JPH08340518A - 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置 - Google Patents

文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置

Info

Publication number
JPH08340518A
JPH08340518A JP7144563A JP14456395A JPH08340518A JP H08340518 A JPH08340518 A JP H08340518A JP 7144563 A JP7144563 A JP 7144563A JP 14456395 A JP14456395 A JP 14456395A JP H08340518 A JPH08340518 A JP H08340518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
keyword
text data
unit
sentence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7144563A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Tanigawa
英和 谷川
Yoshio Nakano
善夫 中埜
Seiji Tsuji
誠治 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7144563A priority Critical patent/JPH08340518A/ja
Publication of JPH08340518A publication Critical patent/JPH08340518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字放送の文章データを重複なく記憶し、表
示する。 【構成】 文字多重アダプタ102はテレビ受像機10
1の受信した文字多重信号から文章データを分離して文
章受信部107に送る。キーワード抽出部111は送ら
れた一の文章データからキーワードを抽出する。データ
取出部109は記憶部104に記憶されている文章デー
タとキーワードとを順次取り出す。同一キーワード率算
出部112はデータ取出部が取り出したキーワードとキ
ーワード抽出部が抽出したキーワードとの一致する数を
計数する。同一判定部114は、一の文章データの総キ
ーワード数に対する計数した数の割合が同一判定値記憶
部113に記憶されている所定値以上のとき両文章デー
タの内容を一致すると判定する。格納部110は、同一
判定部で一致すると判定されたとき記憶部の文章データ
を一の文章データに更新格納し、全ての文章データと一
致しないと判定されたとき一の文章データを追加格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字多重放送等から入
力された文章データを整理する文章データ処理装置及び
この装置を利用した文字多重データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字多重放送が実用化され、文章
データとして種々の情報が送信されている。このため、
この文章を有効利用するべく、様々な技術が開発されて
いる。さて従来の文字多重データの有効利用を図る第1
の技術は、特開昭63−214090号公報記載の発明
である。この発明は、文字多重放送を常時受信し、時系
列に変化する文章データを分離した後全てファイリング
して詳細なデータベースとするものである。
【0003】また、第2の技術は、特開平1−1319
59号公報記載の発明である。この文章分類装置は、複
数の話題を格納する話題辞書と、文章から話題に関する
語を切り出す話題指示語切り出し部と、話題を決定する
話題選択部とを有し、入力された文章を話題辞書に格納
されたいずれかの話題に分類するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の第1
の技術では、受信した文字多重放送の文章データを単に
格納するだけなので、複数の放送局から同内容の放送が
された場合には、同様の内容を複数格納することにな
る。従って、大量の記録領域を必要とするばかりでな
く、格納した文章データを全て見ようとしたときには、
同様の文書データを複数回見なければならなかった。
【0005】また、このような第1の技術に第2技術で
ある文章の分類処理技術を利用しても、文章データを話
題別に分類することは可能であるけれども、重複した文
章データを複数回見なければならないことに変わりはな
い。本発明は、上記課題に鑑み、同一内容の文章データ
を整理して統一的に取り扱う文章データ処理装置及びこ
れを利用した文字多重データ処理装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題によれば、請求
項1に係る発明においては、複数の文章データを入力す
る入力手段と、前記入力手段から入力された一の文章デ
ータと他の一の文章データとから文章の同一性を判定す
るためのキーワードをそれぞれ少なくとも1つ抽出する
キーワード抽出手段と、前記キーワード抽出手段で抽出
された一の文章データのキーワードと他の一の文章デー
タのキーワードとの一致数を計数する一致数計数手段
と、前記一致数計数手段で計数された一致数をパラメー
タとして予め定めた基準値と比較することにより一の文
章データと他の一の文章データとの内容が一致するか否
かを判定する文書データ同一性判定手段と、前記文章デ
ータ同一性判定手段が一致すると判定したときは、一の
文章データと他の一の文章データとを統一する文章デー
タ統一手段とを備えることを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明においては、請求項1
記載の文章データ処理装置は、更に、同一の意味を有す
る複数のキーワードを格納する同義語格納手段を含み、
前記一致数計数手段は、前記キーワード抽出手段で抽出
された一の文章データのキーワードの同義語を前記同義
語格納手段から読み出す同義語読出部と、前記同義語読
出部が読み出した同義語を一の文章データのキーワード
と同一のキーワードとみなして他の一の文章データのキ
ーワードとの一致数を計数するみなし一致数計数部とを
備えることを特徴としている。
【0008】請求項3に係る発明においては、前記文書
データ同一性判定手段は、前記一致数計数手段で計数さ
れた一致数を分子として他の一の文章データのキーワー
ド数を分母とした値を計算する計算部と、前記計算部で
計算された値が予め定めた基準値以上のときに2つの文
章データの内容が一致すると判定する判定部とを有し、
前記文章データ統一手段は、前記判定部が一致すると判
定したとき、一の文章データを他の一の文章データに更
新する更新部を有することを特徴としている。
【0009】請求項4に係る発明においては、受信した
文字多重放送から文章データを分離する文字多重アダプ
タと、前記文字多重アダプタで分離された文章データを
記憶する文章データ記憶手段と、前記文章データ記憶手
段に記憶されている一の文章データを読み出す文章デー
タ読出手段と、前記文章データ読出手段が読み出した一
の文章データと、前記文字多重アダプタで分離された他
の一の文章データとからそれぞれ少なくとも1つのキー
ワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記キーワー
ド抽出手段で抽出された一の文章データのキーワードと
他の一の文章データのキーワードとの一致数を計数する
一致数計数手段と、前記一致数計数手段で計数された一
致数をパラメータとして一の文章データと他の一の文章
データとの内容が一致するか否かを判定する文章データ
同一性判定手段と、前記文章データ同一性判定手段が一
致すると判定したときには、一の文章データと他の一の
文章データとを統一して前記文章データ記憶手段に格納
する格納手段と、前記判定手段が前記文章データ記憶手
段に記憶されている全ての文章データと他の一の文章デ
ータとが一致しないと判定したときには、他の一の文章
データを前記文章データ記憶手段に追加格納する追加格
納手段と、前記文章データ記憶手段に記憶されている文
章データを読み出して表示する表示手段とを備えること
を特徴としている。
【0010】請求項5に係る発明においては、請求項4
記載の文字多重データ処理装置は、更に、同一の意味を
有する複数のキーワードを格納する同義語格納手段を含
み、前記一致数計数手段は、前記キーワード抽出手段で
抽出された一の文章データのキーワードの同義語を前記
同義語格納手段から読み出す同義語読出部と、前記同義
語読出部が読み出した同義語を一の文章データのキーワ
ードと同一のキーワードとみなして他の一の文章データ
のキーワードとの一致数を計数するみなし一致数計数部
とを備えることを特徴としている。
【0011】請求項6に係る発明においては、前記文書
データ同一性判定手段は、前記一致数計数手段で計数さ
れた一致数を分子として他の一の文章データのキーワー
ド数を分母とした値を計算する計算部と、前記計算部で
計算された値が予め定めた基準値以上のときに2つの文
章データの内容が一致すると判定する判定部とを有する
ことを特徴としている。
【0012】請求項7に係る発明においては、前記格納
手段は、前記文章データ記憶手段に記憶されている一の
文章データを他の一の文章データに更新する更新部を有
することを特徴としている。請求項8に係る発明におい
ては、前記格納手段は、前記文章データ記憶手段に記憶
されている一の文章データに隣接して他の一の文章デー
タを格納する格納部を有することを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
入力手段は、複数の文章データを入力する。キーワード
抽出手段は、前記入力手段から入力された一の文章デー
タと他の一の文章データとから文章の同一性を判定する
ためのキーワードをそれぞれ少なくとも1つ抽出する。
一致数計数手段は、前記キーワード抽出手段で抽出され
た一の文章データのキーワードと他の一の文章データの
キーワードとの一致数を計数する。文書データ同一性判
定手段は、前記一致数計数手段で計数された一致数をパ
ラメータとして予め定めた基準値と比較することにより
一の文章データと他の一の文章データとの内容が一致す
るか否かを判定する。文章データ統一手段は、重複した
文章データをなくすため、前記文章データ同一性判定手
段が一致すると判定したときは、一の文章データと他の
一の文章データとを統一、例えば、一の文章データを削
除するか他の一の文章を削除したり、一カ所にまとめた
りする。
【0014】また、請求項2の発明においては、同一の
意味を有する複数のキーワードを格納する同義語格納手
段を含み、前記一致数計数手段の同義語読出部は、前記
キーワード抽出手段で抽出された一の文章データのキー
ワードの同義語を同一の意味を有する複数のキーワード
を格納する同義語格納手段から読み出す。みなし一致数
計数部は、前記同義語読出部が読み出した同義語を一の
文章データのキーワードと同一のキーワードとみなして
他の一の文章データのキーワードとの一致数を計数す
る。
【0015】また、請求項3の発明においては、前記文
書データ同一性判定手段の計算部は、前記一致数計数手
段で計数された一致数を分子として他の一の文章データ
のキーワード数を分母とした値を計算する。判定部は、
前記計算部で計算された値が予め定めた基準値以上のと
きに2つの文章データの内容が一致すると判定する。前
記文章データ統一手段の更新部は、前記判定部が一致す
ると判定したとき、一の文章データを他の一の文章デー
タに更新する。
【0016】また、請求項4の発明においては、文字多
重アダプタは、受信した文字多重放送から文章データを
分離する。文章データ記憶手段は、前記文字多重アダプ
タで分離された文章データを記憶している。文章データ
読出手段は、前記文章データ記憶手段に記憶されている
一の文章データを読み出す。キーワード抽出手段は、前
記文章データ読出手段が読み出した一の文章データと、
前記文字多重アダプタで分離された他の一の文章データ
とからそれぞれ少なくとも1つのキーワードを抽出す
る。一致数計数手段は、前記キーワード抽出手段で抽出
された一の文章データのキーワードと他の一の文章デー
タのキーワードとの一致数を計数する。文章データ同一
性判定手段は、前記一致数計数手段で計数された一致数
をパラメータとして一の文章データと他の一の文章デー
タとの内容が一致するか否かを判定する。格納手段は、
重複した文章データをなくすため、前記文章データ同一
性判定手段が一致すると判定したときには、一の文章デ
ータと他の一の文章データとを統一(例えば、最新の他
の一の文章データだけにし、又は2つの文章データを一
カ所にまとめる。)して前記文章データ記憶手段に格納
する。追加格納手段は、前記判定手段が前記文章データ
記憶手段に記憶されている全ての文章データと他の一の
文章データとが一致しないと判定したときには、他の一
の文章データを前記文章データ記憶手段に追加格納す
る。表示手段は、ユーザからの指示によって、前記文章
データ記憶手段に記憶されている文章データを読み出し
て表示する。
【0017】また、請求項5の発明においては、前記一
致数計数手段の同義語読出部は、前記キーワード抽出手
段で抽出された一の文章データのキーワードの同義語を
同一の意味を有する複数のキーワードを格納する同義語
格納手段から読み出す。みなし一致数計数部は、前記同
義語読出部が読み出した同義語を一の文章データのキー
ワードと同一のキーワードとみなして他の一の文章デー
タのキーワードとの一致数を計数する。
【0018】また、請求項6の発明においては、前記文
書データ同一性判定手段の計算部は、前記一致数計数手
段で計数された一致数を分子として他の一の文章データ
のキーワード数を分母とした値を計算する。判定部は、
前記計算部で計算された値が予め定めた基準値以上のと
きに2つの文章データの内容が一致すると判定する。ま
た、請求項7の発明においては、前記格納手段の更新部
は、前記文章データ記憶手段に記憶されている一の文章
データを他の一の文章データに更新する。
【0019】また、請求項8の発明においては、前記格
納手段の格納部は、同一内容の文章データを一まとめに
するよう、前記文章データ記憶手段に記憶されている一
の文章データに隣接して他の一の文章データを格納す
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る文字多重データ処理装置
を実施例に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係る文字多重データ処
理装置の第1実施例の構成図である。この文字多重デー
タ処理装置は、テレビ受像機101と、文字多重アダプ
タ102と、データ蓄積部103と、記憶部104と、
データ表示制御部105と、命令入力部106とを備え
る。
【0021】テレビ受像機101は、映像信号に多重さ
れた文字多重信号を常時受信し、該受信した信号を文字
多重アダプタ102に出力する。また、記憶部104に
記憶されている文章をデータ表示制御部105の制御に
よって表示する。文字多重アダプタ102は、映像信号
に多重された文字多重信号をテレビ受像機101から受
け、文章データを分離してデータ蓄積部103に通知す
る。
【0022】データ蓄積部103は、文章受信部107
と、同一性判定部108と、データ取出部109と、格
納部110とを備える。文章受信部107は、文字多重
アダプタ102から通知された文章データN0を受け付
け、バッファ(図示せず)に記憶させ、同一性判定部1
08を起動する。
【0023】例えば、今、放送局Aから文字多重放送で
3つのニュースが送信されると、文字多重アダプタ10
2によって分離された該文章データ201、202、2
03は、図2に示すように文書受信部107内の図示し
ないバッファに記憶される。なお、バッファに記憶され
ている文章データには符号N0を付ける。同一性判定部
108は、キーワード抽出部111と、同一キーワード
率算出部112と、同一判定値記憶部113と同一判定
部114とを備える。
【0024】キーワード抽出部111は、文章受信部1
07又は格納部110によって起動されると、文章受信
部107のバッファに記憶されている一の文章データN
0を読み出し、少なくとも1以上のキーワード(以下
「キーワード群」という。)を抽出し、データ取出部1
10を起動する。このキーワードの抽出は、例えば、公
知の技術(「日本語情報処理」高橋編、田中他著、近代
科学社)を用いる。ここで、キーワードとは、文章の同
一性を判定するための字句単位をいう。
【0025】即ち、図2に示すような文章データ20
1、202、203が文章受信部107のバッファに記
憶されているとき、その第1文である文章データ201
を文章データN0として読み出し、キーワード群K0を
抽出する。文章データN0のキーワード群K0は、「2
8型、45万円、ハイビジョン、M社」の4つである。
同様に、第2文の文章データ202のキーワード群K0
は、「3DO規格、S社、ゲーム機、10月発売」であ
り、第3文の文章データ203のキーワード群K0は、
「94冷凍年度、エアコン販売、過去最高」である。
【0026】同一キーワード率算出部112は、データ
取出部110からキーワード群Kiの通知を受けると、
キーワード抽出部111が抽出したキーワード群K0を
読み出し、キーワード群K0に含まれるキーワードの中
でキーワード群Kiに含まれるキーワードと一致するキ
ーワード数を数える。なお、キーワード群Kiの添字i
は、記憶部104のi番目に記憶されていることを示
す。このキーワード数とキーワード群Kiのキーワード
数とを次式に代入して同一キーワード率を算出する。
【0027】同一キーワード率=(キーワード群K0の
キーワードの中でキーワード群Kiに含まれるキーワー
ドと一致する数)/(キーワード群K0のキーワード
数) 算出した同一キーワード率を同一判定部114に通知す
る。即ち、図2に示す第1文の文章データ201が文章
データN1として記憶部104に記憶されているとき
に、同一キーワード率算出部112は、第2文の文章デ
ータ202を文章データN0として、キーワード抽出部
111によって抽出されたキーワード群K0と文章デー
タN1のキーワード群K1との同一キーワード率「0」
を算出する。同様に、図2に示す第1文の文章データ2
01、202が文章データN1,N2として記憶部10
4に記憶されている場合に、第3文の文章データ203
を文章データN0として、同一キーワード率を算出した
ときも、同一キーワード率「0」とそれぞれなる。
【0028】同一判定値記憶部113は、2つの文章デ
ータを同一内容と看做す基準となる基準同一キーワード
率を記憶している。同一判定部114は、同一キーワー
ド率算出部112から同一キーワード率の通知を受ける
と、同一判定値記憶部113に記憶されている基準同一
キーワード率を読み出し、 (同一キーワード率)−(基準同一キーワード率) を計算する。計算した値が「0」以上であるとき、キー
ワード群K0が抽出された文章データN0とキーワード
群Kiを含む文章データNiとの内容が一致すると看做
し、格納部110に更新を指示する。計算した値が
「0」未満であるとき、文章データN0と文章データN
iとの内容が異なると看做し、データ取出部109に起
動を指示する。
【0029】データ取出部109は、同一性判定部10
8のキーワード抽出部111によって起動されると、カ
ウンタiの値に「1」を設定し、また、同一性判定部1
08の同一判定部114によって起動されると、カウン
タiの値に「1」を加えとともに、記憶部104に記憶
されているi番目の文章データNiとそのキーワード群
Kiとが存在するか否かを判定し、存在しないときは、
格納部109にカウンタiの値を通知する。
【0030】存在するときは、その文章データNiとキ
ーワード群Kiとを取り出し、キーワード群Kiを同一
キーワード率算出部112に通知する。格納部110
は、データ取出部109からカウンタiの値の通知を受
けると、文章受信部107のバッファに記憶されている
文章データN0とキーワード抽出部111が抽出したキ
ーワード群K0とを組にして記憶部104に文章データ
Ni、キーワード群Kiとして格納する。また、同一性
判定部108の同一判定部114から更新の指示を受け
ると、データ取出部109が取り出した文章データNi
とキーワード群Kiとの組を記憶部104から削除する
とともに、文章受信部107のバッファに記憶されてい
る文章データN0とキーワード抽出部111が抽出した
キーワード群K0とを組にして、記憶部104文章デー
タNiとキーワード群Kiとして格納する。記憶部10
4に文章データNiとキーワード群Kiとを格納した
後、同一性判定部103のキーワード抽出部111を起
動する。
【0031】例えば、図2の第1文の文章データ201
のキーワード群K0がキーワード抽出部111によって
抽出された場合、記憶部104に文章データが記憶され
ていないときは、格納部110は、文章データN1「2
8型45万円のハイビジョンをM社が投入」とキーワー
ド群K1「28型、45万円、ハイビジョン、M社」と
を組にして記憶部104に格納する。更に、図2の第
2、第3の文章データ202、203についても記憶部
104に格納する。
【0032】記憶部104は、ハードディスク、光ディ
スク等からなり、データ蓄積部103の格納部110に
よって新たな文章データとキーワード群とを格納され
る。また既に記憶している文章データと同一内容と看做
される文章データがあるときは、格納部110によって
既に記憶している文章データとキーワード群とを削除さ
れ、新たな文章データとキーワード群とを格納される。
【0033】即ち、図2に示す文章データ201、20
2、203が放送局Aから送信された場合には、図3に
示すような文章データN1,N2,N3とキーワード群
K1,K2,K3とのそれぞれの組を記憶している。デ
ータ表示制御部105は、命令入力部106から文章デ
ータの表示の指示を受けると、記憶部104に記憶され
ている文章データを順次読み出し、ビットマップデータ
に展開して、テレビ受像機101に表示させる。
【0034】命令入力部106は、リモートコントロー
ラ等からなり、ユーザからの表示命令を受け、記憶部1
04に記憶されている文章データの表示の指示をデータ
表示制御部105に与える。今、記憶部104に図3に
示す文章データおよびキーワード群が記憶されている場
合の具体例を説明する。ニュース記事「ハイビジョンT
V M社が低価格化28型で45万円」が放送局Bから
送信されてきたときには、テレビ受像機101が放送局
Bから送信されてきた文字多重放送を受信し、文字多重
アダプタ102が文章データと映像情報とを分離する。
文章受信部107は文字データN0を受信し、同一性判
定部108のキーワード抽出部111は文章データN0
から「ハイビジョンTV、M社、低価格化、28型、4
5万円」の5つのキーワード(この5つのキーワードを
キーワード群K0とする。)を抽出する。
【0035】次に、データ取出部109は、記憶部10
4に記憶されている1番目の文章データN1とキーワー
ド群K1とを取り出す。同一キーワード率算出部112
がキーワード群K0,K1を比較して、予め決められた
同一キーワード率算出式 同一キーワード率=(キーワード群K0のキーワードの
中でキーワード群K1に一致しているキーワード数)/
(キーワード群K0のキーワード数) に従って、同一キーワード率を算出する。キーワード群
K0のキーワード数は5、キーワード群K0のキーワー
ドの中でキーワード群K1に一致しているキーワード数
は、「M社、28型、45万円」の3であるので、 同一キーワード率=3/5=0.6 となる。今、同一判定値記憶部113に記憶されている
基準同一キーワード率を0.5(同一キーワード率が
0.5以上であれば同一のニュースであると看做す)と
すれば、同一判定部10223は文章データN1と文章
データN0は同一であると看做し、文章データN0およ
びキーワード群K0を記憶部104に更新格納する。
【0036】更に、ニュース記事「K社が24時間風呂
に参入 50万円切る廉価品発売」および映像が放送局
Bから送信されてきた場合には、同様にして文章受信部
107は文章データN0を受信し、同一性判定部108
は文章データを読み出し、キーワード抽出部111は文
章データN0から「K社、24時間風呂、50万円、廉
価品発売」の4つのキーワード(この4つのキーワード
をキーワード群K0とする)を抽出する。
【0037】次に、データ取出部109は、記憶部10
4に格納されている1番目の文章データN1とキーワー
ド群K1とを取り出す。同一キーワード率算出部112
がキーワード群K0,K1を比較して、同一キーワード
率を算出する。キーワード群K1の「ハイビジョンT
V、M社、低価格化、28型、45万円」とキーワード
群K0の「K社、24時間風呂、50万円、廉価品発
売」には共通するキーワードがないので、 同一キーワード率=0 となる。
【0038】同様に、データ取出部109は、記憶部1
04に記憶されている2番目から3番目の文章データN
2,N3とキーワード群K2,K3とを順次取り出す。
同一キーワード率算出部112がキーワード群K2,K
0及びK3,K0を順次比較して、同一キーワード率を
算出する。ともに共通するキーワードがないので、 同一キーワード率=0 となる。
【0039】次に、データ取出部109が4番目の文章
データを記憶部104から取り出そうとするが、記憶部
104には4番目の文章データは存在しないので格納部
110が文章データN0とキーワード群K0とを記憶フ
ロッピーディスク104に文章データN4、キーワード
群K4として格納する。次に、本実施例の動作を図4に
示すフローチャートを用いて説明する。
【0040】先ず、文字多重データ処理装置の電源が入
れられると(S402)、テレビ受像機101が文字多
重信号を受信する(S404)。テレビ受像機101が
文字多重アダプタ102に文字多重信号を送信する(S
406)。文字多重アダプタ102で映像情報と文章デ
ータとを分離する(S408)。
【0041】文字多重アダプタ102が受信した文字多
重信号中に文章が存在するか否か判断する(S41
0)。存在すれば、S412に移り、存在しなければS
402に戻る。文章受信部107が文章データを文字多
重アダプタ102から受信して記憶する(S412)。
【0042】キーワード抽出部111が文章受信部10
7が記憶している一つ文章から1つ以上のキーワード群
を抽出する。抽出したキーワード群をK0とする(S4
14)。記憶部104に記憶されているデータ(本実施
例の場合は、文章データとキーワード群からなる)をカ
ウントするカウンタiに「1」を設定する(S41
6)。
【0043】データ取出部109がi番目の格納データ
が存在するか否か判断する(S418)。存在すればS
420に移り、存在しなければS432に移る。データ
取出部109がi番目のデータを取り出す。取り出した
データ中のキーワード群をKiとする(S420)。同
一キーワード率算出部112がキーワード群K0,Ki
から予め決められた同一キーワード率算出式に従い同一
キーワード率を算出する(S422)。
【0044】同一判定部114が2つ,の文章が同一で
あるか否かを判断するための基準となる同一キーワード
率である基準同一キーワード率を同一判定値記憶部11
3から取り出す(S424)。同一菊1率算出部112
で算出した同一キーワード率と基準同一キーワード率を
比較して同一か否かを判断する(S426)。同一であ
れば、S428に移り、同一でなければ、S430に移
る。
【0045】格納部110は、記憶部104に記憶され
ている文章データNiとキーワード群Kiとを削除し
て、文章受信部107のバッファに記憶されている文章
データN0とキーワード抽出部111が抽出したキーワ
ード群K0とを記憶部104に文章データNi、キーワ
ード群Kiとして格納し(S428)、S402に戻
る。
【0046】i=i+1とし(S430)、S418に
戻る。格納部110が文章データN0とキーワード群K
0とを組に文章データNi、キーワード群Kiとして記
憶部104に格納し(S432)、S402に戻る。電
源が切られると(S402)、処理を終了する。更に、
命令入力部106がユーザから表示の指示を受けると、
データ表示制御部105は、記憶部104に記憶されて
いる文章データ(ニュース記事)を順次テレビ受像機1
01に表示させる。
【0047】以上のように本実施例によれば、複数の放
送局から送信された重複した文字放送によるニュース記
事を蓄積する際に、その重複が排除されて、最新異なる
ニュース記事のみ格納することができる。従って、例え
ばある日に起こったニュース記事を見る場合に、重複し
たニュース記事を見ることなく、しかも全ての内容のニ
ュース記事を見ることができる。
【0048】なお、上記実施例では、同一キーワード率
算出式を 同一キーワード率=(2つのキーワード群の同一キーワ
ード数)/(比較されるキーワード群のキーワード数)
としたが、 同一キーワード率=(2つのキーワード群の同一キーワ
ード数)/(比較するキーワード群のキーワード数)
や、同一キーワード率=(2つのキーワード群の同一キ
ーワード数)/(2つのキーワード群の合計キーワード
数) としてもよい。
【0049】また、基準同一キーワード率を0.5とし
たが、0.8や0.3などの他の値でもよい。なお、文
章データの同一性の判断を同一キーワード率をパラメー
タとして行ったが、同一のキーワード数が3以上のとき
に2つの文章データを同一の文章データと看做すように
してもよい。
【0050】また、記憶部104には、キーワードと文
章データとを記憶したが、記憶部104に文章データの
みを記憶し、2つの文章データの同一性の判定時に記憶
部104に記憶されている文章データのキーワードを抽
出してもよい。更に、格納部110は、記憶部104に
後から送信されてきた文章データN0とキーワード群K
0とを更新記憶することとしたけれども、キーワード群
K0とキーワード群Kiのキーワード数を比較してその
数の多い文章データを選ぶ比較選択部を設けて、比較選
択部で選択された文章データとキーワード群とを記憶部
104に記憶するようにしてもよい。これによって、よ
り詳しい文字データを表示することができる。 (第2実施例)図5は、本発明に係る文字多重データ処
理装置の第2実施例の構成図である。
【0051】第1実施例のそれと同一の構成部分につい
ては同一符号を付してその説明を省略し、本実施例の固
有の構成を説明する。この文字多重データ処理装置は、
テレビ受像機101と、文字多重アダプタ102と、デ
ータ蓄積部501と命令入力部106とを備える。デー
タ蓄積部501は、文章受信部107と、同一性判定部
502と、データ取出部109と、格納部110とを備
える。
【0052】上記第1実施例の文字多重データ処理装置
と異なるのは、同一性判定部502だけであるので、こ
の構成要素を中心に説明する。同一性判定部502は、
キーワード抽出部111と、同義語記憶部503と、同
一性判定部504とを備える。キーワード抽出部111
は、第1実施例のそれと同様であるので説明を省略す
る。
【0053】同義語記憶部503は、図6にその一例を
示すように、同一の意味を有する複数のキーワードを対
として予め記憶している。例えば、同義語1では、ハイ
ビジョンとハイビジョンテレビとが同一の意味を有する
キーワードとされている。同一性判定部504は、一致
キーワード数カウンタSとキーワード抽出部111で抽
出されたキーワード群K0のキーワードをカウントする
カウンタjとデータNiのキーワード群Kiのキーワー
ドをカウントするカウンタmと、同義語記憶部503に
記憶されている同義語をカウントするカウンタwとを有
する。また、2つの文章データN0、Niが同一内容で
あると判断する基準となる基準一致キーワード数S0を
記憶している。同一判定部504は、データ取出部10
9から記憶部104に記憶されているi番目のキーワー
ド群Kiの通知を受けると、一致キーワード数カウンタ
Sを「0」に設定し、カウンタjを「1」に設定する。
【0054】また、キーワード群Kiのm番目のキーワ
ードが存在しないとき、キーワード群K0のj番目のキ
ーワードに一致する同義語群SWが同義語記憶部503
に記憶されていないとき、又は一致キーワード数カウン
タSに「1」を加えたときにカウンタjに「1」を加え
る。キーワード群K0のj番目のキーワードが存在する
か否かを判断し、j番目のキーワードが存在しないとき
は、一致キーワード数カウンタSの値が基準一致キーワ
ード数S0の値以上か否かを判断する。以上と判断した
ときは、格納部110に更新を指示する。
【0055】未満と判断したときは、データ取出部10
9に起動を指示する。j番目のキーワードが存在すると
きは、そのキーワードK0(j)を取り出しカウンタm
に「1」を設定する。そのキーワードK0(j)に一致
する同義語群SWが記憶されているときに、かつ、その
w番目の同義語が存在しないときにカウンタmに「1」
を加える。
【0056】また、キーワード群Kiのm番目のキーワ
ードKi(m)が存在するか否かを判断し、存在すると
きは、キーワードK0(j)、Ki(m)が一致するか
否かを判断する。一致するときは一致キーワード数カウ
ンタSに「1」を加え、一致しないときはキーワードK
0(j)と一致する同義語を有する同義語群SWが同義
語記憶部503に記憶されているか否かを判断する。一
致する同義語群SWが記憶されているとき、カウンタW
に「1」を設定する。同義語群SWのw番目の同義語S
W(w)とキーワード群Kiのm番目のキーワードKi
(m)とが一致しないとき、カウンタWに「1」を加え
る。
【0057】同義語群SWのw番目の同義語SW(w)
が存在するか否かを判断し、存在するときは、同義語S
W(w)とキーワードKi(m)とが一致するか否かを
判断する。一致するときは一致キーワード数カウンタS
に「1」を加える。今、記憶部104に図3に示したよ
うな文章データN1、キーワード群KIと文章N2、キ
ーワード群K2と文章データN3、キーワード群K3と
がそれぞれ組として記憶されている場合に、文字放送に
よりニュース記事(文章データNO)「低価格、45万
円のハイビジョンテレビをM電器が発売」が放送された
とき、キーワード抽出部111は、キーワード群K0
「低価格、45万円、ハイビジョンテレビ、M電器、発
売」を抽出する。先ず、K0の各キーワードとK1の各
キーワードとを比較し、一致するキーワードの数を数え
る。この際、同義語記憶部503に記憶されている同義
語を同一のキーワードであると看做して一致するキーワ
ードの数を数える。第1実施例のようにキーワードが一
致するものだけを数えると、一致するのは「45万円」
の1つであるけれども、同義語を同一のキーワードと看
做すと、キーワード群K0の「ハイビジョンテレビ」、
キーワード群K0の「M電器」とキーワード群K1の
「M社」との2つが更に一致して、3つのキーワードが
一致することになる。基準キーワード一致数S0を例え
ば「3」の定めていると、文章データK0と文章データ
K1とは同一内容と判定され、最新の文章データN0を
文章データN1に替えて記憶部104に格納部110が
記憶させる。
【0058】次に、本実施例の固有の動作を図7のフロ
ーチャートを用いて説明する。第1実施例のS420に
続いて、同一判定部504は、一致キーワード数カウン
タS=0とカウンタj=1と設定する(S702)。キ
ーワード抽出部111が抽出したキーワード群K0中の
j番目のキーワードが存在するか否かを判定し(S70
4)存在すればS706に移り、存在しなければSに移
る。
【0059】キーワード群K0中のj番目のキーワード
を取り出し、キーワードK0(j)とする(S70
6)。カウンタm=1を設定する(S708)。キーワ
ード群Ki中のm番目のキーワード存在するか否かを判
定し(S710)、存在すればS712に移り、存在し
なければS730に移る。
【0060】キーワード群Ki中のm番目のキーワード
を取り出し、キーワードKi(m)とする(S71
2)。キーワード群K0(j)とキーワードKi(m)
とが一致するか否かを判定する(S714)。一致すれ
ばSに移り、一致しなければS716に移る。次に、同
一判定部504は、同義語格納部503にKi(m)と
一致する同義語を有する同義語群SWが存在するか否か
を判断する(S716)。存在すればカウンタW=1を
設定し(S718)、存在しなければS730に移る。
【0061】同義語群SW中のw番目の同義語SW
(w)が存在するか否かを判断する(S720)。存在
すれば、同義語とキーワードK0(j)とが一致するか
否かを判断する(S722)。存在しなければ、カウン
タmに「1」を加え(S724)、S710に戻る。S
722において、一致しなければ、カウンタwに「1」
を加え(S726)、S720に戻る。S722におい
て、一致すれば、一致キーワード数カウンタSに「1」
を加える(S728)。
【0062】S730において、カウンタjに「1」を
加え、S704に戻る。704において、キーワードK
0(j)が存在しないときは、同一性判定部504は、
一致キーワード数カウンタSの値がS≧S0であるか否
かを判定する(S732)。S≧S0のとき、文章デー
タNOと文章データNiとが同一内容でると判定して第
1実施例のS428に移り、S<S0のとき同一内容で
ないと判定して第1実施例のS430に移る。
【0063】以上のように、本実施によれば、同義語を
同一のキーワードと看做すことにより、さらに効率的に
同一のニュース記事の蓄積を排除することができ、重複
したニュース記事を見ることなく、しかも全ての内容の
ニュース記事を見ることができる。 (第3実施例)図8は、本発明に係わる文字多重データ
処理装置の構成図である。第1実施例のそれと同一の構
成部分については同一符号を付してその説明を省略し、
本実施例の固有の構成を説明する。
【0064】この文字多重データ処理装置は、テレビ受
像機101と、文字多重アダプタ102と、データ蓄積
部801と、記憶部104と、データ表示制御部105
と、命令入力部106とを備える。データ蓄積部801
は、文章受信部107と、同一性判定部802と、デー
タ取出部109と、格納部803とを備える。同一性判
定部802は、キーワード抽出部111と、同一キーワ
ード率算出部112と、同一性判定記憶部113と、同
一性判定部804とを備える。
【0065】同一性判定部804は、第1実施例の同一
性判定部114の格納部110への更新の指示に替え
て、 (同一キーワード率)−(基準同一キーワード率) の計算結果が「0」以上であるとき、格納部803に追
加格納の指示をする。格納部803は、第1実施例の同
一性判定部114からの更新の指示に替えて、同一性判
定部804から追加格納に指示を受けると、データ取出
部109が取り出した文章データNiとキーワード群K
iとの組以降に記憶部104に記憶されている文章デー
タN(i+1)とキーワード群K(i+1)、文章デー
タN(i+2)とキーワード群K(i+2)、・・・の
順番を1つずつ繰り下げて、文章データN(i+2)と
キーワード群K(i+2)、文章データN(i+3)と
キーワード群K(i+3)、・・・、とする。その上
で、記憶部104の文章データNiとキーワード群Ki
との組の後に文章受信部107のバッファに記憶されて
いる文章データNOとキーワード抽出部111が抽出し
たキーワード群K0とを文章データK(i+1)、キー
ワード群K(i+1)として格納する。
【0066】例えば、図3に示した文章データとキーワ
ード群との各組を記憶部104が記憶している場合に、
ニュース記事(文章データN0)「M社が32型のハイ
ビジョンを55万円、28型のハイビジョンを45万円
で発売」が放送局Bから送信されてきたときは、キーワ
ード抽出部111は、キーワード群K0「M社、32
型、ハイビジョン、55万円、28型、45万円、発
売」を抽出する。
【0067】データ取出部109は、文章データN1と
キーワード群K1とを取り出し、同一キーワード率算出
部112は、同一キーワード率を算出する。ここでキー
ワード群K0のキーワード数は7、キーワード群K0の
キーワードの中でキーワード群K1に含まれるキーワー
ドと一致する数は「M社、ハイビジョン、28型、45
万円、」の4つであるので、 同一キーワード率=4/7 が得られる。
【0068】同一判定部804は、同一判定値記憶部1
13に記憶されている基準同一キーワード率0.5より
も同一キーワード率が大きいので、文章データN0と文
章データN1とが同一内容と看做して、格納部803に
追加格納を指示する。格納部803は記憶部104に記
憶されている図3に示した文章データN2、キーワード
群K2と文章データN3、キーワード群K3とをそれぞ
れ、文章データN3、キーワード群K3と文章データN
4、キーワード群K4とに一ずつ後に動かし、文章デー
タN0、キーワード群K0を文章データN2、キーワー
ド群K2として記憶部104に追加格納する。この結
果、記憶部104の記憶内容は、図9に示すようにな
る。
【0069】次に、本実施例の動作について説明する
が、第1実施例の動作と異なるところだけを図4を参照
して説明する。S428に替えて、同一判定部804
は、格納部803に追加格納を指示する。格納部803
は、この追加格納の指示を受けると、記憶部104に記
憶されてに記憶されている(i+1)番目以降に組にし
て記憶されている文章データとキーワード群とを1つず
つ繰り下げて、記憶させる。続いて、記憶部104に文
章データN0、キーワード群K0を文章データN(i+
1)、キーワード群K(i+1)の組みとして記憶され
る。この後、S402に戻る。
【0070】以上のように本実施例によれば、同一性の
あるニュース記事を集中して格納できることにより、同
一の記事、関連記事が固まって表示される。従って、一
日仁起ったニュース記事を見る場合に、関連記事を固め
て見ることができ、しかも全てのニュース記事を見るこ
とができる。なお、キーワードが完全に一致すれば同一
のニュース記事と看做して削除してもよい。そのように
することによって、重複記事を見る煩わしさから解放さ
れる。
【0071】また、本実施例では同一性のある最初のニ
ュース記事が見つかった時点でその後に放送されてきた
ニュース記事を格納したが、全ての記事と比較して、同
一キーワード率が最も高い記事の後に格納してもよい。
この場合、格納処理に時間を要するが、より関連する記
事を固めて格納することができる利点がある。
【0072】
【発明の効果】以上説明したよう請求項1の発明によれ
ば、複数の文章データのうち同一内容と看做す文章デー
タを統一できるので、重複した文章データをなくすこと
ができる。請求項2の発明によれば、文章データの字句
(キーワード)に拘泥せずに同じ意味内容のキーワード
と一致すれば、同一内容の文章データと看做すことによ
って、更に、重複した文章データをなくすことができ
る。
【0073】請求項3の発明によれば、一の文章データ
と他の一の文章データとの内容の同一性を正確に判定し
て、同一内容の文章データを一つの文章データにするこ
とができる。請求項4の発明によれば、放送局から送信
される文章データの同一性を判定して、同一内容の文章
データを統一するので、ユーザに全ての文章データを効
率的に見せることができる。
【0074】請求項5の発明によれば、文章データの字
句に拘泥せずに、同一内容の文章データであるか否かを
判定できるので、更にユーザに全ての文章データを効率
的に見せることができる。請求項6の発明によれば、一
の文章データと他の一の文章データとの内容の同一性を
正確に判定することができる。
【0075】請求項7の発明によれば、同一内容の文章
データを最新の文章データに更新するので、文章データ
記憶手段のメモリの容量を少なくでき、またユーザは、
重複した文章データを見ることなく、かつ、最新の文章
データを見ることができる。請求項8の発明によれば、
同一内容の文章データをまとめて記憶しているので、ユ
ーザは、同一内容の文章データをまとめて見ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる文字多重データ処理装置の第1
実施例の構成図である。
【図2】放送局から送信されてくるニュース記事(文章
データ)の一例の説明図である。
【図3】記憶部に記憶されているデータ例の説明図であ
る。
【図4】上記実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明に係わる文字多重データ処理装置の第2
実施例の構成図である。
【図6】同義語記憶部に記憶されている同義語の例の説
明図である。
【図7】上記実施例の固有の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図8】本発明に係わる文字多重データ処理装置の第3
実施例の構成図である。
【図9】記憶部に記憶されるデータ例の説明図である。
【符号の説明】
101・・・テレビ受信機 102・・・文字多重アダプタ 103・・・データ蓄積部 104・・・記憶部 105・・・データ表示制御部 106・・・命令入力部 107・・・文章受信部 108・・・同一性判定部 109・・・データ取出部 111・・・キーワード抽出部 112・・・同一キーワード率算出部 113・・・同一判定値記憶部 114・・・同一判定部 501・・・データ蓄積部 502・・・同一性判定部 503・・・同義語記憶部 504・・・同一判定部 801・・・データ蓄積部 802・・・同一性判定部 803・・・格納部 804・・・同一判定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文章データを入力する入力手段
    と、 前記入力手段から入力された一の文章データと他の一の
    文章データとから文章の同一性を判定するためのキーワ
    ードをそれぞれ少なくとも1つ抽出するキーワード抽出
    手段と、 前記キーワード抽出手段で抽出された一の文章データの
    キーワードと他の一の文章データのキーワードとの一致
    数を計数する一致数計数手段と、 前記一致数計数手段で計数された一致数をパラメータと
    して予め定めた基準値と比較することにより一の文章デ
    ータと他の一の文章データとの内容が一致するか否かを
    判定する文書データ同一性判定手段と、 前記文章データ同一性判定手段が一致すると判定したと
    きは、一の文章データと他の一の文章データとを統一す
    る文章データ統一手段とを備えることを特徴とする文章
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文章データ処理装置は、
    更に、同一の意味を有する複数のキーワードを格納する
    同義語格納手段を含み、 前記一致数計数手段は、 前記キーワード抽出手段で抽出された一の文章データの
    キーワードの同義語を前記同義語格納手段から読み出す
    同義語読出部と、 前記同義語読出部が読み出した同義語を一の文章データ
    のキーワードと同一のキーワードとみなして他の一の文
    章データのキーワードとの一致数を計数するみなし一致
    数計数部とを備えることを特徴とする文章データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記文書データ同一性判定手段は、 前記一致数計数手段で計数された一致数を分子として他
    の一の文章データのキーワード数を分母とした値を計算
    する計算部と、 前記計算部で計算された値が予め定めた基準値以上のと
    きに2つの文章データの内容が一致すると判定する判定
    部とを有し、 前記文章データ統一手段は、 前記判定部が一致すると判定したとき、一の文章データ
    を他の一の文章データに更新する更新部を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の文章データ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 受信した文字多重放送から文章データを
    分離する文字多重アダプタと、 前記文字多重アダプタで分離された文章データを記憶す
    る文章データ記憶手段と、 前記文章データ記憶手段に記憶されている一の文章デー
    タを読み出す文章データ読出手段と、 前記文章データ読出手段が読み出した一の文章データ
    と、前記文字多重アダプタで分離された他の一の文章デ
    ータとからそれぞれ少なくとも1つのキーワードを抽出
    するキーワード抽出手段と、 前記キーワード抽出手段で抽出された一の文章データの
    キーワードと他の一の文章データのキーワードとの一致
    数を計数する一致数計数手段と、 前記一致数計数手段で計数された一致数をパラメータと
    して一の文章データと他の一の文章データとの内容が一
    致するか否かを判定する文章データ同一性判定手段と、 前記文章データ同一性判定手段が一致すると判定したと
    きには、一の文章データと他の一の文章データとを統一
    して前記文章データ記憶手段に格納する格納手段と、 前記判定手段が前記文章データ記憶手段に記憶されてい
    る全ての文章データと他の一の文章データとが一致しな
    いと判定したときには、他の一の文章データを前記文章
    データ記憶手段に追加格納する追加格納手段と、 前記文章データ記憶手段に記憶されている文章データを
    読み出して表示する表示手段とを備えることを特徴とす
    る文字多重データ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の文字多重データ処理装置
    は、更に、同一の意味を有する複数のキーワードを格納
    する同義語格納手段を含み、 前記一致数計数手段は、 前記キーワード抽出手段で抽出された一の文章データの
    キーワードの同義語を前記同義語格納手段から読み出す
    同義語読出部と、 前記同義語読出部が読み出した同義語を一の文章データ
    のキーワードと同一のキーワードとみなして他の一の文
    章データのキーワードとの一致数を計数するみなし一致
    数計数部とを備えることを特徴とする文字多重データ処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記文書データ同一性判定手段は、 前記一致数計数手段で計数された一致数を分子として他
    の一の文章データのキーワード数を分母とした値を計算
    する計算部と、 前記計算部で計算された値が予め定めた基準値以上のと
    きに2つの文章データの内容が一致すると判定する判定
    部とを有することを特徴とする請求項4又は請求項5記
    載の文字多重データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記格納手段は、 前記文章データ記憶手段に記憶されている一の文章デー
    タを他の一の文章データに更新する更新部を有すること
    を特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6記載の文
    字多重データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記格納手段は、 前記文章データ記憶手段に記憶されている一の文章デー
    タに隣接して他の一の文章データを格納する格納部を有
    することを特徴とする請求項4、請求項5又は請求項6
    記載の文字多重データ処理装置。
JP7144563A 1995-06-12 1995-06-12 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置 Pending JPH08340518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144563A JPH08340518A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7144563A JPH08340518A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08340518A true JPH08340518A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15365161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7144563A Pending JPH08340518A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08340518A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999005615A1 (fr) * 1997-07-24 1999-02-04 Access Co., Ltd. Recepteur et afficheur de donnees radiodiffusees
JP2007087427A (ja) * 1996-04-30 2007-04-05 Seiko Epson Corp サーバ及び通信端末装置
JP2009169965A (ja) * 1996-04-30 2009-07-30 Seiko Epson Corp サーバ及び通信端末装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087427A (ja) * 1996-04-30 2007-04-05 Seiko Epson Corp サーバ及び通信端末装置
JP2009169965A (ja) * 1996-04-30 2009-07-30 Seiko Epson Corp サーバ及び通信端末装置
JP4687803B2 (ja) * 1996-04-30 2011-05-25 セイコーエプソン株式会社 通信端末装置
WO1999005615A1 (fr) * 1997-07-24 1999-02-04 Access Co., Ltd. Recepteur et afficheur de donnees radiodiffusees

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5550965A (en) Method and system for operating a data processor to index primary data in real time with iconic table of contents
CN102342124B (zh) 用于提供与广播节目相关的信息的装置和方法
US8504357B2 (en) Related word presentation device
US5428774A (en) System of updating an index file of frame sequences so that it indexes non-overlapping motion image frame sequences
US20200260128A1 (en) Methods, systems, and media for presenting media content items belonging to a media content group
WO2018177139A1 (zh) 一种视频摘要生成方法、装置、服务器及存储介质
US20170052999A1 (en) Method and device for processing resources
US20030192058A1 (en) Video retrieval method and apparatus
CN1983276B (zh) 定位和检索以压缩数字格式存储的数据内容的方法和装置
US20080219596A1 (en) Method, apparatus, and program for searching for images
US20120251001A1 (en) Electronic device with function of separating panels of digital comic strip and method thereof
KR20050120786A (ko) 콘텐트 항목들을 그룹화하기 위한 방법 및 장치
CN100438593C (zh) 生成到目标菜单的向导路线的方法及其图像处理设备
CN101606155A (zh) 内容检索装置
CN103608863B (zh) 信息处理设备和信息处理方法
JP5296598B2 (ja) 音声情報抽出装置
US8406606B2 (en) Playback apparatus and playback method
JPH09288683A (ja) 情報フィルタ装置及び情報フィルタリング方法
US20180373737A1 (en) Image processing device, image retrieval interface display device, and method for displaying image retrieval interface
JPH08340518A (ja) 文章データ処理装置及び文字多重データ処理装置
JP2000242652A (ja) 情報潮流検索方法、装置、および情報潮流検索プログラムを記録した記録媒体
JPH06309381A (ja) 動画像処理装置
KR20180087772A (ko) 이미지 군집화 및 공유 방법, 그리고 이를 구현한 시스템 및 어플리케이션
JP4906552B2 (ja) メタ情報付加装置及びメタ情報付加プログラム
WO2011067808A1 (ja) 番組推薦装置および番組推薦方法