JPH0835255A - 管路調整部材 - Google Patents

管路調整部材

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JPH0835255A
JPH0835255A JP6171456A JP17145694A JPH0835255A JP H0835255 A JPH0835255 A JP H0835255A JP 6171456 A JP6171456 A JP 6171456A JP 17145694 A JP17145694 A JP 17145694A JP H0835255 A JPH0835255 A JP H0835255A
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screw
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conduit
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Tsuneji Mito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジ部材の摩耗の発生およびネジ部材により
流体に生じる抵抗を防止することができる管路調整部材
を提供する。 【構成】 回転力を付与する回転力付与手段が係合され
る頭部63とネジ部70とを有し、管体48に、頭部6
3を内側にネジ部70を外側に配置しかつ軸方向移動が
規制されて設けられるネジ部材71と、管体48の外側
に設けられ、ネジ部材71のネジ部70に螺合されて該
ネジ部材71の回転により管体48から近接離間するよ
う移動する移動部材82,94と、を有するものであっ
て、管体48の内周面55に外周側に向けて凹む凹部6
1を設け、該凹部61内にネジ部材71の頭部63を収
めてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水道、マンホール
内等の補修工事の際に、管路の流水を一時的に遮断した
り、流水量をコントロールしたり、あるいは管路を変更
させる場合に使用される管路調整部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、下水道、マンホール内等の補
修工事を行なう場合、管路内を流れる水(自然流水ある
いは加圧流水)を一時的に遮断させたり、流水量をコン
トロールしたり、管路を変更させる必要があり、本出願
人は、このような場合に用いて好適な管路調整部材につ
いて先の出願を行なっている(特願平6−156274
号)。
【0003】この管路調整部材について以下に説明す
る。図4及び図5において、符号11は、管路調整部材
である。この管路調整部材11は、部材本体12と、こ
の部材本体12の一方側の端部に取り付けられる円板状
の蓋体13とから構成されている。部材本体12は、筒
状に形成された管体14と、この管体14の外周側に、
円周方向へ間隔をあけて複数設けられた固定機構15
と、管体14の端部近傍に設けられたシール機構16と
から構成されている。また、管体14の両端部側には、
それぞれフランジ部17が形成されており、これらフラ
ンジ部17には、前記蓋体13あるいは他の部材本体1
2がボルト・ナット等によって固定されるようになって
いる。
【0004】また、これらフランジ部17の周縁部に
は、外方へ向かって次第に拡径されたスカート18がそ
れぞれ形成されており、前記蓋体13を固定することに
より、この蓋体13の周縁部によって押圧されてさらに
拡径されるようになっている。固定機構15は、図6に
示すように、管体14の外周面に設けられたガイド部2
1によって管体14の半径方向へ摺動可能に固定板22
が支持された構造となっている。また、管体14には、
固定板(固定部材)22の半径方向内方側に、この固定
板22に沿って複数の孔部(図示略)が形成されてお
り、この孔部には、それぞれナット23が連通された状
態に溶接等によって固定されている。そして、この管体
14に固定されたナット23へ管体14の内周面側から
固定ボルト24をねじ込むと、これら固定ボルト24の
先端部が固定板22と当接し、さらにねじ込むと、これ
ら固定ボルト24によって固定板22が管体14の半径
方向外方へ移動されて管路1の内周面に突き当てられ、
これにより、管体14が管路1にほぼ同心円上に配置さ
れた状態に固定されるようになっている。
【0005】また、管路14の内周面と当接される固定
板22の当接面22aは、凹凸状に形成されており、こ
の凹凸状に形成された当接面22aによって管路1の内
周面と固定板22とのずれが防止されるようになってい
る。なお、管体14の外周に4つの固定機構15を円周
方向へ等間隔に配置したが、これらの固定機構15は、
管路1の径に応じてその数が決められる。即ち、管路1
が大径である場合は、固定機構15の数を多くすること
により、部材本体12の管路1への固定強度が高められ
る。
【0006】加えて、管路1が例えば塩化ビニール等の
樹脂から形成された比較的軟質なものの場合、図7に示
すように、固定板22として、その当接面22aにゴム
板25等が取り付けられたものを使用することにより、
この管路1を損傷させることなく、部材本体12を管路
1へ確実に固定させることが可能となる。また、シール
機構16は、図8に示すように、管体14の外周面側
に、円周方向へ沿って形成された環状の溝部31内に、
環状に形成されたゴムリング(シール部材)32が摺動
可能に設けられた構造となっており、このゴムリング3
2の内周面側には、ステンレス等からなる細長い板を円
形に形成した環状板33が設けられている。
【0007】また、シール機構16が設けられた部分の
管体14には、円周方向へ複数の孔部(図示略)が間隔
をあけて形成されており、これら孔部と連通する位置に
それぞれナット34が溶接等によって管体14の内周面
に固定されている。そして、これら管体14の内周面に
固定されたナット34には、管体14の内面側からそれ
ぞれ押圧ボルト35がねじ込まれるようになっており、
これら押圧ボルト35をねじ込むことにより、これら押
圧ボルト35の先端部が環状板33と当接し、さらに押
圧ボルト35をねじ込むことにより、これら押圧ボルト
35によって環状板33が管体14の半径方向外方へ押
圧され、この環状板33を介してゴムリング32が半径
方向外方へ拡径し、その外周面が管路1の内周面へ押し
付けられて密着され、管体14の外周面と管路1の内周
面との間がシールされるようになっている。
【0008】次に、上記構造の管路調整部材11によっ
て管路1を止水する場合について、手順にしたがって説
明する。 (1)まず、部材本体12を管路1内の所定の位置(管
路1の補修箇所よりも上流側)に配置させる。 (2)次いで、この部材本体12の固定機構15を構成
する固定ボルト24をねじ込むことにより、固定板22
を半径方向外方へそれぞれ押圧させる。このようにする
と、これら固定板22の当接面22aが管路1の内周面
に当接され、この部材本体12の管体14が、管路1の
ほぼ同心円上に配置された状態に固定される。 (3)その後、部材本体12のシール機構16を構成す
る押圧ボルト35をねじ込むことにより、環状板33を
介してゴムリング32をそれぞれ拡径させる。このよう
にすると、これら拡径されるゴムリング32の外周面が
管路1の内周面に押し付けられて密着され、管体14の
外周と管路1の内周との間がシールされる。
【0009】(4)この状態において、部材本体12の
端部に形成されたフランジ部17へ蓋体13をボルト・
ナット等によって固定する。このようにすると、この部
材本体12の管体14の内部が蓋体13によって塞が
れ、管路1が、部材本体12と、部材本体12のフラン
ジ部17に固定された蓋体13とによって封鎖された状
態となる。また、このとき、フランジ部17の周縁部に
形成されたスカート18が蓋体13の周縁部によって押
圧されて拡径され、このスカート18の周縁部が管路1
の内周面に当接され、管体14の外周と管路1の内周と
の間がさらにシールされる。これにより、管路調整部材
11によって封鎖された管路1内の、止水箇所から下流
側において、各種の補修作業を良好に行なうことができ
る。即ち、管路1内を流れる水が、管路1内に設置され
た管路調整部材11によって止められた状態となる。
【0010】また、図9に示す管路調整部材41のよう
に、蓋体13に開口部42を形成し、この開口部42
に、バルブ43を設け、このバルブ43を開くことによ
り、管路1内に所定量の水を流水させることができる。
即ち、補修作業中に、補修作業に差しつかえのない流水
を行ないたい場合は、このバルブ43を開いて流水させ
ることができる。しかも、このバルブ43の開度を調節
することにより、管路1内の流水量を希望通りにコント
ロールすることができる。さらに、マンホール内にて補
修工事を行なう場合には、図10に示すように、マンホ
ールM内につながる管路1、1の開口部近傍部分に管路
調整部材11の部材本体12をそれぞれ設置し、これら
部材本体12のそれぞれのフランジ部17に連結管路4
5、46を連結させる。このようにすると、管路1を流
れる水がマンホールM内へ流れ込むことなく、連結管路
45、46内を流れることとなり、このマンホールM内
での補修作業を容易に行なうことが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記固定機
構15は、移動部材としての固定板22を移動させるた
めの、ネジ部材としての固定ボルト24が、またシール
機構16は、移動部材としての環状板33を移動させる
ための、ネジ部材としての押圧ボルト35が、それぞ
れ、回転力を付与する回転力付与手段が係合される頭部
を内側に突出させて管体に設けられている。このため、
これらのネジ部材には、管体内に導入される流体に接触
することより摩耗が発生されることになり、また管体に
連結管路を設けて他の管路へ流体を導く場合にはこれら
ネジ部材が流体への抵抗となってしまうことがあり、こ
れらの点でさらに改良の余地があった。
【0012】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、ネジ部材の摩耗の発生およびネジ部材により流体
に生じる抵抗を低減することができる管路調整部材を提
供することを主目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
管路調整部材は、流体が流される管路よりも小径な管体
と、該管体の内部を密閉する蓋体または該管体の内部に
連通される連結管路とを有し、管路の内部に設けられて
該管路を遮断または変更させるもので、回転力を付与す
る回転力付与手段が係合される頭部とネジ部とを有し、
管体に、頭部を内側にネジ部を外側に配置しかつ軸方向
移動が移動規制手段で規制されて設けられるネジ部材
と、管体の外側に設けられ、ネジ部材のネジ部に螺合さ
れて該ネジ部材の回転により管体から近接離間するよう
移動する移動部材と、を有するものであって、管体の内
周面に外周側に向けて凹む凹部を設け、該凹部内にネジ
部材の頭部を収めてなることを特徴としている。
【0014】本発明の請求項2記載の管路調整部材は、
請求項1記載のものに加えて、前記移動部材は、管体の
外周側に円周方向へ間隔をあけて複数設けられ管路の内
側に当接して管体を管路の内側に固定させる固定部材で
あることを特徴としている。
【0015】本発明の請求項3記載の管路調整部材は、
請求項1記載のものに加えて、前記移動部材が管体の外
周側に円周方向へ間隔をあけて複数設けられるととも
に、これら移動部材の外側に、管路の内側に当接して管
体と管路との間をシールする環状のシール部材が配置さ
れてなることを特徴としている。
【0016】本発明の請求項4記載の管路調整部材は、
請求項3記載のものに加えて、前記移動部材は、ネジ部
材を挟んで、管体の軸線方向における両側に延在する延
在部を有しており、これら延在部のそれぞれの外側に前
記シール部材が配置されてなることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項5記載の管路調整部材は、
請求項1乃至4のいずれか一項記載のものに加えて、前
記ネジ部材と管体との間には、前記ネジ部より頭部側に
シールリングが設けられていることを特徴としている。
【0018】本発明の請求項6記載の管路調整部材は、
請求項5記載のものに加えて、前記ネジ部材は、前記ネ
ジ部を有する第一部材と、前記頭部を有するとともに第
一部材の内側に螺合される第二部材とを有しており、こ
れら第一部材と第二部材の頭部との間に管体を介在させ
ることにより、前記移動規制手段を構成し、しかも、前
記第一部材と第二部材との相対回転を許容および規制す
る回転規制手段を具備することを特徴としている。
【0019】本発明の請求項7記載の管路調整部材は、
請求項6記載のものに加えて、前記管体と第一部材との
間に座金を介在させてなることを特徴としている。
【0020】
【作用】本発明の請求項1記載の管路調整部材によれ
ば、管体に、軸方向移動が移動規制手段で規制されて設
けられるネジ部材の頭部が、管体の内周面に外周側に向
けて凹むよう設けられた凹部内に収められているため、
該頭部を含むネジ部材が管体内に突出することがない。
【0021】本発明の請求項2記載の管路調整部材によ
れば、移動部材は、管体の外周側に円周方向へ間隔をあ
けて複数設けられ管路の内側に当接して管体を管路の内
側に固定させる固定部材であるため、該固定部材を移動
させるネジ部材が管体内に突出することがない。
【0022】本発明の請求項3記載の管路調整部材によ
れば、移動部材が管体の外周側に円周方向へ間隔をあけ
て複数設けられるとともに、これら移動部材の外側に、
管路の内側に当接して管体と管路との間をシールする環
状のシール部材が配置されてなるため、該シール部材を
移動させる移動部材を移動させるネジ部材が管体内に突
出することがない。
【0023】本発明の請求項4記載の管路調整部材によ
れば、移動部材は、ネジ部材を挟んで、管体の軸線方向
における両側に延在する延在部を有しており、これら延
在部のそれぞれの外側にシール部材が配置されているた
め、ネジ部材の移動で二つのシール部材が同時に移動す
る。
【0024】本発明の請求項5記載の管路調整部材によ
れば、ネジ部材と管体との間には、ネジ部より頭部側に
シールリングが設けられているため、頭部と管体の凹部
との隙間から管体外側に、管体内の流体が漏れ出すこと
がない。
【0025】本発明の請求項6記載の管路調整部材によ
れば、回転規制手段により第一部材と第二部材との相対
回転を許容した状態とすることにより、ネジ部を有する
第一部材と、頭部を有する第二部材との螺合を解除でき
る。これにより、ネジ部材が、第一部材と第二部材の頭
部との間に管体が介在されていたことにより軸方向移動
を規制された状態から、解除されて管体から外され、よ
って、ネジ部材と管体との間の、ネジ部より頭部側に設
けられたシールリングを容易に交換することができる。
【0026】本発明の請求項7記載の管路調整部材によ
れば、管体と第一部材との間に座金を介在させてなるた
め、ネジ部材の回転により第一部材が管体に対し回転し
た場合に生じるこれらの間のかじりを防止することがで
きる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の管路調整部材の一実施例を図
1〜図3を主に参照して説明する。なお、以下の実施例
の管路調整部材は、上述した管路調整部材に対して固定
機構およびシール機構の構成が相違しているため、この
相違部分を中心に以下に説明し、上述した管路調整部材
と同様の部分はその説明を略す。本実施例の管路調整部
材51も、略円筒状に形成された、一般構造用圧延鋼材
またはステンレス鋼材からなる管体48と、この管体4
8の外周側に、円周方向へ等間隔をあけて複数(例えば
四カ所)設けられた固定機構49と、管体48の端部近
傍にそれぞれ設けられたシール機構50とを有してい
る。
【0028】まず、固定機構49およびシール機構50
の共通の構成について説明する。本実施例の管体48
は、円筒状の管体本体52と、該管体本体52の外周面
53側に固定された複数のテーパ部材54とを有してい
る。すなわち、図2および図3に詳細に示すように、管
体本体52には、内周面55から外周面53に貫通する
貫通円形孔56が、管体本体52の軸線方向における中
央位置および両端部近傍位置のそれぞれについて、円周
方向へ等間隔で複数形成されており、これら貫通円形孔
56の外周面53側に、管体本体52への固定側の内径
が貫通円形孔56と略同径とされ、管体本体52の半径
方向外方へ向うほど小径とされて、しかも半径方向外方
の端部が同径で所定長さ延在される孔部57とされた、
略漏斗状をなすテーパ部材54がそれぞれ溶接固定され
ている。
【0029】ここで、管体本体52に固定されたテーパ
部材54はそれぞれの孔部57側の端面58が、管体4
8の半径方向の仮想線分に直交配置されており、この端
面58の孔部57側の内端縁には、一段凹む環状の段部
59が形成されている。なお、貫通円形孔56の内周面
55側の一部とテーパ部材54の内面とで、管体48の
内周面55に外周面53側に向けて凹むよう設けられた
凹部61が構成されることになる。
【0030】そして、この凹部61および孔部57に
は、キャップボルト(第二部材)62が挿通されてい
る。このキャップボルト62は凹部61内に完全に入り
込む(収められる)略円錐状の頭部63と該頭部63の
小径側に設けられ外周部にネジ64が形成された軸部6
5とを有しており、頭部63の軸部65に対し反対側の
端面には、該キャップボルト62に回転力を付与する回
転力付与手段が係合される係合穴66が形成されている
(例えば、回転力付与手段として一般的な六角レンチを
用いる場合、係合穴66は六角穴とされる)。
【0031】キャップボルト62の軸部65には、該軸
部65より大径の円筒状の円筒部材68(第一部材)
が、その内周部に形成されたネジ69により螺合されて
おり、この円筒部材68の外周部にネジ部70が形成さ
れている。ここで、頭部63を管体48の内側に配置す
るよう孔部57に凹部61側からキャップボルト62を
挿通させ、軸部65に円筒部材68を螺合させることに
より、キャップボルト62の頭部63と円筒部材68と
の間に管体48のテーパ部材54の内端部を介在させ
る。これにより、キャップボルト62と円筒部材68と
で主に構成されるネジ部材71が、頭部63を管体48
の内側にネジ部70を外側に配置した状態で、軸線方向
の移動が規制されることになり、よって、この頭部63
と円筒部材68と介在されるテーパ部材54とにより、
移動規制手段が構成されることになる。
【0032】なお、キャップボルト62および円筒部材
68を管体48に取り付ける際には、テーパ部材54の
段部59にOリング(シールリング)73を嵌合させ、
円筒部材68とテーパ部材54との間に、これらの直接
接触を防止する特殊鋼からなるスラスト座金(座金)7
4を介在させることになり、また、キャップボルト62
と円筒部材68の螺合量は、これらで構成されるネジ部
材71が不要にガタつくことなくしかも良好に回転され
るように設定されている。
【0033】そして、このように螺合された取付状態
で、位置が合う一つのネジ穴75が頭部63に対し反対
側にキャップボルト62と円筒部材68とにかけて形成
されており、このネジ穴75に、キーネジ(回転規制手
段)76を螺合させることによりキャップボルト62と
円筒部材68とは相対回転が規制されて一体となり、ま
たキーネジ76の螺合を解除すれば、キャップボルト6
2と円筒部材68とは相対回転が許容されて分離可能か
つ管体48から取り外し可能となる。また、前記取付状
態において、Oリング73は、ネジ部材71と管体48
との間の、ネジ部70より頭部63側に位置することに
なる。さらに、前記取付状態において、すべてのネジ部
材71の外端を通る仮想外接円の直径は、この管路調整
部材51が配置される管路1の内径より若干小さくされ
ている。
【0034】次に、本実施例の固定機構49について図
2を参照して説明する。なお、この固定機構49は、管
体48の軸線方向における中央のネジ部材71(以下中
央のネジ部材71と称す)をその一部として用いること
になる。管体本体52の外周面53には、管体本体52
の軸線方向における中央位置に固定されたテーパ部材5
4を間に挟んで両側に、管体48と同様の材質の環状板
材80が、所定の間隔をあけかつ管体48の径方向に沿
うよう配置されて、その内周面81において溶接固定さ
れている。なお、勿論、これら環状板材80の外径は、
この管路調整部材51が配置される管路1の内径より若
干小さくされている。
【0035】そして、中央のネジ部材71のネジ部70
には、固定板(移動部材,固定部材)82が、その内部
に一体に固定されたナット部材83において螺合されて
いる。この固定板82は、中央のネジ部材71への螺合
状態において、管体48の軸線方向における両端面84
が両環状板材80に近接されており、これにより、両環
状板材80で、中央のネジ部材71の回転方向と同方向
の回転が規制されている。したがって、固定板82は、
中央のネジ部材71の回転により、中央のネジ部材71
上を管体48から、該管体48の半径方向に沿って近接
または離間するように移動されることになる。
【0036】よって、このような固定機構49によれ
ば、中央のネジ部材71の係合穴66に管体48の内周
面55側から図示せぬ六角ボルトを係合させ、この六角
ボルトで中央のネジ部材71を回転させると、この回転
で固定板82が管体48の半径方向外方へ移動されて、
管路1の内周面2に突き当てられることになり、周方向
のすべての固定機構49の固定板82を同様に移動させ
ることで、管体48が管路1にほぼ同軸上に配置された
状態に固定される。なお、本実施例の固定板82は、管
路1の内周面とのずれを防止するため、管路48の内周
面と当接される当接面85が、凹凸状に形成されている
が、管路1が例えば塩化ビニール等の樹脂から形成され
た比較的軟質なものの場合、当接面85にゴム板等を取
り付けたりすることも可能である。
【0037】次に、本実施例のシール機構50について
図3を参照して説明する。なお、シール機構50は、管
体の軸線方向における両端近傍に鏡面対称をなして設け
られることになり、また、管体48の軸線方向における
両端近傍のネジ部材71(以下端側のネジ部材71と称
す)をその一部として用いることになる。管体本体52
の外周面53には、管体本体52の軸線方向における両
端近傍位置に固定されたテーパ部材54を間に挟んでそ
れぞれの両側に、管体48と同様の材質の環状板材87
が、所定の間隔をあけかつ管体48の径方向に沿うよう
配置されて、その内周面88において溶接固定されてお
り、加えて、管体本体52の軸線方向におけるさらに端
部側(図3においては左側)にも、同様の材質の環状板
材89が、中央側(図3においては右側)に隣り合う環
状板材87と所定の間隔をあけかつ管体48の径方向に
沿うよう配置されて、その内周面90において溶接固定
されている。
【0038】ここで、管体本体52の軸線方向における
最も端部側の環状板材89とその中央側に隣り合うの環
状板材87との間の距離は、さらにその中央側に隣り合
う環状板材87とこの中央側に隣り合う中央の環状板材
80との距離と等しくされている。すなわち、中央の環
状板材80は、固定機構49とシール機構50とに共用
されている。また、端側のネジ部材71の両側に近接す
る環状板材87には、管体本体52の軸線方向に沿って
矩形状の挿通孔92がそれぞれ形成されている。なお、
勿論、環状板材87,89の外径は、環状部材80と同
様、この管路調整部材51が配置される管路1の内径よ
り若干小さくされている。
【0039】そして、端側のネジ部材71のネジ部70
には、移動部材94が螺合されている。この移動部材9
4は、中央に端側のネジ部材71のネジ部70に螺合す
るネジ孔95が形成されたナット部96を有しており、
さらに、このナット部96から相反する方向に、テーパ
部材54の形状に合わせて先端側が管体本体52側に近
接するよう傾斜してそれぞれ延出する傾斜板部97と、
これら傾斜板部97のそれぞれの先端から管体本体52
の外周面53に沿うよう延出された作動板部(延在部)
98とを有する形状をなしている。
【0040】ここで、ナット部96を端側のネジ部材7
1に螺合させた状態において、移動部材94は、上記し
た環状部材87の挿通孔92に傾斜板部97を挿通さ
せ、これら環状板材87と隣り合う環状板材89あるい
は環状部材80との間に作動板部98を配置させてい
る。なお、傾斜板部97の、管体本体52の円周方向に
おける幅(図1および図3における紙面直交方向の幅)
は挿通孔92の同方向の二面幅より若干小さくされてお
り、これにより、移動部材94は、回転が規制される。
よって、端側のネジ部材71の回転により、移動部材9
4は、端側のネジ部材71上を管体48から、管体48
の軸線方向に延在した状態を維持しつつ該管体48の半
径方向に沿って近接または離間するように移動すること
になる。
【0041】加えて、環状板材87と隣り合う環状板材
80あるいは環状部材89との間には、作動板部98
の、管体14の径方向における外側に、円環状をなすと
ともに径方向に伸縮可能な円筒状のスプリング環材99
が配置され、このスプリング環材99のさらに径方向外
側に、上述と同様の、環状のゴムリング(シール部材)
100が設けられている。
【0042】よって、このようなシール機構50によれ
ば、端側のネジ部材71の係合穴66に管体48の内周
面55側から図示せぬ六角ボルトを係合させ、該六角ボ
ルトで端側のネジ部材71を回転させると、この回転で
移動部材94が管体48の半径方向外方へ移動されて、
スプリング環材99が作動板部98で管体48の半径方
向外方へ押圧され、このスプリング環材99を介してゴ
ムリング100が半径方向外方へと拡径し、その外周面
101が管路1の内周面2へ押し付けられて密着される
とともに管体48の軸線方向に広がるよう変形して環状
板材87と環状板材89あるいは環状板材80とに密着
される。そして、管体48の軸線方向において同側にあ
る周方向のすべての移動部材94を同様に移動させるこ
とで、管体48の外周面53と管路1の内周面2との間
が二重にシールされることになる。そして、このような
シールを管体48の両側のシール機構50についてそれ
ぞれ行なうのである。
【0043】以上に述べた構成の本実施例の管路調整部
材51によれば、管体48に、軸方向移動が規制されて
設けられるネジ部材71の頭部63が、管体48の内周
面55に外周側に向けて凹むよう設けられた凹部61内
に収められており、該頭部63を含むネジ部材71が管
体48内に突出することがない。したがって、固定板8
2を移動させる中央のネジ部材71およびゴムリング1
00を移動部材94を介して拡径させる端側のネジ部材
71が、流体と接触することにより摩耗を生じたり、流
体へ抵抗を発生させることがなくなる。
【0044】また、移動部材94は、端側のネジ部材7
1を挟んで、管体48の軸線方向における両側にそれぞ
れ延在する作動板部98を有しており、これら作動板部
98のそれぞれの外側にゴムリング100がスプリング
環材99を介して配置されているため、一つの端側のネ
ジ部材71の移動で二つのゴムリング100を同時に移
動させることができる。なお、ゴムリング100を二重
構造とすることにより、シール性が向上することは勿論
である。そして、さらに、ネジ部材71と管体48との
間には、ネジ部70より頭部63側にOリング73が設
けられているため、頭部63と管体48の凹部61との
隙間から管体48の外側に管体48内の流体が漏れ出す
ことを防止できる。
【0045】加えて、キーネジ76を外すことによりキ
ャップボルト62と円筒部材68との相対回転を許容し
た状態とすることにより、ネジ部70を有する円筒部材
68と、頭部63を有するキャップボルト62との螺合
を解除できる。これにより、ネジ部材71が、円筒部材
68とキャップボルト62の頭部63との間に管体48
のテーパ部材54が介在されていたことにより軸方向移
動を規制された状態から、解除されて外され、よって、
ネジ部材71と管体48との間の、ネジ部70より頭部
63側に設けられたOリング73を容易に交換すること
ができる。さらに、管体48のテーパ部材54と円筒部
材68との間にスラスト座金74を介在させてなるた
め、ネジ部材71の回転により円筒部材68がテーパ部
材54に対し回転した場合に生じるこれらの間のかじり
を防止することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の管路調整部材に
よれば、管体に、軸方向移動が移動規制手段で規制され
て設けられるネジ部材の頭部が、管体の内周面に外周側
に向けて凹むよう設けられた凹部内に収められているた
め、該頭部を含むネジ部材が管体内に突出することがな
い。したがって、ネジ部材が、流体と接触することによ
り摩耗を生じたり、流体に抵抗を発生させることがなく
なる。
【0047】本発明の請求項2記載の管路調整部材によ
れば、移動部材は、管体の外周側に円周方向へ間隔をあ
けて複数設けられ管路の内側に当接して管体を管路の内
側に固定させる固定部材であるため、該固定部材を移動
させるネジ部材が管体内に突出することがない。したが
って、固定部材を移動させるネジ部材が、流体と接触す
ることにより摩耗を生じたり、流体に抵抗を発生させる
ことがなくなる。
【0048】本発明の請求項3記載の管路調整部材によ
れば、移動部材が管体の外周側に円周方向へ間隔をあけ
て複数設けられるとともに、これら移動部材の外側に、
管路の内側に当接して管体と管路との間をシールする環
状のシール部材が配置されてなるため、該シール部材を
移動させる移動部材を移動させるネジ部材が管体内に突
出することがない。したがって、シール部材を移動部材
を介して移動させるネジ部材が、流体と接触することに
より摩耗を生じたり、流体に抵抗を発生させることがな
くなる。
【0049】本発明の請求項4記載の管路調整部材によ
れば、移動部材は、ネジ部材を挟んで、管体の軸線方向
における両側に延在する延在部を有しており、これら延
在部のそれぞれの外側にシール部材が配置されているた
め、ネジ部材の移動で二つのシール部材を同時に移動さ
せることができる。
【0050】本発明の請求項5記載の管路調整部材によ
れば、ネジ部材と管体との間には、ネジ部より頭部側に
シールリングが設けられているため、頭部と管体の凹部
との隙間から管体外側に管体内の流体が漏れ出すことを
防止できる。
【0051】本発明の請求項6記載の管路調整部材によ
れば、回転規制手段により第一部材と第二部材との相対
回転を許容した状態とすることにより、ネジ部を有する
第一部材と、頭部を有する第二部材との螺合を解除でき
る。これにより、ネジ部材が、第一部材と第二部材の頭
部との間に管体が介在されていたことにより軸方向移動
を規制された状態から、解除されて管体から外され、よ
って、ネジ部材と管体との間の、ネジ部より頭部側に設
けられたシールリングを容易に交換することができる。
【0052】本発明の請求項7記載の管路調整部材によ
れば、管体と第一部材との間に座金を介在させてなるた
め、ネジ部材の回転により第一部材が管体に対し回転し
た場合に生じるこれらの間のかじりを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による管路調整部材の要部を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例による管路調整部材の固定機
構を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例による管路調整部材の図1に
おける左側のシール機構を示す断面図である。
【図4】管路調整部材の構成、構造及び使用状態を説明
する管路に設置した管路調整部材の断面図である。
【図5】管路調整部材の構成及び構造を説明する管路調
整部材の斜視図である。
【図6】管路調整部材の固定機構の構成及び構造を説明
する固定機構の側面図である。
【図7】管路調整部材の他の固定機構の構成及び構造を
説明する固定機構の側面図である。
【図8】管路調整部材のシール機構の構成及び構造を説
明するシール機構の断面図である。
【図9】管路調整部材の構成及び構造を説明する管路に
設置した管路調整部材の断面図である。
【図10】管路調整部材のマンホールにおける使用例を
説明する管路に部材本体を設置した状態のマンホールの
断面図である。
【符号の説明】
1 管路 51 管路調整部材 48 管体 54 テーパ部材(移動規制手段) 55 内周面 61 凹部 62 キャップボルト(第二部材) 63 頭部(移動規制手段) 68 円筒部材(移動規制手段,第一部材) 70 ネジ部 71 ネジ部材 73 Oリング(シールリング) 74 スラスト座金(座金) 76 キーネジ(回転規制手段) 82 固定板(移動部材,固定部材) 94 移動部材 98 作動板部(延在部) 100 ゴムリング(シール部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流される管路よりも小径な管体
    と、該管体の内部を密閉する蓋体または該管体の内部に
    連通される連結管路とを有し、管路の内部に設けられて
    該管路を遮断または変更させるものであって、 回転力を付与する回転力付与手段が係合される頭部とネ
    ジ部とを有し、管体に、頭部を内側にネジ部を外側に配
    置しかつ軸方向移動が移動規制手段で規制されて設けら
    れるネジ部材と、 管体の外側に設けられ、ネジ部材のネジ部に螺合されて
    該ネジ部材の回転により管体から近接離間するよう移動
    する移動部材と、を有する管路調整部材において、 管体の内周面に外周側に向けて凹む凹部を設け、該凹部
    内にネジ部材の頭部を収めてなることを特徴とする管路
    調整部材。
  2. 【請求項2】 前記移動部材は、管体の外周側に円周方
    向へ間隔をあけて複数設けられ管路の内側に当接して管
    体を管路の内側に固定させる固定部材であることを特徴
    とする請求項1記載の管路調整部材。
  3. 【請求項3】 前記移動部材が管体の外周側に円周方向
    へ間隔をあけて複数設けられるとともに、これら移動部
    材の外側に、管路の内側に当接して管体と管路との間を
    シールする環状のシール部材が配置されてなることを特
    徴とする請求項1記載の管路調整部材。
  4. 【請求項4】 前記移動部材は、ネジ部材を挟んで、管
    体の軸線方向における両側に延在する延在部を有してお
    り、これら延在部のそれぞれの外側に前記シール部材が
    配置されてなることを特徴とする請求項3記載の管路調
    整部材。
  5. 【請求項5】 前記ネジ部材と管体との間には、前記ネ
    ジ部より頭部側にシールリングが設けられていることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の管路調
    整部材。
  6. 【請求項6】 前記ネジ部材は、前記ネジ部を有する第
    一部材と、前記頭部を有するとともに第一部材の内側に
    螺合される第二部材とを有しており、これら第一部材と
    第二部材の頭部との間に管体を介在させることにより、
    前記移動規制手段を構成し、しかも、前記第一部材と第
    二部材との相対回転を許容および規制する回転規制手段
    を具備することを特徴とする請求項5記載の管路調整部
    材。
  7. 【請求項7】 前記管体と第一部材との間に座金を介在
    させてなることを特徴とする請求項6記載の管路調整部
    材。
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