JPH08369Y2 - 絞りロールの液切り構造 - Google Patents

絞りロールの液切り構造

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JPH08369Y2
JPH08369Y2 JP1989074848U JP7484889U JPH08369Y2 JP H08369 Y2 JPH08369 Y2 JP H08369Y2 JP 1989074848 U JP1989074848 U JP 1989074848U JP 7484889 U JP7484889 U JP 7484889U JP H08369 Y2 JPH08369 Y2 JP H08369Y2
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JP
Japan
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liquid
strip
liquid draining
groove
squeezing
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JP1989074848U
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JPH0314154U (ja
Inventor
正範 安芸
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ストリップ処理ラインに設置される絞りロ
ールの液切り構造に関する。
[従来の技術] ストリップの圧延ライン、焼鈍ライン、メッキライン
等にあっては、ストリップに随伴する洗浄水や粉末入り
液体、或いは酸やアルカリ等の液体を絞るため、第3
図、第4図に示す如く、ストリップ1の表裏両面に圧接
してこのストリップ1を挟圧する上下一対の絞りロール
2が用いられている。3は軸受箱である。
然るに、この絞りロール2にあっては、その胴部4の
両端面と、軸受箱3との間に位置する、軸部5に液切り
ホイール6を設けている。この液切りホイール6は、絞
りロール2の胴部4によりストリップ1から絞られて側
方に移動する流体が該胴部4の側方に飛散し、軸受箱3
に浸入する等を防止するためのものである。
[考案が解決しようとする課題] 然しながら、上記従来の絞りロール2の液切り構造に
あっては、ストリップ1への液体の随伴量が多かった
り、ストリップ1の通板速度が高い場合、液体の飛散を
液切りホイール6のみにて十分に防止することができな
い。
本考案は、絞りロールの側方への液体の飛散を確実に
防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、ストリップに圧接し、該ストリップに随伴
する液体を絞る上下絞りロールの液切り構造において、
上下絞りロールの相接する胴部内のそれぞれにおける該
胴部の両端寄り外周部に、環状の液切り溝を設けて構成
されるようにしたものである。
[作用] 液切り溝は、上下絞りロールそれぞれの胴部内におけ
る該胴部の両端寄り外周部に設けられるものであるか
ら、絞りロールの両端溝なし胴部によりその側方を遮ら
れる。特に、上下絞りロールが相接するストリップ絞り
部の側方では、上下絞りロールの相接する両端溝なし胴
部によりその側方を閉じられる如くに確実に遮られる。
これにより、上下絞りロールによりストリップから絞ら
れて側方に移動する液体は、環状で側方を遮られている
液切り溝に捕捉されてより側方へと飛散することなく、
液切り溝に沿って下方へと落下せしめられる。従って、
液切り溝を越えて絞りロール胴部の側方へ飛散する液量
を確実に低減できる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の側面図、第3図は従来例を示す正面図、第4図は
第3図の側面図である。
絞りロール10は、ストリップ1の表裏両面に圧接して
そのストリップ1を挟圧する上下一対からなり、ストリ
ップ1に随伴する液体を絞ることができる。
絞りロール10は、胴部11と両側軸部12とからなり、両
軸部12を対応する軸受箱14に支持している。又、胴部11
はゴムライニング層11Aを備え、ストリップ1に圧接す
るゴムライニング層11Aの扁平変形部のニップ幅にて液
体を絞るように構成されている。
又、絞りロール10は、胴部11の両端面と、軸受箱13と
の間に位置する、軸部12に液切りホイール14を設けてい
る。
更に、絞りロール10は、相接する胴部11内のそれぞれ
における該胴部11の両端寄り外周部に、環状の液切り溝
15を設けている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、液切り溝15は、上下絞りロール
10それぞれの胴部11内における該胴部11の両端寄り外周
部に設けられるものであるから、絞りロール10の両端溝
なし胴部によりその側方を遮られる。特に、上下絞りロ
ール10が相接するストリップ絞り部の側方では、上下絞
りロール10の相接する両端溝なし胴部11によりその側方
を閉じられる如くに確実に遮られる。これにより、上下
絞りロール10によりストリップから絞られて側方に移動
する液体は、環状で側方を遮られる液切り溝15に捕捉さ
れてより側方へと飛散することなく、液切り溝15によっ
て下方へと落下せしめられる。従って、液切り溝15を越
えて絞りロール胴部11の側方へ飛散する液量を確実に低
減できる。
又、上記実施例にあっては、上記液切り溝15を越えて
胴部11の側方へ僅かに飛散する液体があったとしても、
液切り溝15に加えて液切りホイール14を備えているか
ら、この飛散液体の軸受箱13の側への飛散を液切りホイ
ール14にて確実に遮断できる。
尚、上記液切り溝15の好適サイズは、第1図に示す如
く、胴部11の端面から液切り溝15までの距離をA、液切
り溝15の溝幅をB、溝深さをC、絞りロール10の直径を
Dとする時、表1の通りである。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、絞りロールの側方への
液体の飛散を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は従来例を示す正面図、第4図は第
3図の側面図である。 10……絞りロール、11……胴部、15……液切り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリップに圧接し、該ストリップに随伴
    する液体を絞る上下絞りロールの液切り構造において、
    上下絞りロールの相接する胴部内のそれぞれにおける該
    胴部の両端寄り外周部に、環状の液切り溝を設けて構成
    されることを特徴とする絞りロールの液切り構造。
JP1989074848U 1989-06-28 1989-06-28 絞りロールの液切り構造 Expired - Lifetime JPH08369Y2 (ja)

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JPH0314154U JPH0314154U (ja) 1991-02-13
JPH08369Y2 true JPH08369Y2 (ja) 1996-01-10

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JPH0314154U (ja) 1991-02-13

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