JPH0835430A - バイパスマニホールド・エンジン - Google Patents
バイパスマニホールド・エンジンInfo
- Publication number
- JPH0835430A JPH0835430A JP6202679A JP20267994A JPH0835430A JP H0835430 A JPH0835430 A JP H0835430A JP 6202679 A JP6202679 A JP 6202679A JP 20267994 A JP20267994 A JP 20267994A JP H0835430 A JPH0835430 A JP H0835430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- valve
- intake
- manifold
- stroke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【目的】空気吸入能力及び燃焼ガス排出能力を上げて体
積効率を高め，エンジ回転の全域での高いトルクと燃費
向上等を図る。 【構成】インテーク・ポート（マニホールド）とエキゾ
ースト・ポート（マニホールド）をつなぐバイパスマニ
ホールドを設け，エキゾースト側とバイパスマニホール
ドの２箇所に逆流防止バルブを備えて，それぞれの行程
時に吸入空気や燃焼排気ガスの逆流防止を行わせ，吸入
行程時にインテーク・バルブとエキゾースト・バルブを
開き，排気行程時にエキゾースト・バルブを開く，４サ
イクルで１行程インテーク・バルブの開閉を行い，４サ
イクルで２行程連続してエキゾースト・バルブの開閉を
行って，シリンダー内の空気吸入能力と燃焼排気ガス排
出能力の向上を図るエンジン。
積効率を高め，エンジ回転の全域での高いトルクと燃費
向上等を図る。 【構成】インテーク・ポート（マニホールド）とエキゾ
ースト・ポート（マニホールド）をつなぐバイパスマニ
ホールドを設け，エキゾースト側とバイパスマニホール
ドの２箇所に逆流防止バルブを備えて，それぞれの行程
時に吸入空気や燃焼排気ガスの逆流防止を行わせ，吸入
行程時にインテーク・バルブとエキゾースト・バルブを
開き，排気行程時にエキゾースト・バルブを開く，４サ
イクルで１行程インテーク・バルブの開閉を行い，４サ
イクルで２行程連続してエキゾースト・バルブの開閉を
行って，シリンダー内の空気吸入能力と燃焼排気ガス排
出能力の向上を図るエンジン。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバイパスマニホールド・
エンジンに係り，特に４サイクル式内燃機関での，空気
吸入能力及び燃焼ガス排出能力を上げて体積効率を高
め，エンジン回転の全域で高いトルクを得て燃費向上を
図るエンジン。
エンジンに係り，特に４サイクル式内燃機関での，空気
吸入能力及び燃焼ガス排出能力を上げて体積効率を高
め，エンジン回転の全域で高いトルクを得て燃費向上を
図るエンジン。
【０００２】
【従来の技術】従来の４サイクル式内燃機関のガソリン
及びディーゼル・エンジンでの，シリンダー内での空気
吸入能力及び燃焼ガス排出能力において，Ｓ／Ｂ比によ
るボア拡大や，各々のバルブ径の増大やバルブ数の増
設，バルブリフトの改善や，ダクト，吸入ポートの改良
を行っている。
及びディーゼル・エンジンでの，シリンダー内での空気
吸入能力及び燃焼ガス排出能力において，Ｓ／Ｂ比によ
るボア拡大や，各々のバルブ径の増大やバルブ数の増
設，バルブリフトの改善や，ダクト，吸入ポートの改良
を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし，かかる従来の
４サイクル式内燃機関のシリンダー内への空気吸入方法
での，バルブ径の増大やバルブ数の増設に当っては限界
があり，ターボやスーパーチャージャ，リショルムコン
プレッサー等の過給機による吸入方法も行っているが，
排気においてはバルブ径の増大やバルブ数の増設に限界
があり，素早い排気を得るための排気脈動効果を用いて
も，膨張段階後半の途中で早目にエキゾースト・バルブ
を開ける結果となり，高い爆発燃焼を得てもバルブ早期
開閉分熱効率は落ちてしまう。エンジン回転の遅い吸入
に於てはピストンの遅い動きによって吸い込が弱く空気
量が少なくなり，回転の早い吸入に於てはピストンの速
い動きによって吸入途中でバルブが閉じて空気量が少な
くなる。
４サイクル式内燃機関のシリンダー内への空気吸入方法
での，バルブ径の増大やバルブ数の増設に当っては限界
があり，ターボやスーパーチャージャ，リショルムコン
プレッサー等の過給機による吸入方法も行っているが，
排気においてはバルブ径の増大やバルブ数の増設に限界
があり，素早い排気を得るための排気脈動効果を用いて
も，膨張段階後半の途中で早目にエキゾースト・バルブ
を開ける結果となり，高い爆発燃焼を得てもバルブ早期
開閉分熱効率は落ちてしまう。エンジン回転の遅い吸入
に於てはピストンの遅い動きによって吸い込が弱く空気
量が少なくなり，回転の早い吸入に於てはピストンの速
い動きによって吸入途中でバルブが閉じて空気量が少な
くなる。
【０００４】
【発明が解決するための手段】このような点を考慮し
て，バルブからの吸入や排出能力が制限されないよう
に，インテーク・ポート（マニホールド）とエキゾース
ト・ポート（マニホールド）をつなぐバイパスマニホー
ルドを取り付け，エキゾースト側に２つ逆流防止バルブ
等を備えて，吸入行程でインテーク・バルブとエキゾー
スト・バルブを開け吸入能力を上げ，排気行程ではバル
ブ傘径を大きく取つたエキゾースト・バルブだけを開い
て，排気面積の拡大により排出能力向上を図る。
て，バルブからの吸入や排出能力が制限されないよう
に，インテーク・ポート（マニホールド）とエキゾース
ト・ポート（マニホールド）をつなぐバイパスマニホー
ルドを取り付け，エキゾースト側に２つ逆流防止バルブ
等を備えて，吸入行程でインテーク・バルブとエキゾー
スト・バルブを開け吸入能力を上げ，排気行程ではバル
ブ傘径を大きく取つたエキゾースト・バルブだけを開い
て，排気面積の拡大により排出能力向上を図る。
【０００５】
【作用】かくて本発明では，インテーク・ポート（マニ
ホールド）とエキゾースト・ポート（マニホールド）を
バイパスして，吸入行程ではインテーク・バルブとエキ
ゾースト・バルブを開いてピストンの下降によってイン
テーク・バルブ側ではインテーク・ポートから直接，エ
キゾースト・バルブ側ではバイパスマニホールドを通り
２つの逆流防止バルブ等の働きによって，エンジン低回
転や高回転時でもシリンダー内に，充分空気を取り入
れ，先の排気行程でエキゾースト・ポートやバイパスマ
ニホールド内一部に残った排気ガスも取り入れて，排気
ガス再還元を行う効果を得てＮＯｘの低減を図り．次の
圧縮行程では双方のバルブを閉じてピストンの上昇で，
各エンジンの定めた圧縮比まで圧縮を行い，最も最適な
時期或いは，着火又は噴射遅れで燃焼を行って次の爆発
行程となり，膨張によつてピストンが押し下げられピス
トンの下死点ギリギリでエキゾースト・バルブを開けて
排気を行うことで熱効率を上げ，燃焼ガスは２つの逆流
防止バルブ等の作用でインテーク・マニホールドへの流
入を止めて，エキゾースト・マニホールドより速やかに
排出されるが，先の吸入行程でエキゾースト・ポート内
やバイパスマニホールド内に残った空気に触れて，より
酸化を捉進してＣＯ，ＨＣ等の排出を押さえる効果を得
る。バイパスマニホールドと２つの逆流防止バルブ等を
設けることで，吸入行程時，吸，排気バルブ同時開閉に
より吸入面積が飛躍的に向上して体積効率が高められ，
排気バルブの排気面積比等を大きく取って排気面積の拡
大による素早い排気を得て，排気能力も飛躍的な向上を
得る。又バイパスマニホールド内やエキゾースト・ポー
ト内に一時的に残る排気ガスや空気は，ＥＧＲ効果や排
気系統での酸化促進の役割も行う，又インテーク・バル
ブは４サイクルに１行程，吸入行程時にバルブ開閉を行
い，エキゾースト・バルブは４サイクルに２行程，吸入
行程時と排気行程時にバルブの開閉を行うエンジンであ
る。又常に高温となるエキゾースト・バルブは吸入行程
のたびに吸入空気によつて冷やされ，シリンダー内の排
気側付近も冷却する。バルブリフトは吸，排気面積が大
きいのでカムリフトが小さくできるのでオーバランが防
げる。排気側のカムシャフトのカムのカム山が連続して
２行程分となるが，従来のクランクシャフト２回転でカ
ムシャフト１回転のカムシャフト駆動を行える。２つの
逆流防止バルブ等は，カムや電気磁石或いはバキューム
圧等で開閉を行うが圧縮，爆発行程での高い圧力の影響
は少ないが，実施にあたっては耐久性を考慮する，又バ
イパスマニホールド内に可変バルブを設けて，空気吸入
量をコントロールを行ってもよい。
ホールド）とエキゾースト・ポート（マニホールド）を
バイパスして，吸入行程ではインテーク・バルブとエキ
ゾースト・バルブを開いてピストンの下降によってイン
テーク・バルブ側ではインテーク・ポートから直接，エ
キゾースト・バルブ側ではバイパスマニホールドを通り
２つの逆流防止バルブ等の働きによって，エンジン低回
転や高回転時でもシリンダー内に，充分空気を取り入
れ，先の排気行程でエキゾースト・ポートやバイパスマ
ニホールド内一部に残った排気ガスも取り入れて，排気
ガス再還元を行う効果を得てＮＯｘの低減を図り．次の
圧縮行程では双方のバルブを閉じてピストンの上昇で，
各エンジンの定めた圧縮比まで圧縮を行い，最も最適な
時期或いは，着火又は噴射遅れで燃焼を行って次の爆発
行程となり，膨張によつてピストンが押し下げられピス
トンの下死点ギリギリでエキゾースト・バルブを開けて
排気を行うことで熱効率を上げ，燃焼ガスは２つの逆流
防止バルブ等の作用でインテーク・マニホールドへの流
入を止めて，エキゾースト・マニホールドより速やかに
排出されるが，先の吸入行程でエキゾースト・ポート内
やバイパスマニホールド内に残った空気に触れて，より
酸化を捉進してＣＯ，ＨＣ等の排出を押さえる効果を得
る。バイパスマニホールドと２つの逆流防止バルブ等を
設けることで，吸入行程時，吸，排気バルブ同時開閉に
より吸入面積が飛躍的に向上して体積効率が高められ，
排気バルブの排気面積比等を大きく取って排気面積の拡
大による素早い排気を得て，排気能力も飛躍的な向上を
得る。又バイパスマニホールド内やエキゾースト・ポー
ト内に一時的に残る排気ガスや空気は，ＥＧＲ効果や排
気系統での酸化促進の役割も行う，又インテーク・バル
ブは４サイクルに１行程，吸入行程時にバルブ開閉を行
い，エキゾースト・バルブは４サイクルに２行程，吸入
行程時と排気行程時にバルブの開閉を行うエンジンであ
る。又常に高温となるエキゾースト・バルブは吸入行程
のたびに吸入空気によつて冷やされ，シリンダー内の排
気側付近も冷却する。バルブリフトは吸，排気面積が大
きいのでカムリフトが小さくできるのでオーバランが防
げる。排気側のカムシャフトのカムのカム山が連続して
２行程分となるが，従来のクランクシャフト２回転でカ
ムシャフト１回転のカムシャフト駆動を行える。２つの
逆流防止バルブ等は，カムや電気磁石或いはバキューム
圧等で開閉を行うが圧縮，爆発行程での高い圧力の影響
は少ないが，実施にあたっては耐久性を考慮する，又バ
イパスマニホールド内に可変バルブを設けて，空気吸入
量をコントロールを行ってもよい。
【０００６】
【実施例】図１は，本発明のバイパスマニホールド・エ
ンジン，の主要部分の説明要約図であるが，ガソリン及
びディーゼル・エンジンでの作動が基本的に同じなの
で，１つの図に省略して説明し，図２，図３は，本発明
のエンジンの４サイクル行程を基本的に説明するための
簡単な作動図で，バルブ駆動部分や燃料噴射システム等
は省略してあり，ガソリン・エンジンでは点火プラグ１
５とガソリン・インジェクター（キャプレター）１６を
使い，ディゼル・エンジンでは噴射ノズル７を使うが，
図では点火プラグ１５と同じ位置で表している，インテ
ーク側及びエキエキゾースト側の間にバイパスマニホー
ルド１４を取り付けるが，双方の取り付ける位置はなる
べくポート近くが望ましいが，場合によつてマニホール
ドに取り付けもあるので，インテーク・ポート（マニホ
ールド）及びエキゾースト・ポート（マニホールド）と
記載した，各部の取り付け位置，形状及び大きさ等は実
施等で変化する。まず，図２の４サイクル行程のＡの吸
入行程では，インテーク・バルブ２とエキゾースト・バ
ルブ３が開き（エキゾースト・バルブは前の排気行程か
ら開いている），ピストン１の下降運動でインテーク・
バルブ２側では直接，エキゾースト・バルブ側では，カ
ムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆流防止バ
ルブ１２が開き，逆流防止バルブ１３が閉じて，インテ
ーク・マニホールド４からバイパスマニホールド１４を
通ってシリンダー内に新しい空気と，前の排気行程でバ
イパスマニホールド１４やエキゾースト・ポート内に残
った排気ガスを取り入れる，その時ガソリン・エンジン
ではガソリン・インジェクター（キヤブレター）１６に
よって燃料が取り込まれる，次の図２，Ｂの圧縮行程で
は，インテーク・バルブ２とエキゾースト・バルブ３が
閉じて，ピストン１の上昇運動で各エンジンの定めた圧
縮比まで圧縮となり，ピストン１の上死点の最も最適な
時期或いは着火又は噴射遅れで，ディーゼル・エンジン
では噴射ノズル７により燃料噴射を行い，ガソリン・エ
ンジンでは点火プラグ１５により着火を行って，次の図
３，Ｃの爆発行程となり，その爆発燃焼による膨張でピ
ストン１を押し下げ，ピストン１の下死点のころエキゾ
ースト・バルブ３が開き，次の図３，Ｄの排気行程とな
り，カムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆流
防止バルブ１２が閉じ，逆流防止バルブ１３が開き，燃
焼ガスはエキゾースト・バルブ３側から直接エキゾース
ト・マニホールド５へ排出されるが，前の吸入行程でバ
イパスマニホールド１４やエキゾースト・ポート８内に
残った空気に燃焼ガスが触れて酸化を促進し，エキゾー
スト・バルブ３が開いたまま再び図２，Ａの吸入行程と
なり，インテーク・バルブ２が開きピストン１の下降と
なり，カムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆
流防止バルブ１２が開き，逆流防止バルブ１３が閉じ
て，インテーク・バルブ２側では直接，エキゾースト・
バルブ３側では，インテーク・マニホールド４からバイ
バスマニホールド１４を通つてシリンダー内に新しい空
気と，前の排気行程でバイバスマニホールド１４やエキ
ゾースト・ポート８内に残った排気ガスを取り入れて，
圧縮行程となり，次の爆発行程となってピストン１の下
降運動を得てコンロッド１０でクランクシャフト１１を
回転させ，４サイクル行程を繰返すエンジンである。又
充分な空気吸入となるため，スワールやタンブル流やス
キッシュの発生を充分得られるようにし，燃料の気化や
霧化を行って最適な燃焼を得る方法を取り，逆流防止バ
ルブ１２，１３は通過する空気と燃焼排気ガスの逆流を
防ぐ装置で，実施に於て様々な方法が考えられるため説
明便宜上，ピストンによる吸入や排気圧を利用する開閉
とした。
ンジン，の主要部分の説明要約図であるが，ガソリン及
びディーゼル・エンジンでの作動が基本的に同じなの
で，１つの図に省略して説明し，図２，図３は，本発明
のエンジンの４サイクル行程を基本的に説明するための
簡単な作動図で，バルブ駆動部分や燃料噴射システム等
は省略してあり，ガソリン・エンジンでは点火プラグ１
５とガソリン・インジェクター（キャプレター）１６を
使い，ディゼル・エンジンでは噴射ノズル７を使うが，
図では点火プラグ１５と同じ位置で表している，インテ
ーク側及びエキエキゾースト側の間にバイパスマニホー
ルド１４を取り付けるが，双方の取り付ける位置はなる
べくポート近くが望ましいが，場合によつてマニホール
ドに取り付けもあるので，インテーク・ポート（マニホ
ールド）及びエキゾースト・ポート（マニホールド）と
記載した，各部の取り付け位置，形状及び大きさ等は実
施等で変化する。まず，図２の４サイクル行程のＡの吸
入行程では，インテーク・バルブ２とエキゾースト・バ
ルブ３が開き（エキゾースト・バルブは前の排気行程か
ら開いている），ピストン１の下降運動でインテーク・
バルブ２側では直接，エキゾースト・バルブ側では，カ
ムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆流防止バ
ルブ１２が開き，逆流防止バルブ１３が閉じて，インテ
ーク・マニホールド４からバイパスマニホールド１４を
通ってシリンダー内に新しい空気と，前の排気行程でバ
イパスマニホールド１４やエキゾースト・ポート内に残
った排気ガスを取り入れる，その時ガソリン・エンジン
ではガソリン・インジェクター（キヤブレター）１６に
よって燃料が取り込まれる，次の図２，Ｂの圧縮行程で
は，インテーク・バルブ２とエキゾースト・バルブ３が
閉じて，ピストン１の上昇運動で各エンジンの定めた圧
縮比まで圧縮となり，ピストン１の上死点の最も最適な
時期或いは着火又は噴射遅れで，ディーゼル・エンジン
では噴射ノズル７により燃料噴射を行い，ガソリン・エ
ンジンでは点火プラグ１５により着火を行って，次の図
３，Ｃの爆発行程となり，その爆発燃焼による膨張でピ
ストン１を押し下げ，ピストン１の下死点のころエキゾ
ースト・バルブ３が開き，次の図３，Ｄの排気行程とな
り，カムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆流
防止バルブ１２が閉じ，逆流防止バルブ１３が開き，燃
焼ガスはエキゾースト・バルブ３側から直接エキゾース
ト・マニホールド５へ排出されるが，前の吸入行程でバ
イパスマニホールド１４やエキゾースト・ポート８内に
残った空気に燃焼ガスが触れて酸化を促進し，エキゾー
スト・バルブ３が開いたまま再び図２，Ａの吸入行程と
なり，インテーク・バルブ２が開きピストン１の下降と
なり，カムや電気磁石或いはバキューム圧等によつて逆
流防止バルブ１２が開き，逆流防止バルブ１３が閉じ
て，インテーク・バルブ２側では直接，エキゾースト・
バルブ３側では，インテーク・マニホールド４からバイ
バスマニホールド１４を通つてシリンダー内に新しい空
気と，前の排気行程でバイバスマニホールド１４やエキ
ゾースト・ポート８内に残った排気ガスを取り入れて，
圧縮行程となり，次の爆発行程となってピストン１の下
降運動を得てコンロッド１０でクランクシャフト１１を
回転させ，４サイクル行程を繰返すエンジンである。又
充分な空気吸入となるため，スワールやタンブル流やス
キッシュの発生を充分得られるようにし，燃料の気化や
霧化を行って最適な燃焼を得る方法を取り，逆流防止バ
ルブ１２，１３は通過する空気と燃焼排気ガスの逆流を
防ぐ装置で，実施に於て様々な方法が考えられるため説
明便宜上，ピストンによる吸入や排気圧を利用する開閉
とした。
【０００７】
【発明の効果】従来での４サイクル式内燃機関の空気吸
入方法では得られない吸入能力と，燃焼ガスの排出能力
を持った，新しい吸，排気方法により，シリンダー内の
体積効率を大きく高めて熱効率の向上を図り，エンジン
回転の全域で高いトルクが得られ，高負荷時の燃料増量
による空気不足による不燃燃焼をおさえ，ＮＯｘ対策に
よる着火又は噴射遅れでの燃焼に於ても，ＣＯ，ＨＣ等
の不燃有毒ガス排出の改善が図れ，熱効率の向上により
燃費向上が図れる。
入方法では得られない吸入能力と，燃焼ガスの排出能力
を持った，新しい吸，排気方法により，シリンダー内の
体積効率を大きく高めて熱効率の向上を図り，エンジン
回転の全域で高いトルクが得られ，高負荷時の燃料増量
による空気不足による不燃燃焼をおさえ，ＮＯｘ対策に
よる着火又は噴射遅れでの燃焼に於ても，ＣＯ，ＨＣ等
の不燃有毒ガス排出の改善が図れ，熱効率の向上により
燃費向上が図れる。
【０００８】
【図１】 １ ピストン ２ インテーク・バルブ ３ エキゾースト・バルブ ４ インテーク・マニホールド ５ エキゾースト・マニホールド ６ インテーク・ポート ７ 噴射ノズル ８ エキゾースト・ポート ９ シリンダー １０ コンロッド １１ クランクシャフト １２ 逆流防止バルブ １３ 逆流防止バルブ １４ バイバスマニホールド １５ 点火プラグ １６ ガソリン・インジェクター（キャブレ
ター） １７ シリンダー・ヘッド
ター） １７ シリンダー・ヘッド
【図２】図１の，バイパスマニホールド・エンジン，の
４サイクル行程を簡単に説明するための基本的な作動
図。 Ａ 吸入行程 Ｂ 圧縮行程
４サイクル行程を簡単に説明するための基本的な作動
図。 Ａ 吸入行程 Ｂ 圧縮行程
【図３】図１の，バイパスマニホールド，エンジン，の
４サイクル行程を簡単に説明するための基本的な作動図
の続き。 Ｃ 爆発行程 Ｄ 排気行程
４サイクル行程を簡単に説明するための基本的な作動図
の続き。 Ｃ 爆発行程 Ｄ 排気行程
Claims (1)
- 【請求項１】４サイクル式内燃機関の，ガソリン及びデ
ィーゼル・エンジンの，シリンダー内体積効率を高め
て，エンジン回転の全域で高いトルクと燃費向上等を図
るため，インテーク・ポート（マニホールド）とエキゾ
ースト・ポート（マニホールド）をつなぐバイパスマニ
ホールドを設け，エキゾースト側とバイパスマニホール
ドの２箇所に逆流防止バルブを備えて，吸入行程の時に
インテーク・バルブとエキゾースト・バルブを開き，空
気をバイパスマニホールドに通してエキゾースト・バル
ブ側からも取り入れて吸入能力を上げ，排気行程の時
は，吸入側より排気面積を大きく取つたエキゾースト・
バルブを開いて，燃焼排気ガスをシリンダー内から素早
くエキゾースト・マニホールドに押出し，排出能力を上
げて熱効率を高める吸入及び排気行程を行い，インテー
ク及びエキゾースト・バルブを閉じて圧縮及び爆発行程
を行うエンジンで，インテーク・バルブは４サイクルで
１行程バルブ開閉を行うが，エキゾースト・バルブは４
サイクルで２行程バルブ開閉を行う特徴の，バイパスマ
ニホールド・エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202679A JPH0835430A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | バイパスマニホールド・エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202679A JPH0835430A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | バイパスマニホールド・エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835430A true JPH0835430A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16461363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6202679A Pending JPH0835430A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | バイパスマニホールド・エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835430A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006132204A1 (ja) | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Anges Mg, Inc. | 転写因子デコイ |
| KR100899327B1 (ko) * | 2008-11-06 | 2009-05-26 | 주식회사 신한테크 | 내연기관의 흡기 및 배기장치 |
| WO2009119836A1 (ja) | 2008-03-28 | 2009-10-01 | アンジェスＭｇ株式会社 | 転写因子デコイを有効成分とする外用剤組成物 |
| KR101224500B1 (ko) * | 2010-05-20 | 2013-01-22 | 주식회사 케이보배 | 엔진의 강제 밸브 개폐 장치 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6202679A patent/JPH0835430A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006132204A1 (ja) | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Anges Mg, Inc. | 転写因子デコイ |
| WO2009119836A1 (ja) | 2008-03-28 | 2009-10-01 | アンジェスＭｇ株式会社 | 転写因子デコイを有効成分とする外用剤組成物 |
| KR100899327B1 (ko) * | 2008-11-06 | 2009-05-26 | 주식회사 신한테크 | 내연기관의 흡기 및 배기장치 |
| KR101224500B1 (ko) * | 2010-05-20 | 2013-01-22 | 주식회사 케이보배 | 엔진의 강제 밸브 개폐 장치 |
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