JPH08329698A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH08329698A
JPH08329698A JP7155507A JP15550795A JPH08329698A JP H08329698 A JPH08329698 A JP H08329698A JP 7155507 A JP7155507 A JP 7155507A JP 15550795 A JP15550795 A JP 15550795A JP H08329698 A JPH08329698 A JP H08329698A
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JP
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data
test
address
memory cell
test data
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JP7155507A
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Junji Hashimoto
淳次 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペレットチェックにおける同時測定数を増や
すことができ、測定コストを低減できるようにする。 【構成】 テスト時に、アドレスカウンタ回路37はク
ロック信号CLKに同期してカウントアップを行い、テ
スト用データの書き込みおよび読み出しを行うアドレス
を発生する。入出力制御回路39は、テストパターン発
生回路35によって発生されたテスト用データを、アド
レスカウンタ回路37によって発生されたアドレスのメ
モリセルへ書き込み、同一アドレスのメモリセルからデ
ータを読み出す。出力判定回路38は、テスト用データ
とメモリセルから読み出されたデータとを比較し、書き
込みおよび読み出しが正常か否かを判定し、この判定結
果に基づいて、合否認識記憶回路40が判定結果信号T
Rを判定結果出力端子34に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き込み、読み出し動
作のチェック機能を有する半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体メモリのウェハ状態におけ
る試験であるペレットチェックは、メモリテスタを用い
て、ウェハ上の各チップに対して実際の動作と同じよう
にデータの書き込み、読み出し動作を実行することによ
って行われていた。このペレットチェックは、具体的に
は、まず、メモリテスタに接続されたプローブカードの
各接触針をそれぞれ対応する半導体メモリの端子に接触
させ、半導体メモリのアドレス入力端子に所定のアドレ
ス信号を与え、半導体メモリの制御信号入力端子に制御
信号を与えると共に、メモリテスタのドライバからのデ
ータを半導体メモリの入出力端子に与えて、半導体メモ
リのメモリセルにデータに書き込む。次に、このデータ
を読み出し、半導体メモリの入出力端子の電位をメモリ
テスタのコンパレータで基準電圧と比較することによっ
て半導体メモリの出力データを再生し、半導体メモリの
各入出力端子毎に、書き込んだデータと読み出したデー
タが一致するか否かを判定することによって、書き込み
および読み出しが正常か否かを判定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メモリテス
タでは、機種によって、ドライバおよびコンパレータの
数が決まっている。従って、ペレットチェックにおける
チップの同時測定数は、半導体メモリのピン数によって
大きく左右される。従来の半導体メモリのペレットチェ
ックでは、半導体メモリの全ピンの制御が必要であった
ため、半導体メモリのピン数が増えれば、同時測定数が
減少し、測定コストが高くなってしまうという問題点が
あった。また、メモリテスタに多数のドライバおよびコ
ンパレータ数が必要なため、ウェハ状態でウェハ内の全
チップについてバーンインテストを行うウェハバーンイ
ンテストの開発が困難になっていた。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、ペレットチェックにおける同時測定
数を増やすことができ、測定コストを低減できるように
した半導体メモリを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体メ
モリは、データを記憶するための複数のメモリセルを有
するメモリセルアレイと、データの入出力を行う入出力
手段と、テスト時に、所定のテスト用データを発生させ
るテスト用データ発生手段と、通常時には、入出力手段
によって入力されたデータのメモリセルへの書き込みま
たはメモリセルからのデータの読み出しを行い、テスト
時には、テスト用データ発生手段によって発生されたテ
スト用データのメモリセルへの書き込みまたはメモリセ
ルからのデータの読み出しを行う書き込み読み出し制御
手段と、テスト時に、外部からのクロック信号に応じて
メモリセルのアドレスを発生するアドレス発生手段と、
通常時には、外部からのアドレス信号に応じて、書き込
み読み出し制御手段によってデータの書き込みまたは読
み出しを行うメモリセルのアドレスを指定し、テスト時
には、アドレス発生手段によって発生されたアドレスに
従って、書き込み読み出し制御手段によってデータの書
き込みまたは読み出しを行うメモリセルのアドレスを指
定するアドレス指定手段と、テスト時に、テスト用デー
タ発生手段によって発生されたテスト用データとこのテ
スト用データを書き込んだメモリセルから読み出された
データとを比較して書き込みおよび読み出しが正常か否
かを判定し、判定結果を外部に出力する判定手段と、テ
スト時に、外部からの制御信号に応じてテスト用データ
発生手段、アドレス発生手段および判定手段を動作させ
るテスト動作選択手段とを備えたものである。
【0006】請求項2記載の半導体メモリは、複数ビッ
ト単位のデータを記憶するための複数のメモリセルを有
するメモリセルアレイと、複数ビット単位のデータの入
出力を行う入出力手段と、テスト時に、複数ビットのテ
スト用データを複数パターン発生可能なテスト用データ
発生手段と、テスト時に、外部からのパターン選択信号
に応じて、テスト用データ発生手段が発生するテスト用
データのパターンを選択するパターン選択手段と、通常
時には、入出力手段によって入力されたデータのメモリ
セルへの書き込みまたはメモリセルからのデータの読み
出しを行い、テスト時には、テスト用データ発生手段に
よって発生されたテスト用データのメモリセルへの書き
込みまたはメモリセルからのデータの読み出しを行う書
き込み読み出し制御手段と、テスト時に、外部からのク
ロック信号に応じてメモリセルのアドレスを発生するア
ドレス発生手段と、通常時には、外部からのアドレス信
号に応じて、書き込み読み出し制御手段によってデータ
の書き込みまたは読み出しを行うメモリセルのアドレス
を指定し、テスト時には、アドレス発生手段によって発
生されたアドレスに従って、書き込み読み出し制御手段
によってデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリ
セルのアドレスを指定するアドレス指定手段と、テスト
時に、テスト用データ発生手段によって発生されたテス
ト用データとこのテスト用データを書き込んだメモリセ
ルから読み出されたデータとを比較して書き込みおよび
読み出しが正常か否かを判定し、判定結果を外部に出力
する判定手段と、テスト時に、外部からの制御信号に応
じてテスト用データ発生手段、パターン選択手段、アド
レス発生手段および判定手段を動作させるテスト動作選
択手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の半導体メモリでは、テスト時に
は、外部からの制御信号に応じてテスト動作選択手段に
よってテスト用データ発生手段、アドレス発生手段およ
び判定手段が動作状態とされる。このテスト時には、テ
スト用データ発生手段によって所定のテスト用データが
発生され、アドレス発生手段によって外部からのクロッ
ク信号に応じてアドレスが発生され、このアドレスのメ
モリセルに対して、書き込み読み出し制御手段によって
テスト用データが書き込まれ、書き込まれたデータが読
み出される。そして、判定手段によって、テスト用デー
タ発生手段によって発生されたテスト用データとこのテ
スト用データを書き込んだメモリセルから読み出された
データとが比較され書き込みおよび読み出し正常か否か
が判定され、判定結果が外部に出力される。
【0008】請求項2記載の半導体メモリでは、テスト
時には、外部からの制御信号に応じてテスト動作選択手
段によってテスト用データ発生手段、パターン選択手
段、アドレス発生手段および判定手段が動作状態とされ
る。このテスト時には、外部からのパターン選択信号に
応じて、パターン選択手段によってテスト用データ発生
手段が発生するテスト用データのパターンが選択され、
テスト用データ発生手段によって複数ビットのテスト用
データが発生され、アドレス発生手段によって外部から
のクロック信号に応じてアドレスが発生され、このアド
レスのメモリセルに対して、書き込み読み出し制御手段
によってテスト用データが書き込まれ、書き込まれたデ
ータが読み出される。そして、判定手段によって、テス
ト用データ発生手段によって発生されたテスト用データ
とこのテスト用データを書き込んだメモリセルから読み
出されたデータとが比較され書き込みおよび読み出しが
正常か否かが判定され、判定結果が外部に出力される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る半導体メモ
リの構成を示すブロック図である。本実施例の半導体メ
モリ10は、複数ビット単位でデータの書き込みおよび
読み出しを行う複数ビット構成の半導体メモリであっ
て、複数ビット単位でアドレスが決定された複数のメモ
リセルを有するメモリセルアレイ11と、アドレス入力
端子12と、このアドレス入力端子12から入力される
アドレス信号A0 〜Amをラッチするアドレスバッファ
13と、このアドレスバッファ13にラッチされたアド
レス信号A0 〜Am に基づくロウ(行)アドレスをデコ
ードしてメモリセルアレイ11のワード線を選択するロ
ウデコーダ14と、アドレスバッファ13にラッチされ
たアドレス信号A0 〜Am に基づくカラム(列)アドレ
スをデコードしてメモリセルアレイ11のビット線を選
択するカラムデコーダ15と、ビット線上のデータを増
幅するセンスアンプおよびデータの書き込みを行うライ
トドライバ(以下、センスアンプ/ライトドライバと記
す。)16と、メモリセルアレイ11に対するデータの
入出力を制御する入出力回路17とを備えている。
【0011】半導体メモリ10は、更に、入出力回路1
7に接続されたデータバス21と、複数ビット単位のデ
ータの入出力を行うための入出力端子IO1 〜IO
n と、通常時における書き込み動作時には入出力端子I
1 〜IOn から入力されたデータをデータバス21に
出力すると共に、通常時における読み出し動作時にはデ
ータバス21上のデータを入出力端子IO1 〜IOn
出力する入出力バッファ22と、チップセレクト信号バ
ーCE、アウトプットイネーブル信号バーOEおよびラ
イトイネーブル信号バーWEを入力するための制御信号
入力端子23a〜23cと、この制御信号入力端子23
a〜23cから入力された各信号に基づいて、アドレス
バッファ13、入出力回路17、入出力バッファ22お
よび後述する入出力制御回路39を制御する入出力コン
トロール回路24とを備えている。入出力端子IO1
IOn および入出力バッファ22が本発明における入出
力手段に対応し、アドレスバッファ13、ロウデコーダ
14およびカラムデコーダ15が本発明におけるアドレ
ス指定手段に対応する。
【0012】半導体メモリ10は、更に、ペレットチェ
ックのためのテスト回路30を備えている。このテスト
回路30は、外部からのテストモード選択信号TMを入
力するためのテストモード選択端子31と、外部からの
パターンモード選択信号PSを入力するためのパターン
モード選択端子32と、外部からのクロック信号CLK
を入力するためのクロック入力端子33と、判定結果信
号TRを外部へ出力するための判定結果出力端子34と
を備えている。テスト回路30は、更に、テスト時に、
複数ビットのテスト用データを複数パターン発生可能な
テスト用データ発生手段としてのテストパターン発生回
路35と、テスト時に、テストモード選択端子31から
入力される複数ビットのパターン選択信号PSに応じ
て、テストパターン発生回路35が発生するテスト用デ
ータのパターンを選択するパターン選択手段としてのパ
ターンモード選択回路36と、テスト時に、クロック入
力端子33から入力されるクロック信号CLKに同期し
てカウントアップを行い、テスト用データの書き込みま
たは読み出しを行うメモリセルのアドレスを発生するア
ドレス発生手段としてのアドレスカウンタ回路37と、
テスト時に、テストパターン発生回路35から出力され
たテスト用データとこのテスト用データを書き込んだメ
モリセルから読み出されたデータとを比較して書き込み
および読み出しが正常か否かを判定する出力判定回路3
8と、入出力コントロール回路24の出力に基づいて、
テスト時における書き込み動作時にはテストパターン発
生回路35から出力されるテスト用データをデータバス
21に出力すると共に、テスト時における読み出し動作
時にはデータバス21上のデータを出力判定回路38に
出力する入出力制御回路39と、出力判定回路38の判
定結果を入力し、判定結果信号TRを判定結果出力端子
34に出力する合否認識記憶回路40とを備えている。
センスアンプ/ライトドライバ16、入出力回路17、
入出力コントロール回路24および入出力制御回路39
が本発明における書き込み読み出し制御手段に対応し、
出力判定回路38および合否認識記憶回路40が本発明
における判定手段に対応する。
【0013】テスト回路30は、更に、テスト動作選択
手段として、テスト時に、テストモード選択端子31か
ら入力されるテストモード選択信号TMに応じてテスト
パターン発生回路35、パターンモード選択回路36、
アドレスカウンタ回路37、出力判定回路38、入出力
制御回路39および合否認識記憶回路40を動作させる
ための例えば電流能力の小さいnMOSトランジスタ4
1を備えている。テストモード選択端子31はトランジ
スタ41のソース、ドレイン間を介して接地されてい
る。トランジスタ41のゲートには電源電圧が印加され
ている。テストモード選択端子31はテストパターン発
生回路35、パターンモード選択回路36、アドレスカ
ウンタ回路37、出力判定回路38、入出力制御回路3
9および合否認識記憶回路40の各制御端子に接続され
ていると共に、インバータ42を介してアドレスバッフ
ァ13の制御端子に接続され、インバータ43を介して
入出力バッファ22の制御端子に接続されている。
【0014】アドレスカウンタ回路37が発生するアド
レスは、アドレスバッファ13およびテストパターン発
生回路35に入力されるようになっている。テストパタ
ーン発生回路35は、複数ビットのテスト用データのパ
ターンとして、チェッカボードパターンやストライプパ
ターン等、複数のパターンを発生させるためのデータを
保持している。このパターンの選択は、テストモード選
択端子31から入力されるパターン選択信号PSに応じ
てパターンモード選択回路36によって行われる。テス
トパターン発生回路35は、保持しているデータのう
ち、パターンモード選択回路36によって選択されたパ
ターンに対応するデータとアドレスカウンタ回路37か
ら出力されるアドレスとの演算によって、アドレス毎且
つビット毎に所定のデータ(“1”または“0”)を発
生し、入出力制御回路39に出力するようになってい
る。入出力制御回路39は、入出力コントロール回路2
4の出力に基づいて、テストパターン発生回路35によ
って発生されたテスト用データのメモリセルへの書き込
みおよびメモリセルからのデータの読み出しを制御する
ようになっている。出力判定回路38は、テストパター
ン発生回路35によって発生されたテスト用データを期
待値データとして、クロック信号CLKに同期して、入
出力制御回路39によってメモリセルから読み出された
データを期待値データと比較して、書き込みおよび読み
出しが正常か否かを判定し、正常(合格;Pass)の
場合は“0”を、異常(不合格;Fail)の場合は
“1”を合否認識記憶回路40に出力するようになって
いる。合否認識記憶回路40は、出力判定回路38から
“0”が入力されている間は判定結果信号TRとして
“0”を判定結果出力端子34に出力し、出力判定回路
38から“1”が入力されたら、その後は判定結果信号
TRとして“1”を判定結果出力端子34に出力し続け
るようになっている。
【0015】次に、本実施例の半導体メモリ10の動作
について説明する。通常時は、テストモード選択端子3
1はトランジスタ41によってグラウンドレベル
(“L”レベル)に固定されており、インバータ42の
出力によってアドレスバッファ13はアドレス入力端子
12から入力されるアドレス信号A0 〜Am をラッチす
るように動作する。また、インバータ43の出力によっ
て入出力バッファ22が動作状態となる。また、テスト
パターン発生回路35、パターンモード選択回路36、
アドレスカウンタ回路37、出力判定回路38、入出力
制御回路39および合否認識記憶回路40はスタンバイ
状態となる。この通常時には、アドレス入力端子12か
ら入力されるアドレス信号A0 〜Am に応じて、データ
の読み出しまたは書き込みを行うメモリセルのアドレス
が指定され、書き込み動作時には入出力端子IO1 〜I
n から入力されたデータが指定されたアドレスのメモ
リセルに書き込まれ、読み出し動作時には指定されたア
ドレスのメモリセルからデータが読み出され、入出力端
子IO1 〜IOn へ出力される。
【0016】テスト(ペレットチェック)時には、メモ
リテスタのプローブカードの接触針を本実施例の半導体
メモリ10の制御信号入力端子23a〜23c、テスト
モード選択端子31、パターンモード選択端子32、ク
ロック入力端子33および判定結果出力端子34に接触
させる。プローブカードの接触針を介して、制御信号入
力端子23a〜23cはメモリテスタの制御信号発生部
に接続され、テストモード選択端子31、パターンモー
ド選択端子32およびクロック入力端子33はメモリテ
スタのドライバに接続され、判定結果出力端子34はメ
モリテスタのコンパレータに接続される。
【0017】この状態で、メモリテスタによってテスト
モード選択端子31に電源電圧Vcc(“H”レベル)が
印加され、これにより、テストパターン発生回路35、
パターンモード選択回路36、アドレスカウンタ回路3
7、出力判定回路38、入出力制御回路39および合否
認識記憶回路40が動作状態となる。また、インバータ
42の出力によってアドレスバッファ13はアドレスカ
ウンタ回路37から出力されるアドレスをラッチするよ
うに動作する。また、インバータ43の出力によって入
出力バッファ22はスタンバイ状態となる。また、メモ
リテスタによってパターンモード選択端子32に複数ビ
ットのパターン選択信号PSが入力され、このパターン
選択信号PSに応じて、パターンモード選択回路36に
よって、テストパターン発生回路35が発生するテスト
用データのパターンが選択される。
【0018】テスト時には、メモリテスタによってクロ
ック入力端子33にクロック信号CLKが入力され、ア
ドレスカウンタ回路37は、このクロック信号CLKに
同期してカウントアップを行い、テスト用データの書き
込みおよび読み出しを行うメモリセルのアドレスを発生
する。このアドレスはアドレスバッファ13によってラ
ッチされ、ロウデコーダ14およびカラムデコーダ15
によって、テスト用データの書き込みおよび読み出しを
行うメモリセルのアドレスが指定される。テストパター
ン発生回路35は、保持しているデータのうち、パター
ンモード選択回路36によって選択されたパターンに対
応するデータとアドレスカウンタ回路37から出力され
るアドレスとの演算によって、アドレス毎且つビット毎
に所定のデータ(“1”または“0”)を発生し、入出
力制御回路39に出力する。また、メモリテスタによっ
て制御信号入力端子23a〜23cにチップセレクト信
号バーCE、アウトプットイネーブル信号バーOEおよ
びライトイネーブル信号バーWEが入力され、これらの
信号に基づいて入出力コントロール回路24はアドレス
バッファ13、入出力制御回路39および入出力回路1
7を制御する。入出力制御回路39は、入出力コントロ
ール回路24の出力に応じて、まず、テストパターン発
生回路35によって発生されたテスト用データのメモリ
セルへの書き込みを行う。次に、入出力制御回路39
は、同一アドレスのメモリセルからデータの読み出しを
行い、読み出したデータを出力判定回路38に出力す
る。
【0019】出力判定回路38は、テストパターン発生
回路35によって発生されたテスト用データを期待値デ
ータとして、クロック信号CLKに同期して、入出力制
御回路39によってメモリセルから読み出されたデータ
を期待値データと比較し、書き込みおよび読み出しが正
常か否かを判定し、正常(合格;Pass)の場合は
“0”を、異常(不合格;Fail)の場合は“1”を
合否認識記憶回路40に出力する。合否認識記憶回路4
0は、出力判定回路38から“0”が入力されている間
は判定結果信号TRとして“0”を判定結果出力端子3
4に出力し、出力判定回路38から“1”が入力された
ら、その後は判定結果信号TRとして“1”を判定結果
出力端子34に出力し続ける。判定結果出力端子34か
ら出力される判定結果信号TRはメモリテスタのコンパ
レータに入力され、メモリテスタによってチップ毎に書
き込みおよび読み出しが正常か否かが認識される。
【0020】以上説明したように本実施例では、ペレッ
トチェック時には、半導体メモリ10側で、外部からの
クロック信号CLKに応じてテスト用データの書き込み
および読み出しを行うメモリセルのアドレスを発生する
と共に複数ビットのテスト用データを発生し、テスト用
データを各アドレスのメモリセルへ書き込んだ後に読み
出して、書き込みおよび読み出しが正常か否かを判定す
るようにしている。従って、メモリテスタが半導体メモ
リに複数ビットのアドレスを与えたり、メモリテスタが
半導体メモリに複数ビットのテスト用データを与え且つ
半導体メモリから複数ビットの読み出しデータを入力す
る必要がないので、従来に比べてメモリテスタが半導体
メモリに与える信号が簡易になると共に、半導体メモリ
のペレットチェックに必要なメモリテスタのドライバお
よびコンパレータのピン数が少なくて済む。これによ
り、ペレットチェックにおける同時測定数を増やすこと
が可能となり、測定コストを低減することが可能とな
る。また、このことから、ウェハ状態でウェハ内の全チ
ップについてバーンインテストを行うウェハバーンイン
テストの開発が容易になる。また、本実施例では、外部
からのパターン選択信号PSに応じてテストパターン発
生回路35が発生するテスト用データのパターンを選択
できるようにしたので、容易に所望のパターンでテスト
用データを発生させることができる。
【0021】なお、本実施例では、ペレットチェック時
に入出力バッファ22を使用しないので、出力リーク電
流試験、出力電流試験といった入出力バッファ22を対
象とした試験はできないが、電源電流の試験、書き込
み、読み出し動作の試験等のその他の基本的なペレット
チェックは妨げられない。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、本発明は1ビット構成の半導体メモリにも適用
することができる。この場合も、メモリテスタが半導体
メモリに複数ビットのアドレスを与える必要がないの
で、従来に比べて半導体メモリのペレットチェックに必
要なメモリテスタのピン数が少なくて済む。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の半導
体メモリによれば、テスト時に、テスト用データ発生手
段によって所定のテスト用データを発生し、アドレス発
生手段によって外部からのクロック信号に応じてアドレ
スを発生し、このアドレスのメモリセルに対して、書き
込み読み出し制御手段によってテスト用データを書き込
み、書き込まれたデータを読み出し、判定手段によっ
て、テスト用データ発生手段によって発生されたテスト
用データとこのテスト用データを書き込んだメモリセル
から読み出されたデータとを比較して書き込みおよび読
み出し正常か否かを判定し、判定結果を外部に出力する
ようにしたので、ペレットチェックに必要なメモリテス
タのピン数が少なくて済み、ペレットチェックにおける
同時測定数を増やすことができ、測定コストを低減する
ことができるという効果がある。
【0024】また、請求項2記載の半導体メモリによれ
ば、テスト時に、パターン選択手段によって、外部から
のパターン選択信号に応じて、テスト用データ発生手段
が発生する複数ビットのテスト用データのパターンを選
択できるようにしたので、上記効果に加え、容易に所望
のパターンでテスト用データを発生させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体メモリの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 半導体メモリ 11 メモリセル 12 アドレス入力端子 13 アドレスバッファ 14 ロウデコーダ 15 カラムデコーダ 16 センスアンプ/ライトドライバ 17 入出力回路 22 入出力バッファ 23a〜23c 制御信号入力端子 24 入出力コントロール回路 30 テスト回路 31 テストモード選択端子 32 パターンモード選択端子 33 クロック入力端子 34 判定結果出力端子 35 テストパターン発生回路 36 パターンモード選択回路 37 アドレスカウンタ回路 38 出力判定回路 39 入出力制御回路 40 合否認識記憶回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するための複数のメモリセ
    ルを有するメモリセルアレイと、 データの入出力を行う入出力手段と、 テスト時に、所定のテスト用データを発生させるテスト
    用データ発生手段と、 通常時には、前記入出力手段によって入力されたデータ
    のメモリセルへの書き込みまたはメモリセルからのデー
    タの読み出しを行い、テスト時には、前記テスト用デー
    タ発生手段によって発生されたテスト用データのメモリ
    セルへの書き込みまたはメモリセルからのデータの読み
    出しを行う書き込み読み出し制御手段と、 テスト時に、外部からのクロック信号に応じてメモリセ
    ルのアドレスを発生するアドレス発生手段と、 通常時には、外部からのアドレス信号に応じて、前記書
    き込み読み出し制御手段によってデータの書き込みまた
    は読み出しを行うメモリセルのアドレスを指定し、テス
    ト時には、前記アドレス発生手段によって発生されたア
    ドレスに従って、前記書き込み読み出し制御手段によっ
    てデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリセルの
    アドレスを指定するアドレス指定手段と、 テスト時に、前記テスト用データ発生手段によって発生
    されたテスト用データとこのテスト用データを書き込ん
    だメモリセルから読み出されたデータとを比較して書き
    込みおよび読み出しが正常か否かを判定し、判定結果を
    外部に出力する判定手段と、 テスト時に、外部からの制御信号に応じて前記テスト用
    データ発生手段、アドレス発生手段および判定手段を動
    作させるテスト動作選択手段とを備えたことを特徴とす
    る半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 複数ビット単位のデータを記憶するため
    の複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、 複数ビット単位のデータの入出力を行う入出力手段と、 テスト時に、複数ビットのテスト用データを複数パター
    ン発生可能なテスト用データ発生手段と、 テスト時に、外部からのパターン選択信号に応じて、前
    記テスト用データ発生手段が発生するテスト用データの
    パターンを選択するパターン選択手段と、 通常時には、前記入出力手段によって入力されたデータ
    のメモリセルへの書き込みまたはメモリセルからのデー
    タの読み出しを行い、テスト時には、前記テスト用デー
    タ発生手段によって発生されたテスト用データのメモリ
    セルへの書き込みまたはメモリセルからのデータの読み
    出しを行う書き込み読み出し制御手段と、 テスト時に、外部からのクロック信号に応じてメモリセ
    ルのアドレスを発生するアドレス発生手段と、 通常時には、外部からのアドレス信号に応じて、前記書
    き込み読み出し制御手段によってデータの書き込みまた
    は読み出しを行うメモリセルのアドレスを指定し、テス
    ト時には、前記アドレス発生手段によって発生されたア
    ドレスに従って、前記書き込み読み出し制御手段によっ
    てデータの書き込みまたは読み出しを行うメモリセルの
    アドレスを指定するアドレス指定手段と、 テスト時に、前記テスト用データ発生手段によって発生
    されたテスト用データとこのテスト用データを書き込ん
    だメモリセルから読み出されたデータとを比較して書き
    込みおよび読み出しが正常か否かを判定し、判定結果を
    外部に出力する判定手段と、 テスト時に、外部からの制御信号に応じて前記テスト用
    データ発生手段、パターン選択手段、アドレス発生手段
    および判定手段を動作させるテスト動作選択手段とを備
    えたことを特徴とする半導体メモリ。
JP7155507A 1995-04-28 1995-05-31 半導体メモリ Pending JPH08329698A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7565589B2 (en) 2006-04-20 2009-07-21 Panasonic Corporation Semiconductor integrated circuit having a BIST circuit
US7607055B2 (en) 2005-02-11 2009-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and method of testing the same

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