JPH0834659B2 - 配線処理ボツクス - Google Patents
配線処理ボツクスInfo
- Publication number
- JPH0834659B2 JPH0834659B2 JP62078108A JP7810887A JPH0834659B2 JP H0834659 B2 JPH0834659 B2 JP H0834659B2 JP 62078108 A JP62078108 A JP 62078108A JP 7810887 A JP7810887 A JP 7810887A JP H0834659 B2 JPH0834659 B2 JP H0834659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box body
- plate
- wiring
- split
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、OA機器等の事務機器を敷設する机の脇に立
設して当該機器のリード配線材を取り込んでフロア配線
材との内部結線等を行うための、配線処理ボックスの提
供に関する。
設して当該機器のリード配線材を取り込んでフロア配線
材との内部結線等を行うための、配線処理ボックスの提
供に関する。
最近インテリジョントビルと称するものでは、所謂OA
機器や情報機器を数多く取り込んでおりこれらの機器へ
の給電、通信及びデータ伝送用のために各種の配線が必
要となり、しかも度々行われるオフィスレイアウトの変
更、機器の増設、移設へのフレキシビリティな対応のた
めに、フロア面を利用した各種の配線方式が開発されて
いる。このようなフロア配線方式は、オフィス環境を悪
化させないために、床面の露出配線を皆無とし、必要な
場所でアクセスできる方式として、カーペット下敷き配
線システムや二重床の空間を利用するフリーアクセスフ
ロア配線システムが用いられている。
機器や情報機器を数多く取り込んでおりこれらの機器へ
の給電、通信及びデータ伝送用のために各種の配線が必
要となり、しかも度々行われるオフィスレイアウトの変
更、機器の増設、移設へのフレキシビリティな対応のた
めに、フロア面を利用した各種の配線方式が開発されて
いる。このようなフロア配線方式は、オフィス環境を悪
化させないために、床面の露出配線を皆無とし、必要な
場所でアクセスできる方式として、カーペット下敷き配
線システムや二重床の空間を利用するフリーアクセスフ
ロア配線システムが用いられている。
一方、各種のOA機器は、主に机上に設置して操作に供
するため、机上の機器からフロア配線部の間を各種コー
ド、ケーブル等で延長し接続機器により結線する必要が
あり、またシステム機器例えばキーボードとCRTとプリ
ンタやネットワーク機器(オンラインコンピュータ端末
ネットワーク、各種LAN等)の相互間でもコード、ケー
ブル等で連結される。
するため、机上の機器からフロア配線部の間を各種コー
ド、ケーブル等で延長し接続機器により結線する必要が
あり、またシステム機器例えばキーボードとCRTとプリ
ンタやネットワーク機器(オンラインコンピュータ端末
ネットワーク、各種LAN等)の相互間でもコード、ケー
ブル等で連結される。
この際、機器付属の電源コード、連結用ケーブル等は
汎用標準長となっているため、実際の必要配線長よりも
長めとなり、従って机背後のケーブル立ち上げ部や机上
等の机廻りの配線部が余長を有した雑然としたものとな
り、机上操作性、美観、保守作業性の上から問題となっ
ている。
汎用標準長となっているため、実際の必要配線長よりも
長めとなり、従って机背後のケーブル立ち上げ部や机上
等の机廻りの配線部が余長を有した雑然としたものとな
り、机上操作性、美観、保守作業性の上から問題となっ
ている。
従来、そうした机廻りの配線の乱雑化に対処するた
め、自ら配線機能を持ったOA対応のオフィス家具が開発
されている。すなわちこのものは、床面からの立ち上げ
配線材を収納する垂直ダクトや机上配線、送り配線部を
収納する水平ダクトを内蔵させ、機種によっては、背面
にケーブル余長収納部を持ったOA専用デスク類、巾木内
に配線機能を持ち巾木やパネル部分に電源コンセント等
を内蔵したローパーティションと称する間仕切り等があ
る。(必要であれば、実開昭62−2320号、実開昭57−12
4217号公報を参照のこと。) これらオフィス家具を用いることによって、机廻りの
配線部を収納して外観上すっきりとさせることが可能で
あるが、これら家具は家具としての機能に重きがおか
れ、配線機能は飽くまでも付属的なものとしているた
め、乱雑化する配線に対応しきれない場合が予想され、
また特別な家具として新規に製作し提供しなければなら
ず、ある面では利用し難い問題がある。
め、自ら配線機能を持ったOA対応のオフィス家具が開発
されている。すなわちこのものは、床面からの立ち上げ
配線材を収納する垂直ダクトや机上配線、送り配線部を
収納する水平ダクトを内蔵させ、機種によっては、背面
にケーブル余長収納部を持ったOA専用デスク類、巾木内
に配線機能を持ち巾木やパネル部分に電源コンセント等
を内蔵したローパーティションと称する間仕切り等があ
る。(必要であれば、実開昭62−2320号、実開昭57−12
4217号公報を参照のこと。) これらオフィス家具を用いることによって、机廻りの
配線部を収納して外観上すっきりとさせることが可能で
あるが、これら家具は家具としての機能に重きがおか
れ、配線機能は飽くまでも付属的なものとしているた
め、乱雑化する配線に対応しきれない場合が予想され、
また特別な家具として新規に製作し提供しなければなら
ず、ある面では利用し難い問題がある。
標準の机を採用してOA化を進めていることが多い我が
国の現状ではかかる机廻りの配線処理の問題は益々深刻
化し、改善が強く望まれていた。
国の現状ではかかる机廻りの配線処理の問題は益々深刻
化し、改善が強く望まれていた。
本発明は、上記した実情に鑑み、机廻りの配線処理用
として有益なる配線処理ボックスの提供を主眼としてな
されており、そして取り扱いが容易で複雑な配線に柔軟
に対応して内部配線処理を容易に行えるこの種配線処理
ボックスの提供を目的とする。
として有益なる配線処理ボックスの提供を主眼としてな
されており、そして取り扱いが容易で複雑な配線に柔軟
に対応して内部配線処理を容易に行えるこの種配線処理
ボックスの提供を目的とする。
上記目的を達成するために提供される本発明の配線処
理ボックスは、前後左右に有する側板にて四角に囲んで
いて上下を開放した構成の自立形ボックス本体(5)
と、このボックス本体内に配線接続機器を搭載し得るよ
うに取り付けられた側板(8)と、前記ボックス本体の
上側開口部を閉塞する蓋(22)とを具備してなるもので
あって、 当該蓋は、一平面上で弾性体(28,28)を介して突き
合わせられる一対の小割り板(23,23)からなってい
て、各小割り板がボックス本体にヒンジ板(24,24)を
介して間接的に枢支されており、 各ヒンジ板は、一つの稜角部分を介して各々異なる方
向に延びる基端部分(24a)と先端部分(24b)とを有し
ていて、基端部分がボックス本体の側板(4,4)の内面
側に枢軸(26)にてヒンジ結合しているとともに、先端
部分が小割り板に枢軸(27)にてヒンジ結合しており、
基端部分が上側に回動しボックス本体側板の内面に沿う
ように倒立したときに先端部分がボックス本体の上側開
口部より外側方へ突き出すとともに小割り板がボックス
本体の外側方に退避し且つその位置で任意に回動できる
ようにしたことを特徴とする。
理ボックスは、前後左右に有する側板にて四角に囲んで
いて上下を開放した構成の自立形ボックス本体(5)
と、このボックス本体内に配線接続機器を搭載し得るよ
うに取り付けられた側板(8)と、前記ボックス本体の
上側開口部を閉塞する蓋(22)とを具備してなるもので
あって、 当該蓋は、一平面上で弾性体(28,28)を介して突き
合わせられる一対の小割り板(23,23)からなってい
て、各小割り板がボックス本体にヒンジ板(24,24)を
介して間接的に枢支されており、 各ヒンジ板は、一つの稜角部分を介して各々異なる方
向に延びる基端部分(24a)と先端部分(24b)とを有し
ていて、基端部分がボックス本体の側板(4,4)の内面
側に枢軸(26)にてヒンジ結合しているとともに、先端
部分が小割り板に枢軸(27)にてヒンジ結合しており、
基端部分が上側に回動しボックス本体側板の内面に沿う
ように倒立したときに先端部分がボックス本体の上側開
口部より外側方へ突き出すとともに小割り板がボックス
本体の外側方に退避し且つその位置で任意に回動できる
ようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を示す第1図、第2図により
説明する。
説明する。
配線処理ボックス1は、第1図から明らかなように、
座2,2を有する左右の側板3,3と前後の側板4,4とで四角
に囲んだ上下開放形のボックス本体5を具備し、座2,2
によって床6に自立するように据えられるものである。
ボックス本体5は、前後左右の側板によって囲まれた空
間7を配線の収容部として利用され、該空間には棚板8
及び9が上下2段に配設され、それらは左右の側板3,3
に連結していて、前後の側板4,4との間には配線が通せ
る隙10を有せしめている。
座2,2を有する左右の側板3,3と前後の側板4,4とで四角
に囲んだ上下開放形のボックス本体5を具備し、座2,2
によって床6に自立するように据えられるものである。
ボックス本体5は、前後左右の側板によって囲まれた空
間7を配線の収容部として利用され、該空間には棚板8
及び9が上下2段に配設され、それらは左右の側板3,3
に連結していて、前後の側板4,4との間には配線が通せ
る隙10を有せしめている。
下側の棚板9には適宜長さの長穴11を形成していてフ
ロアに敷かれたケーブルの立ち上げ部を通すのに利用さ
れる。同棚板9にはモデム、LANトランシーバー等の小
型伝送機器12を搭載できるようにしている。
ロアに敷かれたケーブルの立ち上げ部を通すのに利用さ
れる。同棚板9にはモデム、LANトランシーバー等の小
型伝送機器12を搭載できるようにしている。
一方上側の棚板8には立ち上げられたケーブルを通す
ための適宜長さの長穴13を有するとともに電力用コンセ
ント14や電話用変換ボックス15やデータ用変換ボックス
16等の接続機器を搭載してなるものである。
ための適宜長さの長穴13を有するとともに電力用コンセ
ント14や電話用変換ボックス15やデータ用変換ボックス
16等の接続機器を搭載してなるものである。
床6にはタイル状カーペット17が敷き詰められてお
り、そのカーペットの下において電力用フラットケーブ
ル18,通信用フラットケーブル19及びデータ用フラット
ケーブル20が敷設されている。電力用フラットケーブル
18は変換接続器を介して導出する断面丸型のリードケー
ブル21を下側棚板9の長穴11を通しさらに上側の棚板8
の長穴13を通した後に電力用コンセント14に継ぎ込まれ
ている。一方電話用フラットケーブル19及びデータ用フ
ラットケーブル20は適宜折り曲げて方向変換した後に直
接立ち上げられ、それら立ち上げ部を下側棚板9の長穴
11及び上側棚板8の長穴13を通して変換ボックス15、16
に継ぎ込んでいる。
り、そのカーペットの下において電力用フラットケーブ
ル18,通信用フラットケーブル19及びデータ用フラット
ケーブル20が敷設されている。電力用フラットケーブル
18は変換接続器を介して導出する断面丸型のリードケー
ブル21を下側棚板9の長穴11を通しさらに上側の棚板8
の長穴13を通した後に電力用コンセント14に継ぎ込まれ
ている。一方電話用フラットケーブル19及びデータ用フ
ラットケーブル20は適宜折り曲げて方向変換した後に直
接立ち上げられ、それら立ち上げ部を下側棚板9の長穴
11及び上側棚板8の長穴13を通して変換ボックス15、16
に継ぎ込んでいる。
さて、そのようにしてフロア配線材を立ち上げ接続し
た中継接続機器を内蔵せしめたボックス本体5の上側の
開口部は蓋22によって閉塞されている。この蓋22は、第
2図に示すようにその主体が一対の小割り板23,23から
なり、これらは各々ヒンジ板24,24によってボックス本
体に間接的に枢支されている。即ち各ヒンジ板24は、一
つの稜角部分を介して各々異なる方向に延びる基端部分
24aと先端部分24bとを有していて、基端部分24aがボッ
クス本体を構成する前後の側板4,4の内面上部に取着さ
れた耳片25に枢軸26にてヒンジ結合されることによって
空間7内に上下回動自在に突出されており、突出端即つ
まり先端部分24bにおいて当該小割り板23を枢軸27にて
ヒンジ結合してなるものである。そのようにして回動自
在に支持されている小割り板23,23はヒンジ板24への枢
着部側である一端部が互いに対向しあい、該端部に中空
状の弾性体28,28が貼着されている。上記のようにして
ヒンジ板24を介し二重のヒンジ結合部を経て回動自在に
支持された小割り板23,23は、弾性体28,28の衝合部から
反対方向にそれぞれ延長されその延長端において略V字
状に折り返して傾斜片29,29を形成しており、この傾斜
片29,29を前後の側板4,4の上端で内方に略V字状に折り
返して形成した傾斜片30,30に衝合せしめている。従っ
て、小割り板23は側板4側の傾斜片30に自らの傾斜片29
を当接した状態でヒンジ板24に支えられながら弾性体28
相互を衝合させることにより一平面上で一連のものとさ
れ、その状態によりボックス本体5上部の開口を閉塞す
るものである。
た中継接続機器を内蔵せしめたボックス本体5の上側の
開口部は蓋22によって閉塞されている。この蓋22は、第
2図に示すようにその主体が一対の小割り板23,23から
なり、これらは各々ヒンジ板24,24によってボックス本
体に間接的に枢支されている。即ち各ヒンジ板24は、一
つの稜角部分を介して各々異なる方向に延びる基端部分
24aと先端部分24bとを有していて、基端部分24aがボッ
クス本体を構成する前後の側板4,4の内面上部に取着さ
れた耳片25に枢軸26にてヒンジ結合されることによって
空間7内に上下回動自在に突出されており、突出端即つ
まり先端部分24bにおいて当該小割り板23を枢軸27にて
ヒンジ結合してなるものである。そのようにして回動自
在に支持されている小割り板23,23はヒンジ板24への枢
着部側である一端部が互いに対向しあい、該端部に中空
状の弾性体28,28が貼着されている。上記のようにして
ヒンジ板24を介し二重のヒンジ結合部を経て回動自在に
支持された小割り板23,23は、弾性体28,28の衝合部から
反対方向にそれぞれ延長されその延長端において略V字
状に折り返して傾斜片29,29を形成しており、この傾斜
片29,29を前後の側板4,4の上端で内方に略V字状に折り
返して形成した傾斜片30,30に衝合せしめている。従っ
て、小割り板23は側板4側の傾斜片30に自らの傾斜片29
を当接した状態でヒンジ板24に支えられながら弾性体28
相互を衝合させることにより一平面上で一連のものとさ
れ、その状態によりボックス本体5上部の開口を閉塞す
るものである。
かかる小割り板23の弾性体28取着部と傾斜片29形成部
との間の片部は特に目に触れ易い所であることを考慮し
て表面平滑に形成している。
との間の片部は特に目に触れ易い所であることを考慮し
て表面平滑に形成している。
上記のようにして構成されている配線処理ボックス1
は、第1図に示すように机31の後背部に添うようにして
床6上に自立配置されており、その上面となる蓋部の小
割り板23は机のテーブル面と一致させるように高さが設
定される。そのため、座2,2等に高さ調整機構を具備さ
せても良い。そして机上に設置されている機器のリード
ケーブルを導入して内蔵した接続機器に継ぎ込む。例え
ば、パソコン等の情報処理機32から導出されるデータ用
リード線33や電源用リード線34をデータ用変換ボックス
16と電力用コンセント14に継ぎ込み、受話器35から導出
されるリード線36を通信用変換ボックス15に継ぎ込むと
言う具合である。このとき各リード線33,34及び36は、
蓋部である小割り板23,23間を弾性体28,28を変形しつつ
通過させることによって隙を形成することなく引き込む
状態を得ることができる。この引き込みに続いての接続
機器への継ぎ込みを容易にするために、小割り板23,23
をヒンジ板24,24の回動によってボックス本体上側から
前後側板4,4の前後方に後退させ、当該ボックス本体5
の上側開口部を大きく開放させることができる。即ち、
ヒンジ板24の基端部分24aが上側に回動しボックス本体
側板4の内面に沿うように倒立したときに先端部分24b
がボックス本体の上側開口部より外側方へ突き出すとと
もに小割り板23がボックス本体の外側方に退避される。
従って、機器のリード線はそのようにして大きく開放さ
れた開口を通して引き込み且つ内部接続機器14,15,16に
継ぎ込む作業を行うことができる。このように制限され
た空間内でも開口を大きく取ることによって継ぎ込み作
業に支障を来さないように配慮されている。
は、第1図に示すように机31の後背部に添うようにして
床6上に自立配置されており、その上面となる蓋部の小
割り板23は机のテーブル面と一致させるように高さが設
定される。そのため、座2,2等に高さ調整機構を具備さ
せても良い。そして机上に設置されている機器のリード
ケーブルを導入して内蔵した接続機器に継ぎ込む。例え
ば、パソコン等の情報処理機32から導出されるデータ用
リード線33や電源用リード線34をデータ用変換ボックス
16と電力用コンセント14に継ぎ込み、受話器35から導出
されるリード線36を通信用変換ボックス15に継ぎ込むと
言う具合である。このとき各リード線33,34及び36は、
蓋部である小割り板23,23間を弾性体28,28を変形しつつ
通過させることによって隙を形成することなく引き込む
状態を得ることができる。この引き込みに続いての接続
機器への継ぎ込みを容易にするために、小割り板23,23
をヒンジ板24,24の回動によってボックス本体上側から
前後側板4,4の前後方に後退させ、当該ボックス本体5
の上側開口部を大きく開放させることができる。即ち、
ヒンジ板24の基端部分24aが上側に回動しボックス本体
側板4の内面に沿うように倒立したときに先端部分24b
がボックス本体の上側開口部より外側方へ突き出すとと
もに小割り板23がボックス本体の外側方に退避される。
従って、機器のリード線はそのようにして大きく開放さ
れた開口を通して引き込み且つ内部接続機器14,15,16に
継ぎ込む作業を行うことができる。このように制限され
た空間内でも開口を大きく取ることによって継ぎ込み作
業に支障を来さないように配慮されている。
ヒンジ板24,24の回動によってボックス本体5の外へ
飛び出した小割り板23,23は枢軸27を支点として適宜回
動することにより、開放部分では吊り下げ状態にされて
外方にむやみに突出させず、また机上面に載って安定し
た姿勢を保て、後の閉塞動作に容易に移れるようにされ
ている。リード線の引き込み及び継ぎ込みが終了した
後、後退してある小割り板23,23はヒンジ板24,24の回動
により再びボックス本体5の上側開口部を閉塞する姿勢
に復帰される。
飛び出した小割り板23,23は枢軸27を支点として適宜回
動することにより、開放部分では吊り下げ状態にされて
外方にむやみに突出させず、また机上面に載って安定し
た姿勢を保て、後の閉塞動作に容易に移れるようにされ
ている。リード線の引き込み及び継ぎ込みが終了した
後、後退してある小割り板23,23はヒンジ板24,24の回動
により再びボックス本体5の上側開口部を閉塞する姿勢
に復帰される。
引き込まれたリード線の余長部は棚板8の長穴13やそ
の板8と前後の側板4,4との間の隙10を通して空間7内
に垂らし込んでおくものである。
の板8と前後の側板4,4との間の隙10を通して空間7内
に垂らし込んでおくものである。
以上説明したように、本発明の配線処理ボックスによ
れば、机廻りの配線部を収容処理して美観の向上や保守
を容易にする等の所期の目的は十分に達成せられ、それ
とともに接続機器を内蔵するボックス本体の上部開口を
塞ぐ蓋が一対の小割り板からなっていて、各小割り板が
ボックス本体にヒンジ板を介して間接的に枢支されてる
もので、各ヒンジ板が、一つの稜角部分を介して各々異
なる方向に延びる基端部分と先端部分とを有していて、
基端部分がボックス本体の側板の内面側に枢軸にてヒン
ジ結合しているとともに、先端部分が小割り板に枢軸に
てヒンジ結合しており、基端部分が上側に回動しボック
ス本体側板の内面に沿うように倒立したときに先端部分
がボックス本体の上側開口部より外側方へ突き出すとと
もに小割り板がボックス本体の外側方に退避し且つその
位置で任意に回動できるようにしたので、蓋を構成する
小割り板がボックス本体の外部に大きく後退してリード
線の引き込みや内部機器への継ぎ込みを操作するに十分
な程に開口を開くことができるものであり、机上機器付
属のリード線の配線処理を極めて容易に行えるものとな
る。而もボックス本体の外側に飛び出した各小割り板は
それとともに外側に突き出したヒンジ板の先端部分にお
けるヒンジ結合部分で適宜回動することにより外方に妄
りに飛び出さないように任意の回動姿勢をとることがで
き、そのとき、小割り板を机上面に載せて安定した姿勢
を保持することで後の閉塞動作に容易に移れるようにす
ることもでき、一連の配線処理を遂行する上で蓋の開閉
がよりスムーズになるものである。またそのように大き
く開いた後にリード線を通過する状態でぴったりと閉じ
合わせることができ塵埃や小物をみだりに進入させずに
内部配線部の保護を確実にすることができる。等の効果
を奏する。
れば、机廻りの配線部を収容処理して美観の向上や保守
を容易にする等の所期の目的は十分に達成せられ、それ
とともに接続機器を内蔵するボックス本体の上部開口を
塞ぐ蓋が一対の小割り板からなっていて、各小割り板が
ボックス本体にヒンジ板を介して間接的に枢支されてる
もので、各ヒンジ板が、一つの稜角部分を介して各々異
なる方向に延びる基端部分と先端部分とを有していて、
基端部分がボックス本体の側板の内面側に枢軸にてヒン
ジ結合しているとともに、先端部分が小割り板に枢軸に
てヒンジ結合しており、基端部分が上側に回動しボック
ス本体側板の内面に沿うように倒立したときに先端部分
がボックス本体の上側開口部より外側方へ突き出すとと
もに小割り板がボックス本体の外側方に退避し且つその
位置で任意に回動できるようにしたので、蓋を構成する
小割り板がボックス本体の外部に大きく後退してリード
線の引き込みや内部機器への継ぎ込みを操作するに十分
な程に開口を開くことができるものであり、机上機器付
属のリード線の配線処理を極めて容易に行えるものとな
る。而もボックス本体の外側に飛び出した各小割り板は
それとともに外側に突き出したヒンジ板の先端部分にお
けるヒンジ結合部分で適宜回動することにより外方に妄
りに飛び出さないように任意の回動姿勢をとることがで
き、そのとき、小割り板を机上面に載せて安定した姿勢
を保持することで後の閉塞動作に容易に移れるようにす
ることもでき、一連の配線処理を遂行する上で蓋の開閉
がよりスムーズになるものである。またそのように大き
く開いた後にリード線を通過する状態でぴったりと閉じ
合わせることができ塵埃や小物をみだりに進入させずに
内部配線部の保護を確実にすることができる。等の効果
を奏する。
第1図は本発明の配線処理ボックスの一実施例を示す斜
視説明図、第2図は同ボックスの蓋部を詳細に示す断面
説明図である。 1:配線処理ボックス、5:ボックス本体、6:床、8,9:棚
板、14:電力用コンセント、15:通信用変換ボックス、1
6:データ用変換用ボックス、18:電力用フラットケーブ
ル、19:通信用フラットケーブル、20:データ用フラット
ケーブル、22:蓋、23:小割り板、24:ヒンジ板、28:弾性
体、31:机、32:情報処理機、34:電力用リード線、33:デ
ータ用リード線、35:受話器、36:通信用リード線
視説明図、第2図は同ボックスの蓋部を詳細に示す断面
説明図である。 1:配線処理ボックス、5:ボックス本体、6:床、8,9:棚
板、14:電力用コンセント、15:通信用変換ボックス、1
6:データ用変換用ボックス、18:電力用フラットケーブ
ル、19:通信用フラットケーブル、20:データ用フラット
ケーブル、22:蓋、23:小割り板、24:ヒンジ板、28:弾性
体、31:机、32:情報処理機、34:電力用リード線、33:デ
ータ用リード線、35:受話器、36:通信用リード線
Claims (1)
- 【請求項1】前後左右に有する側板にて四角に囲んでい
て上下に開放した構成の自立形ボックス本体(5)と、
このボックス本体内に配線接続機器を搭載し得るように
取り付けられた棚板(8)と、前記ボックス本体の上側
開口部を閉塞する蓋(22)とを具備してなるものであっ
て、 当該蓋は、一平面上で弾性体(28,28)を介して突き合
わせられる一対の小割り板(23,23)からなっていて、
各小割り板がボックス本体にヒンジ板(24,24)を介し
て間接的に枢支されており、 各ヒンジ板は、一つの稜角部分を介して各々異なる方向
に延びる基端部分(24a)と先端部分(24b)とを有して
いて、基端部分がボックス本体の側板(4,4)の内面側
に枢軸(26)にてヒンジ結合しているとともに、先端部
分が小割り板に枢軸(27)にてヒンジ結合しており、基
端部分が上側に回動しボックス本体側板の内面に沿うよ
うに倒立したときに先端部分がボックス本体の上側開口
部より外側方へ突き出すとともに小割り板がボックス本
体の外側方に退避し且つその位置で任意に回動できるよ
うにしたことを特徴とする配線処理ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62078108A JPH0834659B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 配線処理ボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62078108A JPH0834659B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 配線処理ボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63245209A JPS63245209A (ja) | 1988-10-12 |
JPH0834659B2 true JPH0834659B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=13652691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62078108A Expired - Lifetime JPH0834659B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 配線処理ボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834659B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0370008U (ja) * | 1989-11-06 | 1991-07-12 | ||
JP2000050966A (ja) * | 1998-08-05 | 2000-02-22 | Aichi Kk | 配線を備えた移動机 |
JP4504545B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2010-07-14 | 株式会社岡村製作所 | 配線ターミナル装置 |
CN115313077B (zh) * | 2022-08-12 | 2023-03-24 | 广东汇盈电力工程有限公司 | 一种充电装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018096Y2 (ja) * | 1981-01-29 | 1985-06-01 | 株式会社くろがね工作所 | 机等における電話コ−ド類の保持装置 |
JPH036122Y2 (ja) * | 1985-06-14 | 1991-02-15 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62078108A patent/JPH0834659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63245209A (ja) | 1988-10-12 |
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