JPH0834764B2 - 妨害抑制装置及び方法 - Google Patents

妨害抑制装置及び方法

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JPH0834764B2
JPH0834764B2 JP3044602A JP4460291A JPH0834764B2 JP H0834764 B2 JPH0834764 B2 JP H0834764B2 JP 3044602 A JP3044602 A JP 3044602A JP 4460291 A JP4460291 A JP 4460291A JP H0834764 B2 JPH0834764 B2 JP H0834764B2
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signal
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ジョセフ ロング ブライアン
ジェイムズ ハインズ マイケル
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DEIJITARU IKUIPUMENTO INTERN Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/30Reducing interference caused by unbalanced currents in a normally balanced line

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号線上の妨害の抑制
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの分野においては、異なる
機器ユニット間に信号を伝送しなければならない場合が
多い。普及している信号技術の1つは直流信号を使用す
るものである。この技術は2つの機器ユニット間の距離
が1000m程度までの範囲内にあり、ビットレートが
過度に高くない場合に広く用いられる。
【0003】この技術は、(例えば並列8線の)単一チ
ャネルが間断なく動作していれば、殆ど妨害を受けるこ
とはない。しかしながら、チャネルが常に動作してはお
らず、受信端の回路がオンにされたままである場合には
問題が起り得る。妨害はチャネル上で発生し得るもので
あり、これは受信回路を誤トリガさせる程充分に大きい
ものであり得る。
【0004】これをさらに詳しく検討すれば、電信回路
は送信端のユニットが動作に入る時点を知る由もない
し、また受信回路を送信ユニットと共にオン/オフする
ことは実現できそうにもないことから、受信回路は常に
オンのままにされることが多い。一つの典型的な例は、
大きい建物内の別の場所に配置されているホストコンピ
ュータに結合されたマイクロコンピュータまたはワーク
ステーションである。ホストコンピュータはその受信回
路を常に動作させ続けなければならないのに対して、ホ
ストコンピュータに結合されている種々のユニットは予
測できない時点に電源がオン/オフされる。
【0005】この信号技術は1000m程度までの距離
において効果的である。信号は、共通の戻り線即ち接地
線を参照した信号線によって伝送される。信号線は(ラ
イン)ドライバによって駆動され、典型的には電源を切
った時のドライバの出力インピーダンスは高い。従って
ドライバの電源が切られている時の信号線上の電圧は、
受信回路によって大きく支配されることになる。しか
し、2つの位置間の局部接地電圧の変動がドライバ端に
おいて戻り線に印加されるので、このような局部接地電
圧の変動が受信端で信号線と戻り線との間に現われるよ
うになる。
【0006】また、2またはそれ以上のチャネル(同一
ユニット間または異なるユニット間)の線がかなりの距
離に亘って互に接近し合って起ることも生じやすい。こ
のような場合、異なるチャネルの線間にはかなりの容量
性結合が存在する。電源を切ったドライバの出力インピ
ーダンスは高いから、そのようなチャネルの線上にはか
なりの電圧が誘起され得る。この相互結合も、電源を切
ったチャネルの受信側に現われる。
【0007】この型の伝送方式のための種々の基準が認
められている。これは、特に受信側の感度を規定してい
る。この感度を維持するとドライバの、電源が切られた
チャネルの受信側が(上記原因の何れかによる)妨害に
よって容易に誤トリガされる恐れがある。明らかにこれ
は望ましいものではない。受信ユニットは、例えばシス
テムプロトコル違反を検出することによって誤トリガを
検出するように設計することは可能であるが、これはシ
ステム設計をより複雑にし、これらの誤信号を装置内へ
ログしようとするための付帯処理(オーバーヘッド)を
必要とするようになる。
【0008】
【発明の概要】本発明の主目的は、1対の信号線を通し
て到達する信号を受信端において前処理してドライバの
電源が切られている時に現われる妨害を拒否する回路を
提供することである。本発明は装置と方法とを提供す
る。本発明の一面は、ラインドライバと、1対の信号線
によってそれに結合されているラインレシーバとを含む
システムにおいて信号線を介して到達する信号をレシー
バ端において処理する前処理回路を具備することを特徴
とし、この前処理回路は信号線間の電位を所定の限度間
で調整する調整手段と、信号線の状態の変化を補償する
ようにシステム感度を変更する手段と、ラインドライバ
の電源が切られている時の妨害を拒否する手段とを含ん
でいる。
【0009】前処理回路の好ましい第1の実施例におい
ては、調整手段はバイアス手段と、バイアス制限手段と
を具備し、バイアス手段は雑音によってラインレシーバ
がトリガされないようにするためにラインレシーバに渡
される信号にバイアスを与えてラインレシーバ入力をト
リガ電圧レベルから遠去けて保持し、バイアス制限手段
はラインドライバからの真の信号に対する装置の感度が
所望のレベル以下に低下しないようにするためにライン
ドライバからの信号に応答して実効バイアスを制限もし
くは減少させる。
【0010】前処理回路の第2の実施例においては、2
つの信号線間に接続されている抵抗と、この抵抗を通る
電流を供給する手段を含む電流調整回路と、信号線の状
態に応答してこの抵抗の対応端を通る電流を調節する各
信号線毎の電流調節手段とを具備する。前処理回路の好
ましい実施例においては、レシーバに渡される信号にバ
イアスを印加する。このバイアスはレシーバ入力をトリ
ガ電圧レベルから遠去けて保持してレシーバが雑音によ
ってトリガされないようにするが、ドライバからの信号
に応答して実効バイアスは制限もしくは減少されてドラ
イバからの真の信号に対するシステムの感度が前記標準
によって要求されるレベル以下に低下しないようにする
効果を有している。
【0011】バイアス制限は、信号電流を検知し、それ
に従ってバイアスを調節することによって達成すること
ができる。変形として、信号電圧を検知し、それに依存
してバイアス電流を調節することによってバイアスを制
限してもよい。この電圧制御は、別の電圧検知手段によ
って雑音スパイクを検出し、激しい雑音が存在する場合
にはバイアスを増加させることによって補足することが
できる。バイアス電流調節は連続的に行ってもよいし、
段階的に行ってもよい。
【0012】本発明の主な特色には以下のものが含まれ
る。電流調整回路が電流を一方の信号線に供給する手段
と、他方の信号線から釣り合う電流を引き出す手段とを
含み、抵抗が2つの信号線間に接続されていて上記電流
がこの抵抗を流れ、そして各信号線毎に、電流調節手段
が信号線の状態に応答して抵抗を通る電流を調節する。
【0013】電流調整回路はカレントミラー回路によっ
て制御することができる。電流調整回路は定電流を発生
する手段を具え、また電流調節手段は抵抗を通る電流の
一部を抵抗外へ分流させる手段を各線毎に具えることが
できる。変形として、電流調整回路を制御するカレント
ミラー回路が、電流調節手段を形成する論理回路によっ
て制御される切替え可能な抵抗を含むことができる。
【0014】本発明は、ラインドライバと、1対の信号
線によって結合されているラインレシーバとを具えたシ
ステムにおいて信号線上の妨害を抑制する方法をも提供
し、本方法は信号線間の電位を所定の限度間に調整する
段階と、信号線の状態の変化を補償するようにシステム
感度を変更する段階と、ラインドライバの電源が切られ
ている時の妨害を拒否する段階とによって、1対の信号
線を介して到達する信号線をレシーバ端において前処理
することを特徴としている。
【0015】以下に添付図面を参照して幾つかの実施例
を説明する。
【0016】
【実施例】図1はドライバ12とレシーバ13とを接続
している典型的な信号線10、及び共通線即ち戻り線1
1を示す。レシーバ13は平衡差動増幅器及びトリガ回
路であって、線10と11との間の電圧差に応答する。
ドライバ12の電源が切られると、線10への出力イン
ピーダンスは高くなる。もし別のチャネルの信号線14
がかなりの距離に亘って信号線10と併走していれば、
線10と14との間にはかなりの容量性結合15が存在
する。従って線14上の信号が線10上へ相互結合され
る。線10は、戻り線11に対する容量16、電源が切
られたドライバ12の(高)出力抵抗、及びレシーバ1
3の入力抵抗を介して接地にも結合されている。相互結
合妨害の振幅は、これらによる電圧分割によって決定さ
れる。
【0017】レシーバ13が信号線10に対して呈する
入力インピーダンスは、電源が切られたドライバ12の
出力抵抗よりも遥かに小さい。従って線10上の電圧
は、実質的にレシーバ13の局部的接地電圧である(こ
こでは相互結合妨害を無視する)。しかし戻り線11は
ドライバ12において接地されているから、その電圧は
ドライバ12の局部的接地電圧である(レシーバ13が
線11に対して呈する入力インピーダンスは、ドライバ
12の極めて低い接地抵抗に対しては高い)。ドライバ
12の局部的接地とレシーバ13の局部的接地とが、電
圧源17で示してあるように数ボルトも異なる可能性は
大きい。このため、かなりの(そして多分変動する)電
圧がレシーバ13において線10と11との間に現われ
ることになる。
【0018】従って、これらの両妨害源がレシーバ13
を誤トリガさせ得る。本発明においては、レシーバ13
の直前の線10及び11に前処理回路18が接続され
る。この前処理回路18の機能は、ドライバ12の電源
が切られている期間中線10と11との間の妨害信号の
レベルをレシーバ13がトリガされるレベル以下に制限
することである。(勿論、回路18は電源が投入された
ドライバからの信号を妨害してはならない。)回路18
は線10及び11に接続されるのではあるが、回路18
とレシーバ13とは直接結合されているものと考えてよ
い。
【0019】図2は前処理回路の1例の回路図である。
線10及び11はドライバ12から図2の左側に到来
し、右側へ抜けてレシーバ13へ向う。これらの線の状
態が検知され、前処理回路はこれらの状態を調節して妨
害信号をそれらがレシーバ13をトリガできないレベル
まで低下させる。この前処理回路は、電流参照発生枝路
Q2−Q8−R8−Q10−Q14と、線10と11と
の間の電圧を調整する調整枝路Q1−Q3−Q6−R3
−Q11−Q12と、2つの電流分流枝路Q5−Q9及
びQ7−Q13とからなるものと考えることができる。
極く僅かな例外を除けばこの回路が上下対称であり、従
って例えばトランジスタQ1とQ12は型は逆(PNP
とNPN)であるが整合させてあることは明白であろ
う。
【0020】先ず電流参照発生枝路から説明する。V
REF と0とにまたがる参照電圧がNPNトランジスタQ
8とPNPトランジスタQ10のベースに印加され、こ
れらのトランジスタのエミッタは図示のように1.8kΩ
の抵抗R8を通して互に接続されている。これによって
150μA の一定の参照電流が得られ、この電流はQ8
及びQ10に直列に接続されている別の2つのトランジ
スタQ2及びQ14にも流れる。
【0021】参照電圧VREF 及び0は、幾つかの線(特
にそれらが単一のチップ上に実現されている場合には)
に共通であることが好ましく、このようにすれば単一の
信号VREF をトリミングするだけで全てのレシーバの電
流を調節し互に追従させることができる。この150μ
A の電流は増幅された形で調整枝路内に鏡映される。P
NPトランジスタQ1及びNPNトランジスタQ12
は、Q2及びQ14の面積の4倍の面積を有している。
従って電流参照発生枝路の電流は600μA の電流とし
て調整枝路に鏡映される。この電流が5kΩの抵抗R3
を通って流れるため、抵抗R3にまたがって3Vの電圧
が発生する。図示のように、線10及び11はそれぞれ
500Ωの抵抗R1及びR2を介して抵抗R8の両端に
接続されている。
【0022】トランジスタQ1とQ3とはカスコード接
続されていて、Q3を見た時により高いインピーダンス
を呈するようにしてある。NPNトランジスタQ12の
入力インピーダンスはPNPトランジスタQ3の入力イ
ンピーダンスよりも高いから、カスコード接続によって
Q3とQ12との整合が改善される。(もしNPNトラ
ンジスタとPNPトランジスタとが精密に整合している
ような正しいバイポーラ技術で回路が実現されるなら
ば、Q3は不要であろう。)抵抗R100、R101、
R200及びR201はカレントミラーの実効インピー
ダンスを増加させている。
【0023】調整枝路内の電流は安定に保たれるから抵
抗R3にまたがる電圧差も安定に保たれるが、抵抗R3
の両端の電圧は比較的自由に上下動することができる。
従って線10と11との間の電圧はレシーバの入力を一
定に保持する値に安定して保たれ、それによって誤トリ
ガが回避される。(レシーバの出力を変化させる入力差
電圧は通常は0Vに近い。)もし隣接する線からの相互
結合雑音によって線11上の電圧が変化すれば、線10
上の電圧も実質的に等量だけ変化する(線10はそのド
ライバ端に高いインピーダンスを有している)。この前
処理回路は、線10と接地との間の合計インピーダンス
をやや低下させる負性インピーダンスとして働らく。
【0024】以上に説明した動作は、電流分流枝路が変
化をもたらす。2つのトランジスタQ6及びQ7は調整
枝路の上側部分において抵抗R3を通る電流の一部を抵
抗外へ分流させるのを制御し、2つのトランジスタQ9
及びQ11は下側部分における同様機能を遂行する。調
整枝路内のトランジスタQ6及びQ11の寸法はQ2及
びQ14の面積の6倍であり、Q7及びQ9の寸法はQ
2及びQ14の面積の2倍である。従って、Q6とQ7
及びQ11とQ9との間の寸法比は3:1である。抵抗
R4にまたがる電圧が0である時にはトランジスタQ1
からの電流は3:1の比でトランジスタQ6とQ7に分
流し、従ってQ6には450μA の電流が流れるので抵
抗R3にまたがって2.25Vの電圧が発生することにな
る。
【0025】ドライバ12に電源が入り、線(線10及
び11)に負荷が印加されると、2つの500Ωの抵抗
R1及びR2にまたがって電圧が発生する。電流分流枝
路Q7−Q13について言えば、線10上の電圧はトラ
ンジスタQ7及びトランジスタQ6のベースに印加され
るが、トランジスタQ6のベースに印加される電圧はト
ランジスタQ7のベースに印加される電圧とは抵抗R1
にまたがる電圧降下分だけ異なる。つまり線10に印加
された負荷はQ7のベース電圧をQ6のベース電圧に対
して増加させるので、Q1からQ6とQ7へ分流する電
流の比は3:1から変化するようになる。
【0026】この電流の分流は近似的に次のように与え
られる。 Ie(Q6)及び Ie(Q7)をそれぞれQ6及び
Q7の実際のエミッタ電流とし、 Is(Q6)及び Is(Q
7)をそれぞれQ6及びQ7の逆方向飽和電流とすれ
ば、 Ie(Q6)/Ie(Q7)=Is(Q6)/Is(Q7)・exp(ΔV/Vt) 但し、ΔVはQ6とQ7のベース間の電圧差であり、V
tは定数(300°K の温度においてkt/q=26m
V)である。上式の項 Is(Q6)/Is(Q7)はQ6と
Q7の面積比に等しく、定数(3)である。電圧差ΔV
はほぼ Iline・R1である。ここで Ilineは線10に流
入する電流であり、R1=500Ωである。(Q7から
のベース電流も線電流に寄与するが、Q7の利得が高い
限り無視してよい。) 以上のように、もし線10が純粋に浮いていれば電流分
流比は3:1であって、線10上の電圧は約2.25Vで
ある。もし信号が線10に印加されて線10上の電圧を
上昇させれば分流比も上昇し、Q6を流れる電流はQ1
を流れる全電流に向って増加する。一方、もし線10上
の電圧が低下すれば分流比も低下してQ6を流れる電流
は0に向って低下し、回路のバイアス効果は入力信号
(線10と11との間)が0V附近のスイッチングレベ
ルに接近するにつれて低下する。
【0027】5kΩの抵抗R4及びR7は、入力電圧
(線10及び11の何れか、または両方上の)が負電源
線より負になると流れる逆方向ベース・サブストレート
電流(寄生ダイオード電流)を制限するように働らく。
必要な保護回路の正確な形は実現される回路の特定の形
状によって異なり、また若干の回路(例えば、トランジ
スタ間を誘電体で分離させた回路、または離散回路成分
を使用した回路)では特別な保護は必要あるまい。従っ
てR4及びR7を通って流れるベース電流はQ6及びQ
7のエミッタ・ベース電圧に影響を与える。ΔVをより
正確に表す式は ΔV=Ic(Q6)・R1+Ib(Q6)・R7−Ib(Q7)・R1 である。
【0028】“早期電圧効果”、特にPNPトランジス
タの該効果の故に電流制限トランジスタQ7のコレクタ
に能動負荷Q13を設けてある。これはQ7のコレクタ
・エミッタ電圧を約3V以内でQ6のコレクタ・エミッ
タ電圧に追従せしめるので、回路の電圧性能を改善す
る。このため入力電圧変化等に基づくコレクタ・エミッ
タ電圧差に対する電流制限回路の依存度が低下し、回路
はQ7の早期電圧効果にそれ程感応しなくなる。
【0029】前述したように回路は対称であり、線11
上の電圧変化に応答してQ9とQ11との間で電流を分
流させる対応調節がなされる。2つのダイオードD1及
びD2は、線11上の電圧が負電源線よりも負になった
時にQ9及びQ11における逆方向ベース・エミッタ電
圧降伏を阻止するために含まれている。図3A及び図3
Bは前処理回路の第2の例である。図2の回路との主な
相違点は、電流分流枝路を使用する代りにカレントミラ
ーによって供給される電流を線10と11との間の入力
信号電圧に依存して変化させることである。また、この
依存性をスイッチさせているのである(図2の電流分流
回路のように電流を連続的に変化させるのではない)。
【0030】図3Aには電流調整枝路QA1−RA1−
QA2と、電流参照枝路QA3−ブロック20−QA4
とが示されている。電流調整枝路のトランジスタQA1
は図2のトランジスタQ1に対応し、抵抗RA1は抵抗
R3に対応し、トランジスタQA2はトランジスタQ1
2に対する。また電流参照枝路のトランジスタQA3は
トランジスタQ2に対応し、ブロック20は参照電流源
Q8−R8−Q10に対応し、トランジスタQA4はト
ランジスタQ14に対応する。
【0031】図3Bに参照電流源を示す。図2の1つの
枝路Q8−R8−Q10の代りに、この回路は3つの並
列枝路QA6−RA2−QA5、QA7−RA3−QA
8、及びQA9−RA4−QA10を含む。勿論、第1
の枝路は常にオンであり、第2及び第3の枝路は、ブロ
ック20が発生する参照電流が異なる3つの値に切り替
わるようにスイッチされる(後述するように、枝路QA
7−RA3−QA8は枝路QA9−RA4−QA10が
オンになるとオンせしめられる)。枝路QA7−RA3
−QA8はトランジスタQA8が制御トランジスタQA
11によってオン/オフされることによってオン/オフ
され、枝路QA9−RA4−QA10も同様にQA10
が制御トランジスタQA12によってオン/オフされる
ことによって制御される。
【0032】図3Aのブロック20への制御信号は、制
御ブロック21を介して線10及び11上の入力信号か
ら入手する。制御ブロック21はコンパレータブロック
22と、それから信号を供給される論理ブロック23と
からなる。枝路QA7−RA3−QA8は、線10と1
1との間に信号が現われた時にブロック20が発生する
電流が減少するようにこれらの線間の電圧に依存して制
御される。枝路QA9−RA4−QA10は高雑音パル
スレベルの検出に依存して制御される。
【0033】先ず枝路QA7−RA3−QA8を説明す
る。この枝路は、約200mVの電圧で動作するブロック
22内の電流制御コンパレータによって直接制御され
る。線10と11との間の電圧がこのレベルより上であ
る限り枝路QA7−RA3−QA8はオンである。ドラ
イバ12の電源が切られて静止状態にある場合には、図
3の回路はQA5−RA2−QA6及びQA7−RA3
−QA8の両枝路共オン(枝路QA9−RA4−QA1
0はオフ)であって、線10と11との間の電圧を約1.
8Vにバイアスする。線10と11との間の雑音が充分
に低く、線間電圧を200mV以下にすることがない限り
この状態が維持される。
【0034】もし線10と11との間の信号が電圧を2
00mV以下にすれば、電流制御コンパレータの出力が変
化して枝路QA7−RA3−QA8をオフにする。この
ため電流バイアスが減少してレシーバの感度が効果的に
増大する。電流枝路QA9−RA4−QA10は雑音制
御枝路であり、別の2つのコンパレータ、即ち雑音が始
ったことを検出する雑音発生コンパレータと、雑音が終
ったことを検出する雑音消滅コンパレータとによって
(論理ブロック23内のそれぞれのタイマ及びラッチン
グ回路を通して)制御される。
【0035】雑音発生コンパレータの動作レベルは0V
である。論理ブロック23内の関連タイマは0V以下の
電圧が5msより短かかったか否かを検出する。もし5ms
より短かければ、この信号はデータ信号ではなく雑音で
あると見做される。(相互結合に基づく雑音スパイク
は、それらが容量性結合によるため一般に短かく、また
減衰時間も一般に短かい)。これが電流枝路QA9−R
A4−QA10をオンにさせる。ブロック20からの電
流が増加するため、線10と11との間のバイアス電圧
は約3.7Vに増加する。
【0036】雑音消滅コンパレータの動作レベルは3V
である。雑音が検出されれば線10と11との間のバイ
アス電圧は上記のように約3.7Vにされる。線にかなり
の雑音が残っている限りバイアス電圧はこの高めのレベ
ルに保たれるが、雑音が消滅すればバイアス電圧は1.8
Vの通常レベル戻される。即ち雑音消滅コンパレータは
線10と11との間の電圧が3.7Vのバイアスレベルか
ら3V以下に低下する(つまり雑音が0.7Vより大き
い)のを検出する。付属するタイマは線間電圧が200
msの間3V以上のレベルに保たれていたか否かを検出す
る。もし200ms以上に亘って3V以上であったならば
0.7V以上の雑音がこの期間中に存在しなかったことに
なり、高雑音状態が終ったものと見做して低雑音発生コ
ンパレータ及びタイマによってセットされていたラッチ
をクリアし、枝路QA9−RA4−QA10をオフにす
る。
【0037】論理ブロック23は連動回路をも含み、こ
の連動回路は電流枝路QA9−RA4−QA10がオン
になれば電流枝路QA7−RA3−QA8もオンにさせ
る。図4は前処理回路の第3の例である。この回路は図
2の回路とほぼ同じ原理で動作するが、勿論若干の相違
がある。図4には若干異なる2つのバージョンが同じ図
面内に示されている。即ち、一方のバージョンではQB
12及びQB14のコレクタが電源線に接続されており
(破線で示す)、他方のバージョンではこれらのコレク
タが線10及び11に接続されている(実線で示す)。
【0038】図2の回路と同様に、トランジスタQB9
及びQB10、及び抵抗RB8が参照電流(200μA
)を設定する。この電流はQB4をも流れ、QB3内
へ鏡映される。鏡映された200μA の電流はQB13
とQB14とへ分流する。もしRB5に電流が流れてい
なければQB13のベース電圧とQB14のベース電圧
は等しく、200μA はこれら2つのトランジスタに等
量に分流する。QB13を通る電流はQB6をも流れ、
QB5に鏡映される。QB5の寸法はQB6の4倍に選
択してあるので、QB5内に鏡映される電流はQB6内
の電流の4倍である。
【0039】先ずQB12及びQB14のコレクタが電
源線に接続されている場合(破線)を考えよう。QB1
4を流れる電流は直接電源線へ流れるので何等有用な働
きをしない。しかしQB13を通る電流はQB6を流
れ、QB5内に鏡映され、(QB5はQB6の4倍の面
積を有するように設計されているため)QB5内に40
0μA の電流を流させる。これらの電流は図2の回路の
Q1−Q3及びQ11−Q12内の電流に対応する。
【0040】例えば線11上の電圧が変化すればRB5
に電流が流れる。従ってQB13のベース電圧とQB1
4のベース電圧が異なるようになり、これら2つのトラ
ンジスタに分流する200μA の電流の分割比が変化す
る。例えば、線11が正となって電流が回路内へ流入す
るのであればQB13のベースはQB14のベースより
も正となる。従ってQB13の電流が減少し、QB14
の電流が増加する。これによりQB6内の電流が、従っ
てQB5内の電流が減少する。
【0041】線10上の電圧が変化しても対応効果が現
われるが、回路が上下に対称であるため符号は反転した
ものとなる。この回路は利得(入力電圧の変化に応答す
るQB1電流の変化)が低いという欠点がある。これは
図4に実線で示すように、QB12及びQB14のコレ
クタをそれぞれ線10及び11に接続し、これらのトラ
ンジスタを流れる電流が(電源線へ無益に流されるので
はなく)入力抵抗RB1及びRB5に供給されるように
することによって緩和させることができる。
【0042】このバージョンの解析は困難である。しか
し、RB5を電流が流れるとQB13を流れる電流が減
少し、QB14を流れる電流が増加することは明白であ
る。QB14を流れる電流はRB5に流れるからQB1
4の電流をさらに増加させることになる。これは正のフ
ィードバックであり、回路の利得を増加させるが、回路
がラッチする危険がある。
【0043】以上の本発明の実施例は例示に過ぎず、当
業者ならば本発明の範囲から逸脱することなく例示した
回路に多くの変更及び変化を施すことが可能であろう。
従って本発明はこれらの変更及び変化をも包含するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドライバ及びレシーバのブロック線図、
【図2】 電流制御型前処理回路の回路図、
【図3】 A及びBは電圧制御型前処理回路の一部をブ
ロックで示す回路図、及び
【図4】 別の2つの電流制御型前処理回路の回路図。
【符号の説明】
10 信号線、 11 共通(戻り)線、 12 ドライバ、 13 レシーバ、 14 他チャネルの信号線、 15 容量性結合、 16 容量、 17 電圧源、 18 前処理回路、 20 参照電流源ブロック(図3B)、 21 制御ブロック、 22 コンパレータブロック、 23 論理ブロック。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインドライバ(12)と、1対の信号
    線(10、11)によってそれに結合されているライン
    レシーバ(13)とを含む装置において、これらの信号
    線を通して到達する信号をラインレシーバ端において処
    理するために信号線間の電位を所定の限度間で調整する
    手段と、 信号線の状態の変化を補償するように装置感度を変更す
    る手段と、 ラインドライバの電源が切られている時の妨害を拒否す
    る手段とを含む前処理回路(18)を具備することを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前処理回路の調整手段がバイアス手段
    (Q1・Q3、Q12)と、バイアス制限手段(Q6・
    Q7・Q9・Q11)とを具備し、前記バイアス手段は
    雑音によってラインレシーバがトリガされないようにす
    るためにラインレシーバに渡される信号にバイアスを与
    えてラインレシーバ入力をトリガ電圧レベルから遠去け
    て保持し、前記バイアス制限手段はラインドライバから
    の真の信号に対する装置の感度が所望のレベル以下に低
    下しないようにするためにラインドライバからの信号に
    応答して実効バイアスを制限もしくは減少せしめる請求
    項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前処理回路のバイアス制限手段が、信号
    電流を検知しそれに従ってバイアス電流を調節する手段
    (図2)を具備する請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前処理回路のバイアス制限手段が、信号
    電圧を検知しそれに従ってバイアス電流を調節する手段
    (図3A、3B)を具備する請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前処理回路が、雑音スパイクを検出し激
    しい雑音が存在する場合にはバイアスを増加させる別の
    電圧検知手段(図3Aの21)をも具備する請求項4に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 バイアス電流を連続的に調節する(図
    2、4)請求項3乃至5の何れかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 バイアス電流を段階的に調節する(図3
    B)請求項3乃至5の何れかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前処理回路が、1対の信号線間に接続さ
    れている抵抗(R3)と、この抵抗を通る電流を供給す
    る手段を含む電流調整回路(Q1・Q3、Q12)と、
    信号線の状態に応答してこの抵抗の対応端を通る電流を
    調節する各信号線毎の電流調節手段(Q6・Q7、Q9
    ・Q11)とを具備する先行請求項の何れかに記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 前処理回路の電流調整回路が、カレント
    ミラー回路(Q2、Q14)によって制御される請求項
    8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前処理回路の電流調整回路が、定電流
    を発生する手段(Q8・R8・Q10)を含む請求項8
    及び9の何れかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前処理回路の電流調節手段が、電流を
    抵抗(R3)外へ分流させる手段(Q7、Q9)を各線
    毎に具備する請求項8乃至10の何れかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前処理回路の電流を抵抗外へ分流させ
    る手段が、カレントミラー回路(QB2・QB11、Q
    B6・QB13)をも具備する請求項8乃至11の何れ
    かに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前処理回路の電流調整回路を制御する
    カレントミラー回路が、電流調節手段を形成している論
    理回路(23)によって制御される切り換え可能な抵抗
    (RA2、RA3、RA4)を含む請求項8乃至12の
    何れかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 ラインドライバと、1対の信号線によ
    ってそれに結合されているラインレシーバとを具備する
    装置においてこれらの信号線への妨害を抑制する方法で
    あって、これらの信号線を通して到達する信号をライン
    レシーバ端において前処理するために信号線間の電位を
    所定の範囲内にあるように調整する段階と、 信号線の状態の変化を補償するように装置感度を変更す
    る段階と、 ラインドライバの電源が切られている時の妨害を拒否す
    る段階とを具備することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 電位の調整を、信号線に電圧バイアス
    を印加することによって達成する請求項14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 電位の調整を、信号線を流れる電流の
    調整によって達成する請求項14に記載の方法。
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