JPH08365A - 組立式収納家具における組立枠 - Google Patents

組立式収納家具における組立枠

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JPH08365A
JPH08365A JP13739694A JP13739694A JPH08365A JP H08365 A JPH08365 A JP H08365A JP 13739694 A JP13739694 A JP 13739694A JP 13739694 A JP13739694 A JP 13739694A JP H08365 A JPH08365 A JP H08365A
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Shumei Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて少ない基本部材の組合わせにより、種
々の形状の組立枠を組立てることができ、しかも分解し
た部材を利用して他の形に組替えることが可能な組立式
収納家具における組立枠を提供する。 【構成】 4面が同一幅に形成された角パイプ1a、1
bと、この角パイプ1aの一面に同一幅で沿い、かつ角
パイプ1aに対して着脱可能に接合され、表面側にフッ
ク7を長さ方向に所定間隔で形成した縦枠ジョイント部
材2と、上記角パイプ1bの端部に着脱可能に取付けら
れ、かつ端面に縦枠ジョイント部材2のフック7に係合
するフック6を有し、縦枠ジョイント部材2に対して直
交状態で接合される横枠ジョイント部材3の組合せによ
って組立枠を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組立式収納家具にお
ける組立枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来の収納家具の大部分は、
家具職人の技術が必要であり、各部材がそれぞれ専用の
部材によって組立てられているため、部材の構成数も甚
だ多く、部材間の転用もできない。
【0003】したがって、収納家具の寸法等を組替える
こともできず、収納条件が変化したとき、その条件に収
納家具を適応させようとしても、古い収納家具が使用で
きないことも多い。
【0004】そこで、この発明は、極めて少ない種類の
部材の組合せにより、種々の収納家具の組立枠を容易に
組立てることができ、しかも部材の転用が容易で、部材
の再利用ができるようにすることにより、大型ゴミの発
生を防ぎ、資源の有効利用を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、4面が同一幅に形成された角パイプ
と、この角パイプの一面に同一幅で沿い、かつ角パイプ
に対して着脱可能に接合され、表面側にフックを長さ方
向に所定間隔で形成した縦枠ジョイント部材と、上記角
パイプの端部に着脱可能に取付けられ、かつ端面に縦枠
ジョイント部材のフックに係合するフックを有し、縦枠
ジョイント部材に対して直交状態で接合される横枠ジョ
イント部材の組合せによって、組立式収納家具の組立枠
を構成したのである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、同一の角パイプを使用し
て組立枠の縦枠と、この縦枠に対して接合される横枠を
簡単に形成することができる。
【0007】即ち、縦枠ジョイント部材を、角パイプの
一面、二面、三面又は四面に固定することにより、それ
ぞれ横枠に対して一方接合、二方接合、三方接合、四方
接合が可能な縦枠を形成することができる。
【0008】また、横枠ジョイント部材を角パイプの端
面に固定することにより、上記縦枠に対して横方向と下
方向の二方向に移動させることにより、縦枠に簡単に接
合が可能な横枠を形成することができる。
【0009】したがって、上記角パイプと、縦枠ジョイ
ント部材と、横枠ジョイント部材の三つの部材を組合せ
ることにより、種々の形状の収納空間をもった組立枠を
組立てることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0011】図1乃至図9は、角パイプ1a、1b、縦
枠ジョイント部材2及び横枠ジョイント部材3を組合わ
せたこの発明に係る組立枠の第一実施例を示している。
【0012】角パイプ1a、1bは、縦枠も、横枠も同
じ径のものを使用し、四面は同じ幅に形成され、素材は
スチール、アルミ等の金属である。
【0013】縦枠に使用する角パイプ1aには、縦枠ジ
ョイント部材2をビス4によって固定するためのビス孔
5を形成する。
【0014】一方、横枠に使用する角パイプ1bには、
両端の下面に、横枠ジョイント部材3のフック6を、縦
枠ジョイント部材2のフック7に引っ掛ける際に必要な
切欠き8と、横枠ジョイント部材3を角パイプ1bの端
部に挿入して、角パイプ1bに対して横枠ジョイント部
材3を固定するためのピン9を挿通するピン挿通孔10
を形成する。
【0015】上記縦枠ジョイント部材2は、角パイプ1
aの一面に平行な平面部11と、この平面部11の両側
を角パイプ1a側に屈曲させた側面部12とからなり、
角パイプ1aの一面に同一幅で沿うように形成され、素
材はスチール、アルミ等の金属である。
【0016】上記縦枠ジョイント部材2の平面部11に
は、角パイプ1aに形成したビス孔5に対応してビス孔
13が形成されている。
【0017】また、上記縦枠ジョイント部材2の平面部
11には、上下方向に、多数のコ字形のフック7が所定
間隔で形成されている。
【0018】上記縦枠ジョイント部材2を角パイプ1a
にビス4によって固定する場合には、ビス4のねじ込み
によって縦枠ジョイント部材2の平面部11が変形しな
いように、平面部11と角パイプ1aとの間に空間を埋
める板14を挿入するようにする。
【0019】上記横枠ジョイント部材3は、角パイプ1
bの内部にぴったりと嵌まる大きさの角筒部15と、こ
の角筒部15の外面の一面に形成され、角パイプ1bの
端部から突出して上記縦枠ジョイント部材2のフック7
に引掛かるフック6とからなる。フック6は、コ字形に
形成された縦枠ジョイント部材2に上方から嵌まるよう
に、先端が下向きに屈曲したL字形の断面に形成されて
いる。このフック6は、横枠の主応力が上下端辺に集ま
るように、上下に一対形成され、縦枠ジョイント部材2
の上下二個のフック7に引っ掛かるようになっている。
また、縦枠ジョイント部材2のフック7に対し、横枠ジ
ョイント部材3のフック6は上方から引掛けられるた
め、上方に引き上げると、フック6がフック7から外れ
る。このフック6がフック7から外れないようにするた
めには、フック6をフック7に引っ掛けた後、上下一対
のフック6の間に側方から抜け止め板16を差し入れれ
ばよい。なお、角パイプ1bの両端の片方の側面には、
横枠ジョイント部材3のフック6を縦枠ジョイント部材
2のフック7の横方向から挿入するために必要な切欠き
8’が形成されている。この切欠き8’は、抜け止め板
16を挿入する際にも使用される。
【0020】上記横枠ジョイント部材3のフック6の両
側には、縦枠ジョイント部材2のフック7に引っ掛けた
状態で、フック7の両側に位置する振れ止め片17が形
成されているが、この振れ止め片17は必ずしも必要で
ない。
【0021】また、上記横枠ジョイント部材3の上下の
フック6の間の側方には、フック6を縦枠ジョイントの
フック7に横方向から挿入した際に、フック6とフック
7の位置決めを行う当り止め29を設けている。
【0022】上記横枠ジョイント部材3の角筒部15の
内側には、ピン9の固定部18が形成されている。
【0023】上記横枠ジョイント部材3は、スチール、
アルミ等の金属によって形成する。この横枠ジョイント
部材3は、例えば、横枠ジョイント部材3の断面形状に
形成された長尺の型材を、角パイプ1bの内部にぴった
りと嵌まる長さに切断することによって、安価に製造す
ることが可能である。また、フック6と、その両側の振
れ止め片17は、上記型材に切れ込みを入れることによ
って容易に形成することができる。
【0024】上記のように形成された角パイプ1a、1
bと、縦枠ジョイント部材2と、横枠ジョイント部材3
を組合わせることにより、組立枠の縦枠と、この縦枠に
対して接合される横枠を簡単に形成することができる。
【0025】即ち、縦枠ジョイント部材2を、図2
(a)〜(d)に示すように、角パイプ1aの一面、二
面、三面又は四面に固定することにより、それぞれ横枠
に対して一方接合、二方接合、三方接合、四方接合が可
能な縦枠を形成することができる。
【0026】また、図3に示すように、横枠ジョイント
部材3を角パイプ1bの端面に固定することにより、上
記縦枠に対して直交する方向に接合が可能な横枠を形成
することができる。なお、より強度の高い横枠を必要と
する場合には、横枠を上下に2本連続して使用すること
もできる。
【0027】上記のようにして形成した一方接合、二方
接合、三方接合、四方接合が可能な縦枠と、横枠とを組
合わせれば、例えば、図4に示すような壁面収納家具の
組立枠を組立てることができる。
【0028】そして、図4の組立枠に、図6、図8に示
すように、壁面に化粧パネル19を貼り、扉20、棚引
出21、ハンガーパイプ22等を取付ければ、壁面収納
家具が完成する。図7に示すように、背面に化粧パネル
19が貼られていると、間仕切兼用の空間収納家具とな
る。
【0029】上記化粧パネル19は、図7及び図8に示
すように、角パイプ1aに接合された縦枠ジョイント部
材2の厚みを利用することによって体裁よく貼り付ける
ことができ、間仕切兼用の空間収納家具にする場合、隣
室の壁に調和するため、在来工法の壁面納り仕上げが可
能となる。また、移動間仕切空間収納家具の場合には、
角パイプ1aに、ハット型、鉤形等のパネル固定金具2
3を取付けて化粧パネル19を貼り付ければ体裁よく仕
上がる。
【0030】また、縦枠ジョイント部材2が外面に表わ
れ、フック7等が見苦しい場合には、縦枠ジョイント部
材2の表面に、図4に示すように、フック7を隠蔽する
樹脂カバー24を被せればよい。
【0031】また、棚引出21は、例えば、左右の縦枠
ジョイント部材2のフック7に、コ字形の棚受金具25
を対向するように取付け、棚引出21の両側を棚受金具
25に差入れて支持すればよい。
【0032】上記のように構成される組立枠を、例え
ば、押入れ内に設置するような場合、図9に示すよう
に、直接押入れの壁33に縦枠ジョイント部材2を木ね
じで固定すれば、縦方向の角パイプ1aを省略すること
もできる。
【0033】次に、図10は、この発明の第二実施例の
横枠ジョイント部材3を示しており、この横枠ジョイン
ト部材3は、端面板26と、この端面板26の両側を屈
曲して形成した対向する側面板27と、端面板26の上
辺を屈曲して形成した上面板30とからなり、端面板2
6の上下にフック6が形成され、対向する側面板27に
ピン9の挿通孔28が形成されている。
【0034】また、端面板26の側方には、当り止め2
9が切り起しによって形成されている。
【0035】上記第二実施例の横枠ジョイント部材は、
図11に示すように、金属板を折り曲げて形成すること
ができる。
【0036】次に、図12は、この発明の第三実施例の
角パイプ1aと、縦枠ジョイント部材2を示している。
この実施例では、縦枠ジョイント部材2の背面に、上下
方向に二条の係止突起31を設け、この係止突起31が
嵌まる二条の係止溝32を、角パイプ1aの各面に設け
ることにより、縦枠ジョイント部材2と角パイプ1aと
をビス固定することなく、接合できるようにしている。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明は、角パイプと
この角パイプの面に対して着脱可能に取付けられる縦枠
ジョイント部材と、角パイプの端面に着脱自在に取付け
られる横枠ジョイント部材の三つの基本部材を組合せる
ことによって、種々の収納家具の組立枠を容易に組立て
ることができ、また分解して他の形に組替えることも容
易であるため、大型ゴミの発生を防ぎ、資源の有効利用
を図れると共に、労務費を低減することができ、低価格
で体裁のいい組立式の収納家具が得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る組立枠の第1実施例の分解斜視
【図2】(a)〜(d)は角パイプに対する縦枠ジョイ
ント部材との接合状態を示す横断面図
【図3】第1実施例の横枠ジョイント部材と角パイプと
の接合状態を示す斜視図
【図4】第1実施例の組立枠の組立状態を示す斜視図
【図5】図4の縦枠と横枠の接合部分の拡大図
【図6】図4の組立枠を使用した壁面収納家具の正面図
【図7】図6の横断面図
【図8】図7の部分拡大図
【図9】第1実施例の組立枠の他の組立て状態を示す横
断面図
【図10】この発明の第2実施例の横枠ジョイント部材
と角パイプとの接合状態を示す図
【図11】この発明の第2実施例の横枠ジョイント部材
の展開図
【図12】この発明の第3実施例の縦枠ジョイント部材
と角パイプを示す斜視図
【符号の説明】
1a、1b 角パイプ 2 縦枠ジョイント部材 3 横枠ジョイント部材 6、7 フック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4面が同一幅に形成された角パイプと、
    この角パイプの一面に同一幅で沿い、かつ角パイプに対
    して着脱可能に接合され、表面側にフックを長さ方向に
    所定間隔で形成した縦枠ジョイント部材と、上記角パイ
    プの端部に着脱可能に取付けられ、かつ端面に縦枠ジョ
    イント部材のフックに係合するフックを有し、縦枠ジョ
    イント部材に対して直交状態で接合される横枠ジョイン
    ト部材の組合せからなる、組立式収納家具における組立
    枠。
JP13739694A 1994-06-20 1994-06-20 組立式収納家具における組立枠 Expired - Lifetime JP2809589B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4954460A (en) * 1984-02-24 1990-09-04 Mino Yogyo Co., Ltd. Water-permeable ceramic material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4954460A (en) * 1984-02-24 1990-09-04 Mino Yogyo Co., Ltd. Water-permeable ceramic material

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