JPH08337824A - 積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法 - Google Patents
積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法Info
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- JPH08337824A JPH08337824A JP7142051A JP14205195A JPH08337824A JP H08337824 A JPH08337824 A JP H08337824A JP 7142051 A JP7142051 A JP 7142051A JP 14205195 A JP14205195 A JP 14205195A JP H08337824 A JPH08337824 A JP H08337824A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層電磁鋼用の冷延鋼板表面に鉄損を低下さ
せることのできる酸化膜を確実に工業的規模で生成する
ことのできる積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法を提供す
る。 【構成】Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：
0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、
SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及
び不可避不純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、
連続焼鈍設備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷
延鋼板表面に酸化膜を生成せしめる積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
せることのできる酸化膜を確実に工業的規模で生成する
ことのできる積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法を提供す
る。 【構成】Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：
0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、
SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及
び不可避不純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、
連続焼鈍設備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷
延鋼板表面に酸化膜を生成せしめる積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は積層電磁鋼用の電磁鋼板
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】モーターのコア材（鉄心）として、冷延
鋼板を積層した積層電磁鋼を用いることが知られている
が、このような積層電磁鋼は鉄損が増加するとモーター
の渦電流損が増大して不利であるため、可能な限り鉄損
が増加しない冷延鋼板が必要で、材質面、熱処理面等か
ら鉄損が増加しない冷延鋼板の製造方法が種々検討され
ているのが実情である。
鋼板を積層した積層電磁鋼を用いることが知られている
が、このような積層電磁鋼は鉄損が増加するとモーター
の渦電流損が増大して不利であるため、可能な限り鉄損
が増加しない冷延鋼板が必要で、材質面、熱処理面等か
ら鉄損が増加しない冷延鋼板の製造方法が種々検討され
ているのが実情である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷延鋼
板の材質面からの改善は製造工程が煩雑になり、また、
熱処理においても他処理材の熱処理との関係から熱処理
温度等の変更は操業に大きな支障となって冷延工程にお
いて生産性を低下させる等の課題がある。本発明はこの
ような課題を有利に解決するためなされたものであり、
冷延鋼板表面に酸化膜を施すことにより、生産性等を低
下させることなく確実に鉄損を低下させることを開発
し、このような酸化膜を工業的規模で正確に生成する方
法を提供することを目的とするものである。
板の材質面からの改善は製造工程が煩雑になり、また、
熱処理においても他処理材の熱処理との関係から熱処理
温度等の変更は操業に大きな支障となって冷延工程にお
いて生産性を低下させる等の課題がある。本発明はこの
ような課題を有利に解決するためなされたものであり、
冷延鋼板表面に酸化膜を施すことにより、生産性等を低
下させることなく確実に鉄損を低下させることを開発
し、このような酸化膜を工業的規模で正確に生成する方
法を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法は、Ｃ：
0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50
％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.
050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不
純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設
備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面
に酸化膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用
の電磁鋼板製造方法。及びＣ：0.020 〜0.110 ％、Si：
0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030％以下、
Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50
ppm 以下、Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物か
らなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設備の徐
冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面に酸化
膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
した本発明の積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法は、Ｃ：
0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50
％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.
050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不
純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設
備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面
に酸化膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用
の電磁鋼板製造方法。及びＣ：0.020 〜0.110 ％、Si：
0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030％以下、
Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50
ppm 以下、Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物か
らなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設備の徐
冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面に酸化
膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
【０００５】
【作用】本発明に用いる冷延鋼板としての組成は、一般
に電磁鋼板として使用されているもので、Ｃ：0.020 〜
0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.
030 ％、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.050 〜0.080
％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる
鋼、またはこの鋼にＢ：３〜50ppm を含有する鋼を用い
るものである。
に電磁鋼板として使用されているもので、Ｃ：0.020 〜
0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.
030 ％、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.050 〜0.080
％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる
鋼、またはこの鋼にＢ：３〜50ppm を含有する鋼を用い
るものである。
【０００６】このような組成による冷延鋼板の製造方法
としては、例えば、精錬及び鋳造後、熱間圧延工程で熱
間仕上圧延温度約870 ℃、巻取温度約620 ℃で処理し、
次いで、酸洗処理により鋼板表面のスケールを除去後、
冷延工程の冷間圧延で圧下率70〜80％で板厚0.5 〜1.2
mmの冷延鋼板としたうえ連続焼鈍による熱処理を施し再
結晶処理を施す。
としては、例えば、精錬及び鋳造後、熱間圧延工程で熱
間仕上圧延温度約870 ℃、巻取温度約620 ℃で処理し、
次いで、酸洗処理により鋼板表面のスケールを除去後、
冷延工程の冷間圧延で圧下率70〜80％で板厚0.5 〜1.2
mmの冷延鋼板としたうえ連続焼鈍による熱処理を施し再
結晶処理を施す。
【０００７】また、このような冷延鋼板の表面に酸化膜
を生成せしめる方法は、上記のごとき連続焼鈍設備にお
いて、冷延鋼板表面に酸化膜を生成せしめるものであ
る。即ち、連続焼鈍炉においては一般にＨ2 ガス：約５
％、残Ｎ2 ガスの雰囲気中で間接加熱によって約730 ℃
の加熱帯、約730 ℃の均熱帯で熱処理を施し、次いで、
徐冷帯で約600 ℃に冷却し、引き続き冷却帯で急冷する
ことによって、前記組成と相俟ち35〜70HRB の硬度を有
するものとすることができる。
を生成せしめる方法は、上記のごとき連続焼鈍設備にお
いて、冷延鋼板表面に酸化膜を生成せしめるものであ
る。即ち、連続焼鈍炉においては一般にＨ2 ガス：約５
％、残Ｎ2 ガスの雰囲気中で間接加熱によって約730 ℃
の加熱帯、約730 ℃の均熱帯で熱処理を施し、次いで、
徐冷帯で約600 ℃に冷却し、引き続き冷却帯で急冷する
ことによって、前記組成と相俟ち35〜70HRB の硬度を有
するものとすることができる。
【０００８】上記のごとき連続焼鈍設備の徐冷帯または
冷却帯へ空気を吹込み熱処理中の冷延鋼板（帯）表面に
Fe3O4 またはFe2O3を主体とする酸化膜が生成できる。
また、このような連続焼鈍設備の他バッチ焼鈍において
はＨ2 ガス：約５％、残りＮ 2 ガスの雰囲気中で冷間圧
延後の冷延鋼帯（板）をコイルにして焼鈍中（熱処理
中）に炉内へ水を吹込み露点調整によって冷延鋼板の表
面に酸化膜を生成せしめることもできる。しかして、鋼
板（帯）の圧延時等においては鋼板表面に前工程で生成
した熱間酸化物等が強固に付着生成しており、連続焼鈍
でこのような酸化物を還元除去するとともに焼鈍を施す
ものであり、このような酸化物がほとんど除去された後
段の徐冷帯または冷却帯で空気を吹込むことにより、鉄
損の低下に寄与する酸化膜を生成することができる。上
記のごとく酸化膜を生成せしめた後、気水冷却等により
冷却して、前記のごとき硬度を付与し、次いで調質圧延
を施し、しかるのちに積層電磁鋼用のサイズに打抜加工
すればよい。このようにして冷延鋼板表面に生成せしめ
た酸化膜は、Fe3O4 またはFe2O3 を主体とした酸化膜
で、生成量としては20〜1000Åで、次記のごとく鉄損を
安定且つ確実に低下させることができることとなる。
冷却帯へ空気を吹込み熱処理中の冷延鋼板（帯）表面に
Fe3O4 またはFe2O3を主体とする酸化膜が生成できる。
また、このような連続焼鈍設備の他バッチ焼鈍において
はＨ2 ガス：約５％、残りＮ 2 ガスの雰囲気中で冷間圧
延後の冷延鋼帯（板）をコイルにして焼鈍中（熱処理
中）に炉内へ水を吹込み露点調整によって冷延鋼板の表
面に酸化膜を生成せしめることもできる。しかして、鋼
板（帯）の圧延時等においては鋼板表面に前工程で生成
した熱間酸化物等が強固に付着生成しており、連続焼鈍
でこのような酸化物を還元除去するとともに焼鈍を施す
ものであり、このような酸化物がほとんど除去された後
段の徐冷帯または冷却帯で空気を吹込むことにより、鉄
損の低下に寄与する酸化膜を生成することができる。上
記のごとく酸化膜を生成せしめた後、気水冷却等により
冷却して、前記のごとき硬度を付与し、次いで調質圧延
を施し、しかるのちに積層電磁鋼用のサイズに打抜加工
すればよい。このようにして冷延鋼板表面に生成せしめ
た酸化膜は、Fe3O4 またはFe2O3 を主体とした酸化膜
で、生成量としては20〜1000Åで、次記のごとく鉄損を
安定且つ確実に低下させることができることとなる。
【０００９】このように表面にFe3O4 またはFe2O3を主
体とする酸化膜を生成せしめた電磁鋼板は、これを積層
してモーター等の回転体の鉄心（コア材）に加工する
と、各板間（層間）に確実に電気抵抗を与えることがで
き、各積層電磁鋼板が磁化したときに鉄心が消費するエ
ネルギーが少なくなり、いわゆる鉄損を低下させること
ができるものである。
体とする酸化膜を生成せしめた電磁鋼板は、これを積層
してモーター等の回転体の鉄心（コア材）に加工する
と、各板間（層間）に確実に電気抵抗を与えることがで
き、各積層電磁鋼板が磁化したときに鉄心が消費するエ
ネルギーが少なくなり、いわゆる鉄損を低下させること
ができるものである。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに挙げ
る。
る。
【表１】 注１ 鋼板は、実施例１〜３、Ｃ：0.020 〜0.110 ％、
Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以
下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、
Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる鋼
板、実施例４〜６、Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％
以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.03
0 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下
Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物からなる鋼板
を、それぞれ通常の熱間圧延工程で処理し、冷延工程の
冷間圧延で0.5 〜1.2 mmに圧延した冷延鋼板を上表のご
とく連続焼鈍により熱処理を施すとともに酸化膜を生成
せしめた。 注２ 吹き込み位置の○印は、均熱帯または冷却帯での
空気吹込みを表示した。
Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以
下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、
Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる鋼
板、実施例４〜６、Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％
以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.03
0 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下
Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物からなる鋼板
を、それぞれ通常の熱間圧延工程で処理し、冷延工程の
冷間圧延で0.5 〜1.2 mmに圧延した冷延鋼板を上表のご
とく連続焼鈍により熱処理を施すとともに酸化膜を生成
せしめた。 注２ 吹き込み位置の○印は、均熱帯または冷却帯での
空気吹込みを表示した。
【００１１】
【発明の効果】かくすることにより、鉄損を低下せしめ
ることができる酸化膜を工業的規模で安定かつ確実に生
成させることができる。また、酸化膜は鋼板の連続焼鈍
中に空気吹込みによって生成することができ、温度制御
等、操業条件を変更することなくできるので、焼鈍ライ
ンの高い生産性を維持しつつ処理することができる。更
に、酸化膜を生成しない通常の焼鈍を施す場合は、空気
吹込みを停止することにより容易に切換えができ、ライ
ンの稼動率を低下することなく操業することができる等
の優れた効果が得られる。
ることができる酸化膜を工業的規模で安定かつ確実に生
成させることができる。また、酸化膜は鋼板の連続焼鈍
中に空気吹込みによって生成することができ、温度制御
等、操業条件を変更することなくできるので、焼鈍ライ
ンの高い生産性を維持しつつ処理することができる。更
に、酸化膜を生成しない通常の焼鈍を施す場合は、空気
吹込みを停止することにより容易に切換えができ、ライ
ンの稼動率を低下することなく操業することができる等
の優れた効果が得られる。
【手続補正書】
【提出日】平成７年６月２８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法は、Ｃ：
0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50
％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.
005 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不
純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設
備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面
に酸化膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用
の電磁鋼板製造方法。及びＣ：0.020 〜0.110 ％、Si：
0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030％以下、
Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、Ｎ：50
ppm 以下、Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物か
らなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設備の徐
冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面に酸化
膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
した本発明の積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法は、Ｃ：
0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50
％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.
005 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不
純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設
備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面
に酸化膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用
の電磁鋼板製造方法。及びＣ：0.020 〜0.110 ％、Si：
0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030％以下、
Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080 ％、Ｎ：50
ppm 以下、Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物か
らなる冷延鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設備の徐
冷帯または冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面に酸化
膜を生成せしめることを特徴とする積層電磁鋼用の電磁
鋼板製造方法である。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【作用】本発明に用いる冷延鋼板としての組成は、一般
に電磁鋼板として使用されているもので、Ｃ：0.020 〜
0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.
030 ％、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080
％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる
鋼、またはこの鋼にＢ：３〜50ppm を含有する鋼を用い
るものである。
に電磁鋼板として使用されているもので、Ｃ：0.020 〜
0.110 ％、Si：0.05％以下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.
030 ％、Ｓ：0.030 ％以下、SolAl ：0.005 〜0.080
％、Ｎ：50ppm 以下、残りFe及び不可避不純物からなる
鋼、またはこの鋼にＢ：３〜50ppm を含有する鋼を用い
るものである。
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以
下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030
％以下、SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、
残りFe及び不可避不純物からなる冷延鋼板を連続焼鈍す
る際に、連続焼鈍設備の徐冷帯または冷却帯に空気を吹
込んで冷延鋼板表面に酸化膜を生成せしめることを特徴
とする積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法。 - 【請求項２】 Ｃ：0.020 〜0.110 ％、Si：0.05％以
下、Mn：0.15〜0.50％、Ｐ：0.030 ％以下、Ｓ：0.030
％以下、SolAl ：0.050 〜0.080 ％、Ｎ：50ppm 以下、
Ｂ：３〜50ppm 、残りFe及び不可避不純物からなる冷延
鋼板を連続焼鈍する際に、連続焼鈍設備の徐冷帯または
冷却帯に空気を吹込んで冷延鋼板表面に酸化膜を生成せ
しめることを特徴とする積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方
法。 - 【請求項３】 冷延鋼板表面に20〜1000Åの酸化膜を生
成せしめることを特徴とする請求項１に記載の積層電磁
鋼用の電磁鋼板製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142051A JPH08337824A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142051A JPH08337824A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08337824A true JPH08337824A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15306272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7142051A Pending JPH08337824A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 積層電磁鋼用の電磁鋼板製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08337824A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012511628A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | フェストアルピネ シュタール ゲーエムベーハー | 改善された電磁鋼帯を製造するための方法 |
| JP2020111814A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及び方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP7142051A patent/JPH08337824A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012511628A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | フェストアルピネ シュタール ゲーエムベーハー | 改善された電磁鋼帯を製造するための方法 |
| JP2020111814A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及び方向性電磁鋼板の製造方法 |
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