JPH08331034A - 衛星通信システムにおける中継システム - Google Patents
衛星通信システムにおける中継システムInfo
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- JPH08331034A JPH08331034A JP8100435A JP10043596A JPH08331034A JP H08331034 A JPH08331034 A JP H08331034A JP 8100435 A JP8100435 A JP 8100435A JP 10043596 A JP10043596 A JP 10043596A JP H08331034 A JPH08331034 A JP H08331034A
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- H04B7/14—Relay systems
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- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
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- H04B7/1856—Arrangements for managing communications, i.e. for setting up, maintaining or releasing a call between stations for call routing
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- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
- H04B7/195—Non-synchronous stations
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低地球軌道(LEO)衛星通信システムにお
いて、重複している足跡状を使用して、システムの連結
性を増やし、サービスの可用性を拡大する。 【解決手段】 本発明は、少なくとも2つの衛星のサー
ビス領域が重複している地上領域にある少なくとも1つ
のLEOS中継局70を使用して、一方のサービス領域
に接続しているゲートウェイ18Aから他方のサービス
領域に接続しているゲートウェイ18Bに通信を中継す
る。複数のゲートウェイやサービス領域を介して音声な
どの通信を送るために、複数のLEOS中継局が設けら
れて、基礎をなす地球通信システムのかなりの部分を周
回させることができる。
いて、重複している足跡状を使用して、システムの連結
性を増やし、サービスの可用性を拡大する。 【解決手段】 本発明は、少なくとも2つの衛星のサー
ビス領域が重複している地上領域にある少なくとも1つ
のLEOS中継局70を使用して、一方のサービス領域
に接続しているゲートウェイ18Aから他方のサービス
領域に接続しているゲートウェイ18Bに通信を中継す
る。複数のゲートウェイやサービス領域を介して音声な
どの通信を送るために、複数のLEOS中継局が設けら
れて、基礎をなす地球通信システムのかなりの部分を周
回させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に低地球軌道(以下、LEOと称す)衛星を含む
通信システムに関する。
し、特に低地球軌道(以下、LEOと称す)衛星を含む
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星を含む通信システムは、例えば19
94年4月12日に特許となり「無線電話・衛星移動シ
ステム(Wireless Telephone/Satellite Roaming Syste
m )」の名称を有するロバート A.ウィーデマン(Ro
bert A. Wiedeman)の米国特許第5,303,286号
などの多数の米国特許や、外国特許、さらには様々な刊
行物により周知である。
94年4月12日に特許となり「無線電話・衛星移動シ
ステム(Wireless Telephone/Satellite Roaming Syste
m )」の名称を有するロバート A.ウィーデマン(Ro
bert A. Wiedeman)の米国特許第5,303,286号
などの多数の米国特許や、外国特許、さらには様々な刊
行物により周知である。
【0003】本発明の対象は、低地球軌道にある複数の
衛星を使用している、「LEO」システムや "LEO
S" と呼ばれる通信システムの分野である。LEOS
は、地上の信号の足跡状、すなわちフットプリント(fo
otprints)のパターンが移動することに特徴がある。衛
星は地球の周囲に軌道を描いて周回しているので、地上
において、各足跡状は衛星によって送信され受信される
ビームのサービスエリア、すなわちサービス領域に相当
する。衛星は、ゲートウェイと呼ばれる地上局と通信を
行う。
衛星を使用している、「LEO」システムや "LEO
S" と呼ばれる通信システムの分野である。LEOS
は、地上の信号の足跡状、すなわちフットプリント(fo
otprints)のパターンが移動することに特徴がある。衛
星は地球の周囲に軌道を描いて周回しているので、地上
において、各足跡状は衛星によって送信され受信される
ビームのサービスエリア、すなわちサービス領域に相当
する。衛星は、ゲートウェイと呼ばれる地上局と通信を
行う。
【0004】LEOに配列された衛星において、2つ以
上の衛星の足跡状やサービスエリアが重複することはよ
くあることである。サービスエリアの重複によって、地
上の受信機は、サービスエリアが重複している複数の衛
星から同時に通信信号を受信することができ、また、か
かる衛星を介して通信信号を同時に送信することもでき
る。複数の衛星を介して同じ信号の多重コピーを受信す
る受信機にに対しては、マルチパスによるフェージング
や信号の遮断による影響をかなり減らすことができる。
この点については、1993年8月3日に特許となり
「中継器ダイバーシチスペクトラム拡散通信システム」
と題名が付されたステファン A.アメスによる米国特
許第5,233,626号に開示されている。
上の衛星の足跡状やサービスエリアが重複することはよ
くあることである。サービスエリアの重複によって、地
上の受信機は、サービスエリアが重複している複数の衛
星から同時に通信信号を受信することができ、また、か
かる衛星を介して通信信号を同時に送信することもでき
る。複数の衛星を介して同じ信号の多重コピーを受信す
る受信機にに対しては、マルチパスによるフェージング
や信号の遮断による影響をかなり減らすことができる。
この点については、1993年8月3日に特許となり
「中継器ダイバーシチスペクトラム拡散通信システム」
と題名が付されたステファン A.アメスによる米国特
許第5,233,626号に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】中継器ダイバーシチを
使用する通信システムは、スペクトラム拡散(以下、S
Sと称す)技術を使用し、通信容量を最大限に活用する
ために変調方式として符号分割多元接続(以下、CDM
Aと称す)も使用している。しかし、上記システムにお
いて、衛星の足跡状と生成される内部ビームとによって
重複領域をできる限り広く採って、フェージングや遮蔽
を減らすためにダイバーシチ技術の使用を最大限に活用
することが求められている。
使用する通信システムは、スペクトラム拡散(以下、S
Sと称す)技術を使用し、通信容量を最大限に活用する
ために変調方式として符号分割多元接続(以下、CDM
Aと称す)も使用している。しかし、上記システムにお
いて、衛星の足跡状と生成される内部ビームとによって
重複領域をできる限り広く採って、フェージングや遮蔽
を減らすためにダイバーシチ技術の使用を最大限に活用
することが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、LEO
衛星通信システムにおいて重複している足跡状を使用し
てシステムの連結性を増大せしめ、サービスの可用性を
拡大せしめることである。特に、本発明は、少なくとも
2つの衛星のサービス領域が重複している地上領域に配
置された少なくとも1つのLEOS中継局を使用して、
第1サービス領域と接続しているゲートウェイから第2
サービス領域と接続しているゲートウェイへの通信の中
継を開示する。音声通信などの通信を、複数のサービス
領域やゲートウェイを介して送るために、複数のLEO
S中継局が設けらて、基礎をなす通信システムのかなり
の部分を周回させることができる。
衛星通信システムにおいて重複している足跡状を使用し
てシステムの連結性を増大せしめ、サービスの可用性を
拡大せしめることである。特に、本発明は、少なくとも
2つの衛星のサービス領域が重複している地上領域に配
置された少なくとも1つのLEOS中継局を使用して、
第1サービス領域と接続しているゲートウェイから第2
サービス領域と接続しているゲートウェイへの通信の中
継を開示する。音声通信などの通信を、複数のサービス
領域やゲートウェイを介して送るために、複数のLEO
S中継局が設けらて、基礎をなす通信システムのかなり
の部分を周回させることができる。
【0007】特に、本発明は、各々が地上にサービス領
域を有する複数の低地球軌道(LEO)通信衛星ととも
に使用するために地上に設けられた中継局を開示する。
中継局は、第1サービス領域に対応する第1LEO通信
衛星からのダウンリンク送信を受信するとともに受信し
た送信を第1サービス領域と重複する第2サービス領域
に対応する第2LEO通信衛星にアップリンクを介して
送信する第1トランシーバを含む。中継局は、さらに、
第2サービス領域に対応する第2LEO通信衛星からの
ダウンリンク送信を受信するとともに受信した送信を第
1サービス領域に対応する第1LEO通信衛星にアップ
リンクを介して送信する第2トランシーバを含む。中継
局は、さらに、第1LEO通信衛星から受信した呼出要
求送信を復調する復調器と、復調した呼出要求送信から
電話をつなぐ宛先情報を抽出するとともにアップリンク
送信を受信するLEO通信衛星を選択するコントローラ
とを含む。
域を有する複数の低地球軌道(LEO)通信衛星ととも
に使用するために地上に設けられた中継局を開示する。
中継局は、第1サービス領域に対応する第1LEO通信
衛星からのダウンリンク送信を受信するとともに受信し
た送信を第1サービス領域と重複する第2サービス領域
に対応する第2LEO通信衛星にアップリンクを介して
送信する第1トランシーバを含む。中継局は、さらに、
第2サービス領域に対応する第2LEO通信衛星からの
ダウンリンク送信を受信するとともに受信した送信を第
1サービス領域に対応する第1LEO通信衛星にアップ
リンクを介して送信する第2トランシーバを含む。中継
局は、さらに、第1LEO通信衛星から受信した呼出要
求送信を復調する復調器と、復調した呼出要求送信から
電話をつなぐ宛先情報を抽出するとともにアップリンク
送信を受信するLEO通信衛星を選択するコントローラ
とを含む。
【0008】本発明の好ましい実施例において、復調器
は、第1LEO通信衛星から受信したスペクトラム拡散
信号を逆拡散してトラッキングを行う回路を含む。
は、第1LEO通信衛星から受信したスペクトラム拡散
信号を逆拡散してトラッキングを行う回路を含む。
【0009】
【実施例】本発明の特徴を、添付図面を参照しながら以
下の本発明の詳細な説明に基づきより明らかにする。図
1に、本発明の好ましい実施例での使用に適した衛星通
信システム10の好ましい実施例を一例として示す。本
発明を詳細に説明する前に、通信システム10の説明を
最初に行い、本発明をより完全に理解するものとする。
下の本発明の詳細な説明に基づきより明らかにする。図
1に、本発明の好ましい実施例での使用に適した衛星通
信システム10の好ましい実施例を一例として示す。本
発明を詳細に説明する前に、通信システム10の説明を
最初に行い、本発明をより完全に理解するものとする。
【0010】通信システム10は、概念的に、複数のセ
グメント1,2,3,4に分割される。セグメント1は
宇宙セグメントであり、セグメント2はユーザセグメン
トであり、セグメント3は地上(または地球)セグメン
トであり、セグメント4は電話システム基盤セグメント
4、または電話システム支援セグメント4となってい
る。
グメント1,2,3,4に分割される。セグメント1は
宇宙セグメントであり、セグメント2はユーザセグメン
トであり、セグメント3は地上(または地球)セグメン
トであり、セグメント4は電話システム基盤セグメント
4、または電話システム支援セグメント4となってい
る。
【0011】本発明の好ましい実施例において、例えば
1414kmの低地球軌道(LEO)に全部で48の衛
星が存在している。衛星12は8つの軌道面に分布して
おり、1軌道面当たり6つの衛星が等間隔に配置されて
いる。すなわち、48の衛星は、ウォーカー配列(Walk
er constellation)を採っている。この軌道面は、赤道
に対して52度傾斜しており、各衛星は、114分毎に
1回軌道を周回する。これによって、ほぼ地球全体をサ
ービスエリア、すなわち有効領域とすることができる。
さらに、南緯70度と北緯70度との間に位置するユー
ザの1人に対して、任意の時刻にユーザの視野には少な
くとも2つの衛星が存在していることが好ましい。この
ように、ユーザは、地上局としてのゲートウェイ(以
下、GWと称す)18のサービスエリア内の地上の任意
の一地点と、地上の他の地点と、の間で、1つ以上のゲ
ートウェイ18と1つ以上の衛星12とを経由して、場
合によっては電話基盤セグメント4も使用して、さらに
はPSTNを介して、通信を行うことができる。
1414kmの低地球軌道(LEO)に全部で48の衛
星が存在している。衛星12は8つの軌道面に分布して
おり、1軌道面当たり6つの衛星が等間隔に配置されて
いる。すなわち、48の衛星は、ウォーカー配列(Walk
er constellation)を採っている。この軌道面は、赤道
に対して52度傾斜しており、各衛星は、114分毎に
1回軌道を周回する。これによって、ほぼ地球全体をサ
ービスエリア、すなわち有効領域とすることができる。
さらに、南緯70度と北緯70度との間に位置するユー
ザの1人に対して、任意の時刻にユーザの視野には少な
くとも2つの衛星が存在していることが好ましい。この
ように、ユーザは、地上局としてのゲートウェイ(以
下、GWと称す)18のサービスエリア内の地上の任意
の一地点と、地上の他の地点と、の間で、1つ以上のゲ
ートウェイ18と1つ以上の衛星12とを経由して、場
合によっては電話基盤セグメント4も使用して、さらに
はPSTNを介して、通信を行うことができる。
【0012】なお、システム10の上記記載は、本発明
の使用が見られる通信システムの適切な実施例を表した
にすぎない。すなわち、上述の通信システムの詳細によ
って、本発明は制限されるものではない。システム10
の説明を続けると、衛星12の間のソフト転送(すなわ
ち、ハンドオフ)処理や、各衛星によって伝送される1
6のスポットビーム(図4参照)の各々の間でのソフト
転送(ハンドオフ)処理によって、スペクトラム拡散
(以下、SSと称す)技術や符号分割多元接続(以下、
CDMAと称す)技術を介して非破壊の通信が行われ
る。様々なスペクトラム拡散CDMA(以下、SS−C
DMAと称す)技術やプロトコルを用いることができる
が、適したSS−CDMA技術は、TIA/EIA暫定
標準「2重モード広域スペクトラム拡散セルラシステム
のための移動局を含む局互換性標準(Mobile Station-B
ase Station Compatibility Standard for Dual-Mode W
ideband Spread Spectrum Cellular System )」TIA
/EIA/IS−95(1993年7月)と似ている。
の使用が見られる通信システムの適切な実施例を表した
にすぎない。すなわち、上述の通信システムの詳細によ
って、本発明は制限されるものではない。システム10
の説明を続けると、衛星12の間のソフト転送(すなわ
ち、ハンドオフ)処理や、各衛星によって伝送される1
6のスポットビーム(図4参照)の各々の間でのソフト
転送(ハンドオフ)処理によって、スペクトラム拡散
(以下、SSと称す)技術や符号分割多元接続(以下、
CDMAと称す)技術を介して非破壊の通信が行われ
る。様々なスペクトラム拡散CDMA(以下、SS−C
DMAと称す)技術やプロトコルを用いることができる
が、適したSS−CDMA技術は、TIA/EIA暫定
標準「2重モード広域スペクトラム拡散セルラシステム
のための移動局を含む局互換性標準(Mobile Station-B
ase Station Compatibility Standard for Dual-Mode W
ideband Spread Spectrum Cellular System )」TIA
/EIA/IS−95(1993年7月)と似ている。
【0013】低地球軌道によって、低電力固定型ユーザ
端末や低電力移動ユーザ端末13は、衛星12を経由し
て通信を行うことができる。なお、本発明において、
「固定型(fixed )」とは、移動自在ではなく、一地点
から移動不能な状態に、すなわち固定状態に設置されて
いることと同義に用いるものである。本発明の好ましい
実施例において、これらの衛星12の各々は、「折曲パ
イプ(bent pipe )」型中継器としてのみ機能し、ユー
ザ端末13やゲートウェイ18からの音声やデータなど
の通信トラフィック信号(communications traffic sig
nal )を受信し、受信した通信トラフィック信号を他の
周波数帯域に変換し、次に、変換された信号を再び送信
するものである。すなわち、受信した通信トラフィック
信号に対して、衛星での信号処理は行われず、衛星12
は、通信トラフィック信号が送受信されて搬送されてい
ることを少しも認識していないのである。
端末や低電力移動ユーザ端末13は、衛星12を経由し
て通信を行うことができる。なお、本発明において、
「固定型(fixed )」とは、移動自在ではなく、一地点
から移動不能な状態に、すなわち固定状態に設置されて
いることと同義に用いるものである。本発明の好ましい
実施例において、これらの衛星12の各々は、「折曲パ
イプ(bent pipe )」型中継器としてのみ機能し、ユー
ザ端末13やゲートウェイ18からの音声やデータなど
の通信トラフィック信号(communications traffic sig
nal )を受信し、受信した通信トラフィック信号を他の
周波数帯域に変換し、次に、変換された信号を再び送信
するものである。すなわち、受信した通信トラフィック
信号に対して、衛星での信号処理は行われず、衛星12
は、通信トラフィック信号が送受信されて搬送されてい
ることを少しも認識していないのである。
【0014】さらに、衛星12間の直接通信リンクを必
要としない。すなわち、衛星12の各々は、ユーザセグ
メント2に位置する送信機や地上セグメント3に位置す
る送信機だけから信号を受信し、ユーザセグメント2に
位置する受信機や地上セグメント3に位置する受信機の
みに信号を送信する。ユーザセグメント2には、衛星1
2との通信に適した複数種類のユーザ端末13が含まれ
ている。ユーザ端末13には、例えば、携帯移動無線電
話機14、車載の移動無線電話機15、ページング及び
メッセージングタイプの装置16や固定型無線電話機1
4Aなどを含む複数の様々な種類の固定型ユーザ端末や
移動ユーザ端末が含まれる。なお、かかる固定型ユーザ
端末及び移動ユーザ端末は、各種電話機14,14A,
15,16に限定されるものではない。ユーザ端末13
には、1つ以上の衛星12を介して双方向に通信を行う
ために全方向性アンテナ13Aが備えられていることが
好ましい。
要としない。すなわち、衛星12の各々は、ユーザセグ
メント2に位置する送信機や地上セグメント3に位置す
る送信機だけから信号を受信し、ユーザセグメント2に
位置する受信機や地上セグメント3に位置する受信機の
みに信号を送信する。ユーザセグメント2には、衛星1
2との通信に適した複数種類のユーザ端末13が含まれ
ている。ユーザ端末13には、例えば、携帯移動無線電
話機14、車載の移動無線電話機15、ページング及び
メッセージングタイプの装置16や固定型無線電話機1
4Aなどを含む複数の様々な種類の固定型ユーザ端末や
移動ユーザ端末が含まれる。なお、かかる固定型ユーザ
端末及び移動ユーザ端末は、各種電話機14,14A,
15,16に限定されるものではない。ユーザ端末13
には、1つ以上の衛星12を介して双方向に通信を行う
ために全方向性アンテナ13Aが備えられていることが
好ましい。
【0015】なお、固定型無線電話機14Aは、方向性
アンテナを使用することもできる。これによって、干渉
が低減され、その結果、1つ以上の衛星12によって同
時にサービスを行うことのできるユーザの数を増やすこ
とができる。さらに、ユーザ端末13は、2重使用装置
であり、従来と同様な方法で地上のセルラシステムとも
通信を行うことのできる回路を含んでいる。
アンテナを使用することもできる。これによって、干渉
が低減され、その結果、1つ以上の衛星12によって同
時にサービスを行うことのできるユーザの数を増やすこ
とができる。さらに、ユーザ端末13は、2重使用装置
であり、従来と同様な方法で地上のセルラシステムとも
通信を行うことのできる回路を含んでいる。
【0016】図3も参照すると、ユーザ端末13は、全
2重モードで動作でき、例えばアップリンク、すなわち
戻りリンク(return link )17BとしてのLバンドR
Fリンクを経由してリターン衛星トランスポンダ12A
を介して通信を行うことができ、さらに、ダウンリン
ク、すなわち順方向リンク(forward link)17Aとし
てのSバンドRFリンクを経由して順方向衛星トランス
ポンダ12Bを介して通信を行うことができる。リター
ンLバンドRFリンク17Bは、1.61GHzから
1.625GHzまでの帯域幅16.5MHzの周波数
帯域内で動作し、スペクトラム拡散技術によりパケット
化ディジタル音声信号やディジタル信号によって変調さ
れている。順方向SバンドRFリンク17Aは、2.4
85GHzから2.5GHzまでの帯域幅16.5MH
zの周波数帯域内で動作する。順方向RFリンク17A
も、スペクトラム拡散技術によりパケット化ディジタル
音声信号やディジタル信号によってゲートウェイ18で
変調されている。
2重モードで動作でき、例えばアップリンク、すなわち
戻りリンク(return link )17BとしてのLバンドR
Fリンクを経由してリターン衛星トランスポンダ12A
を介して通信を行うことができ、さらに、ダウンリン
ク、すなわち順方向リンク(forward link)17Aとし
てのSバンドRFリンクを経由して順方向衛星トランス
ポンダ12Bを介して通信を行うことができる。リター
ンLバンドRFリンク17Bは、1.61GHzから
1.625GHzまでの帯域幅16.5MHzの周波数
帯域内で動作し、スペクトラム拡散技術によりパケット
化ディジタル音声信号やディジタル信号によって変調さ
れている。順方向SバンドRFリンク17Aは、2.4
85GHzから2.5GHzまでの帯域幅16.5MH
zの周波数帯域内で動作する。順方向RFリンク17A
も、スペクトラム拡散技術によりパケット化ディジタル
音声信号やディジタル信号によってゲートウェイ18で
変調されている。
【0017】順方向リンクの16.5MHzの帯域は、
13チャネルに分割され、例えば1チャネル毎に最多1
28のユーザが割り当てられる。戻りリンクは、様々な
帯域を有し、ユーザ端末13は、順方向リンクに割り当
てられたチャネルとは別のチャネルに割り当てられた
り、割り当てられなかったりする。しかしながら、戻り
リンクにおいて複数の衛星12から受信するダイバーシ
チ受信モードで動作するとき、ユーザは、各衛星に対し
て同一の順方向及び戻りリンクRFチャネルに割り当て
られる。
13チャネルに分割され、例えば1チャネル毎に最多1
28のユーザが割り当てられる。戻りリンクは、様々な
帯域を有し、ユーザ端末13は、順方向リンクに割り当
てられたチャネルとは別のチャネルに割り当てられた
り、割り当てられなかったりする。しかしながら、戻り
リンクにおいて複数の衛星12から受信するダイバーシ
チ受信モードで動作するとき、ユーザは、各衛星に対し
て同一の順方向及び戻りリンクRFチャネルに割り当て
られる。
【0018】地上セグメント3は、少なくとも1つのゲ
ートウェイ18を含む。なお、多くの場合、地上セグメ
ント3は複数のゲートウェイ18を含む。ゲートウェイ
18は、例えば、3GHzよりも高い周波数範囲内で、
好ましくはCバンド内で動作する全2重CバンドRFリ
ンク19を介して衛星12と通信を行う。図1におい
て、全2重CバンドRFリンク19は、衛星に向かう順
方向リンク19Aと、衛星からの戻りリンク19Bとか
らなる。CバンドRFリンクは、通信フィーダリンクを
双方向に運び、さらに、衛星に対して衛星コマンドを運
び、衛星からはテレメトリ情報を運ぶ。順方向フィーダ
リンク19Aは、5GHzから5.25GHzまでの帯
域内で動作するが、リターンフィーダリンク19Bは、
6.875GHzから7.075GHzまでの帯域内で
動作する。
ートウェイ18を含む。なお、多くの場合、地上セグメ
ント3は複数のゲートウェイ18を含む。ゲートウェイ
18は、例えば、3GHzよりも高い周波数範囲内で、
好ましくはCバンド内で動作する全2重CバンドRFリ
ンク19を介して衛星12と通信を行う。図1におい
て、全2重CバンドRFリンク19は、衛星に向かう順
方向リンク19Aと、衛星からの戻りリンク19Bとか
らなる。CバンドRFリンクは、通信フィーダリンクを
双方向に運び、さらに、衛星に対して衛星コマンドを運
び、衛星からはテレメトリ情報を運ぶ。順方向フィーダ
リンク19Aは、5GHzから5.25GHzまでの帯
域内で動作するが、リターンフィーダリンク19Bは、
6.875GHzから7.075GHzまでの帯域内で
動作する。
【0019】衛星フィーダリンクアンテナ12G,12
Hは、LEO衛星12から見える地上のサービスエリア
を最大とするように境界を仕切る広域カバレッジアンテ
ナであることが好ましい。通信システム10の好ましい
実施例において、地上からの仰角を10度と仮定した場
合、1のLEO衛星12が境界を仕切る角度は、およそ
110度である。これによって、直径がおよそ579
3.48km(3600マイル)のサービスエリアが生
成される。
Hは、LEO衛星12から見える地上のサービスエリア
を最大とするように境界を仕切る広域カバレッジアンテ
ナであることが好ましい。通信システム10の好ましい
実施例において、地上からの仰角を10度と仮定した場
合、1のLEO衛星12が境界を仕切る角度は、およそ
110度である。これによって、直径がおよそ579
3.48km(3600マイル)のサービスエリアが生
成される。
【0020】Lバンドアンテナ及びSバンドアンテナ
は、対応する地上のサービス領域内に有効領域を形成す
るマルチビームアンテナである。Lバンドアンテナ12
C及びSバンドアンテナ12Dは、図4に示すように、
ビームパターンがほぼ一致していることが好ましい。す
なわち、これは、宇宙船からの送信ビーム及び受信ビー
ムが地上の同一領域をカバーすることを示している。し
かし、これは、システム10の動作に対して特に大切な
ことではない。
は、対応する地上のサービス領域内に有効領域を形成す
るマルチビームアンテナである。Lバンドアンテナ12
C及びSバンドアンテナ12Dは、図4に示すように、
ビームパターンがほぼ一致していることが好ましい。す
なわち、これは、宇宙船からの送信ビーム及び受信ビー
ムが地上の同一領域をカバーすることを示している。し
かし、これは、システム10の動作に対して特に大切な
ことではない。
【0021】例えば、数千の全2重通信が、1つの衛星
12を介して行われる。システム10の特徴により、2
つ以上の衛星12が、1つのユーザ端末13と1つのゲ
ートウェイ18との間の通信を同時に中継している。こ
の動作モードは、後述するように、フェージングに対す
る耐性を増大させつつソフトハンドオフ処理の実行を容
易としながらも、各受信機でのダイバーシチ合成を考慮
しているのである。
12を介して行われる。システム10の特徴により、2
つ以上の衛星12が、1つのユーザ端末13と1つのゲ
ートウェイ18との間の通信を同時に中継している。こ
の動作モードは、後述するように、フェージングに対す
る耐性を増大させつつソフトハンドオフ処理の実行を容
易としながらも、各受信機でのダイバーシチ合成を考慮
しているのである。
【0022】なお、周波数と、帯域と、本実施例にて説
明された周波数及び帯域の全ては、1つのシステムを表
すためのものにすぎない。他の周波数や周波数帯域を、
議論している原理に何の変化ももたらさずに使用するこ
とができる。一例として、ゲートウェイと衛星との間の
フィーダリンクは、およそ3GHzから7GHzまでの
Cバンド以外の他の帯域や、例えばおよそ10GHzか
ら15GHzまでのKuバンドや、15GHzよりも高
周波数のKaバンドなどの帯域の周波数を使用すること
もできる。
明された周波数及び帯域の全ては、1つのシステムを表
すためのものにすぎない。他の周波数や周波数帯域を、
議論している原理に何の変化ももたらさずに使用するこ
とができる。一例として、ゲートウェイと衛星との間の
フィーダリンクは、およそ3GHzから7GHzまでの
Cバンド以外の他の帯域や、例えばおよそ10GHzか
ら15GHzまでのKuバンドや、15GHzよりも高
周波数のKaバンドなどの帯域の周波数を使用すること
もできる。
【0023】ゲートウェイ18は、衛星12の通信ペイ
ロード、すなわち通信機器やトランスポンダ12A,1
2B(図3参照)を電話基盤セグメント4に接続するよ
うに機能する。トランスポンダ12A,12Bは、Lバ
ンド受信アンテナ12Cと、Sバンド送信アンテナ12
Dと、Cバンド電力増幅器12Eと、Cバンド低雑音増
幅器12Fと、Cバンドアンテナ12G,12Hと、L
バンドからCバンドへの周波数変換領域12Iと、Cバ
ンドからSバンドへの周波数変換領域12Jと、を含
む。さらに、衛星12は、マスター周波数発生器12K
と、コマンド及びテレメトリ装置12Lとを含む。
ロード、すなわち通信機器やトランスポンダ12A,1
2B(図3参照)を電話基盤セグメント4に接続するよ
うに機能する。トランスポンダ12A,12Bは、Lバ
ンド受信アンテナ12Cと、Sバンド送信アンテナ12
Dと、Cバンド電力増幅器12Eと、Cバンド低雑音増
幅器12Fと、Cバンドアンテナ12G,12Hと、L
バンドからCバンドへの周波数変換領域12Iと、Cバ
ンドからSバンドへの周波数変換領域12Jと、を含
む。さらに、衛星12は、マスター周波数発生器12K
と、コマンド及びテレメトリ装置12Lとを含む。
【0024】電話基盤セグメント4は、通信回線網とし
て、既存の電話システムからなり、公有地移動網(Publ
ic Land Mobile Network:以下、PLMNと称す)ゲー
トウェイ20と、地域公衆電話網(regional public te
lephone networks:以下、RPTNと称す)22や他の
ローカル電話サービスプロバイダなどのローカル電話交
換局と、国内長距離ネットワーク24と、国際ネットワ
ーク26と、私設ネットワーク28と、その他のRPT
N30と、を含む。通信システム10は、ユーザセグメ
ント2と、電話基盤セグメント4の公衆交換電話網(以
下、PSTNと称す)の電話機32と、PSTNには無
い電話機32と、私設ネットワークにある様々なタイプ
のユーザ端末と、の間で、音声通信やデータ通信を双方
向に行うように動作する。
て、既存の電話システムからなり、公有地移動網(Publ
ic Land Mobile Network:以下、PLMNと称す)ゲー
トウェイ20と、地域公衆電話網(regional public te
lephone networks:以下、RPTNと称す)22や他の
ローカル電話サービスプロバイダなどのローカル電話交
換局と、国内長距離ネットワーク24と、国際ネットワ
ーク26と、私設ネットワーク28と、その他のRPT
N30と、を含む。通信システム10は、ユーザセグメ
ント2と、電話基盤セグメント4の公衆交換電話網(以
下、PSTNと称す)の電話機32と、PSTNには無
い電話機32と、私設ネットワークにある様々なタイプ
のユーザ端末と、の間で、音声通信やデータ通信を双方
向に行うように動作する。
【0025】図1に、さらに図5にも示すように、地上
セグメント3の一部として、衛星動作制御センター(Sa
tellite Operations Control Center :以下、SOCC
と称す)36と、地上動作制御センター(Ground Opera
tions Control Center:以下、GOCCと称す)38と
が存在する。地上データ網(Ground Data Network :G
DN)39を含む通信路(図2参照)は、地上セグメン
ト3のゲートウェイ18及びテレメトリ及びコマンドユ
ニット(以下、TCUと称す)18Aと、SOCC36
及びGOCC38とを相互に接続するために設けられて
いる。通信システム10のこの部分によって、全システ
ム制御機能が構成される。
セグメント3の一部として、衛星動作制御センター(Sa
tellite Operations Control Center :以下、SOCC
と称す)36と、地上動作制御センター(Ground Opera
tions Control Center:以下、GOCCと称す)38と
が存在する。地上データ網(Ground Data Network :G
DN)39を含む通信路(図2参照)は、地上セグメン
ト3のゲートウェイ18及びテレメトリ及びコマンドユ
ニット(以下、TCUと称す)18Aと、SOCC36
及びGOCC38とを相互に接続するために設けられて
いる。通信システム10のこの部分によって、全システ
ム制御機能が構成される。
【0026】図2に、ゲートウェイ18を詳細に示す。
各ゲートウェイ18は、最大4つの2重偏波RF・Cバ
ンドサブシステムを含む。各2重偏波RF・Cバンドサ
ブシステムは、パラボラアンテナ40と、アンテナ駆動
部42と、ペデスタル42Aと、低雑音受信機44と、
高電力増幅器46とからなる。これらの部品は、全てレ
ドーム構造の内部に配置されて、周囲の環境から保護さ
れている。
各ゲートウェイ18は、最大4つの2重偏波RF・Cバ
ンドサブシステムを含む。各2重偏波RF・Cバンドサ
ブシステムは、パラボラアンテナ40と、アンテナ駆動
部42と、ペデスタル42Aと、低雑音受信機44と、
高電力増幅器46とからなる。これらの部品は、全てレ
ドーム構造の内部に配置されて、周囲の環境から保護さ
れている。
【0027】ゲートウェイ18は、受信したRF搬送波
信号を処理するダウンコンバータ48と、送信されるR
F搬送波信号を処理するアップコンバータ50とを含
む。ダウンコンバータ48及びアップコンバータ50
は、CDMAサブシステム52に接続されている。CD
MAサブシステム52は、公衆交換電話ネットワーク
(以下、PSTNと称す)にPSTNインターフェース
54を介して接続されている。衛星対衛星リンクが使用
される場合、PSTNは省略されることがある。
信号を処理するダウンコンバータ48と、送信されるR
F搬送波信号を処理するアップコンバータ50とを含
む。ダウンコンバータ48及びアップコンバータ50
は、CDMAサブシステム52に接続されている。CD
MAサブシステム52は、公衆交換電話ネットワーク
(以下、PSTNと称す)にPSTNインターフェース
54を介して接続されている。衛星対衛星リンクが使用
される場合、PSTNは省略されることがある。
【0028】CDMAサブシステム52は、信号加算器
及びスイッチユニット52Aと、ゲートウェイトランシ
ーバサブシステム(以下、GTSと称す)52Bと、G
TSコントローラ52Cと、CDMA相互接続サブシス
テム(以下、CISと称す)52Dと、セレクタバンク
サブシステム(Selector Bank Subsystem :以下、SB
Sと称す)52Eとを含む。CDMAサブシステム52
は、基地局管理部(Base Station Manager: 以下、BS
Mと称す)52Fによって制御され、例えばIS−95
互換性用のCDMA互換性を有する基地局と同じように
機能する。CDMAサブシステム52も、所望の周波数
合成器52Gとグローバルポジショニングシステム(Gl
obal Positioning System:以下、GPSと称す)受信機
52Hとを含む。
及びスイッチユニット52Aと、ゲートウェイトランシ
ーバサブシステム(以下、GTSと称す)52Bと、G
TSコントローラ52Cと、CDMA相互接続サブシス
テム(以下、CISと称す)52Dと、セレクタバンク
サブシステム(Selector Bank Subsystem :以下、SB
Sと称す)52Eとを含む。CDMAサブシステム52
は、基地局管理部(Base Station Manager: 以下、BS
Mと称す)52Fによって制御され、例えばIS−95
互換性用のCDMA互換性を有する基地局と同じように
機能する。CDMAサブシステム52も、所望の周波数
合成器52Gとグローバルポジショニングシステム(Gl
obal Positioning System:以下、GPSと称す)受信機
52Hとを含む。
【0029】PSTNインターフェース54は、PST
Nサービス交換ポイント(以下、SSPと称す)54A
と、電話制御プロセッサ(以下、CCPと称す)54B
と、ビジターロケーションレジスタ(Visitor Location
Register:以下、VLRと称す)54Cと、ホームロケ
ーションレジスタ(Home Location Register: 以下、H
LRと称す)へのプロトコルインターフェース54Dと
を含む。HLRは、セルラゲートウェイ20(図1参
照)やPSTNインターフェース54の内部に配置され
ている。
Nサービス交換ポイント(以下、SSPと称す)54A
と、電話制御プロセッサ(以下、CCPと称す)54B
と、ビジターロケーションレジスタ(Visitor Location
Register:以下、VLRと称す)54Cと、ホームロケ
ーションレジスタ(Home Location Register: 以下、H
LRと称す)へのプロトコルインターフェース54Dと
を含む。HLRは、セルラゲートウェイ20(図1参
照)やPSTNインターフェース54の内部に配置され
ている。
【0030】ゲートウェイ18は、SSP54Aによっ
て形成される標準インターフェースを介して電気通信
網、すなわちテレコミュニケーションネットワークに接
続されている。ゲートウェイ18は、1次レートインタ
ーフェース(Primary Rate Interface: 以下、PRIと
称す)を介してPSTNとインターフェースをとって接
続している。さらに、ゲートウェイ18は、移動交換セ
ンター(Mobile Switching Center:以下、MSCと称
す)と直接に接続できるようになっている。
て形成される標準インターフェースを介して電気通信
網、すなわちテレコミュニケーションネットワークに接
続されている。ゲートウェイ18は、1次レートインタ
ーフェース(Primary Rate Interface: 以下、PRIと
称す)を介してPSTNとインターフェースをとって接
続している。さらに、ゲートウェイ18は、移動交換セ
ンター(Mobile Switching Center:以下、MSCと称
す)と直接に接続できるようになっている。
【0031】ゲートウェイ18は、SS−7・ISDN
固定信号をCCP54Bに供給する。このインターフェ
ースのゲートウェイ側では、CCP54Bは、CIS5
2Dとインターフェースをとって、CDMAサブシステ
ム52とインターフェースをとっている。CCP54B
は、システムエアインターフェース(system Air Inter
face:以下、AIと称す)に対してプロトコル転送機能
を提供する。かかるAIは、CDMA通信用のIS−9
5暫定標準と似ている。
固定信号をCCP54Bに供給する。このインターフェ
ースのゲートウェイ側では、CCP54Bは、CIS5
2Dとインターフェースをとって、CDMAサブシステ
ム52とインターフェースをとっている。CCP54B
は、システムエアインターフェース(system Air Inter
face:以下、AIと称す)に対してプロトコル転送機能
を提供する。かかるAIは、CDMA通信用のIS−9
5暫定標準と似ている。
【0032】ブロック54C,54Dは、通常ゲートウ
ェイ18と外部のセルラ電話網との間のインターフェー
スをとっている。このインターフェースは、例えばIS
−41(北アメリカ標準、AMPS)セルラシステム
や、GSM(欧州標準、MAP)セルラシステムと互換
性を有し、特に、電話のホームシステムの外側で電話を
使用するユーザを扱う方法に対して互換性を有する。ゲ
ートウェイ18は、システム10対AMPS電話、及び
システム10対GSM電話に対して、ユーザ端末の認証
を支援したり、サポートする。既存の電気通信基盤が無
いサービス領域では、HLRが、ゲートウェイ18に加
えられて、SS−7信号方式インターフェースとのイン
ターフェースがとられている。
ェイ18と外部のセルラ電話網との間のインターフェー
スをとっている。このインターフェースは、例えばIS
−41(北アメリカ標準、AMPS)セルラシステム
や、GSM(欧州標準、MAP)セルラシステムと互換
性を有し、特に、電話のホームシステムの外側で電話を
使用するユーザを扱う方法に対して互換性を有する。ゲ
ートウェイ18は、システム10対AMPS電話、及び
システム10対GSM電話に対して、ユーザ端末の認証
を支援したり、サポートする。既存の電気通信基盤が無
いサービス領域では、HLRが、ゲートウェイ18に加
えられて、SS−7信号方式インターフェースとのイン
ターフェースがとられている。
【0033】通常のサービス領域から電話をかけている
ユーザは、確認されるとシステム10によって取り込ま
れる。ユーザは、どの領域にいても、同一の端末装置を
使用して、世界中のどこからでも電話をかけることがで
き、必要なプロトコル変換がゲートウェイ18によって
行われる。例えばGSMからAMPSへの変換が不要の
とき、プロトコルインターフェース54Dは省略され
る。
ユーザは、確認されるとシステム10によって取り込ま
れる。ユーザは、どの領域にいても、同一の端末装置を
使用して、世界中のどこからでも電話をかけることがで
き、必要なプロトコル変換がゲートウェイ18によって
行われる。例えばGSMからAMPSへの変換が不要の
とき、プロトコルインターフェース54Dは省略され
る。
【0034】GSM移動交換センタに固有の「A」イン
ターフェースや、IS−41移動交換センタに対するベ
ンダ対オーナ(vendor-proprietary)インターフェース
に加えて、またはかかるインターフェースの替わりに、
セルラゲートウェイ20に対して専用の汎用(universa
l )インターフェースを設けることも、本発明に含まれ
る。図1に示すように、PSTN−INTと記された信
号路のように、PSTNに直接インターフェースを設け
ることも、本発明に含まれる。
ターフェースや、IS−41移動交換センタに対するベ
ンダ対オーナ(vendor-proprietary)インターフェース
に加えて、またはかかるインターフェースの替わりに、
セルラゲートウェイ20に対して専用の汎用(universa
l )インターフェースを設けることも、本発明に含まれ
る。図1に示すように、PSTN−INTと記された信
号路のように、PSTNに直接インターフェースを設け
ることも、本発明に含まれる。
【0035】ゲートウェイの全制御は、ゲートウェイコ
ントローラ56によって行われる。ゲートウェイコント
ローラ56は、上述の地上データネットワーク(以下、
GDNと称す)39へのインターフェース56Aと、サ
ービスプロバイダ制御センタ(以下、SPCCと称す)
60へのインターフェース56Bとを含む。ゲートウェ
イコントローラ56は、通常、BSM52Fを介して、
またアンテナ40の各々に接続されたRFコントローラ
43を介して、ゲートウェイ18と相互に接続されてい
る。さらに、ゲートウェイコントローラ56は、ユーザ
のデータベースや衛星エフェメリスデータなどのデータ
ベース62に接続され、また、I/Oユニット64にも
接続されている。なお、このI/Oユニット64は、ゲ
ートウェイコントローラ56とアクセスするパーソナル
サービスを可能とするものであり、ディスプレイやキー
ボードなどを有する。GDN39も、テレメトリ及びコ
マンド(以下、T&Cと称す)ユニット66に対して双
方向にインターフェースをとっている(図1及び図5参
照)。
ントローラ56によって行われる。ゲートウェイコント
ローラ56は、上述の地上データネットワーク(以下、
GDNと称す)39へのインターフェース56Aと、サ
ービスプロバイダ制御センタ(以下、SPCCと称す)
60へのインターフェース56Bとを含む。ゲートウェ
イコントローラ56は、通常、BSM52Fを介して、
またアンテナ40の各々に接続されたRFコントローラ
43を介して、ゲートウェイ18と相互に接続されてい
る。さらに、ゲートウェイコントローラ56は、ユーザ
のデータベースや衛星エフェメリスデータなどのデータ
ベース62に接続され、また、I/Oユニット64にも
接続されている。なお、このI/Oユニット64は、ゲ
ートウェイコントローラ56とアクセスするパーソナル
サービスを可能とするものであり、ディスプレイやキー
ボードなどを有する。GDN39も、テレメトリ及びコ
マンド(以下、T&Cと称す)ユニット66に対して双
方向にインターフェースをとっている(図1及び図5参
照)。
【0036】図5を参照すると、GOCC38の機能
は、ゲートウェイ18による衛星の使用を計画して制御
することであり、この衛星の使用をSOCC36に対し
て調整することである。通常、GOCC38は、傾向を
解析し、トラフィック計画を生成し、電力やチャネルな
どのシステム資源や衛星12の割り当てを行い、システ
ム10全体の性能を監視し、リアルタイムで、または前
もって、使用指示をゲートウェイ18にGDN39を介
して送っている。なお、システム資源は、電力やチャネ
ルに限定されるものではない。
は、ゲートウェイ18による衛星の使用を計画して制御
することであり、この衛星の使用をSOCC36に対し
て調整することである。通常、GOCC38は、傾向を
解析し、トラフィック計画を生成し、電力やチャネルな
どのシステム資源や衛星12の割り当てを行い、システ
ム10全体の性能を監視し、リアルタイムで、または前
もって、使用指示をゲートウェイ18にGDN39を介
して送っている。なお、システム資源は、電力やチャネ
ルに限定されるものではない。
【0037】SOCC36は、他の機能に加えて、軌道
を維持するとともに監視し、ゲートウェイに衛星使用情
報を中継してGDN39を介してGOCC38に入力せ
しめ、衛星のバッテリ状態を含む各衛星12の機能全体
を監視し、衛星12内のRF信号路に対する利得を設定
し、地表に対する衛星の姿勢を最適化せしめるように動
作する。
を維持するとともに監視し、ゲートウェイに衛星使用情
報を中継してGDN39を介してGOCC38に入力せ
しめ、衛星のバッテリ状態を含む各衛星12の機能全体
を監視し、衛星12内のRF信号路に対する利得を設定
し、地表に対する衛星の姿勢を最適化せしめるように動
作する。
【0038】上述の如く、各ゲートウェイ18は、信号
伝送(signalling)と、音声やデータの通信との両者の
ために、ユーザをPSTNに接続したり、また、請求を
目的としてデータベース62(図2参照)を介してデー
タを生成したりする。選択されたゲートウェイ18は、
テレメトリ及びコマンドユニット(以下、TCUと称
す)18Aを含み、戻りリンク19Bにおいて衛星12
によって送信されるテレメトリデータを受信するととも
に、順方向リンク19Aを介してコマンドを衛星12ま
で送信する。GDN39は、ゲートウェイ18と、GO
CC38と、SOCC36と、を相互に接続するように
動作する。
伝送(signalling)と、音声やデータの通信との両者の
ために、ユーザをPSTNに接続したり、また、請求を
目的としてデータベース62(図2参照)を介してデー
タを生成したりする。選択されたゲートウェイ18は、
テレメトリ及びコマンドユニット(以下、TCUと称
す)18Aを含み、戻りリンク19Bにおいて衛星12
によって送信されるテレメトリデータを受信するととも
に、順方向リンク19Aを介してコマンドを衛星12ま
で送信する。GDN39は、ゲートウェイ18と、GO
CC38と、SOCC36と、を相互に接続するように
動作する。
【0039】通常、LEO配列の衛星12の各々は、C
バンド順方向リンク19AからSバンド順方向リンク1
7Aへと情報をゲートウェイ18からユーザに中継し、
また、Lバンド戻りリンク17BからCバンド戻りリン
ク19Bへと情報をユーザからゲートウェイ18に中継
する。この情報は、電力制御信号に加え、SS−CDM
A同期チャネルとSS−CDMAページングチャネルと
を含む。様々なCDMAパイロットチャネルも、順方向
リンクでの干渉をモニタするために使用される。衛星エ
フェメリス更新データも、衛星12を介してゲートウェ
イ18からユーザ端末13の各々に向けて通信される。
衛星12も、アクセス指令や電力変化指令、登録指令を
含む信号方式情報をユーザ端末13からゲートウェイ1
8に中継するように機能する。衛星12も、ユーザとゲ
ートウェイ18との間の通信信号を中継したり、未登録
者や未登録端末による使用を軽減するための防護手段を
備えることもできる。
バンド順方向リンク19AからSバンド順方向リンク1
7Aへと情報をゲートウェイ18からユーザに中継し、
また、Lバンド戻りリンク17BからCバンド戻りリン
ク19Bへと情報をユーザからゲートウェイ18に中継
する。この情報は、電力制御信号に加え、SS−CDM
A同期チャネルとSS−CDMAページングチャネルと
を含む。様々なCDMAパイロットチャネルも、順方向
リンクでの干渉をモニタするために使用される。衛星エ
フェメリス更新データも、衛星12を介してゲートウェ
イ18からユーザ端末13の各々に向けて通信される。
衛星12も、アクセス指令や電力変化指令、登録指令を
含む信号方式情報をユーザ端末13からゲートウェイ1
8に中継するように機能する。衛星12も、ユーザとゲ
ートウェイ18との間の通信信号を中継したり、未登録
者や未登録端末による使用を軽減するための防護手段を
備えることもできる。
【0040】動作時において、衛星12は、衛星の動作
状態の測定値を含む宇宙船テレメトリデータを送信す
る。衛星からのテレメトリストリームと、SOCC36
からのコマンドと、通信フィーダリンク19とは、全て
Cバンドアンテナ12G,12Hを共有する。TCU1
8Aを含むゲートウェイ18に対して、受信された衛星
テレメトリデータは、SOCC36に直ちに送られ、ま
たは、一旦保存されて後になって、大抵はSOCCの要
求によりSOCC36に送られる。テレメトリデータ
は、どのように送られようとも、パケットメッセージと
してGDN39を介して送られる。なお、パケットメッ
セージの各々は、単一の小テレメトリフレーム(minor
telemetry frame )を含んでいる。複数のSOCC36
が衛星サポートを行う場合は、テレメトリデータは全て
のSOCCに送られる。
状態の測定値を含む宇宙船テレメトリデータを送信す
る。衛星からのテレメトリストリームと、SOCC36
からのコマンドと、通信フィーダリンク19とは、全て
Cバンドアンテナ12G,12Hを共有する。TCU1
8Aを含むゲートウェイ18に対して、受信された衛星
テレメトリデータは、SOCC36に直ちに送られ、ま
たは、一旦保存されて後になって、大抵はSOCCの要
求によりSOCC36に送られる。テレメトリデータ
は、どのように送られようとも、パケットメッセージと
してGDN39を介して送られる。なお、パケットメッ
セージの各々は、単一の小テレメトリフレーム(minor
telemetry frame )を含んでいる。複数のSOCC36
が衛星サポートを行う場合は、テレメトリデータは全て
のSOCCに送られる。
【0041】SOCC36は、GOCC38とのインタ
ーフェース機能を複数有する。第1のインターフェース
機能は、軌道位置情報であり、各ゲートウェイ18が自
身の視界にある衛星の最大4つまでを正確に追跡できる
ように、SOCC36は、GOCC38に軌道情報を提
供する。このデータは、ゲートウェイ18が周知のアル
ゴリズムを使用して衛星交信リストを明らかにすること
ができる程度のデータ表を含んでいる。SOCC36
は、ゲートウェイの追跡計画を知るためには不要であ
る。TCU18Aは、ダウンリンクテレメトリ帯域を捜
して、コマンドを伝える前に、各アンテナによって追跡
されている衛星の身元を単に確認するのみである。
ーフェース機能を複数有する。第1のインターフェース
機能は、軌道位置情報であり、各ゲートウェイ18が自
身の視界にある衛星の最大4つまでを正確に追跡できる
ように、SOCC36は、GOCC38に軌道情報を提
供する。このデータは、ゲートウェイ18が周知のアル
ゴリズムを使用して衛星交信リストを明らかにすること
ができる程度のデータ表を含んでいる。SOCC36
は、ゲートウェイの追跡計画を知るためには不要であ
る。TCU18Aは、ダウンリンクテレメトリ帯域を捜
して、コマンドを伝える前に、各アンテナによって追跡
されている衛星の身元を単に確認するのみである。
【0042】第2のインターフェース機能は、SOCC
36からGOCC38に報告される衛星状態情報であ
る。衛星状態情報は、衛星やトランスポンダの可用性
(availablity )と、バッテリの状態と、軌道情報とを
含み、通信目的のために衛星12の全部または一部の使
用を妨げる衛星関係の制限を含んでいる。システム10
の重要な概念は、ゲートウェイの受信機やユーザ端末の
受信機でのダイバーシチ合成とともにSS−CDMAを
使用することである。ダイバーシチ合成が用いられて、
長さが異なる複数の伝送路を介して複数の衛星からユー
ザ端末13やゲートウェイ18に信号が到着したときの
フェージングの影響を少なくしている。ユーザ端末13
やゲートウェイ18においてレイク受信機が、複数の信
号源からの信号を受信して合成するために用いられてい
る。例えば、ユーザ端末13やゲートウェイ18は、衛
星12のマルチビームを介して同時に送信される順方向
リンク信号や受信される戻りリンク信号に対してダイバ
ーシチ合成を行っている。
36からGOCC38に報告される衛星状態情報であ
る。衛星状態情報は、衛星やトランスポンダの可用性
(availablity )と、バッテリの状態と、軌道情報とを
含み、通信目的のために衛星12の全部または一部の使
用を妨げる衛星関係の制限を含んでいる。システム10
の重要な概念は、ゲートウェイの受信機やユーザ端末の
受信機でのダイバーシチ合成とともにSS−CDMAを
使用することである。ダイバーシチ合成が用いられて、
長さが異なる複数の伝送路を介して複数の衛星からユー
ザ端末13やゲートウェイ18に信号が到着したときの
フェージングの影響を少なくしている。ユーザ端末13
やゲートウェイ18においてレイク受信機が、複数の信
号源からの信号を受信して合成するために用いられてい
る。例えば、ユーザ端末13やゲートウェイ18は、衛
星12のマルチビームを介して同時に送信される順方向
リンク信号や受信される戻りリンク信号に対してダイバ
ーシチ合成を行っている。
【0043】連続ダイバーシチ受信モードの性能は、1
つの衛星中継器を介して1つの信号を受信するモードの
性能よりも優れており、さらに、受信信号に悪影響をも
たらす木や障害物からの遮蔽や妨害によりリンクが失わ
れる通信の中断が無いのである。ゲートウェイ18のマ
ルチ方向性アンテナ40は、ユーザ端末13におけるダ
イバーシチ合成を支援するために、1つ以上の衛星12
の様々なビームを介して、ゲートウェイからユーザ端末
への順方向リンク信号を送信することができる。ユーザ
端末13の全方向性アンテナ13Aは、ユーザ端末13
の視野にある衛星ビームの全てを経由して送信を行う。
つの衛星中継器を介して1つの信号を受信するモードの
性能よりも優れており、さらに、受信信号に悪影響をも
たらす木や障害物からの遮蔽や妨害によりリンクが失わ
れる通信の中断が無いのである。ゲートウェイ18のマ
ルチ方向性アンテナ40は、ユーザ端末13におけるダ
イバーシチ合成を支援するために、1つ以上の衛星12
の様々なビームを介して、ゲートウェイからユーザ端末
への順方向リンク信号を送信することができる。ユーザ
端末13の全方向性アンテナ13Aは、ユーザ端末13
の視野にある衛星ビームの全てを経由して送信を行う。
【0044】各ゲートウェイ18は、送信機の電力制御
機能を支援して低速フェード(slowfades)にアドレス
せしめ、さらにブロックインターリーブも支援して媒体
を高速フェード(fast fades)にアドレスせしめる。電
力制御は、順方向リンクと逆方向リンクとの両方で行わ
れる。電力制御機能の応答時間は、最悪30m秒の衛星
周回遅延引きはずし(satellite round trip delay)に
適応するように調整される。
機能を支援して低速フェード(slowfades)にアドレス
せしめ、さらにブロックインターリーブも支援して媒体
を高速フェード(fast fades)にアドレスせしめる。電
力制御は、順方向リンクと逆方向リンクとの両方で行わ
れる。電力制御機能の応答時間は、最悪30m秒の衛星
周回遅延引きはずし(satellite round trip delay)に
適応するように調整される。
【0045】ブロックインターリーブ回路(53D,5
3E,53F、図6参照)は、ボコーダ(音声符号化・
復号化器)53Gのパケットフレームに関係するブロッ
ク長において動作する。最適インターリーブ長は、より
長いものに交換されるので、終端間遅延(end-to-end d
elay)全体は増大するが、エラー訂正は改善される。最
大終端間遅延は、150ミリ秒であり、またはそれ以下
であることが好ましい。この遅延は、ダイバーシチ合成
器によって行われる受信された信号のアライメントによ
る遅延と、ボコーダ53Gの処理遅延と、ブロックイン
ターリーブ回路53D〜53Fの遅延と、CDMAサブ
システム52の一部を構成する図示せぬビタビデコーダ
の遅延とを含む全遅延を含む。
3E,53F、図6参照)は、ボコーダ(音声符号化・
復号化器)53Gのパケットフレームに関係するブロッ
ク長において動作する。最適インターリーブ長は、より
長いものに交換されるので、終端間遅延(end-to-end d
elay)全体は増大するが、エラー訂正は改善される。最
大終端間遅延は、150ミリ秒であり、またはそれ以下
であることが好ましい。この遅延は、ダイバーシチ合成
器によって行われる受信された信号のアライメントによ
る遅延と、ボコーダ53Gの処理遅延と、ブロックイン
ターリーブ回路53D〜53Fの遅延と、CDMAサブ
システム52の一部を構成する図示せぬビタビデコーダ
の遅延とを含む全遅延を含む。
【0046】図6に、図2のCDMAサブシステム52
の順方向リンク変調部のブロック図を示す。加算器ブロ
ック53Aの出力部は、周波数アジィルアップコンバー
タ(frequency agile up-convertor)53Bに信号を送
り、アップコンバータ53Bは、加算器及びスイッチブ
ロック52Aに信号を送る。テレメトリ及び制御(以
下、T&Cと称す)情報も、ブロック52Aに入力され
る。
の順方向リンク変調部のブロック図を示す。加算器ブロ
ック53Aの出力部は、周波数アジィルアップコンバー
タ(frequency agile up-convertor)53Bに信号を送
り、アップコンバータ53Bは、加算器及びスイッチブ
ロック52Aに信号を送る。テレメトリ及び制御(以
下、T&Cと称す)情報も、ブロック52Aに入力され
る。
【0047】無変調直接シーケンスSSパイロットチャ
ネルは、所望のビットレートで全てゼロからなるウォル
シュコードを生成する。このデータストリームは、様々
なゲートウェイ18や衛星12から信号を分離するため
に使用される短PNコード(short PN code )と合成さ
れる。パイロットチャネルは、使用される場合、短コー
ドに加えられた2を法とし、次に、CDMA・FD・R
Fチャネル帯域においてQPSK拡散されたりBPSK
拡散される。次に示す様々な疑似雑音(PN)コードオ
フセットが提供される。すなわち、(a)ユーザ端末1
3がゲートウェイ18を識別するためのPNコードオフ
セットと、(b)ユーザ端末13が衛星12を識別する
ためのPNコードオフセットと、(c)ユーザ端末13
が衛星12から伝送される16のビームのうちの1つを
識別するためのPNコードオフセットとである。様々な
衛星12からのパイロットPNコードは、同じパイロッ
トシード(seed)PNコードとは異なる時間オフセット
や位相オフセットに割り当てられる。ゲートウェイ18
によって伝送されるパイロットチャネルの各々は、使用
される場合、他の信号よりも高い電力レベルで、または
低い電力レベルで送信される。パイロットチャネルによ
って、ユーザ端末13は、順方向CDMAチャネルのタ
イミングを捕捉し、コヒーレントな復調のために位相基
準を用意し、信号強度の比較を行ってハンドオフを開始
する時を判定する機構を備えることができる。しかしな
がら、パイロットチャネルの使用は強制ではなく、他の
技術を使用することもできる。
ネルは、所望のビットレートで全てゼロからなるウォル
シュコードを生成する。このデータストリームは、様々
なゲートウェイ18や衛星12から信号を分離するため
に使用される短PNコード(short PN code )と合成さ
れる。パイロットチャネルは、使用される場合、短コー
ドに加えられた2を法とし、次に、CDMA・FD・R
Fチャネル帯域においてQPSK拡散されたりBPSK
拡散される。次に示す様々な疑似雑音(PN)コードオ
フセットが提供される。すなわち、(a)ユーザ端末1
3がゲートウェイ18を識別するためのPNコードオフ
セットと、(b)ユーザ端末13が衛星12を識別する
ためのPNコードオフセットと、(c)ユーザ端末13
が衛星12から伝送される16のビームのうちの1つを
識別するためのPNコードオフセットとである。様々な
衛星12からのパイロットPNコードは、同じパイロッ
トシード(seed)PNコードとは異なる時間オフセット
や位相オフセットに割り当てられる。ゲートウェイ18
によって伝送されるパイロットチャネルの各々は、使用
される場合、他の信号よりも高い電力レベルで、または
低い電力レベルで送信される。パイロットチャネルによ
って、ユーザ端末13は、順方向CDMAチャネルのタ
イミングを捕捉し、コヒーレントな復調のために位相基
準を用意し、信号強度の比較を行ってハンドオフを開始
する時を判定する機構を備えることができる。しかしな
がら、パイロットチャネルの使用は強制ではなく、他の
技術を使用することもできる。
【0048】同期チャネルは、次に示す情報、すなわ
ち、(a)時刻と、(b)送信を行っているゲートウェ
イの身元と、(c)衛星エフェメリスと、(d)割り当
てられたページングチャネルとに関する情報を含むデー
タストリームを生成する。同期データは、畳み込み符号
器53Hに供給され、ここで、データは、畳み込み符号
化され、次にブロックインターリーブされて高速フェー
ドを減らす。生じたデータストリームは、同期ウォルシ
ュコードに加算された2を法とし、CDMA・FD・R
Fチャネル帯域においてQPSK拡散されたり、または
BPSK拡散されたりする。
ち、(a)時刻と、(b)送信を行っているゲートウェ
イの身元と、(c)衛星エフェメリスと、(d)割り当
てられたページングチャネルとに関する情報を含むデー
タストリームを生成する。同期データは、畳み込み符号
器53Hに供給され、ここで、データは、畳み込み符号
化され、次にブロックインターリーブされて高速フェー
ドを減らす。生じたデータストリームは、同期ウォルシ
ュコードに加算された2を法とし、CDMA・FD・R
Fチャネル帯域においてQPSK拡散されたり、または
BPSK拡散されたりする。
【0049】ページングチャネルは、畳み込み符号器5
3Iに供給され、ここで、ページングチャネルは畳み込
み符号化されてブロックインターリーブされる。生成さ
れたデータストリームは、長コード発生器53Jの出力
と合成される。長PNコードは、様々なユーザ端末13
の帯域を分離するために使用される。ページングチャネ
ルと長コードとは、シンボルカバーに加算された2を法
とし、ここで、生成された信号はウォルシュコードに加
算された2を法としている。次に、この結果は、CDM
A・FD・RFチャネル帯域においてQPSK拡散され
たりBPSK拡散されたりする。
3Iに供給され、ここで、ページングチャネルは畳み込
み符号化されてブロックインターリーブされる。生成さ
れたデータストリームは、長コード発生器53Jの出力
と合成される。長PNコードは、様々なユーザ端末13
の帯域を分離するために使用される。ページングチャネ
ルと長コードとは、シンボルカバーに加算された2を法
とし、ここで、生成された信号はウォルシュコードに加
算された2を法としている。次に、この結果は、CDM
A・FD・RFチャネル帯域においてQPSK拡散され
たりBPSK拡散されたりする。
【0050】一般に、ページングチャネルは、(a)シ
ステムパラメータメッセージ、(b)アクセスパラメー
タメッセージ、(c)CDMAチャネルリストメッセー
ジを含む複数のメッセージを伝達する。システムパラメ
ータメッセージは、ページングチャネルの構成と、位置
決めパラメータと、捕捉を支援するパラメータとを含
む。アクセスパラメータメッセージは、アクセスチャネ
ルの構成とアクセスチャネルデータレートとを含む。C
DMAチャネルリストメッセージは、使用される場合、
対応するパイロットの身元と割り当てられたウォルシュ
コードとを運ぶ。
ステムパラメータメッセージ、(b)アクセスパラメー
タメッセージ、(c)CDMAチャネルリストメッセー
ジを含む複数のメッセージを伝達する。システムパラメ
ータメッセージは、ページングチャネルの構成と、位置
決めパラメータと、捕捉を支援するパラメータとを含
む。アクセスパラメータメッセージは、アクセスチャネ
ルの構成とアクセスチャネルデータレートとを含む。C
DMAチャネルリストメッセージは、使用される場合、
対応するパイロットの身元と割り当てられたウォルシュ
コードとを運ぶ。
【0051】ボコーダ53Kは、音声を符号化してPC
M順方向トラフィックデータストリームを生成する。順
方向トラフィックデータストリームは、畳み込み符号器
53Lに供給され、畳み込み符号器53Lにおいて、デ
ータストリームは畳み込み符号化されてブロック53F
にてブロックインターリーブされる。生成されたデータ
ストリームは、ユーザの長コードブロック53Kの出力
と合成される。ユーザの長コードは、様々な加入者チャ
ネルを分離するために使用される。次に、生じたデータ
ストリームは、マルチプレクサ(以下、MUXと称す)
53Mにおいて電力制御され、ウォルシュコードに加算
された2を法とし、CDMA・FD・RF通信チャネル
帯域においてQPSK拡散されたりまたはBPSK拡散
される。
M順方向トラフィックデータストリームを生成する。順
方向トラフィックデータストリームは、畳み込み符号器
53Lに供給され、畳み込み符号器53Lにおいて、デ
ータストリームは畳み込み符号化されてブロック53F
にてブロックインターリーブされる。生成されたデータ
ストリームは、ユーザの長コードブロック53Kの出力
と合成される。ユーザの長コードは、様々な加入者チャ
ネルを分離するために使用される。次に、生じたデータ
ストリームは、マルチプレクサ(以下、MUXと称す)
53Mにおいて電力制御され、ウォルシュコードに加算
された2を法とし、CDMA・FD・RF通信チャネル
帯域においてQPSK拡散されたりまたはBPSK拡散
される。
【0052】ゲートウェイ18は、CDMA戻りリンク
を復調するように動作する。戻りリンクに対して異なる
2つのコード、すなわち、(a)ゼロのオフセットコー
ドと、(b)長コードと、が存在する。これらのコード
は、異なる2種類の戻りリンクCDMAチャネル、すな
わち、アクセスチャネルとリターントラフィックチャネ
ルとによって使用される。
を復調するように動作する。戻りリンクに対して異なる
2つのコード、すなわち、(a)ゼロのオフセットコー
ドと、(b)長コードと、が存在する。これらのコード
は、異なる2種類の戻りリンクCDMAチャネル、すな
わち、アクセスチャネルとリターントラフィックチャネ
ルとによって使用される。
【0053】アクセスチャネルに対して、ゲートウェイ
18は、アクセスを要求するアクセスチャネルにてバー
ストを受信して復調する。アクセスチャネルメッセージ
は、比較的小量のデータが続く長プリアンブルにおいて
具体化される。プリアンブルは、ユーザ端末の長PNコ
ードである。各ユーザ端末13は、単一の時間によって
生成される唯一の長PNコードを共通のPN発生器の多
項式へとオフセットする。
18は、アクセスを要求するアクセスチャネルにてバー
ストを受信して復調する。アクセスチャネルメッセージ
は、比較的小量のデータが続く長プリアンブルにおいて
具体化される。プリアンブルは、ユーザ端末の長PNコ
ードである。各ユーザ端末13は、単一の時間によって
生成される唯一の長PNコードを共通のPN発生器の多
項式へとオフセットする。
【0054】アクセス要求を受信した後、ゲートウェイ
18は、アクセス要求の受信を承認するとともにウォル
シュコードをユーザ端末13に割り当ててトラフィック
チャネルを設けながら、順方向リンクページングチャネ
ル(ブロック53E,53I,53J)上でメッセージ
を送る。ゲートウェイ18も周波数チャネルをユーザ端
末13に割り当てる。ユーザ端末13とゲートウェイ1
8とは、共に割り当てられたチャネル素子に切り替わっ
て、割り当てられたウォルシュ(拡散)コードを使用し
ながら2重通信を開始する。
18は、アクセス要求の受信を承認するとともにウォル
シュコードをユーザ端末13に割り当ててトラフィック
チャネルを設けながら、順方向リンクページングチャネ
ル(ブロック53E,53I,53J)上でメッセージ
を送る。ゲートウェイ18も周波数チャネルをユーザ端
末13に割り当てる。ユーザ端末13とゲートウェイ1
8とは、共に割り当てられたチャネル素子に切り替わっ
て、割り当てられたウォルシュ(拡散)コードを使用し
ながら2重通信を開始する。
【0055】リターントラフィックチャネルは、ローカ
ルデータソースやユーザ端末のボコーダからのディジタ
ルデータを畳み込み符号化することによって、ユーザ端
末13にて生成される。次に、データは、所定間隔毎に
ブロックインターリーブされて、128−Ary変調器
及びデータバーストランダム化器(randomizer)に供給
されてクラッシュ(clashing)を減らす。次に、データ
は、ゼロのオフセットPNコードに加算されて、1つ以
上の衛星12を介してゲートウェイ18に伝送される。
ルデータソースやユーザ端末のボコーダからのディジタ
ルデータを畳み込み符号化することによって、ユーザ端
末13にて生成される。次に、データは、所定間隔毎に
ブロックインターリーブされて、128−Ary変調器
及びデータバーストランダム化器(randomizer)に供給
されてクラッシュ(clashing)を減らす。次に、データ
は、ゼロのオフセットPNコードに加算されて、1つ以
上の衛星12を介してゲートウェイ18に伝送される。
【0056】ゲートウェイ18は、例えば高速ハダマー
ド変換(FHT)を使用して戻りリンクを処理すること
によって、128−Aryウォルシュコードを復調し、
復調された情報をダイバーシチ合成器に供給する。この
ように、通信システム10の好ましい実施例を記載し
た。次に、本発明の好ましい実施例を記載する。図7及
び図8に示されたゲートウェイからゲートウェイへの中
継システムの好ましい実施例について説明する。
ド変換(FHT)を使用して戻りリンクを処理すること
によって、128−Aryウォルシュコードを復調し、
復調された情報をダイバーシチ合成器に供給する。この
ように、通信システム10の好ましい実施例を記載し
た。次に、本発明の好ましい実施例を記載する。図7及
び図8に示されたゲートウェイからゲートウェイへの中
継システムの好ましい実施例について説明する。
【0057】本発明により、複数のトランシーバ中継器
は、2つ以上の衛星12のサービスエリア、すなわち有
効範囲が重複している領域に配置されている。多数の中
継器を使用することができるが、1のLEOS中継局7
0に対して、A,Bとそれぞれ符号が付された2つのゲ
ートウェイ18,18と、一部が重複しているサービス
エリア1,2をそれぞれ有する2つの衛星12,12’
とを用いて説明する。
は、2つ以上の衛星12のサービスエリア、すなわち有
効範囲が重複している領域に配置されている。多数の中
継器を使用することができるが、1のLEOS中継局7
0に対して、A,Bとそれぞれ符号が付された2つのゲ
ートウェイ18,18と、一部が重複しているサービス
エリア1,2をそれぞれ有する2つの衛星12,12’
とを用いて説明する。
【0058】最初に、順方向リンクを図7に基づいて説
明する。ゲートウェイAは、頭上にある第1衛星12
に、経路指定情報などのルーティング情報と他のシステ
ムの動作情報とを含む信号を送信する。この信号は、ア
ンテナ12Hによって受信されて受信機に送られ、受信
機は信号を増幅し周波数を変換して送信機に送り、さら
に送信アンテナ12Dに送る。アンテナ12Hは単一ビ
ームアンテナやマルチビームアンテナの1のビームアン
テナなどからなる。また、送信アンテナ12Dも、単一
のビームアンテナやマルチビームアレイの1のビームア
ンテナなどからなり、地上に第1サービス領域を形成す
る。第2衛星12’は、第2サービス領域を形成する受
信アンテナ12Cを有し、この第2サービス領域は、第
1サービス領域と領域72において重なり合っている。
なお、受信アンテナ12Cは、単一ビームアンテナやマ
ルチビームアンテナの1のビームアンテナなどからな
る。重複領域72に、LEOS中継局70が地球中継局
や地上中継局として配置されている。LEOS中継局7
0は、第1衛星12から送信された信号をアンテナ70
Dと受信機70Aとで受信する。なお、アンテナ70D
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70Aは、受信し
た信号を復調して、少なくとも信号経路指定情報を抽出
する。次に、LEOS中継局70は、送信機70Bとア
ンテナ70Eとを使用して、周波数をシフトせしめた信
号を第2衛星12’に送信する。なお、アンテナ70E
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70Aによって抽
出された信号経路指定情報は、コントローラ70Cによ
って処理される。送信された信号は、衛星アンテナ12
Cによって受信されて、受信機に送られる。この受信機
は、信号を増幅し周波数を変換せしめて送信機に送り、
さらに、アンテナ12Gを介してゲートウェイBに送
る。なお、衛星アンテナ12Cは、単一ビームアンテナ
やマルチビームアンテナの1のビームアンテナなどから
なり、アンテナ12Gは、単一ビームアンテナやマルチ
ビームアンテナの1のビームアンテナなどからなる。ゲ
ートウェイBは、第2サービス領域にサービスを行って
いる。
明する。ゲートウェイAは、頭上にある第1衛星12
に、経路指定情報などのルーティング情報と他のシステ
ムの動作情報とを含む信号を送信する。この信号は、ア
ンテナ12Hによって受信されて受信機に送られ、受信
機は信号を増幅し周波数を変換して送信機に送り、さら
に送信アンテナ12Dに送る。アンテナ12Hは単一ビ
ームアンテナやマルチビームアンテナの1のビームアン
テナなどからなる。また、送信アンテナ12Dも、単一
のビームアンテナやマルチビームアレイの1のビームア
ンテナなどからなり、地上に第1サービス領域を形成す
る。第2衛星12’は、第2サービス領域を形成する受
信アンテナ12Cを有し、この第2サービス領域は、第
1サービス領域と領域72において重なり合っている。
なお、受信アンテナ12Cは、単一ビームアンテナやマ
ルチビームアンテナの1のビームアンテナなどからな
る。重複領域72に、LEOS中継局70が地球中継局
や地上中継局として配置されている。LEOS中継局7
0は、第1衛星12から送信された信号をアンテナ70
Dと受信機70Aとで受信する。なお、アンテナ70D
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70Aは、受信し
た信号を復調して、少なくとも信号経路指定情報を抽出
する。次に、LEOS中継局70は、送信機70Bとア
ンテナ70Eとを使用して、周波数をシフトせしめた信
号を第2衛星12’に送信する。なお、アンテナ70E
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70Aによって抽
出された信号経路指定情報は、コントローラ70Cによ
って処理される。送信された信号は、衛星アンテナ12
Cによって受信されて、受信機に送られる。この受信機
は、信号を増幅し周波数を変換せしめて送信機に送り、
さらに、アンテナ12Gを介してゲートウェイBに送
る。なお、衛星アンテナ12Cは、単一ビームアンテナ
やマルチビームアンテナの1のビームアンテナなどから
なり、アンテナ12Gは、単一ビームアンテナやマルチ
ビームアンテナの1のビームアンテナなどからなる。ゲ
ートウェイBは、第2サービス領域にサービスを行って
いる。
【0059】戻りリンクを図8に基づいて説明する。ゲ
ートウェイBは、信号を衛星12’に送信する。なお、
この信号は、経路指定情報や他のシステムの動作情報を
含むものである。信号は、アンテナ12Hによって受信
されて受信機に送られる。この受信機は、信号を増幅し
周波数を変換して送信機に、次に送信アンテナ12Dに
送る。なお、アンテナ12Hは、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアンテナの1のビームアンテナなどか
らなる。送信アンテナ12Dも、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアレイの1のビームアンテナなどから
なり、地上に第1サービス領域を形成する。衛星12
は、第2サービス領域を有する受信アンテナ12Cを有
する。なお、受信アンテナ12Cは、単一のビームアン
テナや、マルチビームアンテナの1のビームアンテナな
どからなる。第2サービス領域は、重複領域72によっ
て第1サービス領域と重なり合っている。LEOS中継
局70は、衛星12’から送信された信号を、アンテナ
70D’と第2送受信機対(トランシーバ)の受信機7
0A’とによって受信する。なお、アンテナ70D’
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70A’は、受信
した信号を復調して信号経路指定情報を少なくとも抽出
する。次に、LEOS中継局70は、送信機70B’と
アンテナ70E’とを使用して、周波数をシフトせしめ
た信号を衛星12に送信する。アンテナ70E’は、方
向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全方向性
アンテナなどからなる。送信された信号は、衛星アンテ
ナ12Cによって受信されて受信機に送られる。受信機
は、信号を増幅し周波数を変換せしめて送信機に送り、
さらにアンテナ12Gを介してゲートウェイAに信号を
送る。なお、衛星アンテナ12Cは、単一のビームアン
テナや、マルチビームアンテナの1のビームアンテナな
どからなる。アンテナ12Gは、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアンテナの1のビームアンテナなどか
らなる。
ートウェイBは、信号を衛星12’に送信する。なお、
この信号は、経路指定情報や他のシステムの動作情報を
含むものである。信号は、アンテナ12Hによって受信
されて受信機に送られる。この受信機は、信号を増幅し
周波数を変換して送信機に、次に送信アンテナ12Dに
送る。なお、アンテナ12Hは、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアンテナの1のビームアンテナなどか
らなる。送信アンテナ12Dも、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアレイの1のビームアンテナなどから
なり、地上に第1サービス領域を形成する。衛星12
は、第2サービス領域を有する受信アンテナ12Cを有
する。なお、受信アンテナ12Cは、単一のビームアン
テナや、マルチビームアンテナの1のビームアンテナな
どからなる。第2サービス領域は、重複領域72によっ
て第1サービス領域と重なり合っている。LEOS中継
局70は、衛星12’から送信された信号を、アンテナ
70D’と第2送受信機対(トランシーバ)の受信機7
0A’とによって受信する。なお、アンテナ70D’
は、方向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全
方向性アンテナなどからなる。受信機70A’は、受信
した信号を復調して信号経路指定情報を少なくとも抽出
する。次に、LEOS中継局70は、送信機70B’と
アンテナ70E’とを使用して、周波数をシフトせしめ
た信号を衛星12に送信する。アンテナ70E’は、方
向性アンテナやトラッキングアンテナ、または全方向性
アンテナなどからなる。送信された信号は、衛星アンテ
ナ12Cによって受信されて受信機に送られる。受信機
は、信号を増幅し周波数を変換せしめて送信機に送り、
さらにアンテナ12Gを介してゲートウェイAに信号を
送る。なお、衛星アンテナ12Cは、単一のビームアン
テナや、マルチビームアンテナの1のビームアンテナな
どからなる。アンテナ12Gは、単一のビームアンテナ
や、マルチビームアンテナの1のビームアンテナなどか
らなる。
【0060】上記記載や、衛星12の様々な送信アンテ
ナ及び受信アンテナを示す図3も参照することにより、
LEOS中継局70は、通常ユーザ端末13によって使
用される周波数のSS信号を受信したり送信することが
判る。衛星12,12’の仰角は変化するので、障害物
による信号の遮断やフェージングに対抗するために、複
数のLEOS中継局を配置せしめることができるが、1
の重複領域72内に1のLEOS中継局のみを配置する
ことが要求される。地表の大部分が重複しているサービ
ス領域72になることが好ましい。よって、LEOS中
継局70は、大抵ゲートウェイAとゲートウェイBとの
中間点に配置されている。LEOS中継局70内部のコ
ントローラ70Cは、必要に応じて迂回中継を行うこと
もできる。
ナ及び受信アンテナを示す図3も参照することにより、
LEOS中継局70は、通常ユーザ端末13によって使
用される周波数のSS信号を受信したり送信することが
判る。衛星12,12’の仰角は変化するので、障害物
による信号の遮断やフェージングに対抗するために、複
数のLEOS中継局を配置せしめることができるが、1
の重複領域72内に1のLEOS中継局のみを配置する
ことが要求される。地表の大部分が重複しているサービ
ス領域72になることが好ましい。よって、LEOS中
継局70は、大抵ゲートウェイAとゲートウェイBとの
中間点に配置されている。LEOS中継局70内部のコ
ントローラ70Cは、必要に応じて迂回中継を行うこと
もできる。
【0061】システムは、図9のフローチャートに示す
ように動作する。図7も参照して、ユーザが、ゲートウ
ェイAを使用して、ゲートウェイBを介して別のユーザ
に電話をかけると仮定する(ブロックA)。呼出セット
アップデータが、ゲートウェイAにて、呼出経路指定
(宛先コード)情報を含むようにパケット化されたりフ
ォーマットされ、サービス要求が、経路指定情報ととも
に衛星12を介して、衛星12の視野や衛星12のビー
ム内に含まれるLEOS中継局70の全てに送信される
(ブロックB,C)。各LEOS中継局70は、SS−
CDMA逆拡散器及び復調器を使用して、宛先情報や命
令情報の抽出に十分なポイントやベースバンドに、受信
信号をダウンコンバートして、受信信号から宛先符号情
報を抽出する。受信を行っている少なくとも1つのLE
OS中継局70のコントローラ70Cは、信号を他のゲ
ートウェイ18に送るために、衛星12を選択したり、
またはLEOS中継局70の視野にある全衛星に同時に
通信を行う。リレー衛星は、パケット化された呼出ルー
ティング情報に含まれている宛先情報に応じて選択され
たり、またはデータベースのルックアップテーブルに基
づいて選択される。ゲートウェイBが選択されると仮定
した場合、次に、信号は衛星12’を介してゲートウェ
イBに送られる(ブロックD)。ゲートウェイBは、受
信した信号をベースバンドにダウンコンバートし、宛先
コードに応じて、ブロックEにてゲートウェイBが目的
の宛先ゲートウェイであるか否かの判定を行う。判定の
結果が否定であれば、呼出が他の衛星12やゲートウェ
イ18、またはLEOS中継局70を介して行われてい
るブロックBに戻る。ブロックEでの判定の結果が肯定
であれば、ゲートウェイBは、電話をローカルPSTN
に送るなど、呼出をローカル電話基盤セグメント4に接
続する(ブロックF)。リターンメッセージも同様に処
理される。ニアリアルタイム音声やデータ、メッセージ
ングが、この技術を使用して可能となる。
ように動作する。図7も参照して、ユーザが、ゲートウ
ェイAを使用して、ゲートウェイBを介して別のユーザ
に電話をかけると仮定する(ブロックA)。呼出セット
アップデータが、ゲートウェイAにて、呼出経路指定
(宛先コード)情報を含むようにパケット化されたりフ
ォーマットされ、サービス要求が、経路指定情報ととも
に衛星12を介して、衛星12の視野や衛星12のビー
ム内に含まれるLEOS中継局70の全てに送信される
(ブロックB,C)。各LEOS中継局70は、SS−
CDMA逆拡散器及び復調器を使用して、宛先情報や命
令情報の抽出に十分なポイントやベースバンドに、受信
信号をダウンコンバートして、受信信号から宛先符号情
報を抽出する。受信を行っている少なくとも1つのLE
OS中継局70のコントローラ70Cは、信号を他のゲ
ートウェイ18に送るために、衛星12を選択したり、
またはLEOS中継局70の視野にある全衛星に同時に
通信を行う。リレー衛星は、パケット化された呼出ルー
ティング情報に含まれている宛先情報に応じて選択され
たり、またはデータベースのルックアップテーブルに基
づいて選択される。ゲートウェイBが選択されると仮定
した場合、次に、信号は衛星12’を介してゲートウェ
イBに送られる(ブロックD)。ゲートウェイBは、受
信した信号をベースバンドにダウンコンバートし、宛先
コードに応じて、ブロックEにてゲートウェイBが目的
の宛先ゲートウェイであるか否かの判定を行う。判定の
結果が否定であれば、呼出が他の衛星12やゲートウェ
イ18、またはLEOS中継局70を介して行われてい
るブロックBに戻る。ブロックEでの判定の結果が肯定
であれば、ゲートウェイBは、電話をローカルPSTN
に送るなど、呼出をローカル電話基盤セグメント4に接
続する(ブロックF)。リターンメッセージも同様に処
理される。ニアリアルタイム音声やデータ、メッセージ
ングが、この技術を使用して可能となる。
【0062】LEOS中継局70は、対をなして動作す
る2つのトランシーバ(70A,70B),(70
A’,70B’)を有して構成されていることが好まし
い。LEOS中継局70は、サービスを行っているゲー
トウェイ18の制御により動作し、コントローラ70C
に含まれているプログラムにより、リアルタイムやプロ
グラムに組まれた経路指定の判定を、LEOS中継局7
0で局部的に行うことができる。方向性アンテナ70
D,70E(図7)と方向性アンテナ70D’,70
E’(図8)とが、LEOS中継局70で使用されてい
るが、無方向性アンテナや全方向性アンテナを使用する
こともできる。LEOS中継局70の各々は、図2及び
図6に示すような回路を含んで、スペクトラム拡散信号
の逆拡散や復調、トラッキング、さらに送信を行う。各
LEOS中継局70は、多重SS信号を同時に受信した
りトラッキングをなすことができる多重フィンガレイキ
受信機などの受信機を有するように構成されているのが
好ましい。故に、単一のLEOS中継局を、1の衛星の
サービス領域から他の衛星のサービス領域に電話などの
多重通信を同時に中継するために使用することができ
る。
る2つのトランシーバ(70A,70B),(70
A’,70B’)を有して構成されていることが好まし
い。LEOS中継局70は、サービスを行っているゲー
トウェイ18の制御により動作し、コントローラ70C
に含まれているプログラムにより、リアルタイムやプロ
グラムに組まれた経路指定の判定を、LEOS中継局7
0で局部的に行うことができる。方向性アンテナ70
D,70E(図7)と方向性アンテナ70D’,70
E’(図8)とが、LEOS中継局70で使用されてい
るが、無方向性アンテナや全方向性アンテナを使用する
こともできる。LEOS中継局70の各々は、図2及び
図6に示すような回路を含んで、スペクトラム拡散信号
の逆拡散や復調、トラッキング、さらに送信を行う。各
LEOS中継局70は、多重SS信号を同時に受信した
りトラッキングをなすことができる多重フィンガレイキ
受信機などの受信機を有するように構成されているのが
好ましい。故に、単一のLEOS中継局を、1の衛星の
サービス領域から他の衛星のサービス領域に電話などの
多重通信を同時に中継するために使用することができ
る。
【0063】図10に、本発明の第1実施例を示す。本
実施例において、複数の衛星12A〜12Dは、それぞ
れのサービス領域(以下、CAと称す)1〜4と対応し
ている。サービス領域1〜4は、それぞれゲートウェイ
18A〜18Dによってサービスが行われている。重複
領域72が、様々なサービス領域の間に形成される。各
重複領域に、少なくとも1つのLEOS中継局(以下、
RSと称す)70が存在する。本実施例において、シス
テムユーザは、電話1を用いて地上の通信システム(す
なわち、PSTN1)を介して、PSTN2に接続され
た電話2に電話をかける。電話1,2は千kmのオーダ
の距離を介して離れており、電話1,2は固定型または
移動型のいずれでも良い。電話1からの呼出に反応し
て、ゲートウェイ18Aは、宛先情報と他の命令とを含
む呼出要求パケットを作成し、この呼出要求パケットを
LEO衛星12Aに送信する。衛星12Aは、呼出要求
パケットをダウンリンクで中継する。呼出要求は、CA
1とCA2との間の重複領域72にあるLEOS,RS
70によって受信される。このLEOS,RS70は、
送信を逆拡散して復調し、呼出要求パケットから宛先情
報を抽出する。宛先情報に基づいて、またはプログラム
の命令により、LEOS,RS70は、LEO衛星12
Bを選択して送信を受信させる。全方向性アンテナがL
EOS,RS70にて使用される場合、LEOS,RS
70は、視野にある衛星12の全てに対して同時に通信
を行うことができる。送信が衛星12Bに送られたと仮
定すると、衛星12Bは、CA2,CA3,CA間の重
複領域72のLEOS,RS70に送信を中継する。こ
のLEOS,RS70は、呼出要求パケットから宛先情
報を抽出して、衛星12Cを選択して送信を受信させ
る。衛星12Cは、ゲートウェイ18Cによって受信さ
れるダウンリンクに送信を中継する。ゲートウェイ18
Cは、宛先情報に基づいて、電話をPSTN2に接続し
て電話2まで送る。
実施例において、複数の衛星12A〜12Dは、それぞ
れのサービス領域(以下、CAと称す)1〜4と対応し
ている。サービス領域1〜4は、それぞれゲートウェイ
18A〜18Dによってサービスが行われている。重複
領域72が、様々なサービス領域の間に形成される。各
重複領域に、少なくとも1つのLEOS中継局(以下、
RSと称す)70が存在する。本実施例において、シス
テムユーザは、電話1を用いて地上の通信システム(す
なわち、PSTN1)を介して、PSTN2に接続され
た電話2に電話をかける。電話1,2は千kmのオーダ
の距離を介して離れており、電話1,2は固定型または
移動型のいずれでも良い。電話1からの呼出に反応し
て、ゲートウェイ18Aは、宛先情報と他の命令とを含
む呼出要求パケットを作成し、この呼出要求パケットを
LEO衛星12Aに送信する。衛星12Aは、呼出要求
パケットをダウンリンクで中継する。呼出要求は、CA
1とCA2との間の重複領域72にあるLEOS,RS
70によって受信される。このLEOS,RS70は、
送信を逆拡散して復調し、呼出要求パケットから宛先情
報を抽出する。宛先情報に基づいて、またはプログラム
の命令により、LEOS,RS70は、LEO衛星12
Bを選択して送信を受信させる。全方向性アンテナがL
EOS,RS70にて使用される場合、LEOS,RS
70は、視野にある衛星12の全てに対して同時に通信
を行うことができる。送信が衛星12Bに送られたと仮
定すると、衛星12Bは、CA2,CA3,CA間の重
複領域72のLEOS,RS70に送信を中継する。こ
のLEOS,RS70は、呼出要求パケットから宛先情
報を抽出して、衛星12Cを選択して送信を受信させ
る。衛星12Cは、ゲートウェイ18Cによって受信さ
れるダウンリンクに送信を中継する。ゲートウェイ18
Cは、宛先情報に基づいて、電話をPSTN2に接続し
て電話2まで送る。
【0064】このように、ゲートウェイ18Bやゲート
ウェイ18Dに接続されたPSTNを使用せずに、PS
TN1からPSTN2に電話をつなげることができる。
さらに、衛星から衛星への通信リンクを必要とせずに、
電話をかけることができる。これによって、衛星12,
12Bの構成や操作をかなり簡単にすることができる。
ウェイ18Dに接続されたPSTNを使用せずに、PS
TN1からPSTN2に電話をつなげることができる。
さらに、衛星から衛星への通信リンクを必要とせずに、
電話をかけることができる。これによって、衛星12,
12Bの構成や操作をかなり簡単にすることができる。
【0065】図11に 本発明の他の実施例を示す。C
A1にあるユーザ端末13によって、移動局(以下、M
Sと称す)を持って移動しているユーザに電話をかけ
る。なお、このMSは、基地局(以下、BSと称す)と
移動交換センタ(以下、MSCと称す)とを介して、C
A4内のゲートウェイDに接続されているPSTNに接
続されている。移動しているユーザ13によってかけら
れた電話は、図1に説明した方法によって、衛星12A
を介してゲートウェイ18Aに中継される。ゲートウェ
イ18Aは、宛先と他の情報とを含む呼出要求パケット
を作成し、この呼出要求パケットをLEO衛星12Aに
送信する。衛星12Aは、呼出要求パケットをダウンリ
ンクに中継する。呼出要求は、CA1とCA2との間の
重複領域72にあるLEOS,RS70によって受信さ
れる。このLEOS,RS70は、送信を逆拡散して復
調し、呼出要求パケットから宛先情報を抽出する。宛先
情報に基づいて、LEOS,RS70は、LEO衛星1
2Bを選択して送信を受信させる。衛星12Bは、CA
2,CA3,CA4の間の重複領域72にあるLEO
S,RS70に送信を中継する。このLEOS,RS7
0は、呼出要求パケットから宛先情報を抽出し、衛星1
2Dを選択して送信を受信させる。衛星12Dは、ゲー
トウェイ18Dによって受信されるダウンリンクに送信
を中継する。ゲートウェイ18Dは、宛先情報に基づい
て、電話をPSTNに接続して、MSC及びBSを介し
てMSに送る。
A1にあるユーザ端末13によって、移動局(以下、M
Sと称す)を持って移動しているユーザに電話をかけ
る。なお、このMSは、基地局(以下、BSと称す)と
移動交換センタ(以下、MSCと称す)とを介して、C
A4内のゲートウェイDに接続されているPSTNに接
続されている。移動しているユーザ13によってかけら
れた電話は、図1に説明した方法によって、衛星12A
を介してゲートウェイ18Aに中継される。ゲートウェ
イ18Aは、宛先と他の情報とを含む呼出要求パケット
を作成し、この呼出要求パケットをLEO衛星12Aに
送信する。衛星12Aは、呼出要求パケットをダウンリ
ンクに中継する。呼出要求は、CA1とCA2との間の
重複領域72にあるLEOS,RS70によって受信さ
れる。このLEOS,RS70は、送信を逆拡散して復
調し、呼出要求パケットから宛先情報を抽出する。宛先
情報に基づいて、LEOS,RS70は、LEO衛星1
2Bを選択して送信を受信させる。衛星12Bは、CA
2,CA3,CA4の間の重複領域72にあるLEO
S,RS70に送信を中継する。このLEOS,RS7
0は、呼出要求パケットから宛先情報を抽出し、衛星1
2Dを選択して送信を受信させる。衛星12Dは、ゲー
トウェイ18Dによって受信されるダウンリンクに送信
を中継する。ゲートウェイ18Dは、宛先情報に基づい
て、電話をPSTNに接続して、MSC及びBSを介し
てMSに送る。
【0066】本発明をSS−CDMA通信システムに基
づいて説明したが、本発明はSS−CDMA通信システ
ムに限定されるものではない。すなわち、本発明は、時
分割多元接続(TDMA)や周波数分割多元接続(FD
MA)、またはTD−SS通信システムのようなハイブ
リッドシステムなどの様々な種類の通信システムととも
に使用することができる。さらに、本発明は、中軌道衛
星システムなどの衛星がLEOに無い、およそ5000
〜10000海里(9266〜18532km)のとこ
ろで軌道が傾いている衛星を含む衛星システムにおいて
も用いることができる。
づいて説明したが、本発明はSS−CDMA通信システ
ムに限定されるものではない。すなわち、本発明は、時
分割多元接続(TDMA)や周波数分割多元接続(FD
MA)、またはTD−SS通信システムのようなハイブ
リッドシステムなどの様々な種類の通信システムととも
に使用することができる。さらに、本発明は、中軌道衛
星システムなどの衛星がLEOに無い、およそ5000
〜10000海里(9266〜18532km)のとこ
ろで軌道が傾いている衛星を含む衛星システムにおいて
も用いることができる。
【0067】このように、本発明を好ましい実施例に基
づいて説明したが、当業者においては、本発明の請求項
から外れることなく本発明の形態や詳細に関する様々な
変形をなし得るものと考える。
づいて説明したが、当業者においては、本発明の請求項
から外れることなく本発明の形態や詳細に関する様々な
変形をなし得るものと考える。
【図1】本発明の好ましい実施例により構成されて動作
される衛星通信システムを示す構成図である。
される衛星通信システムを示す構成図である。
【図2】図1のゲートウェイの詳細を示す構成図であ
る。
る。
【図3】図1の衛星の通信機器の詳細を示す構成図であ
る。
る。
【図4】図1の衛星から送信されるビームパターンの一
部を示す図である。
部を示す図である。
【図5】衛星テレメトリ及び制御機能をサポートする地
上装置を示す構成図である。
上装置を示す構成図である。
【図6】図2のCDMAサブシステムを示す構成図であ
る。
る。
【図7】順方向リンクの通信路を示すゲートウェイ対ゲ
ートウェイの中継システムを説明するブロック図であ
る。
ートウェイの中継システムを説明するブロック図であ
る。
【図8】逆方向リンクの通信路を示すゲートウェイ対ゲ
ートウェイの中継システムを説明するブロック図であ
る。
ートウェイの中継システムを説明するブロック図であ
る。
【図9】本発明によって行われるステップシーケンスの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図11】本発明の第2実施例を示す構成図である。
12 低地球軌道衛星 18 地上局としてのゲートウェイ 70 地上中継局としてのLEOS中継局
Claims (15)
- 【請求項1】 地球に位置するユーザ端末と第1周波数
帯域に含まれる第1通信信号を送受信するとともに地球
に位置する地上局と第2周波数帯域に含まれる第2通信
信号を送受信する手段を有するとともに衛星サービス領
域を地上に有する少なくとも2つの低地球軌道衛星と、 前記低地球軌道衛星のうちの第1低地球軌道衛星の第1
衛星サービス領域と第2低地球軌道衛星の第2衛星サー
ビス領域との間の重複領域に位置し、前記第1衛星サー
ビス領域に対応する前記第1衛星から第1通信信号を受
信するとともに受信した第1通通信信号を前記第2衛星
サービス領域に対応する前記第2衛星に送信する第1ト
ランシーバを有する少なくとも1つの地球中継局と、を
有し、 前記第1衛星サービス領域に位置する第1地上局と、前
記第2衛星サービス領域に位置する第2地上局と、の間
に、通信順方向リンクが形成されることを特徴とする通
信システム。 - 【請求項2】 前記地球中継局は、前記第2衛星サービ
ス領域に対応する前記第2衛星から第1通信信号を受信
するとともに受信した第1通信信号を前記第1衛星サー
ビス領域に対応する前記第1衛星に送信する第2トラン
シーバをさらに有し、 前記第1地上局と前記第2地上局との間に通信戻りリン
クが形成されることを特徴とする請求項1記載の通信シ
ステム。 - 【請求項3】 前記地球中継局は、前記第1衛星から受
信した呼出要求送信を復調する復調手段と、復調した呼
出要求送信から電話をつなぐ宛先情報を抽出する手段
と、をさらに有することを特徴とする請求項1記載の通
信システム。 - 【請求項4】 前記地球中継局は、前記地球中継局から
の前記送信を受信する衛星を選択する手段をさらに有す
ることを特徴とする請求項3記載の通信システム。 - 【請求項5】 前記復調手段は、前記第1衛星から受信
されたスペクトラム拡散信号を逆拡散する手段を含むこ
とを特徴とする請求項3記載の通信システム。 - 【請求項6】 前記第1及び第2低地球軌道衛星は、低
地球軌道(LEO)中継衛星の配列の一部を構成するこ
とを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記第1及び第2低地球軌道衛星は、低
地球軌道(LEO)中継衛星の配列の一部を構成し、 前記配列は、1の軌道面当たり6個の衛星が等距離に配
置されている軌道面の8つに分布する48個の衛星から
なり、前記軌道面は赤道に対して52度傾斜しているこ
とを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 【請求項8】 地球のトランシーバと双方向に通信を行
うために地上サービス領域を各々が有するとともに低地
球軌道(LEO)に配列された低地球軌道中継衛星を有
し、且つ前記地上サービス領域に配置された地上局及び
ユーザ端末を含む通信システムを操作する制御方法であ
って、 通信の宛先を指定する情報を含む通信要求を作成するこ
とによって第1地上局によって通信を開始する行程と、 前記第1地上局から第1低地球軌道中継衛星に前記通信
要求を送信する行程と、 前記第1低地球軌道中継衛星にて前記通信要求を受信し
て送信することによって前記通信要求を中継する行程
と、 前記第1低地球軌道中継衛星の地上サービス領域に位置
する地上中継局にて前記通信要求を受信する行程と、 受信した前記通信要求から通信の宛先を指定した情報を
抽出する抽出行程と、抽出した前記情報の少なくとも一
部に基づいて、第2低地球軌道中継衛星を選択する行程
と、 前記第1低地球軌道中継衛星の地上サービス領域と重複
する地上サービス領域を有して選択された第2低地球軌
道中継衛星に前記地上中継局から通信要求を送信する行
程と、 選択された第2低地球軌道中継衛星にて前記通信要求を
受信して送信することによって前記通信要求を中継する
行程と、 第2地上局にて中継された前記通信要求を受信する行程
と、 前記呼出要求によって指定された宛先により地球の通信
回線網に通信リンクを形成する行程と、を有することを
特徴とする制御方法。 - 【請求項9】 前記抽出行程は、スペクトラム拡散通信
信号を逆拡散して復調する行程を含むことを特徴とする
請求項8記載の制御方法。 - 【請求項10】 前記衛星の配列は、8つの軌道面に4
8個の衛星が分布し且つ1の軌道面当たりに6個の衛星
が等間隔に配置されており、前記軌道面は赤道に対して
52度傾斜していることを特徴とする請求項8記載の制
御方法。 - 【請求項11】 各々が地上サービス領域を有する複数
の低地球軌道(LEO)通信衛星とともに使用される地
上に設けられた中継局であって、 第1サービス領域を有する第1低地球軌道通信衛星から
のダウンリンク送信を受信するとともに受信した送信を
前記第1サービス領域と重複する第2サービス領域を有
する第2低地球軌道通信衛星にアップリンクにて送信す
る第1トランシーバと、 前記第2サービス領域を有する前記第2低地球軌道通信
衛星からのダウンリンク送信を受信するとともに受信し
た送信を前記第1サービス領域を有する前記第1低地球
軌道通信衛星にアップリンクにて送信する第2トランシ
ーバと、 前記第1低地球軌道通信衛星から受信した呼出要求送信
を復調する復調手段と、 復調した呼出要求送信から電話をつなぐ宛先情報を抽出
する手段と、 前記アップリンク送信を受信する低地球軌道通信衛星を
選択する手段と、を有することを特徴とする中継局。 - 【請求項12】 前記復調手段は、前記第1低地球軌道
通信衛星から受信したスペクトラム拡散信号を逆拡散す
る手段を含むことを特徴とする請求項11記載の中継
局。 - 【請求項13】 地球のトランシーバと双方向に通信を
行うために地上サービス領域を各々が有するとともに低
地球軌道(LEO)に配列された低地球軌道中継衛星を
有し、且つ前記地上サービス領域に配置された地上局及
びユーザ端末を含む通信システムを操作する制御方法で
あって、 ユーザ端末から第1低地球軌道中継衛星に送信を送るこ
とによって通信を開始する行程と、 前記第1低地球軌道中継衛星を介して第1地上局に送信
を中継する行程と、 通信の宛先を指定する情報を含む通信要求を前記第1地
上局にて作成する行程と、 前記第1地上局から前記第1低地球軌道中継衛星に前記
通信要求を送信する行程と、 前記第1低地球軌道中継衛星にて前記通信要求を受信し
て送信することによって前記通信要求を中継する行程
と、 前記第1低地球軌道中継衛星の地上サービス領域内に位
置する地上中継局によって前記通信要求を受信する行程
と、 前記第1低地球軌道中継衛星の地上サービス領域と重複
する地上サービス領域を有する第2低地球軌道中継衛星
に前記地上中継局から前記通信要求を送信する行程と、 前記第2低地球軌道中継衛星にて前記通信要求を受信し
て送信することによって前記通信要求を中継する行程
と、 第2地上局によって中継された前記通信要求を受信する
行程と、 前記呼出要求によって指定された宛先に基づいて地球の
通信回線網に通信リンクを形成する行程と、を有するこ
とを特徴とする制御方法。 - 【請求項14】 前記送信行程及び前記受信行程の各々
は、スペクトラム拡散通信信号を増幅する行程を含むこ
とを特徴とする請求項13記載の制御方法。 - 【請求項15】 前記衛星の配列は、8個の軌道面に4
8個の衛星が分布するとともに1の軌道面当たりに6個
の衛星が等距離に配置され、前記軌道面は赤道に対して
52度傾斜していることを特徴とする請求項13記載の
制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/465938 | 1995-06-06 | ||
US08/465,938 US5634190A (en) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | Low earth orbit communication satellite gateway-to-gateway relay system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331034A true JPH08331034A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=23849779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8100435A Pending JPH08331034A (ja) | 1995-06-06 | 1996-04-22 | 衛星通信システムにおける中継システム |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5634190A (ja) |
EP (1) | EP0748063A3 (ja) |
JP (1) | JPH08331034A (ja) |
KR (1) | KR970004437A (ja) |
CN (1) | CN1139845A (ja) |
AU (1) | AU5427396A (ja) |
BR (1) | BR9608395A (ja) |
CA (1) | CA2172645A1 (ja) |
TW (1) | TW319928B (ja) |
WO (1) | WO1996039755A1 (ja) |
Families Citing this family (122)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5303286A (en) * | 1991-03-29 | 1994-04-12 | Space Systems/Loral, Inc. | Wireless telephone/satellite roaming system |
US6067442A (en) * | 1991-10-10 | 2000-05-23 | Globalstar L.P. | Satellite communications system having distributed user assignment and resource assignment with terrestrial gateways |
US6473793B1 (en) * | 1994-06-08 | 2002-10-29 | Hughes Electronics Corporation | Method and apparatus for selectively allocating and enforcing bandwidth usage requirements on network users |
WO1995034153A1 (en) | 1994-06-08 | 1995-12-14 | Hughes Aircraft Company | Apparatus and method for hybrid network access |
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