JPH0833212A - エネルギを負荷に供給する電源装置およびその供給方法 - Google Patents

エネルギを負荷に供給する電源装置およびその供給方法

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JPH0833212A
JPH0833212A JP6185311A JP18531194A JPH0833212A JP H0833212 A JPH0833212 A JP H0833212A JP 6185311 A JP6185311 A JP 6185311A JP 18531194 A JP18531194 A JP 18531194A JP H0833212 A JPH0833212 A JP H0833212A
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storage device
load
power supply
voltage
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JP6185311A
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Logan Wakefield Thomas
トーマス・ローガン・ウェイクフィールド
Rex Planquette George
ジョージ・レックス・プランケット
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WAVE ENERG CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源を負荷から完全に分離でき、従って電源
から負荷に転送される電圧スパイクまたは他のノイズの
ような電源変動の危険はななく、電源と負荷とが短絡し
ても電源に損傷を受けないような電源装置を提供する。 【構成】 マイクロプロセッサ124は、多数の電気的
スイッチングユニット104等を制御して、エネルギ蓄
積装置102を電源114または負荷120に選択的に
接続する。マイクロプロセッサ124は、回路の種々の
端子の電圧を検知する多数のA/D変換器128,13
0,132に電気的に接続されている。A.C.電源ま
たはD.C.電源が使用される場合に、マイクロプロッ
セッサ124による前記スイッチングユニットの制御に
基づいて、電源114をエネルギ蓄積装置102に接続
したり、エネルギ蓄積装置102から切り離すようなス
テップを周期的に行い、ほぼ一定のD.C.電圧を負荷
120に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エネルギを負荷に供給
(伝送)する電源装置及びその供給方法に関し、特に、
電源からのエネルギを負荷に伝達するインテリジェント
トランスレスシステムに関する。更に詳しくは、本発明
は、選択的に電源をエネルギ蓄積器に接続して該エネル
ギ蓄積器を充電し、電源をエネルギ蓄積器から切り離
し、エネルギ蓄積器を負荷に接続するようにマイクロプ
ロセッサによって制御される多数の電気的スイッチング
ユニットを備えたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】正弦波電源からの電力を負荷に選択的に
供給する多くの異なるシステムが知られている。1つの
例としては、「電力制御用分割器からのディジタル波」
(Digital Wave Form Division For Power Control)と
いう名称のマーチン(Martin)氏の米国特許第3,45
2,214号がある。このマーチン氏の特許は、発振器
を使用して、一連のパルスを有するタイミング信号を発
生し、この一連のパルスは一対の10進カウンタによっ
て計数される。このカウンタは、周期的な電源波形がゼ
ロボルトを越えて増大した時に初期化される。カウンタ
が選択された数のパルスを計数した時、ゲートによりパ
ルスがシリコン制御整流器に供給される。このシリコン
制御整流器はまた変圧器により電力を正弦波電源から負
荷に供給する。負荷に供給された電力は、前記選択され
たパルス数を変更することにより変えられる。
【0003】同様なシステムは、「ロジックコンパレー
タによる交流電力の制御」(ControlOf AC Power By A L
ogic Comparator)という名称のアグイア(Aguiar)氏の
米国特許第3,691,452号に示されている。この
アグイア氏の特許においては、カウンタは発振器の増分
トラックを維持し、ディジタル論理ゲートはカウンタの
出力がディジタル入力信号になる時を決定する。カウン
タの出力がディジタル入力信号になるまで電圧は負荷に
供給されない。カウンタの出力がディジタル入力信号に
なると、シリコン制御整流器はトリガーされ、周期的な
電圧電源が次にゼロボルトに達した時にシリコン制御整
流器がリセットされるまで、周期的な電圧電源を負荷に
電気的に接続する。
【0004】電力を負荷に供給するシステムの他の例
は、「調整電力用位相制御回路」(Phase Control Circ
uit For Regulating Power)という名称のマッセイ(Mas
sey)氏の米国特許第4,260,947号に示されてい
る。このマッセイ氏の特許においては、プリセットカウ
ンタがその最大値に達した後に発生する制御トリガーに
応答して、正弦波電源波形がトライアックを介して負荷
に電気的に接続される。電源波形がセロボルトに達した
ことをゼロ交差検出器が決定すると、トライアックは電
源波形を負荷から切り離す。
【0005】他の例は、「電流制御を利用するエネルギ
保存システム」(Energy Conservation System Using C
urrent Control)という名称のウィドメイヤー(Widmaye
r)氏の米国特許第4,352,045号である。このウ
ィドメイヤー氏の特許は、蛍光灯および白熱電灯のよう
な電気的負荷装置の制御システムを開示している。この
ウィドメイヤー氏特許においては、交流電流(A.
C.)が直接負荷に供給され、トランジスタを使用し
て、A.C.入力電圧波形の間、負荷に流れる電流の大
きさを制御している。トランジスタは、A.C.入力電
圧波形がゼロボルトに達すると、完全にオンし、入力電
圧の半波の間のどの点においてもオフすることができ
る。トランジスタがオフした後、コンデンサが交流電流
路を形成し、負荷電流が急に終わらないように保証して
いる。
【0006】更に他の電力制御回路は、「交流電力負荷
の逆位相角制御」(Reverse Phase Angle Control Of A.
C. Power Loads)という名称のクライン(Crane) 氏等の
米国特許第5,072,170号に具体化されている。
このクライン氏等の特許は、アナログおよびディジタル
装置の両方を開示している。アナログ装置においては、
出力ドライバは、アナログ入力電圧とランプ電圧を比較
することによって発生する矩形波信号に基づいてパルス
ドライバとオプトエレクトロニックアイソレータによっ
て制御される。出力ドライバおよび電源は電流を発生
し、出力装置をオンする。ディジタル装置においては、
出力装置は電源に電気的に接続されている。ディジタル
論理回路を使用して、正弦波のゼロ交差点で負荷をオン
し、正弦波内の選択された点において負荷をオフする。
【0007】上述した回路はある用途には有益である
が、これらの回路はD.C.(交流電流)電力を負荷に
供給することができない。D.C.電力の負荷への供給
を容易にしている電源回路の一例は、「電源回路」(Po
wer-Supply Circuit)という名称のアルバッハ(Albach)
氏の米国特許第4,821,166号に記載されてい
る。このアルバッハ氏の特許においては、A.C.電源
は整流器によって制御される特定の間隔の間電力蓄積コ
ンデンサに接続される。コンデンサに接続されたトラン
ジスタスイッチは、制御回路によって周期的に作動し、
A.C.電源がコンデンサを充電していない時、コンデ
ンサを負荷に放電する。このようにして、アルバッハ氏
の特許では、A.C.電源およびスイッチング回路を分
離し、これによりA.C.電源上の高周波電圧および電
流のような好ましくない妨害が入ることを防止している
と説明している。
【0008】D.C.電力を負荷に供給する他の電源回
路は、「チャージ変換電圧コンバータ」(Charge-Transf
er Voltage Converter)という名称のクルエガー(Krueg
er)氏の米国特許第4,127,895号に示されてい
る。このクルエガー氏の特許は、高電圧A.C.または
D.C.電源のD.C.電圧への変換を容易にし、負荷
を充電している。電源が第1のコンデンサを充電した
後、第1のコンデンサによる第2のコンデンサの選択的
充電は、第2のコンデンサの電圧を基準電圧と比較する
増幅器およびトランジスタスイッチによって制御され
る。
【0009】A.C.入力電力をD.C.電力に変換
し、負荷を充電する電源回路の他の例は、「高効率A.
C.−D.C.コンバータ」(High-Efficiency Low Iro
n AC-to-Regulated D.C. Converter)という名称のステ
ファノフ(Stefanov)氏の米国特許第3,372,326
号である。このステファノフ氏の特許においては、スイ
ッチが入力変圧器に接続され、制御手段によって制御さ
れる。変圧器の出力は蓄積コンデンサ、電圧レギュレー
タ、および負荷に並列に接続されている。制御手段は入
力正弦波の立ち上がり部分の間の選択された時間におい
てスイッチを閉じるのみである。スイッチの閉成は電圧
レギュレータの出力および入力A.C.電圧によって決
定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した回路は、ある
用途には有益であるが、多くの制限を有している。例え
ば、これらの装置のいくつかは1つの以上の変圧器を有
しているため制限されている。このような回路は一般に
所望のものよりも高価であり、かつ重い。更に、変圧器
を使用する回路は必要とするほど効率的でない。これ
は、これらの回路がヒステリシス、渦電流、“I
2 R”、および変圧器に通常関連する他の要因によって
生じる電力損失を受けるからである。
【0011】変圧器を利用しない上述した装置も存在し
ない。特に、これらの装置は、負荷を電源から適当に分
離するようになっていない。例えば、アルバッハ氏は、
妨害が電源に混入することを防止すると述べているが、
アルバッハ氏の特許では、電源から負荷に伝送される好
ましくないノイズ、変動、スパイク等をまだ許してい
る。更に、アルバッハ氏の特許に係る電源回路では、
D.C.電源のような周期的でない電源波形に適応する
ことができない。
【0012】更に、従来の多くの装置は好ましいほど有
益でなく、電力の負荷への供給または負荷からの除去は
電源電圧がゼロボルトを通過する時点で調整されなけれ
ばならない。例えば、ある装置は、電源電圧がゼロボル
トを通過した時、電力を負荷に供給開始し、選択された
時刻で電力の供給を停止する。他の装置は、選択された
時刻において電力を負荷に供給し、電源電圧がゼロボル
トを通過する時、電力の供給を停止する。その結果、こ
れらの装置は、「開始時間」または「停止時間」が固定
されているので、特定の電圧において正確な量のエネル
ギを負荷に供給する便宜な手段を備えていない。
【0013】周知の電源回路の制限に鑑み、改良された
電源が必要である。特に、A.C.またはD.C.入力
電力を受け入れて、D.C.電力を負荷に供給し、電源
と負荷との間の絶縁(分離)を維持することができる電
源を有することが有益である。更に、このようなシステ
ムは変圧器を使用しないことが有益である。更に、負荷
に供給される電力を選択的に制御し、電力を多くの異な
る負荷に間欠的に供給することが有用である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためになされたものであり、一般的な意味に
おいて、本発明は、電気エネルギを電源から負荷に伝達
するコンピュータ制御システムに関係している。
【0015】本発明は、電源をエネルギ蓄積装置に接続
して、このエネルギ蓄積装置を充電し、電源をエネルギ
蓄積装置から切り離し、エネルギ蓄積装置を負荷に接続
する複数の電気的スイッチングユニットを有している。
スイッチングユニットの動作は、マイクロプロセッサに
よって制御される。マイクロプロセッサは、電源、エネ
ルギ蓄積装置および負荷の両端の電圧をサンプルする複
数のアナログ−ディジタル(A/D)変換器に電気的に
接続されている。
【0016】本発明の一実施例では、D.C.電源が使
用されている。マイクロプロセッサは、あるスイッチン
グユニットにD.C.電源をエネルギ蓄積装置に電気的
に接続するように指令する。また、マイクロプロセッサ
は、エネルギ蓄積装置の両端の電圧を監視する。エネル
ギ蓄積装置に蓄積された電圧が選択された電圧に等しく
なった時、マイクロプロセッサはスイッチングユニット
にエネルギ蓄積装置を電源から切り離すように指令す
る。それから、マイクロプロセッサはスイッチングユニ
ットにエネルギ蓄積装置を負荷に電気的に接続するよう
に指令する。これらのステップは繰り返し行われ、ほぼ
一定のD.C.電圧が負荷に供給される。
【0017】また、本発明の他の実施例においては、電
源はA.C.電力を供給する。マイクロプロセッサは、
電源電圧が選択された段階になるまで、電源から供給さ
れる電圧を監視する。この点において、マイクロプロセ
ッサはスイッチングユニットに電源を蓄積装置に電気的
に接続するように指令する。電源の電圧が第2の段階に
達すると、スイッチングユニットは自動的にエネルギ蓄
積装置を電源から切り離す。それから、マイクロプロセ
ッサはスイッチングユニットにエネルギ蓄積装置を負荷
に接続するように指令する。エネルギ蓄積装置は、負荷
の両端の電圧が選択されたレベルに達するまで、負荷に
電気的に接続される。この時点において、スイッチング
ユニットは自動的にエネルギ蓄積装置を負荷から切り離
す。これらのステップは繰り返し行われ、ほぼ一定の
D.C.電圧が負荷に供給される。
【0018】すなわち、本発明を要約すると、次の通り
である。マイクロプロセッサは、多数の電気的スイッチ
ングユニットを制御して、エネルギ蓄積装置を電源また
は負荷に選択的に接続する。マイクロプロセッサは、回
路の種々の端子(節点)の電圧を検知する多数のA/D
変換器に電気的に接続されている。電源がA.C.電力
を供給する場合、スイッチングユニットは周期的に電源
をエネルギ蓄積装置に接続したり、エネルギ蓄積装置か
ら切り離すように動作し、エネルギ蓄積装置上の選択さ
れた電荷を維持する。エネルギ蓄積装置が電源から切り
離される毎に、マイクロプロセッサはエネルギ蓄積装置
を負荷に接続するようにスイッチングユニットに指令す
る。負荷が選択された電圧に達すると、スイッチングユ
ニットは負荷をエネルギ蓄積装置から切り離す。これら
のステップが連続的に繰り返され、ほぼ一定のD.C.
電圧を負荷に供給する。D.C.電源が使用される場
合、エネルギ蓄積装置の両端の電圧が選択されたレベル
に達したことをマイクロプロセッサが判定するまで、エ
ネルギ蓄積装置は電源に接続される。エネルギ蓄積装置
が電源から切り離された後、負荷が選択された電荷を得
るまで、エネルギ蓄積装置を負荷に接続するようにマイ
クロプロセッサはスイッチングユニットを制御する。負
荷が選択された電荷を得ると、マイクロプロセッサは負
荷を蓄積装置から切り離すようにスイッチングユニット
に指令する。これのステップを連続的に繰り返して、ほ
ぼ一定のD.C.電圧を負荷に供給する。
【0019】本発明の特徴は、その目的および利点とと
もに、添付図面に関連する次の詳細な説明を考慮するこ
とにより本技術分野に専門知識を有する者に更に明らか
になるであろう。添付図面では、同じ符号は全体的に同
じ構成要素を示している。
【0020】
【実施例】本発明のハードウェア構成および電気的相互
接続は、図1において回路(電源装置)100として示
されている。この回路100は、エネルギ蓄積装置10
2を有し、このエネルギ蓄積装置102は好適な実施例
では種々の周波数のA.C.電源から供給される電気エ
ネルギを蓄積および放電することができるコンデンサま
たは他の電気素子にて構成されている。エネルギ蓄積装
置102はD.C.電力を負荷120に供給する。この
負荷120は典型的には容量性負荷である。本発明の一
実施例では、エネルギ蓄積装置102は4000μF,
25Vのコンデンサをから成り、12ボルトのバッテリ
ーを有する負荷120に2アンペアの細流電流を供給す
る。また、エネルギ蓄積装置102には、一対の入力ス
イッチングユニット104,106および一対の出力ス
イッチングユニット108,110がそれぞれ電気的に
接続されている。
【0021】入力スイッチングユニット104はダイオ
ード105のカソードに電気的に接続され、そのアノー
ドは第1の端子112に接続されている。電源114と
入力スイッチングユニット104との間に抵抗、インダ
クタ、または他の適当な形式のインピーダンスを所望に
より設けることにより、エネルギ蓄積装置102が電源
114によって充電される速度を調整することができ
る。入力スイッチングユニット106は第2の端子11
6に接続されている。なお、電源114はA.C.電源
でもまたはD.C.電源でもよい。出力スイッチングユ
ニット108は第3の端子118に接続され、出力スイ
ッチングユニット110は第4の端子122に接続され
ている。ダイオード105はエネルギ蓄積装置102が
電源114から負の電圧を受けることを防止している。
【0022】電源114がA.C.電力を供給する構成
の場合、本発明に係る装置の構成要素として、図2に示
されるようなスイッチングユニットを有益に利用するこ
とができる。特に、スイッチングユニット104,10
6,108,110の各々は、発光ダイオード(LE
D)134、光学トライアック136、および電力トラ
イアック138を有する。本発明の好適な実施例におい
ては、発光ダイオード134および光学トライアック1
36はIsocomTMモデルMCP3009GIパッケ
ージのようなパッケージによって供給される。
【0023】発光ダイオード134のアノード端子はマ
イクロプロセッサ124(図1および図2参照)に電気
的に接続され、発光ダイオード134のカソードは接地
されている抵抗139に電気的に接続されている。発光
ダイオード134がマイクロプロセッサ124からパル
ス信号を受信すると、LED134は光を発生し、この
光は光学トライアック136をトリガーし、また電力ト
ライアック138のゲート138cをトリガーする。電
力トライアック138のゲート138cがトリガーされ
ると、電力トライアック138の端子138aおよび1
38bの間の電流の流れがトライアック138のしきい
値以下に低下するまで、電力トライアック138は端子
138aと138bとの間に低インピーダンス路を形成
する。なお、スイッチングユニット104を一例として
その接続関係を説明すると、端子138aは電源114
に電気的に接続され、端子138bはエネルギ蓄積装置
102に電気的に接続される。
【0024】一方、電源114がD.C.電力を供給す
る構成の場合には、本発明に係る装置の構成要素とし
て、図3に示すようなスイッチングユニットを有益に利
用することができる。特に、スイッチングユニット10
4,106,108,110の各々は、絶縁ゲート型電
界効果トランジスタ(IGFET)140を有する。ス
イッチングユニット104を一例としてその接続関係を
説明すると、IGFET140のゲート電極142はマ
イクロプロセッサ124に電気的に接続され、ドレイン
電極144は電源114に電気的に接続され、ソース電
極146はエネルギ蓄積装置102に電気的に接続され
る。
【0025】なお、上述の構成に代えて、スイッチング
ユニット104,106,108,110は、シリコン
制御整流器、真空管、トンネルダイオード、または入力
信号に応答して電流または電圧をゲートすることができ
る他の素子で構成することも可能である。
【0026】負荷120および低インピーダンスインダ
クタ121は端子118,122の間に直列に接続され
ている。インダクタ121のインダクタンスは、エネル
ギ蓄積装置102が負荷120から切り離されようとす
る時、インダクタ121が負荷120の両端の電圧をゼ
ロボルトに強制的にするように選択される。インダクタ
121は、更に、負荷120がエネルギ蓄積装置102
に接続されるとき、負荷120に流れる電流が急激に増
大しないように機能する。
【0027】本発明の好適な実施例では、マイクロプロ
セッサ124はIntelR 8051または8031マ
イクロプロセッサである。このマイクロプロセッサ12
4はメモリ125に電気的に接続されている。メモリ1
25はマイクロプロセッサ124から独立した部品であ
ってもよいし、またはマイクロプロセッサ124に組み
込まれているもの(オンボードされているもの)であっ
てもよい。マイクロプロセッサ124は互いに同じよう
に動作する2個のオンボードタイマT1およびT2を有
する。一例として、オンボードタイマT1について説明
すると、このオンボードタイマT1に所望の「カウント
値」が設定されて作動開始された後、オンボードタイマ
T1はマイクロプロセッサ124のクロック周期に同期
してカウントが開始される。オンボードタイマT1が一
定の所定数を通過すると、オンボードタイマT1は「オ
ーバーフロー」し、マイクロプロセッサ124に割り込
み信号を出力する。
【0028】マイクロプロセッサ124は3個のA/D
変換器に電気的に接続されている。第1のA/D変換器
128はエネルギ蓄積装置102の端子に電気的に接続
されている。第2のA/D変換器130は第1および第
2の端子112,116に電気的に接続されている。第
3のA/D変換器132は第3および第4の端子11
8,122に電気的に接続されている。
【0029】好適な実施例においては、各A/D変換器
128,130,132は図4に示すように構成されて
いる。各A/D変換器は発光ダイオード(LED)14
8、電流制限抵抗149、フォトトランジスタ150a
およびトランジスタ150bからなるダーリントン増幅
器150、A/Dチップ152、および抵抗154を有
する。好適な実施例では、発光ダイオード148および
ダーリントン増幅器150はIsocomTM4N32パ
ッケージのようなパッケージ147を備え、A/Dチッ
プ152はNational Semiconduct
orR のモデル0809の8チャンネル・アナログ−デ
ィジタル変換器である。
【0030】A/D変換器128を一例として説明する
と、発光ダイオード148のアノードはエネルギ蓄積装
置102のアノードに電気的に接続され、発光ダイオー
ド148のカソードは抵抗149に電気的に接続され、
この抵抗149はエネルギ蓄積装置102のカソードに
電気的に接続されている。
【0031】フォトトランジスタ150aおよびトラン
ジスタ150bのコレクタは5ボルトのような電源電圧
153に電気的に接続され、トランジスタ150bのエ
ミッタはA/Dチップ152に電気的に接続されてい
る。また、トランジスタ150bのエミッタは抵抗15
4に電気的に接続されている。ダーリントン増幅器15
0は分圧器のように機能し、光信号が発光ダイオード1
48から受信されると、トランジスタ150aおよび1
50bはオンし、トランジスタ150bのエミッタの電
圧を増大する。従って、抵抗154の両端の電圧が増大
し、これに応じてA/Dチップ152に供給される電圧
も増大する。それから、A/Dチップ152は、発光ダ
イオード148への入力に基づいて、増幅器150およ
びLED148から発生するアナログ信号のディジタル
化された信号をマイクロプロセッサ124に供給する。
【0032】更に、回路100はマイクロプロセッサ1
24に電気的に接続されたディスプレイ133を有す
る。このディスプレイ133は、1個以上の発光ダイオ
ード(LED)、白熱電球、液晶ディスプレイ、スピー
カ、トーン発生器、または他の適当な装置を有し、マイ
クロプロセッサ124からの信号に応答して1つ以上の
光学または音声信号を発生する。
【0033】以下に説明するように回路100のテスト
を容易に行なうために、上述の実施例を改善したもの
(図5に示す回路構成の装置)を考慮する。この実施例
は、多くの付加部品とともに図1の回路100を使用し
ている。特に、2つの増補スイッチングユニット16
0,162が設けられ、この各々はエネルギ蓄積装置1
02と増補負荷164の間に電気的に設けられている。
これらの増補スイッチングユニット160,162は図
2または図3に示すように構成される。増補A/D変換
器166が増補負荷164の両端に電気的に接続される
とともに、マイクロプロセッサ124に電気的に接続さ
れている。増補A/D変換器166は図4に示すように
構成される。
【0034】次に、作用について説明する。一般に、本
発明は、電源114から電力を受け取り、D.C.電力
を負荷120に供給する。一実施例の作動シーケンスは
図6に示されており、多数のタスクから成るルーチンま
たはプログラム200の形式となっている。本実施例に
おいては、電源114は周期的な電源電圧波形(図11
において399として示す)を供給する。本説明では、
理解を容易にするために正弦波A.C.波形399が使
用されているが、例えば矩形波、鋸歯等のような他の周
期的波形を使用してもよい。回路100が動作している
間、タスク210,212,218および220が連続
的に繰り返される。タスク201は、回路100が“コ
ールド・スタート”した直後に、すなわち回路100が
最初に電力を受け取った時に、実施される。タスク20
1においては、マイクロプロセッサ124のすべての割
り込みがマスクされ、割り込みなしにタスク202にお
ける多くの自己テストを回路100に実施させる。タス
ク202において実施される自己テストの1つにおいて
は、マイクロプロセッサ124およびA/D変換器13
0は電源114の周波数およびピーク振幅を測定する。
【0035】次に、タスク204においては、マイクロ
プロセッサは補足スイッチングユニット160,162
に電源電圧波形399の1周期の間、電源114を補足
負荷164に接続するように指令する。この期間の間、
マイクロプロセッサ124は補足A/D変換器166に
負荷164の両端の電圧を測定するように指示する。こ
の電圧が予め校正されたレベル未満である場合、これは
回路100が異常に高いインピーダンスを有しているこ
とを示し、負荷120に不足電力が供給されていること
になる。これは回路100の部品が過負荷になっている
ことを示す。従って、この場合には、マイクロプロセッ
サ124は信号をディスプレイ133に送出して、この
状態をユーザに警告し、ユーザからの入力を待機する。
【0036】しかしながら、タスク204が負荷120
の両端に適正な電圧を検出した場合には、マイクロプロ
セッサ124はタスク206において入力スイッチング
ユニット104,106をトリガーして、一連の徐々に
増大する期間の間、エネルギ蓄積装置102に電荷を徐
々に上昇させる。これを達成するために、マイクロプロ
セッサ124は、電源電圧波形399がゼロボルトを通
過して増大する毎に、タイマT1をスタートさせる。タ
イマT1がスタートすると、マイクロプロセッサ124
は電源114をエネルギ蓄積装置102に接続するよう
にスイッチングユニット104,106に指令する。各
周期において、エネルギ蓄積装置102が選択されたレ
ベルまで充電されたことをスイッチングユニット10
4,106が検出すると、電源114はエネルギ蓄積装
置102から自動的に切り離される。
【0037】電源114の各周期の間、タイマT1には
連続的に小さな計数値がロードされる。そして、タイマ
T1が電源114の各連続した周期においてすぐにオー
バフロー(タイムアップ)状態となり、これにより電源
114の各周期の初期に電源114をエネルギ蓄積装置
102に接続する。そして、エネルギ蓄積装置102は
連続した長期間充電される。タイマT1は、エネルギ蓄
積装置102が所望の充電を得るまで、このようにして
進められる。
【0038】マイクロプロセッサ124は、エネルギ蓄
積装置102の両端の電圧がメモリ125に記憶された
選択電圧に一致したかどうかを検出することによりこの
決定を行う。代わりとして、選択電圧はユーザによって
調整されるオンボードのポテンシオメータによって供給
されてもよい。これらのステップによる漸進的な充電は
回路100が電源114から損害を与える可能性のある
大きな初期電流を受けることを防止している。更に、エ
ネルギ蓄積装置102を徐々に充電することにより、電
源114を共有する他の電気部品(図示せず)にかかる
ストレスを最小にしたりまたは除去する。
【0039】エネルギ蓄積装置102が最初充電された
後、タスク208はマイクロプロセッサの割り込みを可
能にする。タスク206における“ブートアップ”動作
のみならず、回路100の継続動作の間、電源電圧波形
399がゼロボルトを通過して増大する時、タイマT1
は作動する。それから、タスク210において、マイク
ロプロセッサ124は適当な時に電源114をエネルギ
蓄積装置102に接続するのに必要なタイマT1の計数
値を計算し、エネルギ蓄積装置102の両端に所望の電
圧を維持する。従って、タスク210はエネルギ蓄積装
置102の電圧が所望の値より小さいことを(以下に説
明するように)決定する場合には、タスク210は小さ
な値をタイマT1にロードする。プログラムが直前にコ
ールド・スタートし、エネルギ蓄積装置102の両端の
電圧がまだ計測されてない場合には、タイマT1にはタ
スク206で使用された最後の値がロードされる。
【0040】問い合わせタスク212では、マイクロプ
ロセッサ124は過度の電流が負荷120に流れている
かどうかを判定する。マイクロプロセッサ124は以下
に詳細に説明するように2つの指定した時点におけるエ
ネルギ蓄積装置102の両端の電圧の測定値に基づいて
この計算を行う。これらの測定値はメモリ125の蓄積
されたルックアップテーブルにインデックスされる。こ
のルックアップテーブルは、電圧測定値、電圧サンプル
間の時間、エネルギ蓄積装置102の容量等に基づい
て、エネルギ蓄積装置102の種々の電圧レベルと、エ
ネルギ蓄積装置102から前記電圧レベルに応じて発生
される電流とを相互に比較する。かくして、負荷120
に流れる電流は容易に決定される。
【0041】過度の電流が負荷120に流れている場合
には、タスク214は、出力スイッチングユニット10
8,110に通常送出される周期的トリガー信号を抑制
することにより、エネルギ蓄積装置102を負荷120
から事実上切り離す。更に、タスク214では、マイク
ロプロセッサ124は信号をディスプレイ133に送出
し、高電流状態をユーザに警告する。それから、ルーチ
ン200のタスク216では、すべての割り込みを無効
にしてルーチン200を中断する。しかしながら、負荷
120を通る電流が許容できるものである場合には、ル
ーチン200はタスク218に進む。タスク218で
は、マイクロプロセッサ124は将来のサンプリング点
における電源電圧波形399の値を予測する。特に、タ
スク218はサンプリング点における電源電圧波形39
9の予測値およびその点における正弦波の予測勾配を計
算する。これは以下に詳細に説明する。
【0042】その後、タスク220においてマイクロプ
ロセッサ124は、キーボードまたは他の入力装置(図
示せず)を介してユーザからの入力を受け入れる。ま
た、タスク220の間、マイクロプロセッサ124はユ
ーザの入力によって要求された動作を実行する。例え
ば、ユーザが回路100に停止するように指図した場合
には、プログラム200は終了する。このような「停止
動作」は、回路100に設けられている「オフ」スイッ
チ(図示せず)で行われる。タスク210,212,お
よび220は電源電圧波形399の各周期に一度行われ
るのみであるので、電源電圧波形399の現在の周期が
終了するまで、マイクロプロセッサ124はタスク22
0で休止する。
【0043】ルーチン200は、図7,図8,図9およ
び図10に示されている種々のマイクロプロセッサ割り
込みに関連して動作する。図7に示されている1つのマ
イクロプロセッサ割り込みは、電源電圧波形399がゼ
ロボルトを通過して増大しつつあることをマイクロプロ
セッサ124が検出した時、トリガーされる。このトリ
ガー点において、図11に示されている電源電圧波形3
99は、約0゜の位相を有する。電源電圧波形399の
位相0゜の位置は符号300で示されている。位相0゜
のポイント300はA.C.電源114によって供給さ
れる信号の周期の始めを示している。本発明の動作は電
源114に同期して、同様に循環的である。タスク20
0Aにおいて主プログラムのタスク210で計算された
計数値がタイマT1にロードされた後、タスク202A
はタイマT1を起動し、タスク204Aは制御を主プロ
グラムに戻す。
【0044】図8に示されている他のマイクロプロセッ
サ割り込みは、タイマT1がタイムアップした時、発生
する。この事象は通常図11のポイント302のような
点において電源電圧波形399の「正の戻りスロープ」
において発生する。この「正の戻りスロープ」は、(図
11において304として示されている)電源電圧が正
であって、低減しつつある正弦波電源電圧波形399の
一部分を示す。
【0045】問い合わせタスク200Bは、電源電圧波
形399が主プログラムのタスク218で計算した許容
差内にあるかどうかを判定する。特に、問い合わせタス
ク200Bは2つの異なる時点における電源電圧波形3
99を測定し、これらの測定値を利用して、電源電圧波
形399の大きさおよび勾配を計算する。電源電圧波形
399が計算された許容差以内にない場合には、電源1
14は過渡的な信号または他の電力変動を受けることが
ある。この場合、タスク202Bは電源電圧波形399
の異常がなんらかの動作を要求しているかどうか判定す
る。これは、回路100が使用される特定の用途の電源
要求条件に依存している。例えば、回路100を使用し
て、電力を簡単な水槽ヒータに供給しつつある場合に、
電源電圧波形399の僅かな異常は無視される。しかし
ながら、回路100を使用して、電源変動に敏感なコン
ピータ装置に電力を供給しつつある場合には、電源電圧
波形399における異常はルーチン200を中断し、他
の電源を使用する。従って、必要により、タスク202
Bにおいてマイクロプロセッサ124は信号をディスプ
レイ133に伝送して、ユーザにこの状態を警告し、ル
ーチン200を中断する。この決定の基準はメモリ12
5に設けられている。
【0046】動作が必要ない場合には、回路100はタ
スク204Bの動作を継続し、ここでマイクロプロセッ
サ124は図12に示す如きトリガー信号350をスイ
ッチングユニット104,106に送出する。入力スイ
ッチングユニット104,106がトリガー信号350
を受け取ると、入力スイッチングユニット104,10
6はA.C.電源114をエネルギ蓄積装置102に電
気的に接続する。電源114が最初エネルギ蓄積装置1
02に接続されると、電源電圧波形399は図11にお
いてノッチ(くぼみ)314として示されるように電圧
が僅かに低下する。しかしながら、エネルギ蓄積装置1
02を通る電流の流れが選択されたしきい値レベル未満
であることを入力スイッチングユニット104,106
が判定したとき、ノッチ314はなくなり、従って電源
114をエネルギ蓄積装置102から切り離す。電源1
14がエネルギ蓄積装置102に接続された後、タスク
206Bは、制御を主プログラムに戻す。エネルギ蓄積
装置102の充電電圧が制限されるように電源電圧波形
399の「正の戻りスロープ」を使用することが一般的
に好ましい。電源114が電源電圧波形399の「正の
前側スロープ」でエネルギ蓄積装置102に電気的に接
続されていたならば、エネルギ蓄積装置は必ず電源電圧
波形399のピーク値(図11において符号308で示
す)まで充電される。
【0047】図9に示す他のマイクロプロセッサ割り込
みは、電源電圧波形399がゼロボルトを通過して低減
した時にトリガーされる。タクス200Cにおいて、マ
イクロプロセッサ124はA/D変換器128を利用
し、エネルギ蓄積装置102の両端の電圧を測定する。
この測定値は、上述したように、負荷120に流れる電
流値を測定する。それから、マイクロプロセッサ124
はトリガー信号をスイッチングユニット108,110
に送出し、エネルギ蓄積装置102を負荷102に接続
する。タスク204Cにおいてマイクロプロセッサ12
4はタイマT2にロードし、タスク206Cにおいてタ
イマT2を起動する。タスク208Cにおいて、制御は
主プログラムに戻される。以下に詳細に示すように、タ
イマT2は主プログラムの問い合わせタスク212に必
要な測定値を調整するために使用される。
【0048】図10に示す他の割り込みは、タイマT2
がオーバフロー(タイムアップ)した時に発生する。特
に、タスク200Dはエネルギ蓄積装置102の両端の
電圧を測定し、タスク202Dにおいて制御を主プログ
ラムに戻す。この測定値は、負荷102に流れる電流値
を計算するために使用される。
【0049】上述したステップに対する代わりの本発明
の実施例(図示せず)としては、エネルギ蓄積装置10
2に負の電荷を蓄積し、この電圧を負荷120に放電す
るような構成とすることができる。特に、この手順で
は、マイクロプロセッサ124は電源電圧波形399の
「負の戻りスロープ」上に位置する基準点310におい
て入力スイッチングユニット104,106をトリガー
する。この「負の戻りスロープ」は、図11において符
号312で図示するように信号が負であって、低減しつ
つある電源電圧波形399の一部分である。エネルギ蓄
積装置102が選択されたレベルまで充電されたことを
入力スイッチングユニット104,106が検出する
と、エネルギ蓄積装置102は自動的に電源114を切
り離す。更に、エネルギ蓄積装置102は、電源電圧波
形399の正の部分の間では負荷120に接続された
り、負荷120から切り離される。
【0050】本発明の他の実施例では、電力はD.C.
電源114から受け取られ、この受け取った電力はエネ
ルギ蓄積装置102に蓄積され、蓄積された電荷はD.
C.電力の形で負荷120に転送される。これらのステ
ップは連続して繰り返され、これによりほぼ一定のD.
C.電圧が負荷120に供給される。
【0051】この実施例では、エネルギ蓄積装置102
の充電時間を遅らせて、A/D変換器128がより正確
な測定値を得ることができるようにする必要がある。こ
の場合には、抵抗(図示せず)がスイッチングユニット
104とダイオード105との間、またはスイッチング
ユニット106と端子116との間に接続される。
【0052】主要な実施例では、図13に示すルーチン
に従って多くのタスク400により動作する。タスク4
02では、マイクロプロセッサ124は作動信号を入力
スイッチングユニット104,106に供給して、入力
スイッチングユニット104,106にD.C.電源1
14をエネルギ蓄積装置102に接続させる。
【0053】入力スイッチングユニット104,106
がタスク402において作動信号を受け取った後、スイ
ッチングユニット104,106はD.C.電源114
をエネルギ蓄積装置102に接続する。エネルギ蓄積装
置102に蓄積された電圧が選択レベルまで上昇したこ
とをマイクロプロセッサ124がA/D変換器128を
介して問い合わせタスク404において判定するまで、
エネルギ蓄積装置102の充電は継続する(タスク40
6)。
【0054】それから、タスク408において、マイク
ロプロセッサ124は作動信号の出力を停止し、入力ス
イッチングユニット104,106にD.C.電源11
4をエネルギ蓄積装置102から切り離させる。しかる
後、マイクロプロセッサ124は作動信号を出力スイッ
チングユニット108,110に供給する。タスク40
8において作動信号を受け取ると、出力スイッチングユ
ニット108,110はエネルギ蓄積装置102を負荷
120に接続する。
【0055】問い合わせタスク410においては、マイ
クロプロセッサ124はA/D変換器128を利用し
て、エネルギ蓄積装置102が所望のレベルまで放電し
たかどうかを判定する。代わりとして、マイクロプロセ
ッサ124はA/D変換器132を利用して、負荷12
0が選択レベルまで充電したかどうかを判定してもよ
い。一方、タスク412においてエネルギ蓄積装置10
2は放電を継続する。しかしながら、問い合わせタスク
410に対する答が「yes」である場合には、マイク
ロプロセッサ124は出力スイッチングユニット10
8,110に供給していた作動信号の出力を停止し、エ
ネルギ蓄積装置102を負荷120から切り離す。タス
ク412において、制御はタスク402に戻され、ルー
チン400が再度繰り返される。
【0056】本発明の他の実施例は、電源によって供給
される電圧または電流を「上昇」させることが必要であ
る用途に対して考えられている。例えば、負荷が電源1
14の電圧よりも大きな電圧を供給されることを用途と
して必要としている場合には、本発明の回路は必要によ
り二重化(複合化)され、すべての回路は単一の電源に
接続される。この場合、エネルギ蓄積装置は直列に設け
られ、各回路はそれぞれのエネルギ蓄積装置を異なる期
間の間電源に接続する。直列に設けられたエネルギ蓄積
装置は個々の電圧の和を負荷に供給することができる。
【0057】同様に、負荷が電源114によって供給さ
れる電流よりも大きな電流を供給されることを用途とし
て必要としている場合には、本発明の回路は必要に応じ
て二重化され、すべての回路は単一の電源に接続され
る。その場合、各回路は異なる期間の間それぞれのエネ
ルギ蓄積装置を電源に接続する。しかしながら、エネル
ギ蓄積装置は並列に設けられ、エネルギ蓄積装置は各々
が個別に供給する電流の和を供給することができる。
【0058】回路100を変更して、電力を多数の負荷
に供給する更に他の実施例(図示せず)について考慮す
る。特に、回路100は付加のスイッチングユニットお
よび多数のエネルギ蓄積装置を有するだけである。この
実施例では、マイクロプロセッサ124は、A.C.電
源電圧波形399の別の期間の間、電源114を異なる
エネルギ蓄積装置に接続するようにスイッチングユニッ
トに指令する。同様に、別の期間の間に、マイクロプロ
セッサ124は、スイッチングユニットに電源114を
各エネルギ蓄積装置102から切り離し、各エネルギ蓄
積装置をそれぞれの負荷に接続するように指令する。
【0059】代わりとして、本発明の他の実施例(図示
せず)では、単一のエネルギ蓄積装置102を利用し
て、電力を多数の負荷に供給する。特に、回路100は
負荷スイッチングユニットを有し、異なる期間の間、エ
ネルギ蓄積装置102を異なる負荷に連続的に接続す
る。例えば、エネルギ蓄積装置102が30ボルトに完
全に充電されると、エネルギ蓄積装置102は第1の負
荷に15ボルトの充電を行い、それから第2の負荷に1
0ボルトの充電を行い、それから第3の負荷に5ボルト
の充電を行う。各負荷の電流要求条件によって多くの異
なる負荷が回路に存在し、各負荷は単一のエネルギ蓄積
装置102に連続的に接続される。
【0060】付加電力をエネルギ蓄積装置102に転送
するために、または2個以上のエネルギ蓄積装置を充電
するために、本発明の更に他の変更(図示せず)を考慮
する。この実施例では、全波整流器が電源114と入力
スイッチングユニット104,106との間に設けられ
る。この構成では、エネルギ蓄積装置102は図13で
説明した実施例の回数の2倍充電され、2倍の電荷を受
ける。
【0061】本発明の他の実施例(図示せず)では、本
発明の回路100は3相電源で動作するように再構成さ
れる。この再構成は本開示の利益を有する通常の技術を
有する者の能力内のものであると考えられる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、従来の装置に比べて多くの利
点を有する。特に、従来の回路と異なって、本発明は完
全に電源114を負荷120から分離している。そし
て、電源114から負荷120に転送される電圧スパイ
クまたは他のノイズのような電源変動の危険はない。更
に、電源114は負荷120が短絡しても損傷を受けな
い。
【0063】しかしながら、このような分離が特定の用
途において好ましくない場合には、マイクロプロセッサ
124はスイッチングユニット104,106,108
および110を制御して、電源114を直接負荷120
に接続するようにプログラムすることができる。従っ
て、本発明は従来の装置にない柔軟性を有している。更
に、本発明は、変圧器を有する従来の電源に比べていく
つかの利点を有する。例えば、本発明は低価格であり、
軽量である。また、本発明は、ヒステリシス、渦電流、
“I2 R”、および変圧器に通常関連する他の要因から
の電力損失を受けないので、一層効率的である。
【0064】また、本発明は、電源114がD.C.ま
たはA.C.電力を供給するかどうかに関係なく、D.
C.電力を負荷120に供給するので、有益である。更
に、本発明は、エネルギ蓄積装置102が充電される
と、電力を負荷120から自動的に除去する。その上、
本発明は、その動作がプログラマブルマイクロプロセッ
サ124によって制御されるので、従来の装置よりも融
通性がある。特に、マイクロプロセッサ124は、ユー
ザの仕様によってエネルギ蓄積装置102を電源114
および負荷120に接続したり、切り離したりすること
ができる。
【0065】本発明の好適実施例と現在考えられるもの
を示したが、本技術分野に専門知識を有する者には特許
請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱す
ることなく、種々の変更および変形を行うことができる
ことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源装置のハードウェアおよび電
気相互接続のブロック図である。
【図2】本発明に係る電源装置に使用されるスイッチン
グユニット104,106,108,110の一実施例
を示す電気構成図である。
【図3】上述のスイッチングユニット104,106,
108,110の他の実施例を示す電気構成図である。
【図4】本発明に係る電源装置に使用されるA/D変換
器128,130または132の一実施例を示す電気構
成図である。
【図5】図1のハードウェアおよび相互接続を改善した
ブロック図である。
【図6】A.C.電源を利用した本発明の第1の実施例
の作用を示すフローチャートである。
【図7】本発明におけるマイクロプロセッサ割り込みの
作用を示すフローチャートである。
【図8】本発明における他のマイクロプロセッサ割り込
みの作用を示すフローチャートである。
【図9】本発明における更に他のマイクロプロセッサ割
り込みの作用を示すフローチャートである。
【図10】本発明の更に他のマイクロプロセッサ割り込
みの作用を示すフローチャートである。
【図11】図6に示す本発明の実施例の作用を説明する
ためのものであって、電源から供給される電源電圧波形
を示す図である。
【図12】マイクロプロセッサ割り込みのトリガー信号
を示す図である。
【図13】D.C.電源を利用した本発明の第2の実施
例の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
102 エネルギ蓄積装置 104,106,108,110 スイッチングユニッ
ト 105 ダイオード 114 電源 120 負荷 124 マイクロプロセッサ 125 メモリ 128,130,132 A/D変換器 133 ディスプレイ

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギを負荷に供給する電源装置にお
    いて、 (a) エネルギ蓄積装置と、 (b) 第1の制御信号に応答してA.C.電源を前記
    エネルギ蓄積装置に電気的に接続し、前記A.C.電源
    の電圧が第1の選択されたレベルに達したとき、前記エ
    ネルギ蓄積装置を前記A.C.電源から切り離す1つ以
    上の入力スイッチングユニットと、 (c) 第2の制御信号に応答して前記エネルギ蓄積装
    置を負荷に電気的に接続し、前記エネルギ蓄積装置の電
    圧が第2の選択されたレベルに達したとき、 前記エネルギ蓄積装置を前記負荷から切り離す1つ以上
    の出力スイッチングユニットと、 (d) 前記A.C.電源およびスイッチングユニット
    に電気的に接続され、 前記第1および第2の制御信号を発生するように動作す
    るマイクロプロセッサと、 を具備することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記A.C.電源と入力スイッチングユ
    ニットとの間に電気的に設けられ、前記A.C.電源か
    ら供給された電圧波形に対して全波整流を行うように動
    作する整流器を更に具備することを特徴とする請求項1
    に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギ蓄積装置がコンデンサから
    成ることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチングユニットがトライアッ
    クから成ることを特徴とする請求項1に記載の電源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチングユニットがシリコン制
    御整流器から成ることを特徴とする請求項1に記載の電
    源装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロプロセッサおよびA.C.
    電源に電気的に接続され、前記A.C.電源の両端の電
    圧のディジタル表示値を前記マイクロプロセッサに供給
    するように動作する第1のA/D変換器を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 前記マイクロプロセッサおよびエネルギ
    蓄積装置に電気的に接続され、前記エネルギ蓄積装置の
    両端の電圧のディジタル表示値を前記マイクロプロセッ
    サに供給するように動作する第2のA/D変換器を更に
    具備することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記マイクロプロセッサおよび負荷に電
    気的に接続され、前記負荷の両端の電圧のディジタル表
    示値を前記マイクロプロセッサに供給するように動作す
    る第3のA/D変換器を更に具備することを特徴とする
    請求項1に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 前記マイクロプロセッサから供給される
    第3の制御信号に応答して前記エネルギ蓄積装置を別の
    負荷に電気的に接続し、前記エネルギ蓄積装置の電圧が
    第3の選択されたレベルに達したとき、前記エネルギ蓄
    積装置を前記負荷から切り離す1つ以上の付加スイッチ
    ングユニットを更に具備することを特徴とする請求項1
    に記載の電源装置。
  10. 【請求項10】 A.C.電源からエネルギを得て、
    D.C.電力を負荷に供給する供給方法であって、 (a) 前記A.C.電源の電圧が第1の選択された位
    相に達したとき、前記A.C.電源をエネルギ蓄積装置
    に電気的に接続するステップ、 (b) 前記エネルギ蓄積装置の両端の電圧が第1の選
    択されたレベルに達したとき、前記A.C.電源を前記
    エネルギ蓄積装置から電気的に切り離すステップ、 (c) 前記エネルギ蓄積装置を前記負荷に電気的に接
    続するステップ、 (d) 前記エネルギ蓄積装置の両端の電圧が第2の選
    択されたレベルに達したとき、前記エネルギ蓄積装置を
    前記負荷から電気的に切り離すステップ、を有すること
    を特徴とする、電源を負荷に供給する供給方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(a)〜(d)を繰り返
    すことにより、負荷の両端にほぼ一定のD.C.電圧を
    維持するステップを更に有することを特徴とする請求項
    10に記載の供給方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の選択された位相を調整し
    て、前記エネルギ蓄積装置に供給される電圧を増大また
    は低減するステップを更に有する請求項10に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(b)は1つ以上のトラ
    イアックによって自動的に行われることを特徴とする請
    求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(d)は1つ以上のトラ
    イアックによって自動的に行われることを特徴とする請
    求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記負荷を流れる電流が選択されたレ
    ベルより大きい場合に前記ステップ(c)および(d)
    を中断するステップを更に有することを特徴とする請求
    項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップ(c)および(d)は、 前記エネルギ蓄積装置の両端の電圧を2回以上測定し、 これらの2つ以上の電圧測定値に基づいて前記負荷に流
    れる電流を計算し、 負荷を流れる電流が選択されたレベルよりも大きい場合
    には、直ちに前記エネルギ蓄積装置を前記負荷から電気
    的に切り離し、そうでない場合には、前記エネルギ蓄積
    装置の両端の電圧が第2の選択されたレベルに達したと
    き、前記エネルギ蓄積装置を前記負荷から電気的に切り
    離すステップを有することを特徴とする請求項10に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記A.C.電源によって供給される
    信号が選択された許容差から外れている場合に前記ステ
    ップ(c)および(d)を中断するステップを更に有す
    ることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  18. 【請求項18】(a) エネルギ蓄積装置と、 (b) 第1の制御信号に応答してD.C.電源を前記
    エネルギ蓄積装置に電気的に接続し、第2の制御信号に
    応答して前記エネルギ蓄積装置を前記D.C.電源から
    切り離す1つ以上の入力スイッチングユニットと、 (c) 第3の制御信号に応答して前記エネルギ蓄積装
    置を負荷に電気的に接続し、第4の制御信号に応答して
    前記エネルギ蓄積装置を前記負荷から切り離す1つ以上
    の出力スイッチングユニットと、 (d) 前記電源および前記スイッチングユニットに電
    気的に接続され、前記第1、第2、第3および第4の制
    御信号を発生するようにプログラムされているマイクロ
    プロセッサと、 を具備することを特徴とする電源装置。
  19. 【請求項19】 前記マイクロプロセッサおよびD.
    C.電源に電気的に接続され、前記D.C.電源の両端
    の電圧のディジタル表示値を発生する第1のA/D変換
    器を更に有することを特徴とする請求項18に記載の電
    源装置。
  20. 【請求項20】 前記マイクロプロセッサおよびエネル
    ギ蓄積装置に電気的に接続され、前記エネルギ蓄積装置
    の両端の電圧のディジタル表示値を発生する第2のA/
    D変換器を更に有することを特徴とする請求項18に記
    載の電源装置。
  21. 【請求項21】 前記マイクロプロセッサおよび負荷に
    電気的に接続され、前記負荷の両端の電圧のディジタル
    表示値を発生する第3のA/D変換器を更に有すること
    を特徴とする請求項18に記載の電源装置。
  22. 【請求項22】 前記エネルギ蓄積装置はコンデンサか
    ら成ることを特徴とする請求項18に記載の電源装置。
  23. 【請求項23】 前記スイッチングユニットは電界効果
    トランジスタから成ることを特徴とする請求項18に記
    載の電源装置。
  24. 【請求項24】 D.C.電源からのエネルギを負荷に
    供給する供給方法であって、 (a) 前記D.C.電源をエネルギ蓄積装置に電気的
    に接続するステップ、 (b) 前記エネルギ蓄積装置の電圧が第1の選択され
    たレベルに達したとき前記D.C.電源を前記エネルギ
    蓄積装置から電気的に切り離すステップ、 (c) 前記エネルギ蓄積装置を前記負荷に電気的に接
    続するステップ、 (d) 前記エネルギ蓄積装置の電圧が第2の選択され
    たレベルに達したとき前記エネルギ蓄積装置を前記負荷
    から電気的に切り離すステップ、 を有することを特徴とする供給方法。
  25. 【請求項25】 前記ステップ(a)〜(d)を繰り返
    すことにより、負荷の両端にほぼ一定のD.C.電圧を
    維持するステップを更に有することを特徴とする請求項
    24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記エネルギ蓄積装置はコンデンサか
    ら成ることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記負荷を流れる電流が選択されたレ
    ベルよりも大きい場合に前記ステップ(c)および
    (d)を中断するステップを更に有することを特徴とす
    る請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記D.C.電源によって供給される
    信号が選択された許容差から外れている場合に前記ステ
    ップ(c)および(d)を中断するステップを更に有す
    ることを特徴とする請求項24に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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