JPH08329200A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

Info

Publication number
JPH08329200A
JPH08329200A JP7302885A JP30288595A JPH08329200A JP H08329200 A JPH08329200 A JP H08329200A JP 7302885 A JP7302885 A JP 7302885A JP 30288595 A JP30288595 A JP 30288595A JP H08329200 A JPH08329200 A JP H08329200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
chip
recording area
optical recording
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7302885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Togawa
剛 外川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7302885A priority Critical patent/JPH08329200A/ja
Publication of JPH08329200A publication Critical patent/JPH08329200A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、カードの破損を確実に防止できると
ともに、装置のコストダウンも図ることができる情報再
生装置を提供する。 【構成】ハイブリッドカード1上にICチップ1bとと
もに設けられる光記録領域1aに記憶されるICチップ
搭載の有無の情報からICチップ1bの搭載を判断し、
ここでICチップ搭載していると判断すると、カード載
置台2をさらに移動させて、カード1のICチップ1b
にICチップコネクタ9を接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード上にICチップ
とともに、光学的記録領域および磁気的記録領域の少な
くとも一方を有した複合型カード(以下、ハイブリッド
カードと称する。)の情報再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カード状の記録媒体として、磁気
ストライプを用いて情報の記録再生を行う磁気カード、
レーザ光を用いて光学的に情報の記録再生を行う光カー
ドあるいはカード内にICチップを埋め込んだICカー
ドなどが知られている。
【0003】ところで、これらカードは、いずれも携帯
性に優れているものの、それぞれに以下のような長所お
よび短所を有している。例えば、磁気カードについて
は、生産コストが低いとともに、情報の読み書きを行う
ことができるが、記憶容量が数キロバイトと少ないた
め、多くの情報を記憶することができず、また、光カー
ドについては、記憶容量は数メガバイトと多くの情報を
記憶することができるが、情報の書き替えができないこ
とから、用途が限られてしまい、さらにICカードにつ
いては、高速なアクセスが可能で、しかも情報の秘密性
が維持し易いことから安全性の面で有利であるが、単位
記憶容量当たりの単価が高いなどが考えられる。
【0004】そこで、従来、これら各カードの特徴を生
かし、しかもそれぞれの欠点を補うものとして、ICチ
ップとともに、光学的記録領域および磁気的記録領域の
少なくとも一方を有したハイブリッドカードが考えられ
ている。
【0005】しかして、従来、この種のハイブリッドカ
ードとして、カードの一方面側に光学的記録領域とIC
チップ領域をそれぞれ設けるようにしたものがあり、こ
のようなハイブリッドカードの記録再生装置として、特
開平5−67250号公報に開示されるように光学的記
録領域に対して光ビームを照射して光学的に記録再生を
行う光学ヘッドを設けるとともに、ICチップ領域のI
Cチップの接点に対して電気的に接続可能なICチップ
コネクタを設けるようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
記録再生装置によると、カードをカード載置台にセット
する際に、この過程でICチップコネクタがカード面を
擦るようになっているため、仮に、ICチップを有して
おらず光学的記録領域のみを有するカードをカード載置
台にセットしようとすると、ICチップコネクタにより
光学的記録領域面が擦られ、この部分に傷を付けてしま
うというおそれがあった。
【0007】そこで、従来、特開平6−266910号
公報に開示されるように挿入されたカードがICカード
であるかを検出し、ICカードと認識した場合のみIC
接点を駆動してカードに接触させるようにしたものがあ
る。
【0008】ところが、このようにしたものは、ICチ
ップの有無を検出するセンサとして金属センサのような
専用センサを必要とするため、コストアップとなり、さ
らに、ICカードと認識した場合にIC接点を駆動する
ための専用の駆動手段も必要とするため、さらにコスト
アップになるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、カードの破損を確実に防止できるとともに、装置の
コストダウンを図ることもできる情報再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カード上にICチップとともに、光学的記録領域および
磁気的記録領域の少なくとも一方を有し、且つ前記光学
的記録領域または磁気的記録領域に前記ICチップ搭載
の有無の情報を記憶した複合型カードを使用する情報再
生装置において、前記カードと該カードのICチップに
接続されるICチップコネクタとの相対位置を変化させ
る相対位置変化手段と、前記カードに記憶された情報か
ら前記ICチップの搭載を判断すると前記相対位置変化
手段により前記相対位置を変化させ前記カードのICチ
ップと前記ICチップコネクタを接続させる制御手段と
により構成している。
【0011】また、請求項2記載の発明は、カード上に
ICチップとともに、光学的記録領域および磁気的記録
領域の少なくとも一方を有した複合型カードを使用する
情報再生装置において、前記カードを載置し且つ該カー
ドを所定方向に搬送するカード載置台と、前記カードの
ICチップに接続されるICチップコネクタと、前記カ
ードの光学的記録領域または磁気的記録領域に対応する
所定範囲で前記カード載置台を移動させるとともに該カ
ード載置台の前記所定範囲外の移動により前記カードの
ICチップに前記ICチップコネクタを接続させるカー
ド載置台制御手段とにより構成している。
【0012】また、請求項3記載の発明は、カード上に
ICチップとともに、光学的記録領域および磁気的記録
領域の少なくとも一方を有した複合型カードを使用する
情報再生装置において、前記カードを載置し且つ該カー
ドを所定方向に搬送するカード載置台と、前記カードの
ICチップに接続されるICチップコネクタと、前記カ
ード載置台の移動方向と直交する方向に前記カードの光
学的記録領域または磁気的記録領域に対応する所定範囲
でヘッドを移動させるとともに該ヘッドの前記所定範囲
外の移動により前記カードのICチップに前記ICチッ
プコネクタを接続させる制御手段とにより構成してい
る。
【0013】
【作用】この結果、請求項1記載の発明によれば、カー
ド上にICチップとともに設けられる光学的記録領域ま
たは磁気的記録領域に記憶されるICチップ搭載の有無
の情報からICチップの搭載を判断すると、カードと該
カードのICチップに接続されるICチップコネクタと
の相対位置を変化させる相対位置変化手段により前記相
対位置を変化させてカードのICチップとICチップコ
ネクタを接続させるようになっているので、光学的記録
領域のみを有するカードをセットしようとした時、IC
チップコネクタにより光学的記録領域面が擦られ、この
部分に傷を付けるようなおそれがなくなる。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、カー
ド載置台のカードの光学的記録領域または磁気的記録領
域に対応する所定範囲での移動に加えて、所定範囲外の
移動によりカードのICチップにICチップコネクタを
接続させるようにできるので、カード載置台の移動とい
う共通の動作によりICチップにICチップコネクタを
接続させる動作も得られるようになり、ICチップコネ
クタを駆動するための専用の駆動手段を必要としなくな
る。
【0015】また、請求項3記載の発明によれば、ヘッ
ドのカードの光学的記録領域または磁気的記録領域に対
応する所定範囲での移動に加えて、所定範囲外の移動に
よりカードのICチップにICチップコネクタを接続さ
せるようにできるので、この場合も、ヘッドの移動とい
う共通動作によりICチップにICチップコネクタを接
続させる動作も得られ、ICチップコネクタを駆動する
ための専用の駆動手段を必要としなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1および図2は、本発明が適用される
情報再生装置の第1実施例の概略構成を示すもので、こ
こでの情報再生装置は、カードの一方面に光記録領域お
よびICチップを設けたハイブリッドカードに対して情
報の再生を行うものを示している。
【0017】図において、1はハイブリットカードで、
このハイブリットカード1は、一方面に光記録領域1a
とICチップ1bを設けている。この場合、ICチップ
1bは、カード1の幅方向のほぼ中央部で、一方端部側
に近接した位置に埋設され、また、光記録領域1aは、
ICチップ1bを避けるようにしてカード1の長手方向
に沿って設けられている。また、この光記録領域1aに
は、該カードにICチップが搭載されている旨の情報が
記憶されている。
【0018】そして、このようなハイブリッドカード1
は、カード載置台2に載置され所定方向に搬送可能にな
っている。この場合、カード載置台2は、図3に示すよ
うにシャトルベース3上に押圧バネ4を介してトレー5
を配している。そして、このトレー5上に板状のアッパ
ーメタル6、6を設け、これらトレー5とアッパーメタ
ル6、6の間にハイブリッドカード1を光記録領域1a
側を上にして挿入するようにしている。ここで、アッパ
ーメタル6、6は、ハイブリッドカード1の光記録領域
1aとICチップ1b以外の長手方向の両側縁部を押さ
えるためのものである。
【0019】そして、このようなカード載置台2には、
シャトル駆動用ボイスコイルモータ(VCM)7、7の
コイル71、71が固定されており、これらコイル7
1、71に流す電流を制御することによりガイドシャフ
ト8に沿って往復移動可能になっている。この場合、カ
ード載置台2は、光学記録領域1aに対する情報の読み
書きでは、図示しない光学ヘッドに対し光記録領域1a
の長手方向に所定範囲で移動が行われ、ICチップ1b
に対する情報の読み書きでは、さらに後述するICチッ
プコネクタ9までの移動を可能にしている。
【0020】カード載置台2の移動方向に対向してIC
チップコネクタ9を設けている。このICチップコネク
タ9は、基端部を軸11に回転自在に支持されたコ字形
の支持金具10先端に回動自在に支持されている。ま
た、支持金具10の基端部には、L字状の操作部101
を一体に設けていて、ハイブリッドカード1の光学記録
領域1aの情報の読み書きに対するカード載置台2の動
きに対しては、図3(a)に示すように圧縮バネ12に
よる軸11を中心とした時計方向の偏倚力により操作部
101をストッパ13に当接させ、ハイブリッドカード
1のICチップ1bの情報の読み書きに対するカード載
置台2の動きに対しては、図3(b)に示すように、圧
縮バネ12による偏倚力に打ち勝つようなカード載置台
2の押圧力によって支持金具10を軸11を中心に反時
計方向に回動させ、ICチップコネクタ9をハイブリッ
ドカード1のICチップ1bにコンタクトさせるように
している。
【0021】図4は、このように構成した情報再生装置
のカード載置台2の移動制御回路を示している。15は
再生回路で、この再生回路15は、図示しない光ヘッド
によりハイブリッドカード1の光学記録領域1aより読
み出した情報を再生するものである。そして、この再生
回路15の再生出力を制御回路16に与える。この制御
回路16は、再生回路15からの再生出力より光記録領
域1aにICチップが搭載されている旨の情報が記憶さ
れているか否かを判断する機能を有するもので、この判
断結果に基づいてボイスコイルモータ7、7のコイル7
1、71を駆動する制御信号を制御回路17に出力する
ようにしている。
【0022】しかして、このような構成において、ま
ず、カード載置台2のトレー5とアッパーメタル6、6
の間にハイブリッドカード1あるいはICチップが搭載
されていない光カードを光記録領域1a側を上にして挿
入する。
【0023】本実施例では、ハイブリッドカードとし
て、少なくとも光学記録領域を備えたものを想定してい
る。この光学記録領域にはICチップを搭載しているカ
ードであることを表わす情報が光学的に記録されてい
る。この光学的な記録動作は、本再生装置に記録機能を
持たせることにより行っても良いが、カード製造時に記
録するほうが望ましい。
【0024】そこで、本再生装置は、電源を入れた後の
初期動作として挿入されたカードがICチップを搭載し
ているかどうかを判断する。そのために、光学記録領域
に対して通常の再生動作を行う。カード載置台2は再生
のために所定の範囲を往復移動するが、そのICチップ
コネクタ9側の移動限界は、図3にAで示されている。
ICチップ搭載情報は予め決められている所定の記録ト
ラックに記録されているので、図に示していない光学ヘ
ッドをそのトラック番号にアクセスすることにより、制
御回路16においてICチップ搭載のカードかどうかが
確認できる。検出されたICチップ搭載のカードかどう
かの情報は制御回路16に接続されているROMなどの
記録手段に保持するようにする。
【0025】次に、初期動作以降に行われるカードから
の再生動作を説明する。 (1)ICチップが搭載されていないと判断した場合 この場合、カードは、光学記録領域と磁気記録領域の少
なくとも一方のみを備え、ICチップコネクタ9と係合
するICチップを持たない。したがって、ICチップコ
ネクタ9とカードとを係合させないように制御する。そ
のために、図示していないホストコンピュータからIC
チップアクセス(読みだし)指令が送られたとしても、
制御回路16は、ROMの出力に基づいて、移動範囲A
を越えてBまで移動を行うICチップアクセス用のVC
M制御信号をVCM駆動回路17に与えないようにす
る。その場合、ICチップアクセス指令を無視し、カー
ド載置台2を静止状態に置くのが望ましい。そのために
は、VCMへの駆動信号を切るか或いは位置保持サーボ
をかければ良い。一方、ホストコンピュータからの光学
記録領域あるいは磁気記録領域へのアクセス(再生)指
令カード載置台2は移動範囲Aでの往復移動を行い、磁
気記録領域に対しても移動範囲Aを越える移動は行われ
ない。
【0026】(2)ICチップが搭載されていると判断
した場合 ホストコンピュータからICチップアクセス(読みだ
し)指令が送られた場合、制御回路16は、ROMの出
力に基づいて、移動範囲Aを越えてBまで移動を行うI
Cチップアクセス用のVCM制御信号をVCM駆動回路
17に与える。その結果、図3(b)のように、シャト
ルベース3の先端が操作部101を押すことにより支持
金具10が軸11を中心に反時計回りに回動し、ICチ
ップコネクタ9はICチップとが結合する。ICチップ
内の情報は、ICチップコネクタ9を介してホストコン
ピュータ側に読み出される。一方、ホストコンピュータ
からの光学記録領域あるいは磁気記録領域へのアクセス
(再生)指令を受けたときは、通常通りの再生動作を行
う。光学記録領域の再生に際して、カード載置台2派移
動範囲Aでの往復移動を行い、磁気記録領域に対しても
移動範囲Aを越える移動は行われない。そのため、カー
ドとICチップコネクタ9とは接触しない。
【0027】従って、このような第1実施例によれば、
ハイブリッドカード1上にICチップ1bとともに設け
られる光記録領域1aに記憶されるICチップ搭載の有
無の情報からICチップ1bの搭載を判断し、ここでI
Cチップを搭載していると判断した場合に限ってICチ
ップのアクセス指令に応じて、カード載置台2をさらに
移動させて、カード1のICチップ1bにICチップコ
ネクタ9を接続させるようにしたので、従来のように光
記録領域のみを有するカードをセットしようとして、I
Cチップコネクタにより光学的記録領域面が擦られ、こ
の部分に傷を付けるようなおそれがなくなり、カードの
破損を確実に防止することができる。
【0028】また、この時のカード載置台2を移動は、
カード1の光記録領域1aに対応する所定範囲での移動
から、さらに移動され、所定範囲外までの移動によりI
Cチップ1bにICチップコネクタ9を接続させるよう
にしているので、カード載置台2の移動という共通の動
作のみによりICチップ1bにICチップコネクタ9を
接続させることができ、これによりICチップコネクタ
9を駆動するための専用の駆動手段を必要としなくなる
ことから、装置のコストダウンを実現することができ
る。 (第2実施例)図5は、第2実施例の概略構成を示すも
ので、ここでの情報再生装置は、カードの表面側に光記
録領域を有し、裏面側にICチップを設けたハイブリッ
ドカードに対して情報の再生を行うものを示している。
【0029】図において、21はハイブリッドカード
で、このハイブリッドカード21は、表面側に光記録領
域21aを形成し、裏面側にICチップ21bを設けて
いる。この場合、ICチップ21bは、カード21の幅
方向のほぼ中央部で、一方端部側に近接した位置に埋設
され、光記録領域21aは、ICチップ21bを避ける
ようにしてカード21の長手方向に沿って設けられてい
る。
【0030】そして、このようなハイブリッドカード2
1は、カード載置台22に載置され所定方向に搬送可能
になっている。カード載置台22は、シャトルベース2
3を有している。このシャトルベース23は、前記ハイ
ブリッドカード21の幅方向の寸法とほぼ同じ幅寸法
で、且つ長手方向の寸法より僅かに短い寸法の底面23
1を有し、この底面231の両側部、つまり、ハイブリ
ッドカード21の長手方向側部に対応する側縁部に沿っ
て突壁232、232を形成している。これら突壁23
2、232は、シャトルベース23の後端部よりさらに
突出し、この突出部に後述するトレイ31に係合するピ
ン24、24を設け、また、これら突壁232、232
には、後述するアッパーメタル32を固定するためのネ
ジ穴26、26を設けている。また、シャトルベース2
3の前端部の中央には、ピン25を設けている。
【0031】シャトルベース23の底面231には、突
壁232、232に沿って押圧バネ27、27を設けて
いる。これら押圧バネ27、27は、トレイ31を押し
上げるためのものである。また、シャトルベース23の
底面231には、ICチップコネクタ28を設けてい
る。この場合、ICチップコネクタ28は、直立軸2
9、29に支持されるとともに、バネ30、30により
ハイブリッドカード21のICチップ21bにコンタク
トされる際の押圧力を確保するようにしている。また、
ICチップコネクタ28は、直立軸29、29に支持さ
れた状態で、そのヘッド部がハイブリッドカード21の
挿脱方向にスイングできるようになっている。また、I
Cチップコネクタ28から、シャトルベース23の移動
方向にレバー281が突出している。このレバー281
は、接点28aを出し入れするためのもので、図6
(a)に示すように接点28aが出ていない状態から、
レバー281を押し込むと、同図(b)に示すように接
点28aが突出され、この状態から、再びレバー281
を押し込むと、同図(a)に示す接点28aが入り込ん
だ状態に戻るようにした周知のプッシュリターン機構を
採用したものである。
【0032】そして、このようなシャトルベース23に
ハイブリッドカード21を載置する板状トレイ31を設
けている。このトレイ31は、後端部の両側端にシャト
ルベース23の突壁232、232側に設けたピン2
4、24に係合する係合部311、311を有するとと
もに、前端部にピン25に係合する係合部312を有
し、ピン24、24と係合部311、311およびピン
25と係合部312のそれぞれの係合関係により前後方
向のスライド動作と、ピン24、24と係合部311、
311の係合部を中心にした僅かな回動を可能にしてい
る。また、トレイ31には、前記ICチップコネクタ2
8に対応する部分に透孔313を形成している。
【0033】トレイ31上方に、板状アッパーメタル3
2、32を配置している。これらアッパーメタル32、
32は、ハイブリッドカード21の光記録領域21a以
外の長手方向の両側縁部を押さえることで該ハイブリッ
ドカード21を挟持するためのもので、それぞれのアッ
パーメタル32、32は、シャトルベース23の突壁2
32、232にネジ穴26、26により固定されるよう
にしている。
【0034】そして、このようなシャトルベース23
は、一方の側縁部をガイドシャフト34に支持され、図
示しない駆動手段による直線的な駆動力によりガイドシ
ャフト34に沿って直線移動可能にしている。ここで、
シャトルベース23は、ガイドシャフト34に沿った移
動を安定化するため、ガイドシャフト24に平行して配
置されるガイド35によってもその移動を案内されるよ
うになっている。
【0035】また、このように構成した情報再生装置に
ついても、上述した図4に示すカード載置台2の移動制
御回路が用いられる。この場合、制御回路がICチップ
が搭載されていないと判断したときは、図示しない光学
ヘッドに対し光記録領域1aの長手方向の範囲でのカー
ド載置台22の移動を許容するように制御し、ICチッ
プが搭載されていると判断したときは、ICチップコネ
クタ28のレバー28aが図示しない側壁に当接するま
でカード載置台22の移動を許容するように制御するよ
うになっている。
【0036】しかして、このような構成においても、カ
ード載置台22のトレー31とアッパーメタル32、3
2の間にハイブリッドカード21を光記録領域21a側
を上にして挿入する。
【0037】本実施例では、ハイブリッドカードとし
て、少なくとも光学記録領域を備えたものを想定してい
る。この光学記録領域にはICチップを搭載しているカ
ードであることを表わす情報が光学的に記録されてい
る。この光学的な記録動作は、本再生装置に記録機能を
持たせることにより行っても良いが、カード製造時に記
録するほうが望ましい。
【0038】そこで、本再生装置は、電源を入れた後の
初期動作として挿入されたカードがICチップを搭載し
ているかどうかを判断する。そのために、光学記録領域
に対して通常の再生動作を行う。カード載置台22は再
生のために所定の範囲を往復移動するが、そのICチッ
プコネクタ9側の移動限界は、図3にAで示されてい
る。ICチップ搭載情報は予め決められている所定の記
録トラックに記録されているので、図示していない光学
ヘッドをそのトラック番号にアクセスすることにより、
制御回路16においてICチップ搭載のカードかどうか
が確認できる。検出されたICチップ搭載のカードかど
うかの情報は制御回路16に接続されているROMなど
の記録手段に保持するようにする。
【0039】次に、初期動作以降に行われるカードから
の再生動作を説明する。 (1)ICチップが搭載されていないと判断した場合 この場合、カードは、光学記録領域と磁気記録領域の少
なくとも一方のみを備え、ICチップコネクタ9と係合
するICチップを持たない。したがって、ICチップコ
ネクタ9とカードとを係合させないように制御する。そ
のために、図示していないホストコンピュータからIC
チップアクセス(読みだし)指令が送られたとしても、
制御回路16は、ROMの出力に基づいて、移動範囲A
を越えて図示しない側壁に衝突するまで移動を行うIC
チップアクセス用のVCM制御信号をVCM駆動回路1
7に与えないようにする。その場合、ICチップアクセ
ス指令を無視し、カード載置台22を静止状態に置くの
が望ましい。そのためには、VCMへの駆動信号を切る
か或いは位置保持サーボをかければ良い。一方、ホスト
コンピュータからの光学記録領域あるいは磁気記録領域
へのアクセス(再生)指令カード載置台22は移動範囲
Aでの往復移動を行い、磁気記録領域に対しても移動範
囲Aを越える移動は行われない。
【0040】(2)ICチップが搭載されていると判断
した場合 ホストコンピュータからICチップアクセス(読みだ
し)指令が送られた場合、制御回路16は、ROMの出
力に基づいて、移動範囲Aを越えて図示しない側壁に衝
突するまで移動を行うICチップアクセス用のVCM制
御信号をVCM駆動回路17に与える。その結果、図6
(b)のように、レバー281が側壁(レバー後退用の
固定部材)により押されることで、接点28aが突出さ
れ、カード載置台22上に固定されたカード下面のIC
チップ21bとコンタクトする。ICチップ内の情報
は、ICチップコネクタ9を介してホストコンピュータ
側に読み出される。一方、ホストコンピュータからの光
学記録領域あるいは磁気記録領域へのアクセス(再生)
指令を受けたときは、通常通りの再生動作を行う。光学
記録領域の再生に際して、カード載置台22は移動範囲
Aでの往復移動を行い、磁気記録領域に対しても移動範
囲Aを越える移動は行われない。なお、最初のICチッ
プアクセス指令に応じて生じた接点28aとICチップ
21bとのコンタクト状態はその後も保たれているの
で、いつでもアクセス指令が入ったときにはICチップ
21bからの読み出しは可能となっている。
【0041】最後に、カード排出時の動作を説明する。
再生装置のフロントパネルにあるカード排出(イジェク
ト)ボタンが押され、或いはホストコンピュータからの
指令信号の出力に応じてカード排出動作が開始される。
この場合、接点28aを後退させるために、制御回路1
6はイジェクト指令信号を受けて、VCM駆動回路17
を駆動し、カード載置台22を側壁まで移動させる。そ
のため、レバー281が再度押され、接点28aは図6
(a)の状態に戻る。この状態のまま、カード載置台2
2は逆方向に移動して、カード排出位置まで移動し、カ
ードを載置外部に排出する。このように、カード排出時
に接点28aを後退させておくことにより、次のカード
が挿入されたときに、ICチップを持つカードかどうか
を判断する前に、カードと接点28aが接触することを
防いでいる。接点28aの後退動作は、次のカードが挿
入されるまでに行われれば良いので、次のカードの挿入
時に、カードのカード載置台22への装填に先だって、
カード載置台22を側壁まで移動し、後退させても良
い。
【0042】従って、このような第2実施例によって
も、ハイブリッドカード21の光記録領域21aに記憶
されるICチップ搭載の有無の情報から、カード載置台
22を通常の移動範囲からさらに移動させて、カード2
1のICチップ21bにICチップコネクタ28を接続
させるようにできるので、この場合も光記録領域のみを
有するカードをセットしようとして、ICチップコネク
タにより光学的記録領域面が擦られ、この部分に傷を付
けるようなおそれがなくなり、カードの破損を確実に防
止することができる。
【0043】また、この時のカード載置台22も、所定
範囲外の移動で、ICチップ21bにICチップコネク
タ28を接続させるようにできるので、カード載置台2
2の移動という共通の動作のみによりICチップ21b
にICチップコネクタ28を接続させることができ、I
Cチップコネクタ9を駆動するための専用の駆動手段を
必要とすることがなくなり、装置のコストダウンを実現
することができる。 (第3実施例)図7は、第3実施例の概略構成を示して
いる。
【0044】この場合、カード載置台40は、シャトル
ベース41上にトレー42を配し、このトレー42上に
板状のアッパーメタル43を設け、これらトレー42と
アッパーメタル43の間にハイブリッドカード44を光
記録領域44a側を上にして挿入するようにしている。
ここでのハイブリッドカード44は、図1で述べたと同
様、光記録領域44aを有する側の面にICチップも設
けている。
【0045】アッパーメタル43は、ハイブリッドカー
ド44の光記録領域44a以外の長手方向の両側縁部を
押さえるためのものである。また、アッパーメタル43
には、ICチップコネクタ45を設けている。このIC
チップコネクタ45には、後述する光ヘッド47の移動
に応動するレバー451が突出している。このレバー4
51は、接点を出し入れするためのもので、図6で述べ
たと同様にして接点が出ていない状態から、レバー45
1を押し込むと、接点が突出され、アッパーメタル43
を介してハイブリッドカード44のICチップとコンタ
クトされ、この状態から、再びレバー451を押し込む
と、接点が入り込んだ状態に戻り、ICチップとのコン
タクトを解除するようにした周知のプッシュリターン機
構を採用したものである。
【0046】そして、このようなカード載置台40に
は、シャトル駆動用ボイスコイルモータ(VCM)4
6、46が設けられていて、これらモータ46、46に
よりガイドシャフト48に沿って光学ヘッド47に対し
ハイブリッドカード44を光記録領域44aの長手方向
の所定の範囲で往復移動可能にしている。
【0047】一方、ハイブリッドカード44の光記録領
域44aに対応して光ヘッド47を設けている。この光
ヘッド47は、カード載置台40によるハイブリッドカ
ード44の光記録領域44aの長手方向の範囲での往復
移動に対して光記録領域44aの幅方向に移動可能にし
ている。
【0048】そして、このように構成した情報再生装置
についても、上述した図4に示すカード載置台2の移動
制御回路に準じた光ヘッド47の制御回路が用いられて
いる。この場合、制御回路がICチップが搭載されてい
ないと判断したときは、光学ヘッド47に対し光記録領
域44aの幅方向の範囲Aでの移動を許容するように制
御し、ICチップが搭載されていると判断したときは、
ICチップコネクタ45のレバー451を押し操作する
まで、さらに範囲Bでの光ヘッド47の移動を許容する
ように制御するようになっている。
【0049】しかして、このような構成においても、カ
ード載置台40のトレー42とアッパーメタル43の間
にハイブリッドカード44を光記録領域44a側を上に
して挿入する。
【0050】本実施例では、ハイブリッドカードとし
て、少なくとも光学記録領域を備えたものを想定してい
る。この光学記録領域にはICチップを搭載しているカ
ードであることを表わす情報が光学的に記録されてい
る。この光学的な記録動作は、本再生装置に記録機能を
持たせることにより行っても良いが、カード製造時に記
録するほうが望ましい。
【0051】そこで、本再生装置は、カードが挿入され
た後の初期動作として挿入されたカードがICチップを
搭載しているかどうかを判断する。そのために、光学記
録領域に対して通常の再生動作を行う。この場合、IC
チップ搭載情報は予め決められている所定の記録トラッ
クに記録されているので、図に示していない光学ヘッド
をそのトラック番号にアクセスする。アクセスにより得
られたICチップ搭載のカードかどうかの情報は本装置
に搭載されているRAMなどの記録手段に保持するよう
にする。
【0052】次に、初期動作以降に行われるカードから
の再生動作を説明する。 (1)ICチップが搭載されていないと判断した場合 この場合、カードは、光学記録領域と磁気記録領域の少
なくとも一方のみを備え、ICチップコネクタ45と係
合するICチップを持たない。したがって、ICチップ
コネクタ45とカードとを係合させないように光ヘッド
47の光記録領域44aの図7の移動範囲Bでの移動を
阻止する。そのためには、図示していないホストコンピ
ュータからICチップアクセス(読みだし)指令が送ら
れたとしても、制御回路は、前記RAMの出力に基づい
て、ICチップアクセス用の光ヘッド制御信号を光ヘッ
ド駆動回路に与えないようにする。つまり、この場合の
ICチップアクセス指令は無視され、光ヘッド47の光
記録領域44aの幅方向への移動は阻止される。そのた
めには、光ヘッドの駆動手段への駆動信号を切るか或い
は位置保持サーボをかければ良い。一方、ホストコンピ
ュータからの光学記録領域あるいは磁気記録領域へのア
クセス(再生)指令を受けたときは通常通りの再生動作
を行う。光学記録領域の再生に際しては、カード載置台
40は所定の移動範囲での往復移動を行う。
【0053】(2)ICチップが搭載されていると判断
した場合 ホストコンピュータからICチップアクセス(読みだ
し)指令が送られた場合、制御回路は、RAMの出力に
基づいて、ICチップアクセス用の光ヘッド制御信号を
光ヘッド駆動回路に与える。その結果、図7のように、
光ヘッドは通常の再生時の移動領域Aを越えてICチッ
プコネクト用の移動領域Bの左端まで移動する。その結
果、光ヘッドの一部がレバー451を押して、ICチッ
プコネクタ45の接点が突出し、ICチップと結合す
る。ICチップ内の情報は、ICチップコネクタ45を
介してホストコンピュータ側に読み出される。一方、ホ
ストコンピュータからの光学記録領域あるいは磁気記録
領域へのアクセス(再生)指令を受けたときは、通常通
りの再生動作を行う。光学記録領域と磁気記録領域の再
生に際して、カード載置台40は図7の所定の移動範囲
での往復移動を行う。この実施例のカード排出時の動作
は、第2実施例と同様であるので説明は省略する。
【0054】ところで、第2実施例、第3実施例では、
ICチップアクセス(読みだし)指令が出てからICチ
ップコネクタ28(45)とICチップとのコネクタ動
作を行うようにしている。しかし、ICチップアクセス
(読みだし)指令とは無関係に、ICチップを持つカー
ドであることが確認された段階で、自動的にICチップ
コネクタ28(45)とICチップとのコネクタ動作を
行うようにしても良い。
【0055】従って、このような第3実施例によって
も、ハイブリッドカード44の光記録領域44aに記憶
されるICチップ搭載の有無の情報から、光ヘッド47
を通常の移動範囲から、さらに移動させることで、カー
ド44のICチップにICチップコネクタ45を接続さ
せるようにできるので、この場合も光記録領域のみを有
するカードをセットしようとして、ICチップコネクタ
により光学的記録領域面が擦られ、この部分に傷を付け
るようなおそれがなくなり、カードの破損を確実に防止
することができる。
【0056】また、この時の光ヘッド47も、所定範囲
外の移動で、ICチップにICチップコネクタ45を接
続させるようにできるるので、光ヘッド47の移動とい
う共通の動作のみによりICチップにICチップコネク
タ45を接続させることができ、ICチップコネクタ4
5を駆動するための専用の駆動手段を必要とすることが
なくなり、装置のコストダウンを実現することができ
る。
【0057】以上、実施例に基づいて説明したが、本発
明中には以下の発明も含まれる。 (1)カード上にICチップとともに、光学的記録領域
および磁気的記録領域の少なくとも一方を有し、且つ前
記光学的記録領域または磁気的記録領域に前記ICチッ
プ搭載の有無の情報を記憶した複合型カードを使用する
情報再生装置において、前記カードと該カードのICチ
ップに接続されるICチップコネクタとの相対位置を変
化させる相対位置変化手段と、前記カードに記憶された
情報から前記ICチップの搭載を判断すると前記相対位
置変化手段により前記相対位置を変化させ前記カードの
ICチップと前記ICチップコネクタを接続させる制御
手段とを具備したことを特徴とする情報再生装置。
【0058】このようにすれば、カード上にICチップ
とともに設けられる光学的記録領域または磁気的記録領
域に記憶されるICチップ搭載の有無の情報からICチ
ップの搭載を判断すると、カードと該カードのICチッ
プに接続されるICチップコネクタとの相対位置を変化
させる相対位置変化手段により前記相対位置を変化させ
てカードのICチップとICチップコネクタを接続させ
るようになっているので、光学的記録領域のみを有する
カードをセットしようとした時、ICチップコネクタに
より光学的記録領域面が擦られ、この部分に傷を付ける
ようなおそれがなくなり、カードの破損を確実に防止す
ることができる。
【0059】(2)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有した複合型カードを使用する情報再生装置において、
前記カードを載置し且つ該カードを所定方向に搬送する
カード載置台と、前記カードのICチップに接続される
ICチップコネクタと、前記カードの光学的記録領域ま
たは磁気的記録領域に対応する所定範囲で前記カード載
置台を移動させるとともに該カード載置台の前記所定範
囲外の移動により前記カードのICチップに前記ICチ
ップコネクタを接続させるカード載置台制御手段とを具
備したことを特徴とする情報再生装置。
【0060】このようにすれば、カード載置台のカード
の光学的記録領域または磁気的記録領域に対応する所定
範囲での移動に加えて、所定範囲外の移動によりカード
のICチップにICチップコネクタを接続させるように
できるので、カード載置台の移動という共通の動作によ
りICチップにICチップコネクタを接続させる動作も
得られるようになり、ICチップコネクタを駆動するた
めの専用の駆動手段を必要としなくなり、装置のコスト
ダウンを実現することができる。
【0061】(3)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有した複合型カードを使用する情報再生装置において、
前記カードを載置し且つ該カードを所定方向に搬送する
カード載置台と、前記カードのICチップに接続される
ICチップコネクタと、前記カード載置台の移動方向と
直交する方向に前記カードの光学的記録領域または磁気
的記録領域に対応する所定範囲でヘッドを移動させると
ともに該ヘッドの前記所定範囲外の移動により前記カー
ドのICチップに前記ICチップコネクタを接続させる
制御手段とを具備したことを特徴とする情報再生装置。
【0062】このようにすれば、ヘッドのカードの光学
的記録領域または磁気的記録領域に対応する所定範囲で
の移動に加えて、所定範囲外の移動によりカードのIC
チップにICチップコネクタを接続させるようにできる
ので、この場合も、カード載置台の移動という共通動作
によりICチップにICチップコネクタを接続させる動
作も得られ、ICチップコネクタを駆動するための専用
の駆動手段を必要としなくなり、装置のコストダウンを
実現することができる。
【0063】(4)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有し、且つ前記光学的記録領域および磁気的記録領域の
少なくとも一方に前記ICチップ搭載を示す情報を記憶
した複合型カードを少なくとも使用する情報再生装置に
おいて、前記カードと該カードのICチップに接続され
るICチップコネクタとの相対位置を変化させ、前記I
CチップとICチップコネクタとを接続する相対位置変
化手段と、前記カードに記憶された情報から前記ICチ
ップの搭載を判断した場合に、前記相対位置変化手段に
よる前記カードのICチップと前記ICチップコネクタ
との接続動作を許可する許可手段とを具備したことを特
徴とする情報再生装置。
【0064】(5)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有し、且つ前記光学的記録領域および磁気的記録領域の
少なくとも一方に前記ICチップ搭載を示す情報を記録
した複合型カードを使用する情報再生装置において、前
記ICチップ搭載を示す情報を読み出す再生手段と、前
記再生手段の出力に基づいて、ICチップ搭載のカード
の使用を表わす情報を記憶する記憶手段と、前記カード
と該カードのICチップに接続されるICチップコネク
タとの相対位置を変化させ、前記ICチップとICチッ
プコネクタとを接続する相対位置変化手段と、前記記憶
手段の出力に基づいて、前記相対位置変化手段による前
記カードのICチップと前記ICチップコネクタとの接
続動作を許可する許可手段とを具備したことを特徴とす
る情報再生装置。
【0065】(6)(5)の情報再生装置において、前
記相対位置変化手段による前記ICチップコネクタとの
接続動作を、前記ICチップからの情報の読み出しを要
求する指令信号に応じて行うことを特徴とする。
【0066】(7)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有した複合型カードを少なくとも使用する情報再生装置
において、前記光学的記録領域および磁気的記録領域の
少なくとも一方から情報を検出するピックアップ手段
と、前記カードを載置するカード載置台と、前記カード
載置台を駆動する搬送手段と、前記カードのICチップ
に接続されるICチップコネクタと、前記ピックアップ
手段の位置を基準として定められる所定の範囲で前記カ
ード載置台を移動させると共に、前記所定の範囲を越え
る位置へ移動させるように前記搬送手段を制御する制御
手段と、前記カード載置台の前記所定の範囲を越える位
置への移動により前記ICチップコネクタとICチップ
との相対位置を変化させる相対位置変化手段とを具備し
たことを特徴とする情報再生装置。
【0067】(8)カード上にICチップとともに、光
学的記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を
有した複合型カードを少なくとも使用する情報再生装置
において、前記光学的記録領域および磁気的記録領域の
少なくとも一方から情報を検出するピックアップ手段
と、前記カードを載置するカード載置台と、前記カード
載置台を駆動する搬送手段と、前記カードのICチップ
に接続されるICチップコネクタと、前記カード載置台
の移動方向を横切る方向に、前記カード載置台の前記横
切る方向における位置を基準として定められる所定の範
囲で前記カード載置台を移動させると共に、前記所定の
範囲を越える位置へ移動させるように前記ピックアップ
手段を駆動するピックアップ駆動手段と、前記カード載
置台の前記所定の範囲を越える位置への移動により前記
ICチップコネクタとICチップとの装置位置を変化さ
せる相対位置変化手段とを具備したことを特徴とする情
報再生装置。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、カ
ードの破損を確実に防止できるとともに、装置のコスト
ダウンも図ることができる情報再生装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】第1実施例の概略構成を示す図。
【図3】第1実施例の動作を説明する概略構成を示す
図。
【図4】第1実施例に用いられるカード載置台の移動制
御回路を示す図。
【図5】本発明の第2実施例の概略構成を示す図。
【図6】第2実施例に用いられるICチップコネクタの
動作を説明するための図。
【図7】本発明の第3実施例の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…ハイブリットカード、1a…光記録領域、1b…I
Cチップ、2…カード載置台、3…シャトルベース、4
…押圧バネ、5…トレー、6…アッパーメタル、7…ボ
イスコイルモータ、71…コイル、8…ガイドシャフ
ト、9…ICチップコネクタ、10…支持金具、101
…操作部、11…軸、12…圧縮バネ、13…ストッ
パ、15…再生回路、16…制御回路、17…駆動回
路、21…ハイブリッドカード、21a…光記録領域、
22b…ICチップ、22…カード載置台、23…シャ
トルベース、24、25…ピン、26…ネジ穴、27…
押圧バネ、28…ICチップコネクタ、281…レバ
ー、28a…接点、29…直立軸、30…バネ、31…
トレイ、32…アッパーメタル、34…ガイドシャフ
ト、35…ガイド、41…カード載置台、42…トレ
ー、43…アッパーメタル、44…ハイブリッドカー
ド、44a…光記録領域、45…ICチップコネクタ、
451…レバー、46…ボイスコイルモータ、47…光
ヘッド。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/12 521 G06K 19/00 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード上にICチップとともに、光学的
    記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を有
    し、且つ前記光学的記録領域または磁気的記録領域に前
    記ICチップ搭載の有無の情報を記憶した複合型カード
    を使用する情報再生装置において、 前記カードと該カードのICチップに接続されるICチ
    ップコネクタとの相対位置を変化させる相対位置変化手
    段と、 前記カードに記憶された情報から前記ICチップの搭載
    を判断すると前記相対位置変化手段により前記相対位置
    を変化させ前記カードのICチップと前記ICチップコ
    ネクタを接続させる制御手段とを具備したことを特徴と
    する情報再生装置。
  2. 【請求項2】 カード上にICチップとともに、光学的
    記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を有し
    た複合型カードを使用する情報再生装置において、 前記カードを載置し且つ該カードを所定方向に搬送する
    カード載置台と、 前記カードのICチップに接続されるICチップコネク
    タと、 前記カードの光学的記録領域または磁気的記録領域に対
    応する所定範囲で前記カード載置台を移動させるととも
    に該カード載置台の前記所定範囲外の移動により前記カ
    ードのICチップに前記ICチップコネクタを接続させ
    るカード載置台制御手段とを具備したことを特徴とする
    情報再生装置。
  3. 【請求項3】 カード上にICチップとともに、光学的
    記録領域および磁気的記録領域の少なくとも一方を有し
    た複合型カードを使用する情報再生装置において、 前記カードを載置し且つ該カードを所定方向に搬送する
    カード載置台と、 前記カードのICチップに接続されるICチップコネク
    タと、 前記カード載置台の移動方向と直交する方向に前記カー
    ドの光学的記録領域または磁気的記録領域に対応する所
    定範囲でヘッドを移動させるとともに該ヘッドの前記所
    定範囲外の移動により前記カードのICチップに前記I
    Cチップコネクタを接続させる制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする情報再生装置。
JP7302885A 1995-03-30 1995-11-21 情報再生装置 Withdrawn JPH08329200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7302885A JPH08329200A (ja) 1995-03-30 1995-11-21 情報再生装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7409295 1995-03-30
JP7-74092 1995-03-30
JP7302885A JPH08329200A (ja) 1995-03-30 1995-11-21 情報再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08329200A true JPH08329200A (ja) 1996-12-13

Family

ID=26415227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7302885A Withdrawn JPH08329200A (ja) 1995-03-30 1995-11-21 情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08329200A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100918A1 (ja) * 2009-03-05 2010-09-10 パナソニック株式会社 情報記録媒体、それを利用するサーバ機器、および情報記録媒体の利用管理方法
JP2016151937A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 株式会社東芝 利用券処理装置、および発券機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010100918A1 (ja) * 2009-03-05 2010-09-10 パナソニック株式会社 情報記録媒体、それを利用するサーバ機器、および情報記録媒体の利用管理方法
JP2016151937A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 株式会社東芝 利用券処理装置、および発券機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6009061A (en) Cartridge-loading apparatus with improved base plate and cartridge receiver latch
US5684776A (en) Cartridge-loading apparatus with improved parking arm
JPH08329200A (ja) 情報再生装置
JPS6015880A (ja) 記録媒体
JPS61243994A (ja) 情報記録方法
US6590731B1 (en) System and method for adaptive soft head loading of disk drive head onto disk medium
KR100300484B1 (ko) 기록매체카트리지장착장치
US6067201A (en) Disk protection method for removable magnetic recording/reproducing device
US20020145034A1 (en) Library apparatus and method for reading markers on recording media therein
JP3443295B2 (ja) 磁気カードリーダ及び磁気カードリーダにおける磁気カードの抗磁力判定方法
JP3110863B2 (ja) カードリーダライタ
JPS61240408A (ja) 記録情報確認方法
US5808831A (en) Disk driving apparatus with reduced site and thickness
US6362935B1 (en) Chamfered head for enhanced loading onto media
JPH10187893A (ja) 情報記録再生装置
US5416654A (en) Method and device for snap opening of a cover of a cassette
JPS61230629A (ja) 光ヘツドのポジシヨン検出方法
JP2000339891A (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3341380B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2698420B2 (ja) カード状記録媒体のアクセス方法
JPH11134450A (ja) 情報記録再生装置
US20040013073A1 (en) Recording and/or reproducing apparatus
JPH04195826A (ja) 光カード装置
JPH0535928A (ja) カード状記録媒体の記録再生装置
JPH10261230A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204