JPH0836585A - 表型データベース加工方法 - Google Patents

表型データベース加工方法

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JPH0836585A
JPH0836585A JP6169278A JP16927894A JPH0836585A JP H0836585 A JPH0836585 A JP H0836585A JP 6169278 A JP6169278 A JP 6169278A JP 16927894 A JP16927894 A JP 16927894A JP H0836585 A JPH0836585 A JP H0836585A
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JP6169278A
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Jun Nakanishi
潤 中西
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表同士の演算処理を、アイコン操作を最大限
に利用することにより、データベース加工方法の操作性
の向上化を図る。 【構成】 データベース構造を持つ表アイコンを処理対
象として、ディスプレイ1c上で、マウス1bによっ
て、アイコン同士を重ね合わせることにより、同一セル
同士で、マウス1bで選択された演算処理を自動的に行
い、演算結果を新しい表アイコンとして生成する。ま
た、複数の表アイコンを集計対象として、集計用のアイ
コンを開いて集計用ウインドウとして表示し、集計用ウ
インドウ上に集計対象となる表アイコンを移動し、集計
用ウインドウを閉じることにより、集計用のウインドウ
上にある全ての表アイコンの同一セルのデータの合算処
理を自動的に行い、集計結果を新しい表アイコンとして
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーションのディスプレイ上において行わ
れる表型データベース加工方法に関し、特に、アイコン
を用いて統計業務処理などを行う表計算用ソフトウエア
を効率よく操作するようにした表型データベース加工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表計算用ソフトウエア製品におい
ては、例えば、「表計算ソフトウエアOFIS/POL
−EX2 (3000-7-032-10) 平成6年3月(第2版)P
P.341−345 “1.5 他の表との間で計算をする”」
に示されているように、表内のデータを操作する場合に
は、必ず対象となる表アイコンあるいはファイルを一旦
開いてから操作を行わなければならなかった。特に、複
数の表の同じ位置のセルデータを合算処理をする場合に
は、オペレータが、キーボードを用いてその都度合算処
理の対象となるセルの範囲を指定する必要があった。さ
らに、複数の表同士の各データごとの演算処理は四則演
算に限られたものであり、その他の演算処理はサポート
されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
従来の技術では、表計算を行う場合に、オペレータは一
旦ファイルあるいは表アイコンを開いた後、キーボード
を用いてディスプレイ上で各表データの操作を行わなけ
ればならないため、表データが多い場合にはオペレータ
の操作回数が非常に多くなり、また操作手順も複雑にな
るという問題があった。また、複数の表同士の演算をす
る場合、四則演算以外の演算処理を行うことができない
という問題があった。本発明の目的は、これら従来技術
の課題を解決し、表アイコンを開かないで、アイコンの
簡単な操作だけで、かつ四則演算以外の表計算をも可能
とする表型データベース加工方法を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の表型データベース加工方法は、表型データ
ベース構造を有する表アイコンを処理対象として、マウ
ス操作によってディスプレイ画面上でアイコン同士を重
ね合わせることにより、同一位置のセル同士で、オペレ
ータが指定した演算処理を自動的に行ってその演算結果
を新しい表アイコンとして生成する。また、集計用のア
イコンを開いて、集計用ウインドウとして表示し、該集
計用ウインドウ上に集計対象となる表アイコンを移動し
た後、集計用ウインドウを閉じることにより、集計用の
ウインドウ上にある全ての表アイコンの同一セルのデー
タの合算処理を自動的に行い、集計結果を新しい表アイ
コンとして生成する。さらに、表項目の全てをアイコン
化し、ポップアップメニューから、マウスによってアイ
コンの表型データベース加工処理属性(抽出、排除、演
算対象など)を選択することにより、表から必要項目だ
けを抽出することと、指定した項目を削除すること、表
同士の演算対象項目(演算の種類)を決定することとが
でき、処理結果を新しい表アイコンとして生成する。
【0005】
【作用】本発明によれば、マウスでのアイコン操作によ
り、アイコンを開くことなく複数の表型データベースの
同一位置のセル同士の演算処理を行うことができ、ま
た、処理手順が簡易化され、データベース加工方法の操
作性を向上させることが可能である。また、ポップアッ
プメニューに各種の演算を設けておくことにより四則演
算以外の表計算も可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の表型データベース加工方法
を構成する端末の一実施例の外観図である。同図におい
て、1は本発明のパーソナルコンピュータやワークステ
ーションなどの表計算を操作する端末であり、キーボー
ド1a、マウス1b、ディスプレイ1c、情報処理部
2、および外部記憶装置6等から構成されている。情報
処理部2は、図1のデータ加工方法に内蔵されており、
図示したように、演算処理部4およびウインドウ制御部
5などを含むCPU(Central Processing Unit,中
央処理装置)およびワークファイル3aを含むメモリ3
を具備し、キーボード1aやマウス1bなどによるウイ
ンドウ操作指示および演算処理指示に基づいて表計算を
行うものであり、また、外部記憶装置6は、ハードディ
スク装置などから構成され、各種の表ファイル、本実施
例では、それぞれ国語、算数、理科のテストの個人別成
績表である国語成績表ファイル6a、算数成績表ファイ
ル6b、理科成績表ファイル6c、および2科目合計フ
ァイル6d、3科目合計ファイル6eなどを格納してい
る。なお、大きなデータベースを取り扱う場合には、情
報処理部として端末1内に内蔵された装置を使用せず
に、該端末に接続されたセンタなどのより大型の計算機
を使用し、相互に連携させて処理を行わせるようにして
もよい。本実施例の表型データベース加工方法は、キー
ボード1aやマウス1bの操作により情報処理部2を制
御することによって外部記憶装置6にある表ファイルを
加工、または新しく生成するものである。
【0007】(第1実施例)図2〜12は、本発明の表
型データベース加工方法に係わるディスプレイ1c上で
のアイコン操作の第1実施例である。図1の外部記憶装
置6に記憶されている国語成績表ファイル6a、算数成
績表ファイル6b、理科成績表ファイル6cの一実施例
を図29〜30に示す。このうち国語成績表ファイル6
aと算数成績表ファイル6bの2つの成績表から、同じ
生徒の国語と算数の合計点数を出した2科目合計ファイ
ル6d(図32)を作成するための操作の流れを図2〜
12の画面遷移と図25〜27のフローチャートに従っ
て説明する。図2において、7はアイコンを有する表格
納ウインドウである。マウス・カーソル8は、マウス1
bによってディスプレイ1c上で移動することができ
る。表格納ウインドウ7の上にあるアイコン「国語」7
aとアイコン「算数」7bを処理の対象とし、それぞれ
のアイコンは、図29〜30に示した表ファイルをアイ
コン化したものである。以下、これらのアイコンを表ア
イコンと呼ぶ。
【0008】1つの表アイコンのアイコン名を「国
語」、もう1つの表アイコンのアイコン名を「算数」と
する。処理対象となる表アイコンの数が2個か3個以上
かを判定する(図25のステップ101)。今の場合、
表アイコンは2個であるからステップ102〜124
(図25〜27)に示す第1実施例の処理を行なう。第
1実施例の操作(2科目合計)では、先ず、マウスを使
って表アイコン「算数」7bの上にマウス・カーソル8
を移動し、マウス1bのボタンを1回クリックする。こ
れにより、表アイコン「算数」7bの表示色を変化させ
たり網掛けしたりまたは反転する等して指定した表アイ
コンを識別可能にする(図3)。マウス1bをピックし
たまま、表アイコン「算数」7bを移動して、表アイコ
ン「国語」7aの上に重ね合わせる(ステップ10
3)。2つの表アイコン、「国語」と「算数」が重ね合
わさると、自動的に新しい表項目ウインドウ「算数」9
が表格納ウインドウ7の上に開く。表項目ウインドウ
「算数」は、図30の算数成績表ファイル6bの各項目
(クラス、出席番号、氏名、試験日、点数、備考)に対
応する表アイコン「算数」7bの表項目をアイコン9a
〜9f(以下、これらを表項目アイコンと呼ぶ)として
有する(図4)(ステップ104)。
【0009】加算処理の対象となる項目、点数に対応す
る表項目アイコン「点数」9eをマウス1bでピックす
ると、自動的に表項目属性選択メニュー9hが生成され
る。この際、マウス1bはピックしたままの状態であ
る。図5に示したように項目属性選択メニュー9hは、
3種の属性(抽出、排除、演算対象)を有している。
「抽出」は指定された項目を選択することを、「排除」
は指定された項目を削除することを、「演算対象」は指
定された項目に対して後述する四則演算などの選択され
た演算を行なうことを意味する。本実施例では、「演算
対象」を選択するため、マウス・カーソル8を「演算対
象」の位置に移動する(ステップ105)と、自動的に
表格納ウインドウ7上に演算処理選択メニュー(レベル
1)7cが生成される。図6に示したように演算処理選
択メニュー(レベル1)7cは、3種の処理項目(四則
演算、論理演算、特殊演算)を有しているが、本実施例
では、「四則演算」を選択するため、マウス・カーソル
8を「四則演算」の位置に移動する(ステップ107)
と、更に、演算処理選択メニュー(レベル2)7dが演
算処理選択メニュー(レベル1)7cの上に自動的に生
成される。
【0010】図7に示したように演算処理選択メニュー
(レベル2)7dは、4種の項目(+、−、×、÷)を
有しているが、本実施例では、「加算処理」を選択する
ため、マウス・カーソル8を「+(加算)」の位置に移
動して(図8)、マウス1bのクリックを解除する(ス
テップ108)と、表項目属性選択メニュー9hと、演
算処理選択メニュー(レベル1)7cと演算処理選択メ
ニュー(レベル2)7dはディスプレイ上から消去さ
れ、表項目アイコン「点数」9eの属性表示が「ON」
から「+」に変わる(図9)。なお、ステップ107で
論理演算を選択した場合は各種の論理演算のうちの一
つ、例えば、論理和を選択し(ステップ109)、ま
た、ステップ107でその他の演算を選択した場合には
その他の演算のうちの一つ、例えば、剰余算を選択する
(ステップ110)。ウインドウ・クローズ・スイッチ
9gをマウス1bで1回クリックすることにより、表項
目ウインドウ「算数」9を閉じる(ステップ111)
と、国語と算数の表ファイルの「点数」列にある同じ位
置のセルのデータ同士を足し合わせる処理が実行される
(図27のステップ112〜122)。処理が開始する
と、表格納ウインドウ上に処理が実行中であることを示
すメッセージ7eが表示される(図10)。
【0011】ステップ112〜122(図27)は、2
つの表の同一位置のセルデータを順次取り出して演算す
る処理ステップを示したものである。先ず、2つの表A
とBの行(MA,MB)、列(NA,NB)のうちそれぞれ
小さい方の大きさをM,Nとして演算範囲の初期設定す
る(ステップ113)。ステップ114〜ステップ12
1は、上記ステップ113で設定したN以下という条件
で列jに関して行なうループ処理である。ステップ11
5はj列のセルデータが演算対象のデータか否かを判定
するステップである。演算対象のデータでなければステ
ップ120に進み、演算対象であれば、ステップ116
〜119のループ処理に移る。ステップ116〜119
ループ処理は、上記ステップ113で設定したM以下と
いう条件で行iに関して行なう処理である。iとjで指
定されたセルのデータに対して指定された演算を実行す
る(ステップ117)。ステップ118および120
は、それぞれ行iおよび列jを更新するステップであ
る。
【0012】内部での加算処理が終了すると、加算処理
の結果として、新しい表アイコン「2科目合計」7fを
生成する(図11)(ステップ123)。この表アイコ
ン「2科目合計」7fは、図32の2科目合計ファイル
6dに対応している。この表アイコン[2科目合計」の
アイコン名は、キーボード1aから入力できる。本実施
例では、仮に「2科目合計」と入力されたものが示され
ている(図12)。以上で第1実施例(2科目合計処
理)における操作を終了する(ステップ124)。な
お、項目属性に演算処理が存在しない場合には(ステッ
プ106)、処理を終了する。
【0013】(第2実施例)次に、本発明の表型データ
ベース加工方法に係わるディスプレイ1c上でのアイコ
ン操作の第2実施例(3科目以上の合計処理)を説明す
る。図29〜31に示した国語成績表ファイル6aと算
数成績表ファイル6bと理科成績表ファイル6cは、そ
れぞれ国語、算数、理科のテストの個人別成績表であ
る。この3つの成績表から、同じ生徒の国語と算数と理
科の合計点数を出した3科目合計ファイル6eを作成す
るための第2実施例を図13〜24の画面遷移と図28
のフローチャートに従って説明する。第2実施例の場合
には、ステップ125〜133の処理が行われる。この
場合、図13に示すように、表格納ウインドウ7には、
集計用アイコン7j、表アイコン「国語」7a、表アイ
コン「算数」7b、表アイコン「理科」7iが表示され
る。
【0014】先ず、表アイコン「国語」7aをマウス1
bでクリックし、表項目ウインドウ「国語」10を開
く。表項目ウインドウ「国語」10は、図29の国語成
績表ファイル6aの各項目に対応する表項目アイコン
(クラス、出席番号、氏名、試験日、点数)を有する
(図14)。集計処理の対象となる項目、点数に対応す
る表項目アイコン「点数」9eをマウス1bでピックす
ると、自動的に表項目属性選択メニュー9hが生成され
る。この際、マウス1bはピックしたままの状態であ
る。図15に示したように表項目属性選択メニュー9h
は、3種の属性(抽出、排除、演算対象)を有している
が、本実施例では、「演算対象」を選択するため、マウ
ス・カーソル8を「演算対象」の位置に移動して、マウ
ス1bのピックを解除すると、表項目アイコン「点数」
9eの属性が、「抽出」(初期値としてここにデフォル
トされている)から「演算対象」に変更される。ウイン
ドウ・クローズ・スイッチ9gをマウス1bで1回クリ
ックすることにより、表項目ウインドウ「国語」10が
閉じられる(図16〜17)。同様にして、表アイコン
「算数」、「理科」の表項目アイコン「点数」の属性
を、それぞれ「演算対象」として処理する(ステップ1
26)。
【0015】次に、集計用アイコン7jをマウス1bで
クリックすると、集計処理選択メニュー7kが生成され
る。図18に示したように集計処理選択メニュー7k
は、いくつかの選択項目を有しているが、本実施例で
は、「加算集計」を選択するため、マウス・カーソル8
を「加算(+)」の位置に移動して(図19)(ステッ
プ127)、マウス1bのクリックを解除すると、自動
的に集計用ウインドウ11が生成される(ステップ12
8)。表格納ウインドウ7の上にある表アイコン「国
語」7aをマウス1bでピックし、集計用ウインドウ1
1の上に移動する(ステップ129)。同様に、表格納
ウインドウ7の上にある表アイコン「算数」7bをマウ
ス1bでピックし、集計用ウインドウ11の上に移動す
る。そして更に、表格納ウインドウ7の上にある表アイ
コン「理科」7iをマウス1bでピックし、集計用ウイ
ンドウ11の上に移動する(図21)(ステップ12
9) 集計用ウインドウ11のウインドウ・クローズ・スイッ
チ9gをマウス1bでピックして、集計用ウインドウ1
1を閉じる(ステップ130)と、自動的に国語成績表
ファイル6aと算数成績表ファイル6bと理科成績表フ
ァイル6cの個人別取得点数の合計を計算する(ステッ
プ131)とともに集計中であることを表示し(図2
2)、図33のような3科目合計ファイル6eに対応す
る表アイコン「3科目合計」7lを生成する(図23)
(ステップ132)。なお、複数の表のセルデータを演
算は前述した図27のステップ113〜121と同様の
処理を繰り返すことで実行可能である。次に、図23の
“アイコン名を入力して下さい”というメッセージに基
づいてキーボード1aから「3科目合計」を入力する
と、図24に示すようになる。この表アイコン「3科目
合計」71は、図33の3科目合計ファイル6eに対応
している。以上で第2実施例(3科目合計処理)におけ
る操作を終了する(ステップ133)。
【0016】次に、本発明を小売店業務へ適用した場合
の例を説明する。ここでは、表アイコン自身が集計処理
の機能を持つ例を挙げる。表アイコン「全国」は、その
部分集合として、表アイコン「関西」など、9つの地方
の表アイコンを有している。図34の表アイコン「全
国」をマウス1bでクリックすると、図35のようにそ
の部分集合(本実施例では、北海道、東北、北陸、関
東、中部、関西、中国、四国、九州)の各表アイコンが
表示される。なお、今の場合、全ての表アイコンに対応
するスプレッドシートは同一フォーマットであるものと
し、本実施例では「売上個数」のみを集計処理の対象と
した場合を考える。同様に、表アイコン「関西」は、そ
の部分集合として、表アイコン「大阪」など、7つの都
道府県の表アイコンを有している。図35の表アイコン
「関西」をマウス1bでクリックすると、図36のよう
にその部分集合(本実施例では、大阪、京都、兵庫、奈
良、滋賀、和歌山、三重)の各表アイコンが表示され
る。本実施例では、表アイコンは以上のような3階層の
関係になっているものとする。図37に関西の各部分集
合(大阪、京都、兵庫・・・)における各商品(アライ
グマ、インド象、ウミガメ、エリマキトカゲ、オランウ
ータン)毎の売上個数、売上単価を示す。例えば、大阪
におけるアライグマの売上個数が20個増加した場合、
それに伴い自動的に大阪の上位である関西のアライグマ
の売上個数も20個増加し、さらに、その上位である全
国のアライグマの売上個数も自動的に20個増加する。
具体的な計算処理は、下位の全ての部分集合の集計がそ
の上位階層の値になるように設定しておき、前述した図
27のステップ113〜121と同様の処理を繰り返す
ことによって実行可能である。
【0017】次に、本発明の暗号化への適用について説
明する。図38は、平文(暗号化するデータ)と暗号鍵
(例えば、乱数)を表アイコン化して表示した表格納ウ
インドウを示すものである。暗号化したい表アイコン、
例えば「平文」に表アイコン「暗号鍵」を移動して重ね
合わせて加算(他の可逆性のある演算でも可)して暗号
化する。これにより、表アイコンをファイル伝送する際
の重要データの傍受、漏洩を防止することができる。受
信者は送信者と同じ表アイコン「暗号鍵」を持っておく
ことで、暗号化された表アイコンから「暗号鍵」を減算
することにより、表アイコン「平文」を再生成すること
ができる。図39に平文(商品売上管理表)の例と暗号
鍵の例、および平文に暗号鍵のD列(単価欄)を加算し
て作成した暗号文の例を示す。本実施例によれば、図3
9のようなデータファイル(スプレッドシート)を開く
ことなく、表アイコンの操作だけで暗号化、復号化でき
るので、大量のデータの暗号/復号を少ない操作数で行
うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、表アイコンを開いて、
膨大な件数のレコードを持つ表ファイルを画面に一覧表
示するといった操作が不要となるので、複雑な操作が不
要になり、かつ処理時間の短縮が可能となる。また、マ
ウスによるアイコンの操作、マウスによるメニューの選
択、およびウインドウのオープン/クローズで処理を行
えるので(完全なグラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス化)、利用者にとって、視認性が高く、操作性が向上
する。さらに、表項目のポップアップメニューに各種演
算を入れておくことにより、四則演算以外の演算処理も
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表型データベース加工方法を実施する
方法構成の一実施例を示す図である。
【図2】第1実施例における表アイコン「国語」と表ア
イコン「算数」を表示した表格納ウインドウを示す図で
ある。
【図3】図2における表アイコン「算数」に対してマウ
スカーソルをクリックした図である。
【図4】表アイコン「算数」を表アイコン「国語」に重
ね合わせたとき、表項目ウインドウが表格納ウインドウ
上に開いた図である。
【図5】図4において、表項目アイコン「点数」をマウ
スでピックしたとき、表項目属性選択メニューが表示さ
れた図である。
【図6】図5において、マウスで「演算対象」を選択
し、演算処理選択メニュー(レベル1)を表示した図で
ある。
【図7】図6において、マウスで「四則演算」を選択
し、演算処理選択メニュー(レベル2)を表示した図で
ある。
【図8】図7において、マウスで「+」を選択した図で
ある。
【図9】図8の処理の結果、表項目「点数」の属性表示
がONから+に変化し、続いてウインドウ・クローズ・
スイッチをクリックすることを示す図である。
【図10】ウインドウ・クローズ・スイッチのクリック
によって、表項目ウインドウ「算数」が閉じ、国語と算
数の点数列の加算実行されている状態を示す図である。
【図11】表アイコン「2科目合計」が作成され、表名
の入力を促している状態を示す図である。
【図12】表名「2科目合計」の入力した場合の表示画
面である。
【図13】第2実施例における集計用アイコンと表アイ
コン「国語」、「算数」、「理科」を表示した表格納ウ
インドウを示す図である。
【図14】図13において、表アイコン「国語」をクリ
ックし、表項目ウインドウ「国語」を表示した図であ
る。
【図15】図14において、表項目アイコン「点数」を
クリックし、表項目属性選択メニューを表示した図であ
る。
【図16】図15において、表項目属性選択メニューの
うち「演算対象」を選択したことを示す図である。
【図17】図16の結果、表項目アイコン「点数」の属
性がONからCALに変化し、続いてウインドウ・クロ
ーズ・スイッチをクリックすることを示す図である。
【図18】集計用アイコンをクリックすることにより、
集計処理選択メニューが表示された図である。
【図19】集計処理選択メニューのうち、加算(+)を
選択した図である。
【図20】図19の選択結果、集計用ウインドウが表示
された図である。
【図21】図20において、表格納ウインドウから集計
用ウインドウに表アイコン「国語」、「算数」、「理
科」をマウスにより移動した図である。
【図22】ウインドウ・クローズ・スイッチのクリック
により、集計用ウインドウが閉じ、「国語」、「算
数」、「理科」の点数を集計している状態を示す図であ
る。
【図23】集計した表アイコンが作成され、表名の入力
を促している状態を示す図である。
【図24】表名「3科目合計」の入力した場合の表示画
面である。
【図25】第1実施例における表型データベース加工方
法の処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図26】第1実施例における表型データベース加工方
法の処理動作の一例を示すフローチャートである(続
き)。
【図27】第1実施例における表型データベース加工方
法の処理動作の一例を示すフローチャートである(続
き)。
【図28】第2実施例における表型データベース加工方
法の処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図29】本実施例における国語成績表ファイルのレイ
アウトの一構成例を示す図である。
【図30】本実施例における算数成績表ファイルのレイ
アウトの一構成例を示す図である。
【図31】本実施例における理科成績表ファイルのレイ
アウトの一構成例を示す図である。
【図32】本実施例における2科目合計ファイルのレイ
アウトの一構成例を示す図である。
【図33】本実施例における3科目合計ファイルのレイ
アウトの一構成例を示す図である。
【図34】本発明を小売業務へ適用した場合の実施例に
おいて、全国アイコンを開くことを示す図である。
【図35】図34の結果、「全国」の部分集合の表アイ
コンを表示し、そのうち、表アイコン「関西」を開くこ
とを示す図である。
【図36】図35の結果、「関西」の部分集合の表アイ
コンを表示した図である。
【図37】関西の各部分集合における各商品毎の売上個
数と売上単価を示す図である。
【図38】平文と暗号鍵を表アイコン化して表示した表
格納ウインドウを示す図である。
【図39】平文の例と暗号鍵の例、および平文と暗号鍵
を加算して作成した暗号文の例を示す図である。
【符号の説明】
1:端末、1a:キーボード、1b:マウス、1c:デ
ィスプレイ、2:情報処理部、3:メモリ、3a:ワー
クファイル、4:演算処理部、5:ウインドウ制御部、
6:外部記憶装置、6a:国語成績表ファイル、6b:
算数成績表ファイル、6c:理科成績表ファイル、6
d:2科目合計ファイル、6e:3科目合計ファイル、
7:表格納ウインドウ、7a:表アイコン「国語」、7
b:表アイコン「算数」、7c:演算処理選択メニュー
(レベル1)、7d:演算処理選択メニュー(レベル
2)、7i:表アイコン「理科」、7j:集計用アイコ
ン、7k:集計処理選択メニュー、8:マウス・カーソ
ル、9:表項目ウインドウ「算数」、10:表項目ウイ
ンドウ「国語」、11:集計用ウインドウ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表型データベース構造を有するデータを
    加工するための表型データベース加工方法であって、複
    数の表型データベース構造を有するデータをそれぞれ表
    アイコンとして表示し、マウス操作によって上記表アイ
    コン同士がディスプレイ上で重ね合わせられると、該表
    アイコンに対応する表型データベースの同一位置のセル
    に対し、マウスにより選択された処理を自動的に実行
    し、該処理によって生成された新しい表型データベース
    に対応する新しい表アイコンを表示するようにしたこと
    を特徴とする表型データベース加工方法。
  2. 【請求項2】 表型データベース構造を有するデータを
    加工するための表型データベース加工方法であって、複
    数の表型データベース構造を有するデータをそれぞれ表
    アイコンとして表示し、該複数の表アイコンを集計対象
    とする集計用のアイコンを開いて集計用ウインドウとし
    て表示し、該表示された集計用ウインドウ上に集計対象
    となる複数の表アイコンを移動した後該集計用ウインド
    ウを閉じることにより、集計用ウインドウ上にある全て
    の表アイコンの同一セルのデータに対してマウスにより
    選択された処理を自動的に行い、該処理によって生成さ
    れた新しい表型データベースに対応する新しい表アイコ
    ンを表示するようにしたことを特徴とする表型データベ
    ース加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の表型データベー
    ス加工方法において、マウスによる処理の選択は、表型
    データベースの列項目(表項目)をアイコン化して表示
    し、該表項目のポップアップメニューから、アイコン化
    された表型データベースに対して行う処理の属性(抽
    出、排除、演算対象など)を選択することによって行わ
    れることを特徴とする表型データベース加工方法。
JP6169278A 1994-07-21 1994-07-21 表型データベース加工方法 Pending JPH0836585A (ja)

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