JPH08333703A - 振動工具用ビット - Google Patents

振動工具用ビット

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Publication number
JPH08333703A
JPH08333703A JP16300895A JP16300895A JPH08333703A JP H08333703 A JPH08333703 A JP H08333703A JP 16300895 A JP16300895 A JP 16300895A JP 16300895 A JP16300895 A JP 16300895A JP H08333703 A JPH08333703 A JP H08333703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
bit
wear
cemented carbide
cutting edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP16300895A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishiyama
孝 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority to JP16300895A priority Critical patent/JPH08333703A/ja
Publication of JPH08333703A publication Critical patent/JPH08333703A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗性及び耐衝撃性を高めた振動工具用
ビットを提供する。 【構成】 平板状をなすビット本体2は、途中で折れ曲
がった先端部分が形成され、この先端部分には、略V字
状をなす刃先部材3が取付けられている。この刃先部材
3は、超硬合金チップで形成され、ビット本体2及びこ
の刃先部材3間の接合面がろう付けされる。この接合面
は、係合溝部4及び係合突部5がそれぞれ形成されるも
ので、これにより取付け強度が高められる。ビット本体
2の先端部分の外周側面には、表面硬化肉盛り又は超硬
合金チップからなる耐摩耗性部材6が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道の保線工事などで
使用される振動工具用ビットに関し、特に、耐摩耗性及
び耐衝撃性を高めて、性能向上及び寿命延長ができるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の保線工事においては、線路
及び固定する枕木の基礎となるように土台を安定させる
ため、振動工具用ビットに振動を与えながら、適当な方
向に傾け、砕石を圧縮するよう作業している。そして、
この種の振動工具用ビットは、鋼又は焼入れ鋼によって
製作されたものが一般的であり、特に、摩耗防止対策と
しては、クロムカ−バイド又はタングステンカ−バイド
系の表面硬化肉盛りを施す程度であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この種の
振動工具用ビットは、摩耗が早いことから短寿命となっ
て、しばしば、新品と交換、又は修理しなければならな
いという問題点を有していた。
【0004】本発明は、このようなことから、刃先部分
の衝撃摩耗及び外周側面部分の二次摩耗を防止できるよ
うに構成して、性能向上及び寿命延長を図ったものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、ビット本体の先端部分には、超硬合
金チップで形成された刃先部材が係合溝部及び係合突部
からなる接合面を利用してろう付けされるようにしたも
のである。また、ビット本体の外周側部には、後方に向
って、表面硬化肉盛り又は超硬合金チップからなる二次
的な摩耗を防止する耐摩耗性部材が備えられるようにし
たものである。
【0006】
【作用】本発明の振動工具用ビットは、先端部分には、
超硬合金チップからなる刃先部材が備えられることか
ら、耐摩耗性、耐衝撃性が高められ、性能向上及び寿命
延長が期待できるものである。また、刃先部材のビット
本体に対する取付けも接合面構成から、その取付け強度
が高められ、作業上で発生する振動やひねりに耐えられ
るようになっている。
【0007】さらに、本発明の振動工具用ビットは、外
周側面部分には、耐摩耗性部材が備えられていることか
ら二次的な摩耗も防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明振動工具用ビットの一実施例に
ついて、図を参照しながら説明する。
【0009】図1及び図2において、1は、平板状をな
す振動工具用ビットであり、途中から折れ曲がったビッ
ト本体2の先端部分には、略V字状をなし、超硬合金チ
ップで形成され刃先部材3が取付けられている。そし
て、この刃先部材3及びビット本体2の間に形成される
接合面には、係合溝部4及び係合突部5がそれぞれ形成
され、両者がろう付けされるようになっている。これ
は、取付け強度を高める配慮であり、図1及び図2で
は、刃先部材3側には、前記係合溝部4が形成され、ビ
ット本体2側には、係合突部5が形成される場合が示さ
れている。しかし、この逆の場合も適用できる。また、
前記刃先部材3は、図示の場合、ろう付け応力の減少を
配慮して、中央チップ3a及び側方チップ3bに分割し
たものが適用されている。
【0010】さらに、このビット本体2の先端部分の外
周側面には、刃先部材3からわずかに離れた位置に表面
硬化肉盛りによる耐摩耗性部材6が備えられている。こ
の耐摩耗性部材6は、殊に線路の交換、線路の高低補正
などの保線工事では、砕石間の空間をできるだけ少なく
する必要性があり、これに伴って、砕石を押し込む際に
二次摩耗が発生するため、その防止を配慮したものであ
る。
【0011】ところで、本発明の振動工具用ビット1が
適用される振動工具は、図示しない振動源及び操作ハン
ドルなどから構成されるが、その取付けは、ビット本体
2の後端側にある取付け穴7を利用して行なわれる。そ
して、保線工事では、砕石が一般に角張っており、これ
らの圧密化を行なうためには、砕石間の空間をできるだ
け少なくしていくことが要求されている。したがって、
この要求に対して、前記刃先部材3は、一般的には、先
端角度が90〜160°のV字形に構成される。
【0012】また、図3(a)〜(d)は、前記刃先部
材3の変形例を示したもので、(a)(b)の場合で
は、中央チップ3aの底面側がV字を構成するようにな
っているものである。そして、(a)では、側方チップ
3bに隣接して、超硬合金からなる耐摩耗性部材6が備
えられ、(b)では、側方チップ3bからわずかに離れ
た位置に表面硬化肉盛りによる耐摩耗性部材6が備えら
れている。これに対し、(c)(d)の場合では、側方
チップ3bの底面側が中央チップ3aに合せて平面を構
成しているものである。そして、(c)では、側方チッ
プ3bから幾分離れた位置に表面硬化肉盛りによる耐摩
耗性部材6が備えられ、(d)では、側方チップ3bか
らわずかに離れた位置に超硬合金からなる耐摩耗性部材
6が備えられている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、振動工
具用ビットは、刃先部材3として、超硬合金チップが適
用されているため、耐衝撃性及び耐摩耗性が向上してい
る。また、外周側面部分の耐摩耗性部材6の存在によ
り、ビット本体の二次的な摩耗が防止される。そして、
刃先部材3の取付け強度も高められるように配慮されて
いる。
【0014】したがって、本発明の振動工具用ビット
は、鉄道の保線工事などで、性能向上及び寿命延長が期
待できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明振動工具用ビットの一実施例を示す斜視
図、
【図2】本発明振動工具用ビットの一実施例を示す説明
図で、(a)は平面図、(b)は正面図、
【図3】本発明振動工具用ビットの一変形例を(a)〜
(d)で示す一部平面図。
【符号の説明】
1 振動工具用ビット 2 ビット本体 3 刃先部材 4 係合溝部 5 係合突部 6 耐摩耗性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状をなすビット本体2には、略V字
    状の先端部分が形成されるようにした振動工具用ビット
    において、 前記先端部分には、超硬合金チップで形成された刃先部
    材3が係合溝部4及び係合突部5からなる接合面を利用
    してろう付け、しかも、外周側部には、後方に向って、
    表面硬化肉盛り又は超硬合金チップからなる二次的な摩
    耗を防止する耐摩耗性部材6が備えられることを特徴と
    する振動工具用ビット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された前記刃先部材3
    は、中央チップ3a及び側方チップ3bからなっている
    請求項1記載の振動工具用ビット。
JP16300895A 1995-06-06 1995-06-06 振動工具用ビット Pending JPH08333703A (ja)

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JP16300895A JPH08333703A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 振動工具用ビット

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JP16300895A JPH08333703A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 振動工具用ビット

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JPH08333703A true JPH08333703A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15765448

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JP16300895A Pending JPH08333703A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 振動工具用ビット

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098532A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Konyo:Kk 手持ち工具及びその製造方法
JP2014509697A (ja) * 2011-03-28 2014-04-21 フランツ プラツセル バーンバウマシーネン−インズストリーゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング タンピングツール
CN108655602A (zh) * 2018-06-05 2018-10-16 唐山昆铁科技有限公司 捣镐头堆焊工艺
CN110405330A (zh) * 2019-08-13 2019-11-05 郑州大学 一种耐磨抗冲击捣固镐的生产方法
JP2020105731A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 日鉄テックスエンジ株式会社 タイタンパー用ビーター

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