JPH08331962A - 刈払機用パイプ - Google Patents

刈払機用パイプ

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Publication number
JPH08331962A
JPH08331962A JP19399595A JP19399595A JPH08331962A JP H08331962 A JPH08331962 A JP H08331962A JP 19399595 A JP19399595 A JP 19399595A JP 19399595 A JP19399595 A JP 19399595A JP H08331962 A JPH08331962 A JP H08331962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drive shaft
brush
lubricant
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP19399595A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Fujiwara
恵 藤原
Akira Nakada
昭 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKARI KK
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
NITSUKARI KK
Nikkari Co Ltd
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Publication date
Application filed by NITSUKARI KK, Nikkari Co Ltd filed Critical NITSUKARI KK
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 刈払機用パイプを軸受一体型のものとし、従
来使われていた含油メタル等を廃する。 〔構成〕 内部に挿通する駆動軸12を適宜間隔で配し
た含油メタル18で受けた刈払機用パイプ10におい
て、パイプ10との間に僅かな隙間22を設けて駆動軸
12を直に挿嵌し、隙間22に潤滑材24を充填したこ
とを特徴とする刈払機用パイプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈払機に用いられる刈
払機用パイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】刈払機では、原動機の動力を刈刃部に伝
えるための駆動軸を操作杆を兼ねるパイプに収容してい
る。図5は駆動軸とパイプとの関係を示す要部縦断面図
であるが、パイプ10の中に駆動軸12を通し、刈刃部
14に対してベベルギア機構16等で連結させている。
【0003】この場合、駆動軸12がパイプ10の中で
焼付き等を起こしては拙いので、パイプ10の中に含油
メタル18を適当間隔に配して駆動軸12を受けるよう
にしている(但し、ベベル機構16の部分はベベルギア
等の精度を出すためにボールベアリング20で受けてい
る)。尚、この含油メタル18は、駆動軸12を支承す
る含油メタル材18aをパイプ10に嵌装されるメタル
ゴム18bで抱包した構造をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構造をとる
と、高価な含油メタルを複数個必要とする。又、含油メ
タルはパイプに対して動かないように組み付ける必要が
あるから、複雑な組付け構造を要求されるし、嵌合が緊
すぎると、発熱したりする。本発明は、軸受一体型のパ
イプを具現してこの課題を解決したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、内部に挿通する駆動軸を適宜間隔で配した含油メタ
ルで受けた刈払機用パイプにおいて、パイプとの間に僅
かな隙間を設けて駆動軸を直に挿嵌し、隙間に潤滑材を
充填したことを特徴とする刈払機用パイプを提供するも
のである。
【0006】
【作用】以上の手段をとることにより、含油メタルは不
要となり、コストを低減することができる。尚、この構
成をとると、駆動軸の焼付けと振動が懸念されるが、前
者については、パイプとの間に設けられる隙間と、隙間
に充填される潤滑材により、後者については、駆動軸が
径に対して十分に長いという特性から、いずれも問題は
生じない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明に係るパイプの断面斜視図、図2は
駆動軸を組み込んだ状態を示す一部縦断面図であるが、
要するに、パイプ10の内径を駆動軸12とほぼ同じに
し、これに駆動軸12を直に挿嵌するのである。この場
合、パイプ10と駆動軸12との間には僅かな隙間22
(約1mm程度)を設け、この隙間22に潤滑材24を
充填しておくのである。尚、潤滑材24は、シール性等
の問題から、グリス等の固形潤滑材が好ましい。
【0008】これにより、パイプ10と駆動軸12との
摩擦面には潤滑材24が存在し、焼付けは起こさない。
又、通常の仮払機では、駆動軸12の径が約6〜8mm
に対して長さは約150mm程度と、径に対して十分な
長さが確保されており、全長に亘ってこの構成が施され
ている限り、振動も起こさない。
【0009】一方、パイプ10は操作杆も兼ねるもので
あるから、これがあまり細いと操作がし辛いし、前記し
た長さのものでは強度的にも不安である。このため、図
1等に示すように、パイプ10を内外二重パイプにする
ものが考えられる。即ち、内パイプ10aの内径は駆動
軸12の径に対応させ、外パイプ10bの外径は操作が
操作がし易い(約20mm程度)ものにするのである。
そして、内外パイプ10a、10bの間を径方向に延び
る複数のリブ10cで補強するのである。
【0010】このような(断面)形状のものは、鋳造成
形したものでもよいが、押出し成形によるものが最適で
ある。図3はこの場合に使用する押出しヘッド26の説
明図であるが、押出しヘッド26をパイプ10の断面形
状に応じたものにしておき(中子26a、26bの部分
は押出し前方側に設けたステー26c、26d等で支え
ておけばよい)、溶融した押出し素材を押出しヘッド2
6から押し出すのである。
【0011】この素材としては、一般的に用いられてい
るアルミが最適である。しかし、この他に樹脂も考えら
れる。樹脂であっても、材料や断面形状を考慮すること
で十分な強度のものを得られる。押出し品の場合、素材
の中に潤滑油成分も混ぜておくことができるから、場合
によっては、潤滑材が不要になることもある。
【0012】押出し成形によれば、断面が一様である限
り、任意な形状のものにすることができる。図4はその
一例を示す断面斜視図であるが、本例のものは、外パイ
プ10bの外形を多角形としたものである。こうすれ
ば、手の中で回転したりするのを防ぐことができ、安全
性の高いものとすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明によれば、従来、必要とし
ていた含油メタルを廃することができるから、部品点数
を減らしてコストダウンを図ることができる。又、組付
けも容易になるから、工数の面でもコストダウンを可能
にする。更に、パイプと駆動軸との径差を小さくするこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すパイプの断面斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す駆動軸の組付け状態の一
部縦断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す押出しヘッドの説明図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示すパイプの断面斜視図
である。
【図5】従来の駆動軸の組付け状態の一部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 パイプ 10a内パイプ 10b外パイプ 12 駆動軸 22 隙間 24 潤滑材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に挿通する駆動軸を適宜間隔で配し
    た含油メタルで受けた刈払機用パイプにおいて、パイプ
    との間に僅かな隙間を設けて駆動軸を直に挿嵌し、隙間
    に潤滑材を充填したことを特徴とする刈払機用パイプ。
  2. 【請求項2】 パイプを径方向の複数のリブで連結され
    る内外二重パイプで構成した請求項1の刈払機用パイ
    プ。
  3. 【請求項3】 外パイプを円筒形とした請求項2の刈払
    機用パイプ。
  4. 【請求項4】 外パイプを多角形とした請求項2の刈払
    機用パイプ。
  5. 【請求項5】 押出し成形で成形した請求項1乃至4の
    刈払機用パイプ。
  6. 【請求項6】 アルミ合金による請求項5の刈払機用パ
    イプ。
  7. 【請求項7】 樹脂による請求項5の刈払機用パイプ。
JP19399595A 1995-06-09 1995-06-09 刈払機用パイプ Pending JPH08331962A (ja)

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JPH08331962A true JPH08331962A (ja) 1996-12-17

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