとなり、プラズマ化学反応装置はオゾ
ン発生装置となる。
用について説明する。まずガス送風装置13により、セ
ラミック体6内の気孔7に原料ガス11を送り込む。同
時に交流電源10により高電圧を発生させ、一対金属電
極8,9間に高電圧を印加すると、気孔7内に放電が発
生する。この場合、気孔7内では、原料ガス11がプラ
ズマ化学反応により処理されて処理ガス12となり、そ
の後、処理ガス12が排出される。原料ガス11とし
て、空気あるいは酸素ガス等を選ぶと、処理ガス12は
オゾン化したガスとなり、プラズマ化学反応装置はオゾ
ン発生装置となる。
【0014】本実施例において、気孔7の気孔率が高く
なって気孔7が連続してセラミック体6を貫通する。こ
のため、気孔7内に原料ガス11を流すことにより、気
孔7内でプラズマ化学反応を生じさせ、処理したガス1
2をセラミック体6の外方へ取りだすことができる。ま
た、気孔7の孔径は、およそ数μm〜数百μmの範囲と
なっており、この値は無声放電式オゾン発生装置の放電
ギャップ長である1mm程度より1桁から3桁小さい。
なって気孔7が連続してセラミック体6を貫通する。こ
のため、気孔7内に原料ガス11を流すことにより、気
孔7内でプラズマ化学反応を生じさせ、処理したガス1
2をセラミック体6の外方へ取りだすことができる。ま
た、気孔7の孔径は、およそ数μm〜数百μmの範囲と
なっており、この値は無声放電式オゾン発生装置の放電
ギャップ長である1mm程度より1桁から3桁小さい。
【0015】次に図2を用いて、本発明と無声放電の電
子エネルギーの関係を説明する。
子エネルギーの関係を説明する。
【0016】図2に放電開始条件の換算電界E/nと、
放電ギャップ長d(cm)および圧力p(bar )の関係を
示す。ここで、放電ギャップ長dは粉体6a間の距離で
あるが、気孔7の孔径に略相当する。また圧力pは気孔
7内の原料ガスの圧力である。換算電界E/nは放電ギ
ャップの電界Eを中性分子密度nで除したもので、放電
ギャップ長dと圧力pの積により決定される。図2に示
すように、従来の無声放電ではその動作点はA点とな
り、これに対して本発明の動作点はB点より左側、すな
わちp×d<0.05bar ・cmの範囲となる。換算電界
E/nは電子のエネルギーを一義的に決定する物理量で
あって、換算電界E/nが高いほど、電子のエネルギー
は高くなる。図2に示すように、本発明による換算電界
E/nは、B点より左側に位置するので、無声放電の場
合のA点より高いことが分る。したがって、本発明によ
れば高い電子エネルギーを得ることができる。
放電ギャップ長d(cm)および圧力p(bar )の関係を
示す。ここで、放電ギャップ長dは粉体6a間の距離で
あるが、気孔7の孔径に略相当する。また圧力pは気孔
7内の原料ガスの圧力である。換算電界E/nは放電ギ
ャップの電界Eを中性分子密度nで除したもので、放電
ギャップ長dと圧力pの積により決定される。図2に示
すように、従来の無声放電ではその動作点はA点とな
り、これに対して本発明の動作点はB点より左側、すな
わちp×d<0.05bar ・cmの範囲となる。換算電界
E/nは電子のエネルギーを一義的に決定する物理量で
あって、換算電界E/nが高いほど、電子のエネルギー
は高くなる。図2に示すように、本発明による換算電界
E/nは、B点より左側に位置するので、無声放電の場
合のA点より高いことが分る。したがって、本発明によ
れば高い電子エネルギーを得ることができる。
【0017】このように本実施例によれば、電子エネル
ギーを高めることにより、プラズマ化学反応の効率を高
めることができ、これによって高効率のオゾン発生装置
が得られる。
ギーを高めることにより、プラズマ化学反応の効率を高
めることができ、これによって高効率のオゾン発生装置
が得られる。
【0018】なお、原料ガス11として、水分を含む空
気あるいは酸素ガス等を用いると、処理ガス12は過酸
化水素を含み、プラズマ化学反応装置は過酸化水素発生
装置となる。また、原料ガス11が排煙の場合、プラズ
マ化学反応装置により排煙中に含まれる窒素酸化物ある
いは硫黄酸化物を除去することができ、処理ガス中に窒
素酸化物または硫黄酸化物は含まれなくなる。この場
合、プラズマ化学反応装置は脱硝、脱硫装置となる。さ
らに他の原料ガスについても、原料ガスの分子の解離エ
ネルギーが数eV以上と高い場合には、本発明を用いる
ことができる。
気あるいは酸素ガス等を用いると、処理ガス12は過酸
化水素を含み、プラズマ化学反応装置は過酸化水素発生
装置となる。また、原料ガス11が排煙の場合、プラズ
マ化学反応装置により排煙中に含まれる窒素酸化物ある
いは硫黄酸化物を除去することができ、処理ガス中に窒
素酸化物または硫黄酸化物は含まれなくなる。この場
合、プラズマ化学反応装置は脱硝、脱硫装置となる。さ
らに他の原料ガスについても、原料ガスの分子の解離エ
ネルギーが数eV以上と高い場合には、本発明を用いる
ことができる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によれば、多孔質体の
放電ギャップ長を小さくして電子エネルギーを高めるこ
とができ、これにより高効率のプラズマ化学反応装置を
得ることができる。
放電ギャップ長を小さくして電子エネルギーを高めるこ
とができ、これにより高効率のプラズマ化学反応装置を
得ることができる。
【図1】本発明によるプラズマ化学反応装置の一実施例
を示す概略図。
を示す概略図。
【図2】本発明の作用を示す図。
【図3】従来例である無声放電式オゾン発生装置の構成
を示す図。
を示す図。
6 セラミック体 7 気孔 8,9 一対の金属電極 10 交流電源 11 原料ガス 12 処理ガス 13 送風装置
Claims (4)
- 【請求項1】一対の電極と、 この一対の電極に高電圧を印加する電源と、 前記一対の電極間の間隙内に設けられ、貫通する気孔を
内部に有する誘電性多孔質体と、 前記一対の電極間の多孔質体に原料ガスを送り込み、多
孔質体の気孔により形成された放電ギャップに生じるプ
ラズマ化学反応により原料ガスを処理し、処理ガスを排
出するガス送風装置と、 を備えたことを特徴とするプラズマ化学反応装置。 - 【請求項2】多孔質体は多孔質のセラミック体であるこ
とを特徴とする請求項1記載のプラズマ化学反応装置。 - 【請求項3】多孔質体の気孔の孔径は数μm〜数百μm
であることを特徴とする請求項1記載のプラズマ化学反
応装置。 - 【請求項4】多孔質体の気孔により形成される放電ギャ
ップの距離と、その気孔内における原料ガスの圧力との
関係は、 放電ギャップの距離×原料ガスの圧力<0.05bar.cm
の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載のプラズ
マ化学反応装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028294A JPH0838881A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | プラズマ化学反応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18028294A JPH0838881A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | プラズマ化学反応装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838881A true JPH0838881A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16080497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18028294A Pending JPH0838881A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | プラズマ化学反応装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0838881A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19739181A1 (de) * | 1997-09-08 | 1999-03-11 | Abb Research Ltd | Entladungsreaktor und Verwendung desselben |
JP2009195711A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-09-03 | Fujitsu Ltd | ダイオキシン含有被処理物質の浄化方法及びダイオキシン含有被処理物質の浄化装置 |
KR20200046834A (ko) * | 2018-10-25 | 2020-05-07 | 서강대학교산학협력단 | 유전체 입자들 사이의 갭 거리가 조절된 메탄의 비-산화 커플링 반응용 유전체 배리어 방전 플라즈마 반응기 |
US11633708B2 (en) | 2018-10-25 | 2023-04-25 | Industry-University Cooperation Foundation Sogang University | Dielectric barrier discharge plasma reactor for non-oxidative coupling of methane having a controlled gap distance between dielectric particles and regeneration method of deactivated bed in the same |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP18028294A patent/JPH0838881A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19739181A1 (de) * | 1997-09-08 | 1999-03-11 | Abb Research Ltd | Entladungsreaktor und Verwendung desselben |
US6136278A (en) * | 1997-09-08 | 2000-10-24 | Abb Research Ltd. | Discharge reactor and uses thereof |
JP2009195711A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-09-03 | Fujitsu Ltd | ダイオキシン含有被処理物質の浄化方法及びダイオキシン含有被処理物質の浄化装置 |
KR20200046834A (ko) * | 2018-10-25 | 2020-05-07 | 서강대학교산학협력단 | 유전체 입자들 사이의 갭 거리가 조절된 메탄의 비-산화 커플링 반응용 유전체 배리어 방전 플라즈마 반응기 |
US11633708B2 (en) | 2018-10-25 | 2023-04-25 | Industry-University Cooperation Foundation Sogang University | Dielectric barrier discharge plasma reactor for non-oxidative coupling of methane having a controlled gap distance between dielectric particles and regeneration method of deactivated bed in the same |
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