JPH0833237A - 瞬時停電補償付複数出力電源装置 - Google Patents

瞬時停電補償付複数出力電源装置

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Publication number
JPH0833237A
JPH0833237A JP6160843A JP16084394A JPH0833237A JP H0833237 A JPH0833237 A JP H0833237A JP 6160843 A JP6160843 A JP 6160843A JP 16084394 A JP16084394 A JP 16084394A JP H0833237 A JPH0833237 A JP H0833237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power failure
power
instantaneous
instantaneous power
failure compensation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6160843A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Mase
豊治 間瀬
Satoru Ishigaki
悟 石垣
Yuichi Iiboshi
勇一 飯干
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6160843A priority Critical patent/JPH0833237A/ja
Publication of JPH0833237A publication Critical patent/JPH0833237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の直流電圧出力を有する電源装置におい
て、全ての直流電圧出力に対して同一の瞬時停電補償時
間を提供可能な瞬時停電補償付き複数出力電源装置を提
供する。 【構成】 交流電力を整流する整流回路1の出力端子と
接地との間に単一の瞬時停電補償用コンデンサが設けら
れている。整流回路1の出力端子には電子装置で使用さ
れる複数の直流電圧毎に複数のDC/DCコンバータ2
a,2b,…が接続されており、瞬時停電が生じた際に
は単一の瞬時停電補償用コンデンサ10から共通に各D
C/DCコンバータ2a,2b,…に電力が供給され
る。このように、電力が共通に供給されるため全てのD
C/DCコンバータ2a,2b,…に対して同一の瞬時
停電補償時間が実現され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサを利用して
瞬時停電補償を行う電源装置に関する。特に、複数の電
圧の直流出力を備えた電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用・家庭用を問わず、種々の電子装
置が我々の周りで用いられている。この電子装置におい
ては、交流電力である商用電源を、その電子装置の内部
で使用する直流電力に変換するための電源装置が一般に
は組み込まれている。
【0003】このような電源装置は、例えば、図2に示
されているような構成を採用している。図2に示されて
いるように、この電源装置は入力端子20から入力され
る交流電力を整流する整流回路1を備えている。この整
流回路1から出力される直流電力は複数のDC/DCコ
ンバータ2a,2b,…に供給されている。これらのD
C/DCコンバータ2a,2b,…は、その電子装置内
部で使用される直流電圧の種類の数だけ備えられてい
る。
【0004】さらに、各DC/DCコンバータ2a,2
b,…の出力端子21a,21b,…と接地との間には
それぞれ瞬時停電補償用コンデンサ10a,10b,…
が設けられている。このような瞬時停電補償用コンデン
サ10a,10b,…はいわゆる瞬時停電、すなわち商
用電源の電圧が瞬間的に低下した際に、その電子装置に
電力を供給し続けるために設けられているものである。
すなわち、通常動作時にはこの瞬時停電補償用コンデン
サ10a,10b,…には一定の電力が蓄えられてお
り、瞬時停電が生じた場合には各DC/DCコンバータ
2a,2b,…からの直流出力が途絶えて、代わりにこ
の瞬時停電補償用コンデンサ10a,10b,…から電
子装置の各部に直流電力が供給されるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
源装置においては、瞬時停電補償用コンデンサ10a,
10b,…が各DC/DCコンバータ2a,2b,…の
出力端子21a,21b,…毎に配置されていた。従っ
て、その電子装置の内部で1種類の直流電圧しか使用し
ない場合を除いて、以下のような問題点がある。
【0006】(1)その電子装置の内部で使用される直
流電圧の種類が増えると、DC/DCコンバータの個数
が増え、その結果、瞬時停電補償用コンデンサの個数も
増えてしまう。
【0007】(2)各DC/DCコンバータ毎に瞬時停
電補償用コンデンサが設けられているため、各直流電圧
毎に瞬時停電補償時間が異なってしまう。その結果、複
数の直流電圧を使用する電子装置においては、破損・故
障が発生することを防止するために所定の保護回路を設
けなければならないという問題点があった。これは、瞬
時停電補償時間が異なると、電子装置の一部の回路には
電力が供給され、また他の一部の回路には電力が供給さ
れないというアンバランスが生じるからである。一般に
電子回路は所定の電圧が各部に供給されていることを前
提として設計されているが、一部にのみ電力が供給され
ると、例えば半導体素子等は破損してしまう虞があるの
である。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、直流電圧の種類が増えても、瞬時停
電補償用コンデンサの個数が増加しない電源装置を実現
することである。また、他の目的は、複数の直流電圧出
力の全てに対して同一の瞬時停電補償時間を提供可能な
電源装置を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、交流電力を整流し直流電力を出力する整
流手段と、前記整流手段が出力する直流電力を、所望の
電圧に変換する複数のDC/DCコンバータと、を含む
瞬時停電補償付電源装置である。
【0010】そして、前記整流手段の出力端と接地との
間には、瞬時停電補償用コンデンサが設けられている。
【0011】整流手段の直後に設けられているこの瞬時
停電補償用コンデンサは、瞬時停電の際、整流手段に代
わって電力を複数のDC/DCコンバータに供給する。
【0012】
【作用】本発明における瞬時停電補償用コンデンサは、
整流手段の直後に設けられているため、整流手段に接続
されている複数のDC/DCコンバータに対して共通し
て電力を供給する。そのため、全ての複数のDC/DC
コンバータが共通にこの瞬時停電補償用コンデンサに接
続されているため、電力の供給が共通に行われ、その結
果、全てのDC/DCコンバータの瞬時停電補償時間は
同一のものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づき
説明する。
【0014】図1には、本発明の好適な実施例である瞬
時停電補償付き複数出力電源装置の機能ブロック図が示
されている。図1に示されているように本実施例に係る
電源装置においても、入力端子20から入力された交流
電力は整流回路1によって整流され直流電力に変換され
る。
【0015】そして、この整流回路1の出力端子と接地
との間には瞬時停電補償用コンデンサ10が設けられて
いる。本実施例において、特徴的なことは、瞬時停電補
償用コンデンサ10が整流回路1の直後に設けられてい
ることである。このように整流回路1の出力端子と接地
との間に瞬時停電補償用コンデンサ10を設けることに
より、後続する複数のDC/DCコンバータ2a,2
b,…に対して共通に電力を(瞬時停電補償用コンデン
サ10から)供給することが可能となる。
【0016】本実施例においても整流回路1の出力端子
には複数のDC/DCコンバータ2a,2b,…が接続
されている。このDC/DCコンバータ2a,2b,…
の個数は上述した従来の電源装置と同様にその電子装置
で使用される直流電圧の種類の個数分準備される。そし
て、各直流電圧は、それぞれのDC/DCコンバータ2
a,2b,…のそれぞれの出力端子21a,21b,…
から電子装置の各部に供給されるのである。
【0017】すなわち、本実施例に係る電源装置は各D
C/DCコンバータ2a,2b,…の出力端子21a,
21b,…毎に瞬時停電補償用コンデンサ10を設ける
ことなく、整流回路1の出力端子に瞬時停電補償用コン
デンサ10を設けている。その結果、各DC/DCコン
バータ2a,2b,…に共通して電力を供給することに
なり各直流電圧に同一の瞬時停電補償時間を提供するこ
とが可能である。
【0018】本実施例に係る瞬時停電補償用コンデンサ
10には、通常動作時に所定の電気エネルギーが蓄積さ
れている。そして、瞬時停電などにより入力端子20に
電力が供給されなくなると整流回路1の出力電力が停止
し、瞬時停電補償用コンデンサ10から所定の電気エネ
ルギーが各DC/DCコンバータ2a,2b,…に供給
され、この電気エネルギーを用いて各DC/DCコンバ
ータ2a,2b,…がそれぞれの直流電圧を出力するの
である。
【0019】以上述べたように、本実施例によれば、瞬
時停電補償用コンデンサ10を整流回路1の出力端子と
接地との間に設けたので、単一のコンデンサにより瞬時
停電補償機能を実現することが可能である。さらに、こ
の単一の瞬時停電補償用コンデンサ10から複数のDC
/DCコンバータ2a,2b,…に電力を供給するの
で、複数の直流電圧に対して同一の瞬時停電補償時間を
提供することが可能となる。
【0020】なお、本実施例において整流回路1は、瞬
時停電補償用コンデンサ10に蓄えられている電気エネ
ルギーが、瞬時停電の際に入力端子20に逆流してしま
うことを防止するいわゆる逆流防止機能をも兼ね備えて
いる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、単一の
瞬時停電補償用コンデンサを用いているので、単一のコ
ンデンサによって複数の直流電圧出力に対する瞬時停電
補償機能が実現可能である。
【0022】さらに、単一の瞬時停電補償用コンデンサ
を用いているため、全ての直流電圧出力に対して同一の
停電補償時間を提供することが可能な電源装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例である瞬時停電補償用コ
ンデンサ付き複数出力電源装置の機能ブロック図であ
る。
【図2】従来の瞬時停電補償付き複数出力電源装置の機
能ブロック図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2a,2b DC/DCコンバータ 10 瞬時停電補償用コンデンサ 20 入力端子 21a,21b 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電力を整流し、直流電力を出力する整
    流手段と、 前記整流手段が出力する直流電力を、所望の電圧に変換
    する複数のDC/DCコンバータと、 前記整流手段の出力端と接地との間に設けられている瞬
    時停電補償用コンデンサと、 を含むことを特徴とする瞬時停電補償付複数出力電源装
    置。
JP6160843A 1994-07-13 1994-07-13 瞬時停電補償付複数出力電源装置 Pending JPH0833237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6160843A JPH0833237A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 瞬時停電補償付複数出力電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6160843A JPH0833237A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 瞬時停電補償付複数出力電源装置

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Publication Number Publication Date
JPH0833237A true JPH0833237A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15723615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6160843A Pending JPH0833237A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 瞬時停電補償付複数出力電源装置

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JP (1) JPH0833237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171920A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Genta Kagi Kogyo Kofun Yugenkoshi 表示装置のゲート駆動回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171920A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Genta Kagi Kogyo Kofun Yugenkoshi 表示装置のゲート駆動回路

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