JPH0838060A - 冷菓用持ち手棒 - Google Patents

冷菓用持ち手棒

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JPH0838060A
JPH0838060A JP6178811A JP17881194A JPH0838060A JP H0838060 A JPH0838060 A JP H0838060A JP 6178811 A JP6178811 A JP 6178811A JP 17881194 A JP17881194 A JP 17881194A JP H0838060 A JPH0838060 A JP H0838060A
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frozen dessert
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Kenjiro Kishikawa
健二郎 岸川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】台板と持ち手棒の交差部分に断熱層を設けて、
冷菓の融けだし難い持ち手棒を提供する。 【構成】縁部に垂下した係止円筒部を形成した円盤状の
台板と、この台板に対して垂直に設けられた棒状部とが
一体に成形された本体と、複数個の小孔を有する板状の
冷菓保存板とからなる冷菓用持ち手棒において、前記本
体の棒状部には、上方に向かって開口している空洞部を
有する空気部屋を備え、この空気部屋の内壁にはリブを
備え、前記冷菓保存板は、下部に前記空気部屋を蓋する
鍔を備え、さらにこの鍔に垂下して前記リブと嵌合係止
する係止部を備え、前記冷菓保持板の係止部を、本体の
空気部屋の内壁に設けられたリブに嵌合係止して組み立
てたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイスクリーム、アイ
スキャンディ等冷菓の持ち手棒に関し、特に持ち手棒に
断熱層を設けて、外気温度等によりアイスクリーム等の
冷菓が持ち手棒から滑り落ち難くしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アイスクリーム、アイスキャンデ
ィ等冷菓の持ち手棒(A)は、例えば図3(a)、
(b)に示すように、冷菓(B)を載せる、円盤状の中
央部から端部に行くに従い下方に向かって傾斜し、最後
に垂下して冷菓(B)を包装する紙製等のスリーブ
(C)を係止するための係止円筒部(51)を有する台
板(50)と、この台板(50)の中心を該台板に対し
て垂直に通過する棒状部(60)から成っている。
【0003】そして、棒状部(60)の台板より上部
は、偏平な板状の冷菓保持部(61)で、この板には冷
菓の一部が入り込めるような小孔(62)が数個開口し
ている。また、棒状部の台板より下部は、手持ち部(6
3)で、断熱性および持ち易さの面から断面が十字形の
構造を有している。
【0004】消費者は、スリーブ(C)を側面から除い
て、持ち手棒の手持ち部(63)を手で持って、アイス
クリーム等の冷菓(B)を食べる。この場合、特に夏期
等には外気の温度および手の熱によって、アイスクリー
ム等の冷菓が融け出して、持ち手棒(A)から落下する
ことがある。
【0005】これを防止するため、板状の冷菓保持部
(61)に小孔(62)を貫通させて、アイスクリーム
等の冷菓が融けて持ち手棒から落ちないように工夫して
いる。しかし、台板(50)と持ち手棒(A)の交差部
分は、下からの熱気と手の温度の熱伝導により暖まり易
く、冷菓がそこから融けだすことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アイスクリ
ーム等の冷菓用持ち手棒に関する上記のような問題点を
除去するためになされ、すなわち、台板と持ち手棒の交
差部分に断熱層を設けた、冷菓の融けだし難い持ち手棒
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において上記目的
を達成するために、まず第1の発明では、縁部に垂下し
た係止円筒部を形成した円盤状の台板と、この台板に対
して垂直に設けられた棒状部とが一体に成形された本体
と、複数個の小孔を有する板状の冷菓保持板とからなる
冷菓用持ち手棒において、前記本体の棒状部には、上方
に向かって開口している空洞部を有する空気部屋を備
え、該空気部屋の内壁にはリブを備え、前記冷菓保持板
は、下部に前記空気部屋を蓋する鍔を備え、さらにこの
鍔に垂下して前記リブと嵌合係止する係止部を備え、前
記冷菓保持板の係止部を、本体の空気部屋の内壁に設け
られたリブに嵌合係止して組み立てたことを特徴とする
冷菓用持ち手棒である。
【0008】また、第2の発明では、前記本体がポリプ
ロピレンの成形品、前記冷菓保持板が低密度ポリエチレ
ンの成形品から成ることを特徴とする請求項1記載の冷
菓用持ち手棒である。
【0009】
【作用】上記のように本発明によれば、本体の台板と手
に持つ棒状部の交差部に空気部屋を設けたので、外気温
度や手の温度は棒状部から直接冷菓に伝わるのではな
く、空気部屋の空気層を通して伝わるようになる。ま
た、本体はポリプロピレン、冷菓保持板は低密度ポリエ
チレンを用いて成形したので、本体は棒状部の強度が良
く、冷菓保持板は軟らかい製品ができる。
【0010】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
図1(a)は本発明の一実施例における組み立てた状態
を示す断面説明図で、(b)は同実施例の本体を示す断
面説明図で、(c)は同実施例の冷菓保持板を示す断面
説明図で、図2は使用状態を示す説明図である。
【0011】図1(a)、(b)、(c)に示すよう
に、本発明の冷菓用持ち手棒は、本体(10)と冷菓保
持板(20)の2部品を組み立てて成っている。本体
(10)、冷菓保持板(20)とも合成樹脂素材を用い
て、射出成形法等により製造されるが、好ましい素材
は、本体(10)はポリプロリレン、冷菓保持板(2
0)は低密度ポリエチレンである。
【0012】本体(10)は、アイスクリーム等の冷菓
を載せる台板(11)と、台板(11)に対し垂直に設
けられた空気部屋(14)を有する棒状部(16)等か
ら構成される。
【0013】台板(11)は、周辺部に行くに従い下方
に傾斜する円盤状をしており、この台板(11)の縁部
には後記するスリーブを係止するための係止円筒部(1
2)が形成されている。
【0014】空気部屋(14)は、上方に向かって開口
部(13)を有し、内部は空洞で、下部は、空気部屋
(14)から連続して断面十字形の棒状部(16)が形
成されている。
【0015】空気部屋(14)の内壁の周囲には、後記
する冷菓保持板の係止部(23)を嵌合係止するリブ
(15)が設けられている。
【0016】冷菓保持板(20)は、アイスクリーム等
の冷菓を保持する保持部(21)と、この保持部(2
1)に連続して一直線状に形成された、鍔(22)と、
係止部(23)から構成される。
【0017】保持部(21)は、板状でアイスクリーム
等の冷菓が融けだした際、保持部(21)から容易に融
けて剥がれ落ちることのないように、複数個の小孔(2
4)を貫通させておく。
【0018】鍔(22)は、前記空気部屋(14)の開
口部(13)を塞ぐ目的で、保持部(21)の下部に保
持部(21)と垂直に形成される。
【0019】係止部(23)は、前記空気部屋(14)
の内壁の周囲に設けられたリブ(15)と嵌合する目的
で、前記鍔(22)の下部、保持部(21)の延長線上
に、形成されている。
【0020】冷菓用持ち手棒として使用する際には、前
記冷菓保持板(20)の係止部(23)を、本体(1
0)の開口部(13)から空気部屋(14)に挿入し、
内壁に設けたリブ(15)に嵌合係止させて組み上げ
る。
【0021】前記製品を、例えばアイスクリーム用の持
ち手棒として使用するにはつぎのように行う。すなわ
ち、図2に示すように、冷凍ストッカー等から取り出し
たアイスクリーム(B)を、消費者は持ち手棒(A)を
手に持って、スリーブ(C)を破り取り、アイスクリー
ム(B)を露出させて食べはじめる。
【0022】夏期の外気温度が高い際でも、台板(1
1)と棒状部(16)の交差部に形成された空気部屋
(14)の空気が断熱層の役割を果たすので、食べてい
る途中でアイスクリーム(B)が融けて台板(11)か
ら落ちてしまうということは少なくなった。
【0023】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、本体の台
板と棒状部の交差部に空気部屋を設けたので、外気温度
や手の温度は棒状部から直接冷菓に伝わるのではなく、
空気部屋の空気層を通して伝わるようになる。従って、
空気層が断熱層の役割を果たし、棒状部から台板あるい
は冷菓保持板への熱の伝導が、空気部屋のない持ち手棒
に比較して遅くなり、冷菓が台板や冷菓保持板から融け
だす時間が長くなるので、冷菓が持ち手棒から落ちるこ
とが少なくなる。
【0024】また、本体はポリプロピレン、冷菓保持板
は低密度ポリエチレンを用いて成形したので、本体は棒
状部の強度が良く、成形時の流動性も良いため長い棒状
部が製造し易く、冷菓保持板は口が当たるところなので
軟らかい樹脂を用い、くちびるや舌に対して安全な製品
ができる。
【0025】さらに、本体と冷菓保持板の2部品とし
て、棒状部の上部に空気部屋を設け、外径を太くしたの
で、手で持ち易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における組み立てた状
態を示す断面説明図である。 (b)同実施例の本体を示す断面説明図である。 (c)同実施例の冷菓保持板を示す断面説明図である。
【図2】本発明の同実施例における使用状態を示す説明
図である。
【図3】(a)従来例における斜視説明図である。 (b)同従来例の使用状態における断面説明図である。
【符号の説明】
10‥‥本体 11‥‥台板 12‥‥係止円筒部 13‥‥開口部 14‥‥空気部屋 15‥‥リブ 16‥‥棒状部 20‥‥冷菓保持板 21‥‥保持部 22‥‥鍔 23‥‥係止部 24‥‥小孔 50‥‥台板 51‥‥係止円筒部 60‥‥棒状部 61‥‥冷菓保持部 62‥‥小孔 63‥‥手持ち部 A‥‥持ち手棒 B‥‥冷菓 C‥‥スリーブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縁部に垂下した係止円筒部を形成した円盤
    状の台板と、この台板に対して垂直に設けられた棒状部
    とが一体に成形された本体と、 複数個の小孔を有する板状の冷菓保持板とからなる冷菓
    用持ち手棒において、 前記本体の棒状部には、上方に向かって開口している空
    洞部を有する空気部屋を備え、 該空気部屋の内壁にはリブを備え、 前記冷菓保持板は、下部に前記空気部屋を蓋する鍔を備
    え、さらにこの鍔に垂下して前記リブと嵌合係止する係
    止部を備え、 前記冷菓保持板の係止部を、本体の空気部屋の内壁に設
    けられたリブに嵌合係止して組み立てたことを特徴とす
    る冷菓用持ち手棒。
  2. 【請求項2】前記本体がポリプロピレンの成形品、前記
    冷菓保持板が低密度ポリエチレンの成形品から成ること
    を特徴とする請求項1記載の冷菓用持ち手棒。
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JP2019180343A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ドギーマンハヤシ株式会社 愛玩動物用氷菓形成具

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