JPH08331660A - 自動回転追尾装置 - Google Patents

自動回転追尾装置

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Publication number
JPH08331660A
JPH08331660A JP7152645A JP15264595A JPH08331660A JP H08331660 A JPH08331660 A JP H08331660A JP 7152645 A JP7152645 A JP 7152645A JP 15264595 A JP15264595 A JP 15264595A JP H08331660 A JPH08331660 A JP H08331660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
automatic rotation
cpu
drive motor
direct drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP7152645A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Ogimura
国男 荻村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIBINO TERUPA KK
Original Assignee
HIBINO TERUPA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HIBINO TERUPA KK filed Critical HIBINO TERUPA KK
Priority to JP7152645A priority Critical patent/JPH08331660A/ja
Publication of JPH08331660A publication Critical patent/JPH08331660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】移動体Pに搭載され、移動体Pに装着したカメ
ラ1の映像情報を指向性電波で送信する送信機2と、移
動体Pを遠隔操作する固定基地局Q側で指向性の電波を
受信する受信機10の指向角度を一定に保つ自動回転追
尾装置。送信機2は、ダイレクトドライブモータ3で回
転自在に設置し、移動体Pの回転角度を検出する移動体
P搭載の光ファイバージャイロ4と、検出した移動体P
の回転角度を演算してダイレクトドライブモータ3を補
正回転せしめる自動回転用CPU 5とを設ける。 【効果】建機車輌等の上に搭載した50ギガ帯の送信機の
指向角を一定に保持することが可能で、数キロ先から建
機車輌等のモニターと遠隔操作ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャベルカー、ブル
ドーザー、フォークリフト、クレーン、ダンプカー、そ
の他の建機車輌等を遠距離の地点から監視し、遠隔操作
するのに好適な自動回転追尾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人の建機車輌等を遠隔操作する場合、
作業現場周辺を監視するために、建機車輌等の上に監視
用のカメラと送信機とを配置し、遠隔操作地点にあるモ
ニターに映像を写す必要がある。そこで、何キロも離れ
た地点へ映像情報を送信するには、50ギガ帯の無線を用
いている。ところが、この50ギガ帯の無線は指向性があ
るので、カメラと送信機とを載せた建機車輌等が作業で
回転すると、カメラの方向と送信機の送信方向が受信部
方向からずれて映像が送れなくなる。したがって、この
送信方向が受信部方向からずれないようにするため、車
輌上の送信機を、常に固定側の受信機方向に回転せしめ
る自動回転装置を備えた追尾装置が必要になる。
【0003】一方、従来の追尾装置として、移動側に光
通信装置を取り付け、固定側から発射した光ビームを受
光する方式の自動追尾型光通信装置がある。この追尾装
置は受光ビームが外れた場合、移動体がわの自動追尾装
置が作動し、受光窓が上下左右に動いてビームを探すも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の追尾
装置は、固定側が移動体を検知し、その移動方向へ固定
側を回転させる機構であるために、次のような問題点が
ある。すなわち、 1.シャベルカーのように高速で回転運動する機構には
追従しないこと。 2.光通信のため、自然光下での通信に誤動作を生じや
すいこと。 3.回転起動にタイムラグがあること。 4.通信が不能になると、自動的に探索を始めるが、通
信可能になるまでに時間がかかることなどである。
【0005】そこでこの発明は、上述の課題を解消すべ
く創出されたもので、建機車輌等の上に搭載した50ギガ
帯の送信機の指向角を一定に保持することが可能で、数
キロ先から建機車輌等のモニターと遠隔操作ができる自
動回転追尾装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
この発明の第1の手段は、移動体Pに搭載され、移動体
Pに装着したカメラ1の映像情報を指向性電波で送信す
る送信機2と、移動体Pを遠隔操作する固定基地局Q側
で指向性の電波を受信する受信機10の指向角度を一定
に保つ自動回転追尾装置であって、送信機2は、ダイレ
クトドライブモータ3で回転自在に設置し、移動体Pの
回転角度を検出する移動体P搭載の光ファイバージャイ
ロ4と、検出した移動体Pの回転角度を演算してダイレ
クトドライブモータ3を補正回転せしめる自動回転用CP
U 5とを設けたことにある。
【0007】第2の手段の固定基地局Qは、移動体Pの
送信機2を写すゼロ設定用カメラ11と、送信機2を装
着したダイレクトドライブモータ3を遠隔操作する補助
送信機12を備え、一方、補助送信機12の電波を自動
回転用CPU 5に伝える補助受信機6を移動体Pに設け、
送信機2と受信機10との向きが相対峙した方向をゼロ
設定点とし、自動回転用CPU 5は、このゼロ設定点にダ
イレクトドライブモータ3を補正回転させることにあ
る。
【0008】第3の手段の映像情報は、50ギガ帯の指向
性電波を使用したことを課題解消のための手段とする。
【0009】
【作用】すなわちこの発明の第1の手段によると、移動
体P搭載の光ファイバージャイロ4が移動体Pの回転角
度を検出する。そして、自動回転用CPU 5が演算してダ
イレクトドライブモータ3を回転させ、送信機2の向き
を受信機10方向に一定に保持する。
【0010】また、請求項2によると、ゼロ設定用カメ
ラ11で送信機2の向きを確認しながら、補助送信機1
2によってダイレクトドライブモータ3を遠隔操作す
る。そして、送信機2と受信機10との向きが相対峙し
た方向をゼロ設定点として自動回転用CPU 5が記憶し、
送信機2の向きが常にゼロ設定点になるように、自動回
転用CPU 5がダイレクトドライブモータを補正回転させ
るものである。
【0011】更に、請求項3によると、カメラ1の映像
信号は、50ギガ帯の指向性電波に乗って、移動体Pの送
信機2から数キロ先の固定基地局Qに設置された受信機
10に継続して送信される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
詳細に説明する。
【0013】本発明は、無人の建機車輌等に搭載するカ
メラ1の映像を数キロ離れた固定基地局Qで常に受信で
きるようにするものである。そのため、移動体Pには、
送信機2と、ダイレクトドライブモータ3と、光ファイ
バージャイロ4と、自動回転用CPU 5とが搭載されてい
る(図1参照)。このとき、送信機2と受信機10と
は、50ギガ帯の指向性電波を送受信するものを用いてい
る。
【0014】ダイレクトドライブモータ3は、自動回転
用CPU 5により自動制御されるが、最初の設定は、固定
基地局Qの補助送信機12によって操作する。すなわ
ち、固定基地局Qのゼロ設定用カメラ11で送信機2の
向きを確認しながら、補助送信機12と補助受信機6と
自動回転用CPU 5とでダイレクトドライブモータ3を回
転操作し、送信機2と固定基地局Qがわの受信機10と
が対峙した方向をゼロ設定点として初期設定する(図2
参照)。また、移動体Pが移動したときは、ゼロ設定点
に角度差が生じるので、移動毎にゼロ設定用カメラ11
でゼロ設定点を設定する。このとき、ゼロ設定用カメラ
11を利用して、移動体Pの移動角度差を演算して移動
体Pのポジショニングデータを算出し、このデータを移
動体Pに送信することも可能である(図4参照)。
【0015】自動回転用CPU 5は、ゼロ設定点を記憶す
るもので、ダイレクトドライブモータ3を自動的に回転
させて、送信機2の向きが常にゼロ設定点になるように
操作する。このとき、移動体Pの回転角度は、光ファイ
バージャイロ4が検知して自動回転用CPU 5に伝えるも
のである(図3参照)。図3(イ)において、一点鎖線
はゼロ設定点を示しており、光ファイバージャイロ4
が、このゼロ設定点から回転した角度を検知した状態を
示している。同図(ロ)は、(イ)に対応して、ダイレ
クトドライブモータ3が送信機2を補正回転させている
状態を示している。すなわち、光ファイバージャイロ4
がゼロ設定点-45 度の方向を検知すると、ダイレクトド
ライブモータ3が送信機2を+45 度の方向に補正回転さ
せている。同様に、光ファイバージャイロ4がゼロ設定
点-90 度の方向を検知すると、ダイレクトドライブモー
タ3が送信機2を+90 度の方向に補正回転させている。
尚、ダイレクトドライブモータ3は、360 度の回転が可
能であるが、符号Lで示すリミットの位置でリミットス
イッチ(図示せず)が入り、自動反転するように設けて
いる。
【0016】
【発明の効果】この発明の請求項1及び3によると、光
ファイバージャイロ4と自動回転用CPU 5とダイレクト
ドライブモータ3との連携作動で移動体Pに搭載した指
向性の送信機2の回転角度を、瞬時に補正することが可
能になり、送信方向を常に一定に保つことができるか
ら、移動体P上のカメラ1の映像情報等を固定基地局Q
に安定した状態で送信することができる。この結果、カ
メラ1の映像情報等を数キロ先まで送信可能にし、遠距
離監視と移動体Pの遠隔操作が可能になり、例えば、火
山の噴火や地震等の災害における復旧工事や、ダムやト
ンネル工事等の危険が伴う工事での作業効率を上げるこ
とができる。更に、合理化が進んでいる工場やプラント
での監視装置、あるいは、移動台車、搬送車、クレー
ン、フォークリフト、工業ロボット等の監視システムに
使用することも可能である。
【0017】また、請求項2により、移動体Pの移動位
置が変化しても、送信機2と受信機10との向きが相対
峙した方向をゼロ設定点として設定するだけで、送信機
2の自動回転補正が可能になる。したがって、この発明
装置の操作が極めて容易に行えるものである。
【0018】このようにこの発明によると建機車輌等の
上に搭載した50ギガ帯の送信機の指向角を一定に保持す
ることが可能で、数キロ先から建機車輌等のモニターと
遠隔操作ができるなどといった産業上有益な種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の使用状態を示す概略図。
【図2】補助送信機と補助受信機とでゼロ設定点を設定
する状態を示す概略図。
【図3】光ファイバージャイロとダイレクトドライブモ
ータとで送信機の回転角度を補正する状態を示す該略
図。
【図4】ゼロ設定用カメラで移動体の移動位置を算出し
て移動体に位置データを送信する状態を示す概略図。
【符号の説明】
P 移動体 Q 固定基地局 1 カメラ 2 送信機 3 ダイレクトドライブモータ 4 光ファイバージャイロ 5 自動回転用CPU 6 補助受信機 10 受信機 11 ゼロ設定用カメラ 12 補助送信機 13 補助無線操作器 14 車両操作器 15 車両カメラモニター 16 ゼロ設定モニター 17 制御盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載され、移動体に装着したカ
    メラの映像情報を指向性電波で送信する送信機と、移動
    体を遠隔操作する固定基地局側で指向性の電波を受信す
    る受信機の指向角度を一定に保つ自動回転追尾装置であ
    って、送信機は、ダイレクトドライブモータで回転自在
    に設置し、移動体の回転角度を検出する移動体搭載の光
    ファイバージャイロと、検出した移動体の回転角度を演
    算してダイレクトドライブモータを補正回転せしめる自
    動回転用CPU とを設けたことを特徴とする自動回転追尾
    装置。
  2. 【請求項2】 固定基地局は、移動体の送信機を写すゼ
    ロ設定用カメラと、送信機を装着したダイレクトドライ
    ブモータを遠隔操作する補助送信機を備え、一方、補助
    送信機の電波を自動回転用CPU に伝える補助受信機を移
    動体に設け、送信機と受信機との向きが相対峙した方向
    をゼロ設定点とし、自動回転用CPU は、このゼロ設定点
    にダイレクトドライブモータを補正回転せしめる請求項
    1記載の自動回転追尾装置。
  3. 【請求項3】 映像情報は、50ギガ帯の指向性電波を使
    用した請求項1又は2記載の自動回転追尾装置。
JP7152645A 1995-05-26 1995-05-26 自動回転追尾装置 Pending JPH08331660A (ja)

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JP7152645A JPH08331660A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 自動回転追尾装置

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JP7152645A JPH08331660A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 自動回転追尾装置

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Publication Number Publication Date
JPH08331660A true JPH08331660A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15544946

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7152645A Pending JPH08331660A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 自動回転追尾装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08331660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013329A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 キヤノン株式会社 生産装置
WO2019077787A1 (ja) * 2017-10-18 2019-04-25 住友電気工業株式会社 移動局及びリモートアンテナシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013329A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 キヤノン株式会社 生産装置
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