JPH08336762A - 回転空気工具の回転方向切替レバー - Google Patents

回転空気工具の回転方向切替レバー

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JPH08336762A
JPH08336762A JP14316295A JP14316295A JPH08336762A JP H08336762 A JPH08336762 A JP H08336762A JP 14316295 A JP14316295 A JP 14316295A JP 14316295 A JP14316295 A JP 14316295A JP H08336762 A JPH08336762 A JP H08336762A
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JP
Japan
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switching lever
regulator
dial
valve
air
Prior art date
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Withdrawn
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JP14316295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hirai
昇一 平井
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、取付け方向変換作業が容易
に行える回転空気工具の回転方向切替レバーを提供する
ことである。 【構成】 レギュレータダイアル7に記されたレギュレ
ータバルブ3の設定状態を表す文字あるいは記号を指し
示す指示マーク9を、レギュレータダイアル7の軸に関
して対称な切替レバー8上の位置に2個設けた。また、
2個の指示マーク9をそれぞれ異なる形状とした。更
に、レギュレータダイアル7に隣接した本体2にレギュ
レータダイアル7へ向けてカバー15を突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転空気工具の回転方向
切替レバーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図9に従来の回転方向切替レバー
を有する回転空気工具の一例を示す。図6に示すように
ハンドル部10に設けられたトリガ11の外周には、径
の異なる数個の絞り穴13を放射方向に穿設した円筒形
のレギュレータバルブ3が設けられており、レギュレー
タバルブ3の外周には1個の空気穴14を穿設した円筒
形のリバースバルブ6が設けられている。なおレギュレ
ータバルブ3及びリバースバルブ6はトリガ11の周り
に回動自在に設けられている。レギュレータバルブ3に
はレギュレータダイアル7が、リバースバルブ6には切
替レバー8が夫々ネジ12により脱着自在に固定されて
おり、レギュレータダイアル7を操作することでレギュ
レータバルブ3を、切替レバー8を操作することでリバ
ースバルブ6を操作できるようになっている。
【0003】図7は図6のA−A線断面図であり、図に
示すように空気穴14を正転用給気口4に合わせトリガ
11を引くことによって、圧縮空気は絞り穴13を介し
て空気穴14を通り、正転用給気口4に流入しエアモー
タ1を正転させる。また、切替レバー8を操作して空気
穴14を逆転用給気口5に合わせトリガ11を引けば、
圧縮空気は絞り穴13を介して空気穴14を通り、逆転
用給気口5に流入しエアモータ1は逆転する。レギュレ
ータダイアル7を回動させ、空気穴14に面した絞り穴
13を変えることで、エアモ−タ1への圧縮空気の流量
を調節できる。なお、リバ−スバルブ6を回動させた際
に空気穴14に面している絞り穴13が変わってしまう
のを防ぐため、図示しないストッパにより、リバースバ
ルブ6の回動時にはレギュレータバルブ3も一体に回動
する構造としている。図8に示すように、レギュレータ
ダイアル7には、各絞り穴13の径の大小に対応した1
から4の数字が刻印されており、切替レバー8に設けた
指示マーク9が指し示す数字を読むことでレギュレータ
バルブ3の設定状態を確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
切替レバー8では、図8に示す切替レバー8を操作性の
面から作業者が任意にネジ12を緩め、切替レバー8を
回動させ図9に示すように本体2の反対側面に取付け方
向を変えた場合には、切替レバー8に設けられた指示マ
ーク9が指し示すレギュレータダイアル7に刻印された
レギュレータバルブ3の設定状態を表す数字の位置が変
わってしまうという問題があった。すなわち、図8は切
替レバー8を本体2先端側から見て右側に取付け、エア
モータ1正転位置にセットし、レギュレータダイアル7
を”1”に設定した状態を示す図であるが、この状態で
切替レバー8の取付け方向を、図9に示すように本体2
先端側から見て左側に取付け方向を変えた場合、レギュ
レータバルブ3の設定は”1”のままであるのにかかわ
らず、指示マーク9は”3”を指し示してしまうという
ことである。
【0005】従来では上記した問題を解決するために、
切替レバー8の取付け方向を変える際に、同時にレギュ
レータダイアル7のレギュレータバルブ3に取付ける方
向を、指示マーク9の位置に合わせ変えるという繁雑な
作業を行わなければならないといった欠点があった。更
に、上記した作業の際にレギュレータダイアル7をレギ
ュレータバルブ3に取付ける方向を間違え、絞り穴13
の大小と、レギュレータダイアル7に設けられた数字と
の対応がずれてしまう恐れがあった。本発明の目的は、
上記した欠点を解消し、取付け方向変換作業が容易に行
える回転空気工具の回転方向切替レバーを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、レギュレー
タダイアルの軸に関して対称な切替レバー上の位置に2
個の指示マークを設けることにより達成される。
【0007】
【作用】上記のような構成とすることにより、切替レバ
ーの取付け方向を変換した際にも、いずれか一方の指示
マークはレギュレータバルブの設定状態を表すレギュレ
ータダイアルに記された文字あるいは記号を指し示す。
【0008】
【実施例】図1〜図3に本発明回転方向切替レバーの一
実施例を有する回転空気工具を示す。ハンドル部10に
は、レギュレータダイアル7と切替レバー8が同軸に設
けられている。レギュレータダイアル7には、レギュレ
ータバルブ3の各絞り穴13の大小に対応した1から4
の数字が刻印されており、切替レバー8上には、レギュ
レータダイアル7上の数字を指し示す指示マーク9がレ
ギュレータダイアル7の軸に関して対称な位置に2個設
けてある。レギュレータダイアル7はレギュレータバル
ブ3に固着されており、切替レバー8はリバースバルブ
6にネジ12により着脱自在に固定され、ネジ12を緩
めることにより、切替レバー8は本体2の両側面方向に
取付けられるようになっている。作業者は、切替レバー
8の取付け方向をより操作しやすい方向へ自由に変換す
ることができる。また、レギュレータダイアル7及び切
替レバー8に隣接した本体2には、レギュレータダイア
ル7へ向けてカバー15が突設してある。
【0009】図1は、切替レバー8を本体先端側から見
て右側へ取付け、エアモータ正転位置にセットし、レギ
ュレータダイアル7を”1”に設定した状態を示す回転
空気工具である。図に示すように切替レバー8に設けら
れた2個の指示マーク9は、一方が”1”を、もう一方
が”3”を指し示している。このとき”3”を指し示し
ている指示マーク9は、カバー15によって作業者から
は見ずらいものとなっている。従って作業者は、もう一
方の指示マーク9を見てレギュレータダイアル7が”
1”に設定されていることを確認できる。また、切替レ
バー8をエアモータ逆転位置にしたときも同様である。
【0010】図3は、図1に示す切替レバー8を本体先
端側から見て左側へ取付け変換した状態を示す回転空気
工具である。切替レバー8に設けた2個の指示マーク9
は、一方が”1”を、もう一方が”3”を指し示してい
る。図1の場合と同様にこのときも”3”を指し示して
いる一方の指示マーク9は、カバー15によって作業者
からは見ずらいものとなっているため、作業者はもう一
方の指示マーク9を見てレギュレータダイアル7が”
1”に設定されていることを確認できる。また、切替レ
バー8をエアモータ逆転位置にしたときも同様である。
【0011】図4、図5は本発明回転方向切替レバーの
他の実施例を示す。図に示すように切替レバー8には2
個の指示マーク9が設けれられており、それぞれ三角形
と丸に成形されている。図4のように切替レバー8を本
体先端側から見て右側に取付けたときには、三角形の指
示マーク9が指し示すところの数字を、図5のように本
体先端側から見て左側に取付けたときには、丸い指示マ
ーク9が指し示すところの数字を読むことをあらかじめ
作業者に知らせておくことで、作業者はそれぞれの場合
に応じた指示マーク9の指し示すところを見てレギュレ
ータバルブ3の設定状態を確認できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、レギュレータダイアル
の軸に関して対称な切替レバー上の位置に2個の指示マ
ークを設けたので、切替レバーの取付け方向を変えると
き同時にレギュレータダイアルをレギュレータバルブに
取付ける方向を変える作業が必要なくなり、切替レバー
の取付け方向変換作業が容易なものとなる。さらに、レ
ギュレータダイアルをレギュレータバルブに取付ける方
向を間違える恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明回転空気工具の回転方向切替レバーの
一実施例を示す部分拡大図。
【図2】 図1の回転方向切替レバーを有する回転空気
工具の側断面図。
【図3】 図1に示す状態の回転方向切替レバーを本体
の反対側面に取付け変換した状態を示す側断面図。
【図4】 本発明回転空気工具の回転方向切替レバーの
他の実施例を示す部分拡大図。
【図5】 図4に示す状態の回転方向切替レバーを本体
の反対側面に取付け変換した状態を示す部分拡大図。
【図6】 従来の回転方向切替レバーの一例を有した回
転空気工具の側断面図。
【図7】 図5のA−A線断面図。
【図8】 従来の回転方向切替レバーの一例を示す部分
拡大図。
【図9】 図8に示す状態の回転方向切替レバーを本体
の反対側面に取付け変換した状態を示す部分拡大図。
【符号の説明】
1はエアモータ、2は本体、3はレギュレータバルブ、
4は正転用給気口、5は逆転用給気口、6はリバースバ
ルブ、7はレギュレータダイアル、8は切替レバー、9
は指示マークである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内部に収納された正逆転可能なエアモ
    ータと、エアモータへの圧縮空気の流量を放射方向に穿
    設した径の異なる数個の絞り穴によって任意に絞る円筒
    形のレギュレータバルブと、レギュレータバルブと同軸
    に設けられ、前記絞り穴とエアモータの正転用給気口ま
    たは逆転用給気口とを連通させるリバースバルブと、レ
    ギュレータバルブの絞り量を表す文字あるいは記号が記
    されており、レギュレータバルブを操作するためのレギ
    ュレータダイアルと、レギュレータダイアルと同軸に設
    けられ、リバースバルブを操作するための切替レバーと
    を備え、切替レバーが本体の両側面方向に取付け可能な
    回転空気工具において、 前記レギュレータダイアルに記されたレギュレータバル
    ブの絞り量を表す文字あるいは記号を指し示す指示マー
    クを、レギュレータダイアルの軸に関して対称な切替レ
    バー上の位置に2個設けたことを特徴とする回転空気工
    具の回転方向切替レバー。
  2. 【請求項2】前記2個の指示マークをそれぞれ異なる形
    状としたことを特徴とする請求項1記載の回転空気工具
    の回転方向切替レバー。
  3. 【請求項3】前記2個の指示マークの一方を常に本体の
    一部によって覆うようにしたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の回転空気工具の回転方向切替レバ
    ー。
JP14316295A 1995-06-09 1995-06-09 回転空気工具の回転方向切替レバー Withdrawn JPH08336762A (ja)

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Effective date: 20020903