JPH0834574A - エレベータの休止制御装置 - Google Patents

エレベータの休止制御装置

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Publication number
JPH0834574A
JPH0834574A JP6174393A JP17439394A JPH0834574A JP H0834574 A JPH0834574 A JP H0834574A JP 6174393 A JP6174393 A JP 6174393A JP 17439394 A JP17439394 A JP 17439394A JP H0834574 A JPH0834574 A JP H0834574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
car
elevator
insulation
evacuation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6174393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ikeda
初 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP6174393A priority Critical patent/JPH0834574A/ja
Publication of JPH0834574A publication Critical patent/JPH0834574A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水害によって生じるかご及び各階乗場に設け
られた電気機器の故障を防止できるエレベータの休止制
御装置の提供。 【構成】 かごが建物の上方階に予め設けた避難階で休
止状態となると作動し、かご及び各階乗場に設けられる
回路と配線の絶縁を計測する絶縁測定装置8と、この絶
縁測定装置8で計測した絶縁が所定値以下のとき、かご
及び各階乗場に設けられた回路の電源線P2、N2を開放
する遮断器6とを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの休止制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】台風などの大雨により建物に浸水が発生
し、その水がエレベータ昇降路内を落下し、かご上の機
器や昇降路機器を冠水させるという水害からエレベータ
を守るために、かごを冠水の被害の少ない上層階へ避難
させ休止させる技術が、実開平5−42290号公報に
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、かご
を冠水の被害が少ない上層階に避難休止させることがで
きるが、上層階にかごを避難させても、エレベータの乗
場から雨水が浸水し、かご及び各階乗場に設置されてい
る電気機器は、この冠水によって短絡や地絡が生じ電気
回路の破損やヒューズの溶断並びにブレーカのトリップ
などの故障が生じる。このためエレベータが長時間稼動
できず、利用者に多大なる迷惑をかけるという問題があ
った。
【0004】本発明の目的は、水害によって生じるかご
及び各階乗場に設けられた電気機器の故障を防止できる
エレベータの休止制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータを運転状態と予め定められた
基準階へかごを休止させる基準階休止状態と、前記休止
階とは異なる建物の上方階に予め設定した避難階へ前記
かごを休止させる避難階休止状態とに切替えるスイッチ
を有するエレベータの休止制御装置において、前記かご
が前記避難階で休止状態となると作動し、エレベータの
かご及び各階乗場に設けられる回路と配線の絶縁を計測
する絶縁測定装置と、この絶縁測定装置で計測した絶縁
が所定値以下のとき、前記かご及び各階乗場に設けられ
た回路の電源線を開放する遮断器とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】このように構成されているので、エレベータの
かごが建物の避難階で休止状態になると、かご及び各階
乗場に設けられる回路と配線の絶縁を絶縁測定装置が計
測し、所定値以下となると遮断器を作動させ、回路及び
端線の電源を開放させるので、エレベータの主電源を開
放させなくとも、乗場からの雨水の浸水に対し、かご及
び各階乗場に設けられる電気機器の保護が行える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2に基づ
いて説明する。
【0008】図1は本発明の要部回路図を示し、図2は
建物に予め設定した休止階乗場の正面図を示したもので
ある。
【0009】図において、建物に予め設定した休止階で
ある。例えば2階の乗場ドア1の横の壁にはスイッチ3
が設置されている。このスイッチ3は平常運転と、かご
を休止階である2階へ休止状態にしたり、建物の上層
階、例えば最上階である6階へかごを避難休止状態にす
ることが選択可能であり、このスイッチ3の切替えは建
物の管理人が適時専用の鍵で行っている。
【0010】また、スイッチ3は共通端子3Aと、図示
しない専用鍵で休止を選択すると共通端子3Aと作動片
3Bを介して接続される端子3Cと、図示しない専用鍵
で避難を選択すると共通端子3Aと作動片3Bを介して
接続される端子3Dとで構成されており、スイッチ3及
び端子3A、3C、3Dに接続される配線は全て防水構
造のものを使用している。
【0011】また、電源端子P1、N1には交流電源が印
加されており、電源端子P1と共通端子3Aが接続さ
れ、端子3Cと電源端子N1間に常開接点4aを有する
休止指令リレー4が接続され、端子3Dと電源端子N1
間に、常開接点5aを有する避難指令リレー5が接続さ
れている。
【0012】また、6は電源端子P1、N1に接続された
遮断器であり、電源端子P1、N1の負荷側はエレベータ
のかご及び各階乗場に設けられる回路に遮断器6を介し
電源を供給する電源端子P2、N2に接続されている。
【0013】また、電源端子P1−N1間に後述する接点
10a、8aと遮断指令リレー7が接続されている。
【0014】また、絶縁監視装置8は、接点8aと、検
出端子8A、8Bを有し、遮断器6を介し電源が供給さ
れるエレベータのかご及び各階乗場に設けられた回路の
絶縁を監視し、回路が所定の絶縁以下になると接点8a
を開放する。
【0015】また、検出端子8A、8Bが各々接続され
る電源端子P2−N2間に常開接点4aと、かごを休止階
である2階へ走行させ、2階で休止状態にする休止制御
回路9が接続されている。
【0016】また同様に、電源端子P2−N2間に常開接
点5aと、かごを避難階である6階へ走行させ休止状態
にし、かごが避難階で休止状態となると閉成する接点1
0aを有する避難休止制御回路10に接続されている。
【0017】次に動作の説明を行う。
【0018】夜になってエレベータを利用する人がいな
くなると、建物の管理人は2階のスイッチ3に専用鍵を
挿入し休止を選択すると、P1−3A−3B−3C−4
−N1の回路が形成され、休止指令リレー4が付勢し、
2−4a−9−N2の回路が形成され、休止制御回路9
が起動してかごは2階で休止状態となる。
【0019】今、台風の接近で風雨が強くなり、エレベ
ータの昇降路及びかご上に冠水の恐れがあると、建物の
管理人はスイッチ3に専用鍵を挿入し避難を選択する
と、P1−3A−3B−3D−5−N1の回路が形成さ
れ、避難指令リレー5が付勢し、P2−5a−10−N2
の回路が形成され、避難休止制御回路10が起動し、か
ごは6階へ直行し停止し、休止状態後接点10aが閉成
する。
【0020】また、絶縁測定装置8は検出端子8A、8
Bから遮断器6を介し電源を供給されるエレベータのか
ご及び各階乗場に設けられた回路や配線の絶縁を監視し
ており、所定の絶縁以下になると接点8aを開放し、P
1−10a−8a−7−N1の回路が形成され遮断指令リ
レー7が付勢する。この遮断指令リレー7の付勢により
遮断器6が作動し、かご及び各階乗場に設置されている
回路の電源供給を停止し、かご及び各階乗場に設置され
ている電気機器が冠水しても回路破損、ヒューズ溶断及
びブレーカのトリップが防止できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータのかごが建
物の避難階で休止状態になると、かご及び各階乗場に設
けられる回路と配線の絶縁を絶縁測定装置が計測し、所
定値以下となると遮断器を作動させ回路及び配線の電源
を開放させるので、エレベータの主電源を開放させなく
とも、乗場からの雨水の浸水に対し、かご及び各階乗場
に設けられる電気機器の保護が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部回路図である。
【図2】休止階乗場の正面図である。
【符号の説明】
5 避難指令リレー 6 遮断器 7 遮断指令リレー 8 絶縁監視装置 9 休止制御回路 10 避難休止制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータを運転状態と予め定められた
    基準階へかごを休止させる基準階休止状態と、前記休止
    階とは異なる建物の上方階に予め設定した避難階へ前記
    かごを休止させる避難階休止状態とに切替えるスイッチ
    を有するエレベータの休止制御装置において、前記かご
    が前記避難階で休止状態となると作動し、エレベータの
    かご及び各階乗場に設けられる回路と配線の絶縁を計測
    する絶縁測定装置と、この絶縁測定装置で計測した絶縁
    が所定値以下のとき、前記かご及び各階乗場に設けられ
    た回路の電源線を開放する遮断器とを備えたことを特徴
    とするエレベータの休止制御装置。
JP6174393A 1994-07-26 1994-07-26 エレベータの休止制御装置 Pending JPH0834574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6174393A JPH0834574A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 エレベータの休止制御装置

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JP6174393A JPH0834574A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 エレベータの休止制御装置

Publications (1)

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JPH0834574A true JPH0834574A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15977812

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JP6174393A Pending JPH0834574A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 エレベータの休止制御装置

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JP (1) JPH0834574A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180136A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置、エレベータ及びエレベータの防水方法
JP2012197162A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180136A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置、エレベータ及びエレベータの防水方法
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