JPH08337904A - 水 着 - Google Patents

水 着

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JPH08337904A
JPH08337904A JP14378695A JP14378695A JPH08337904A JP H08337904 A JPH08337904 A JP H08337904A JP 14378695 A JP14378695 A JP 14378695A JP 14378695 A JP14378695 A JP 14378695A JP H08337904 A JPH08337904 A JP H08337904A
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JP
Japan
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floating material
swimsuit
wearer
floating
swimming
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14378695A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimitsu Tsurushige
矩光 鶴重
Yoshimasa Nakajima
義正 中島
Akiyori Yamamoto
章順 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
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Publication of JPH08337904A publication Critical patent/JPH08337904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水着をそれほど嵩張らせずに水着着用者に適
当な浮力を与えることができ、水着の着用に違和感が少
なく、水中での各種動作に支障がなく、水泳練習、遠
泳、水中エアロビクス、水中リハビリテーション等の幅
広い分野において使用し易い水着を提供する。 【構成】 伸縮性、柔軟性を有する独立気泡性発泡材又
は該材を主体とし、比重が0.05〜0.15の範囲に
ある浮遊材で全部(又は一部)が形成されており、全浮
遊材料が水着着用者の体重の0.1%〜2%の範囲にあ
る水着100(10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水泳練習、遠泳、水中エ
アロビクス、水中リハビリテーション等に用いる水着に
関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、水泳練習等に用いる水着は種
々提案されてきたが、それらは、水着に適当な浮き収容
ポケット、浮き収容区画部等の浮き体収容部を設けてそ
れに浮き体を収容するもの(実開平2−51205号公
報、実開昭57−79106号公報等参照)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浮き体
収容部に浮き体を収容する水着では、かかる収容部を設
けるので収容部が嵩高く、邪魔になって違和感が大きか
ったり、その部分の伸縮性、柔軟性が乏しかったりして
本来の水泳練習等が困難になったりするといった問題が
ある。特に長時間にわたる遠泳、比較的自由な動作を伴
う水中エアロビクス、身体障害者の水中リハビリテーシ
ョン等には不向きである。
【0004】また、従来提案されている浮き体付き水着
は、水着着用者の体重に応じた適切な浮力を与えるもの
とは限らず、それを着用して水泳練習等することが却っ
て水泳の上達などを妨げることもあった。そこで本発明
は、水着をそれほど嵩張らせずに水着着用者に適当な浮
力を与えることができ、水着の着用に違和感が少なく、
水中での各種動作に支障がなく、水泳練習、遠泳、水中
エアロビクス、水中リハビリテーション等の幅広い分野
において使用し易い水着を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、伸縮性及び柔軟性を有する独立気泡性発泡材
又は該材を主体とし、比重が0.05〜0.15の範囲
にある浮遊材で一部又は全部が形成されていることを特
徴とする水着を提供するものである。この水着における
全浮遊材量は、水着着用者に適当な浮力を与えるように
水着着用者の体重に応じて定めればよいが、概ね水着着
用者の体重の0.1%〜2%の範囲にあればよく、より
好ましくは水着着用者の体重の0.3%〜1%の範囲で
ある。
【0006】本発明水着において一部を前記浮遊材で形
成するときは、水着のうち水着着用者の胴体の少なくと
も上部の、胸側にあたる部分を、そして(又は)背側に
あたる部分を該浮遊材で形成することが考えられる。水
着のうち一部を前記浮遊材で形成するときのその部位
は、水着着用者の腰部周り等種々考えられるが、水泳練
習等の動作に都合がよく、安全でもあることから、前記
のように、水着着用者の胴体の少なくとも上部の、胸側
及び(又は)背側にあたる部分である。
【0007】本発明水着の一部又は全部を構成する前記
浮遊材の材質としては、例えば、オレフィン系独立気泡
性発泡材、独立気泡性発泡塩化ビニル樹脂等の各種独立
気泡性の発泡合成樹脂や、天然ゴム及び(又は)合成ゴ
ムの独立気泡性発泡材等が考えられる。これらの中で
も、伸縮性、柔軟性に優れ、人体形への馴染みよさを与
え、水泳動作等の動作に支障のない点、比重が比較的小
さく少量でも浮力が大きい点等から、エアロビクス用レ
オタードの素材として広く採用されているクロロプレン
ゴムからなる独立気泡性の発泡材又はそれを主体とする
ものが望ましい。
【0008】使用する浮遊材の量は、多すぎると動きに
くくなったり、体が浮きすぎて却って水泳練習等の動作
の邪魔になったりする。また、少なすぎると浮遊材とし
て十分機能しない。ここで人体の浮遊に必要な浮遊材量
について一般的な試算式を用いて試算してみると、次の
ようになる。
【0009】 浮遊材必要量A=〔a/(b−a)〕×〔(x−y)×(c−b)+y〕 但し、x:人の体重〔kg〕、 y:水面上部の人の重
量〔kg〕 a:浮遊材の比重、 b:水の比重、 c:人の比重 今、浮遊材の材質を独立気泡性の発泡クロロプレンゴム
として、先ず5才の幼児の場合についてみると、 x:平均18.7〔kg〕、 y:平均2.6〔kg〕 a:0.138: b:1.000、 c:1.06
0 従ってA=0.57〔kg〕=4.410〔cm3 〕と
なる。
【0010】また、同様に10才の児童の場合について
みると、 x:平均34.6〔kg〕、 y:平均3.6〔kg〕 a:0.138: b:1.000、 c:1.06
0 従ってA=0.87〔kg〕=6.330〔cm3 〕と
なる。
【0011】なお、xが1.0〔kg〕の増加に対して
0.01〔kg〕、yが1.0〔kg〕の増加に対して
0.15〔kg〕の浮遊材の増加を要すると考えられ
る。このようにして5才児、10才児、20才成人男子
(平均体重63.6kg)について比重0.138の発
泡クロロプレンゴム製浮遊材について水中で浮くのに体
重の何%が必要かを調べたところ、 20才男子 約2.2% 10才児 約2.5% 5才児 約3.0% であった。
【0012】しかし、水着本体に設ける浮遊材の量とし
てこれだけのものを使用すると、浮きすぎて却って水泳
練習等の動作の妨げとなるので、これより少量の方が都
合がよかった。そして本発明において浮遊材として使用
できると考えられる比重0.05〜0.15の浮遊材に
ついて、水着の一部又は全部に採用して水泳練習、遠
泳、水中エアロビクス、水中リハビリテーション等の動
作をするに都合のよい浮遊材量を調べたところ、体重に
もよるが、既述のとおり体重の0.1%〜2%程度、よ
り好ましくは、体重の0.3%〜1%程度であった。
【0013】これらのことから、本発明に係る前記の水
着として、次のものを例示できる。 浮遊材の比重が0.05〜0.15の範囲にあり、
全浮遊材量が60〜1300グラム、より好ましくは1
80〜650グラムの範囲にある成人用の水着。 浮遊材の比重が0.05〜0.15の範囲にあり、
全浮遊材量が30〜700グラム、より好ましくは15
0〜350グラムの範囲にある児童用の水着。 浮遊材の比重が0.05〜0.15の範囲にあり、
全浮遊材量が18〜380グラム、より好ましくは50
〜190グラムの範囲にある幼児用の水着。
【0014】
【作用】本発明の水着によると、その一部又は全部を構
成している浮遊材が比重0.05〜0.15の範囲にあ
るので水着をそれほど嵩張らせないで水着着用者に適当
な浮力を与えることができ、水着着用者は該浮力のもと
に水泳練習等を安全に行える。また、水着を構成してい
る浮遊材は伸縮性、柔軟性を有しているから、水着着用
者の体に違和感少なく、馴染みやすく、水泳練習、遠
泳、水中エアロビクス、水中リハビリテーション等の動
作を行いやすい。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る水着の1例の正面図である。こ
の水着100は全体が一体型のもので、略全体が独立気
泡性の発泡クロロプレンゴム(比重0.138)からな
っていて、伸縮性、柔軟性に富み、水着着用者の体によ
く馴染み、各種動作を円滑に行うことができ、使用感良
好なものである。
【0016】水着重量は水着着用者の体重の約0.3〜
1%の範囲とされ、水着をそれほど嵩張らせずに水着着
用者に適当な浮力を与えることができる。図2は本発明
に係る水着の他の例を示すもので、図(A)はその正面
図、図(B)はその背面図である。この水着10は、全
体が一体型のもので、水着着用者の胴体の上部の、胸側
を覆う部分1と背側を覆う部分2とがそれぞれ浮遊材で
形成されている。
【0017】部分1、2を形成している浮遊材は、いず
れも、独立気泡性の発泡クロロプレンゴム(比重0.1
38)からなり、伸縮性、柔軟性を有している。浮遊材
部分1、2の人体に当接する面には感触を良くする等の
ために、布を貼着する等して設けてもよい。胸側浮遊材
部分1は、水着着用者の胴部の首下部分及び両肩よりや
や下がった部分から胸部分を覆って腹部程度までの範囲
におよぶ。
【0018】一方、背側浮遊材部分2は、水着着用者の
背中の一部を覆う。浮遊材部分1、2の合計重量は、水
着着用者の体重の約0.3〜1%の範囲とされ、水着を
それほど嵩張らせずに水着着用者に適当な浮力を与える
ことができる。いずれにしても、ここでは胸側浮遊材部
分1の重量は背側浮遊材部分2の重量の約2倍である。
【0019】以上説明した水着によると、水着100に
ついてはその略全体を構成している浮遊材による適当な
浮力のもとに、また、水着10についてはその胸側及び
背側の浮遊材部分1、2による適当な浮力のもとに、水
泳練習、遠泳、水中リハビリテーション、水中エアロビ
クス等を安全に、且つ、円滑に行える。また、水着の略
全部又は一部を形成している浮遊材は、伸縮性、柔軟性
に富むので、水着着用者の体に違和感少なく、よく馴染
み、水泳練習等の動作を支障なく、円滑に行える。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
着をそれほど嵩張らせずに水着着用者に適当な浮力を与
えることができ、水着の着用に違和感が少なく、水中で
の各種動作に支障がなく、水泳練習、遠泳、水中エアロ
ビクス、水中リハビリテーション等の幅広い分野におい
て使用し易い水着を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例水着の正面図である。
【図2】本発明の他の実施例水着を示すもので、図
(A)はその正面図、図(B)はその背面図である。
【符号の説明】
100、10 水着 1 胸側浮遊材部分 2 背側浮遊材部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 浮遊材必要量A=〔a/(b−a)〕×〔(x−y)×(c−b)+y〕 但し、x:人の体重〔kg〕、 y:水面上部の人の重
量〔kg〕 a:浮遊材の比重、 b:水の比重、 c:人の比重 今、浮遊材の材質を独立気泡性の発泡クロロプレンゴム
として、先ず5才の幼児の場合についてみると、 x:平均18.7〔kg〕、 y:平均2.6〔kg〕 a:0.138: b:1.000、 c:1.06
0 従ってA≒0.571〔kg〕≒4140〔cm3 〕と
なる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、同様に10才の児童の場合について
みると、 x:平均34.6〔kg〕、 y:平均3.6〔kg〕 a:0.138: b:1.000、 c:1.06
0 従ってA≒0.874〔kg〕≒6330〔cm3 〕と
なる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性及び柔軟性を有する独立気泡性発
    泡材又は該材を主体とし、比重が0.05〜0.15の
    範囲にある浮遊材で一部又は全部が形成されていること
    を特徴とする水着。
  2. 【請求項2】 全浮遊材量が水着着用者の体重の0.1
    %〜2%の範囲にある請求項1記載の水着。
  3. 【請求項3】 全浮遊材量が60〜1300グラムの範
    囲にある成人用の請求項1記載の水着。
  4. 【請求項4】 全浮遊材量が30〜700グラムの範囲
    にある児童用の請求項1記載の水着。
  5. 【請求項5】 全浮遊材量が18〜380グラムの範囲
    にある幼児用の請求項1記載の水着。
  6. 【請求項6】 前記浮遊材が独立気泡性の発泡クロロプ
    レンゴム又は該ゴムを主体とする材質のものである請求
    項1から5のいずれかに記載の水着。
JP14378695A 1995-06-12 1995-06-12 水 着 Withdrawn JPH08337904A (ja)

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JP14378695A JPH08337904A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 水 着

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980079515A (ko) * 1997-04-21 1998-11-25 베치스 미첼 저항력이 낮은 유선형 수영복
JP2001517276A (ja) * 1998-01-19 2001-10-02 ジー.ビー.エル.オーストラリア プロプライエタリー リミテッド 浮力性首支持体と身体パネルを具えた水着
JP2007051393A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Mitsuta Honten Kk リバーシブルベスト

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980079515A (ko) * 1997-04-21 1998-11-25 베치스 미첼 저항력이 낮은 유선형 수영복
JP2001517276A (ja) * 1998-01-19 2001-10-02 ジー.ビー.エル.オーストラリア プロプライエタリー リミテッド 浮力性首支持体と身体パネルを具えた水着
JP2007051393A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Mitsuta Honten Kk リバーシブルベスト

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Effective date: 20020903