JPH0836934A - 操作ばねエネルギー蓄勢装置 - Google Patents

操作ばねエネルギー蓄勢装置

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JPH0836934A
JPH0836934A JP7120833A JP12083395A JPH0836934A JP H0836934 A JPH0836934 A JP H0836934A JP 7120833 A JP7120833 A JP 7120833A JP 12083395 A JP12083395 A JP 12083395A JP H0836934 A JPH0836934 A JP H0836934A
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lever
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shaft
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Minoru Nakahata
稔 中畑
Kazumi Nakatani
一三 中谷
Hiroshi Totori
洋 十鳥
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ばねのエネルギー蓄勢過程においてモー
タが停止した場合、手動に切替えて自由に開閉器の操作
が可能となるようにする。 【構成】 ねじ軸15に係合して摺動するスライダー2
1に、蓄勢レバー11に当接する駆動ローラ24と摺動
軸25に係合するガイドローラ22を設けるとともに、
スライダー21に蓄勢レバーとの当接が外れるような回
転力を付与するリセットばねを設け、ねじ軸15の回転
動作に対してスライダー15を回転させるか、直進させ
るかを条件付けすることで蓄勢レバー11との係合接離
を行なわせ、操作ばね12のエネルギー蓄勢を行うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮断器、開閉器等に
使用される操作ばねのエネルギー蓄勢を行なう蓄勢装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15及び図16は例えば特公昭62−
60779号公報に示された従来の操作ばねエネルギー
蓄勢装置を示す構造図である。図において、1はハンド
ル軸であり、このハンドル軸1が図示反時計方向に約7
0度回転することで図示されていない操作ばねが蓄勢さ
れる。2は上記ハンドル軸1に固着された蓄勢レバー、
3は投入ギヤであり、所定の間隙を介してプレート3a
と一体結合され軸3bでフレーム4に回動自在に支持さ
れている。5は上記投入ギヤ3とプレート3aの間にピ
ン5aで回動自在に支持された駆動ローラ、6は投入ギ
ヤ3を回転駆動する駆動ギヤで、モーター(図示せず)
の出力軸に軸着され図示反時計方向に回動するようにな
っている。7は上記モータ(図示せず)を駆動または停
止するためのリミットスイッチ8の操作レバーで、軸7
bによってフレーム4に回動自在に支持され、一端7a
はリミットスイッチ8を操作するように構成され、他端
は投入ギヤ3上のピン5aと係合するようになってい
る。
【0003】次に、上記従来装置の動作について説明す
る。図15は操作ばねのエネルギー蓄勢過程を示し、図
16は操作ばねのエネルギーが放勢し、駆動ローラ5が
初期状態位置となっていることを示す。図16の位置
(駆動ローラ5の初期状態位置)から、駆動ギヤ6がモ
ータ(図示せず)によって反時計方向に回動されると、
投入ギヤ3が時計方向に回動し、駆動ローラ5が蓄勢レ
バー2と当接し、蓄勢レバー2をハンドル軸1を回転中
心として反時計方向に回し、ハンドル軸1を介して操作
ばね(図示せず)を蓄勢する。操作ばね(図示せず)の
蓄勢は駆動ローラ5が図15の実線位置まで回動した時
に完了し、図示しないロック保持機構によりハンドル軸
1をロック保持する。その後、引続きモータの回転によ
り投入ギヤ3が回動され駆動ローラのピン5aが操作レ
バー7の端部7cと当接し、操作レバー7を軸7bを中
心に反時計方向に回してリミットスイッチ8を動作さ
せ、モータ電源が切られることでモータは停止する。以
上一連の動作により操作ばねのエネルギー蓄勢動作が行
われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作ばねエネル
ギー蓄勢装置は以上のように構成されているため、エネ
ルギー蓄勢過程で停電や事故等によるモータ電源の消失
が発生し、例えば図15のような位置で駆動ローラ5が
停止すると、蓄勢レバー2は図の位置でロックされてリ
セットできない状態となり、モータの停電や事故が復旧
するまで開閉器の動作を行うことができない等の問題点
があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、操作ばね蓄勢動作過程でモータ
が停止すること等が発生した場合でも、蓄勢レバーを手
動で操作することにより駆動ローラと蓄勢レバーの係合
を解除し、手動による操作ばねの蓄勢によって開閉器の
動作を正常に行わせることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の操作ばねエネ
ルギー蓄勢装置は、外径に螺旋状の溝が形成されモータ
により正逆回転するねじ軸と、このねじ軸の螺旋状の溝
と係合しねじ軸上を摺動するスライダーと、ねじ軸に対
してほぼ直交方向の軸を有しスライダーに回転自在に取
り付けられた駆動ローラ及びガイドローラと、ねじ軸が
回転した際にガイドローラに当接してスライダーが同一
方向に回転するのを防止し、ねじ軸に設けられた螺旋状
の溝によってスライダーが直進運動を行うようにガイド
ローラを支える摺動軸と、操作軸を中心に回動して操作
ばねを蓄勢する蓄勢レバーを備え、スライダーの直進運
動により駆動ローラが蓄勢レバーと当接して該蓄勢レバ
ーを回動させ、蓄勢レバーに係合している操作ばねのエ
ネルギー蓄勢動作を行わせるものである。
【0007】請求項2の発明は、駆動ローラとガイドロ
ーラをねじ軸を中心とした接線方向に平行に併設すると
共に、駆動ローラと蓄勢レバーが係合しないリセット位
置ではスライダー又はガイドローラが補助摺動軸に当接
してスライダーを直進可能に支持するものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の構成に追加
して、スライダーを回転可能に支持する軸受ブロック
と、この軸受ブロックが上記ねじ軸に平行に移動するよ
う支持する直動軸を設けた。
【0009】請求項4の発明は、ねじ軸の両端側にスラ
イダーの全長以上の長さで螺旋状の溝が無い部分を設け
た。
【0010】請求項5の発明は、ねじ軸の両端に押圧部
材を挿入した。
【0011】請求項6の発明は、スライダーにリセット
ばねを設け、このリセットばねは常時駆動ローラと蓄勢
レバーとの係合が外れる方向に弾性付勢している。
【0012】請求項7の発明は、スライダーに押圧ばね
等の押圧部材を設け、スライダーが蓄勢開始位置に戻っ
た時、押圧部材によりスライダーとねじ軸の回転係合面
との間に押圧力を与え、ガイドローラと摺動軸が当接す
るまではスライダーがねじ軸と一体的に回転するように
した。
【0013】請求項8の発明は、駆動ローラと蓄勢レバ
ーが当接して蓄勢レバーによる操作ばねの蓄勢動作が開
始されると、蓄勢レバーを介して駆動ローラに加えられ
る操作ばねの反作用力により駆動ローラと蓄勢レバーの
当接が外れなく、スライダーの直進運動と共に操作ばね
の蓄勢動作を行うことができるようにした。
【0014】請求項9の発明は、操作ばねの蓄勢過程に
おいて蓄勢レバーを蓄勢方向に回転せしめて駆動ローラ
との係合を外した場合、スライダーがリセットばねによ
って回転動作を行ない蓄勢レバーと駆動ローラの係合を
解除すると共に、スライダーが蓄勢開始位置に戻るまで
は駆動ローラと蓄勢レバーが再係合しないようにした。
【0015】請求項10の発明は、スライダーの操作ば
ね蓄勢完了位置を検出してモータを逆回転させスライダ
ーを初期状態位置に復帰させると共に、スライダーの初
期状態位置を検出してモータを停止させるものである。
【0016】請求項11の発明は、停電又は事故等から
モータが復旧すると同時に、モータを逆回転させスライ
ダーを初期状態位置に復帰させるものである。
【0017】請求項12の発明は、タイマー等により蓄
勢動作開始より動作完了までの時間を監視し、一定時間
を経過するとモータの駆動を停止するものである。
【0018】請求項13の発明は、タイマー等により蓄
勢動作開始より動作完了までの時間を監視し、一定時間
を経過すると異常表示や異常信号を出力する。
【0019】
【作用】請求項1の発明は、操作ばねを蓄勢するための
蓄勢レバーの駆動手段としてギヤを使わず、外径に螺旋
状の溝を形成したねじ軸を使用し、このねじ軸上を摺動
するスライダーに駆動ローラを装着して、このスライダ
ーをねじ軸上で直線動作させることにより駆動ローラを
介して蓄勢レバーを回動させ、操作ばねのエネルギー蓄
勢を行う。
【0020】請求項2の発明においては、請求項1と同
様の動作を行なうと共に、駆動ローラとガイドローラを
同一方向に配置することにより、蓄勢レバーより駆動ロ
ーラを介してスライダーに加わる蓄勢力の多くを、ガイ
ドローラを介して摺動軸が受け持ち、ねじ軸に加わるね
じ軸に垂直な力を軽減する。
【0021】請求項3の発明においては、蓄勢レバーよ
り駆動ローラを介してスライダーに加わる蓄勢力のねじ
軸と垂直な力を軸受ブロック及び直動軸で受け持ち、該
垂直力がねじ軸に加わらないようにする。
【0022】請求項4の発明において、誤動作や事故等
によりスライダーが定位置に停止せずオーバーランした
場合、ねじ軸の螺旋溝とスライダーの係合を外し、ねじ
軸を回すモータが拘束されることなく空転する。
【0023】請求項5の発明において、誤動作や事故等
によりスライダーが定位置に停止せずオーバーランした
場合、ねじ軸の螺旋溝とスライダーの係合を外しモータ
が拘束されないようにすると共に、誤動作や事故の解除
後、押圧部材によりスライダーをねじ軸の螺旋溝に再係
合するようにした。
【0024】請求項6の発明は、リセットばねが駆動ロ
ーラと蓄勢レバーとの係合を外すように弾性付勢するこ
とにより、駆動ローラと蓄勢レバーとの係合を外した場
合、スライダーがリセットばねによって回転動作を行な
い蓄勢レバーと駆動ローラの係合を解除する。
【0025】請求項7の発明は、スライダーが蓄勢開始
位置に戻っている時、押圧部材によりスライダーとねじ
軸の回転係合面との間に押圧力を与えて、駆動ローラが
蓄勢レバーに当接する位置までスライダーがねじ軸と一
体的に回転するようにした。
【0026】請求項8の発明は、駆動ローラと蓄勢レバ
ーが当接して蓄勢レバーによる操作ばねの蓄勢動作が開
始されると、蓄勢レバーを介して駆動ローラに加えられ
る操作ばねの反作用力により駆動ローラと蓄勢レバーの
当接が外れなくするようにして、スライダーの直進運動
により操作ばねの蓄勢動作を行うことができるようにし
た。
【0027】請求項9の発明は、操作ばねの蓄勢過程に
おいて蓄勢レバーと駆動ローラの係合を解除すると共
に、スライダーが蓄勢開始位置に戻るまでは駆動ローラ
と蓄勢レバーが再係合しないようにすることにより、事
故等でモータが故障しても手動等で操作ばねの蓄勢動作
を行うことができる。
【0028】請求項10の発明は、スライダーの操作ば
ね蓄勢完了位置を検出してモータを逆回転させスライダ
ーを初期状態位置に復帰させると共に、スライダーの初
期状態位置を検出してモータを停止させ次の蓄勢動作に
備えることにより、蓄勢操作駆動部の自動化が図れる。
【0029】請求項11の発明は、停電又は事故等から
モータが復旧すると同時にモータを逆回転させスライダ
ーを初期状態位置に復帰させることにより、蓄勢動作の
自動化及び効率化が図れる。
【0030】請求項12の発明は、事故等により一定時
間内に蓄勢動作が完了しない場合にはモータ電流を強制
的に遮断し、モータの損傷を防止する。
【0031】請求項13の発明は、事故等により一定時
間内に蓄勢動作が完了しない場合には警報を出し、蓄勢
装置の異常を外部に知らせる。
【0032】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例1に係る操作ばね蓄勢装置を示す
全体構成図、図2は実施例1の操作ばねエネルギー蓄勢
装置の初期状態を示す側面図、図3は駆動ローラが蓄勢
レバーに当接した状態を示す側面図、図4は操作ばねの
エネルギー蓄勢動作過程を示す側面図、図5は操作ばね
のエネルギー蓄勢動作完了を示す側面図、図6はスライ
ダーと蓄勢レバーの係合状態が解除された様子を示す側
面図、図7はスライダーと蓄勢レバーの係合状態を示す
側面図である。
【0033】図において、10は操作軸であり、この操
作軸10に蓄勢レバー11が固着されている。12は操
作軸10の外周に挿着された操作ばねで、その一端は絶
縁フレーム(図示せず)に固定された固定ピン13と当
接し、その他端は蓄勢レバー11に当接して操作軸10
を中心として回動する可動ピン14に当接し、操作軸1
0が回動することにより弾性エネルギーが蓄勢される。
15は螺旋状のねじ軸で、その一部に当該ねじ軸15と
ともに回転する従動ギヤ16を固着し、両端をそれぞれ
軸受板17とモータ取付板18により回転自在に支承し
ている。19はモータ取付板18に取付けられたモータ
であり、このモータ軸に駆動ギヤ20が装着され、この
駆動ギヤ20が上記従動ギヤ16に係合されてねじ軸1
5を回動するようになっている。21は上記ねじ軸15
が貫通して螺合する雌ネジ穴を有するスライダーであ
り、ねじ軸15と直交するように貫通して設けたピン2
2の両端にそれぞれガイドローラ23と駆動ローラ24
を回動自在に軸着している。25はねじ軸15と平行し
て軸受板17とモータ取付板18の間に固着した摺動軸
で、ばね蓄勢動作中はスライダー21に設けたガイドロ
ーラ23と当接するようになっている。26はねじ軸1
5に挿着されたリセットばねで、その一端はスライダー
21に固着され、その他端は摺動軸25と当接するよう
に構成されたひねりばねである。27はねじ軸15に挿
着された押圧ばねであり、スライダー21と従動ギヤ1
6の間に配置されている。なお、図6、図7に示すよう
にリセットばね26の付勢方向は軸受17側から見てス
ライダー21を時計方向に回動するように設置されてい
る。
【0034】LS1はスライダー21によって駆動され
る蓄勢レバー11のばね蓄勢完了位置で当接して、操作
ばね12の蓄勢完了を制御装置30に伝えるリミットス
イッチ、LS2はスライダー21の初期状態位置で当接
して、スライダーの初期位置復帰を制御装置30に伝え
るリミットスイッチ、30はモータの制御装置であり、
電源が供給されることによりモータ19を正回転させス
ライダー21をA方向に移動させ、リミットスイッチL
S1によりばね蓄勢完了を検知してモータ19を逆回転
させスライダー21をB方向に移動させ、リミットスイ
ッチLS2により初期状態位置を検知してモータ19を
停止すると共に、停電・事故等の復旧後にはモータ19
を逆回転させてスライダー21を初期状態位置に復帰さ
せる役割を果す。
【0035】次に、本実施例の動作について説明する。
図2は操作ばね蓄勢前の初期状態を示すが、この時スラ
イダー21はリセットばね26の付勢力により図6に示
す状態にあり、ガイドローラ23と摺動軸25、及び駆
動ローラ24と蓄勢レバー11の当接は行われていな
い。また、スライダー21には、従動軸16との間の押
圧ばね21により軸受17方向の押圧力が加わってい
る。この状態で、制御装置30に電源が供給されモータ
19が駆動ギヤ20から見て時計方向に回動すると従動
ギヤ16は反時計方向に回動し、スライダー21は押圧
ばね27により押圧力を与えられているので、ねじ軸1
5と共に反時計方向に回転する。そして、図3及び図7
に示すように、ガイドローラ23と摺動軸25が当接す
ると同時に、駆動ローラ24が蓄勢レバー11と当接す
る位置に設定される。更に、モータ19によりねじ軸1
5の回転が続行され、ねじ軸15が左ねじを切ってある
とねじ軸15の回転に従ってスライダー21は図示左方
向に移動を始める。スライダー21の移動が始まると駆
動ローラ24が蓄勢レバー11を図示左方向に押圧し、
蓄勢レバー11が操作軸10を中心として時計方向に回
動して可動ピン14を介して操作ばね12を蓄勢する。
この状態を表したのが図4である。この時、操作ばね1
2から与えられる蓄勢レバー11への反力により、押圧
ばね27の押圧力がなくなっても、スライダー21のリ
セットばね26による時計方向へのリセット動作は行な
われなく、駆動ローラ24と蓄勢レバー11との当接は
解除されない。そして、蓄勢レバー11は回転を続け、
図5に示す蓄勢完了位置に到達する。
【0036】図5の蓄勢完了位置において、ばね蓄勢完
了を検出するリミットスイッチLS1が動作し、制御装
置30を通じてモータ19を逆回転させ、スライダー2
1を図2に示す初期状態位置に戻すように図示右側へ移
動を開始させる。一方、蓄勢レバー11は図示しない操
作機構部のラッチによって操作ばね12の蓄勢状態を維
持した状態のままでいる。そのため、蓄勢位置に止まっ
ている蓄勢レバー11と駆動ローラ24との係合は外
れ、リセットばね26の付勢力によってスライダーは図
6に示すリセット位置に戻る。その後、スライダー21
は図示右方向へ移動して押圧ばね27を従動ギヤ16と
の間に押し付けた位置で図示しないリミットスイッチL
S2に当接し、初期状態位置を検出してモータ19を停
止し、次の蓄勢動作に備える。
【0037】上記実施例において、もし停電や事故等に
よりモータ19が停止し、操作ばね12の蓄勢動作が図
4のような位置で停止した場合、操作軸10を手動によ
り蓄勢側に回動させることで蓄勢レバー11と駆動ロー
ラ24の係合がはずれ、スライダー21はリセットばね
26によって図6の位置にリセットする。このことによ
り蓄勢レバー11はスライダー21の位置に関係なく手
動により操作軸10を操作することで操作ばね12の蓄
勢を行なうことができ、開閉器を正常に動作させること
ができる。そして、停電や事故が復旧すると制御装置3
0はモータ19を逆回転駆動してスライダー21を初期
状態位置に復帰させ、次の操作ばねエネルギー蓄勢動作
に備える。
【0038】また、制御回路30に蓄勢動作時間が一定
時間以上になるとモータ回路を遮断する保護回路を設
け、モータの過電流による焼損を防止するようになって
いる。更に、上記保護回路が動作した場合には、異常警
報を音、ランプ、又は電気信号等で出力するように構成
されている。
【0039】実施例2.図8は実施例2に係るスライダ
ー部分を蓄勢レバー側から見た正面図、図9(a)はスラ
イダーと蓄勢レバーの係合状態を示す側面図、図9(b)
はスライダーと蓄勢レバーの係合が解除された状態を示
す側面図である。図において、スライダー21の蓄勢レ
バー11側に駆動ローラ24とガイドローラ23(23
a,b)が回動自在に軸着されており、ガイドローラ2
3が摺動する摺動軸25とリセットばね26が摺動する
補助摺動軸31は、ねじ軸15に平行に軸受板17とモ
ータ取付板18の間に固着されている。その他の構成は
実施例1と同様であるのその説明を省略する。
【0040】次に、上記実施例2の動作について説明す
る。図9(a)は操作ばね蓄勢前のリセット状態を示し、
このとき補助摺動軸31はスライダー21又は駆動ロー
ラ24が当接して直進できるようになっている。なお、
ガイドローラ23と摺動軸25並びに駆動ローラ24と
蓄勢レバー11との当接は行なわれていない。また、ス
ライダー21は図1の押圧ばね27により押圧力が加わ
っている。この状態で、制御装置30に電源が供給され
モータ19が回転し、ねじ軸15が図9(b)の反時計方
向に回転すると、スライダー21は押圧ばね27により
押圧力を与えられているため、ねじ軸15と共に反時計
方向に回転し、図9(a)に示すようにガイドローラ23
と摺動軸25が当接し、それと同時に駆動ローラ24が
蓄勢レバー11と当接する位置に設定される。その他の
動作は実施例1と同様である。
【0041】実施例2によると、ガイドローラ23と駆
動ローラ24がねじ軸15に対して接線方向に平行に配
置されているので、蓄勢レバー11からの作用力のうち
ねじ軸と垂直な方向の作用力はガイドローラ23を介し
て摺動軸25に加わり、送り機能を受け持つねじ軸15
には加わらない。
【0042】なお、ガイドローラ23は図11又は図1
2のような配置にしても実施例2とほぼ同様の効果が得
られる。
【0043】実施例3.図12は本実施例3に係るスラ
イダー、ねじ軸、軸受ブロック及び直動軸の関係を示す
正面断面図、図13(a)はスライダーと蓄勢レバーの係
合状態を示す側面図、図13(b)はスライダーと蓄勢レ
バーの係合が解除された状態を示す側面図である。図に
おいて、スライダー21には蓄勢レバー11側に駆動ロ
ーラ24とガイドローラ23が回転自在に併設されてお
り、ガイドローラ25が摺動する摺動軸25と、駆動ロ
ーラ24又はスライダー本体が当接する補助摺動軸31
と、軸受ブロック32が摺動する直動軸33とが、ねじ
軸15に平行に軸受板17とモータ取付板18との間に
固着されている。その他の構成は実施例1と同様であ
る。上記軸受ブロック32はねじ軸15と同心状に配置
され、スライダー21を両側より回転可能に支持してお
り、蓄勢レバー11からスライダー21に加わる蓄勢力
のうち、ねじ軸と垂直な力を受持つようになっている。
さらに上記軸受ブロック32は直動軸33上を図12の
矢印方向に直進できるように構成している。なお、図1
2及び図13においては、図の明瞭化のためにリセット
ばねを省略しているが、実施例2と同様、リセットばね
26をスライダー21と補助摺動軸31の間に配設して
いる。
【0044】実施例4.図14(a)は実施例4に係るス
ライダー、ねじ軸及び押圧ばねの位置関係を示す図、図
14(b)はスライダーとねじ軸の係合が外れた状態を示
す図である。図において、押圧ばね34はスライダー2
1の両側に配設(34a,b)されている。また、ねじ軸
15の両端にはスライダー21の全長と押圧ばね(1個)
の全圧縮長の和より長い螺旋状の溝がない部分15bが
設けられている。なお、螺旋溝の無い部分15bの径は
螺旋溝の凹部と同一径とする。
【0045】通常、スライダー21は図14のA,Bで
示した位置で停止する。しかし、リミットスイッチLS
1,LS2の動作不良等があった場合、スライダー21
は正規の停止位置A,Bで停止せずオーバーランを起こ
す。本実施例は上記オーバーランによる不都合を是正す
るためになされたもので、オーバーランが進むとスライ
ダー21は押圧ばね34を圧縮して進み、やがてスライ
ダー21はねじ軸15の螺旋状の溝による係合から外れ
る。係合が外れるとスライダー21は停止し、モータ1
9及びねじ軸15のみが空転する。リミットスイッチ等
の修復後、モータ19を逆転させると押圧ばね34で押
されているスライダー21はねじ軸15の螺旋溝と再係
合し直進動作を再開する。
【0046】その他の実施例.上記実施例においては、
スライダー21の蓄勢完了位置及び初期状態位置をそれ
ぞれリミットスイッチLS1、LS2により検知するよ
うにしたが、光学センサ等により検知しても良い。ま
た、リミットスイッチLS1によりストロークエンドと
蓄勢完了の検知を兼用したが、スライダーのストローク
エンド検知用リミットスイッチと、蓄勢レバーの蓄勢完
了若しくは開放状態検知用リミットスイッチに分離して
も良い。また、上記実施例では蓄勢レバーの開放状態を
初期状態位置に設定したが、蓄勢完了側(図1のLS1
側)を初期状態位置としてモータを逆回転させスライダ
ーをリセット状態でLS2位置まで進み、ここでモータ
を正回転に切り替えスライダーを蓄勢状態に進行させ、
蓄勢完了位置を通過し初期状態位置へ戻る方法を採用し
ても良い。また、スライダーの回動補助手段又は軸端で
のスライダーとねじ軸との係合手段として用いた押圧ば
ねをスライダー両端に設置したが、ねじ軸端に設置して
も良い。押圧部材として押圧ばねを用いたが、皿ばね又
はゴム等の弾性押圧部材を設けても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1〜3の発明によれ
ば、正逆回転するねじ軸上に回転と直進の2つの動作機
能を有するスライダーを設け、このスライダーの駆動ロ
ーラにより蓄勢レバーを駆動して操作ばねのエネルギー
蓄勢を行なわせたため、簡単かつ安価に蓄勢駆動部と蓄
勢レバーの係合接離ができる。また、ねじ軸の螺旋状の
溝とスライダーとの係合によりスライダーを直進運動さ
せ蓄勢レバーを駆動するようにしたので、従来のギヤ駆
動よりもモータの減速比を小さくすることができ、安価
なモータを使用することができる。
【0048】また、請求項2の発明により、蓄勢レバー
より駆動ローラを介してスライダーに加わる蓄勢力の多
くを、ガイドローラを介して摺動軸が受け持ち、ねじ軸
に加わるねじ軸に垂直な力を軽減することができる。
【0049】また、請求項3の発明により、蓄勢レバー
より駆動ローラを介してスライダーに加わる蓄勢力のね
じ軸と垂直な力を、軸受ブロック及び直動軸で受け持
ち、当該垂直力がねじ軸に加わらないようにすることが
できる。
【0050】請求項4の発明によれば、誤動作や事故等
によりスライダーが定位置に停止せずオーバーランした
場合、ねじ軸の螺旋溝とスライダーの係合を外し、ねじ
軸を回すモータが空転し、モータ焼損が防止される。
【0051】請求項5の発明によれば、上記モータの焼
損を防止すると共に、誤動作や事故の解除後、押圧部材
によりスライダーをねじ軸の螺旋溝に再係合することが
できる。
【0052】請求項6の発明によれば、リセットばねが
駆動ローラと蓄勢レバーとの係合を外すように弾性付勢
することにより、駆動ローラと蓄勢レバーとの係合を外
した場合、スライダーがリセットばねによって回転動作
を行ない蓄勢レバーと駆動ローラの係合を解除する。
【0053】請求項7の発明によれば、スライダーの蓄
勢開始位置において、ねじ軸が回転すると押圧部材によ
りスライダーも一体的に回転して、駆動ローラが蓄勢レ
バーに当接するように位置することができる。即ち、当
該スライダーはねじ軸の回転により回転及び直進運動を
行い、蓄勢レバーとの係合、駆動、及び解除の機能を持
たせることができる。
【0054】請求項8の発明によれば、駆動ローラと蓄
勢レバーが当接して蓄勢レバーによる操作ばねの蓄勢動
作が開始されると、蓄勢レバーを介して駆動ローラに加
えられる操作ばねの反作用力により駆動ローラと蓄勢レ
バーの当接が外れなくするようにして、スライダーの直
進運動により操作ばねの蓄勢動作を行うことができる。
【0055】請求項9の発明によれば、操作ばねの蓄勢
過程において蓄勢レバーと駆動ローラの係合を解除する
と共に、スライダーが蓄勢開始位置に戻るまでは駆動ロ
ーラと蓄勢レバーが再係合しないようにすることによ
り、事故等でモータが故障しても手動等で操作ばねの蓄
勢動作を行うことができる。
【0056】請求項10の発明によれば、スライダーの
操作ばね蓄勢完了位置を検出してモータを逆回転させス
ライダーを初期状態位置に復帰させると共に、スライダ
ーの初期状態位置を検出してモータを停止させ次の蓄勢
動作に備えることにより、蓄勢操作駆動部の自動化が図
れる効果がある。
【0057】請求項11の発明によれば、停電又は事故
等からモータが復旧すると同時にモータを逆回転させス
ライダーを初期状態位置に復帰させることにより、蓄勢
動作の自動化及び効率化が図れる効果がある。
【0058】請求項12の発明によれば、事故等により
蓄勢動作中又は軸端部でのモータ拘束による焼損を防止
することができる。
【0059】請求項13の発明によれば、事故等による
モータの焼損を防止すると共に、操作ばね蓄勢装置の異
常を外部に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る操作ばねエネルギ
ー蓄勢装置を示す全体構成図である。
【図2】 実施例1の操作ばねエネルギー蓄勢装置の初
期状態を示す側面図である。
【図3】 実施例1の駆動ローラが蓄勢レバーに当接し
た状態を示す側面図である。
【図4】 実施例1の操作ばねのエネルギー蓄勢動作過
程を示す側面図である。
【図5】 実施例1の操作ばねのエネルギー蓄勢動作完
了を示す側面図である。
【図6】 実施例1のスライダーと蓄勢レバーの係合状
態が解除された様子を示す側面図である。
【図7】 実施例1のスライダーと蓄勢レバーの係合状
態を示す側面図である。
【図8】 実施例2のスライダーを示す正面図である。
【図9】 実施例2のスライダーと蓄勢レバーの係合状
態及び解除状態を示す側面図である。
【図10】 実施例2のスライダーの他の態様を示す正
面図である。
【図11】 実施例2のスライダーの他の態様を示す正
面図である。
【図12】 実施例3のスライダーを示す正面図であ
る。
【図13】 実施例3のスライダーと蓄勢レバーの係合
状態及び解除状態を示す側面図である。
【図14】 実施例4のスライダーとねじ軸との係合状
態及び解除状態を示す正面図である。
【図15】 従来の操作ばねエネルギー蓄勢装置の蓄勢
状態を示した構造図である。
【図16】 従来の操作ばねエネルギー蓄勢装置の初期
状態を示した構造図である。
【符号の説明】 10 操作軸、11 蓄勢レバー、12 操作ばね、1
5 ねじ軸、19 モータ、21 スライダー、23
ガイドローラ、24 駆動ローラ、25 摺動軸、26
リセットばね、27 押圧ばね、30 制御装置、3
1 補助摺動軸、32 軸受ブロック、33 直動軸、
34 押圧ばね、LS1,LS2 リミットスイッチ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径に螺旋状の溝が形成されモータによ
    り正逆回転するねじ軸と、このねじ軸の螺旋状の溝と係
    合し上記ねじ軸上を摺動するスライダーと、上記ねじ軸
    に対してほぼ直交方向の軸を有し上記スライダーに回転
    自在に取り付けられた駆動ローラ及びガイドローラと、
    上記ねじ軸が回転した際に上記ガイドローラに当接して
    上記スライダーが同一方向に回転するのを防止すると共
    に上記ねじ軸に設けられた螺旋状の溝によって上記スラ
    イダーが直進運動を行うように上記ガイドローラを支え
    る摺動軸と、操作軸を中心に回動して操作ばねを蓄勢す
    る蓄勢レバーを備え、上記スライダーの直進運動により
    上記駆動ローラが上記蓄勢レバーと当接して該蓄勢レバ
    ーを回動させ、該蓄勢レバーに係合している操作ばねの
    エネルギー蓄勢動作を行わせる操作ばねエネルギー蓄勢
    装置。
  2. 【請求項2】 外径に螺旋状の溝が形成されモータによ
    り正逆回転するねじ軸と、このねじ軸の螺旋状の溝と係
    合し上記ねじ軸上を摺動するスライダーと、上記ねじ軸
    に対してほぼ直交方向の軸を有し、上記スライダーに回
    転自在に取り付けられ、かつ上記ねじ軸を中心とした接
    線方向に平行に併設された回転自在の駆動ローラ及びガ
    イドローラと、上記ねじ軸が回転した際に上記ガイドロ
    ーラに当接して上記スライダーが同一方向に回転するの
    を防止すると共に上記ねじ軸に設けられた螺旋状の溝に
    よって上記スライダーが直進運動を行うように上記ガイ
    ドローラを支える摺動軸と、上記駆動ローラが当接して
    上記スライダーの直進運動により操作軸を中心に回動し
    て操作ばねを蓄勢する蓄勢レバーと、上記駆動ローラと
    上記蓄勢レバーが係合しないリセット位置では上記スラ
    イダー又はガイドローラが当接して上記スライダーを直
    進可能に支持する補助摺動軸とを備えた操作ばねエネル
    ギー蓄勢装置。
  3. 【請求項3】 外径に螺旋状の溝が形成されモータによ
    り正逆回転するねじ軸と、このねじ軸の螺旋状の溝と係
    合し上記ねじ軸上を摺動するスライダーと、上記ねじ軸
    に対してほぼ直交方向の軸を有し上記スライダーに回転
    自在に取り付けられた駆動ローラ及びガイドローラと、
    上記ねじ軸が回転した際に上記ガイドローラに当接して
    上記スライダーが同一方向に回転するのを防止すると共
    に上記ねじ軸に設けられた螺旋状の溝によって上記スラ
    イダーが直進運動を行うように上記ガイドローラを支え
    る摺動軸と、上記スライダーを回転可能に支持する軸受
    ブロックと、上記軸受ブロックが上記ねじ軸に平行に移
    動するよう支持する直動軸と、操作軸を中心に回動して
    操作ばねを蓄勢する蓄勢レバーを備え、上記スライダー
    の直進運動により上記駆動ローラが上記蓄勢レバーと当
    接して該蓄勢レバーを回動させ、該蓄勢レバーに係合し
    ている操作ばねのエネルギー蓄勢動作を行わせる操作ば
    ねエネルギー蓄勢装置。
  4. 【請求項4】 上記ねじ軸の両端側に、上記スライダー
    の全長以上の長さで螺旋状の溝が無い部分を設けたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載
    の操作ばねエネルギー蓄勢装置。
  5. 【請求項5】 上記ねじ軸の両端に押圧部材を挿入した
    ことを特徴とする請求項4記載の操作ばねエネルギー蓄
    勢装置。
  6. 【請求項6】 上記スライダーにリセット復帰手段を設
    け、このリセット復帰手段により常時上記スライダーの
    駆動ローラと上記蓄勢レバーとの係合が外れる方向に弾
    性付勢している請求項1から請求項5のいずれか1項記
    載の操作ばねエネルギー蓄勢装置。
  7. 【請求項7】 上記スライダーの端部に押圧部材を設
    け、上記スライダーが蓄勢開始位置に戻った時、上記押
    圧部材により上記スライダーと上記ねじ軸の回転係合面
    との間に押圧力を与え、上記ガイドローラと上記摺動軸
    が当接するまでは上記スライダーが上記ねじ軸と一体的
    に回転することを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれか1項記載の操作ばねエネルギー蓄勢装置。
  8. 【請求項8】 上記駆動ローラと上記蓄勢レバーが当接
    して該蓄勢レバーによる操作ばねの蓄勢動作が開始され
    ると、上記蓄勢レバーを介して上記駆動ローラに加えら
    れる上記操作ばねの反作用力により上記駆動ローラと上
    記蓄勢レバーの当接が外れなく、上記スライダーの直進
    運動と共に操作ばねの蓄勢動作を行うことができる請求
    項1から請求項7のいずれか1項に記載の操作ばねエネ
    ルギー蓄勢装置。
  9. 【請求項9】 操作ばねの蓄勢過程において上記蓄勢レ
    バーを蓄勢方向に回転せしめて上記駆動ローラとの係合
    を外した場合、上記スライダーがリセット復帰手段によ
    って回転動作を行ない上記蓄勢レバーと上記駆動ローラ
    の係合を解除すると共に、上記スライダーが蓄勢開始位
    置に戻るまでは上記駆動ローラと上記蓄勢レバーが再係
    合しないことを特徴とする請求項1から請求項8のいず
    れか1項に記載の操作ばねエネルギー蓄勢装置。
  10. 【請求項10】 上記スライダーの操作ばね蓄勢完了位
    置を検出してモータを逆回転させスライダーを初期状態
    位置に復帰させると共に、上記スライダーの初期状態位
    置を検出して上記モータを停止させることを特徴とする
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の操作ばね
    エネルギー蓄勢装置。
  11. 【請求項11】 停電又は事故等から上記モータが復旧
    すると同時に、モータを逆回転させ上記スライダーを初
    期状態位置に復帰させることを特徴とする請求項1から
    請求項10のいずれか1項に記載の操作ばねエネルギー
    蓄勢装置。
  12. 【請求項12】 蓄勢動作開始より一定時間を経過して
    も蓄勢動作が完了しない場合は上記モータの駆動を停止
    する保護回路を設けたことを特徴とする請求項1から請
    求項11のいずれか1項記載の操作ばねエネルギー蓄勢
    装置。
  13. 【請求項13】 蓄勢動作開始より一定時間を経過して
    も蓄勢動作が完了しない場合は警報を出す警報回路を設
    けたことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれ
    か1項記載の操作ばねエネルギー蓄勢装置。
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