JPH0835388A - 穿孔装置および穿孔方法 - Google Patents

穿孔装置および穿孔方法

Info

Publication number
JPH0835388A
JPH0835388A JP19291494A JP19291494A JPH0835388A JP H0835388 A JPH0835388 A JP H0835388A JP 19291494 A JP19291494 A JP 19291494A JP 19291494 A JP19291494 A JP 19291494A JP H0835388 A JPH0835388 A JP H0835388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drilling
guide rod
reaction force
link
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19291494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Akashima
正晃 赤島
Yoichi Kadomatsu
洋一 門松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
Priority to JP19291494A priority Critical patent/JPH0835388A/ja
Publication of JPH0835388A publication Critical patent/JPH0835388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔対象物の表面に対して直角以外の方向に
も安全かつ容易に穿孔することができ、また、穿孔対象
物の表面に固定して反力を取るための取り付け作業も容
易に行えるようにする。また、穿孔作業に必要な用具を
収容する空間として利用することにより、穿孔作業をよ
り効率的に行えるようにする。 【構成】 ガイドロッド2の軸方向に移動可能に設けら
れ、かつガイドロッド2の軸線と平行に伸びる前記穿孔
用のカッター1を備えた装置本体3と、ガイドロッド2
の端部に設けられ、コンクリートマット等の穿孔対象物
Mに取り付けられる反力手段Hとを備え、この反力手段
Hは、前記穿孔対象物Mの表面に対するガイドロッド2
の軸線の交差角度を調整する角度調整手段Rを装備する
構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば河川の護岸表面
や盛土の法面などの表面防護用あるいは補強用などとし
て施工するコンクリートマットなどのような傾斜した表
面を持つ板状のコンクリート構造物等に水抜き孔などを
穿孔するのに利用した場合に好適な穿孔技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】河川の護岸表面や盛土の法面、あるいは
地山の斜面などは、通常、コンクリートマットやコンク
リートブロックなどを用いて覆工したり、あるいは現場
施工によりコンクリートを板状に打設して覆工すること
が多々行われている。
【0003】そして、このような表面覆工用のコンクリ
ート構造物には、地山あいは地山近くからの流水による
地山自体の緩みや流水圧力などによって、コンクリート
構造物や地山などが崩落するのを防止するために、地山
からの水抜き孔を必要な間隔で多数設けるようにしてい
る。この水抜き孔は、土質分の流出防止などを考慮し
て、一般的にはほぼ水平になるように設けられる。
【0004】従来、こうした水抜き孔は、表面覆工用の
コンクリート構造物の施工時に、必要に応じて予め設け
ておくのが一般的であるが、現場での施工条件の変化や
仕様変更などにより、後施工で設ける必要が生じる場合
もある。したがって、このような場合には、筒状の穿孔
用カッターを備えた、いわゆるコア抜き機として知られ
ているハンドタイプの穿孔機を用いて、人力作業により
水抜き孔を穿孔していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
穿孔機は、穿孔すべき板状コンクリート構造物等の穿孔
対象物の面に対して直角に穿孔する構造となっているた
め、作業性がきわめて悪いという問題があった。
【0006】即ち、この種の穿孔機は、ガイドロッドの
先端に設けた反力板を穿孔対象物の表面にアンカーボル
トにより取り付けて固定し、ガイドロッドと平行に伸び
る穿孔用の筒状カッターを備えた本体部をガイドロッド
に沿って移動させながら穿孔する構造となっているもの
であるが、ガイドロッドの先端に設けている反力板がガ
イドロッドの軸線と直交する角度で設けられているた
め、この反力板を穿孔対象物の表面に固定した状態で
は、その穿孔対象物の表面に対して直角にしか穿孔する
ことができない。したがって、この種の穿孔機を用い
て、例えば勾配が45度前後もあるような施工済みのコ
ンクリートマットなどにその表面から水平な水抜き孔を
穿孔する場合、コンクリートマットの表面に対する反力
板の固定が難しく、また無理に固定しても不安定な状態
となって反力板としての機能を十分に発揮させることが
できないという問題が生じていた。
【0007】このため、従来は、穿孔機の本体部を手で
押さえて穿孔作業を行っていたが、勾配のある穿孔対象
物の表面に対して一定の角度を保つ操作が困難な上、推
力をかけるとカッターの回転反力で本体部が回転しそう
になって危険な作業となる問題があった。一方、推力を
小さくすれば危険性は低くなるが、逆に穿孔時間が長く
なって能率が低下する問題があり、いずれにしても勾配
のある表面を持つコンクリート構造物のその表面と直角
以外の方向に穿孔するという作業には不向きであった。
また、コンクリートマットなどのように特に勾配の大き
な表面上に位置しての穿孔作業では、穿孔作業に必要な
用具を置く場所の確保が難しく、この点からも作業性が
悪いという問題もあった。
【0008】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、穿孔対象物の表面に対して直角以外の方向
にも安全かつ容易に穿孔することができ、また、穿孔対
象物の表面に固定して反力を取るための取り付け作業も
容易に行うことができる穿孔装置を提供しようとするも
のである。また、本発明では、穿孔装置の一部を穿孔作
業に必要な用具を収容する空間として利用することによ
り、穿孔作業をより効率的に行うことができるようにし
た穿孔方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明で
は、カッターを回転させてコンクリートマット等の穿孔
対象物に円形孔を穿孔する穿孔装置であって、カッター
をガイドするためのガイドロッドと、このガイドロッド
の軸方向に移動可能に設けられ、かつガイドロッドの軸
線と平行に伸びる穿孔用のカッターを備えた装置本体
と、前記ガイドロッドの端部に設けられ、前記穿孔対象
物に取り付けられる反力手段とを備え、この反力手段
は、前記穿孔対象物の表面に対するガイドロッドの軸線
の交差角度を調整する角度調整手段を装備する構成とし
て前記課題の解決手段とした。
【0010】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
反力手段として、ガイドロッドの端部に設けられた反力
板と、この反力板と前記穿孔対象物との間に位置して前
記角度調整手段を構成する三角リンク機構と、前記反力
板および三角リンク機構を前記穿孔対象物に固定するア
ンカーボルトとを備えた構成として前記課題の解決手段
とした。
【0011】請求項3に係る発明では、ガイドロッドの
先端部に設けた反力手段によりコンクリートマット等の
穿孔対象物から反力を受けながら、前記ガイドロッドに
案内されて移動する穿孔用のカッターにより前記穿孔対
象物に穿孔する穿孔方法であって、前記反力手段は、互
いに距離をおいた左右一対のリンク機構を備え、これら
のリンク機構の間の内側空間を前記穿孔に必要な用具を
置くために用いる方法として前記課題の解決手段とし
た。
【0012】
【作用】請求項1記載の穿孔装置においては、穿孔用の
カッターは、このカッターを備えた装置本体がガイドロ
ッドに案内されてそのガイドロッドの軸方向に移動す
る。穿孔用のカッターはガイドロッドの軸線と平行に伸
びており、一方、ガイドロッドの先端部に設けられてい
る反力手段は角度調整手段を装備していて、穿孔対象物
の表面に対するガイドロッドの軸線の交差角度を調整可
能となっているので、この角度調整手段を利用すること
により、穿孔対象物に対する穿孔角度が任意に設定可能
となる。
【0013】請求項2記載の穿孔装置においては、ガイ
ドロッドの先端部の反力板と穿孔対象物との間に三角リ
ンク機構が位置することにより、穿孔対象物に対するガ
イドロッドの軸線の交差角度が調整可能となる。この三
角リンク機構と反力板は共にアンカーボルトにて穿孔対
象物に取り付けられるので、これらは一本のアンカーボ
ルトにて取り付けることもでき、したがって取り付け作
業も容易になる。
【0014】請求項3記載の穿孔方法においては、ガイ
ドロッドの先端部に設ける反力手段として、互いに距離
をおいた左右一対のリンク機構を備えた構成のものを用
いることにより、これら左右一対のリンク機構の間に空
間を形成することができる。したがって、この空間部分
を穿孔に必要な用具を置くために用いる方法とすること
により、穿孔作業をより効率的に行うことが可能にな
る。また、リンク機構は左右一対となるので、穿孔対象
物に対する反力手段の取り付け状態も安定化する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付の図1お
よび図4を参照して説明する。図1ないし図3は、本発
明を適用した穿孔装置の実施例を示すもので、穿孔用の
カッター1をガイドするためのガイドロッド2と、この
ガイドロッド2の軸方向に移動可能に設けられ、かつガ
イドロッド2の軸線と平行に伸びる前記穿孔用のカッタ
ー1を備えた装置本体3と、前記ガイドロッド2の端部
に設けられ、コンクリートマット等の穿孔対象物Mに取
り付けられる反力手段Hとを備え、この反力手段Hは、
前記穿孔対象物Mの表面に対するガイドロッド2の軸線
の交差角度を調整する角度調整手段Rを装備する構造と
されている。
【0016】次いで、これらの詳細について説明する
と、前記反力手段Hは、図2および図3に示すように、
互いに距離をおいた左右一対のリンク機構4、4を備え
ている。このリンク機構4は、実施例では三角リンク機
構により構成され、穿孔対象物(以下コンクリートマッ
トと称する)Mの表面に当てる第1リンク5と、この第
1リンク5の一端にボルトーナット等からなる結合手段
5bを介してヒンジ結合された第2リンク6と、これら
第1リンク5および第2リンク6のそれぞれの自由端側
を互いに連結して相互の間隔を調整するための調整リン
ク7とを備えた構成とされている。
【0017】即ち、第1リンク5および第2リンク6に
は、その長手方向の中央部から自由端近くにかけて伸び
る長穴5a、6aがそれぞれ設けられている。そして、
前記調整リンク7の一端は、第1リンク5に対して、長
穴5aを貫通するボルト8a、ナット8bによるねじ結
合により連結され、他端も同じく第2リンク6に対して
長穴6aを貫通するボルト9a、ナット9bによるねじ
結合により連結され、これにより調整リンク7の固定位
置を調整することにより、第1リンク5と第2リンク6
の交差角αを調整可能に構成されている。
【0018】前記左右一対のリンク機構4、4どうし
は、継ぎ材を兼ねる台座プレート10により連結されて
一体に構成されている。即ち、ここでは一対のリンク機
構4、4のそれぞれの第1リンク5、5に一枚の台座プ
レート10が溶接されて双方が一体に連結されている。
そして、この台座プレート10には、ガイドロッド1の
先端部に、ガイドロッド1の軸線と直角に設けられた反
力板11が面接触状態で安定に取り付けられる。
【0019】この取り付け構造としては、一端部がコン
クリートマットMに打ち込まれて固定され、他端部が台
座プレート10の中央部に設けられた取り付け孔10
a、および反力板11の中央部に設けられた長穴11a
を貫通するアンカーボルト12と、このアンカーボルト
12の他端部からねじ込まれた固定ナット13により取
り付けられる構造とされている。したがって、一本のア
ンカーボルト12により反力板11および角度調整手段
Rの双方が一体となってコンクリートマットMに固定さ
れる構造とされている。
【0020】前記一対のリンク機構4、4の間の空間S
部分には、前記台座プレート11の内面からその空間S
部分に伸びる台板14が設けられ、この台板14上に、
穿孔作業にに必要な用具、例えば、カッター1による穿
孔時に必要な冷却水を入れておくバケツ15などを置く
のに利用される。したがって、リンク機構4、4間の間
隔は、少なくとも、このようにバケツ15などを収容で
きる間隔に設定するのが望ましい。符号17は、冷却水
用のホースを示している。
【0021】このように構成された穿孔装置を用いてコ
ンクリートマットMに水抜き穴を穿孔するには、まず、
図1に示すように、穿孔位置の上方に、例えば、雌ねじ
付きの打ち込みアンカー16をほぼ水平に設けておく。
そして、この打ち込みアンカー16にアンカーボルト1
2の一端部をねじ込んで固定する。次いで、角度調整手
段Rの台座プレート10の取り付け孔10aにアンカー
ボルト12の他端部を挿通させてその角度調整手段Rを
セットし、さらにその後から反力板11の長孔11aに
アンカーボルト12の他端部を挿通させて、反力板11
の台座プレート10に対する取り付け位置、ここでは上
下位置を調整した後、固定ナット13にて締め付けるこ
とにより、反力手段HをコンクリートマットMに取り付
ける。しかる後、カッター1を回転させて穿孔する。
【0022】ここで、コンクリートマットMの傾斜角度
が45度程度の場合は、角度調整手段Rをセットする前
に、調整リンク7の第1リンク5および第2リンク6に
対する固定位置を調整し、第1リンク5および第2リン
ク6のなす角度を予め45度程度に調整しておくことに
より、ガイドロッド2をほぼ水平に位置決めすることが
できる。したがって、カッター1により穿孔される水抜
き孔も図示のようにほぼ水平に穿孔される。このことか
ら理解できるように、調整リンク7の固定位置の調整に
より、即ち、第1リンク5および第2リンク6のそれぞ
れの長孔5a、6aを利用して調整リンク7の固定位置
を調整すれば、第1リンク5および第2リンク6のなす
角度αをほぼ無段階に調整できるので、角度αの穿孔す
べきコンクリートマットMの傾斜角度に対応させて調整
することにより、常に水平な水抜き孔を穿孔することが
できる。また、当然のことながら、角度調整手段Rによ
り水平な水抜き孔以外のものも穿孔することができる。
【0023】一方、反力手段HのコンクリートマットM
に対する取り付け作業について着目してみると、一本の
アンカーボルト12によって反力板11および角度調整
手段Rの両方を同時に固定する構造としてあるので、そ
れらの取り付け作業も簡単かつ容易に行うことができ
る。
【0024】また、角度調整手段Rを左右一対のリンク
機構4、4で構成していることにより、それらのリンク
機構4、4で囲まれる内側空間S部分を、穿孔作業に必
要な冷却水を入れておくバケツ15などの用具を置く場
所として利用することができる。その場合、内側空間S
の下部に位置する受け台14を設けてあるので、バケツ
15などをより安定的に置くことができる。なお、この
受け台14としては、必ずしも必要なものではなく、穿
孔時に用いるもの、例えば、アンカーボルト12を受け
台14の代わりに利用することもできる。
【0025】また、角度調整機構Rをこのように左右一
対のリンク機構で構成した場合、コンクリートマットM
のように表面に凹凸がある場合でも安定した状態で取り
付けることができる。なお、リンク機構4として、実施
例では調整リンク7および長孔5a、6a付きのリンク
5、6からなる三角リンク機構を用いたが、コンクリー
トマットMに対するガイドロッド2の軸線の交差角度の
調整を行えるものであれば、他の角度調整手段を用いて
もよい。
【0026】図4は角度調整手段の他の実施例を示すも
ので、ここでは、穿孔対象物Mに対してアンカーボルト
12および固定ナット13にて直接取り付ける反力板1
1とガイドロッド2とをボルトーナット等によりねじ結
合することにより、それら反力板11とガイドロッド2
との間に角度調整機構R1を設けた構成としたものであ
る。このような構成とした場合、角度調整機構R1を極
めて小さくすることができる利点があるが、コンクリー
トマットのように表面に凹凸がある場合にはそのコンク
リートマットに対する反力板11の取り付けが困難また
は不安定になる。したがって、この実施例では、図4に
示すように、穿孔対象物Mが平坦な表面を有するもので
ある場合に効果的である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る穿孔
装置および穿孔方法によれば、以下のような優れた効果
を奏する。
【0028】請求項1に係る発明の穿孔装置において
は、ガイドロッドの端部に穿孔対象物から反力を受ける
反力手段を設け、この反力手段は、穿孔対象物の表面に
対するガイドロッドの軸線の交差角度を調整する角度調
整手段を装備する構成としたから、穿孔対象物の表面に
対して直角以外の方向にも安全かつ容易に穿孔すること
がでる。したがって、勾配のあるコンクリートマットの
ような穿孔対象物に水平な水抜き孔を穿孔することなど
も容易に行える。
【0029】請求項2に係る発明の穿孔装置において
は、ガイドロッドの先端部の反力板と穿孔対象物との間
に三角リンク機構が位置することにより、三角リンク機
構にて所定の角度を保持した状態で穿孔対象物に対する
ガイドロッドの軸線の交差角度が調整可能となる。この
三角リンク機構と反力板は共にアンカーボルトにて穿孔
対象物に取り付けられるので、これらは一本のアンカー
ボルトにて取り付けることもでき、したがって取り付け
作業も容易になる。
【00030】請求項3に係る発明の穿孔方法によれ
ば、ガイドロッドの先端部に設ける反力手段として、互
いに距離をおいた左右一対のリンク機構を備えた構成の
ものを用いることにより、これら左右一対のリンク機構
の間に空間を形成することができる。したがって、この
空間部分を穿孔に必要な用具を置くために用いる方法と
することにより、穿孔作業をより効率的に行うことが可
能になる。また、リンク機構は左右一対となるので、穿
孔対象物に対する反力手段の取り付け状態もより安定化
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部断面側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す角度調整手段の側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 カッター 2 ガイドロッド 3 装置本体 4 リンク機構 11 反力板 12 アンカーボルト R、R1 角度調整手段 H 反力機構 S 空間 M 穿孔対象物(コンクリートマット)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッターを回転させてコンクリートマッ
    ト等の穿孔対象物に円形孔を穿孔する穿孔装置であっ
    て、カッターをガイドするためのガイドロッドと、この
    ガイドロッドの軸方向に移動可能に設けられ、かつガイ
    ドロッドの軸線と平行に伸びる穿孔用のカッターを備え
    た装置本体と、前記ガイドロッドの端部に設けられ、前
    記穿孔対象物から反力を受ける反力手段とを備え、この
    反力手段は、前記穿孔対象物の表面に対するガイドロッ
    ドの軸線の交差角度を調整する角度調整手段を装備して
    いることを特徴とする穿孔装置。
  2. 【請求項2】 前記反力手段は、前記ガイドロッドの端
    部に設けられた反力板と、この反力板と前記穿孔対象物
    との間に位置して前記角度調整手段を構成する三角リン
    ク機構と、前記反力板および三角リンク機構を前記穿孔
    対象物に固定するアンカーボルトとを備えた構成である
    ことを特徴とする請求項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 ガイドロッドの先端部に設けた反力手段
    によりコンクリートマット等の穿孔対象物から反力を受
    けながら、前記ガイドロッドに案内されて移動する穿孔
    用のカッターにより前記穿孔対象物に穿孔する穿孔方法
    であって、前記反力手段は、互いに距離をおいた左右一
    対のリンク機構を備え、これらのリンク機構の間の内側
    空間を前記穿孔に必要な用具を置くために用いることを
    特徴とする穿孔方法。
JP19291494A 1994-07-25 1994-07-25 穿孔装置および穿孔方法 Pending JPH0835388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19291494A JPH0835388A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 穿孔装置および穿孔方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19291494A JPH0835388A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 穿孔装置および穿孔方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0835388A true JPH0835388A (ja) 1996-02-06

Family

ID=16299083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19291494A Pending JPH0835388A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 穿孔装置および穿孔方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0835388A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104373048A (zh) * 2014-11-04 2015-02-25 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 具有十字型角钢的连接构件及其安装方法
CN104373049A (zh) * 2014-11-04 2015-02-25 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 双夹板连接节点
JP2016508555A (ja) * 2013-02-28 2016-03-22 アイエイチシー・アイキューアイピー・ユーケー・リミテッド パイル打ち込みガイド
CN109306850A (zh) * 2018-09-27 2019-02-05 北京航天地基工程有限责任公司 不均匀互层界面钻进纠偏方法
CN110193886A (zh) * 2019-06-03 2019-09-03 宁波真格液压科技有限公司 一种多功能墙壁打孔机
KR102021609B1 (ko) * 2018-10-01 2019-09-16 인영건설 주식회사 코어드릴 지지장치 및 이를 이용한 콘크리트 구조물 코어드릴 천공공법
CN110905589A (zh) * 2019-12-10 2020-03-24 河南能源化工集团研究总院有限公司 一种瓦斯抽采钻孔钻冲协调作业系统及其方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016508555A (ja) * 2013-02-28 2016-03-22 アイエイチシー・アイキューアイピー・ユーケー・リミテッド パイル打ち込みガイド
CN104373048A (zh) * 2014-11-04 2015-02-25 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 具有十字型角钢的连接构件及其安装方法
CN104373049A (zh) * 2014-11-04 2015-02-25 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 双夹板连接节点
CN106151862A (zh) * 2014-11-04 2016-11-23 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 具有十字型角钢的连接构件及其安装方法
CN106151862B (zh) * 2014-11-04 2019-03-05 国民油井华高石油设备(上海)有限公司 具有十字型角钢的连接构件的安装方法
CN109306850A (zh) * 2018-09-27 2019-02-05 北京航天地基工程有限责任公司 不均匀互层界面钻进纠偏方法
KR102021609B1 (ko) * 2018-10-01 2019-09-16 인영건설 주식회사 코어드릴 지지장치 및 이를 이용한 콘크리트 구조물 코어드릴 천공공법
CN110193886A (zh) * 2019-06-03 2019-09-03 宁波真格液压科技有限公司 一种多功能墙壁打孔机
CN110193886B (zh) * 2019-06-03 2020-12-04 安徽明峰建筑工程有限公司 一种多功能墙壁打孔机
CN110905589A (zh) * 2019-12-10 2020-03-24 河南能源化工集团研究总院有限公司 一种瓦斯抽采钻孔钻冲协调作业系统及其方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5060435A (en) Bracket for support of vertical pole
DE60320286T2 (de) Steuerung für bohrkopf
US6298618B1 (en) Constructional support
JPH0835388A (ja) 穿孔装置および穿孔方法
KR20160084821A (ko) 절단 장치 가이드용 가이드 프레임
US4429849A (en) Frame for setting up the lines preparatory to erection of buildings or the like
US3895471A (en) Method and apparatus for forming elongated batter piling in situ
CA1178830A (en) Remote drilling apparatus
KR20180060356A (ko) Cip흙막이 벽체용 필러부재
JPH11350473A (ja) 鋼管杭の施工方法
JPH05321257A (ja) 地下連続壁の支保工法及び支保構造
JPH1148164A (ja) 穿孔装置
JP6998836B2 (ja) 太陽光パネル用支持装置及び太陽光パネル用支持装置の設置方法
EP0955444A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Erstellung eines Hausanschlusses mittels gerichteten Bohrens
JP3992669B2 (ja) 地中埋設管穿孔ドリル用支持具
KR102509897B1 (ko) 자유면 형성을 위한 트리플 이동 천공기 및 이를 이용한 암반의 자유면 시공방법
KR200243825Y1 (ko) 강관말뚝 천공장치
JP2001207452A (ja) 管の埋設工法
JP4230231B2 (ja) 水中連続コア削孔工法
CN218668525U (zh) 一种用于钢结构建筑悬挑板支撑的装配式装置
JP3762325B2 (ja) 水準形成装置、水準形成システムおよびコンクリート基礎の形成方法
KR20180127703A (ko) 두 개의 롯드를 동시에 장착할 수 있는 2축 일체형 헤드기어박스 천공기계장치
JP3930507B2 (ja) 管体壁穿孔方法及びその装置
JP2000064288A (ja) 矢板を用いた簡易土留工法及びその装置
KR20180008080A (ko) 수직 h빔의 가이드 기구