JPH0836579A - 構造化文書処理装置 - Google Patents
構造化文書処理装置Info
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- JPH0836579A JPH0836579A JP6192324A JP19232494A JPH0836579A JP H0836579 A JPH0836579 A JP H0836579A JP 6192324 A JP6192324 A JP 6192324A JP 19232494 A JP19232494 A JP 19232494A JP H0836579 A JPH0836579 A JP H0836579A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文書部品を構造情報に基づき組立てた構造化
文書に対して、その文書構造を規定する構造情報を利用
して、効率的に文書部品の編集作業を行うことができる
構造化文書処理装置を提供する。 【構成】 文書部品を構造情報に基づき組立てた構造化
文書を表示し、文書部品に対する編集操作を受け付けて
文書編集を行う文書編集手段と、構造情報に基づき文書
部品の属性情報を管理する属性情報管理手段と、文書部
品の属性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情
報管理手段により管理している構造情報に基づき、操作
対象の文書部品の属性情報を一括編集する属性情報処理
手段とを備える。
文書に対して、その文書構造を規定する構造情報を利用
して、効率的に文書部品の編集作業を行うことができる
構造化文書処理装置を提供する。 【構成】 文書部品を構造情報に基づき組立てた構造化
文書を表示し、文書部品に対する編集操作を受け付けて
文書編集を行う文書編集手段と、構造情報に基づき文書
部品の属性情報を管理する属性情報管理手段と、文書部
品の属性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情
報管理手段により管理している構造情報に基づき、操作
対象の文書部品の属性情報を一括編集する属性情報処理
手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造化文書処理装置に
関し、特に、文書部品を構造情報に基づき組立てた構造
化文書に対して、その文書構造を規定する構造情報を利
用して、効率的に文書部品の編集作業を行うことができ
る構造化文書処理装置に関するものである。
関し、特に、文書部品を構造情報に基づき組立てた構造
化文書に対して、その文書構造を規定する構造情報を利
用して、効率的に文書部品の編集作業を行うことができ
る構造化文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワークステーション上の文書
編集装置(ワードプロセッサ)など、文書作成を行う文
書編集装置においては、文書の作成を効率よく行い、再
利用性を高めるため、予じめ、見出し,段落などの文書
の構成要素を複数の文書部品として作成し、その各々の
文書部品の間の関係を構造情報により定め、文書を構造
化して編集することが試みられている。
編集装置(ワードプロセッサ)など、文書作成を行う文
書編集装置においては、文書の作成を効率よく行い、再
利用性を高めるため、予じめ、見出し,段落などの文書
の構成要素を複数の文書部品として作成し、その各々の
文書部品の間の関係を構造情報により定め、文書を構造
化して編集することが試みられている。
【0003】このように、文書に対して構造の概念を取
り入れた構造化文書の例としては、例えば、国際規格の
ODA(ISO8613: Open Document Architectur
e)や、SGML(ISO8879: Standard General
ized Markup Language)の規格による構造化文書が知ら
れている。ODAの規格による構造化文書を用いた文書
処理方法の一例は、例えば、特開平5−135054号
公報に記載されている「文書処理方法」が参照できる。
ここでは、文書構造を論理構造と割付け構造に分ける考
え方が示されており、文書構造の論理構造と割付け構造
とを用いることにより、文書作成のための操作を容易と
し、更に、文書(文書部品)の交換性が高められる。
り入れた構造化文書の例としては、例えば、国際規格の
ODA(ISO8613: Open Document Architectur
e)や、SGML(ISO8879: Standard General
ized Markup Language)の規格による構造化文書が知ら
れている。ODAの規格による構造化文書を用いた文書
処理方法の一例は、例えば、特開平5−135054号
公報に記載されている「文書処理方法」が参照できる。
ここでは、文書構造を論理構造と割付け構造に分ける考
え方が示されており、文書構造の論理構造と割付け構造
とを用いることにより、文書作成のための操作を容易と
し、更に、文書(文書部品)の交換性が高められる。
【0004】構造化文書の作成処理では、文書部品を作
成し、その各々の文書部品の間の関係を定める構造情報
を作成して、文書を構造化して編集する。その場合、文
書更新などの編集操作では、文書部品の文書内容部分に
かかる編集操作と、その文書構造部分(論理構造および
割付け構造)にかかる編集操作とが、それぞれ個別に行
なわれる。そして、最終的には、編集済となった確定し
た各々の文書部品の文書内容を、確定した文書構造に従
い、レイアウト処理を行うことにより、出力される表示
形式の文書が得られる。
成し、その各々の文書部品の間の関係を定める構造情報
を作成して、文書を構造化して編集する。その場合、文
書更新などの編集操作では、文書部品の文書内容部分に
かかる編集操作と、その文書構造部分(論理構造および
割付け構造)にかかる編集操作とが、それぞれ個別に行
なわれる。そして、最終的には、編集済となった確定し
た各々の文書部品の文書内容を、確定した文書構造に従
い、レイアウト処理を行うことにより、出力される表示
形式の文書が得られる。
【0005】これに対して、レイアウト処理を文書編集
中に行い、出力される表示形式のままで文書の編集操作
を行う文書編集装置として、いわゆるWYSIWYG
(WhatYou See Is What You Get)エディタがある。W
YSIWYGエディタによる文書編集装置を用いて、構
造化文書の編集を行う場合、文書部品の文書内容部分に
かかる編集操作は、そのままWYSIWYGエディタに
より編集操作を行うことができるが、文書構造の構造情
報に対する編集は、そのまま、WYSIWYGエディタ
上に表示して編集することはできない。
中に行い、出力される表示形式のままで文書の編集操作
を行う文書編集装置として、いわゆるWYSIWYG
(WhatYou See Is What You Get)エディタがある。W
YSIWYGエディタによる文書編集装置を用いて、構
造化文書の編集を行う場合、文書部品の文書内容部分に
かかる編集操作は、そのままWYSIWYGエディタに
より編集操作を行うことができるが、文書構造の構造情
報に対する編集は、そのまま、WYSIWYGエディタ
上に表示して編集することはできない。
【0006】このため、WYSIWYGエディタによる
構造化文書の編集装置においては、このようなWYSI
WYGエディタ上に表示できない構造情報に対する編集
作業を行う場合、例えば、別に文書の論理構造を表示し
て編集する画面エディタ(構造エディタ)により編集操
作が行なわれる。すなわち、構造化文書における章,
節,項,段落など文書部品の間の関係を定義した論理構
造(木構造)を、WYSIWYGエディタとは別の構造
編集ウィンドウ上にグラフィカル表示し、この構造編集
ウィンドウ上での図形操作により、例えば、各々の文書
部品を示すブロックの移動操作や、そのブロックの間の
リンク状態を変える構造編集の操作などを行い、章を構
成する各々の単位の削除や、章を構成する単位の組み替
えなどの文書の論理構造の編集作業が行われる。
構造化文書の編集装置においては、このようなWYSI
WYGエディタ上に表示できない構造情報に対する編集
作業を行う場合、例えば、別に文書の論理構造を表示し
て編集する画面エディタ(構造エディタ)により編集操
作が行なわれる。すなわち、構造化文書における章,
節,項,段落など文書部品の間の関係を定義した論理構
造(木構造)を、WYSIWYGエディタとは別の構造
編集ウィンドウ上にグラフィカル表示し、この構造編集
ウィンドウ上での図形操作により、例えば、各々の文書
部品を示すブロックの移動操作や、そのブロックの間の
リンク状態を変える構造編集の操作などを行い、章を構
成する各々の単位の削除や、章を構成する単位の組み替
えなどの文書の論理構造の編集作業が行われる。
【0007】また、文書編集においては、ここでの文書
部品に対して、文書の文字の大きさや字体(明朝体,ゴ
ジック体)などを指定する文字属性情報や、文字間およ
び行間を指定する段落属性情報や、ページの属性を指定
するページ属性情報などを設定する操作が行われる。こ
のため、WYSIWYGエディタにおいては、それぞれ
ぞの属性情報を設定するプロパティシートの概念を導入
して、プロパティシートの内容を表示するサブウィンド
ウを開き、開かれたサブウィンドウのプロパティシート
の中で、各々の属性情報を表示し、その属性情報の内容
を設定できるようにしている。つまり、文書の属性情報
を設定する場合、編集文書において属性情報を設定する
文書内の対象を指定して、プロパティシートサブウィン
ドウを開き、そのプロパティシートの中で各々の属性情
報の内容を設定する。
部品に対して、文書の文字の大きさや字体(明朝体,ゴ
ジック体)などを指定する文字属性情報や、文字間およ
び行間を指定する段落属性情報や、ページの属性を指定
するページ属性情報などを設定する操作が行われる。こ
のため、WYSIWYGエディタにおいては、それぞれ
ぞの属性情報を設定するプロパティシートの概念を導入
して、プロパティシートの内容を表示するサブウィンド
ウを開き、開かれたサブウィンドウのプロパティシート
の中で、各々の属性情報を表示し、その属性情報の内容
を設定できるようにしている。つまり、文書の属性情報
を設定する場合、編集文書において属性情報を設定する
文書内の対象を指定して、プロパティシートサブウィン
ドウを開き、そのプロパティシートの中で各々の属性情
報の内容を設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におけ
るWYSIWYGエディタによる構造化文書の編集装置
においては、文書の各々の属性情報を設定する場合、W
YSIWYGエディタにより、構造化文書の文書要素で
ある各々の文書部品毎に、文書内容部分にかかる編集操
作によって、それぞれの文書部品の属性情報の設定を行
なわなくてはならない。このため、構造化文書の特徴で
ある構造情報を利用して、文書構造から効率よく編集操
作を行えるように配慮されていないという問題がある。
るWYSIWYGエディタによる構造化文書の編集装置
においては、文書の各々の属性情報を設定する場合、W
YSIWYGエディタにより、構造化文書の文書要素で
ある各々の文書部品毎に、文書内容部分にかかる編集操
作によって、それぞれの文書部品の属性情報の設定を行
なわなくてはならない。このため、構造化文書の特徴で
ある構造情報を利用して、文書構造から効率よく編集操
作を行えるように配慮されていないという問題がある。
【0009】つまり、従来における構造化文書編集装置
は、文書に対する各種の属性情報を設定する場合、各文
書部品毎に属性情報を設定しなければならず、構造化文
書処理の特徴である構造情報を利用して、複数の文書部
品に対して一括して属性情報を設定できるようには構成
されていない。
は、文書に対する各種の属性情報を設定する場合、各文
書部品毎に属性情報を設定しなければならず、構造化文
書処理の特徴である構造情報を利用して、複数の文書部
品に対して一括して属性情報を設定できるようには構成
されていない。
【0010】このため、例えば、[強調]という属性情
報を持つ文書部品と、[引用句]という属性情報を持つ
文書部品が文書中に多数個存在している構造化文書に対
して編集を行う場合、どちらの属性情報を持つ文書部品
も、WYSIWYGエディタ上では「“ ”(ダブルク
オート)」で囲まれた文字列で表現されて表示されてい
るので、この文書中から[引用句]の文書部品をすべて
削除する文書編集を行うには、「“ ”」で囲まれた文
字列部分を操作対象として選択した上でプロパティシー
トを開き、プロパティシートの中に[引用句]の属性情
報が設定されていることを確認してから削除するという
作業を逐一行わなくてはならない。このように、構造化
文書の構造情報が十分に有効利用がなされていないとい
う問題があった。
報を持つ文書部品と、[引用句]という属性情報を持つ
文書部品が文書中に多数個存在している構造化文書に対
して編集を行う場合、どちらの属性情報を持つ文書部品
も、WYSIWYGエディタ上では「“ ”(ダブルク
オート)」で囲まれた文字列で表現されて表示されてい
るので、この文書中から[引用句]の文書部品をすべて
削除する文書編集を行うには、「“ ”」で囲まれた文
字列部分を操作対象として選択した上でプロパティシー
トを開き、プロパティシートの中に[引用句]の属性情
報が設定されていることを確認してから削除するという
作業を逐一行わなくてはならない。このように、構造化
文書の構造情報が十分に有効利用がなされていないとい
う問題があった。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、文書部品を
構造情報に基づき組立てた構造化文書に対して、その文
書構造を規定する構造情報を利用して、効率的に文書部
品の編集作業を行うことができる構造化文書処理装置を
提供することにある。
めになされたものであり、本発明の目的は、文書部品を
構造情報に基づき組立てた構造化文書に対して、その文
書構造を規定する構造情報を利用して、効率的に文書部
品の編集作業を行うことができる構造化文書処理装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の構造化文書処理装置は、文書部品を
構造情報に基づき組立てた構造化文書を表示し、文書部
品に対する編集操作を受け付けて文書編集を行う文書編
集手段(12)と、構造情報に基づき文書部品の属性情
報を管理する属性情報管理手段(13)と、文書部品の
属性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情報管
理手段により管理している構造情報に基づき、操作対象
の文書部品の属性情報を一括編集する属性情報処理手段
(14,15)とを備えることを特徴する。
するため、本発明の構造化文書処理装置は、文書部品を
構造情報に基づき組立てた構造化文書を表示し、文書部
品に対する編集操作を受け付けて文書編集を行う文書編
集手段(12)と、構造情報に基づき文書部品の属性情
報を管理する属性情報管理手段(13)と、文書部品の
属性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情報管
理手段により管理している構造情報に基づき、操作対象
の文書部品の属性情報を一括編集する属性情報処理手段
(14,15)とを備えることを特徴する。
【0013】
【作用】本発明の構造化文書処理装置において、文書編
集手段(12)は、文書部品を構造情報に基づき組立て
た構造化文書を表示し、文書部品に対する編集操作を受
け付けて文書編集を行う。属性情報管理手段(13)
は、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理してお
り、属性情報処理手段(14,15)は、文書部品の属
性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情報管理
手段により管理している構造情報に基づき、操作対象の
文書部品の属性情報を一括編集する。
集手段(12)は、文書部品を構造情報に基づき組立て
た構造化文書を表示し、文書部品に対する編集操作を受
け付けて文書編集を行う。属性情報管理手段(13)
は、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理してお
り、属性情報処理手段(14,15)は、文書部品の属
性情報に対する編集操作を受け付け、前記属性情報管理
手段により管理している構造情報に基づき、操作対象の
文書部品の属性情報を一括編集する。
【0014】このように、エディタにおける編集文書と
は別に、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理す
ることにより、属性情報を一元的に管理することがで
き、属性情報を利用した編集作業の編集操作を受け付
け、属性情報の一括編集作業を行うことができる。これ
により、複数の文書部品に対する効率の良い編集作業が
できる。
は別に、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理す
ることにより、属性情報を一元的に管理することがで
き、属性情報を利用した編集作業の編集操作を受け付
け、属性情報の一括編集作業を行うことができる。これ
により、複数の文書部品に対する効率の良い編集作業が
できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる構造化
文書処理装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、11は入力操作部、12は文書表示編集
部、13は属性情報管理部、14は操作受付け部、15
は操作解析部、16は表示制御部である。
的に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる構造化
文書処理装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、11は入力操作部、12は文書表示編集
部、13は属性情報管理部、14は操作受付け部、15
は操作解析部、16は表示制御部である。
【0016】入力操作部11は、キーボード,マウス等
のハードウェアと、これらを制御するドライバから構成
され、構造化文書の文書内容に対する編集操作や、文書
構造に対する属性情報の編集操作を受け付ける入力処理
モジュールである。文書表示編集部12は、構造化文書
の文書内容を画面表示して編集を行うWYSIWIGエ
ディタである。表示制御部16がマルチウィンドウ方式
による表示制御を行う場合、1つの編集ウィンドウを用
いてWYSIWIGエディタが操作される。属性情報管
理部13は、構造化文書の構造を規定する文書型定義の
構造情報と、各々の文書部品の属性情報を保持してお
り、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理する。
のハードウェアと、これらを制御するドライバから構成
され、構造化文書の文書内容に対する編集操作や、文書
構造に対する属性情報の編集操作を受け付ける入力処理
モジュールである。文書表示編集部12は、構造化文書
の文書内容を画面表示して編集を行うWYSIWIGエ
ディタである。表示制御部16がマルチウィンドウ方式
による表示制御を行う場合、1つの編集ウィンドウを用
いてWYSIWIGエディタが操作される。属性情報管
理部13は、構造化文書の構造を規定する文書型定義の
構造情報と、各々の文書部品の属性情報を保持してお
り、構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理する。
【0017】操作受付け部14は、入力操作部11から
受け付け可能な属性情報の一括編集操作の文書処理をメ
ニュー表示して、ユーザからの操作指示を受け付けるユ
ーザインタフェース処理を行う。また、操作解析部15
は、操作受付け部14により受け付けられた文書処理の
指示内容を受け取り、属性情報管理部13により管理さ
れている文書部品の属性情報を参照して、操作内容の実
行に必要な文書中の構造情報を解析する。解析された構
造情報(の属性情報)は、文書表示編集部12に通知さ
れて、一括編集を行う文書処理が行われる。
受け付け可能な属性情報の一括編集操作の文書処理をメ
ニュー表示して、ユーザからの操作指示を受け付けるユ
ーザインタフェース処理を行う。また、操作解析部15
は、操作受付け部14により受け付けられた文書処理の
指示内容を受け取り、属性情報管理部13により管理さ
れている文書部品の属性情報を参照して、操作内容の実
行に必要な文書中の構造情報を解析する。解析された構
造情報(の属性情報)は、文書表示編集部12に通知さ
れて、一括編集を行う文書処理が行われる。
【0018】また、表示制御部16は、ディスプレイ装
置の表示画面上において、WYSIWYGエディタの編
集ウィンドウを表示制御すると共に、操作受付け部14
で受付け可能な属性情報一括編集操作の文書処理の操作
を受け付けるメニューを表示する操作ウィンドウの表示
制御を行う。
置の表示画面上において、WYSIWYGエディタの編
集ウィンドウを表示制御すると共に、操作受付け部14
で受付け可能な属性情報一括編集操作の文書処理の操作
を受け付けるメニューを表示する操作ウィンドウの表示
制御を行う。
【0019】次に、このように構成される構造化文書処
理装置における動作の概略を説明する。ユーザが、例え
ば、編集対象の構造化文書に対して文書部品の属性情報
の一括編集を行う文書処理を行う場合を、例として説明
する。
理装置における動作の概略を説明する。ユーザが、例え
ば、編集対象の構造化文書に対して文書部品の属性情報
の一括編集を行う文書処理を行う場合を、例として説明
する。
【0020】入力操作部11からは、表示画面上に表示
されている編集対象の構造化文書に対して、それぞれの
編集操作の入力を行う。文書内容に対する編集操作は、
WYSIWYGエディタの文書表示編集部12に通知さ
れ、また、文書部品の属性情報に対する一括編集操作の
文書処理の指示は、操作受付け部14により受け付けら
れる。文書表示編集部12および操作受付け部14はそ
れぞれ表示制御部16へのパスを有しており、文書表示
編集部12および操作受付け部14において処理された
文書内容の編集処理および文書処理の受付け処理のそれ
ぞれの処理結果は、表示制御部16に通知されて表示画
面上に反映させられる。
されている編集対象の構造化文書に対して、それぞれの
編集操作の入力を行う。文書内容に対する編集操作は、
WYSIWYGエディタの文書表示編集部12に通知さ
れ、また、文書部品の属性情報に対する一括編集操作の
文書処理の指示は、操作受付け部14により受け付けら
れる。文書表示編集部12および操作受付け部14はそ
れぞれ表示制御部16へのパスを有しており、文書表示
編集部12および操作受付け部14において処理された
文書内容の編集処理および文書処理の受付け処理のそれ
ぞれの処理結果は、表示制御部16に通知されて表示画
面上に反映させられる。
【0021】操作受付け部14から操作解析部15に
は、ユーザインタフェース処理により受け付けられた文
書部品の属性情報に対する一括編集操作の文書処理の指
示が通知される。操作解析部15が属性情報管理部13
に対して、指定された文書処理の実行に必要な属性情報
を問い合わせ、属性情報管理部13からは、操作解析部
15に、編集対象の構造化文書の構造情報に基づいて判
別されて、その文書処理に必要な属性情報が返される。
は、ユーザインタフェース処理により受け付けられた文
書部品の属性情報に対する一括編集操作の文書処理の指
示が通知される。操作解析部15が属性情報管理部13
に対して、指定された文書処理の実行に必要な属性情報
を問い合わせ、属性情報管理部13からは、操作解析部
15に、編集対象の構造化文書の構造情報に基づいて判
別されて、その文書処理に必要な属性情報が返される。
【0022】操作解析部15から文書表示編集部12に
対して、一括編集を行う属性情報と指示された文書処理
を行う実行命令とが通知される。その結果、文書表示編
集部12では、文書部品の属性情報の一括編集を行う文
書処理が行われ、文書表示編集部12における編集結果
により、編集された文書部品の属性情報は、属性情報管
理部13に通知される。
対して、一括編集を行う属性情報と指示された文書処理
を行う実行命令とが通知される。その結果、文書表示編
集部12では、文書部品の属性情報の一括編集を行う文
書処理が行われ、文書表示編集部12における編集結果
により、編集された文書部品の属性情報は、属性情報管
理部13に通知される。
【0023】以下、具体的に構造化文書に対する編集操
作を説明するため、構造化文書の一例として、SGML
(Standard Generalized Mar
kup Language:ISO8879)の規定に
よる構造化文書を用いて、文書部品の属性情報を一括編
集する場合を操作例を説明する。まず、SGML構造化
文書における文書構造の表現方法を説明する。
作を説明するため、構造化文書の一例として、SGML
(Standard Generalized Mar
kup Language:ISO8879)の規定に
よる構造化文書を用いて、文書部品の属性情報を一括編
集する場合を操作例を説明する。まず、SGML構造化
文書における文書構造の表現方法を説明する。
【0024】SGMLでは文書構造を規定するために、
文書型定義(DTD:Document Type D
efinition)と呼ばれる各々の文書部品の構造
を記述した構造情報が定義され、これにより、文書構造
が定義される。図2は、SGMLによる構造化文書の文
書型定義(DTD)の一例を示す図であり、図3は、図
2に示す文書型定義により規定される構造化文書の一例
を示す図である。
文書型定義(DTD:Document Type D
efinition)と呼ばれる各々の文書部品の構造
を記述した構造情報が定義され、これにより、文書構造
が定義される。図2は、SGMLによる構造化文書の文
書型定義(DTD)の一例を示す図であり、図3は、図
2に示す文書型定義により規定される構造化文書の一例
を示す図である。
【0025】図2に示す文書型定義20では、SGML
の表記法に従って記述された6行の記述により、文書部
品の構造情報21および属性情報22を記述している。
ここでの記述の各行の最初の“<!”は、SGMLのマ
ークアップ宣言区切り子であり、空白なしに続く次の
“ELEMENT”は、SGMLの要素宣言キーワード
である。つまり、この第1行〜第5行に記述されている
文書部品の構造情報21では、最初の“<!ELEME
NT”により、それぞれの文書要素(文書部品)を定義
することを意味し、更に次に続く記述によって、各々の
文書要素(文書部品)の「名称」および「構造の内容」
を定義する。
の表記法に従って記述された6行の記述により、文書部
品の構造情報21および属性情報22を記述している。
ここでの記述の各行の最初の“<!”は、SGMLのマ
ークアップ宣言区切り子であり、空白なしに続く次の
“ELEMENT”は、SGMLの要素宣言キーワード
である。つまり、この第1行〜第5行に記述されている
文書部品の構造情報21では、最初の“<!ELEME
NT”により、それぞれの文書要素(文書部品)を定義
することを意味し、更に次に続く記述によって、各々の
文書要素(文書部品)の「名称」および「構造の内容」
を定義する。
【0026】また、第6行の最初のマークアップ宣言区
切り子“<!”から空白なしに続く次の“ATTLIS
T”は、文書要素の属性定義のキーワードである。つま
り、第6行で記述されている文書部品の属性情報22で
は、最初の“<!ATTLIST”により、文書要素
(文書部品)の属性情報を定義することを意味し、次に
続く記述によって、ここでの各々の文書要素に設定され
る属性を定義する。
切り子“<!”から空白なしに続く次の“ATTLIS
T”は、文書要素の属性定義のキーワードである。つま
り、第6行で記述されている文書部品の属性情報22で
は、最初の“<!ATTLIST”により、文書要素
(文書部品)の属性情報を定義することを意味し、次に
続く記述によって、ここでの各々の文書要素に設定され
る属性を定義する。
【0027】ここでの構造情報について、更に詳細に説
明すると、前述したように、行の記述の最初の“<!E
LEMENT”のキーワードによって、1つの文書要素
(文書部品)を定義することを意味し、その次に記述さ
れる項目の内容が、構造要素(文書要素)の名前(Chap
ter, Chapter_Title, Chapter_Body, Paragraph, Bloc
k)となっている。これらの名前の構造要素が、構造化
文書を組立てているそれぞれの文書部品となる。このよ
うな文書部品は、SGMLの規定による構造化文書で
は、文書テキスト中にマーク付けのためのスタートタグ
とエンドタグとを挿入して、各々の文書部品の文書内容
を他と区別する表現とする。したがって、これらのタグ
(スタートタグ,エンドタグ)の間のテキスト本文の内
容が、当該構造要素(文書部品)の文書内容となる。
明すると、前述したように、行の記述の最初の“<!E
LEMENT”のキーワードによって、1つの文書要素
(文書部品)を定義することを意味し、その次に記述さ
れる項目の内容が、構造要素(文書要素)の名前(Chap
ter, Chapter_Title, Chapter_Body, Paragraph, Bloc
k)となっている。これらの名前の構造要素が、構造化
文書を組立てているそれぞれの文書部品となる。このよ
うな文書部品は、SGMLの規定による構造化文書で
は、文書テキスト中にマーク付けのためのスタートタグ
とエンドタグとを挿入して、各々の文書部品の文書内容
を他と区別する表現とする。したがって、これらのタグ
(スタートタグ,エンドタグ)の間のテキスト本文の内
容が、当該構造要素(文書部品)の文書内容となる。
【0028】また、各行の構造要素の記述において、構
造要素の名前の次に記述される記号(“− O”,“−
−”)は、当該構造要素を表現するためのタグ(スタ
ートタグ,エンドタグ)が、スタートタグおよびエンド
タグの順でそれぞれ省略可能かどうかを表す記号であ
る。“−”は省略不可を意味し、“O”は省略可を意味
する。例えば、第1行〜第4行の記述のように、記号が
“− O”であれば、スタートタグは省略不可であり、
エンドタグは省略可であることを意味している。第5行
目の構造要素の記述では、この記号が“− −”となっ
ており、スタートタグおよびエンドタグは、共に省略不
可であることを意味している。
造要素の名前の次に記述される記号(“− O”,“−
−”)は、当該構造要素を表現するためのタグ(スタ
ートタグ,エンドタグ)が、スタートタグおよびエンド
タグの順でそれぞれ省略可能かどうかを表す記号であ
る。“−”は省略不可を意味し、“O”は省略可を意味
する。例えば、第1行〜第4行の記述のように、記号が
“− O”であれば、スタートタグは省略不可であり、
エンドタグは省略可であることを意味している。第5行
目の構造要素の記述では、この記号が“− −”となっ
ており、スタートタグおよびエンドタグは、共に省略不
可であることを意味している。
【0029】各行の構造要素の記述において、更に続く
次の項目が構造要素(文書部品)の構造内容を表す定義
の記述となっている。この構造内容の記述において、構
造要素の間の記号“,”は構造要素が順序立てて出現す
ることを意味し、記号“|”はどちらかの構造要素が出
現すれば良いことを意味する。記号“*”は構造要素の
0回以上の繰り返しを意味する。
次の項目が構造要素(文書部品)の構造内容を表す定義
の記述となっている。この構造内容の記述において、構
造要素の間の記号“,”は構造要素が順序立てて出現す
ることを意味し、記号“|”はどちらかの構造要素が出
現すれば良いことを意味する。記号“*”は構造要素の
0回以上の繰り返しを意味する。
【0030】したがって、第1行目の構造要素の記述の
ように、構造要素“Chapter”の構造内容が“(Chapter
_Title, Chapter_Body)”と規定されていると、『構造
要素“Chapter(章)”の内容は、構造要素“Chapter_T
itle(章タイトル)”と構造要素“Chapter_Body(章本
体)”とがその順に並んで出現する』ということを意味
している。
ように、構造要素“Chapter”の構造内容が“(Chapter
_Title, Chapter_Body)”と規定されていると、『構造
要素“Chapter(章)”の内容は、構造要素“Chapter_T
itle(章タイトル)”と構造要素“Chapter_Body(章本
体)”とがその順に並んで出現する』ということを意味
している。
【0031】また、第2行目,第4行目および第5行目
の構造内容として記述されている構造要素の“#PCD
ATA”はSGMLのキーワードの1つであり、その内
容が文字列であること意味している。したがって、例え
ば、第2行目および第5行目の構造要素の記述によっ
て、『構造要素“Chapter_Title(章タイトル)”およ
び構造要素“Block(ブロック)”の内容は、文字列で
ある』ということが規定されている。また、次の第3行
目の構造要素の記述によると、構造要素“Chapter_Body
(章本体)”の構造内容が“(Paragraph)* ”と規定
されており、『構造要素“Chapter_Body(章本体)”の
内容は、構造要素“Paragraph(段落)”の0回以上の
繰り返しである』ということを意味している。つまり、
この記述によって、「章本体の内容は、段落の集合から
構成されている」ということが規定されている。
の構造内容として記述されている構造要素の“#PCD
ATA”はSGMLのキーワードの1つであり、その内
容が文字列であること意味している。したがって、例え
ば、第2行目および第5行目の構造要素の記述によっ
て、『構造要素“Chapter_Title(章タイトル)”およ
び構造要素“Block(ブロック)”の内容は、文字列で
ある』ということが規定されている。また、次の第3行
目の構造要素の記述によると、構造要素“Chapter_Body
(章本体)”の構造内容が“(Paragraph)* ”と規定
されており、『構造要素“Chapter_Body(章本体)”の
内容は、構造要素“Paragraph(段落)”の0回以上の
繰り返しである』ということを意味している。つまり、
この記述によって、「章本体の内容は、段落の集合から
構成されている」ということが規定されている。
【0032】第4行目の構造要素の記述においては、構
造要素“Paragraph(段落)”の構造内容が“(#PC
DATA | Block)* ”と規定されており、『構造
要素“Paragraph(段落)”の内容は、文字列または構
造要素“Block(ブロック)”の0回以上の繰り返しで
ある』ということを意味している。つまり、この記述に
より「段落の内容は、文字列またはブロックの集合から
構成されている」ことを意味している。
造要素“Paragraph(段落)”の構造内容が“(#PC
DATA | Block)* ”と規定されており、『構造
要素“Paragraph(段落)”の内容は、文字列または構
造要素“Block(ブロック)”の0回以上の繰り返しで
ある』ということを意味している。つまり、この記述に
より「段落の内容は、文字列またはブロックの集合から
構成されている」ことを意味している。
【0033】文書型定義20における第6行目の構造要
素の記述は、属性情報に関する規定である。ここでは、
構造要素“Block(ブロック)”は、“type”という属
性があり、その“type”の属性として、“stress(強
調)”または“quotation(引用)”を指定できること
が規定されている。
素の記述は、属性情報に関する規定である。ここでは、
構造要素“Block(ブロック)”は、“type”という属
性があり、その“type”の属性として、“stress(強
調)”または“quotation(引用)”を指定できること
が規定されている。
【0034】図3には、このようなSGMLで規定する
文書型定義20に従って、構造化された構造化文書30
の一例が示されている。この構造化文書30における各
々の構造要素(章,章タイトル,章本体,段落,ブロッ
ク)は、文書テキストの内容を文書型定義20に従っ
て、SGMLパーザにより構造解析を行うことにより判
別される。これにより、例えば、スタートタグ<Chapte
r_Title>とエンドタグ</Chapter_Title>に囲まれた
文字列「はじめに」が、章タイトルの構造要素と判定さ
れ、1つの文書部品となっている。また、スタートタグ
<Paragraph>とエンドタグ</Paragraph>に囲まれた
文書テキストの文字列「近年の半導体……留まってい
る。」が、段落の構造要素と判定され、この構造化文書
30の1つの文書部品となっている。
文書型定義20に従って、構造化された構造化文書30
の一例が示されている。この構造化文書30における各
々の構造要素(章,章タイトル,章本体,段落,ブロッ
ク)は、文書テキストの内容を文書型定義20に従っ
て、SGMLパーザにより構造解析を行うことにより判
別される。これにより、例えば、スタートタグ<Chapte
r_Title>とエンドタグ</Chapter_Title>に囲まれた
文字列「はじめに」が、章タイトルの構造要素と判定さ
れ、1つの文書部品となっている。また、スタートタグ
<Paragraph>とエンドタグ</Paragraph>に囲まれた
文書テキストの文字列「近年の半導体……留まってい
る。」が、段落の構造要素と判定され、この構造化文書
30の1つの文書部品となっている。
【0035】ここで文書部品となっている段落の構造要
素は、更に、3つのブロックの構造要素を含んでいる。
その第1番目のブロックの構造要素は、文字列「システ
ム全体… …設計されている。」を、スタートタグ<Bl
ock type = “quotation">とエンドタグ</Block>に
より囲んで内容部分を他と区別し、ここでのブロックの
構造要素に、更にそのスタートタグの記述の中で当該ブ
ロックの構造要素の属性情報(type = “quotation")
を指定している。同様に、第2番目のブロックの構造要
素は、文字列「自律」をスタートタグ<Block type =
“stress">とエンドタグ</Block>により囲んでその
内容を他と区別し、そのスタートタグの記述の中で当該
ブロックの構造要素の属性情報(type = “stress")を
指定している。また、第3番目のブロックの構成要素
は、文字列「協調」をスタートタグ<Block type = “s
tress">とエンドタグ</Block>により囲んでその内容
を他と区別し、スタートタグの記述の中で当該ブロック
の構造要素の属性情報(type =“stress")を指定して
いる。
素は、更に、3つのブロックの構造要素を含んでいる。
その第1番目のブロックの構造要素は、文字列「システ
ム全体… …設計されている。」を、スタートタグ<Bl
ock type = “quotation">とエンドタグ</Block>に
より囲んで内容部分を他と区別し、ここでのブロックの
構造要素に、更にそのスタートタグの記述の中で当該ブ
ロックの構造要素の属性情報(type = “quotation")
を指定している。同様に、第2番目のブロックの構造要
素は、文字列「自律」をスタートタグ<Block type =
“stress">とエンドタグ</Block>により囲んでその
内容を他と区別し、そのスタートタグの記述の中で当該
ブロックの構造要素の属性情報(type = “stress")を
指定している。また、第3番目のブロックの構成要素
は、文字列「協調」をスタートタグ<Block type = “s
tress">とエンドタグ</Block>により囲んでその内容
を他と区別し、スタートタグの記述の中で当該ブロック
の構造要素の属性情報(type =“stress")を指定して
いる。
【0036】次に、具体的に構造化文書の属性情報の一
括編集を行う文書処理の操作例を説明する。図4は、本
発明の実施例の構造化文書処理装置の編集画面の一例を
示す図であり、図5〜図7は、編集画面により文書部品
の属性情報の一括編集を行う文書処理の操作例を説明す
る図である。図4において、41は文書表示編集部の操
作ウィンドウ、42は操作受付け部の操作ウィンドウ、
43はマウスポインタである。この場合、図4に示され
るように、操作ウィンドウ41は、文書内容を編集する
WYSIWYGエディタとなっており、編集中の構造化
文書の文書イメージが表示され、ここで、その各々の文
書部品の文書内容(テキスト)が編集可能となってい
る。また、操作ウィンドウ42は、文書部品の属性情報
の一括編集を行う文書処理を指示するユーザインタフェ
ース画面となっており、ここで構造化文書の各々の文書
部品で指定されている属性がメニュー表示されている。
この操作ウィンドウ42では、メニュー表示された属性
から、編集操作を行う文書部品(構造要素)を選択指定
する。
括編集を行う文書処理の操作例を説明する。図4は、本
発明の実施例の構造化文書処理装置の編集画面の一例を
示す図であり、図5〜図7は、編集画面により文書部品
の属性情報の一括編集を行う文書処理の操作例を説明す
る図である。図4において、41は文書表示編集部の操
作ウィンドウ、42は操作受付け部の操作ウィンドウ、
43はマウスポインタである。この場合、図4に示され
るように、操作ウィンドウ41は、文書内容を編集する
WYSIWYGエディタとなっており、編集中の構造化
文書の文書イメージが表示され、ここで、その各々の文
書部品の文書内容(テキスト)が編集可能となってい
る。また、操作ウィンドウ42は、文書部品の属性情報
の一括編集を行う文書処理を指示するユーザインタフェ
ース画面となっており、ここで構造化文書の各々の文書
部品で指定されている属性がメニュー表示されている。
この操作ウィンドウ42では、メニュー表示された属性
から、編集操作を行う文書部品(構造要素)を選択指定
する。
【0037】つまり、図4に示す編集画面の例では、W
YSIWYGエディタの操作ウィンドウ41において編
集中の構造化文書の文書イメージの表示に対応して、操
作ウィンドウ42には、属性情報の一括編集の操作を行
うことが可能な「文書部品選択メニュー」が表示され
る。ユーザは、この操作ウィンドウ42の文書部品選択
メニューから編集を行う文書部品を特定する属性を、マ
ウスポインタ43によって指定することにより、属性情
報を一括編集する文書処理を行う。
YSIWYGエディタの操作ウィンドウ41において編
集中の構造化文書の文書イメージの表示に対応して、操
作ウィンドウ42には、属性情報の一括編集の操作を行
うことが可能な「文書部品選択メニュー」が表示され
る。ユーザは、この操作ウィンドウ42の文書部品選択
メニューから編集を行う文書部品を特定する属性を、マ
ウスポインタ43によって指定することにより、属性情
報を一括編集する文書処理を行う。
【0038】このような構造化文書に対する文書処理と
して、例えば、引用句部分の文字列の文字サイズを18
ポイントに変更する処理を行う場合を例として、その操
作例を説明する。この場合、図5に示すように、マウス
ポインタ43を操作して、操作ウィンドウ42に表示さ
れている文書部品選択メニューの中の1つの「引用句」
を選択する。「引用句」のメニューを選択すると、「引
用句」のメニュー欄の表示状態が変化すると共に、これ
により、WYSIWYGエディタの操作ウィンドウ41
においては、ここでの構造化文書の構造情報によりそれ
ぞれに文書部品の中で「引用(“quotation”)」の属
性情報が指定されている文書部品の文書内容の対応部分
が選択状態となり、その表示状態が変化する。
して、例えば、引用句部分の文字列の文字サイズを18
ポイントに変更する処理を行う場合を例として、その操
作例を説明する。この場合、図5に示すように、マウス
ポインタ43を操作して、操作ウィンドウ42に表示さ
れている文書部品選択メニューの中の1つの「引用句」
を選択する。「引用句」のメニューを選択すると、「引
用句」のメニュー欄の表示状態が変化すると共に、これ
により、WYSIWYGエディタの操作ウィンドウ41
においては、ここでの構造化文書の構造情報によりそれ
ぞれに文書部品の中で「引用(“quotation”)」の属
性情報が指定されている文書部品の文書内容の対応部分
が選択状態となり、その表示状態が変化する。
【0039】このように編集対象が選択されると、図6
に示すように、次に、マウスポインタ43を操作ウィン
ドウ42の下部側に設けられた「サイズ」ボタンの位置
に位置決めして、文字サイズを指定するプルダウンメニ
ュー44を開き、プルダウンメニュー44において、所
望する18ポイントの文字サイズの「18」を選択指定
する。そして、次に、図7に示すように、WYSIWY
Gエディタの操作ウィンドウ41の上部側のメニューバ
ーに設けられた「編集」ボタンを、マウスポインタ43
により押すと(マウスポインタを位置決めしてマウスボ
タンをクリックすると)、各々の文書部品の文書テキス
トの文字の属性情報が一括変更する文書処理が実行され
る。この文書処理が実行された結果、WYSIWYGエ
ディタの操作ウィンドウ41において編集中の構造化文
書では、該当する文書テキストの文字が18ポイントに
変更された表示となる。
に示すように、次に、マウスポインタ43を操作ウィン
ドウ42の下部側に設けられた「サイズ」ボタンの位置
に位置決めして、文字サイズを指定するプルダウンメニ
ュー44を開き、プルダウンメニュー44において、所
望する18ポイントの文字サイズの「18」を選択指定
する。そして、次に、図7に示すように、WYSIWY
Gエディタの操作ウィンドウ41の上部側のメニューバ
ーに設けられた「編集」ボタンを、マウスポインタ43
により押すと(マウスポインタを位置決めしてマウスボ
タンをクリックすると)、各々の文書部品の文書テキス
トの文字の属性情報が一括変更する文書処理が実行され
る。この文書処理が実行された結果、WYSIWYGエ
ディタの操作ウィンドウ41において編集中の構造化文
書では、該当する文書テキストの文字が18ポイントに
変更された表示となる。
【0040】また、同様に文書テキストにおける文字色
を変更する場合には、編集操作の対象とする文書部品を
属性情報の観点から選択し、マウスポインタ43を操作
ウィンドウ42の下部側に設けられた「色」ボタンの位
置に位置決し、表示色を指定するプルダウンメニューを
開いて、文字色を指示する。そして、図7に示すよう
に、WYSIWYGエディタの操作ウィンドウ41の上
部側のメニューバーに設けられた「編集」ボタンを、マ
ウスポインタ43により押すことにより、この文字色を
変更する文書処理が実行できる。
を変更する場合には、編集操作の対象とする文書部品を
属性情報の観点から選択し、マウスポインタ43を操作
ウィンドウ42の下部側に設けられた「色」ボタンの位
置に位置決し、表示色を指定するプルダウンメニューを
開いて、文字色を指示する。そして、図7に示すよう
に、WYSIWYGエディタの操作ウィンドウ41の上
部側のメニューバーに設けられた「編集」ボタンを、マ
ウスポインタ43により押すことにより、この文字色を
変更する文書処理が実行できる。
【0041】以上、説明したように、本実施例の構造化
文書処理装置によれば、WYSIWYGエディタにより
編集操作を行っている編集文書とは別に、構造化文書の
構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理することに
より、この文書部品の属性情報を利用して、属性情報を
一元的に管理して属性情報の編集操作を行う文書処理が
可能となる。その場合、属性情報編集の操作指示を受け
付け、属性情報の一括編集作業を行える。このため、複
数の文書部品に対する効率の良い編集作業が行える。な
お、本実施例において例示した文字サイズ変更や文字色
変更といった文書編集処理の種類は、本発明において本
質的なものではなく、文書部品の構造情報にかかる属性
情報を用いて、編集対象を特定した一括編集処理であれ
ば、いかなるものであっても編集操作の対象と成り得
る。
文書処理装置によれば、WYSIWYGエディタにより
編集操作を行っている編集文書とは別に、構造化文書の
構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理することに
より、この文書部品の属性情報を利用して、属性情報を
一元的に管理して属性情報の編集操作を行う文書処理が
可能となる。その場合、属性情報編集の操作指示を受け
付け、属性情報の一括編集作業を行える。このため、複
数の文書部品に対する効率の良い編集作業が行える。な
お、本実施例において例示した文字サイズ変更や文字色
変更といった文書編集処理の種類は、本発明において本
質的なものではなく、文書部品の構造情報にかかる属性
情報を用いて、編集対象を特定した一括編集処理であれ
ば、いかなるものであっても編集操作の対象と成り得
る。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の構造化
文書処理装置によれば、構造化された文書に対して、そ
の文書構造を規定する構造情報の属性情報を利用して、
各々の文書部品の編集操作を効率的に行うことができ
る。
文書処理装置によれば、構造化された文書に対して、そ
の文書構造を規定する構造情報の属性情報を利用して、
各々の文書部品の編集操作を効率的に行うことができ
る。
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる構造化文書
処理装置の要部の構成を示すブロック図、
処理装置の要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は、SGMLによる構造化文書の文書型
定義(DTD)の一例を示す図、
定義(DTD)の一例を示す図、
【図3】 図3は、図2に示す文書型定義により規定さ
れる構造化文書の一例を示す図、
れる構造化文書の一例を示す図、
【図4】 図4は本発明の実施例の構造化文書処理装置
の編集画面の一例を示す図、
の編集画面の一例を示す図、
【図5】 図5は編集画面により文書部品の属性情報の
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第1の図、
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第1の図、
【図6】 図6は編集画面により文書部品の属性情報の
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第2の図、
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第2の図、
【図7】 図7は編集画面により文書部品の属性情報の
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第3の図で
ある。
一括編集を行う文書処理の操作例を説明する第3の図で
ある。
11…入力操作部、12…文書表示編集部、13…属性
情報管理部、14…操作受付け部、15…操作解析部、
16…表示制御部、20…文書型定義、21…構造情
報、22…属性情報、41…文書表示編集部の操作ウィ
ンドウ、42…操作受付け部の操作ウィンドウ、43…
マウスポインタ、44…プルダウンメニュー。
情報管理部、14…操作受付け部、15…操作解析部、
16…表示制御部、20…文書型定義、21…構造情
報、22…属性情報、41…文書表示編集部の操作ウィ
ンドウ、42…操作受付け部の操作ウィンドウ、43…
マウスポインタ、44…プルダウンメニュー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/24 9288−5L G06F 15/20 534 Z
Claims (1)
- 【請求項1】 文書部品を構造情報に基づき組立てた構
造化文書を表示し、文書部品に対する編集操作を受け付
けて文書編集を行う文書編集手段と、 構造情報に基づき文書部品の属性情報を管理する属性情
報管理手段と、 文書部品の属性情報に対する編集操作を受け付け、前記
属性情報管理手段により管理している構造情報に基づ
き、操作対象の文書部品の属性情報を一括編集する属性
情報処理手段とを備えることを特徴する構造化文書処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192324A JPH0836579A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 構造化文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192324A JPH0836579A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 構造化文書処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836579A true JPH0836579A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16289394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192324A Pending JPH0836579A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 構造化文書処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0836579A (ja) |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6192324A patent/JPH0836579A/ja active Pending
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