JPH08336614A - トレーニング用バンド式荷重 - Google Patents

トレーニング用バンド式荷重

Info

Publication number
JPH08336614A
JPH08336614A JP14605095A JP14605095A JPH08336614A JP H08336614 A JPH08336614 A JP H08336614A JP 14605095 A JP14605095 A JP 14605095A JP 14605095 A JP14605095 A JP 14605095A JP H08336614 A JPH08336614 A JP H08336614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
load
training
ankle
air supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14605095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Sato
哲司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP14605095A priority Critical patent/JPH08336614A/ja
Publication of JPH08336614A publication Critical patent/JPH08336614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前屈運動がままならなずに自分の足首まで手
がとどかない人でも、介護者の手を借りずに自分一人で
足首に装着できるようにしたトレーニング用バンド式荷
重を提供する。 【構成】 任意のループ長で止着自在な止着手段5a・
5bを有するバンド1と、バンド1の中間部分に一体化
されたオモリ袋2と、バンドの中間部分に一体化された
エアバッグ3と、エアバッグ3に連通接続された適宜に
長いフレキシブルな送排気管4と、送排気管4の先端部
に結合された送気ポンプ6および排気弁7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、病気療養や手術にと
もなって低下した身体機能・運動能力の回復訓練(リハ
ビリテーション)に使用するのに適したトレーニング用
荷重に関し、特に、トレーニング実施者の足首に巻きつ
けるように装着するバンド式荷重に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、腹筋や腸腰筋
を強化するトレーニング方法として、足首に適当な重さ
の荷重を巻きつけて仰向きになり、両足を同時にまたは
片足ずつ繰り返し上下させる運動がある。また大腿四頭
筋などの膝伸筋群を強化するトレーニング方法として、
足首に荷重を巻きつけて適当な台に腰掛けて、荷重のつ
いた足先を繰り返し持上げる運動がある。また大腿後面
の膝屈筋群を強化するトレーニング方法として、足首に
荷重を巻きつけてうつ伏せになり、膝を曲げ伸ばしして
荷重のついた足先を上下させる運動がある。
【0003】このようなトレーニングに使用される巻き
つけタイプのバンド式荷重は、面ファスナーにより適宜
なループ長で止着・解放自在なバンドに、砂や鉛などの
オモリを袋に詰めて一体化したものである。前記のよう
なトレーニングを実施するには、荷重が運動中にずれな
い程度に、足首をバンドで軽く締めつける感じで装着す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リハビリテーションと
してこの種のトレーニングを実施しようとする人の中に
は、腹筋が著しく低下していたり、肢体の柔軟性が著し
く低下していたり、手術した傷口の痛みや座骨神経痛の
痛みが生じたりして、足首まで手がとどかず、自分一人
で足首に荷重を装着できないことがある。その場合は、
トレーニング開始時に介護者を呼んで荷重を装着しても
らい、またトレーニング終了時に介護者に荷重を外して
もらうことになる。このようにトレーニング時にいちい
ち介護者が必要なのは大変わずらわしく、そのために望
ましい頻度でトレーニングを実施できないこともある。
【0005】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、前屈運動がままならなずに
自分の足首まで手がとどかない人でも、介護者の手を借
りずに自分一人で足首に装着できるようにしたトレーニ
ング用バンド式荷重を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のトレーニング
用バンド式荷重は、任意のループ長で止着自在な止着手
段を有するバンドと、このバンドの中間部分に一体化さ
れたオモリ袋と、前記バンドの中間部分に一体化された
エアバッグと、このエアバッグに連通接続された適宜に
長いフレキシブルな送排気管と、この送排気管の先端部
に結合された送気ポンプおよび排気弁とを備えたもので
ある。
【0007】
【作用】前屈運動がままならなずに自分の足首まで手が
とどかない人でも、大腿部から膝の前後ていどまでは比
較的容易に手がとどく。そこで、手のとどく範囲で下肢
にこの発明のバンド式荷重をごく緩く巻きつける。その
際には前記エアバッグからはあらかじめ空気を抜いてお
く。緩く巻きつけた当該荷重を適当な棒などで足先側へ
ずらしたり、下肢を下げて重力により当該荷重を足首ま
で降下させる。そうとうに緩く巻いていても、足関節の
動きを適当に調整することで当該荷重を足先から脱落さ
せずにすみ、当該荷重を足首に位置させることは容易で
ある。
【0008】ごく緩く巻きつけた当該荷重を足首に位置
させても、前記送排気管は長いので、その先端部の前記
送気ポンプおよび排気弁は手元における。そこで前記送
気ポンプを操作して前記エアバッグに空気を圧送してこ
れを膨らませる。このエアバッグが膨らむことで足首と
前記バンドとの大きな隙間が埋り、エアバッグの膨張圧
で当該荷重が足首にしっかりと止まる。これでトレーニ
ング運動を繰り返しても当該荷重がずれない状態とな
る。
【0009】トレーニングを終了して当該荷重を取り外
すには、まず手元の前記排気弁を操作して前記エアバッ
グから空気を抜く。すると前記ベルトと足首との間に大
きな隙間ができ、当初の状態と同じにごく緩く巻いた状
態になる。その状態で、例えば前記送排気管を引っ張っ
て当該荷重を手のとどく位置までずり上げたり、あるい
は足首を適当に動かして当該荷重を足先から抜き取った
りする。また、エアバッグに紐の一端を取り付けておけ
ば、前記送排気管とこの紐を同時に引っ張ることにより
容易に荷重をずり上げることができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例によるトレーニング用バ
ンド式荷重の概略構成を図1に示している。じょうぶな
布製の幅広のベルト1の中間部の表側に複数に区画され
たオモリ袋2を一体化してある。オモリ袋2には砂や鉛
などの質量部材が詰まっている。バンド1の一端側の表
と他端側の裏に前記止着手段としての面ファスナー5a
・5bが縫い付けられている。面ファスナー5a・5b
の少なくとも一方は充分な長さとし、ベルト1を任意の
ループ長で自在に止着できるようにしている。
【0011】バンド1の中間部の裏側にはエアバッグ3
が一体化されている。バンド1とエアバッグ3は血圧測
定器の腕帯と同様な構成になっている。つまり、伸展性
に富んだゴム製の空気漏れしない袋(エアバッグ3)が
布製のバンド1に包まれるように内蔵されており、エア
バッグ3に空気が圧送されたときにバンド1の裏側に大
きく膨張するようになっている。
【0012】エアバッグ3には50〜100センチメー
トルほどの送排気管4が連通接続されている。送排気管
4はゴム製で、あるていど強く引っ張っても損傷しない
丈夫さと柔軟性を備えている。送排気管4の先端には送
気ポンプ6と排気弁7が結合されている。これも血圧測
定器の腕帯びに付属の手動式送排気機構と同じでよく、
逆止弁を内蔵したゴム球式の手動ポンプ6と、手で開閉
操作する排気弁7である。
【0013】すでに詳しく述べたように、トレーニング
に際しては、手のとどく範囲で下肢にこの発明のバンド
式荷重をごく緩く巻きつけて、面ファスナー5a・5b
でバンド1をループにして止める。なお、事前にエアバ
ッグ3から空気を抜いておく。緩く巻きつけた当該荷重
を適当な棒などで足先側へずらしたり、下肢を下げて重
力により当該荷重を足首まで降下させる。その状態でも
送排気管4は長いので、先端の送気ポンプ6と排気弁7
は手元における。この送気ポンプ6を操作してエアバッ
グ3に空気を圧送してこれを膨らませる。すると足首と
バンド1との大きな隙間が埋り、エアバッグ3の膨張圧
で当該荷重が足首にしっかりと止まる。これでトレーニ
ング運動を繰り返しても当該荷重がずれない状態とな
る。
【0014】トレーニングを終了して当該荷重を取り外
すには、まず手元の排気弁7を操作してエアバッグ3か
ら空気を抜く。するとベルト1と足首との間に大きな隙
間ができ、当初の状態と同じにごく緩く巻いた状態にな
る。その状態で、例えば送排気管4を引っ張って当該荷
重を手のとどく位置までずり上げたり、あるいは足首を
適当に動かして当該荷重を足先から抜き取ったりする。
【0015】
【発明の効果】この発明のトレーニング用バンド式荷重
では、手のとどく範囲で下肢に緩く巻いておいて棒や重
力を利用して足首まで移動させ、送排気管の先端の送気
ポンプによりバンドと一体のエアバッグに空気を圧送し
てこれを膨張させることで、当該荷重を足首にしっかり
止めることができる。またエアバッグから空気を抜けば
前記バンドはごく緩く巻いた状態になるので、当該荷重
を取り外すのも容易である。したがって、前屈運動がま
まならなずに自分の足首まで手がとどかない人でも、介
護者の手を借りずに自分一人で荷重を足首に装着でき
る。そのため、リハビリテーションとしてこの種のトレ
ーニングを行おうとする人は、いつでも気軽にトレーニ
ングを開始し終了できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるトレーニング用バン
ド式荷重の概略構成図である。
【符号の説明】
1 バンド 2 オモリ袋 3 エアバッグ 4 送排気管 5a・5b 面ファスナー(止着手段) 6 送気ポンプ 7 排気弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のループ長で止着自在な止着手段を
    有するバンドと、このバンドの中間部分に一体化された
    オモリ袋と、前記バンドの中間部分に一体化されたエア
    バッグと、このエアバッグに連通接続された適宜に長い
    フレキシブルな送排気管と、この送排気管の先端部に結
    合された送気ポンプおよび排気弁とを備えたことを特徴
    とするトレーニング用バンド式荷重。
JP14605095A 1995-06-13 1995-06-13 トレーニング用バンド式荷重 Pending JPH08336614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605095A JPH08336614A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 トレーニング用バンド式荷重

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14605095A JPH08336614A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 トレーニング用バンド式荷重

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08336614A true JPH08336614A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15398967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14605095A Pending JPH08336614A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 トレーニング用バンド式荷重

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08336614A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111317963A (zh) * 2020-03-13 2020-06-23 方玉 一种自散热型跑步用绑腿
CN114515408A (zh) * 2022-03-18 2022-05-20 济南市章丘区人民医院 一种妇产科临盆前室内胯部锻炼设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111317963A (zh) * 2020-03-13 2020-06-23 方玉 一种自散热型跑步用绑腿
CN111317963B (zh) * 2020-03-13 2021-10-22 浦江县汕淋贸易有限公司 一种自散热型跑步用绑腿
CN114515408A (zh) * 2022-03-18 2022-05-20 济南市章丘区人民医院 一种妇产科临盆前室内胯部锻炼设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5514081A (en) Elbow orthosis having an inflatable bladder support and method of use
US6840894B2 (en) Modular resistive exercise system
US5267928A (en) Rehabilitation device
US4869499A (en) Toe exercise device
US4728103A (en) Leg and ankle exercising device
US5641322A (en) Orthopedic knee brace suspension system which includes non-slippage inflatable air pillows and a pump
US6213920B1 (en) Method of attaching an exercise weight to the human body
EP0627945B1 (en) Apparatus for stretching muscles and use thereof
JP5204881B2 (ja) グリップを有する圧迫ガーメント
US4478414A (en) Elastic ankle and knee exerciser
US5230679A (en) Lightweight leg respositioning, rehabilitating and exercising device
EP0261481A1 (en) Therapeutic appliance for improving functions of hand fingers
US4907574A (en) Prom exercise device for opposing contracture
US4998722A (en) Isotonic exercising apparatus
US20140302971A1 (en) Joint health exercise system
US20080294077A1 (en) Treatment Device for the Human Body
JP3420546B2 (ja) 下肢運動装置
US7182717B2 (en) Therapy cushion for use with blood pressure cuff
US11628326B2 (en) Adjustable resistance band and method of use thereof
US20180092797A1 (en) Mechanical Compression Device For Treating Or Preventing Deep Vein Thrombosis And Associated Complications
US20090239723A1 (en) Foot Harness to Aid Athletic Stretching Exercises
JP6495521B1 (ja) エアー加圧装具
JPH08336614A (ja) トレーニング用バンド式荷重
WO2006033096A2 (en) Massaging sleeve for body limb
JP2011019737A (ja) 引上げ式自力歩行用装具