JPH0834757B2 - 水分・地温センサ− - Google Patents
水分・地温センサ−Info
- Publication number
- JPH0834757B2 JPH0834757B2 JP3339797A JP33979791A JPH0834757B2 JP H0834757 B2 JPH0834757 B2 JP H0834757B2 JP 3339797 A JP3339797 A JP 3339797A JP 33979791 A JP33979791 A JP 33979791A JP H0834757 B2 JPH0834757 B2 JP H0834757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- moisture
- ground
- temperature
- temperature sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水分・地温センサ−、よ
り詳細には、主としてゴルフ場のグリ−ンの芝管理等に
際し、地中の水分量及び地温に関するデ−タを得るため
に使用される水分・地温センサ−に関するものである。
り詳細には、主としてゴルフ場のグリ−ンの芝管理等に
際し、地中の水分量及び地温に関するデ−タを得るため
に使用される水分・地温センサ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のグリ−ンを良好な状態に保つ
ためには、地中の水分量や地中温度等に応じて相応の散
水を行わなければならない。そのためには、地中の水分
量並びに温度等を測定し、その測定結果に基づいて散水
時期及び散水時間を管理することが好ましい。ところ
で、浅い所と深い所、例えば地表から数センチメ−トル
の所と地表から10数センチの所では、水分値や温度等が
大きく異なることが少なくなく、そのような場合に対応
して適確な散水を行なうには、浅い所と深い所につき別
個に測定し、その測定結果を分析しなければならない。
ためには、地中の水分量や地中温度等に応じて相応の散
水を行わなければならない。そのためには、地中の水分
量並びに温度等を測定し、その測定結果に基づいて散水
時期及び散水時間を管理することが好ましい。ところ
で、浅い所と深い所、例えば地表から数センチメ−トル
の所と地表から10数センチの所では、水分値や温度等が
大きく異なることが少なくなく、そのような場合に対応
して適確な散水を行なうには、浅い所と深い所につき別
個に測定し、その測定結果を分析しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、ゴルフ場のグリ−ン等において適確な散水を行なう
に当り、浅い所と深い所の水分量及び温度等に関するデ
−タを得るためには何度も測定をしなければならない煩
わしさがある。また、その際常に同じ深さに挿し込むこ
とは難しいので,測定デ−タの信頼性の点で問題が残
る。そこで本発明は、一度の作業で浅い所と深い所等複
数箇所の水分、温度等の信頼の置けるデ−タが得られ、
そのデ−タを即座に有効利用することを可能ならしめる
水分・地温センサ−を提供することを目的とする。
は、ゴルフ場のグリ−ン等において適確な散水を行なう
に当り、浅い所と深い所の水分量及び温度等に関するデ
−タを得るためには何度も測定をしなければならない煩
わしさがある。また、その際常に同じ深さに挿し込むこ
とは難しいので,測定デ−タの信頼性の点で問題が残
る。そこで本発明は、一度の作業で浅い所と深い所等複
数箇所の水分、温度等の信頼の置けるデ−タが得られ、
そのデ−タを即座に有効利用することを可能ならしめる
水分・地温センサ−を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、底面が平坦な
センサ−本体の底面に設置されて地中に挿し込まれるセ
ンサ−設置棒の上下に、水分、地温等の検出部を配備し
たことを特徴とする水分・地温センサ−、を以て上記課
題を解決した。好ましくは、センサ−設置棒を取付ける
センサ−本体の裏面に地表温度測定部が設けられる。ま
た、センサ−設置棒にスペ−サが取り付けられることも
ある。
センサ−本体の底面に設置されて地中に挿し込まれるセ
ンサ−設置棒の上下に、水分、地温等の検出部を配備し
たことを特徴とする水分・地温センサ−、を以て上記課
題を解決した。好ましくは、センサ−設置棒を取付ける
センサ−本体の裏面に地表温度測定部が設けられる。ま
た、センサ−設置棒にスペ−サが取り付けられることも
ある。
【0005】
【作 用】センサ−設置棒をセンサ−本体の底面が地表
に当接するまで地中に挿し込むことにより、その上下に
配備された検出部によって浅い所と深い所の水分、温度
等が同時且つ瞬時に測定される。採得されたデ−タは即
座にパネルに表示するとともに保存できるだけでなく、
コンピュ−タに供給して分析することもできる。検出す
る深さは常に一定であるので、測定デ−タの分析結果は
信頼の置けるものとなる。センサ−設置棒にスペ−サを
取り付けることにより、測定深さを変えることができ
る。
に当接するまで地中に挿し込むことにより、その上下に
配備された検出部によって浅い所と深い所の水分、温度
等が同時且つ瞬時に測定される。採得されたデ−タは即
座にパネルに表示するとともに保存できるだけでなく、
コンピュ−タに供給して分析することもできる。検出す
る深さは常に一定であるので、測定デ−タの分析結果は
信頼の置けるものとなる。センサ−設置棒にスペ−サを
取り付けることにより、測定深さを変えることができ
る。
【0006】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に依拠し
て説明する。図1は本発明に係る水分・地温センサ−の
外観を示す斜視図で、図中1は底面が平坦な本体で、上
部に握持部2を有している。3は本体底面のほぼ中央に
設置されたセンサ−設置棒で、先端は容易に地中に挿し
込めるように尖らせてある。4、5は検出部でそこにお
いて水分、温度、ペ−ハ−等が検出される。検出部4、
5の設置位置及び設置間隔は任意で、用途によって適宜
定められる。
て説明する。図1は本発明に係る水分・地温センサ−の
外観を示す斜視図で、図中1は底面が平坦な本体で、上
部に握持部2を有している。3は本体底面のほぼ中央に
設置されたセンサ−設置棒で、先端は容易に地中に挿し
込めるように尖らせてある。4、5は検出部でそこにお
いて水分、温度、ペ−ハ−等が検出される。検出部4、
5の設置位置及び設置間隔は任意で、用途によって適宜
定められる。
【0007】水分検出用のセンサ−としては、普通、湿
度を電気信号で捉える塩化リチウム等を用いた電解質系
センサ−や、吸湿性樹脂にカ−ボン等の導電性粉体を加
え、吸湿による電気抵抗の変化を取り出す電気抵抗式セ
ンサ−(高分子系センサ−)等が用いられる。また、検
温用センサ−としては、デジタル信号への変換が容易な
サ−ミスタ温度計や抵抗温度計等が用いられる。6は地
表温度等測定部で、上記同様の温度計、湿度計等が組み
込まれる。7は電気コ−ドである。
度を電気信号で捉える塩化リチウム等を用いた電解質系
センサ−や、吸湿性樹脂にカ−ボン等の導電性粉体を加
え、吸湿による電気抵抗の変化を取り出す電気抵抗式セ
ンサ−(高分子系センサ−)等が用いられる。また、検
温用センサ−としては、デジタル信号への変換が容易な
サ−ミスタ温度計や抵抗温度計等が用いられる。6は地
表温度等測定部で、上記同様の温度計、湿度計等が組み
込まれる。7は電気コ−ドである。
【0008】なお、中央にセンサ−設置棒3を挿通する
孔を透設したスペ−サ8を1又は数種用意し、それをセ
ンサ−設置棒3に取り付けることもある。そうすること
によってセンサ−設置棒3の進入度合、換言すれば、検
出部4、5による検出深さを変えることができる。この
スペ−サ8は、従来のように検出部が1つのセンサ−設
置棒についても使用することができることはいうまでも
ない。
孔を透設したスペ−サ8を1又は数種用意し、それをセ
ンサ−設置棒3に取り付けることもある。そうすること
によってセンサ−設置棒3の進入度合、換言すれば、検
出部4、5による検出深さを変えることができる。この
スペ−サ8は、従来のように検出部が1つのセンサ−設
置棒についても使用することができることはいうまでも
ない。
【0009】上記構成の水分・地温センサ−を使用する
場合は、握持部2を持ってセンサ−設置棒3を、本体1
の底面が地表に当接するまで地中に垂直に挿し込む。か
くして検出部4、5、換言すれば、地表近傍と少し深く
入った所において、一度に水分量及び/又は地温の測定
が行なわれる。測定デ−タは、直ちに図示してない計器
のディスプレイに表示させることができ、また、当該計
器のメモリ−に蓄積保存させることができる。本体1の
裏面に地表温度等測定部6を設けたときは、同時に地表
温度や湿度等の測定も行なわれ、そのデ−タを加味した
より適確な分析が可能となる。
場合は、握持部2を持ってセンサ−設置棒3を、本体1
の底面が地表に当接するまで地中に垂直に挿し込む。か
くして検出部4、5、換言すれば、地表近傍と少し深く
入った所において、一度に水分量及び/又は地温の測定
が行なわれる。測定デ−タは、直ちに図示してない計器
のディスプレイに表示させることができ、また、当該計
器のメモリ−に蓄積保存させることができる。本体1の
裏面に地表温度等測定部6を設けたときは、同時に地表
温度や湿度等の測定も行なわれ、そのデ−タを加味した
より適確な分析が可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、一度の
操作で複数個所から同時に水分量、地温等の測定デ−タ
が得られ、デ−タ採取作業の効率を向上させ得ると共
に、複数個所のデ−タを比較する等により一層緻密な分
析が可能となり、且つ、デ−タの分析結果に信頼性を持
たせることができる大変に有用なものである。
操作で複数個所から同時に水分量、地温等の測定デ−タ
が得られ、デ−タ採取作業の効率を向上させ得ると共
に、複数個所のデ−タを比較する等により一層緻密な分
析が可能となり、且つ、デ−タの分析結果に信頼性を持
たせることができる大変に有用なものである。
【図1】 本発明の実施例の斜視図である。
1 本体 2 握持部 3 センサ−設置棒 4 検出部 5 検出部 6 地表温度等測定部 7 電気コ−ド 8 スペ−サ
Claims (3)
- 【請求項1】 底面が平坦なセンサ−本体の底面に設置
されて地中に挿し込まれるセンサ−設置棒の上下に、水
分、地温等の検出部を配備したことを特徴とする水分・
地温センサ−。 - 【請求項2】 センサ−設置棒を取付けるセンサ−本体
の底面に地表温度及び/又は水分の検出部を設けた請求
項1記載の水分・地温センサ−。 - 【請求項3】 地中に挿し込まれるセンサ−設置棒に、
装脱自在にスペ−サを取り付けた水分・地温センサ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339797A JPH0834757B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 水分・地温センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3339797A JPH0834757B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 水分・地温センサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626898A JPH0626898A (ja) | 1994-02-04 |
JPH0834757B2 true JPH0834757B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=18330902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3339797A Expired - Lifetime JPH0834757B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 水分・地温センサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834757B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105698868A (zh) * | 2016-03-18 | 2016-06-22 | 太仓华平电子科技有限公司 | 多信号多段连接式探针 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2152857B1 (es) * | 1998-10-16 | 2001-08-16 | Inkoa Sist S S L | Sistema de medicion del estado hidrico en sustratos de cultivos. |
JP5275831B2 (ja) * | 2009-01-28 | 2013-08-28 | 東急建設株式会社 | 地中への温度センサーの設置装置及び設置方法 |
JP2012207932A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Chino Corp | 温度分布測定センサ |
CN107144593B (zh) * | 2017-06-01 | 2020-09-08 | 北京路桥通国际工程咨询有限公司 | 寒区隧道洞内冻深检测仪及检测方法 |
CN110319874A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 上海凡宜科技电子有限公司 | 感测储槽系统的环境参数的装置及方法 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3339797A patent/JPH0834757B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105698868A (zh) * | 2016-03-18 | 2016-06-22 | 太仓华平电子科技有限公司 | 多信号多段连接式探针 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0626898A (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |