JPH08331152A - Ｌａｎエミュレーション方法 - Google Patents
Ｌａｎエミュレーション方法Info
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- JPH08331152A JPH08331152A JP7156825A JP15682595A JPH08331152A JP H08331152 A JPH08331152 A JP H08331152A JP 7156825 A JP7156825 A JP 7156825A JP 15682595 A JP15682595 A JP 15682595A JP H08331152 A JPH08331152 A JP H08331152A
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- Japan
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- lan
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- emulation
- lan emulation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＡＴＭＬＡＮのコネクション確立手順の簡略
化と管理情報の合理化。 【構成】 ＥＬＡＮ１０にＬＥＣ２−１が加入する場
合、まずＬＥＣＳ４のＡＴＭアドレスを取得する。次
に、ＬＥＣ２−１がＬＥＣＳ４とのコネクションを確立
し、同時にＬＥＳ５のＡＴＭアドレスを取得する。その
後、ＬＥＣＳ４との間で確立したコネクションによりＬ
ＥＳ５に対しＬＡＮへの加入登録手続きを実行する。Ｌ
ＥＣＳ４とＬＥＳ５が同一コンポーネント３に属してい
るため、新たなコネクションの確立は不要となる。ま
た、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５とが管理情報６を共有してお
り、相互の情報交換も不要となる。
化と管理情報の合理化。 【構成】 ＥＬＡＮ１０にＬＥＣ２−１が加入する場
合、まずＬＥＣＳ４のＡＴＭアドレスを取得する。次
に、ＬＥＣ２−１がＬＥＣＳ４とのコネクションを確立
し、同時にＬＥＳ５のＡＴＭアドレスを取得する。その
後、ＬＥＣＳ４との間で確立したコネクションによりＬ
ＥＳ５に対しＬＡＮへの加入登録手続きを実行する。Ｌ
ＥＣＳ４とＬＥＳ５が同一コンポーネント３に属してい
るため、新たなコネクションの確立は不要となる。ま
た、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５とが管理情報６を共有してお
り、相互の情報交換も不要となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＡＴＭ（非同期転送モ
ード Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｆｅｒ
Ｍｏｄｅ）を使用したＬＡＮ（ローカルエリアネットワ
ーク）におけるＬＡＮエミュレーション方法に関する。
ード Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｆｅｒ
Ｍｏｄｅ）を使用したＬＡＮ（ローカルエリアネットワ
ーク）におけるＬＡＮエミュレーション方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】次世代通信技術の本命として注目されて
いるＡＴＭは、送信する情報を５３バイトのセルと呼ば
れる送信単位に分解し、データだけでなく、音声や画像
などのマルチメディア情報を伝送するのに適したネット
ワークである。このＡＴＭをＬＡＮで使用するネットワ
ークが、ＡＴＭＬＡＮと呼ばれ、ＡＴＭＬＡＮにおいて
既存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要と
なる技術がＬＡＮエミュレーションである。ＬＡＮエミ
ュレーションは、そもそもコネクションレスのＬＡＮで
使用したアプリケーションを、コネクションオリエンテ
ィッドなＡＴＭＬＡＮで使用するために、上位レイヤか
ら受信したデータ、その状態を解析し、コネクション確
立やＭＡＣアドレス、ＩＰアドレスとＡＴＭアドレスの
対応を通知する機能を有する手順である。
いるＡＴＭは、送信する情報を５３バイトのセルと呼ば
れる送信単位に分解し、データだけでなく、音声や画像
などのマルチメディア情報を伝送するのに適したネット
ワークである。このＡＴＭをＬＡＮで使用するネットワ
ークが、ＡＴＭＬＡＮと呼ばれ、ＡＴＭＬＡＮにおいて
既存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要と
なる技術がＬＡＮエミュレーションである。ＬＡＮエミ
ュレーションは、そもそもコネクションレスのＬＡＮで
使用したアプリケーションを、コネクションオリエンテ
ィッドなＡＴＭＬＡＮで使用するために、上位レイヤか
ら受信したデータ、その状態を解析し、コネクション確
立やＭＡＣアドレス、ＩＰアドレスとＡＴＭアドレスの
対応を通知する機能を有する手順である。
【０００３】なお、ＭＡＣアドレスというのはＡＴＭに
おけるデータリンク層のメディアアクセスコントロール
アドレスである。また、ＩＰアドレスというのは、イン
ターネットプロトコルアドレスをいう。ＡＴＭアドレス
はネットワーク層のアドレスである。一般のＬＡＮは、
通話が必要なとき、その都度端末間で所定のコネクショ
ンを確立する。しかしながら、ＡＴＭを使用する場合に
は、予め一定の仮想回線（バーチャルサーキット）を確
立させておく。これをコネクションと呼んでいる。この
ために、このようなアドレスが必要となる。
おけるデータリンク層のメディアアクセスコントロール
アドレスである。また、ＩＰアドレスというのは、イン
ターネットプロトコルアドレスをいう。ＡＴＭアドレス
はネットワーク層のアドレスである。一般のＬＡＮは、
通話が必要なとき、その都度端末間で所定のコネクショ
ンを確立する。しかしながら、ＡＴＭを使用する場合に
は、予め一定の仮想回線（バーチャルサーキット）を確
立させておく。これをコネクションと呼んでいる。この
ために、このようなアドレスが必要となる。
【０００４】ＬＡＮエミュレーション方法に関する業界
標準の作成にあたるＡＴＭフォーラムでは、ＡＴＭを使
用したＬＡＮの実現のために、３つのネットワークコン
ポーネントに関する規定が審議された。即ち、このコン
ポーントはＬＥＣ（ＬＡＮエミュレーションクライアン
ト）、ＬＥＳ（ＬＡＮエミュレーションサービス）、Ｂ
ＵＳ（ブロードキャストサービス）、ＬＥＣＳ（ＬＡＮ
エミュレーションコンフィグレーションサービス）であ
る。なお、この明細書では、ＬＥＣＳのことをＬＡＮコ
ンフィグレーションサービスと呼んでいる。
標準の作成にあたるＡＴＭフォーラムでは、ＡＴＭを使
用したＬＡＮの実現のために、３つのネットワークコン
ポーネントに関する規定が審議された。即ち、このコン
ポーントはＬＥＣ（ＬＡＮエミュレーションクライアン
ト）、ＬＥＳ（ＬＡＮエミュレーションサービス）、Ｂ
ＵＳ（ブロードキャストサービス）、ＬＥＣＳ（ＬＡＮ
エミュレーションコンフィグレーションサービス）であ
る。なお、この明細書では、ＬＥＣＳのことをＬＡＮコ
ンフィグレーションサービスと呼んでいる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成のＬＡＮエミュレーション方法には更にいくつか
の解決すべき課題がある。ＬＡＮエミュレーションサー
ビスを実現するためのネットワークコンポーネントは、
それぞれ相互に一定のコネクションを確立させる必要が
ある。このコネクション確立のための手続きは比較的煩
雑になり、しかも多数のコネクションが必要になるとい
う問題がある。また、各ネットワークコンポーネント
は、それぞれ一定の管理情報を保有していなければなら
ない。その管理情報は、ＬＡＮへの新規加入者に対する
情報を含め、適切に円滑に管理更新する必要がある。し
かしながら、まだこれらについて十分な解決手段は提供
されていない。
な構成のＬＡＮエミュレーション方法には更にいくつか
の解決すべき課題がある。ＬＡＮエミュレーションサー
ビスを実現するためのネットワークコンポーネントは、
それぞれ相互に一定のコネクションを確立させる必要が
ある。このコネクション確立のための手続きは比較的煩
雑になり、しかも多数のコネクションが必要になるとい
う問題がある。また、各ネットワークコンポーネント
は、それぞれ一定の管理情報を保有していなければなら
ない。その管理情報は、ＬＡＮへの新規加入者に対する
情報を含め、適切に円滑に管理更新する必要がある。し
かしながら、まだこれらについて十分な解決手段は提供
されていない。
【０００６】更に、１つのＬＡＮだけでなく複数のＬＡ
Ｎを構成するネットワークコンポーネントが相互に接続
される可能性もある。このような場合に、必要な情報の
伝達やコネクションの確立についても適切な手順の設定
が望まれている。
Ｎを構成するネットワークコンポーネントが相互に接続
される可能性もある。このような場合に、必要な情報の
伝達やコネクションの確立についても適切な手順の設定
が望まれている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点を解決
するため次の構成を採用する。第１の方法は、ＡＴＭＬ
ＡＮ（非同期転送モードを使用したローカルエリアネッ
トワーク）で、既存のＬＡＮアプリケーションを使用す
るために必要なＬＡＮエミュレーションを実行する場合
において、ＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬＡ
Ｎエミュレーションサービスとを同一コンポーネントに
実装し、このＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬ
ＡＮエミュレーションサービスとが、エミュレートされ
たＬＡＮの管理情報を共有し、ＬＡＮエミュレーション
クライアントは、ＬＡＮコンフィグレーションサービス
のＡＴＭアドレスを取得してコネクションを確立してか
ら、ＬＡＮエミュレーションサービスのＡＴＭアドレス
を取得して、既にＬＡＮコンフィグレーションサービス
との間で確立したコネクションを用いて、ＬＡＮエミュ
レーションサービスに対し、エミュレートされたＬＡＮ
への加入登録手続きを実行する。
するため次の構成を採用する。第１の方法は、ＡＴＭＬ
ＡＮ（非同期転送モードを使用したローカルエリアネッ
トワーク）で、既存のＬＡＮアプリケーションを使用す
るために必要なＬＡＮエミュレーションを実行する場合
において、ＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬＡ
Ｎエミュレーションサービスとを同一コンポーネントに
実装し、このＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬ
ＡＮエミュレーションサービスとが、エミュレートされ
たＬＡＮの管理情報を共有し、ＬＡＮエミュレーション
クライアントは、ＬＡＮコンフィグレーションサービス
のＡＴＭアドレスを取得してコネクションを確立してか
ら、ＬＡＮエミュレーションサービスのＡＴＭアドレス
を取得して、既にＬＡＮコンフィグレーションサービス
との間で確立したコネクションを用いて、ＬＡＮエミュ
レーションサービスに対し、エミュレートされたＬＡＮ
への加入登録手続きを実行する。
【０００８】第２の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
コンフィグレーションサービスとブロードキャストサー
ビスとを同一コンポーネントに実装し、このＬＡＮコン
フィグレーションサービスとブロードキャストサービス
とが、エミュレートされたＬＡＮの管理情報を共有し、
ＬＡＮエミュレーションクライアントは、ＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスからＡＴＭアドレスを取得して
コネクションを確立した後、ブロードキャストサービス
のＡＴＭアドレスを取得して、既にＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスとの間で確立したコネクションを用い
て、ブロードキャストサービスに対し、ブロードキャス
ト対象の登録手続きを実行する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
コンフィグレーションサービスとブロードキャストサー
ビスとを同一コンポーネントに実装し、このＬＡＮコン
フィグレーションサービスとブロードキャストサービス
とが、エミュレートされたＬＡＮの管理情報を共有し、
ＬＡＮエミュレーションクライアントは、ＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスからＡＴＭアドレスを取得して
コネクションを確立した後、ブロードキャストサービス
のＡＴＭアドレスを取得して、既にＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスとの間で確立したコネクションを用い
て、ブロードキャストサービスに対し、ブロードキャス
ト対象の登録手続きを実行する。
【０００９】第３の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ブロー
ドキャストサービスの管理情報中に、予めＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスのＡＴＭアドレスを設定してお
き、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュ
レーションクライアントが加入したとき、ブロードキャ
ストサービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアント
に関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサー
ビスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービス
の管理情報を更新する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ブロー
ドキャストサービスの管理情報中に、予めＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスのＡＴＭアドレスを設定してお
き、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュ
レーションクライアントが加入したとき、ブロードキャ
ストサービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアント
に関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサー
ビスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービス
の管理情報を更新する。
【００１０】第４の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ブロー
ドキャストサービスとＬＡＮコンフィグレーションサー
ビスとの間をデフォルトの状態で接続するコネクション
を設けておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬ
ＡＮエミュレーションクライアントが加入したとき、ブ
ロードキャストサービスが、ＬＡＮエミュレーションク
ライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレー
ションサービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーショ
ンサービスの管理情報を更新する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ブロー
ドキャストサービスとＬＡＮコンフィグレーションサー
ビスとの間をデフォルトの状態で接続するコネクション
を設けておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬ
ＡＮエミュレーションクライアントが加入したとき、ブ
ロードキャストサービスが、ＬＡＮエミュレーションク
ライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレー
ションサービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーショ
ンサービスの管理情報を更新する。
【００１１】第５の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
エミュレーションサービスの管理情報中に、予めＬＡＮ
コンフィグレーションサービスのＡＴＭアドレスを設定
しておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮ
エミュレーションクライアントが加入したとき、ＬＡＮ
エミュレーションサービスが、ＬＡＮエミュレーション
クライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーシ
ョンサービスの管理情報を更新する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
エミュレーションサービスの管理情報中に、予めＬＡＮ
コンフィグレーションサービスのＡＴＭアドレスを設定
しておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮ
エミュレーションクライアントが加入したとき、ＬＡＮ
エミュレーションサービスが、ＬＡＮエミュレーション
クライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーシ
ョンサービスの管理情報を更新する。
【００１２】第６の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
エミュレーションサービスとＬＡＮコンフィグレーショ
ンサービスとの間をデフォルトの状態で接続するコネク
ションを設けておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新
たなＬＡＮエミュレーションクライアントが加入したと
き、ＬＡＮエミュレーションサービスが、ＬＡＮエミュ
レーションクライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコ
ンフィグレーションサービスに通知して、ＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスの管理情報を更新する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、ＬＡＮ
エミュレーションサービスとＬＡＮコンフィグレーショ
ンサービスとの間をデフォルトの状態で接続するコネク
ションを設けておき、エミュレートされたＬＡＮへ、新
たなＬＡＮエミュレーションクライアントが加入したと
き、ＬＡＮエミュレーションサービスが、ＬＡＮエミュ
レーションクライアントに関する情報を、逐次ＬＡＮコ
ンフィグレーションサービスに通知して、ＬＡＮコンフ
ィグレーションサービスの管理情報を更新する。
【００１３】第７の方法は、ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、エミュ
レートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレーション
クライアントが加入するとき、ＬＡＮエミュレーション
クライアントは、そのＬＡＮエミュレーションクライア
ントに関する全てのパラメータをＬＡＮエミュレーショ
ンサービスに通知し、ＬＡＮエミュレーションサービス
は、ＬＡＮコンフィグレーションサービスとブロードキ
ャストサービスに対してコネクションを確立するととも
に、新たに加入したＬＡＮエミュレーションクライアン
トに関する必要な全てのパラメータを、ＬＡＮコンフィ
グレーションサービスとブロードキャストサービスに通
知する。
モードを使用したローカルエリアネットワーク）で、既
存のＬＡＮアプリケーションを使用するために必要なＬ
ＡＮエミュレーションを実行する場合において、エミュ
レートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレーション
クライアントが加入するとき、ＬＡＮエミュレーション
クライアントは、そのＬＡＮエミュレーションクライア
ントに関する全てのパラメータをＬＡＮエミュレーショ
ンサービスに通知し、ＬＡＮエミュレーションサービス
は、ＬＡＮコンフィグレーションサービスとブロードキ
ャストサービスに対してコネクションを確立するととも
に、新たに加入したＬＡＮエミュレーションクライアン
トに関する必要な全てのパラメータを、ＬＡＮコンフィ
グレーションサービスとブロードキャストサービスに通
知する。
【００１４】
【作用】ＡＴＭＬＡＮにＬＥＣが加入する場合、まずＬ
ＥＣＳのＡＴＭアドレスを取得する。次に、ＬＥＣがＬ
ＥＣＳとのコネクションを確立し、同時にＬＥＳのＡＴ
Ｍアドレスを取得する。その後、ＬＥＣＳとの間で確立
したコネクションによりＬＥＳに対しＬＡＮへの加入登
録手続きを実行する。ＬＥＣＳとＬＥＳが同一コンポー
ネントに属しているため、新たなコネクションの確立は
不要となる。また、ＬＥＣＳとＬＥＳとが管理情報を共
有しており、相互の情報交換も不要となる。
ＥＣＳのＡＴＭアドレスを取得する。次に、ＬＥＣがＬ
ＥＣＳとのコネクションを確立し、同時にＬＥＳのＡＴ
Ｍアドレスを取得する。その後、ＬＥＣＳとの間で確立
したコネクションによりＬＥＳに対しＬＡＮへの加入登
録手続きを実行する。ＬＥＣＳとＬＥＳが同一コンポー
ネントに属しているため、新たなコネクションの確立は
不要となる。また、ＬＥＣＳとＬＥＳとが管理情報を共
有しており、相互の情報交換も不要となる。
【００１５】ＬＥＣＳとＢＵＳとが同一コンポーネント
に属している場合にも管理情報を共有できる。また、Ｌ
ＥＣとＬＥＣＳとの間でコネクションが確立されれば、
ＬＥＣとＢＵＳとの間で新たにコネクションを確立する
必要がない。ＢＵＳの管理情報中に予めＬＥＣＳのＡＴ
Ｍアドレスを設定しておくと、ＬＥＣが新たに加入した
場合に、その情報を逐次ＬＥＣＳに通知することによ
り、ＬＥＣＳは常に最新の管理情報を保持できる。ＬＥ
ＣＳが複数のＬＡＮについての情報を管理している場合
には、その情報を速やかに正確に管理情報中に含めて管
理することができる。
に属している場合にも管理情報を共有できる。また、Ｌ
ＥＣとＬＥＣＳとの間でコネクションが確立されれば、
ＬＥＣとＢＵＳとの間で新たにコネクションを確立する
必要がない。ＢＵＳの管理情報中に予めＬＥＣＳのＡＴ
Ｍアドレスを設定しておくと、ＬＥＣが新たに加入した
場合に、その情報を逐次ＬＥＣＳに通知することによ
り、ＬＥＣＳは常に最新の管理情報を保持できる。ＬＥ
ＣＳが複数のＬＡＮについての情報を管理している場合
には、その情報を速やかに正確に管理情報中に含めて管
理することができる。
【００１６】なお、ＬＥＳにＬＥＣＳのＡＴＭアドレス
を設定しておき、ＬＥＣが新たに加入した場合、ＬＥＳ
からＬＥＣＳに対し逐次管理情報を通知するようにして
も同様の管理が可能となる。また、ＢＵＳとＬＥＣＳと
の間にデフォルトの状態でコネクションを確立しておけ
ば、ＢＵＳにＬＥＣＳのＡＴＭアドレスを保持しておく
必要はなくなる。ＬＥＳとＬＥＣＳとの間のコネクショ
ンについても同様に当初から確立させておくことができ
る。
を設定しておき、ＬＥＣが新たに加入した場合、ＬＥＳ
からＬＥＣＳに対し逐次管理情報を通知するようにして
も同様の管理が可能となる。また、ＢＵＳとＬＥＣＳと
の間にデフォルトの状態でコネクションを確立しておけ
ば、ＢＵＳにＬＥＣＳのＡＴＭアドレスを保持しておく
必要はなくなる。ＬＥＳとＬＥＣＳとの間のコネクショ
ンについても同様に当初から確立させておくことができ
る。
【００１７】ＬＥＣが新たにＡＴＭのＬＡＮに加入する
場合に、ＬＥＳに対して加入登録手続きを実行すると、
必要な管理情報がＬＥＳからＬＥＣＳやＢＵＳに対し直
接自動的に通知されるようにすれば、ＬＥＳとＬＥＣと
の間でコネクションを確立した後、ＬＥＣがＬＥＣＳや
ＢＵＳとの間で更にコネクションを確立し必要な登録手
続き等を行う手順が省略できる。
場合に、ＬＥＳに対して加入登録手続きを実行すると、
必要な管理情報がＬＥＳからＬＥＣＳやＢＵＳに対し直
接自動的に通知されるようにすれば、ＬＥＳとＬＥＣと
の間でコネクションを確立した後、ＬＥＣがＬＥＣＳや
ＢＵＳとの間で更にコネクションを確立し必要な登録手
続き等を行う手順が省略できる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。 〈第１実施例〉図１には、第１実施例の説明図を示す。
これはエミュレートされたＬＡＮ即ちＥＬＡＮ１０に対
するＬＡＮエミュレーション方法を説明するネットワー
クコンポーネントのブロック図である。なお、この具体
的な説明を行う前に、まずエミュレートされたＬＡＮの
一般的な構成や管理情報の内容を説明する。図２は、エ
ミュレートされたＬＡＮのコネクションを示すブロック
図である。なお、コネクションというのは、仮想回線
（バーチャルサーキット）のことで、通信手順によって
確立される仮想上の論理的接続をいう。
明する。 〈第１実施例〉図１には、第１実施例の説明図を示す。
これはエミュレートされたＬＡＮ即ちＥＬＡＮ１０に対
するＬＡＮエミュレーション方法を説明するネットワー
クコンポーネントのブロック図である。なお、この具体
的な説明を行う前に、まずエミュレートされたＬＡＮの
一般的な構成や管理情報の内容を説明する。図２は、エ
ミュレートされたＬＡＮのコネクションを示すブロック
図である。なお、コネクションというのは、仮想回線
（バーチャルサーキット）のことで、通信手順によって
確立される仮想上の論理的接続をいう。
【００１９】図２において、エミュレートされたＬＡＮ
即ちＥＬＡＮ２０には、６つのコンポーネント、ＬＥＣ
１１−１、ＬＥＣ１１−２、ＬＥＣ１１−３、ＬＥＣＳ
１２、ＬＥＳ１３及びＢＵＳ１４が設けられている。Ｌ
ＥＣ１１−１、ＬＥＣ１１−２、ＬＥＣ１１−３とＬＥ
ＣＳ１２との間は、コンフィグレーションダイレクトＶ
ＣＣ（バーチャルサーキットコネクション）によって接
続されている。また、ＬＥＳ１３とＬＥＣ１１−１〜１
１−３との間は、コンフィグレーションダイレクトＶＣ
Ｃ及びコントロールディストリビュートＶＣＣによって
接続されている。また、ＢＵＳ１４とＬＥＣ１１−１〜
１１−３との間はマルチキャストセンドＶＣＣ及びマル
チキャストフォーワードＶＣＣによって接続されてい
る。このように、各ネットワークコンポーネント間に
は、それぞれ相互に所定のコネクションを確立する必要
がある。このことから、１つのＬＥＣからはＥＬＡＮ２
０のサービスコンポーネントに対して全部で５本のＶＣ
Ｃが必要となる。
即ちＥＬＡＮ２０には、６つのコンポーネント、ＬＥＣ
１１−１、ＬＥＣ１１−２、ＬＥＣ１１−３、ＬＥＣＳ
１２、ＬＥＳ１３及びＢＵＳ１４が設けられている。Ｌ
ＥＣ１１−１、ＬＥＣ１１−２、ＬＥＣ１１−３とＬＥ
ＣＳ１２との間は、コンフィグレーションダイレクトＶ
ＣＣ（バーチャルサーキットコネクション）によって接
続されている。また、ＬＥＳ１３とＬＥＣ１１−１〜１
１−３との間は、コンフィグレーションダイレクトＶＣ
Ｃ及びコントロールディストリビュートＶＣＣによって
接続されている。また、ＢＵＳ１４とＬＥＣ１１−１〜
１１−３との間はマルチキャストセンドＶＣＣ及びマル
チキャストフォーワードＶＣＣによって接続されてい
る。このように、各ネットワークコンポーネント間に
は、それぞれ相互に所定のコネクションを確立する必要
がある。このことから、１つのＬＥＣからはＥＬＡＮ２
０のサービスコンポーネントに対して全部で５本のＶＣ
Ｃが必要となる。
【００２０】なお、このようなコネクションを確立する
ためには、次のような一定の手順が規定されている。図
２において、まずＬＥＣ２−２及び２−３が既にＥＬＡ
Ｎ２０に加入しており、新たにＬＥＣ２−１がこのＥＬ
ＡＮ２０に加入する場合を考える。まず、ＬＥＣ２−１
は、図示しないネットワークマネージャからＬＥＣＳ１
２のＡＴＭアドレスを取得する。次に、取得したＡＴＭ
アドレスを用いて、ＬＥＣ２−１はＬＥＣＳ１２に対し
てコネクションを確立する。
ためには、次のような一定の手順が規定されている。図
２において、まずＬＥＣ２−２及び２−３が既にＥＬＡ
Ｎ２０に加入しており、新たにＬＥＣ２−１がこのＥＬ
ＡＮ２０に加入する場合を考える。まず、ＬＥＣ２−１
は、図示しないネットワークマネージャからＬＥＣＳ１
２のＡＴＭアドレスを取得する。次に、取得したＡＴＭ
アドレスを用いて、ＬＥＣ２−１はＬＥＣＳ１２に対し
てコネクションを確立する。
【００２１】コネクションが確立されるとＬＥＣＳ１２
に対して、ＬＥＣ２−１はＬＥＳ１３のＡＴＭアドレス
の問い合わせを行い、ＬＥＳ１３のＡＴＭアドレスを取
得する。その後、取得したＡＴＭアドレスに従って、Ｌ
ＥＣ２−１はＬＥＳ１３に対するコネクションを確立す
る。このコネクションが確立されると、ＬＥＣ２−１は
ＬＥＳ１３に対してＥＬＡＮ２０への加入、登録手続き
を行う。更にＬＥＣ２−１はＬＥＳ１３に対してＢＵＳ
１４のＡＴＭアドレスの問い合わせを行う。そして、取
得したＢＵＳ１４のＡＴＭアドレスに対してコネクショ
ンを確立し、ＬＥＣ２−１はブロードキャスト対象のＬ
ＥＣとして登録される。以上の手順によって、ＬＥＣ２
−１のＥＬＡＮ２０への加入手順が終了する。
に対して、ＬＥＣ２−１はＬＥＳ１３のＡＴＭアドレス
の問い合わせを行い、ＬＥＳ１３のＡＴＭアドレスを取
得する。その後、取得したＡＴＭアドレスに従って、Ｌ
ＥＣ２−１はＬＥＳ１３に対するコネクションを確立す
る。このコネクションが確立されると、ＬＥＣ２−１は
ＬＥＳ１３に対してＥＬＡＮ２０への加入、登録手続き
を行う。更にＬＥＣ２−１はＬＥＳ１３に対してＢＵＳ
１４のＡＴＭアドレスの問い合わせを行う。そして、取
得したＢＵＳ１４のＡＴＭアドレスに対してコネクショ
ンを確立し、ＬＥＣ２−１はブロードキャスト対象のＬ
ＥＣとして登録される。以上の手順によって、ＬＥＣ２
−１のＥＬＡＮ２０への加入手順が終了する。
【００２２】ここで、ＬＥＣＳ１２はエミュレートされ
たＥＬＡＮ２０のコンフィグレーション情報を管理する
サービスコンポーネントである。ＬＥＣＳ１２へのアク
セスのほとんどは、ＬＥＣ１１−１〜１１−３がＥＬＡ
Ｎ２０に加入する際に、ＬＥＳ１３のＡＴＭアドレスを
取得するためのアクセスである。従って、加入後はほと
んどアクセスされないが、このＡＴＭアドレスを取得す
るためのコネクションを確立する必要がある。後で説明
する実施例のように、ＬＥＣ１１−１〜１１−３が予め
ＬＥＳ１３やＢＵＳ１４のＡＴＭアドレスを知る手段が
あれば、ＬＥＣＳ１２に対するコネクションが省略され
ることがある。
たＥＬＡＮ２０のコンフィグレーション情報を管理する
サービスコンポーネントである。ＬＥＣＳ１２へのアク
セスのほとんどは、ＬＥＣ１１−１〜１１−３がＥＬＡ
Ｎ２０に加入する際に、ＬＥＳ１３のＡＴＭアドレスを
取得するためのアクセスである。従って、加入後はほと
んどアクセスされないが、このＡＴＭアドレスを取得す
るためのコネクションを確立する必要がある。後で説明
する実施例のように、ＬＥＣ１１−１〜１１−３が予め
ＬＥＳ１３やＢＵＳ１４のＡＴＭアドレスを知る手段が
あれば、ＬＥＣＳ１２に対するコネクションが省略され
ることがある。
【００２３】図３には、このようなＬＥＣＳや後で説明
するＬＥＳの管理情報説明図を示す。図３（ａ）は、Ｌ
ＥＣＳの管理情報で、最低限必要なものとしてＬＥＳの
ＡＴＭアドレスが保持されている。ＬＥＣ２−１のＥＬ
ＡＮ２０への加入後、ＬＥＳ１３が維持しているＬＥＣ
２−１の管理情報は図３（ｂ）に示す通りである。即
ち、この図に示すように、ＬＥＳ１３はＥＬＡＮ２０に
加入している各ＬＥＣ２−１〜２−３について、それぞ
れそのＡＴＭアドレスを保持し管理している。
するＬＥＳの管理情報説明図を示す。図３（ａ）は、Ｌ
ＥＣＳの管理情報で、最低限必要なものとしてＬＥＳの
ＡＴＭアドレスが保持されている。ＬＥＣ２−１のＥＬ
ＡＮ２０への加入後、ＬＥＳ１３が維持しているＬＥＣ
２−１の管理情報は図３（ｂ）に示す通りである。即
ち、この図に示すように、ＬＥＳ１３はＥＬＡＮ２０に
加入している各ＬＥＣ２−１〜２−３について、それぞ
れそのＡＴＭアドレスを保持し管理している。
【００２４】続いて、図１に示す第１実施例の説明に移
る。即ち、この実施例では、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５との
機能を同一コンポーネント３に持たせて管理情報６をリ
ンクさせ、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ１０に加入する際の
必要手順を簡略し、加入時間を短縮させることを可能に
している。
る。即ち、この実施例では、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５との
機能を同一コンポーネント３に持たせて管理情報６をリ
ンクさせ、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ１０に加入する際の
必要手順を簡略し、加入時間を短縮させることを可能に
している。
【００２５】まず、図１において、ＬＥＣ２−１、ＬＥ
Ｃ２−２、ＬＥＣ２−３は、ＥＬＡＮ１０に接続された
ＡＴＭ端末に実装されている。同様に、ＢＵＳ７やコン
ポーネント３も、それぞれ別個のＡＴＭ端末に実装され
ている。なお、この図に示すように、ＬＥＣＳ４とＬＥ
Ｓ５とは同一のＡＴＭ端末中のコンポーネント３に実装
され管理情報６を共有している。なお、これらの各コン
ポーネントは、それぞれ相互にコネクション８−１〜８
−５を介してＡＴＭスイッチ１に接続されている。な
お、この図に示すコネクション８−１〜８−５は物理的
なコネクションで、通信回線等を示す。なお、コネクシ
ョン８−１〜８−５は、それぞれＡＴＭスイッチ１の各
ポートに接続されているものとする。そのポート番号を
順に１，２，３，４，５と設定しておく。
Ｃ２−２、ＬＥＣ２−３は、ＥＬＡＮ１０に接続された
ＡＴＭ端末に実装されている。同様に、ＢＵＳ７やコン
ポーネント３も、それぞれ別個のＡＴＭ端末に実装され
ている。なお、この図に示すように、ＬＥＣＳ４とＬＥ
Ｓ５とは同一のＡＴＭ端末中のコンポーネント３に実装
され管理情報６を共有している。なお、これらの各コン
ポーネントは、それぞれ相互にコネクション８−１〜８
−５を介してＡＴＭスイッチ１に接続されている。な
お、この図に示すコネクション８−１〜８−５は物理的
なコネクションで、通信回線等を示す。なお、コネクシ
ョン８−１〜８−５は、それぞれＡＴＭスイッチ１の各
ポートに接続されているものとする。そのポート番号を
順に１，２，３，４，５と設定しておく。
【００２６】図４には、第１実施例のＬＥＣＳの管理情
報説明図を示す。この管理情報は、図１に示したコンポ
ーネント３において、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５とが共有す
る管理情報６の内容である。図に示すように、この管理
情報には、ＥＬＡＮ２０の構成コンポーネント即ちＬＥ
Ｃ２−１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−３、ＬＥＣＳ、Ｌ
ＥＳ及びＢＵＳの各ＡＴＭアドレスと、その実装機能と
接続されているＡＴＭスイッチの接続ポートが示されて
いる。なお、ＬＥＣ２−１は未加入のためこの管理情報
には未だ含まれていない。ＡＴＭスイッチの接続ポート
は先に説明したポート番号である。
報説明図を示す。この管理情報は、図１に示したコンポ
ーネント３において、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５とが共有す
る管理情報６の内容である。図に示すように、この管理
情報には、ＥＬＡＮ２０の構成コンポーネント即ちＬＥ
Ｃ２−１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−３、ＬＥＣＳ、Ｌ
ＥＳ及びＢＵＳの各ＡＴＭアドレスと、その実装機能と
接続されているＡＴＭスイッチの接続ポートが示されて
いる。なお、ＬＥＣ２−１は未加入のためこの管理情報
には未だ含まれていない。ＡＴＭスイッチの接続ポート
は先に説明したポート番号である。
【００２７】図５には、第１実施例の動作フローチャー
トを示す。このフローチャート及び図１を参照しなが
ら、この実施例において、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ２０
に加入する場合の動作を説明する。まず、ＬＥＣ２−１
は、図示していないネットワークマネージャからＬＥＣ
Ｓ４のＡＴＭアドレスを取得する（ステップＳ１）。次
に、取得したＡＴＭアドレスを用いて、ＬＥＣ２−１は
ＬＥＣＳ４に対してコネクションを確立する（ステップ
Ｓ２）。コネクションが確立されるとＬＥＣＳ４に対し
て、ＬＥＳ５のＡＴＭアドレスの問い合わせを行い、Ｌ
ＥＳ５のＡＴＭアドレスを取得する（ステップＳ３）。
その際、ＬＥＣＳ４はＬＥＣ２−１に対してＬＥＳ５の
アドレスとして自分と同じＡＴＭアドレスを通知する。
ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５のＡＴＭアドレスが同一であるの
で、ＬＥＣ２−１はＬＥＣＳ４とＬＥＳ５が同一コンポ
ーネントに実装されていると判断し、ＬＥＳ５に対して
新たなコネクションを確立しない。
トを示す。このフローチャート及び図１を参照しなが
ら、この実施例において、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ２０
に加入する場合の動作を説明する。まず、ＬＥＣ２−１
は、図示していないネットワークマネージャからＬＥＣ
Ｓ４のＡＴＭアドレスを取得する（ステップＳ１）。次
に、取得したＡＴＭアドレスを用いて、ＬＥＣ２−１は
ＬＥＣＳ４に対してコネクションを確立する（ステップ
Ｓ２）。コネクションが確立されるとＬＥＣＳ４に対し
て、ＬＥＳ５のＡＴＭアドレスの問い合わせを行い、Ｌ
ＥＳ５のＡＴＭアドレスを取得する（ステップＳ３）。
その際、ＬＥＣＳ４はＬＥＣ２−１に対してＬＥＳ５の
アドレスとして自分と同じＡＴＭアドレスを通知する。
ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５のＡＴＭアドレスが同一であるの
で、ＬＥＣ２−１はＬＥＣＳ４とＬＥＳ５が同一コンポ
ーネントに実装されていると判断し、ＬＥＳ５に対して
新たなコネクションを確立しない。
【００２８】その後、既に確立されているＬＥＣＳ４へ
のコネクションを使用してＬＥＣ２−１はＬＥＳ５に対
してＥＬＡＮ２０への加入、登録手続きを行う（ステッ
プＳ４）。従って、この実施例によれば、ＬＥＣ２−１
からＬＥＳ５へのコネクションを確立する手順が不要に
なり、ＥＬＡＮ２０への加入手続きを簡略化することが
可能である。また、加入のための時間を短縮することも
可能である。更に、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ２０に加入
・登録されると、更新されたＬＥＳ５の管理テーブルは
ＬＥＣＳ４と共有される。従って、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ
５はＬＥＣ２−１の新規の加入等の際に相互に情報を交
換する必要がなく、情報交換のためのトラフィックを削
減することが可能である。しかも、管理情報を随時更新
し、最新情報を共有することができる。
のコネクションを使用してＬＥＣ２−１はＬＥＳ５に対
してＥＬＡＮ２０への加入、登録手続きを行う（ステッ
プＳ４）。従って、この実施例によれば、ＬＥＣ２−１
からＬＥＳ５へのコネクションを確立する手順が不要に
なり、ＥＬＡＮ２０への加入手続きを簡略化することが
可能である。また、加入のための時間を短縮することも
可能である。更に、ＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ２０に加入
・登録されると、更新されたＬＥＳ５の管理テーブルは
ＬＥＣＳ４と共有される。従って、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ
５はＬＥＣ２−１の新規の加入等の際に相互に情報を交
換する必要がなく、情報交換のためのトラフィックを削
減することが可能である。しかも、管理情報を随時更新
し、最新情報を共有することができる。
【００２９】〈第２実施例〉図１の実施例において、Ｌ
ＥＣＳ４とＬＥＳ５とを同一コンポーネント３に含める
ようにしたが、ＢＵＳ７をＬＥＣＳ４と同一コンポーネ
ントに含めることも可能である。その例は図１中のかっ
こ内に示した。この場合の動作を図６を用いて説明す
る。図６は、第２実施例の動作フローチャートである。
まず、ステップＳ１は、新たに加入するＬＥＣ２−１が
ネットワークマネージャからＬＥＣＳ４のＡＴＭアドレ
スを取得する処理である。これは、図５のステップＳ１
と対応し、同様の処理である。更に、ステップＳ２にお
いて、ＬＥＣＳ４とのコネクションを確立し、ステップ
Ｓ３において、ＬＥＣＳ４からＢＵＳ７のＡＴＭアドレ
スを取得する。
ＥＣＳ４とＬＥＳ５とを同一コンポーネント３に含める
ようにしたが、ＢＵＳ７をＬＥＣＳ４と同一コンポーネ
ントに含めることも可能である。その例は図１中のかっ
こ内に示した。この場合の動作を図６を用いて説明す
る。図６は、第２実施例の動作フローチャートである。
まず、ステップＳ１は、新たに加入するＬＥＣ２−１が
ネットワークマネージャからＬＥＣＳ４のＡＴＭアドレ
スを取得する処理である。これは、図５のステップＳ１
と対応し、同様の処理である。更に、ステップＳ２にお
いて、ＬＥＣＳ４とのコネクションを確立し、ステップ
Ｓ３において、ＬＥＣＳ４からＢＵＳ７のＡＴＭアドレ
スを取得する。
【００３０】図６のステップＳ２とステップＳ３の間
で、ＬＥＳ５との間のコネクション及びＬＡＮへの加入
登録手続きが必要な場合には、そのような手順が実行さ
れた後、ステップＳ３に移るものとする。ステップＳ３
でＬＥＣＳ４からＢＵＳ７のＡＴＭアドレスが取得され
たとき、ＬＥＣ２−１は、ＬＥＣＳ４とＢＵＳ７のＡＴ
Ｍアドレスが同一であることを認識する。そこで、ＢＵ
Ｓ７とのコネクション確立を省略し、ステップＳ４に移
り、ＬＥＣＳ４との間で既に確立されているコネクショ
ンを用いてＢＵＳ７に対しブロードキャスト対象の登録
手続きが実行される。これによって、ＢＵＳ７との間の
コネクション確立手順が省略され、更にＬＥＣＳ４とＢ
ＵＳ７との管理情報の共有によって相互の管理情報交換
を省略し、最新の管理情報を共有することができる。
で、ＬＥＳ５との間のコネクション及びＬＡＮへの加入
登録手続きが必要な場合には、そのような手順が実行さ
れた後、ステップＳ３に移るものとする。ステップＳ３
でＬＥＣＳ４からＢＵＳ７のＡＴＭアドレスが取得され
たとき、ＬＥＣ２−１は、ＬＥＣＳ４とＢＵＳ７のＡＴ
Ｍアドレスが同一であることを認識する。そこで、ＢＵ
Ｓ７とのコネクション確立を省略し、ステップＳ４に移
り、ＬＥＣＳ４との間で既に確立されているコネクショ
ンを用いてＢＵＳ７に対しブロードキャスト対象の登録
手続きが実行される。これによって、ＢＵＳ７との間の
コネクション確立手順が省略され、更にＬＥＣＳ４とＢ
ＵＳ７との管理情報の共有によって相互の管理情報交換
を省略し、最新の管理情報を共有することができる。
【００３１】なお、図１の実施例では、ＬＥＣＳ４とＬ
ＥＳ５とを同一コンポーネントに所属させ、第２の実施
例ではＬＥＣＳ４とＢＵＳ７とを同一コンポーネントに
属するようにした。この他に、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５と
ＢＵＳ７とをともに同一コンポーネントに共有させるこ
とも可能である。その場合にも、管理情報の共有や情報
交換の手順を省略できる効果がある。なお、ＬＥＳ５と
ＢＵＳ７のみを同一コンポーネントに含めてもよいが、
管理情報共有の効果は比較的少ない。
ＥＳ５とを同一コンポーネントに所属させ、第２の実施
例ではＬＥＣＳ４とＢＵＳ７とを同一コンポーネントに
属するようにした。この他に、ＬＥＣＳ４とＬＥＳ５と
ＢＵＳ７とをともに同一コンポーネントに共有させるこ
とも可能である。その場合にも、管理情報の共有や情報
交換の手順を省略できる効果がある。なお、ＬＥＳ５と
ＢＵＳ７のみを同一コンポーネントに含めてもよいが、
管理情報共有の効果は比較的少ない。
【００３２】〈第３実施例〉図７には、第３、第５実施
例の説明図を示す。図のＥＬＡＮ１０には、ＬＥＣ２−
１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−３、ＬＥＳ２１、ＬＥＣ
Ｓ２２、ＢＵＳ２３の各コンポーネントが設けられてい
る。そして、これらはいずれも物理的なコネクション８
−１〜８−６を介してＡＴＭスイッチ１に接続されてい
る。物理的なコネクション８−７は、ＢＵＳ２３からの
情報をＬＥＣＳ２２に通知するための一方向のコネクシ
ョンである。既に説明したように、ＬＥＳ２１、ＬＥＣ
Ｓ２２及びＢＵＳ２３は、それぞれＥＬＡＮ１０に関す
る管理情報を持っているが、一部重複した情報が存在す
る。そこで、この実施例では、例えばＢＵＳ２３からＬ
ＥＣＳ２２への間で情報伝達を容易にし、常に最新の情
報がＬＥＣＳ２２に通知されるようにしている。
例の説明図を示す。図のＥＬＡＮ１０には、ＬＥＣ２−
１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−３、ＬＥＳ２１、ＬＥＣ
Ｓ２２、ＢＵＳ２３の各コンポーネントが設けられてい
る。そして、これらはいずれも物理的なコネクション８
−１〜８−６を介してＡＴＭスイッチ１に接続されてい
る。物理的なコネクション８−７は、ＢＵＳ２３からの
情報をＬＥＣＳ２２に通知するための一方向のコネクシ
ョンである。既に説明したように、ＬＥＳ２１、ＬＥＣ
Ｓ２２及びＢＵＳ２３は、それぞれＥＬＡＮ１０に関す
る管理情報を持っているが、一部重複した情報が存在す
る。そこで、この実施例では、例えばＢＵＳ２３からＬ
ＥＣＳ２２への間で情報伝達を容易にし、常に最新の情
報がＬＥＣＳ２２に通知されるようにしている。
【００３３】以下、この実施例の動作を説明する。通常
のＥＬＡＮ１０では、ＬＥＳ、ＬＥＣＳ、ＢＵＳのよう
なＬＡＮエミュレートコンポーネントはそれぞれ１つず
つ存在している。このため、これらのＡＴＭアドレスが
予め固定的に設定されていることが多い。この実施例で
は、ＬＥＳ２１のＡＴＭアドレスをａ、ＬＥＣＳ２２の
ＡＴＭアドレスをｂ、ＢＵＳ２３のＡＴＭアドレスをｃ
と設定しておく。
のＥＬＡＮ１０では、ＬＥＳ、ＬＥＣＳ、ＢＵＳのよう
なＬＡＮエミュレートコンポーネントはそれぞれ１つず
つ存在している。このため、これらのＡＴＭアドレスが
予め固定的に設定されていることが多い。この実施例で
は、ＬＥＳ２１のＡＴＭアドレスをａ、ＬＥＣＳ２２の
ＡＴＭアドレスをｂ、ＢＵＳ２３のＡＴＭアドレスをｃ
と設定しておく。
【００３４】図８には、ＢＵＳ２３の管理情報２５の内
容説明図を示す。この実施例では、例えばＬＥＣ２−１
と２−２とを１番のブロードキャストグループに所属す
るよう設定している。また、ＬＥＣ２−２とＬＥＣ２−
３とを２番のブロードキャストグループに属するように
設定している。ＬＥＣＳ２２は、これら２組のブロード
キャストグループを一括して管理するものとする。具体
的には、この図に示すように、ＬＥＣ２−１のＡＴＭア
ドレスは１であり、ブロードキャストグループの１に属
するようＢＵＳ２３に登録されている。同様に、ＬＥＣ
２−２のＡＴＭアドレスは２でありブロードキャストグ
ループの１及び２に属するようＢＵＳ２３に登録されて
いる。ＬＥＣ２−３のＡＴＭアドレスは３であり、ブロ
ードキャストグループの２に属するようＢＵＳ２３に登
録されている。また、ＢＵＳ２３は設定情報としてＬＥ
ＣＳ２２のＡＴＭアドレスがｂであることを認識してい
る。そこで、ＬＥＣＳ２２をこの管理情報に登録し、Ｌ
ＥＣＳ２２の所属するブロードキャストグループをａｌ
ｌ（全て）と定義しておく。
容説明図を示す。この実施例では、例えばＬＥＣ２−１
と２−２とを１番のブロードキャストグループに所属す
るよう設定している。また、ＬＥＣ２−２とＬＥＣ２−
３とを２番のブロードキャストグループに属するように
設定している。ＬＥＣＳ２２は、これら２組のブロード
キャストグループを一括して管理するものとする。具体
的には、この図に示すように、ＬＥＣ２−１のＡＴＭア
ドレスは１であり、ブロードキャストグループの１に属
するようＢＵＳ２３に登録されている。同様に、ＬＥＣ
２−２のＡＴＭアドレスは２でありブロードキャストグ
ループの１及び２に属するようＢＵＳ２３に登録されて
いる。ＬＥＣ２−３のＡＴＭアドレスは３であり、ブロ
ードキャストグループの２に属するようＢＵＳ２３に登
録されている。また、ＢＵＳ２３は設定情報としてＬＥ
ＣＳ２２のＡＴＭアドレスがｂであることを認識してい
る。そこで、ＬＥＣＳ２２をこの管理情報に登録し、Ｌ
ＥＣＳ２２の所属するブロードキャストグループをａｌ
ｌ（全て）と定義しておく。
【００３５】ここで、ＬＥＣ２−１が新規にＥＬＡＮ１
０に加入する場合の動作を説明する。その加入手続き
は、図２を用いて説明した一般的なものと類似するが、
この実施例では次のような特徴がある。図９に、第３実
施例の動作フローチャートを示す。まず、ＬＥＣ２−１
は、ＢＵＳ２３のＡＴＭアドレスに対してコネクション
を確立し、ブロードキャストサービス対象のＬＥＣとし
て登録する（ステップＳ１）。ここで、ＢＵＳ２３はＬ
ＥＣ２−１の登録を受け付けると、図８に示した管理情
報を検索しブロードキャストグループがａｌｌに設定さ
れているＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを検索する。こ
うして、検索したＡＴＭアドレスｂに対して、コネクシ
ョン８−７を確立する（ステップＳ２）。更に、コネク
ション８−７を介して、ＬＥＣ２−１が新規にＥＬＡＮ
１０に加入し、そのＡＴＭアドレスが１であることをＬ
ＥＣＳ２２に対して通知する（ステップＳ３）。ＬＥＣ
Ｓ２２はその通知を受けて、ＬＥＣ２−１のＡＴＭアド
レスを自己の管理情報に追加し、ＥＬＡＮ１０の最新の
構成情報を維持することが可能となる（ステップＳ
４）。
０に加入する場合の動作を説明する。その加入手続き
は、図２を用いて説明した一般的なものと類似するが、
この実施例では次のような特徴がある。図９に、第３実
施例の動作フローチャートを示す。まず、ＬＥＣ２−１
は、ＢＵＳ２３のＡＴＭアドレスに対してコネクション
を確立し、ブロードキャストサービス対象のＬＥＣとし
て登録する（ステップＳ１）。ここで、ＢＵＳ２３はＬ
ＥＣ２−１の登録を受け付けると、図８に示した管理情
報を検索しブロードキャストグループがａｌｌに設定さ
れているＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを検索する。こ
うして、検索したＡＴＭアドレスｂに対して、コネクシ
ョン８−７を確立する（ステップＳ２）。更に、コネク
ション８−７を介して、ＬＥＣ２−１が新規にＥＬＡＮ
１０に加入し、そのＡＴＭアドレスが１であることをＬ
ＥＣＳ２２に対して通知する（ステップＳ３）。ＬＥＣ
Ｓ２２はその通知を受けて、ＬＥＣ２−１のＡＴＭアド
レスを自己の管理情報に追加し、ＥＬＡＮ１０の最新の
構成情報を維持することが可能となる（ステップＳ
４）。
【００３６】以上のように、第３の実施例によれば、Ｂ
ＵＳ２３の管理情報２５にＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレ
スを予め設定し、新規のＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ１０に
加入した場合に、加入したＬＥＣ２−１の情報を逐次Ｌ
ＥＣＳ２２に通知する。これによって、ＬＥＣＳ２２の
管理するＥＬＡＮ１０の構成情報を常に最新に維持する
ことができ、ＢＵＳ２３とＬＥＣＳ２２との間の情報共
有を可能にする。
ＵＳ２３の管理情報２５にＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレ
スを予め設定し、新規のＬＥＣ２−１がＥＬＡＮ１０に
加入した場合に、加入したＬＥＣ２−１の情報を逐次Ｌ
ＥＣＳ２２に通知する。これによって、ＬＥＣＳ２２の
管理するＥＬＡＮ１０の構成情報を常に最新に維持する
ことができ、ＢＵＳ２３とＬＥＣＳ２２との間の情報共
有を可能にする。
【００３７】なお、本実施例においては、新規のＬＥＣ
が登録された場合に、ＢＵＳ２３からＬＥＣＳ２２に対
してコネクションを確立したが、予めデフォルトの状態
でＢＵＳ２３とＬＥＣＳ２２との間にコネクションを確
立しておいても構わない。この第４の実施例によれば、
新たなＬＥＣのブロードキャストグループへの登録が受
け付けられると、コネクション確立手順（図９のステッ
プＳ２）を省略して自動的にＢＵＳからＬＥＣＳへの必
要な情報通知が実施されることになる。図１０は、第５
実施例の動作フローチャートである。上記実施例では、
ＢＵＳ２３がＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを設定して
おく例を示したが、図７に示すＬＥＳ２１が、その管理
情報中にＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを設定しておく
ようにしても構わない。この場合には、図１０に示すよ
うな動作が行われる。
が登録された場合に、ＢＵＳ２３からＬＥＣＳ２２に対
してコネクションを確立したが、予めデフォルトの状態
でＢＵＳ２３とＬＥＣＳ２２との間にコネクションを確
立しておいても構わない。この第４の実施例によれば、
新たなＬＥＣのブロードキャストグループへの登録が受
け付けられると、コネクション確立手順（図９のステッ
プＳ２）を省略して自動的にＢＵＳからＬＥＣＳへの必
要な情報通知が実施されることになる。図１０は、第５
実施例の動作フローチャートである。上記実施例では、
ＢＵＳ２３がＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを設定して
おく例を示したが、図７に示すＬＥＳ２１が、その管理
情報中にＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを設定しておく
ようにしても構わない。この場合には、図１０に示すよ
うな動作が行われる。
【００３８】まず、ステップＳ１において、ＬＥＣ２−
１がＬＥＳ２１に対しＥＬＡＮ１０への加入手続きを実
行する。次に、ステップＳ２において、ＬＥＳ２１は、
ＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを管理情報中から取得す
る。そして、コネクションを確立する。次に、ステップ
Ｓ３において、ＬＥＳ２１はＬＥＣ２−１に関する情報
をＬＥＣＳ２２に通知する。そして、ステップＳ４にお
いて、ＬＥＣＳ２２は管理情報を更新する。その効果等
は第３実施例と同様である。また、第６実施例として、
第４実施例と同様に、ＬＥＳ２１とＬＥＣＳ２２の間に
デフォルトの状態でコネクションを確立させておくこと
もできる。
１がＬＥＳ２１に対しＥＬＡＮ１０への加入手続きを実
行する。次に、ステップＳ２において、ＬＥＳ２１は、
ＬＥＣＳ２２のＡＴＭアドレスを管理情報中から取得す
る。そして、コネクションを確立する。次に、ステップ
Ｓ３において、ＬＥＳ２１はＬＥＣ２−１に関する情報
をＬＥＣＳ２２に通知する。そして、ステップＳ４にお
いて、ＬＥＣＳ２２は管理情報を更新する。その効果等
は第３実施例と同様である。また、第６実施例として、
第４実施例と同様に、ＬＥＳ２１とＬＥＣＳ２２の間に
デフォルトの状態でコネクションを確立させておくこと
もできる。
【００３９】〈第７実施例〉図１１は、第７実施例の説
明図を示す。このＥＬＡＮ１０は、図に示すようなコン
ポーネントＬＥＣ２−１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−
３、ＬＥＳ３１、ＬＥＣＳ３２及びＢＵＳ３３から構成
される。ＬＥＳ３１，ＬＥＣＳ３２，ＢＵＳ３３には、
それぞれ管理情報３６，３４，３５が設けられている。
また、これらは物理的なコネクション８−１〜８−６を
介してＡＴＭスイッチに接続されている。なお、この実
施例は、これまでの実施例と異なり、ＬＥＳ３１とＬＥ
ＣＳ３２の間及びＬＥＳ３１とＢＵＳ３３の間に、それ
ぞれ仮想的なコネクション８−７，８−８が確立される
点にある。
明図を示す。このＥＬＡＮ１０は、図に示すようなコン
ポーネントＬＥＣ２−１、ＬＥＣ２−２、ＬＥＣ２−
３、ＬＥＳ３１、ＬＥＣＳ３２及びＢＵＳ３３から構成
される。ＬＥＳ３１，ＬＥＣＳ３２，ＢＵＳ３３には、
それぞれ管理情報３６，３４，３５が設けられている。
また、これらは物理的なコネクション８−１〜８−６を
介してＡＴＭスイッチに接続されている。なお、この実
施例は、これまでの実施例と異なり、ＬＥＳ３１とＬＥ
ＣＳ３２の間及びＬＥＳ３１とＢＵＳ３３の間に、それ
ぞれ仮想的なコネクション８−７，８−８が確立される
点にある。
【００４０】本発明の課題において説明したように、Ｌ
ＥＳ３１、ＬＥＣＳ３２及びＢＵＳ３３は、いずれもＥ
ＬＡＮ１０に関する管理情報３６，３４，３５を持って
いるが、それぞれ一部重複した情報を管理している。従
って、これらの設定や更新は、それぞれに対するＬＥＣ
からのコネクションを介して実施される。しかしなが
ら、これでは管理情報を常に最新の状態に維持するため
に、トラフィックの増加が懸念される。この実施例で
は、このような問題を解決する。
ＥＳ３１、ＬＥＣＳ３２及びＢＵＳ３３は、いずれもＥ
ＬＡＮ１０に関する管理情報３６，３４，３５を持って
いるが、それぞれ一部重複した情報を管理している。従
って、これらの設定や更新は、それぞれに対するＬＥＣ
からのコネクションを介して実施される。しかしなが
ら、これでは管理情報を常に最新の状態に維持するため
に、トラフィックの増加が懸念される。この実施例で
は、このような問題を解決する。
【００４１】通常のＥＬＡＮ１０においては、ＬＡＮエ
ミュレーションコンポーネントはＥＬＡＮ１０にそれぞ
れ１つずつ存在する。従って、そのＡＴＭアドレスは、
運用前に予め設定される情報として規定されることが多
い。この実施例では、例えば、ＬＥＳ３１、ＬＥＣＳ３
２、ＢＵＳ３３に、それぞれａ，ｂ，ｃというＡＴＭア
ドレスが設定されているものとする。
ミュレーションコンポーネントはＥＬＡＮ１０にそれぞ
れ１つずつ存在する。従って、そのＡＴＭアドレスは、
運用前に予め設定される情報として規定されることが多
い。この実施例では、例えば、ＬＥＳ３１、ＬＥＣＳ３
２、ＢＵＳ３３に、それぞれａ，ｂ，ｃというＡＴＭア
ドレスが設定されているものとする。
【００４２】図１２は、第７実施例の動作フローチャー
トである。図１１を参照しながらＬＥＣ２−１が新規に
ＥＬＡＮ１０に加入する場合の動作を説明する。まず、
ステップＳ１において、ＬＥＣ２−１がＬＥＳ３７に対
して、ＥＬＡＮ１０への加入手続きを実行する。ＬＥＣ
２−１は、ＬＥＳ３１に対して加入・登録手続きを行う
際に、通常申告するＬＡＮタイプ等のパラメータの他
に、自分が加入したいブロードキャストあるいはマルチ
キャストグループに関するパラメータも申告する。この
パラメータは通常、ＬＥＣ２−１がＢＵＳ３３に登録を
要求する際に申告するパラメータである。従来、ＬＥＣ
２−１は、個々にＬＥＳ３１、ＢＵＳ３３等に対して加
入・登録手続きを行うが、申告するべきパラメータは当
初から確定しており、この実施例では一度にＬＥＳ３１
に対して申告する。
トである。図１１を参照しながらＬＥＣ２−１が新規に
ＥＬＡＮ１０に加入する場合の動作を説明する。まず、
ステップＳ１において、ＬＥＣ２−１がＬＥＳ３７に対
して、ＥＬＡＮ１０への加入手続きを実行する。ＬＥＣ
２−１は、ＬＥＳ３１に対して加入・登録手続きを行う
際に、通常申告するＬＡＮタイプ等のパラメータの他
に、自分が加入したいブロードキャストあるいはマルチ
キャストグループに関するパラメータも申告する。この
パラメータは通常、ＬＥＣ２−１がＢＵＳ３３に登録を
要求する際に申告するパラメータである。従来、ＬＥＣ
２−１は、個々にＬＥＳ３１、ＢＵＳ３３等に対して加
入・登録手続きを行うが、申告するべきパラメータは当
初から確定しており、この実施例では一度にＬＥＳ３１
に対して申告する。
【００４３】一方、ＬＥＳ３１は、ＥＬＡＮ１０内のＬ
ＡＮエミュレーションコンポーネントのアドレス解決を
行うコンポーネントであり、ＥＬＡＮ１０内の全てのＡ
ＴＭアドレス等の情報を持っている。従って、ＬＥＳ３
１はＬＥＣ２−１の登録を受け付けると、自己の管理テ
ーブルを検索し、まずＬＥＣＳ３２のＡＴＭアドレスを
検索する。次に、検索したＡＴＭアドレスに対してコネ
クションを確立する（ステップＳ２）。更に、ＬＥＣＳ
３２に対して、ＬＥＣ２−１が新規にＥＬＡＮ１０に加
入した旨及びそのＡＴＭアドレスを通知する。この通知
を受けたことによって、ＬＥＣＳ３２はＥＬＡＮ１０の
最新の構成情報をその管理情報３４に書き加えることが
可能になる。
ＡＮエミュレーションコンポーネントのアドレス解決を
行うコンポーネントであり、ＥＬＡＮ１０内の全てのＡ
ＴＭアドレス等の情報を持っている。従って、ＬＥＳ３
１はＬＥＣ２−１の登録を受け付けると、自己の管理テ
ーブルを検索し、まずＬＥＣＳ３２のＡＴＭアドレスを
検索する。次に、検索したＡＴＭアドレスに対してコネ
クションを確立する（ステップＳ２）。更に、ＬＥＣＳ
３２に対して、ＬＥＣ２−１が新規にＥＬＡＮ１０に加
入した旨及びそのＡＴＭアドレスを通知する。この通知
を受けたことによって、ＬＥＣＳ３２はＥＬＡＮ１０の
最新の構成情報をその管理情報３４に書き加えることが
可能になる。
【００４４】また、ＬＥＳ３７は自己の管理情報３６か
らＢＵＳ３３のＡＴＭアドレスを検索し、検索したＡＴ
Ｍアドレスに対してコネクションを確立する（ステップ
Ｓ２）。こうして、ＢＵＳ３３に対してＬＥＣ２−１が
新規にＥＬＡＮ１０に加入した旨と、そのＡＴＭアドレ
スとＬＥＣ２−１が加入するブロードキャストグループ
を通知する（ステップＳ３）。この通知を受けることに
よって、ＢＵＳ３３は管理情報３５を更新し、ＬＥＣ２
−１のＡＴＭアドレスとブロードキャストグループの情
報を管理することが可能になる（ステップＳ４）。
らＢＵＳ３３のＡＴＭアドレスを検索し、検索したＡＴ
Ｍアドレスに対してコネクションを確立する（ステップ
Ｓ２）。こうして、ＢＵＳ３３に対してＬＥＣ２−１が
新規にＥＬＡＮ１０に加入した旨と、そのＡＴＭアドレ
スとＬＥＣ２−１が加入するブロードキャストグループ
を通知する（ステップＳ３）。この通知を受けることに
よって、ＢＵＳ３３は管理情報３５を更新し、ＬＥＣ２
−１のＡＴＭアドレスとブロードキャストグループの情
報を管理することが可能になる（ステップＳ４）。
【００４５】以上のように、この第７実施例によれば、
ＬＥＣ２−１がＬＥＳ３１に新規に加入登録する際に、
自己に関連する全てのパラメータを申告し、この申告を
受けてＬＥＳ３１がＬＥＣ２−１に関する必要な情報を
ＬＥＣＳ３２とＢＵＳ３３に通知し、これらの情報を共
有することが可能になる。更に、ＬＥＣ２−１は、ＢＵ
Ｓ３３に対して個別の登録手続きを行う必要がなくな
る。従って、トラフィック低減の効果がある。なお、こ
の実施例では、新規のＬＥＣが登録された場合に、ＬＥ
ＳやＬＥＣＳ、ＢＵＳに対してコネクションを確立する
が、このコネクションはデータダイレクトＶＣＣでもあ
るいは新規にサービスコンポーネント間を接続するコネ
クションであっても構わない。
ＬＥＣ２−１がＬＥＳ３１に新規に加入登録する際に、
自己に関連する全てのパラメータを申告し、この申告を
受けてＬＥＳ３１がＬＥＣ２−１に関する必要な情報を
ＬＥＣＳ３２とＢＵＳ３３に通知し、これらの情報を共
有することが可能になる。更に、ＬＥＣ２−１は、ＢＵ
Ｓ３３に対して個別の登録手続きを行う必要がなくな
る。従って、トラフィック低減の効果がある。なお、こ
の実施例では、新規のＬＥＣが登録された場合に、ＬＥ
ＳやＬＥＣＳ、ＢＵＳに対してコネクションを確立する
が、このコネクションはデータダイレクトＶＣＣでもあ
るいは新規にサービスコンポーネント間を接続するコネ
クションであっても構わない。
【００４６】
【発明の効果】以上説明した本発明のＬＡＮエミュレー
ション方法によれば、次のような効果がある。 (1) ＬＥＣＳとＬＥＳとがエミュレートされた同一コン
ポーネントに実装され、両者がエミュレートされたＬＡ
Ｎの管理情報を共有して、ＬＥＣがＬＥＣＳとのコネク
ションを確立してから、そのコネクションを用いてＬＥ
Ｓに対しＥＬＡＮへの加入登録手続きを実行するように
すれば、ＬＥＣＳとＬＥＳとの間の情報交換が不要にな
り、トラフィックを削減できる。また、ＬＥＣとＬＥＳ
とのコネクション確立手順も不要になり手続きも簡略化
できる。 (2) ＬＥＣＳとＢＵＳとが同一コンポーネントに実装さ
れ、ＥＬＡＮの管理情報を共有し、ＬＥＳがＬＥＣＳと
の間のコネクションを確立した後、そのコネクションを
用いてＢＵＳに対しブロードキャスト対象の登録手続き
を実行するようにすれば、(1) の場合と同様情報交換が
不要となり、ＬＥＣの手続きも簡略化される。
ション方法によれば、次のような効果がある。 (1) ＬＥＣＳとＬＥＳとがエミュレートされた同一コン
ポーネントに実装され、両者がエミュレートされたＬＡ
Ｎの管理情報を共有して、ＬＥＣがＬＥＣＳとのコネク
ションを確立してから、そのコネクションを用いてＬＥ
Ｓに対しＥＬＡＮへの加入登録手続きを実行するように
すれば、ＬＥＣＳとＬＥＳとの間の情報交換が不要にな
り、トラフィックを削減できる。また、ＬＥＣとＬＥＳ
とのコネクション確立手順も不要になり手続きも簡略化
できる。 (2) ＬＥＣＳとＢＵＳとが同一コンポーネントに実装さ
れ、ＥＬＡＮの管理情報を共有し、ＬＥＳがＬＥＣＳと
の間のコネクションを確立した後、そのコネクションを
用いてＢＵＳに対しブロードキャスト対象の登録手続き
を実行するようにすれば、(1) の場合と同様情報交換が
不要となり、ＬＥＣの手続きも簡略化される。
【００４７】(3) ＢＵＳの管理情報中にＬＥＣＳのＡＴ
Ｍアドレスを設定しておき、ＬＥＣが加入したとき、そ
の情報を逐次ＬＥＣＳに通知してその管理情報を更新す
るようにすれば、ＬＥＣＳはＥＬＡＮの構成情報を常に
最新にすることが可能になり、ＢＵＳとＬＥＣＳとの間
の情報共有ができる。ＢＵＳとＬＥＣＳとの間をデフォ
ルトの状態で接続するコネクションを設けておけば、更
にこのような情報の通知が容易になる。ＢＵＳの代わり
にＬＥＳの管理情報中にＬＥＣＳのＡＴＭアドレスを設
定しておくことにより、同様の効果が得られる。また、
デフォルトの状態でＬＥＳとＬＥＣＳとの間を接続する
コネクションを設けておいても同様である。
Ｍアドレスを設定しておき、ＬＥＣが加入したとき、そ
の情報を逐次ＬＥＣＳに通知してその管理情報を更新す
るようにすれば、ＬＥＣＳはＥＬＡＮの構成情報を常に
最新にすることが可能になり、ＢＵＳとＬＥＣＳとの間
の情報共有ができる。ＢＵＳとＬＥＣＳとの間をデフォ
ルトの状態で接続するコネクションを設けておけば、更
にこのような情報の通知が容易になる。ＢＵＳの代わり
にＬＥＳの管理情報中にＬＥＣＳのＡＴＭアドレスを設
定しておくことにより、同様の効果が得られる。また、
デフォルトの状態でＬＥＳとＬＥＣＳとの間を接続する
コネクションを設けておいても同様である。
【００４８】(4) ＬＥＣがＥＬＡＮへ加入する場合に、
ＬＥＳに対しそのＬＥＣに関する全てのパラメータを通
知してＬＥＣがＬＥＣＳとＢＵＳに対してコネクション
を確立し、必要な全てのパラメータをこれに通知するよ
うにすれば、最新の情報を共有し、更新することが可能
になるばかりでなく、ＬＥＣによる加入手続きも十分に
簡略化される。
ＬＥＳに対しそのＬＥＣに関する全てのパラメータを通
知してＬＥＣがＬＥＣＳとＢＵＳに対してコネクション
を確立し、必要な全てのパラメータをこれに通知するよ
うにすれば、最新の情報を共有し、更新することが可能
になるばかりでなく、ＬＥＣによる加入手続きも十分に
簡略化される。
【図１】第１実施例の説明図である。
【図２】エミュレートされたＬＡＮのコネクションであ
る。
る。
【図３】（ａ）はＬＥＣＳの管理情報説明図、（ｂ）は
ＬＥＳの管理情報説明図である。
ＬＥＳの管理情報説明図である。
【図４】第１実施例のＬＥＣＳの管理情報説明図であ
る。
る。
【図５】第１実施例の動作フローチャートである。
【図６】第２実施例の動作フローチャートである。
【図７】第３、第５実施例の説明図である。
【図８】ＢＵＳの管理情報説明図である。
【図９】第３実施例の動作フローチャートである。
【図１０】第５実施例の動作フローチャートである。
【図１１】第７実施例の説明図である。
【図１２】第７実施例の動作フローチャートである。
１ ＡＴＭスイッチ ２−１〜２−３ ＬＥＣ ３ コンポーネント ４ ＬＥＣＳ ５ ＬＥＳ ６ 管理情報 ７ ＢＵＳ １０ ＥＬＡＮ
Claims (7)
- 【請求項１】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬＡＮエミュレ
ーションサービスとを同一コンポーネントに実装し、 このＬＡＮコンフィグレーションサービスとＬＡＮエミ
ュレーションサービスとが、エミュレートされたＬＡＮ
の管理情報を共有し、 ＬＡＮエミュレーションクライアントは、 ＬＡＮコンフィグレーションサービスのＡＴＭアドレス
を取得してコネクションを確立してから、ＬＡＮエミュ
レーションサービスのＡＴＭアドレスを取得して、 既にＬＡＮコンフィグレーションサービスとの間で確立
したコネクションを用いて、ＬＡＮエミュレーションサ
ービスに対し、エミュレートされたＬＡＮへの加入登録
手続きを実行することを特徴とするＬＡＮエミュレーシ
ョン方法。 - 【請求項２】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ＬＡＮコンフィグレーションサービスとブロードキャス
トサービスとを同一コンポーネントに実装し、 このＬＡＮコンフィグレーションサービスとブロードキ
ャストサービスとが、エミュレートされたＬＡＮの管理
情報を共有し、 ＬＡＮエミュレーションクライアントは、 ＬＡＮコンフィグレーションサービスからＡＴＭアドレ
スを取得してコネクションを確立した後、ブロードキャ
ストサービスのＡＴＭアドレスを取得して、 既にＬＡＮコンフィグレーションサービスとの間で確立
したコネクションを用いて、ブロードキャストサービス
に対し、ブロードキャスト対象の登録手続きを実行する
ことを特徴とするＬＡＮエミュレーション方法。 - 【請求項３】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ブロードキャストサービスの管理情報中に、予めＬＡＮ
コンフィグレーションサービスのＡＴＭアドレスを設定
しておき、 エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレー
ションクライアントが加入したとき、ブロードキャスト
サービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアントに関
する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサービス
に通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービスの管
理情報を更新することを特徴とするＬＡＮエミュレーシ
ョン方法。 - 【請求項４】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ブロードキャストサービスとＬＡＮコンフィグレーショ
ンサービスとの間をデフォルトの状態で接続するコネク
ションを設けておき、 エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレー
ションクライアントが加入したとき、ブロードキャスト
サービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアントに関
する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサービス
に通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービスの管
理情報を更新することを特徴とするＬＡＮエミュレーシ
ョン方法。 - 【請求項５】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ＬＡＮエミュレーションサービスの管理情報中に、予め
ＬＡＮコンフィグレーションサービスのＡＴＭアドレス
を設定しておき、 エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレー
ションクライアントが加入したとき、ＬＡＮエミュレー
ションサービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアン
トに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサ
ービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービ
スの管理情報を更新することを特徴とするＬＡＮエミュ
レーション方法。 - 【請求項６】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 ＬＡＮエミュレーションサービスとＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスとの間をデフォルトの状態で接続する
コネクションを設けておき、 エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレー
ションクライアントが加入したとき、ＬＡＮエミュレー
ションサービスが、ＬＡＮエミュレーションクライアン
トに関する情報を、逐次ＬＡＮコンフィグレーションサ
ービスに通知して、ＬＡＮコンフィグレーションサービ
スの管理情報を更新することを特徴とするＬＡＮエミュ
レーション方法。 - 【請求項７】 ＡＴＭＬＡＮ（非同期転送モードを使用
したローカルエリアネットワーク）で、既存のＬＡＮア
プリケーションを使用するために必要なＬＡＮエミュレ
ーションを実行する場合において、 エミュレートされたＬＡＮへ、新たなＬＡＮエミュレー
ションクライアントが加入するとき、 ＬＡＮエミュレーションクライアントは、そのＬＡＮエ
ミュレーションクライアントに関する全てのパラメータ
をＬＡＮエミュレーションサービスに通知し、 ＬＡＮエミュレーションサービスは、 ＬＡＮコンフィグレーションサービスとブロードキャス
トサービスに対してコネクションを確立するとともに、 新たに加入したＬＡＮエミュレーションクライアントに
関する必要な全てのパラメータを、ＬＡＮコンフィグレ
ーションサービスとブロードキャストサービスに通知す
ることを特徴とするＬＡＮエミュレーション方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156825A JPH08331152A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Ｌａｎエミュレーション方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156825A JPH08331152A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Ｌａｎエミュレーション方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331152A true JPH08331152A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15636177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156825A Pending JPH08331152A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Ｌａｎエミュレーション方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08331152A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6671281B1 (en) | 1998-12-03 | 2003-12-30 | Nec Corporation | ATM LAN emulation network having LECS for providing ATM address of LES of target ELAN |
| US6860102B2 (en) | 2001-12-18 | 2005-03-01 | Hyundai Motor Company | Stator for a torque converter of a vehicle |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7156825A patent/JPH08331152A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6671281B1 (en) | 1998-12-03 | 2003-12-30 | Nec Corporation | ATM LAN emulation network having LECS for providing ATM address of LES of target ELAN |
| US6860102B2 (en) | 2001-12-18 | 2005-03-01 | Hyundai Motor Company | Stator for a torque converter of a vehicle |
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