JPH08334652A - 多心光コネクタ - Google Patents

多心光コネクタ

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Publication number
JPH08334652A
JPH08334652A JP13781395A JP13781395A JPH08334652A JP H08334652 A JPH08334652 A JP H08334652A JP 13781395 A JP13781395 A JP 13781395A JP 13781395 A JP13781395 A JP 13781395A JP H08334652 A JPH08334652 A JP H08334652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
insertion holes
fiber
fiber insertion
Prior art date
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Pending
Application number
JP13781395A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shinozaki
敦 篠崎
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP13781395A priority Critical patent/JPH08334652A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同種の多心光コネクタの正接続は勿論、異種
の多心光コネクタとの接続が特殊温度条件下の使用であ
っても接続損失が増大することのない多心光コネクタを
提供する。 【構成】 複数の光ファイバ挿入孔12と、これら複数
の光ファイバ挿入孔12と所定の間隔を有して設けられ
た光ファイバ挿入孔12の軸合わせ用嵌合ピン孔14と
を備え、複数の光ファイバ挿入孔12の軸心を結ぶ線分
が常温では所定の曲率を有する曲線となっていて、所定
の使用温度では前記線分が直線となるように配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の光ファイバを一括
して接続できる多心光コネクタに関するもので、特に特
殊温度環境下での使用に適した多心光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複数の光ファイバを一括して接続できる
多心光コネクタの従来の例として図3に示すものが知ら
れている。この多心光コネクタ30は、フェルール3
1、軸合わせ用嵌合ピン32及びクリップ33等で構成
されている。フェルール31には、光ファイバ41を挿
入するための光ファイバ挿入孔35と光ファイバ41の
位置決めをし多心光コネクタ30同志の接続を行う軸合
わせ用嵌合ピン32を挿入する軸合わせ用嵌合ピン孔3
4があり、軸合わせ用嵌合ピン孔34及び光ファイバ挿
入孔35ともフェルール31の接続端面において所定の
位置に一直線上に配置されている。これらのフェルール
31同志は、互いの対向する軸合わせ用嵌合ピン孔34
間に軸合わせ用嵌合ピン32を挿入して掛け渡しして位
置決めを行い、クリップ33で固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この多心光コネクタ3
0のフェルール31には、光ファイバ41とフェルール
31とを固定する接着剤を入れる窓36がフェルール3
1の上下面のいづれか一方に設けられていて、上面と下
面とは対称形状となっていない。このため上面と下面と
は、使用環境温度が変わるとフェルール31自身が中心
軸に対して熱変形量が異なるため変形することと、また
フェルール31の窓36に充填された接着剤とフェルー
ル31を構成する材料との熱変形量の違いにより、フェ
ルール31に反りが生じ光ファイバを挿入する光ファイ
バ挿入孔35の軸ずれが起こる。軸ずれは高温や低温な
ど特殊温度条件下ではさらに大きくなる。ところで通
常、多心光コネクタ30は同種の、例えば樹脂をトラン
スファー成形して製造されるもの同志が接続されるのが
普通である。従って、この軸ずれは、同じ材質で構成さ
れた多心光コネクタ30同志を変形の反り方向が同じ向
きで接続する場合には殆ど気にしないで接続することが
できる。
【0004】ところが、多心光コネクタ30同志の接続
は、通常、一方は接着剤を入れる窓36側が上向きで、
もう一方は窓36側が下向きとするのが正接続となって
いる。このため、前述した反りの影響は大きくなり接続
損失も増大するので問題になっていた。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、同種の多心
光コネクタの正接続が特殊温度条件下の使用であっても
接続損失が増大することのない多心光コネクタを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0007】本発明の多心光コネクタは、複数の光ファ
イバ挿入孔と、これら複数の光ファイバ挿入孔と所定の
間隔を有して設けられた前記光ファイバ挿入孔の軸合わ
せ用嵌合ピン孔とを備えた多心光コネクタにおいて、前
記複数の光ファイバ挿入孔はそれらの軸心を結ぶ線分が
常温では所定の曲率を有する曲線となっていて、所定の
使用温度では前記線分が直線となるように配置されてい
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の多心光コネクタによれば、複数の光フ
ァイバ挿入孔の軸心を結ぶ線分が常温では所定の曲率を
有する曲線となっていて、所定の使用温度では前記線分
が直線となるように配置されているので、光ファイバと
フェルールとを固定する接着剤を入れる窓が一方に設け
られていて上面と下面とが対称形状となっていない多心
光コネクタであっても、所定の使用温度では多心光コネ
クタの変形の反り方向が同じ向きで接続することができ
るのは勿論、一方の多心光コネクタの接着剤を入れる窓
側が上向きで、もう一方の多心光コネクタの窓側が下向
きとする正接続であっても光ファイバが軸ずれすること
がないので、接続損失が増大することがない。
【0009】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明の多心光コネクタの一実施例で、図1
(イ)及び(ロ)に示す多心光コネクタ10は樹脂成形
体で構成されている。11は多心光コネクタ10のフェ
ルールである。フェルール11には光ファイバを挿入す
るための複数の光ファイバ挿入孔12と光ファイバの位
置決めをしフェルール11同志の接続を行う軸合わせ用
嵌合ピン13を挿入する軸合わせ用嵌合ピン孔14があ
る。また、フェルール11の一方の面に光ファイバ挿入
孔12に挿入された光ファイバを固定する接着剤を挿入
する窓15が設けられている。
【0010】本実施例においては、図1(ロ)に示すよ
うに複数の光ファイバ挿入孔12は、その中心を結ぶ線
分が常温、例えば20°Cで所定の曲率半径の曲線とな
っている。具体的には、軸合わせ用嵌合ピン孔14、1
4の中心を結ぶ線より光ファイバ挿入孔12は下側に位
置し、かつ下方に向かって凸となるような曲線上に位置
している。この曲率半径は多心光コネクタ10の使用時
の温度、例えば60°Cにおいて、フェルール11の窓
15のある面とない面の膨張の違い及び光ファイバ挿入
孔12に挿入された光ファイバを固定する接着剤の膨張
に伴い、軸合わせ用嵌合ピン孔14、14の中心を結ぶ
線上に複数の光ファイバ挿入孔12の中心を結ぶ線分が
一致する、すなわち一直線に並ぶ曲率半径となるように
形成されている。
【0011】この曲率半径は使用する温度における、フ
ェルール11の形状、使用樹脂及び使用接着剤の各線膨
張係数等を用いて計算或いは実測して求めることができ
る。上記の多心光コネクタ10は光ファイバを装着して
所定の温度で使用する際には、光ファイバのコアは軸合
わせ用嵌合ピン孔14、14の中心を結ぶ線上に配置さ
れているので、この多心光コネクタ10同志を接続した
ときには、例えば一方は接着剤を入れる窓15が上向き
で、もう一方は窓15が下向きとするいわゆる正接続と
しても良好な接続を達成することができる。尚、上記実
施例は高温下で使用するものであるが、低温下で使用す
る場合には図1(ロ)において光ファイバ挿入孔12は
上側に向かって凸となる曲線上に位置される。
【0012】図2に本発明の多心光コネクタの別の実施
例について説明する。この多心光コネクタ20は、図2
に示すように、フェルール11に光ファイバを挿入する
ための複数の光ファイバ挿入孔12が2組ある点で前記
多心光コネクタ10と相違している。そして左右2組の
光ファイバ挿入孔の列は、各列ごとに、各光ファイバ挿
入孔12の中心を結ぶ線分が、常温、例えば20°Cで
所定の曲率半径の曲線になっている。具体的には両列と
も軸合わせ用嵌合ピン孔14、14の中心を結ぶ線より
上側に各光ファイバ挿入孔12が位置し、かつ上方に向
かって凸となる曲線を形成している。
【0013】この多心光コネクタ20は、常温において
複数の光ファイバ挿入孔12は、その中心を結ぶ線分が
所定の曲率半径の曲線となっているが、所定の使用温
度、例えばマイナス10°Cにおいては、複数の光ファ
イバ挿入孔12の中心を結ぶ線分が直線状になるので、
この種の多心光コネクタ20同志を接続する際、光ファ
イバ同志の軸ずれを防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の多心光コネ
クタによれば、複数の光ファイバ挿入孔のそれぞれの軸
心を結ぶ線分が常温では所定の曲率を有する曲線となっ
ていて、所定の使用温度では、その線分が直線となるよ
うに配置されているので、光ファイバとフェルールとを
固定する接着剤を入れる窓が一方に設けられている非対
称形状となっている多心光コネクタで、一方の多心光コ
ネクタの接着剤を入れる窓側が上向きで、もう一方の多
心光コネクタの窓側が下向きとする正接続であっても軸
ずれすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の多心光コネクタの一実施例を
示す平面図、(ロ)は図(イ)の正面図である。
【図2】本発明の多心光コネクタの別の実施例を示す正
面図である。
【図3】従来の多心光コネクタの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 多心光コネクタ 11 フェルール 12 光ファイバ挿入孔 13 軸合わせ用嵌合ピン 14 軸合わせ用嵌合ピン孔 15 窓 20 多心光コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健司 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバ挿入孔と、これら複数
    の光ファイバ挿入孔と所定の間隔を有して設けられた前
    記光ファイバ挿入孔の軸合わせ用嵌合ピン孔とを備えた
    多心光コネクタにおいて、前記複数の光ファイバ挿入孔
    はそれらの軸心を結ぶ線分が常温では所定の曲率を有す
    る曲線となっていて、所定の使用温度では前記線分が直
    線となるように配置されていることを特徴とする多心光
    コネクタ。
JP13781395A 1995-06-05 1995-06-05 多心光コネクタ Pending JPH08334652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13781395A JPH08334652A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 多心光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13781395A JPH08334652A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 多心光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08334652A true JPH08334652A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15207463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13781395A Pending JPH08334652A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 多心光コネクタ

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