JPH083293Y2 - ハンドバッグ - Google Patents

ハンドバッグ

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Publication number
JPH083293Y2
JPH083293Y2 JP4825593U JP4825593U JPH083293Y2 JP H083293 Y2 JPH083293 Y2 JP H083293Y2 JP 4825593 U JP4825593 U JP 4825593U JP 4825593 U JP4825593 U JP 4825593U JP H083293 Y2 JPH083293 Y2 JP H083293Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary storage
storage portion
bag
handbag
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4825593U
Other languages
English (en)
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JPH0713217U (ja
Inventor
嘉子 小川
Original Assignee
嘉子 小川
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Publication date
Application filed by 嘉子 小川 filed Critical 嘉子 小川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ハドバッグに収納す
べき物品のうち、眼鏡や筆記具、あるいは定期入れなど
頻繁な出し入れを要する物品をハンドバッグを開閉する
ことなく収納し、かつ取り出すようにしたハンドバッグ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】財布や化粧品などの小物を収納するため
のハンドバッグの多くは、実開昭57−72927号公
報や実開昭59−41111号公報、さらには実開昭6
0−79321号公報に開示されるように、内部に仕切
り板を設けて収納せんとする小物類を整理して収納する
ことができ、かつ簡単に引き出すことができるよう構成
されている。また、実開昭60−48722号公報に
は、バッグ本体の側面部に切欠部を設けると共に、この
切欠部の上端部に表部材を設け、この表部材の両端部と
前記切欠部との間に側部材をそれぞれ取り付けて小物入
れ部を形成し、この小物入れ部を前記切欠部内に収納可
能に構成し、前記小物入れ部に眼鏡ケースに収納した眼
鏡、あるいは卓上計算器や万年筆など壊れやすいものな
どを収納できるようにしたハンドバッグも知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記実開昭57−72
927号公報や実開昭59−41111号公報、さらに
は実開昭60−79321号公報に開示されたハンドバ
ッグは、いずれも収納せんとする小物類のハンドバッグ
への収納や取り出しに際しては、収納部を閉止する開閉
蓋あるいはファスナーを操作しなければ、小物類をハン
ドバッグに収納または取り出しを行うことができないも
のである。したがって、頻繁に出し入れをする定期入れ
や眼鏡、あるいは筆記具などの小物類の収納・取り出し
には、開閉蓋あるいはファスナーを頻繁に操作しなけれ
ばないらい不都合がある。
【0004】また、実開昭60−48722号公報に記
載のバッグは、壊れやすい小物類を収納するための小物
入れ部を、その他の小物類を収納する主たる収納部とは
全く別個にバッグ本体の表面部に形成し、この小物入れ
部を主たる収納部内に収納させるよう形成されているた
め、主たる収納部の収納容積が著しく制限されて多くの
小物を収納することができず、バッグの構造が複雑にな
ることが避けられないものである。特に、この構造のバ
ッグは、壊れやすい小物入れ部がバッグの最も目立つ前
後の表面部に形成されるため、購入に最も大きなウエイ
トを占めるデザインの自由性が制限され、かつ多くのハ
ンドバッグと同様に小物入れ部に収納せんとする眼鏡等
の出し入れに際しては、小物入れ部を閉止する蓋やファ
スナーを開閉する必要性があるため、頻繁な小物の出し
入れにおける利便性は全く考慮されていないものであ
る。
【0005】この考案はかゝる従来のハンドバッグが有
する問題点に鑑み、日常生活に必要な眼鏡や頻繁な出し
入れが要求される定期入れや筆記具などの小物を、ハン
ドバッグの主たる収納部を閉止する開閉蓋やファスナー
を操作することなく収納し、かつ取り出すことができる
ハンドバッグを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案のハンドバッグは、ボックス状のバッグ主
体の左右いずれか一方の側面部の内側に仕切り部材を縦
方向に設けて眼鏡等を収納するための補助収納部とし、
この補助収納部を形成する前記仕切り部材と対向する側
面部の前後方向におけるいずれか一方の上縁部をバック
主体と非結合としてバッグ主体に設けられた蓋部材を開
くことなく補助収納部内に眼鏡等を出し入れすることが
できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0007】より具体的には、この考案のハンドバッグ
は、ボックス状のバッグ主体の左右の側面部の内側にそ
れぞれ仕切り部材を縦方向に設けて一方の補助収納部を
眼鏡収納部とし、他方の補助収納部を筆記用具等の収納
部とし、各補助収納部を形成する前記仕切り部材と対向
する側面部の前後方向におけるいずれか一方の上縁部を
バック主体と非結合としてバッグ主体に設けられた蓋部
材を開くことなく補助収納部内に眼鏡や筆記用具等を出
し入れすることができるよう構成したことを特徴とする
ものである。
【0008】この考案において、ハンドバッグを構成す
るバッグ主体は、ボックス状で、化粧品などの小物類を
収納するための主たる収納部と、この主たる収納部のい
ずれか一方もしくは両方の側縁部に形成される補助収納
部とから形成されるもので、この補助収納部の開口部は
主たる収納部の開口部を閉止する蓋部材によって覆われ
るよう構成される。
【0009】ボックス状のバッグ主体の左右の側面部に
形成される補助収納部は、基本的にはバッグ主体の左右
いずれか一方の側面部の内側に縦方向に仕切り部材を設
けて形成するものであるが、左右いずれの側面部の内側
にもそれぞれ仕切り部材を縦方向に設けて2つの補助収
納部を形成してもよい。その際、一方の補助収納部を眼
鏡など比較的大きな小物類を出し入れするための収納部
とし、他方の補助収納部を定期券や筆記用具など嵩張ら
ない小物類の収納部として使用すればよい。しかして、
各補助収納部は、その上端の開口部が蓋部材によって覆
われているので、各補助収納部を形成する仕切り部材と
対向する側部材の前後方向におけるいずれか一方をバッ
グ主体と非結合とし、この非結合部を外側に押し開くこ
とによって保持収納部への小物類の出し入れを行うもの
であるが、前後の上縁部をいずれも非結合とすることに
よってハンドバッグの外観を損なうことなく小物類の出
し入れを一層便利にすることができる。
【0010】
【作用】この考案のハトンドバッグは、ボックス状のバ
ッグ主体の左右いずれか一方の側面部、もしくは両方の
側面部の内側に仕切り部材を縦方向に設けて補助収納部
を形成し、この補助収納部を形成する前記仕切り部材と
対向する側面部の前後方向における少なくとも一方の上
縁部をバック主体と非結合としているので、補助収納部
への眼鏡などの小物類の出し入れは、非結合部を外側に
押し開くことによって行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案のハンドバッグの一実施例を
添付の図面に基づいて具体的に説明する。図面はこの考
案のハンドバッグの一例を示し、ハンドバッグ1は、ボ
ックス状のバッグ主体2と、このバッグ主体2の主たる
収納部3の開口部を覆う提手7を有する蓋部材4とで構
成されている。前記バッグ主体2は、前部材2a,後部
材2b,底部材2cおよび左右の側部材2d,2eとに
よって上部が開口する主たる収納部3を形成したボック
ス状のもので、前記収納部3の開口部を覆うため後部材
2bの上端縁部を延出させて蓋部材4とし、この蓋部材
4の先端縁部に受け金具5を取り付け、この受け金具5
と係合する止め金具6を前記前部材2aに取り付けてハ
ンドバッグ1としたもので、前記蓋部材4の上面部には
堤手7が取り付けられている。
【0012】かゝる公知の形状のバッグ主体2におい
て、この考案のハンドバッグ1は、バッグ主体2を構成
する左右の側部材2d,2eの内側にそれぞれ縦方向に
仕切り部材8a,8bを形成し、各側部材2d,2eと
の間に補助収納部9,10を形成するものであるが、少
なくとも一方の補助収納部9は日常生活に必要な眼鏡を
単独で、もしくは眼鏡ケースに収納した状態で入れるこ
とのできる眼鏡収納部とするため、仕切り部材8aを内
側に大きく湾曲させて側部材2dとの間に比較的容積の
大きな補助収納部とするものである。また、他方の補助
収納部10は、定期入れや筆記具など比較的嵩張らない
小物類を収納するものにすれば、仕切り部材8bは僅か
に湾曲させるだけでよい。
【0013】かくしてボックス状のバッグ主体2の左右
の側縁部に形成された補助収納部9および10は、通常
の状態ではその取り出し部は蓋部材4に覆われているの
で、蓋部材4を開閉しない限り出し入れができないの
で、この考案においては、各側部材2dおよび2eの左
右の上縁部を図1および図2に示すようにバッグ主体2
と非結合11としたものである。したがって、補助収納
部9内に眼鏡を収容した眼鏡ケース12を、保持収納部
10内に筆記具13を収納し、あるいは取り出すには、
側部材2d,2eの上縁部を外側に引くことによって蓋
部材4と側部材2dまたは2eの間に十分な空隙が形成
されるので、この空隙から眼鏡その他の小物類を簡単か
つ容易に取り出すことができるものである。なお、各側
部材2d,2eの上縁部は左右いずれかの上縁部のみを
バッグ主体2と非結合としておけば、補助収納部9また
は10内に収納した小物類を取り出すことができるが、
その取り出しを容易にするにはバッグ主体2との非結合
部の面積を大きくする必要が生ずるので、左右の上縁部
を非結合とすれば側部材2dおよび2eの上縁部を大き
く外側に開くことができ、かつハンドバッグ1の外観を
損なうことがないので好ましい。
【0014】なお、図面において14は、主たる収納部
3の後部材2bの内面部に形成された財布などの側部収
納部、15は前部材2aの内面部に仕切り板によって形
成された側部収納部、16,17はいずれもバッグ主体
2の後部材の外面部に形成された側部収納部で、一方の
側部収納部17はファスナーによって開閉されるもので
ある。また、主たる収納部3の左右のいずれか一方もし
くは両方に形成する補助収納部9,10は、仕切り部材
8a,8bを底部材5の上面に達する長さに形成してお
けば、各補助収納部9,10内に収納した小物類が主た
る収納部3内に入り込むことがなく、取扱いがきわめて
容易となる。
【0015】
【考案の効果】この考案のハトンドバッグは、バッグ主
体の左右いずれか一方の側面部もしくは両方の側面部の
内側に仕切り部材を縦方向に形成して補助収納部を形成
し、かつバッグ主体を形成する側部材の前後方向におけ
るいずれかの上縁部をバッグ主体と非結合としたので、
バッグ主体と非結合の側部材を上縁部をもって外側に押
し開くことによって蓋部材と側部材の上端部との間に空
隙を形成し、バッグ主体の主たる収納部を覆う蓋部材を
開閉することなく、補助収納部内に収納した眼鏡などの
日常生活に必要な小物類や頻繁な出し入れが要求される
小物類を簡単かつ容易に出し入れすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のハンドバッグの一例を示す正面斜視
図である。
【図2】蓋部材を開いた状態を示す正面斜視図である。
【図3】蓋部材を取り除いて内部を示した平面図であ
る。
【図4】ハンドバッグの背面斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドバッグ 2 バッグ主体 2d,2e 側部材 3 主たる収納部 4 蓋部材 8a,8b 仕切り板 9 補助収納部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス状のバッグ主体の左右いずれか
    一方の側面部の内側に仕切り部材を縦方向に設けて眼鏡
    等を収納するための補助収納部とし、この補助収納部を
    形成する前記仕切り部材と対向する側面部の前後方向に
    おけるいずれか一方の上縁部をバック主体と非結合とし
    てバッグ主体に設けられた蓋部材を開くことなく補助収
    納部内に眼鏡等を出し入れすることができるよう構成し
    たことを特徴とするハンドバッグ。
  2. 【請求項2】 ボックス状のバッグ主体の左右の側面部
    の内側にそれぞれ仕切り部材を縦方向に設けて一方の補
    助収納部を眼鏡収納部とし、他方の補助収納部を筆記用
    具等の収納部とし、各補助収納部を形成する前記仕切り
    部材と対向する側面部の前後方向におけるいずれか一方
    の上縁部をバック主体と非結合としてバッグ主体に設け
    られた蓋部材を開くことなく補助収納部内に眼鏡や筆記
    用具等を出し入れすることができるよう構成したことを
    特徴とするハンドバッグ。
JP4825593U 1993-08-13 1993-08-13 ハンドバッグ Expired - Lifetime JPH083293Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4825593U JPH083293Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ハンドバッグ

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JP4825593U JPH083293Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ハンドバッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713217U JPH0713217U (ja) 1995-03-07
JPH083293Y2 true JPH083293Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=12798344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4825593U Expired - Lifetime JPH083293Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 ハンドバッグ

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JP (1) JPH083293Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU206305U1 (ru) * 2020-09-02 2021-09-06 Сергей Сергеевич Писаренко Муфта-сумка для защитных перчаток

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU206305U1 (ru) * 2020-09-02 2021-09-06 Сергей Сергеевич Писаренко Муфта-сумка для защитных перчаток

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Publication number Publication date
JPH0713217U (ja) 1995-03-07

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Effective date: 19960712