JPH08329174A - バーコード読取装置 - Google Patents
バーコード読取装置Info
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- JPH08329174A JPH08329174A JP7132321A JP13232195A JPH08329174A JP H08329174 A JPH08329174 A JP H08329174A JP 7132321 A JP7132321 A JP 7132321A JP 13232195 A JP13232195 A JP 13232195A JP H08329174 A JPH08329174 A JP H08329174A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アドオンバーコードが付随したラベルに対して
双方向からの読取りを可能にしラベルの読取り率を向上
する。 【構成】バーコードラベル3を走査して解読し、解読結
果を出力するバーコード読取装置において、生データか
らメインバーコードを構成するガードバー、センターバ
ー及び数字文字を解読する第1の解読手段4と、生デー
タからアドオンバーコードを構成する特殊ガードバー、
数字文字及び区切りバーを解読する第2の解読手段5
と、これら各解読手段の解読結果をそれぞれ格納する第
1、第2のバッファ6,7と、この各バッファに格納し
た解読結果の系列を監視し、系列が所定の関係を満足す
る時、各バッファの解読データを出力する系列監視手段
8を備えている。
双方向からの読取りを可能にしラベルの読取り率を向上
する。 【構成】バーコードラベル3を走査して解読し、解読結
果を出力するバーコード読取装置において、生データか
らメインバーコードを構成するガードバー、センターバ
ー及び数字文字を解読する第1の解読手段4と、生デー
タからアドオンバーコードを構成する特殊ガードバー、
数字文字及び区切りバーを解読する第2の解読手段5
と、これら各解読手段の解読結果をそれぞれ格納する第
1、第2のバッファ6,7と、この各バッファに格納し
た解読結果の系列を監視し、系列が所定の関係を満足す
る時、各バッファの解読データを出力する系列監視手段
8を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードラベルを走
査して得られる生データを解読し、解読結果を出力する
バーコード読取装置に関する。
査して得られる生データを解読し、解読結果を出力する
バーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、小売店で販売される商品には、図
5の(a) に示すEAN−13、図5の(b) に示すUPC
−A、図5の(c) ,(d) に示すUPC−E、その他JA
N等のワールド・プロダクト・コード(以下、WPCと
称する。)系バーコードが印刷又はラベルとして貼付さ
れている場合が多い。
5の(a) に示すEAN−13、図5の(b) に示すUPC
−A、図5の(c) ,(d) に示すUPC−E、その他JA
N等のワールド・プロダクト・コード(以下、WPCと
称する。)系バーコードが印刷又はラベルとして貼付さ
れている場合が多い。
【0003】EAN−13のバーコードは、13桁から
なり、この13桁のうち、最初の2桁「49」が国コー
ドを示し、次の5桁「12345」がメーカコードを示
し、次の5桁「67890」が商品アイテムコードを示
し、最後の1桁「4」がチェックディジットを示してい
る。また、UPC−Aのバーコードは、12桁からな
り、この12桁のうち、最初の1桁「0」がナンバーシ
ステムキャラクタを示し、次の5桁「12345」がメ
ーカコードを示し、次の5桁「67890」が商品アイ
テムコードを示し、最後の1桁「5」がチェックディジ
ットを示している。また、UPC−Eのバーコードは、
UPC−Aのデータ中のいくつかの「0」を省略して4
種類の公式のいずれかに従って6桁のデータに圧縮した
ものである。従って、そのデータの意味はUPC−Aに
復元したときのフォーマットに準ずる。
なり、この13桁のうち、最初の2桁「49」が国コー
ドを示し、次の5桁「12345」がメーカコードを示
し、次の5桁「67890」が商品アイテムコードを示
し、最後の1桁「4」がチェックディジットを示してい
る。また、UPC−Aのバーコードは、12桁からな
り、この12桁のうち、最初の1桁「0」がナンバーシ
ステムキャラクタを示し、次の5桁「12345」がメ
ーカコードを示し、次の5桁「67890」が商品アイ
テムコードを示し、最後の1桁「5」がチェックディジ
ットを示している。また、UPC−Eのバーコードは、
UPC−Aのデータ中のいくつかの「0」を省略して4
種類の公式のいずれかに従って6桁のデータに圧縮した
ものである。従って、そのデータの意味はUPC−Aに
復元したときのフォーマットに準ずる。
【0004】一方、書籍等には、図6に示すような、E
AN−13からなるメインバーコードaの右側にアドオ
ン(Add-On)バーコードbが付随したバーコードラベル
が印刷されている場合がある。なお、アドオンバーコー
ドはサプリメンタル(Supplemental)コードとも呼ばれ
ている。従来、WPCを解読する場合は、バーコードラ
ベル上を走査して得られる反射光を光電変換し、白/黒
のスペース/バー幅のデータを調べてラベル中に現れる
WPCコードの文字基準に合致する各種の文字の組合わ
せ、すなわち、数字文字とセンターバーとガードバーを
解読する技法を使用している。
AN−13からなるメインバーコードaの右側にアドオ
ン(Add-On)バーコードbが付随したバーコードラベル
が印刷されている場合がある。なお、アドオンバーコー
ドはサプリメンタル(Supplemental)コードとも呼ばれ
ている。従来、WPCを解読する場合は、バーコードラ
ベル上を走査して得られる反射光を光電変換し、白/黒
のスペース/バー幅のデータを調べてラベル中に現れる
WPCコードの文字基準に合致する各種の文字の組合わ
せ、すなわち、数字文字とセンターバーとガードバーを
解読する技法を使用している。
【0005】このようなことから、図6のアドオンバー
コードbを読取るのに、共通部分である数字文字に着目
し、メインバーコードaの各数字文字を構成するバー、
スペース幅の総和Xとアドオンバーコードbの各数字文
字を構成するバー、スペース幅の総和Yを比較し、この
両総和X、Yの関係が所定の範囲に入っている場合にア
ドオンバーコードと見做し、数字文字を逐次読込んでア
ドオンバーコード候補と見做していた。
コードbを読取るのに、共通部分である数字文字に着目
し、メインバーコードaの各数字文字を構成するバー、
スペース幅の総和Xとアドオンバーコードbの各数字文
字を構成するバー、スペース幅の総和Yを比較し、この
両総和X、Yの関係が所定の範囲に入っている場合にア
ドオンバーコードと見做し、数字文字を逐次読込んでア
ドオンバーコード候補と見做していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アドオ
ンバーコードをWPC文字基準に合致するセンターバー
とガードバーを判定する技法だけで解読することは困難
であった。例えば、図6に示すバーコードに対して、
A、B、Cと走査した場合、走査線Aによって得られる
データは問題なく解読できるが、走査線Bによって得ら
れるデータを使用すると、アドオンバーコードbはWP
C文字基準に合致する数字文字の並び及びセンターバー
が存在しないため、バーコードラベルと認識されないま
ま、右ガードバー、6桁の数字文字、センターバーの解
読によりメインバーコードaの右ブロックが解読される
ことになる。すなわち、アドオンバーコードbが付随し
ているにもかかわらずアドオンバーコードbは解読され
ずにメインバーコードaのみが解読され誤読になってし
まう。このように従来ではラベルを一方向からしか読取
ることができないという問題があった。
ンバーコードをWPC文字基準に合致するセンターバー
とガードバーを判定する技法だけで解読することは困難
であった。例えば、図6に示すバーコードに対して、
A、B、Cと走査した場合、走査線Aによって得られる
データは問題なく解読できるが、走査線Bによって得ら
れるデータを使用すると、アドオンバーコードbはWP
C文字基準に合致する数字文字の並び及びセンターバー
が存在しないため、バーコードラベルと認識されないま
ま、右ガードバー、6桁の数字文字、センターバーの解
読によりメインバーコードaの右ブロックが解読される
ことになる。すなわち、アドオンバーコードbが付随し
ているにもかかわらずアドオンバーコードbは解読され
ずにメインバーコードaのみが解読され誤読になってし
まう。このように従来ではラベルを一方向からしか読取
ることができないという問題があった。
【0007】また、走査線Cによって得られるデータを
使用すると、この走査線Cは、メインバーコードaの右
ブロックであるセンターバーから右ガードバーの間を走
査した後、アドオンバーコードbを走査せずにラベル外
の背景画cを走査しており、先ずメインバーコードaの
センターバー、6桁の数字文字、右ガードバーを順次解
読する。ここで背景画cをあたかもバー、スペースの組
合わせとして読取ってしまった場合、メインバーコード
aの右ブロックの6桁目の数字文字のバー、スペース幅
の総和Xと背景画cの1桁目の数字文字に位置するバ
ー、スペース幅の総和yとの比較において所定の関係、
すなわち、両総和が略等しい関係になった場合、背景画
cをアドオンバーコードとして誤認識してしまう問題が
あった。
使用すると、この走査線Cは、メインバーコードaの右
ブロックであるセンターバーから右ガードバーの間を走
査した後、アドオンバーコードbを走査せずにラベル外
の背景画cを走査しており、先ずメインバーコードaの
センターバー、6桁の数字文字、右ガードバーを順次解
読する。ここで背景画cをあたかもバー、スペースの組
合わせとして読取ってしまった場合、メインバーコード
aの右ブロックの6桁目の数字文字のバー、スペース幅
の総和Xと背景画cの1桁目の数字文字に位置するバ
ー、スペース幅の総和yとの比較において所定の関係、
すなわち、両総和が略等しい関係になった場合、背景画
cをアドオンバーコードとして誤認識してしまう問題が
あった。
【0008】そこで請求項1対応の発明は、メインバー
コードにアドオンバーコードが付随したバーコードラベ
ルに対して双方向からの読取りができ、ラベルの読取り
率を向上できるバーコード読取装置を提供する。
コードにアドオンバーコードが付随したバーコードラベ
ルに対して双方向からの読取りができ、ラベルの読取り
率を向上できるバーコード読取装置を提供する。
【0009】また、請求項2対応の発明は、さらにアド
オンバーコードの特殊ガードバーの解読が確実にでき、
ラベルの読取り率を向上できるバーコード読取装置を提
供する。
オンバーコードの特殊ガードバーの解読が確実にでき、
ラベルの読取り率を向上できるバーコード読取装置を提
供する。
【0010】また、請求項3対応の発明は、さらにアド
オンバーコードとして桁数が2桁ものを使用しても5桁
のものを使用しても確実に解読することができるバーコ
ード読取装置を提供する。
オンバーコードとして桁数が2桁ものを使用しても5桁
のものを使用しても確実に解読することができるバーコ
ード読取装置を提供する。
【0011】また、請求項4対応の発明は、さらにメイ
ンバーコードの一部しか解読されなくてもアドオンバー
コードが解読されていればアドオンバーコードを捨てる
こと無くアドオンバーコードの解読結果を出力でき、ラ
ベルの読取り率を向上できるバーコード読取装置を提供
する。
ンバーコードの一部しか解読されなくてもアドオンバー
コードが解読されていればアドオンバーコードを捨てる
こと無くアドオンバーコードの解読結果を出力でき、ラ
ベルの読取り率を向上できるバーコード読取装置を提供
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
バーコードラベルを走査して得られる生データを解読
し、解読結果を出力するバーコード読取装置において、
生データからメインバーコードを構成するガードバー、
センターバー及び数字文字を解読する第1の解読手段
と、生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガ
ードバー、数字文字及び区切りバーを解読する第2の解
読手段と、これら各解読手段の解読結果のデータをそれ
ぞれ順次格納する第1、第2のバッファと、この各バッ
ファに格納した解読結果のデータの系列を監視し、系列
が所定の関係を満足する時、各バッファの解読データを
出力するデータ出力手段を備えたものである。
バーコードラベルを走査して得られる生データを解読
し、解読結果を出力するバーコード読取装置において、
生データからメインバーコードを構成するガードバー、
センターバー及び数字文字を解読する第1の解読手段
と、生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガ
ードバー、数字文字及び区切りバーを解読する第2の解
読手段と、これら各解読手段の解読結果のデータをそれ
ぞれ順次格納する第1、第2のバッファと、この各バッ
ファに格納した解読結果のデータの系列を監視し、系列
が所定の関係を満足する時、各バッファの解読データを
出力するデータ出力手段を備えたものである。
【0013】請求項2対応の発明は、請求項1記載のバ
ーコード読取装置において、第2の解読手段は、メイン
バーコードの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バ
ーの左側エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔
と、アドオンバーコードの特殊ガードバーと予測される
2本のバーのうち、左側バーの右側エッジと右側バーの
右側エッジとの第2の間隔を比較し、かつ、特殊ガード
バーの2本のスペースのうち、左側スペースの左側エッ
ジと左側バーの右側エッジとの第3の間隔と、第2の間
隔を比較し、第2の間隔が第1の間隔に対して同等以上
2倍以下の条件を満足し、かつ、第2の間隔と第3の間
隔が所定の関係を満足したとき、特殊ガードバーとして
解読するものである。
ーコード読取装置において、第2の解読手段は、メイン
バーコードの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バ
ーの左側エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔
と、アドオンバーコードの特殊ガードバーと予測される
2本のバーのうち、左側バーの右側エッジと右側バーの
右側エッジとの第2の間隔を比較し、かつ、特殊ガード
バーの2本のスペースのうち、左側スペースの左側エッ
ジと左側バーの右側エッジとの第3の間隔と、第2の間
隔を比較し、第2の間隔が第1の間隔に対して同等以上
2倍以下の条件を満足し、かつ、第2の間隔と第3の間
隔が所定の関係を満足したとき、特殊ガードバーとして
解読するものである。
【0014】請求項3対応の発明は、請求項1又は2記
載のバーコード読取装置において、第2の解読手段は、
数字文字を構成するバー及びスペースの幅の総和と、こ
の数字文字の右側に位置するスペースの幅とを比較し、
この各幅の関係が所定の関係を満足したとき、アドオン
バーコードの最終数字文字として解読するものである。
載のバーコード読取装置において、第2の解読手段は、
数字文字を構成するバー及びスペースの幅の総和と、こ
の数字文字の右側に位置するスペースの幅とを比較し、
この各幅の関係が所定の関係を満足したとき、アドオン
バーコードの最終数字文字として解読するものである。
【0015】請求項4対応の発明は、請求項1、2又は
3記載のバーコード読取装置において、データ出力手段
は、第1のバッファにメインバーコードのガードバーと
数字文字の少なくとも1つの解読結果のデータを格納
し、かつ、第2のバッファにアドオンバーコードの解読
結果のデータを格納したときには、アドオンバーコード
の系列が所定の関係を満足していると見做して第2のバ
ッファに格納した解読データを出力するものである。
3記載のバーコード読取装置において、データ出力手段
は、第1のバッファにメインバーコードのガードバーと
数字文字の少なくとも1つの解読結果のデータを格納
し、かつ、第2のバッファにアドオンバーコードの解読
結果のデータを格納したときには、アドオンバーコード
の系列が所定の関係を満足していると見做して第2のバ
ッファに格納した解読データを出力するものである。
【0016】
【作用】バーコードラベルのメインバーコードを走査し
て得られる生データから第1の解読手段により、ガード
バー、センターバー及び数字文字が解読され第1のバッ
ファに順次格納される。また、バーコードラベルのアド
オンバーコードを走査して得られる生データから第2の
解読手段により、特殊ガードバー、数字文字及び区切り
バーが解読され第2のバッファに格納される。そして、
各バッファに格納した解読結果のデータの系列を監視
し、系列が所定の関係を満足する時、例えば、メインバ
ーコードの右ブロックと2桁のアドオンバーコードを走
査したときには、解読結果のデータの系列がセンターバ
ー、6桁の数字文字、ガードバー、特殊ガードバー、数
字文字、区切りバー、数字文字の順になっていれば各バ
ッファの解読データを出力する。
て得られる生データから第1の解読手段により、ガード
バー、センターバー及び数字文字が解読され第1のバッ
ファに順次格納される。また、バーコードラベルのアド
オンバーコードを走査して得られる生データから第2の
解読手段により、特殊ガードバー、数字文字及び区切り
バーが解読され第2のバッファに格納される。そして、
各バッファに格納した解読結果のデータの系列を監視
し、系列が所定の関係を満足する時、例えば、メインバ
ーコードの右ブロックと2桁のアドオンバーコードを走
査したときには、解読結果のデータの系列がセンターバ
ー、6桁の数字文字、ガードバー、特殊ガードバー、数
字文字、区切りバー、数字文字の順になっていれば各バ
ッファの解読データを出力する。
【0017】また、アドオンバーコードを解読する第2
の解読手段は、特殊ガードバーを解読するのに、メイン
バーコードの右ガードバーとの比較及び特殊ガードバー
の2本のスペースと2本のバーの関係を調べて解読す
る。また、アドオンバーコードを解読する第2の解読手
段は、数字文字を構成するバー及びスペースの幅の総和
と、この数字文字の右側に位置するスペースの幅とを比
較してアドオンバーコードの最終数字文字を解読する。
また、データ出力手段は、第1のバッファにメインバー
コードのガードバーと数字文字の少なくとも1つの解読
結果のデータを格納し、かつ、第2のバッファにアドオ
ンバーコードの解読結果のデータを格納したときには、
アドオンバーコードの系列が所定の関係を満足している
と見做して第2のバッファに格納した解読データを出力
する。
の解読手段は、特殊ガードバーを解読するのに、メイン
バーコードの右ガードバーとの比較及び特殊ガードバー
の2本のスペースと2本のバーの関係を調べて解読す
る。また、アドオンバーコードを解読する第2の解読手
段は、数字文字を構成するバー及びスペースの幅の総和
と、この数字文字の右側に位置するスペースの幅とを比
較してアドオンバーコードの最終数字文字を解読する。
また、データ出力手段は、第1のバッファにメインバー
コードのガードバーと数字文字の少なくとも1つの解読
結果のデータを格納し、かつ、第2のバッファにアドオ
ンバーコードの解読結果のデータを格納したときには、
アドオンバーコードの系列が所定の関係を満足している
と見做して第2のバッファに格納した解読データを出力
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はバーコード読取装置の全体の構成を示すブ
ロック図で、1は光学系、2は信号変換部である。前記
光学系1は、レーザ発生器等の光ビーム発生器11から
の光ビームをポリゴンミラーや振動ミラー等の偏向器1
2に照射して偏向し、この偏向光でバーコードラベル3
上を走査し、その反射光を光検出器13で検出して電圧
信号として前記信号変換部2に出力するようになってい
る。
する。図1はバーコード読取装置の全体の構成を示すブ
ロック図で、1は光学系、2は信号変換部である。前記
光学系1は、レーザ発生器等の光ビーム発生器11から
の光ビームをポリゴンミラーや振動ミラー等の偏向器1
2に照射して偏向し、この偏向光でバーコードラベル3
上を走査し、その反射光を光検出器13で検出して電圧
信号として前記信号変換部2に出力するようになってい
る。
【0019】前記信号変換部2は、前記光検出器13か
らの電圧信号をアナログ回路21で増幅し、A/D変換
等の処理を行ってパルス幅カウンタ22に供給してい
る。前記パルス幅カウンタ22は、アナログ回路21か
らのデジタル信号により、バーコードの各バー幅に対応
した時間幅、バー及びスペースを表わすバー信号、前記
時間幅及びバー信号をラッチするためのクロック等を出
力するようになっている。
らの電圧信号をアナログ回路21で増幅し、A/D変換
等の処理を行ってパルス幅カウンタ22に供給してい
る。前記パルス幅カウンタ22は、アナログ回路21か
らのデジタル信号により、バーコードの各バー幅に対応
した時間幅、バー及びスペースを表わすバー信号、前記
時間幅及びバー信号をラッチするためのクロック等を出
力するようになっている。
【0020】前記パルス幅カウンタ22の出力は生デー
タストリームとして第1の解読手段4及び第2の解読手
段5に供給され、この各解読手段4,5でその都度解読
するようになっている。前記第1の解読手段4は、生デ
ータからメインバーコードを構成するガードバー、セン
ターバー及び数字文字を解読し、前記第2の解読手段5
は、生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガ
ードバー、数字文字及び区切りバーを解読するようにな
っている。
タストリームとして第1の解読手段4及び第2の解読手
段5に供給され、この各解読手段4,5でその都度解読
するようになっている。前記第1の解読手段4は、生デ
ータからメインバーコードを構成するガードバー、セン
ターバー及び数字文字を解読し、前記第2の解読手段5
は、生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガ
ードバー、数字文字及び区切りバーを解読するようにな
っている。
【0021】前記第1の解読手段4で解読した結果を第
1のバッファ6に順次格納すると共に前記第2の解読手
段5で解読した結果を第2のバッファ7に順次格納する
ようになっている。そして前記各バッファ6,7に格納
した解読結果の系列をデータ出力手段である系列監視手
段8で監視し、前記系列監視手段8は、系列が所定の関
係を満足する時、例えば、第1のバッファ6の系列がメ
インバーコードラベルの短縮ラベルであれば、ガードバ
ー、4桁の数字文字、センターバー、4桁の数字文字、
ガードバーの並びを確認すると転送/格納手段9にデー
タの取込タイミングを知らせるようになっている。ま
た、第2のバッファ7の系列が、例えば2桁のアドオン
バーコードのときには、特殊ガードバー、数字文字、区
切り文字、数字文字の並びを確認すると前記転送/格納
手段9にデータの取込タイミングを知らせるようになっ
ている。
1のバッファ6に順次格納すると共に前記第2の解読手
段5で解読した結果を第2のバッファ7に順次格納する
ようになっている。そして前記各バッファ6,7に格納
した解読結果の系列をデータ出力手段である系列監視手
段8で監視し、前記系列監視手段8は、系列が所定の関
係を満足する時、例えば、第1のバッファ6の系列がメ
インバーコードラベルの短縮ラベルであれば、ガードバ
ー、4桁の数字文字、センターバー、4桁の数字文字、
ガードバーの並びを確認すると転送/格納手段9にデー
タの取込タイミングを知らせるようになっている。ま
た、第2のバッファ7の系列が、例えば2桁のアドオン
バーコードのときには、特殊ガードバー、数字文字、区
切り文字、数字文字の並びを確認すると前記転送/格納
手段9にデータの取込タイミングを知らせるようになっ
ている。
【0022】前記転送/格納手段9は、前記系列監視手
段8からデータ取込のタイミングの知らせがあると、バ
ッファ6,7に格納している解読結果を取込み、これを
上位装置10に転送するようになっている。前記上位装
置10は、前記転送/格納手段9からの解読データを例
えば内部メモリに格納し、この上位装置10が例えばP
OS端末であればメモリに格納した解読データを元に商
品ファイルを参照して商品の単価や商品名等を読出して
登録処理を行うことになる。
段8からデータ取込のタイミングの知らせがあると、バ
ッファ6,7に格納している解読結果を取込み、これを
上位装置10に転送するようになっている。前記上位装
置10は、前記転送/格納手段9からの解読データを例
えば内部メモリに格納し、この上位装置10が例えばP
OS端末であればメモリに格納した解読データを元に商
品ファイルを参照して商品の単価や商品名等を読出して
登録処理を行うことになる。
【0023】次に図2に基づいて前記第2の解読手段5
によるアドオンバーコードの具体的解読処理について述
べる。図2は、EAN−13のメインバーコードの右ブ
ロックaとメインバーコードに付随した2桁のアドオン
バーコードbを示し、A,B,Cはこのバーコードを走
査する各種走査線を示している。
によるアドオンバーコードの具体的解読処理について述
べる。図2は、EAN−13のメインバーコードの右ブ
ロックaとメインバーコードに付随した2桁のアドオン
バーコードbを示し、A,B,Cはこのバーコードを走
査する各種走査線を示している。
【0024】例えば、走査線Aが矢印の方向に進むと、
前記光検出器13はバーコードのバー及びスペースに対
応した反射光を検出する。この光検出器13からの検出
信号は前記アナログ回路21により増幅され、A/D変
換されて、バーコードの各バー及びスペース幅に対応し
た2値化信号が生成される。この2値化信号は前記パル
ス幅カウンタ22に入力し、このパルス幅カウンタ22
は、時間幅、バー及びスペースを表わすバー信号、前記
時間幅及びバー信号をラッチするためのクロックを出力
する。
前記光検出器13はバーコードのバー及びスペースに対
応した反射光を検出する。この光検出器13からの検出
信号は前記アナログ回路21により増幅され、A/D変
換されて、バーコードの各バー及びスペース幅に対応し
た2値化信号が生成される。この2値化信号は前記パル
ス幅カウンタ22に入力し、このパルス幅カウンタ22
は、時間幅、バー及びスペースを表わすバー信号、前記
時間幅及びバー信号をラッチするためのクロックを出力
する。
【0025】前記第1の解読手段4は、メインバーコー
ドの右ブロックaを走査して得られる生データからセン
ターバー、数字文字、ガードバーを解読し、結果を順次
第1のバッファ6に格納する。また、数字文字から数字
及びパリティの解読を行う。これにより、第1の数字文
字は8の偶数パリティ、第2の数字文字は1の偶数パリ
ティ、第3の数字文字は8の偶数パリティ、第4の数字
文字は5の偶数パリティ、第5及び第6の数字文字はい
ずれも4の偶数パリティとして解読されて順に前記第1
のバッファ6に格納されることになる。従って、第1の
バッファ6の格納系列は図3の(a) に示すようになる。
ドの右ブロックaを走査して得られる生データからセン
ターバー、数字文字、ガードバーを解読し、結果を順次
第1のバッファ6に格納する。また、数字文字から数字
及びパリティの解読を行う。これにより、第1の数字文
字は8の偶数パリティ、第2の数字文字は1の偶数パリ
ティ、第3の数字文字は8の偶数パリティ、第4の数字
文字は5の偶数パリティ、第5及び第6の数字文字はい
ずれも4の偶数パリティとして解読されて順に前記第1
のバッファ6に格納されることになる。従って、第1の
バッファ6の格納系列は図3の(a) に示すようになる。
【0026】前記第2の解読手段5は、アドオンバーコ
ードbを走査して得られる生データから特殊ガードバ
ー、数字文字、区切りバー、数字文字を解読し、結果を
順次第2のバッファ7に格納する。すなわち、第1の解
読手段4がガードバーを解読した位置より、アドオンバ
ーコードbの特殊ガードバーの解読を開始する。特殊ガ
ードバーは2本のスペース及び2本のバーによって構成
されるが、第1のスペース(メインバーコードの右ブロ
ックaのガードバーの最終バーと特殊ガードバーの最初
のバーとの間のスペース)は7モジュール以上11モジ
ュール以下、第1のバー及び第2のスペースは1モジュ
ール、第2のバーは2モジュールとして規定されてい
る。従来ではこの規定のみで特殊ガードバーを解読して
いた。
ードbを走査して得られる生データから特殊ガードバ
ー、数字文字、区切りバー、数字文字を解読し、結果を
順次第2のバッファ7に格納する。すなわち、第1の解
読手段4がガードバーを解読した位置より、アドオンバ
ーコードbの特殊ガードバーの解読を開始する。特殊ガ
ードバーは2本のスペース及び2本のバーによって構成
されるが、第1のスペース(メインバーコードの右ブロ
ックaのガードバーの最終バーと特殊ガードバーの最初
のバーとの間のスペース)は7モジュール以上11モジ
ュール以下、第1のバー及び第2のスペースは1モジュ
ール、第2のバーは2モジュールとして規定されてい
る。従来ではこの規定のみで特殊ガードバーを解読して
いた。
【0027】これに対し、本実施例では、この規定にさ
らに以下の条件を加えて特殊ガードバーを解読する。先
ず、前記第1の解読手段4がガードバーを解読した位置
におけるバーの始まりを示すエッジから次のバーの始ま
りを示すエッジまでの第1の間隔、すなわち、メインバ
ーコードaの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バ
ーの左側エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔
(図中Xm)と、アドオンバーコードbの最初のバーの
終りを示すエッジから次のバーの終りを示すエッジので
の第2の間隔、すなわち、アドオンバーコードbの特殊
ガードバーと予測される2本のバーのうち、左側バーの
右側エッジと右側バーの右側エッジとの第2の間隔(図
中Xa)を比較し、両間隔が所定の関係、例えば、第1
の間隔Xmに対して第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以
下であることを条件として加えて特殊ガードバーを解読
する。そして、解読した特殊ガードバーを第2のバッフ
ァ7に格納する。
らに以下の条件を加えて特殊ガードバーを解読する。先
ず、前記第1の解読手段4がガードバーを解読した位置
におけるバーの始まりを示すエッジから次のバーの始ま
りを示すエッジまでの第1の間隔、すなわち、メインバ
ーコードaの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バ
ーの左側エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔
(図中Xm)と、アドオンバーコードbの最初のバーの
終りを示すエッジから次のバーの終りを示すエッジので
の第2の間隔、すなわち、アドオンバーコードbの特殊
ガードバーと予測される2本のバーのうち、左側バーの
右側エッジと右側バーの右側エッジとの第2の間隔(図
中Xa)を比較し、両間隔が所定の関係、例えば、第1
の間隔Xmに対して第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以
下であることを条件として加えて特殊ガードバーを解読
する。そして、解読した特殊ガードバーを第2のバッフ
ァ7に格納する。
【0028】次に、数字文字を解読し、第1の数字文字
は9の奇数パリティ、第2の数字文字は3の偶数パリテ
ィとして解読する。解読した数字文字は第2のバッファ
7に順次格納する。この数字文字の解読時には、同時に
区切りバーの存在も検証する。これはアドオンバーコー
ドbでは数字文字と数字文字との間に1モジュールのス
ペースと1モジュールのバーからなる区切りバーが存在
するためである。具体的には、第1の数字文字「9」を
構成するバー及びスペースからなるバー幅の総和に対し
て、バー及びスペースからなるバー幅が50%以下のと
きにこのバーを区切りバーとして解読し、第2のバッフ
ァ7に格納する。
は9の奇数パリティ、第2の数字文字は3の偶数パリテ
ィとして解読する。解読した数字文字は第2のバッファ
7に順次格納する。この数字文字の解読時には、同時に
区切りバーの存在も検証する。これはアドオンバーコー
ドbでは数字文字と数字文字との間に1モジュールのス
ペースと1モジュールのバーからなる区切りバーが存在
するためである。具体的には、第1の数字文字「9」を
構成するバー及びスペースからなるバー幅の総和に対し
て、バー及びスペースからなるバー幅が50%以下のと
きにこのバーを区切りバーとして解読し、第2のバッフ
ァ7に格納する。
【0029】また、第2の数字文字「3」が最終数字文
字であるか否かの解読については、第2の数字文字を構
成するバー及びスペースの幅の総和(図中Yc)に対し
て、隣接するスペース幅(図中Ys)が所定の関係、例
えば総和Ycに対してスペース幅Ysが63%以上であ
ることを条件に第2の数字文字を最終数字文字として解
読し第2のバッファ7に格納する。これはアドオンバー
コードが5桁構成の場合も同様である。従って、アドオ
ンバーコードbを解読した結果の第2のバッファ7の格
納系列は図3の(b) に示すようになる。
字であるか否かの解読については、第2の数字文字を構
成するバー及びスペースの幅の総和(図中Yc)に対し
て、隣接するスペース幅(図中Ys)が所定の関係、例
えば総和Ycに対してスペース幅Ysが63%以上であ
ることを条件に第2の数字文字を最終数字文字として解
読し第2のバッファ7に格納する。これはアドオンバー
コードが5桁構成の場合も同様である。従って、アドオ
ンバーコードbを解読した結果の第2のバッファ7の格
納系列は図3の(b) に示すようになる。
【0030】前記系列監視手段8は、第1、第2のバッ
ファ6,7の系列内容を監視し、図3の(a) 及び(b) の
系列が図中*で組合わされたストリーム、すなわち、第
1、第2のバッファ6,7のデータが図中*で繋がれた
一連の系列として成立すると、前記転送/格納手段9に
対してデータの転送及び格納を指示することになる。
ファ6,7の系列内容を監視し、図3の(a) 及び(b) の
系列が図中*で組合わされたストリーム、すなわち、第
1、第2のバッファ6,7のデータが図中*で繋がれた
一連の系列として成立すると、前記転送/格納手段9に
対してデータの転送及び格納を指示することになる。
【0031】前記転送/格納手段9は、第1のバッファ
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaのデータ群として、第2のバッファ7か
らのデータはアドオンバーコードbのデータ群として上
位装置10へ転送する。上位装置10ではメインバーコ
ードaのデータ群及びアドオンバーコードbのデータ群
が揃うと所望の処理を行うことになる。また、上位装置
10がメモリの場合には、転送/格納手段9は第1のバ
ッファ6からのデータ及び第2のバッファ7からのデー
タをメモリに書込む処理を行う。
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaのデータ群として、第2のバッファ7か
らのデータはアドオンバーコードbのデータ群として上
位装置10へ転送する。上位装置10ではメインバーコ
ードaのデータ群及びアドオンバーコードbのデータ群
が揃うと所望の処理を行うことになる。また、上位装置
10がメモリの場合には、転送/格納手段9は第1のバ
ッファ6からのデータ及び第2のバッファ7からのデー
タをメモリに書込む処理を行う。
【0032】以上は、走査線Aによってバーコードラベ
ルを順方向走査したときの解読処理であるが、走査線B
によってバーコードラベルを逆方向走査したときは、バ
ーコードラベルを逆方向から読み取ることになる。この
ときには、以下のように解読処理が行われる。走査線B
が矢印の方向に進むと、前記光検出器13はバーコード
のバー及びスペースに対応した反射光を検出する。この
光検出器13からの検出信号は前記アナログ回路21に
より増幅され、A/D変換されて、バーコードの各バー
及びスペース幅に対応した2値化信号が生成される。こ
の2値化信号は前記パルス幅カウンタ22に入力し、こ
のパルス幅カウンタ22は、時間幅、バー及びスペース
を表わすバー信号、前記時間幅及びバー信号をラッチす
るためのクロックを出力する。
ルを順方向走査したときの解読処理であるが、走査線B
によってバーコードラベルを逆方向走査したときは、バ
ーコードラベルを逆方向から読み取ることになる。この
ときには、以下のように解読処理が行われる。走査線B
が矢印の方向に進むと、前記光検出器13はバーコード
のバー及びスペースに対応した反射光を検出する。この
光検出器13からの検出信号は前記アナログ回路21に
より増幅され、A/D変換されて、バーコードの各バー
及びスペース幅に対応した2値化信号が生成される。こ
の2値化信号は前記パルス幅カウンタ22に入力し、こ
のパルス幅カウンタ22は、時間幅、バー及びスペース
を表わすバー信号、前記時間幅及びバー信号をラッチす
るためのクロックを出力する。
【0033】前記第2の解読手段5は、アドオンバーコ
ードbを逆走査して得られる生データから先ず第1の数
字文字が3の偶数パリティ、第2の数字文字が9の奇数
パリティとして解読し、第2のバッファ7に順次格納す
る。このとき第1の数字文字が開始文字であるか否かを
解読するが、この第1の数字文字が順方向の走査のとき
には最終文字となるため、前述した最終文字の解読と同
様の解読を行う。すなわち、第1の数字文字の解読時
に、数字文字を構成するバー及びスペースの総和Ycに
対して隣接するスペース幅Ysが63%以上であること
を条件に開始文字であることを解読する。また、第1の
数字文字の解読時にこの数字文字を構成するバー及びス
ペースの総和Ycに対して隣接する各1モジュールのバ
ー及びスペース幅が50%以下であれば、この隣接する
各1モジュールのバー及びスペースを区切りバーとして
解読し、第2のバッファ7に格納する。
ードbを逆走査して得られる生データから先ず第1の数
字文字が3の偶数パリティ、第2の数字文字が9の奇数
パリティとして解読し、第2のバッファ7に順次格納す
る。このとき第1の数字文字が開始文字であるか否かを
解読するが、この第1の数字文字が順方向の走査のとき
には最終文字となるため、前述した最終文字の解読と同
様の解読を行う。すなわち、第1の数字文字の解読時
に、数字文字を構成するバー及びスペースの総和Ycに
対して隣接するスペース幅Ysが63%以上であること
を条件に開始文字であることを解読する。また、第1の
数字文字の解読時にこの数字文字を構成するバー及びス
ペースの総和Ycに対して隣接する各1モジュールのバ
ー及びスペース幅が50%以下であれば、この隣接する
各1モジュールのバー及びスペースを区切りバーとして
解読し、第2のバッファ7に格納する。
【0034】特殊ガードバーは、前述した順方向走査時
の特殊ガードバーの解読と同様、第1のスペースが7モ
ジュール以上11モジュール以下、第1のバー及び第2
のスペースが1モジュール、第2のバーが2モジュール
として規定されているので、この規定を条件にすると共
に、第1の間隔Xmに対して第2の間隔Xaが同等幅以
上2倍以下であることも条件として特殊ガードバーを解
読する。そして、解読した結果を第2のバッファ7に格
納する。こうして第2のバッファ7には数字文字、区切
りバー、数字文字、特殊ガードバーの順に解読データが
格納されることになる。前記第1の解読手段4は、メイ
ンバーコードの右ブロックaを逆走査して得られる生デ
ータからガードバー、数字文字、センターバーの順に解
読し、結果を順次第1のバッファ6に格納する。
の特殊ガードバーの解読と同様、第1のスペースが7モ
ジュール以上11モジュール以下、第1のバー及び第2
のスペースが1モジュール、第2のバーが2モジュール
として規定されているので、この規定を条件にすると共
に、第1の間隔Xmに対して第2の間隔Xaが同等幅以
上2倍以下であることも条件として特殊ガードバーを解
読する。そして、解読した結果を第2のバッファ7に格
納する。こうして第2のバッファ7には数字文字、区切
りバー、数字文字、特殊ガードバーの順に解読データが
格納されることになる。前記第1の解読手段4は、メイ
ンバーコードの右ブロックaを逆走査して得られる生デ
ータからガードバー、数字文字、センターバーの順に解
読し、結果を順次第1のバッファ6に格納する。
【0035】前記系列監視手段8は、第1、第2のバッ
ファ6,7の系列内容を監視し、系列が図3の(a) 及び
(b) の逆配列で組合わされたストリームとして成立する
と、前記転送/格納手段9に対してデータの転送及び格
納を指示することになる。
ファ6,7の系列内容を監視し、系列が図3の(a) 及び
(b) の逆配列で組合わされたストリームとして成立する
と、前記転送/格納手段9に対してデータの転送及び格
納を指示することになる。
【0036】前記転送/格納手段9は、第1のバッファ
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaのデータ群として、第2のバッファ7か
らのデータはアドオンバーコードbのデータ群として上
位装置10へ転送する。
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaのデータ群として、第2のバッファ7か
らのデータはアドオンバーコードbのデータ群として上
位装置10へ転送する。
【0037】また、走査が走査線Cのようにメインバー
コードの右ブロックaの一部とアドオンバーコードbを
走査したときには以下のように解読処理が行われる。走
査線Cが矢印の方向に進むと、前記光検出器13はバー
コードのバー及びスペースに対応した反射光を検出す
る。この光検出器13からの検出信号は前記アナログ回
路21により増幅され、A/D変換されて、バーコード
の各バー及びスペース幅に対応した2値化信号が生成さ
れる。この2値化信号は前記パルス幅カウンタ22に入
力し、このパルス幅カウンタ22は、時間幅、バー及び
スペースを表わすバー信号、前記時間幅及びバー信号を
ラッチするためのクロックを出力する。
コードの右ブロックaの一部とアドオンバーコードbを
走査したときには以下のように解読処理が行われる。走
査線Cが矢印の方向に進むと、前記光検出器13はバー
コードのバー及びスペースに対応した反射光を検出す
る。この光検出器13からの検出信号は前記アナログ回
路21により増幅され、A/D変換されて、バーコード
の各バー及びスペース幅に対応した2値化信号が生成さ
れる。この2値化信号は前記パルス幅カウンタ22に入
力し、このパルス幅カウンタ22は、時間幅、バー及び
スペースを表わすバー信号、前記時間幅及びバー信号を
ラッチするためのクロックを出力する。
【0038】前記第1の解読手段4は、メインバーコー
ドの右ブロックaの一部を走査して得られる生データか
ら数字文字、ガードバーを解読し、結果を順次第1のバ
ッファ6に格納する。また、数字文字から数字及びパリ
ティの解読を行う。これにより、数字文字の解読結果
は、順に第1の数字文字は4の偶数パリティ、第2の数
字文字は4の偶数パリティと解読されて順に第1のバッ
ファ6に格納されることになる。従って、第1のバッフ
ァ6の格納系列は図4の(a) に示すようになる。
ドの右ブロックaの一部を走査して得られる生データか
ら数字文字、ガードバーを解読し、結果を順次第1のバ
ッファ6に格納する。また、数字文字から数字及びパリ
ティの解読を行う。これにより、数字文字の解読結果
は、順に第1の数字文字は4の偶数パリティ、第2の数
字文字は4の偶数パリティと解読されて順に第1のバッ
ファ6に格納されることになる。従って、第1のバッフ
ァ6の格納系列は図4の(a) に示すようになる。
【0039】前記第2の解読手段5は、アドオンバーコ
ードbを走査して得られる生データから特殊ガードバ
ー、数字文字、区切りバー、数字文字を解読し、結果を
順次第2のバッファ7に格納する。すなわち、第1の解
読手段4がガードバーを解読した位置より、アドオンバ
ーコードbの特殊ガードバーの解読を開始する。特殊ガ
ードバーは、前述した順方向走査時の特殊ガードバーの
解読と同様、第1のスペースが7モジュール以上11モ
ジュール以下、第1のバー及び第2のスペースが1モジ
ュール、第2のバーが2モジュールとして規定されてい
るので、この規定を条件にすると共に、第1の間隔Xm
に対して第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以下であるこ
とも条件として特殊ガードバーを解読する。そして、解
読した結果を第2のバッファ7に格納する。こうして第
2のバッファ7には特殊ガードバー、数字文字、区切り
バー、数字文字の順に解読データが格納されることにな
る。数字文字の解読結果は、順に第1の数字文字は9の
奇数パリティ、第2の数字文字は3の偶数パリティとな
る。従って、第2のバッファ7の格納系列は図4の(b)
に示すようになる。
ードbを走査して得られる生データから特殊ガードバ
ー、数字文字、区切りバー、数字文字を解読し、結果を
順次第2のバッファ7に格納する。すなわち、第1の解
読手段4がガードバーを解読した位置より、アドオンバ
ーコードbの特殊ガードバーの解読を開始する。特殊ガ
ードバーは、前述した順方向走査時の特殊ガードバーの
解読と同様、第1のスペースが7モジュール以上11モ
ジュール以下、第1のバー及び第2のスペースが1モジ
ュール、第2のバーが2モジュールとして規定されてい
るので、この規定を条件にすると共に、第1の間隔Xm
に対して第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以下であるこ
とも条件として特殊ガードバーを解読する。そして、解
読した結果を第2のバッファ7に格納する。こうして第
2のバッファ7には特殊ガードバー、数字文字、区切り
バー、数字文字の順に解読データが格納されることにな
る。数字文字の解読結果は、順に第1の数字文字は9の
奇数パリティ、第2の数字文字は3の偶数パリティとな
る。従って、第2のバッファ7の格納系列は図4の(b)
に示すようになる。
【0040】前記系列監視手段8は、第1、第2のバッ
ファ6,7の系列内容を監視し、図4の(a) 及び(b) の
内容により、図4の(c) に示す一連の系列として成立す
ると、前記転送/格納手段9に対してデータの転送及び
格納を指示することになる。
ファ6,7の系列内容を監視し、図4の(a) 及び(b) の
内容により、図4の(c) に示す一連の系列として成立す
ると、前記転送/格納手段9に対してデータの転送及び
格納を指示することになる。
【0041】前記転送/格納手段9は、第1のバッファ
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaの右ブロックの2つの数字文字として、
第2のバッファ7からのデータはアドオンバーコードb
のデータ群として上位装置10へ転送する。
6から数字及びパリティデータを読出してラッチすると
共に第2のバッファ7から数字及びパリティデータを読
出してラッチし、第1のバッファ6からのデータはメイ
ンバーコードaの右ブロックの2つの数字文字として、
第2のバッファ7からのデータはアドオンバーコードb
のデータ群として上位装置10へ転送する。
【0042】このように、本実施例では、バーコードラ
ベルに対して走査が順方向に行われても逆方向に行われ
ても第1の解読手段4はメインバーコードaの解読を確
実に行い、第2の解読手段5はアドオンバーコードbの
解読を確実に行う。従って、アドオンバーコードbの解
読が先に行われてもアドオンバーコードbの解読結果を
有効とし、その後、メインバーコードaの右ブロックの
解読が行われたときにメインバーコードaの右ブロック
とアドオンバーコードbの解読結果のデータを上位装置
10に転送できる。このように、双方向からのバーコー
ド読取りができ、ラベルの読取り率を向上できる。
ベルに対して走査が順方向に行われても逆方向に行われ
ても第1の解読手段4はメインバーコードaの解読を確
実に行い、第2の解読手段5はアドオンバーコードbの
解読を確実に行う。従って、アドオンバーコードbの解
読が先に行われてもアドオンバーコードbの解読結果を
有効とし、その後、メインバーコードaの右ブロックの
解読が行われたときにメインバーコードaの右ブロック
とアドオンバーコードbの解読結果のデータを上位装置
10に転送できる。このように、双方向からのバーコー
ド読取りができ、ラベルの読取り率を向上できる。
【0043】また、特殊ガードバーに対しては、第1の
スペースが7モジュール以上11モジュール以下、第1
のバー及び第2のスペースが1モジュール、第2のバー
が2モジュールを条件にすると共に、メインバーコード
aの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バーの左側
エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔Xmに対
してアドオンバーコードbの特殊ガードバーと予測され
る2本のバーのうち、左側バーの右側エッジと右側バー
の右側エッジとの第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以下
であることも条件として解読しているので、特殊ガード
バーの解読が確実となり、誤って背景画をアドオンバー
コードとして誤読するのを防止でき、この点においても
ラベルの読取り率を向上できる。
スペースが7モジュール以上11モジュール以下、第1
のバー及び第2のスペースが1モジュール、第2のバー
が2モジュールを条件にすると共に、メインバーコード
aの右ガードバーの2本のバーのうち、左側バーの左側
エッジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔Xmに対
してアドオンバーコードbの特殊ガードバーと予測され
る2本のバーのうち、左側バーの右側エッジと右側バー
の右側エッジとの第2の間隔Xaが同等幅以上2倍以下
であることも条件として解読しているので、特殊ガード
バーの解読が確実となり、誤って背景画をアドオンバー
コードとして誤読するのを防止でき、この点においても
ラベルの読取り率を向上できる。
【0044】また、第2の解読手段5は順方向走査のと
きにはアドオンバーコードbの最終数字文字、逆方向走
査のときにはこの最終数字文字を最初の数字文字とし
て、数字文字を構成するバー及びスペースの総和Ycと
隣接するスペース幅Ysとの比較により確実に認識する
ことができるので、アドオンバーコードとして桁数が2
桁ものを使用しても5桁のものを使用しても確実に解読
できる。
きにはアドオンバーコードbの最終数字文字、逆方向走
査のときにはこの最終数字文字を最初の数字文字とし
て、数字文字を構成するバー及びスペースの総和Ycと
隣接するスペース幅Ysとの比較により確実に認識する
ことができるので、アドオンバーコードとして桁数が2
桁ものを使用しても5桁のものを使用しても確実に解読
できる。
【0045】さらに、アドオンバーコードbが解読され
たとき、メインバーコードaの右ブロックの一部しか解
読されていなくても、アドオンバーコードbが各種条件
により正しく解読したと判定したときには、アドオンバ
ーコードを有効データとして出力するので、この点にお
いてもラベルの読取り率を向上できる。
たとき、メインバーコードaの右ブロックの一部しか解
読されていなくても、アドオンバーコードbが各種条件
により正しく解読したと判定したときには、アドオンバ
ーコードを有効データとして出力するので、この点にお
いてもラベルの読取り率を向上できる。
【0046】
【発明の効果】以上、請求項1対応の発明によれば、生
データからメインバーコードを構成するガードバー、セ
ンターバー及び数字文字を解読する第1の解読手段と、
生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガード
バー、数字文字及び区切りバーを解読する第2の解読手
段と、これら各解読手段の解読結果のデータをそれぞれ
順次格納する第1、第2のバッファと、この各バッファ
に格納した解読結果のデータの系列を監視し、系列が所
定の関係を満足する時、各バッファの解読データを出力
するデータ出力手段を備えているので、メインバーコー
ドにアドオンバーコードが付随したバーコードラベルに
対して双方向からの読取りができ、ラベルの読取り率を
向上できる。
データからメインバーコードを構成するガードバー、セ
ンターバー及び数字文字を解読する第1の解読手段と、
生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガード
バー、数字文字及び区切りバーを解読する第2の解読手
段と、これら各解読手段の解読結果のデータをそれぞれ
順次格納する第1、第2のバッファと、この各バッファ
に格納した解読結果のデータの系列を監視し、系列が所
定の関係を満足する時、各バッファの解読データを出力
するデータ出力手段を備えているので、メインバーコー
ドにアドオンバーコードが付随したバーコードラベルに
対して双方向からの読取りができ、ラベルの読取り率を
向上できる。
【0047】また、請求項2対応の発明によれば、さら
にアドオンバーコードの特殊ガードバーの解読が確実に
でき、従って、バーコード以外の背景画をアドオンバー
コードとして誤認識するのを防止でき、ラベルの読取り
率を向上できる。
にアドオンバーコードの特殊ガードバーの解読が確実に
でき、従って、バーコード以外の背景画をアドオンバー
コードとして誤認識するのを防止でき、ラベルの読取り
率を向上できる。
【0048】また、請求項3対応の発明によれば、さら
に順方向走査のときにはアドオンバーコードの最終数字
文字を、逆方向走査のときにはこの最終数字文字を最初
の数字文字として、数字文字を構成するバー及びスペー
スの総和と隣接するスペース幅との比較により確実に認
識することができるので、アドオンバーコードとして桁
数が2桁ものを使用しても5桁のものを使用しても確実
に解読することができる。
に順方向走査のときにはアドオンバーコードの最終数字
文字を、逆方向走査のときにはこの最終数字文字を最初
の数字文字として、数字文字を構成するバー及びスペー
スの総和と隣接するスペース幅との比較により確実に認
識することができるので、アドオンバーコードとして桁
数が2桁ものを使用しても5桁のものを使用しても確実
に解読することができる。
【0049】また、請求項4対応の発明によれば、メイ
ンバーコードの一部しか解読されなくてもアドオンバー
コードが解読されていればアドオンバーコードを捨てる
こと無くアドオンバーコードの解読結果を出力できるの
で、ラベルの読取り率を向上できる。
ンバーコードの一部しか解読されなくてもアドオンバー
コードが解読されていればアドオンバーコードを捨てる
こと無くアドオンバーコードの解読結果を出力できるの
で、ラベルの読取り率を向上できる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるラベル走査とデータ解読との
関係を説明するためのバーコード図。
関係を説明するためのバーコード図。
【図3】図2において走査線Aで走査したときのバッフ
ァに格納したデータ系列を示す図。
ァに格納したデータ系列を示す図。
【図4】図2において走査線Cで走査したときのバッフ
ァに格納したデータ系列と出力するデータ系列を示す
図。
ァに格納したデータ系列と出力するデータ系列を示す
図。
【図5】EAN−13、UPC−A、UPC−Eの各バ
ーコード例を示す図。
ーコード例を示す図。
【図6】従来におけるラベル走査とデータ解読との関係
及び課題を説明するためのバーコード図。
及び課題を説明するためのバーコード図。
1…光学系 2…信号変換部 3…バーコードラベル 4…第1の解読手段 5…第2の解読手段 6,7…バッファ 8…系列監視手段
Claims (4)
- 【請求項1】 バーコードラベルを走査して得られる生
データを解読し、解読結果を出力するバーコード読取装
置において、 生データからメインバーコードを構成するガードバー、
センターバー及び数字文字を解読する第1の解読手段
と、生データからアドオンバーコードを構成する特殊ガ
ードバー、数字文字及び区切りバーを解読する第2の解
読手段と、これら各解読手段の解読結果のデータをそれ
ぞれ順次格納する第1、第2のバッファと、この各バッ
ファに格納した解読結果のデータの系列を監視し、系列
が所定の関係を満足する時、前記各バッファの解読デー
タを出力するデータ出力手段を備えたことを特徴とする
バーコード読取装置。 - 【請求項2】 第2の解読手段は、メインバーコードの
右ガードバーの2本のバーのうち、左側バーの左側エッ
ジと右側バーの左側エッジとの第1の間隔と、アドオン
バーコードの特殊ガードバーと予測される2本のバーの
うち、左側バーの右側エッジと右側バーの右側エッジと
の第2の間隔を比較し、かつ、特殊ガードバーの2本の
スペースのうち、左側スペースの左側エッジと左側バー
の右側エッジとの第3の間隔と、前記第2の間隔を比較
し、前記第2の間隔が前記第1の間隔に対して同等以上
2倍以下の条件を満足し、かつ、前記第2の間隔と前記
第3の間隔が所定の関係を満足したとき、特殊ガードバ
ーとして解読することを特徴とする請求項1記載のバー
コード読取装置。 - 【請求項3】 第2の解読手段は、数字文字を構成する
バー及びスペースの幅の総和と、この数字文字の右側に
位置するスペースの幅とを比較し、この各幅の関係が所
定の関係を満足したとき、アドオンバーコードの最終数
字文字として解読することを特徴とする請求項1又は2
記載のバーコード読取装置。 - 【請求項4】 データ出力手段は、第1のバッファにメ
インバーコードのガードバーと数字文字の少なくとも1
つの解読結果のデータを格納し、かつ、第2のバッファ
にアドオンバーコードの解読結果のデータを格納したと
きには、アドオンバーコードの系列が所定の関係を満足
していると見做して前記第2のバッファに格納した解読
データを出力することを特徴とする請求項1、2又は3
記載のバーコード読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132321A JPH08329174A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | バーコード読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132321A JPH08329174A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | バーコード読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08329174A true JPH08329174A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15078587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132321A Pending JPH08329174A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | バーコード読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08329174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6550682B2 (en) | 2001-03-02 | 2003-04-22 | Nec Infrontia Corporation | Bar code reading method, bar code reading apparatus, and program thereof |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7132321A patent/JPH08329174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6550682B2 (en) | 2001-03-02 | 2003-04-22 | Nec Infrontia Corporation | Bar code reading method, bar code reading apparatus, and program thereof |
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