JPH08331227A - 無線ポート試験方法 - Google Patents
無線ポート試験方法Info
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- JPH08331227A JPH08331227A JP7138203A JP13820395A JPH08331227A JP H08331227 A JPH08331227 A JP H08331227A JP 7138203 A JP7138203 A JP 7138203A JP 13820395 A JP13820395 A JP 13820395A JP H08331227 A JPH08331227 A JP H08331227A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/20—Monitoring; Testing of receivers
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
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- Signal Processing (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試験呼び出し応答による輻輳を発生させずに
端末呼び出し試験を正確に実施する。 【構成】 無線ポート制御装置３ａは報知情報ａを被試
験無線ポート２ａを介して放送し続ける。次に、複数の
移動端末の呼び出しグループのうちの一つを指定して、
試験呼び出しメッセージｂを被試験無線ポート２ａのカ
バーレイジエリアに必要回数だけ送出する。移動端末１
は試験呼び出しメッセージｂを受信すると、下り無線回
線の品質を測定する。移動端末１はその測定結果と、報
知情報ａ中の無線ポート識別番号を試験呼び出し応答メ
ッセージｃに付加し、無線ポート制御装置３ａに送信す
る。無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し応答メッセ
ージｃを受信すると、そのメッセージに含まれる無線ポ
ート識別番号が被試験無線ポート２ａに対応する無線ポ
ート識別番号であることを確認した後、下り回線の品質
測定結果によって、被試験無線ポート２ａの正常性を確
認する。
端末呼び出し試験を正確に実施する。 【構成】 無線ポート制御装置３ａは報知情報ａを被試
験無線ポート２ａを介して放送し続ける。次に、複数の
移動端末の呼び出しグループのうちの一つを指定して、
試験呼び出しメッセージｂを被試験無線ポート２ａのカ
バーレイジエリアに必要回数だけ送出する。移動端末１
は試験呼び出しメッセージｂを受信すると、下り無線回
線の品質を測定する。移動端末１はその測定結果と、報
知情報ａ中の無線ポート識別番号を試験呼び出し応答メ
ッセージｃに付加し、無線ポート制御装置３ａに送信す
る。無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し応答メッセ
ージｃを受信すると、そのメッセージに含まれる無線ポ
ート識別番号が被試験無線ポート２ａに対応する無線ポ
ート識別番号であることを確認した後、下り回線の品質
測定結果によって、被試験無線ポート２ａの正常性を確
認する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の移動端末、少な
くとも一つの無線ポートおよび無線ポート制御装置によ
って構成される移動通信方式の無線ポート試験方法に関
する。
くとも一つの無線ポートおよび無線ポート制御装置によ
って構成される移動通信方式の無線ポート試験方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】移動通信方式における無線ポートの送受
信機の試験方法に関しては、隣接する無線ポートの送受
信機を用いて被試験無線ポートの送受信機の正常性を確
認する方法と、被試験無線ポートのカバーレイジエリア
内に存在する移動端末に対して試験呼び出しを行う方法
とがある。
信機の試験方法に関しては、隣接する無線ポートの送受
信機を用いて被試験無線ポートの送受信機の正常性を確
認する方法と、被試験無線ポートのカバーレイジエリア
内に存在する移動端末に対して試験呼び出しを行う方法
とがある。
【０００３】前者の方法は、互いに隣接する無線ポート
間の距離が、隣接無線ポートからの電波を受信できる範
囲に設置されている場合にのみ実施することができる。
これに対して図５に示す後者の方法は、無線ポート同士
が前記範囲内に設置されていない場合、あるいは建造物
などの障害物によって隣接無線ポートの電波が受信不可
能な環境であっても実施することができる。
間の距離が、隣接無線ポートからの電波を受信できる範
囲に設置されている場合にのみ実施することができる。
これに対して図５に示す後者の方法は、無線ポート同士
が前記範囲内に設置されていない場合、あるいは建造物
などの障害物によって隣接無線ポートの電波が受信不可
能な環境であっても実施することができる。
【０００４】この後者の方法について、現状では無線ポ
ート制御装置が被試験無線ポートを介して試験呼び出し
メッセージを送信した場合、被試験無線ポートのカバー
レイジエリア内に存在する全ての移動端末が、即座に下
り回線品質の測定結果および無線ポート識別番号を応答
メッセージに付加して無線ポート制御装置に送信する方
式が考えられている。 文献：“Operations Generic Criteria for WACS NE
s”，GR-1344-CORE Issuel,Bellcore (1994) 。
ート制御装置が被試験無線ポートを介して試験呼び出し
メッセージを送信した場合、被試験無線ポートのカバー
レイジエリア内に存在する全ての移動端末が、即座に下
り回線品質の測定結果および無線ポート識別番号を応答
メッセージに付加して無線ポート制御装置に送信する方
式が考えられている。 文献：“Operations Generic Criteria for WACS NE
s”，GR-1344-CORE Issuel,Bellcore (1994) 。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】文献に示される従来技
術では、図５に示すように、無線ポート制御装置から被
試験無線ポートのカバーレイジエリア内に存在する移動
端末に対して試験呼び出しメッセージｂ´を送信すると
（ステップ４１）、移動端末は品質測定を行う（ステッ
プ４２）。当該エリア内の全ての移動端末がほぼ同時に
応答メッセージｃ´を送信してくるため（ステップ４
３）、該当エリア内に多数の移動端末が存在していた場
合にネットワークの輻輳が生じる可能性がある。また、
この輻輳の発生を避けるために、夜間などトラヒック量
の比較的少ない時間帯でこの試験を実施した場合、逆に
該当エリア内に移動端末が存在しない可能性がある。し
たがって、移動端末からの応答メッセージｃ´が無線ポ
ート制御装置で受信されなかった場合、該当エリア内に
移動端末が存在しないためなのか、あるいは被試験無線
ポートの送受信機に障害があるためなのかが特定できな
いという問題が生じる。
術では、図５に示すように、無線ポート制御装置から被
試験無線ポートのカバーレイジエリア内に存在する移動
端末に対して試験呼び出しメッセージｂ´を送信すると
（ステップ４１）、移動端末は品質測定を行う（ステッ
プ４２）。当該エリア内の全ての移動端末がほぼ同時に
応答メッセージｃ´を送信してくるため（ステップ４
３）、該当エリア内に多数の移動端末が存在していた場
合にネットワークの輻輳が生じる可能性がある。また、
この輻輳の発生を避けるために、夜間などトラヒック量
の比較的少ない時間帯でこの試験を実施した場合、逆に
該当エリア内に移動端末が存在しない可能性がある。し
たがって、移動端末からの応答メッセージｃ´が無線ポ
ート制御装置で受信されなかった場合、該当エリア内に
移動端末が存在しないためなのか、あるいは被試験無線
ポートの送受信機に障害があるためなのかが特定できな
いという問題が生じる。
【０００６】後者の問題は容易に発生し得るため、この
試験は確実に移動端末が該当エリアに存在する時間帯に
実施されるべきである。残る前者の問題、すなわちネッ
トワークの輻輳に関する解決策としては、ネットワーク
にトラヒック状態を監視し、輻輳の起こる可能性の少な
い時間に試験を実施する方法と、移動端末を群分けし、
その群単位で試験を実施することによって応答する可能
性のある移動端末の数を制限する方法、および、該当エ
リア内の全ての移動端末からの応答メッセージが同時に
送信されないようにする、すなわち移動端末が試験呼び
出しメッセージを受信し、下り無線回線の品質を測定し
た時刻から、実際に測定結果を無線ポート制御装置に報
告するまでの時間がランダムに分布するようにする方法
が考えられる。
試験は確実に移動端末が該当エリアに存在する時間帯に
実施されるべきである。残る前者の問題、すなわちネッ
トワークの輻輳に関する解決策としては、ネットワーク
にトラヒック状態を監視し、輻輳の起こる可能性の少な
い時間に試験を実施する方法と、移動端末を群分けし、
その群単位で試験を実施することによって応答する可能
性のある移動端末の数を制限する方法、および、該当エ
リア内の全ての移動端末からの応答メッセージが同時に
送信されないようにする、すなわち移動端末が試験呼び
出しメッセージを受信し、下り無線回線の品質を測定し
た時刻から、実際に測定結果を無線ポート制御装置に報
告するまでの時間がランダムに分布するようにする方法
が考えられる。
【０００７】本発明の目的は、試験呼び出し応答による
輻輳を発生させずに端末呼び出し試験を正確に行う無線
ポート試験方法を提供することにある。
輻輳を発生させずに端末呼び出し試験を正確に行う無線
ポート試験方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の無線ポート試
験方法は、移動端末が、自局が含まれる群対象の試験呼
び出しメッセージを受信した場合に下り無線回線の品質
測定結果を、下り報知情報に含まれる無線ポート識別番
号とともに試験呼び出し応答メッセージに付加して無線
ポート制御装置に送信する手段を有し、前記無線ポート
制御装置は、前記試験呼び出しメッセージを送出する
際、複数の移動端末群のうちの一群を指定して前記試験
呼び出しメッセージを被試験無線ポートを介して必要回
数送出する手段と、前記移動異端末から受信した前記試
験呼び出し応答メッセージ中の前記無線ポート識別番号
が一致した場合、前記下り無線回線の品質測定結果によ
って前記被試験無線ポートの送受信機の正常性を認識す
る。
験方法は、移動端末が、自局が含まれる群対象の試験呼
び出しメッセージを受信した場合に下り無線回線の品質
測定結果を、下り報知情報に含まれる無線ポート識別番
号とともに試験呼び出し応答メッセージに付加して無線
ポート制御装置に送信する手段を有し、前記無線ポート
制御装置は、前記試験呼び出しメッセージを送出する
際、複数の移動端末群のうちの一群を指定して前記試験
呼び出しメッセージを被試験無線ポートを介して必要回
数送出する手段と、前記移動異端末から受信した前記試
験呼び出し応答メッセージ中の前記無線ポート識別番号
が一致した場合、前記下り無線回線の品質測定結果によ
って前記被試験無線ポートの送受信機の正常性を認識す
る。
【０００９】請求項１の無線ポート試験方法において、
前記移動端末から前記無線ポート制御装置へのサービス
要求があらかじめ定めた時間生じていないことを無線ポ
ート制御装置が検出し、前記試験呼び出しを行う。
前記移動端末から前記無線ポート制御装置へのサービス
要求があらかじめ定めた時間生じていないことを無線ポ
ート制御装置が検出し、前記試験呼び出しを行う。
【００１０】請求項１の無線ポート試験方法において、
前記無線ポート制御装置は、該当試験呼び出しメッセー
ジに対する該当移動端末群からの前記試験呼び出し応答
メッセージがあらかじめ定められた時間内に全く受信さ
れなかった場合、前記複数の移動端末群のうちの別の一
群を指定して前記試験呼び出しメッセージを再送出し、
前記再送出動作を複数回繰り返し、全ての移動端末群か
ら前記試験呼び出し応答メッセージが受信されなかった
場合、被試験無線ポートの送受信機障害と判断する。
前記無線ポート制御装置は、該当試験呼び出しメッセー
ジに対する該当移動端末群からの前記試験呼び出し応答
メッセージがあらかじめ定められた時間内に全く受信さ
れなかった場合、前記複数の移動端末群のうちの別の一
群を指定して前記試験呼び出しメッセージを再送出し、
前記再送出動作を複数回繰り返し、全ての移動端末群か
ら前記試験呼び出し応答メッセージが受信されなかった
場合、被試験無線ポートの送受信機障害と判断する。
【００１１】請求項４記載の無線ポート試験方法は、前
記試験呼び出しメッセージを受信した場合に前記試験呼
び出しメッセージに含まれる前記試験実施時刻にしたが
って下り無線回線の品質測定試験を行い、前記下り無線
回線の品質測定結果を前記試験実施時刻、および下り報
知情報に含まれる前記無線ポート識別番号と前記位置登
録エリア識別番号とともに蓄積し、試験実施後初めてネ
ットワークにアクセスする際に、アクセスメッセージに
前記蓄積情報を付加してネットワークに送出し、前記ア
クセスメッセージに対するアクセス受付メッセージ中に
含まれる蓄積情報消去指示を受信することによって前記
蓄積情報を消去し、前記無線ポート制御装置は、前記試
験実施時刻を含んだ前記試験呼び出しメッセージを被試
験無線ポートを介して必要回数送出し、前記移動端末か
ら受信した前記アクセスメッセージ中に前記蓄積情報が
含まれている場合に、当該アクセスメッセージに対する
アクセス受付メッセージに前記蓄積情報消去指示を付加
して当該移動端末に送出し、前記蓄積情報中の前記無線
ポート識別番号および前記位置登録エリア識別番号によ
って前記試験呼び出しメッセージを送出した無線ポート
制御装置を特定し、前記特定された無線ポート制御装置
が自装置でない場合に前記特定無線ポート制御装置に対
して前記蓄積情報を転送し、前記特定無線ポート制御装
置が自装置であった場合、あるいは前記転送蓄積情報中
の前記無線ポート識別番号および前記位置登録エリア識
別番号とから前記特定手段によって自装置を特定した場
合に、前記蓄積情報中の前記試験実施時刻および前記下
り無線回線の品質測定結果から前記被試験無線ポートの
送受信機の正常性を確認する。
記試験呼び出しメッセージを受信した場合に前記試験呼
び出しメッセージに含まれる前記試験実施時刻にしたが
って下り無線回線の品質測定試験を行い、前記下り無線
回線の品質測定結果を前記試験実施時刻、および下り報
知情報に含まれる前記無線ポート識別番号と前記位置登
録エリア識別番号とともに蓄積し、試験実施後初めてネ
ットワークにアクセスする際に、アクセスメッセージに
前記蓄積情報を付加してネットワークに送出し、前記ア
クセスメッセージに対するアクセス受付メッセージ中に
含まれる蓄積情報消去指示を受信することによって前記
蓄積情報を消去し、前記無線ポート制御装置は、前記試
験実施時刻を含んだ前記試験呼び出しメッセージを被試
験無線ポートを介して必要回数送出し、前記移動端末か
ら受信した前記アクセスメッセージ中に前記蓄積情報が
含まれている場合に、当該アクセスメッセージに対する
アクセス受付メッセージに前記蓄積情報消去指示を付加
して当該移動端末に送出し、前記蓄積情報中の前記無線
ポート識別番号および前記位置登録エリア識別番号によ
って前記試験呼び出しメッセージを送出した無線ポート
制御装置を特定し、前記特定された無線ポート制御装置
が自装置でない場合に前記特定無線ポート制御装置に対
して前記蓄積情報を転送し、前記特定無線ポート制御装
置が自装置であった場合、あるいは前記転送蓄積情報中
の前記無線ポート識別番号および前記位置登録エリア識
別番号とから前記特定手段によって自装置を特定した場
合に、前記蓄積情報中の前記試験実施時刻および前記下
り無線回線の品質測定結果から前記被試験無線ポートの
送受信機の正常性を確認する。
【００１２】
【作用】無線ポートの送受信機の正常性を確認するため
試験呼び出しを行う際、下り無線回線の品質測定結果を
送信してくる移動端末の数を、呼び出しグループの指
定、呼び出し番号の指定によって抑制する、あるいはネ
ットワークの比較的低トラヒック時に本試験を実施する
ことによって、ネットワークの輻輳を防ぐことができ
る。
試験呼び出しを行う際、下り無線回線の品質測定結果を
送信してくる移動端末の数を、呼び出しグループの指
定、呼び出し番号の指定によって抑制する、あるいはネ
ットワークの比較的低トラヒック時に本試験を実施する
ことによって、ネットワークの輻輳を防ぐことができ
る。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１４】図１は本発明の一実施例の無線移動通信方
式を示すシステム構成図、図２は請求項１記載の無線ポ
ート試験方法のシーケンス図、図３は請求項３記載の無
線ポート試験方法のシーケンス図、図４は請求項４記載
の無線ポート試験方法のシーケンス図である。
式を示すシステム構成図、図２は請求項１記載の無線ポ
ート試験方法のシーケンス図、図３は請求項３記載の無
線ポート試験方法のシーケンス図、図４は請求項４記載
の無線ポート試験方法のシーケンス図である。
【００１５】図１において、移動端末１は無線送受信機
能を持ち、また下り無線回線の品質を測定する機能を持
つ。無線ポート２ａ，２ｂは異なる位置登録エリアに属
し、移動端末１との間で無線通信を行い、それぞれ無線
ポート制御装置３ａ，３ｂに接続される。無線ポート制
御装置３ａ，３ｂはそれぞれＩＳＤＮ加入者交換機４
ａ，４ｂに接続され、移動加入者の呼接続を行い、また
無線ポート２ａ，２ｂの送受信機の正常性を確認するた
めの試験呼び出しメッセージを送出し、返送されてきた
下り無線回線の品質から無線ポート２ａ，２ｂの送受信
機の正常性を判断する機能を持つ。 （第１の実施例）次に、本実施例の動作について説明す
る。図２において、無線ポート制御装置３ａは報知情報
ａとして該当する無線ポート識別番号を、被試験無線ポ
ート２ａを介して放送し続けるものとする（ステップ１
１）。被試験無線ポート２ａの正常性を確認するために
試験呼び出しを行う場合、無線ポート制御装置３ａは複
数の移動端末の呼び出しグループのうちの一つを指定し
て、試験呼び出しメッセージｂを被試験無線ポート２ａ
を介して被試験無線ポート２ａのカバーレイジエリアに
必要回数だけ送出する（ステップ１２）。指定された移
動端末の呼び出しグループに属する移動端末１は試験呼
び出しメッセージｂを受信すると、下り無線回線の品質
を測定する（ステップ１３）。測定が終了すると、移動
端末１はその測定結果と、前記報知情報ａ中の無線ポー
ト識別番号を試験呼び出し応答メッセージｃに付加し、
無線ポート制御装置３ａに送信する（ステップ１４）。
無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し応答メッセージ
ｃを受信すると、そのメッセージに含まれる無線ポート
識別信号が被試験無線ポート２ａに対応する無線ポート
識別番号であることを確認した後、前記下り回線の品質
測定結果によって被試験無線ポート２ａの正常性を確認
する。
能を持ち、また下り無線回線の品質を測定する機能を持
つ。無線ポート２ａ，２ｂは異なる位置登録エリアに属
し、移動端末１との間で無線通信を行い、それぞれ無線
ポート制御装置３ａ，３ｂに接続される。無線ポート制
御装置３ａ，３ｂはそれぞれＩＳＤＮ加入者交換機４
ａ，４ｂに接続され、移動加入者の呼接続を行い、また
無線ポート２ａ，２ｂの送受信機の正常性を確認するた
めの試験呼び出しメッセージを送出し、返送されてきた
下り無線回線の品質から無線ポート２ａ，２ｂの送受信
機の正常性を判断する機能を持つ。 （第１の実施例）次に、本実施例の動作について説明す
る。図２において、無線ポート制御装置３ａは報知情報
ａとして該当する無線ポート識別番号を、被試験無線ポ
ート２ａを介して放送し続けるものとする（ステップ１
１）。被試験無線ポート２ａの正常性を確認するために
試験呼び出しを行う場合、無線ポート制御装置３ａは複
数の移動端末の呼び出しグループのうちの一つを指定し
て、試験呼び出しメッセージｂを被試験無線ポート２ａ
を介して被試験無線ポート２ａのカバーレイジエリアに
必要回数だけ送出する（ステップ１２）。指定された移
動端末の呼び出しグループに属する移動端末１は試験呼
び出しメッセージｂを受信すると、下り無線回線の品質
を測定する（ステップ１３）。測定が終了すると、移動
端末１はその測定結果と、前記報知情報ａ中の無線ポー
ト識別番号を試験呼び出し応答メッセージｃに付加し、
無線ポート制御装置３ａに送信する（ステップ１４）。
無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し応答メッセージ
ｃを受信すると、そのメッセージに含まれる無線ポート
識別信号が被試験無線ポート２ａに対応する無線ポート
識別番号であることを確認した後、前記下り回線の品質
測定結果によって被試験無線ポート２ａの正常性を確認
する。
【００１６】また、図２の実施例における呼び出し試験
において、指定された移動端末の呼び出しグループに属
する移動端末が一斉に試験呼び出し応答メッセージｂを
送信してきた場合、ネットワークに輻輳が生じる可能性
がある。このため、無線ポート制御装置３ａが自局への
サービス要求（移動端末の発呼、着呼、位置登録要求な
ど）の発生状態を監視し、あらかじめ定められた時間サ
ービス要求が発生していない場合に、図２の実施例にお
ける呼び出し試験を行うことによって、ネットワークの
輻輳を回避することができる。さらに、一つの移動端末
の呼び出しグループの中で、さらに移動端末呼び出し番
号を限定して呼び出し試験を実施することによっても同
様に輻輳回避が図れる。
において、指定された移動端末の呼び出しグループに属
する移動端末が一斉に試験呼び出し応答メッセージｂを
送信してきた場合、ネットワークに輻輳が生じる可能性
がある。このため、無線ポート制御装置３ａが自局への
サービス要求（移動端末の発呼、着呼、位置登録要求な
ど）の発生状態を監視し、あらかじめ定められた時間サ
ービス要求が発生していない場合に、図２の実施例にお
ける呼び出し試験を行うことによって、ネットワークの
輻輳を回避することができる。さらに、一つの移動端末
の呼び出しグループの中で、さらに移動端末呼び出し番
号を限定して呼び出し試験を実施することによっても同
様に輻輳回避が図れる。
【００１７】続いて、図２の実施例における呼び出し試
験を実施した後、該当試験呼び出しメッセージｂに対す
る移動端末からの試験呼び出し応答メッセージｃがあら
かじめ定められた時間内に無線ポート制御装置３におい
て全く受信されなかった場合の実施例を図３を用いて説
明する。この場合無線ポート制御装置３ａは、複数の移
動端末の呼び出しグループのうち、前回指定していない
呼び出しグループを指定し、再び試験呼び出しメッセー
ジｂを被試験無線ポート２ａを介して被試験無線ポート
２ａのカバーレイジエリアに必要回数だけ送出する（ス
テップ２１）。この再送出動作を全移動端末の呼び出し
グループについて実施したにもかかわらず、試験呼び出
し応答メッセージｃが無線ポート制御装置３ａにおいて
受信されなかった場合、無線ポート制御装置３ａは被試
験無線ポート２ａの送受信機に障害が発生していると判
断し、定められた障害処理を行う（ステップ２２）。 （第２の実施例）図４において、無線ポート制御装置３
ａは報知情報ａとして、該当する無線ポート識別番号お
よび位置登録エリア識別番号を被試験無線ポート２ａを
介して放送し続けるものとする（ステップ３１）。被試
験無線ポート２ａの正常性を確認するために試験呼び出
しを行う場合、無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し
メッセージｂに試験実施時刻情報を付加して被試験無線
ポート２ａを介して被試験無線ポート２ａのカバーレイ
ジエリアに必要回数だけ送出する（ステップ３２）。移
動端末１は試験呼び出しメッセージｂを受信すると、そ
のメッセージに含まれる試験実施時刻情報にしたがって
下り無線回線の品質を測定する（ステップ３３）。測定
が終了すると、移動端末１はその測定結果を、前記試験
実施時刻情報および前記報知情報ａ中の無線ポート識別
番号と位置登録エリア識別番号とともに内部に蓄積する
（ステップ３４）。移動端末１は測定実施後、初めてネ
ットワークにアクセス（発呼、着呼、位置登録要求な
ど）する際に、アクセス要求メッセージｄに前記蓄積情
報を付加し、無線ポート２ｂを介して無線ポート制御装
置３ｂに送信する（ステップ３５）。無線ポート制御装
置３ｂはアクセス要求メッセージｄを受信すると、その
メッセージに前記蓄積情報が含まれていることを確認
し、アクセス受付メッセージｅに蓄積情報消去法指示を
付加して移動端末１に送出する（ステップ３６）。次
に、無線ポート制御装置３ｂは前記蓄積情報中の無線ポ
ート識別番号および位置登録エリア識別番号によって、
試験呼び出しメッセージｂを送信した無線ポート制御装
置３ａを特定し、無線ポート制御装置３ａに対して前記
蓄積情報を転送する（ステップ３７）。無線ポート制御
装置３ａは前記蓄積情報を受信すると、含まれている無
線ポート識別番号および位置登録エリア識別番号によっ
て自局が送信した試験呼び出しメッセージｂに対応する
蓄積情報であることを確認し、前記蓄積情報に含まれる
試験実施時刻情報および下り回線の品質測定結果によっ
て被試験無線ポート２ａの正常性を確認する。最後に、
移動端末１は蓄積データを消去する（ステップ３８）。
験を実施した後、該当試験呼び出しメッセージｂに対す
る移動端末からの試験呼び出し応答メッセージｃがあら
かじめ定められた時間内に無線ポート制御装置３におい
て全く受信されなかった場合の実施例を図３を用いて説
明する。この場合無線ポート制御装置３ａは、複数の移
動端末の呼び出しグループのうち、前回指定していない
呼び出しグループを指定し、再び試験呼び出しメッセー
ジｂを被試験無線ポート２ａを介して被試験無線ポート
２ａのカバーレイジエリアに必要回数だけ送出する（ス
テップ２１）。この再送出動作を全移動端末の呼び出し
グループについて実施したにもかかわらず、試験呼び出
し応答メッセージｃが無線ポート制御装置３ａにおいて
受信されなかった場合、無線ポート制御装置３ａは被試
験無線ポート２ａの送受信機に障害が発生していると判
断し、定められた障害処理を行う（ステップ２２）。 （第２の実施例）図４において、無線ポート制御装置３
ａは報知情報ａとして、該当する無線ポート識別番号お
よび位置登録エリア識別番号を被試験無線ポート２ａを
介して放送し続けるものとする（ステップ３１）。被試
験無線ポート２ａの正常性を確認するために試験呼び出
しを行う場合、無線ポート制御装置３ａは試験呼び出し
メッセージｂに試験実施時刻情報を付加して被試験無線
ポート２ａを介して被試験無線ポート２ａのカバーレイ
ジエリアに必要回数だけ送出する（ステップ３２）。移
動端末１は試験呼び出しメッセージｂを受信すると、そ
のメッセージに含まれる試験実施時刻情報にしたがって
下り無線回線の品質を測定する（ステップ３３）。測定
が終了すると、移動端末１はその測定結果を、前記試験
実施時刻情報および前記報知情報ａ中の無線ポート識別
番号と位置登録エリア識別番号とともに内部に蓄積する
（ステップ３４）。移動端末１は測定実施後、初めてネ
ットワークにアクセス（発呼、着呼、位置登録要求な
ど）する際に、アクセス要求メッセージｄに前記蓄積情
報を付加し、無線ポート２ｂを介して無線ポート制御装
置３ｂに送信する（ステップ３５）。無線ポート制御装
置３ｂはアクセス要求メッセージｄを受信すると、その
メッセージに前記蓄積情報が含まれていることを確認
し、アクセス受付メッセージｅに蓄積情報消去法指示を
付加して移動端末１に送出する（ステップ３６）。次
に、無線ポート制御装置３ｂは前記蓄積情報中の無線ポ
ート識別番号および位置登録エリア識別番号によって、
試験呼び出しメッセージｂを送信した無線ポート制御装
置３ａを特定し、無線ポート制御装置３ａに対して前記
蓄積情報を転送する（ステップ３７）。無線ポート制御
装置３ａは前記蓄積情報を受信すると、含まれている無
線ポート識別番号および位置登録エリア識別番号によっ
て自局が送信した試験呼び出しメッセージｂに対応する
蓄積情報であることを確認し、前記蓄積情報に含まれる
試験実施時刻情報および下り回線の品質測定結果によっ
て被試験無線ポート２ａの正常性を確認する。最後に、
移動端末１は蓄積データを消去する（ステップ３８）。
【００１８】また、ネットワークの輻輳を回避する目的
で、第１の実施例および第２の実施例に記載された方法
を組み合わせることも考えられる。すなわち試験呼び出
しの対象となる移動端末のグループを指定して、第２の
実施例記載の移動端末蓄積型の試験呼び出しを行うこと
によって、ネットワークにかかる負荷をさらに軽減でき
る。
で、第１の実施例および第２の実施例に記載された方法
を組み合わせることも考えられる。すなわち試験呼び出
しの対象となる移動端末のグループを指定して、第２の
実施例記載の移動端末蓄積型の試験呼び出しを行うこと
によって、ネットワークにかかる負荷をさらに軽減でき
る。
【図１】無線通信方式を示すシステム構成図である。
【図２】本発明の無線ポート試験方法における一シーケ
ンス例である。
ンス例である。
【図３】本発明の無線ポート試験方法における一シーケ
ンス例で、指定した移動端末のグループから応答が受信
されない場合の一実施例を示すシーケンス図である。
ンス例で、指定した移動端末のグループから応答が受信
されない場合の一実施例を示すシーケンス図である。
【図４】本発明の無線ポート試験方法における一シーケ
ンス例で、移動端末が下り無線回線の品質結果を一端蓄
積する方式の一実施例を示すシーケンス図である。
ンス例で、移動端末が下り無線回線の品質結果を一端蓄
積する方式の一実施例を示すシーケンス図である。
【図５】従来技術のシーケンス図である。
１ 移動端末 ２ａ，２ｂ 無線ポート ３ａ，３ｂ 無線ポート制御装置 ４ａ，４ｂ ＩＳＤＮ加入者交換機 ５ ＩＳＤＮ交換機 ａ 報知情報 ｂ 試験呼び出しメッセージ ｃ 試験呼び出し応答メッセージ ｄ アクセス要求メッセージ ｅ アクセス受付メッセージ １１〜１４，２１，２２，３１〜３４，３５〜３８
ステップ
ステップ
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の移動端末、少なくとも一つの無線
ポートおよび無線ポート制御装置によって構成される移
動通信方式の無線ポート試験方法において、 前記移動端末は、自局が含まれる群対象の試験呼び出し
メッセージを受信した場合に下り無線回線の品質測定結
果を、下り報知情報に含まれる無線ポート識別番号とと
もに試験呼び出し応答メッセージに付加して前記無線ポ
ート制御装置に送信し、 前記無線ポート制御装置は、前記試験呼び出しメッセー
ジを送出する際、複数の移動端末群のうちの一群を指定
して前記試験呼び出しメッセージを被試験無線ポートを
介して必要回数送出し、前記移動異端末から受信した前
記試験呼び出し応答メッセージ中の前記無線ポート識別
番号が一致した場合、前記下り無線回線の品質測定結果
によって前記被試験無線ポートの送受信機の正常性を認
識することを特徴とする移動通信方法。 - 【請求項２】 前記移動端末から前記無線ポート制御装
置へのサービス要求があらかじめ定めた時間生じていな
いことを前記無線ポート制御装置が検出し、前記試験呼
び出しを行う請求項１記載の無線ポート試験方法。 - 【請求項３】 前記無線ポート制御装置は、該当試験呼
び出しメッセージに対する該当移動端末群からの前記試
験呼び出し応答メッセージがあらかじめ定められた時間
内に全く受信されなかった場合、前記複数の移動端末群
のうちの別の一群を指定して前記試験呼び出しメッセー
ジを再送出し、前記再送出動作を複数回繰り返し、全て
の移動端末群から前記試験呼び出し応答メッセージが受
信されなかった場合、被試験無線ポートの送受信機障害
と判断する、請求項１記載の無線ポート試験方法。 - 【請求項４】 複数の移動端末、少なくとも一つの無線
ポートおよび無線ポート制御装置によって構成される移
動通信方法において、 試験呼び出しメッセージを受信した場合に前記試験呼び
出しメッセージに含まれる前記試験実施時刻にしたがっ
て下り無線回線の品質測定試験を行い、前記下り無線回
線の品質測定結果を前記試験実施時刻、および下り報知
情報に含まれる前記無線ポート識別番号と前記位置登録
エリア識別番号とともに蓄積し、試験実施後初めてネッ
トワークにアクセスする際に、アクセスメッセージに前
記蓄積情報を付加してネットワークに送出し、前記アク
セスメッセージに対するアクセス受付メッセージ中に含
まれる蓄積情報消去指示を受信することによって前記蓄
積情報を消去し、 前記無線ポート制御装置は、前記試験実施時刻を含んだ
前記試験呼び出しメッセージを被試験無線ポートを介し
て必要回数送出し、前記移動端末から受信した前記アク
セスメッセージ中に前記蓄積情報が含まれている場合
に、当該アクセスメッセージに対するアクセス受付メッ
セージに前記蓄積情報消去指示を付加して当該移動端末
に送出し、前記蓄積情報中の前記無線ポート識別番号お
よび前記位置登録エリア識別番号によって前記試験呼び
出しメッセージを送出した無線ポート制御装置を特定
し、前記特定された無線ポート制御装置が自装置でない
場合に前記特定された無線ポート制御装置に対して前記
蓄積情報を転送し、前記特定された無線ポート制御装置
が自装置であった場合、あるいは前記転送蓄積情報中の
前記無線ポート識別番号および前記位置登録エリア識別
番号とから自装置を特定した場合に、前記蓄積情報中の
前記試験実施時刻および前記下り無線回線の品質測定結
果から前記被試験無線ポートの送受信機の正常性を確認
することを特徴とする無線ポート試験方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7138203A JP2800718B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 無線ポート試験方法 |
| US08/659,228 US5768688A (en) | 1995-06-05 | 1996-06-05 | Radio port testing method and mobile communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7138203A JP2800718B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 無線ポート試験方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331227A true JPH08331227A (ja) | 1996-12-13 |
| JP2800718B2 JP2800718B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=15216499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7138203A Expired - Fee Related JP2800718B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 無線ポート試験方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5768688A (ja) |
| JP (1) | JP2800718B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015192396A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社デンソー | 通信システム及び通信装置 |
| JP2015534735A (ja) * | 2012-07-13 | 2015-12-03 | アンリツ株式会社 | 平均オピニオン評点（ｍｏｓ）を使用して複数のユーザデバイスのアップリンク又はダウンリンク品質を評価するテストシステム |
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-
1995
- 1995-06-05 JP JP7138203A patent/JP2800718B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-05 US US08/659,228 patent/US5768688A/en not_active Expired - Fee Related
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| US9985854B2 (en) | 2014-03-28 | 2018-05-29 | Denso Corporation | Communication system and communication apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2800718B2 (ja) | 1998-09-21 |
| US5768688A (en) | 1998-06-16 |
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