JPH0832536A - 情報提供方法、提供センタ、ユーザ装置および中継センタ - Google Patents

情報提供方法、提供センタ、ユーザ装置および中継センタ

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JPH0832536A
JPH0832536A JP16177494A JP16177494A JPH0832536A JP H0832536 A JPH0832536 A JP H0832536A JP 16177494 A JP16177494 A JP 16177494A JP 16177494 A JP16177494 A JP 16177494A JP H0832536 A JPH0832536 A JP H0832536A
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JP
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JP16177494A
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English (en)
Inventor
Isao Kawashima
功 川嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くのユーザ装置から、1つのサービス提供
センタに問い合わせが集中するのを抑制する。 【構成】 サービス提供センタ1から、衛星などよりな
る伝送路11を介して、複数のユーザ装置2に情報を伝
送する。同一の情報を、衛星あるいはケーブルなどより
なる伝送路12を介して、サービス中継センタ14に出
力する。サービス中継センタ14は、全国の主要都市に
配置される。ユーザ装置2は、受信した情報を視聴した
結果、問い合わせの必要があるとき、サービス提供セン
タ1にではなく、電話回線などよりなる伝送路13を介
してサービス中継センタ14に問い合わせを行う。サー
ビス中継センタ14は、問い合わせに対する回答信号を
生成し、伝送路13を介してユーザ装置2に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路を利用して情報
を提供する場合に用いて好適な情報提供方法、提供セン
タ、ユーザ装置および中継センタに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の情報提供システムの構
成例を示している。この例においては、サービス提供セ
ンタ1より複数のユーザ装置2−1乃至2−3に対し
て、衛星3を介して無線電波で情報が提供される。この
ように、衛星3を利用することにより、1つのサービス
提供センタ1から多数のユーザ装置2−iに対して情報
を提供することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムにおいて、サービス提供センタ1が提供し
た情報に関し、ユーザ装置2−iから問い合わせを受け
付けるようにすると、サービス提供センタ1に多数のユ
ーザ装置2−iからの問い合わせが集中することにな
り、実質的に、その管理が不能になる課題があった。
【0004】また、サービス提供センタ1から地域的に
遠い位置に存在するユーザ装置2−iが、サービス提供
センタ1に対して問い合わせを行おうとすると、通常、
電話回線を介して行われる、この問い合わせのための通
信は、遠距離通信となり、その通信料が高額になる課題
があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、問い合わせに対する管理を可能にするとと
もに、そのために要する費用を低額にすることができる
ようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供方法
は、提供センタ(例えば図1のサービス提供センタ1)
からユーザ装置(例えば図1のユーザ装置2)に、第1
の伝送路(例えば図1の伝送路11)を介して主情報
(例えば図3の提供情報)を提供し、提供センタから中
継センタ(例えば図1のサービス中継センタ14)に、
第2の伝送路(例えば図1の伝送路12)を介して主情
報を提供し、ユーザ装置と中継センタにおいて、主情報
をそれぞれ蓄積し、ユーザ装置においては、蓄積した主
情報を任意のタイミングで読み出して利用するととも
に、主情報に関する問い合わせを、中継センタに対して
第3の伝送路(例えば図1の伝送路13の往路のチャン
ネル)を介して行い、中継センタは、蓄積した主情報を
利用して、ユーザ装置からの問い合わせに関する回答を
生成し、第4の伝送路(例えば図1の伝送路13の復路
のチャンネル)を介してユーザ装置に伝送することを特
徴とする。
【0007】第1の伝送路は、無線電波(例えば衛星あ
るいは地上波)を用いて伝送が行われる伝送路とし、第
2の伝送路は、無線電波、またはケーブル(例えば同軸
ケーブル、光ケーブル)を介して伝送が行われる伝送路
とし、第3の伝送路と第4の伝送路は、ケーブル(例え
ば同軸ケーブル、光ケーブル、電話回線)を介して伝送
が行われる伝送路とすることができる。
【0008】主情報に、問い合わせ先を指定する副情報
(例えば図3の情報区分コード)を付随して伝送するよ
うにすることができる。
【0009】この副情報は、地域識別コード(例えば図
7の地域識別コード)または情報種別コード(例えば図
11の情報種別コード)とすることができる。
【0010】また、主情報には、さらに、回答の基礎と
される基礎情報(例えば図3の回答基礎情報)を付随し
て伝送するようにすることができる。
【0011】本発明の提供センタは、主情報(例えば図
3の提供情報)に副情報(例えば図3の情報区分コー
ド)または基礎情報(例えば図3の回答基礎情報)を付
加する付加手段(例えば図2の情報区分設定部22)
と、付加手段の出力を第1の伝送路(例えば図1の伝送
路11)と第2の伝送路(例えば図1の伝送路12)に
送信する送信手段(例えば図2の送信部25,26)と
を備えることを特徴とする。
【0012】この提供センタには、主情報を暗号化する
暗号化手段(例えば図2の暗号化部23)をさらに設け
ることができる。
【0013】また、本発明のユーザ装置は、伝送されて
きた主情報(例えば図3の提供情報)と副情報(例えば
図3の情報区分コード)を受信する第1の受信手段(例
えば図4の受信部31)と、第1の受信手段により受信
した主情報と副情報を蓄積する蓄積手段(例えば図4の
蓄積部32)と、蓄積手段に蓄積された副情報に対応し
て、主情報に関する問い合わせ先を設定する設定手段
(例えば図4の問合せ先設定部34)と、設定手段によ
り問い合わせ先として設定された中継センタに、問い合
わせを送信する送信手段(例えば図4の送信部35)
と、中継センタからの問い合わせに対する回答を受信す
る第2の受信手段(例えば図4の受信部36)とを備え
ることを特徴とする。
【0014】副情報が、地域識別コードまたは情報種別
コードである場合において、第1の受信手段により受信
した地域識別コードまたは情報種別コードを、予め設定
してある地域識別コードまたは情報種別コードと比較
し、その比較結果に対応して、受信した主情報と副情報
を蓄積手段に蓄積させる比較手段(例えば図8の地域判
別部62、図12の情報種別判別部72)をさらに設け
ることができる。
【0015】本発明の中継センタは、提供センタ(例え
ば図1のサービス提供センタ1)からの主情報(例えば
図3の提供情報)と副情報(例えば図3の情報区分コー
ド)を受信する第1の受信手段(例えば図5の受信部5
1)と、第1の受信手段により受信された主情報と副情
報を蓄積する蓄積手段(例えば図5の蓄積部52)と、
ユーザ装置(例えば図2のユーザ装置2)からの問い合
わせを受信する第2の受信手段(例えば図5の受信部5
5)と、第2の受信手段により受信された問い合わせ先
が、正しいか否かを確認する確認手段(例えば図5の問
合せ先確認部56)と、確認手段により問い合わせ先が
正しいと確認されたとき、蓄積手段に蓄積されている主
情報から回答を作成する作成手段(例えば図5の回答情
報作成部53)と、作成手段により作成された回答を、
ユーザ装置に送信する送信手段(例えば図5の送信部5
4)とを備えることを特徴とする。
【0016】第1の受信手段には、基礎情報(例えば図
3の回答基礎情報)も受信させ、蓄積手段には、基礎情
報も蓄積させ、作成手段には、基礎情報から回答を作成
させるようにすることができる。
【0017】副情報が、地域識別コードまたは情報種別
コードである場合において、第1の受信手段により受信
した地域識別コードまたは情報種別コードを、予め設定
してある地域識別コードまたは情報種別コードと比較
し、その比較結果に対応して、受信した主情報と副情報
を蓄積手段に蓄積させる比較手段(例えば図9の地域判
別部63、図13の情報種別判別部73)をさらに設け
ることができる。
【0018】
【作用】本発明の情報提供方法においては、ユーザ装置
2に対して、伝送路11を介してサービス提供センタ1
より主情報が伝送される。この主情報は、サービス中継
センタにも伝送される。そして、ユーザ装置2からの問
い合わせは、サービス提供センタ1に対して行われるの
ではなく、サービス中継センタ14に対して行われる。
従って、サービス中継センタ14を各地方の主要都市に
適宜配置するなどして、サービス提供センタ1に問い合
わせが集中することを抑制することができる。また、ユ
ーザ装置2から、近傍のサービス中継センタ14に対し
て問い合わせを行わせることで、通信距離を短くし、通
信のための料金を軽減することが可能となる。
【0019】本発明の提供センタにおいては、情報区分
設定部22が、副情報または基礎情報を主情報に付加さ
せる。従って、問い合わせを各サービス中継センタ14
に行わせるようにすることが可能となる。
【0020】また、本発明のユーザ装置においては、受
信部31により受信した主情報と副情報が蓄積部32に
蓄積され、この蓄積された副情報に対応して、問合せ先
設定部34において、問い合わせ先が所定のサービス中
継センタ14に設定される。従って、主情報に対する問
い合わせを行い、その回答を確実に得ることが可能とな
る。
【0021】さらに、本発明の中継センタにおいては、
問合せ先確認部56が、問い合わせ先が正しいと確認し
たとき、回答情報作成部53において回答が作成され、
ユーザ装置2に伝送される。従って、ユーザ装置2に確
実に回答を伝送することが可能となる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の情報提供方法を応用した情
報サービスシステムの構成例を示している。この実施例
においては、サービス提供センタ1から伝送路11を介
してユーザ装置2に、新聞、雑誌、書籍等の情報が提供
されるようになされている。この伝送路11は、例えば
通信衛星、放送衛星等とすることができる。あるいはま
た、VHF、UHF、FM等の地上波(放送波)とする
こともできる。
【0023】一方、ユーザ装置2に伝送される情報と同
一の情報が、伝送路12を介してサービス提供センタ1
よりサービス中継センタ14に伝送される。サービス中
継センタ14は、例えば全国の主要な都市に配置され
る。伝送路12は、サービス提供センタ1とサービス中
継センタ14との距離にもよるが、伝送路11と同一の
伝送路、即ち、衛星や地上波とすることができる。ある
いはまた、同軸ケーブル、光ファイバなどのケーブルと
することもできる。
【0024】さらにまた、ユーザ装置2とサービス中継
センタ14は、双方向のチャンネルを有する伝送路13
により接続されている。この伝送路13としては、同軸
ケーブル、光ファイバなどの他、電話回線を用いること
ができる。
【0025】ユーザ装置2は、伝送路13の往路のチャ
ンネルを介してサービス中継センタ14に問い合わせを
送信することができる。サービス中継センタ14は、こ
の問い合わせに対する回答を作成し、これを伝送路13
の復路のチャンネルを介してユーザ装置2に送信する。
【0026】サービス中継センタ14は、各主要都市に
配置されるため、ユーザ装置2は、最寄りのサービス中
継センタ14に問い合わせを行うことができ、伝送路1
3の使用料は比較的安価で済むことになる。
【0027】また、1つのサービス中継センタ14が受
け持つユーザ装置2の範囲は、サービス中継センタ14
の管轄する範囲だけとすることができるため、全国の問
い合わせが1つのサービス提供センタ1に集中するよう
なことが防止される。
【0028】図2は、サービス提供センタ1の構成例を
表している。1以上の情報提供者から提供された主情報
は、編集部21において、適宜編集された後、伝送路1
1,12における伝送に適した信号に変換される。そし
て、この信号は、さらに情報区分設定部22に供給さ
れ、問い合わせ先を指定する問合せ先コード(情報区分
コード)が付加される。
【0029】情報区分設定部22においては、さらに、
必要に応じて、問い合わせに対する回答の基礎となる回
答基礎情報が付加される。即ち、図3に示すように、本
来、ユーザ装置2に伝送すべき提供情報(主情報)に、
情報区分コード(副情報)と回答基礎情報が付加され
る。
【0030】情報区分設定部22より出力された信号
は、暗号化部23において所定の方式に従って暗号化さ
れる。尚、ここにおける暗号化とは、スクランブルなど
を含むものとする。
【0031】暗号化部23において暗号化された信号
は、さらに伝送路設定部24に供給され、そこから送信
部25と26に出力される。送信部25と26は、それ
ぞれ入力された信号を所定の変調方式に従って変調し、
伝送路11と12に出力する。
【0032】図4は、ユーザ装置2の構成例を示してい
る。受信部31は、伝送路11より伝送された信号を受
信、復調し、復調信号を蓄積部32に供給し、蓄積させ
る。これにより、蓄積部32に、図3に示した提供情
報、情報区分コード(問合せ先コード)および回答基礎
情報が蓄積されることになる。
【0033】ユーザは、入力部39の所定のキーを操作
するなどして、蓄積部32に蓄積された提供情報の読み
出しを指令すると、この指令がユーザインタフェース部
33を介して、問合せ先設定部34に入力される。問合
せ先設定部34は、入力された信号が、問い合わせに関
するものでなければ、その指令を蓄積部32に出力す
る。蓄積部32は、この指令に対応して、所定の提供情
報を読み出し、ユーザインタフェース部33を介して出
力部38に出力させる。出力部38は、CRT、スピー
カなどにより構成され、ユーザは、蓄積部32より読み
出した提供情報を視聴することができる。
【0034】提供情報を視聴した結果、何らかの問い合
わせをする必要が生じたとき、ユーザは入力部39を操
作して、問い合わせを指令する。この指令は、ユーザイ
ンタフェース部33を介して問合せ先設定部34に入力
される。問合せ先設定部34は、この指令に対応する問
い合わせ先を検索すべく、蓄積部32の情報区分コード
(問合せ先コード)にアクセスする。問合せ先コード
は、出力部38に出力された提供情報に関する問い合わ
せ先を指定している。即ち、所定のサービス中継センタ
14が指定されている。
【0035】問合せ先設定部34は、蓄積部32より読
み取った問合せ先コードに対応するサービス中継センタ
14に対して送信する問合せ信号を生成し、これを送信
部35を介して伝送路13に出力する。この問合せ信号
は、伝送路13を介してサービス中継センタ14に伝送
される。
【0036】後述するように、サービス中継センタ14
は、この問い合わせに対する回答を生成し、これを伝送
路13を介してユーザ装置2に出力する。ユーザ装置2
は、この回答を受信部36において受信し、復調する。
そして、その復調結果を蓄積部37に蓄積させる。この
蓄積部37に蓄積された回答は、入力部39を操作して
所定の指令を入力することにより、ユーザインタフェー
ス部33を介して出力部38に出力し、視聴することが
できる。
【0037】図5は、サービス中継センタ14の構成例
を示している。受信部51は、伝送路12を介してサー
ビス提供センタ1より供給された情報、即ち、図3に示
す提供情報、情報区分コードおよび回答基礎情報を蓄積
部52に出力し、蓄積させる。これにより、蓄積部52
には、ユーザ装置2の蓄積部32に蓄積された情報と同
一の情報が蓄積されることになる。
【0038】一方、伝送路13を介して、ユーザ装置2
から問い合わせが入力されたとき、受信部55において
これを受信し、復調する。そして、復調結果が問合せ先
確認部56に出力される。問合せ先確認部56は、入力
された問合せ先信号が自己を指定するものであるか否か
を確認する。
【0039】即ち、サービス中継センタ14は、上述し
たように、各主要都市に配置されており、この問い合わ
せに対する管理を行うサービス中継センタが自分である
か否かを判定するのである。そして、自己が管理すべき
問い合わせであることが確認されたとき、問合せ先確認
部56は蓄積部52に、その問合せ信号を出力する。
【0040】蓄積部52は、問合せ信号の入力を受けた
とき、この問い合わせに必要な情報を提供情報あるいは
回答基礎情報から読み出し、回答情報作成部53に出力
する。回答情報作成部53は、蓄積部52より供給され
た情報から回答を作成し、送信部54に出力する。送信
部54は、この回答を所定の方式で変調し、伝送路13
を介してユーザ装置2に出力する。
【0041】図6は、サービス提供センタ1の他の構成
例を示している。この実施例においては、図2の実施例
における情報区分設定部22に代えて、地域設定部61
が設けられている。その他の構成は、図2における場合
と同様である。
【0042】即ち、この地域設定部61は、情報区分コ
ード(問合せ先コード)として、図7に示すように、地
域識別コードを付加する。この地域識別コードは、対応
する提供情報を提供すべきユーザ装置2の地域を指定す
るものである。
【0043】地域設定部61により、このように地域識
別コードと回答基礎情報が付加された提供情報は、図2
における場合と同様に、送信部25と26を介して、ユ
ーザ装置2とサービス中継センタ14に送信される。
【0044】図8は、図6のサービス提供センタ1より
出力された情報を受信するユーザ装置2の構成例を示し
ている。この実施例においては、受信部31と蓄積部3
2の間に、地域判別部62が挿入されている。その他の
構成は、図4における場合と同様である。
【0045】即ち、地域判別部62は、図7に示す地域
識別コードを読み取り、この地域識別コードが、自己が
属する地域を指定するものであるか否かを判定する。例
えば、提供された情報が、関東地方の地域を指定する地
域識別コードを伴うものであるとき、関東地方に配置さ
れているユーザ装置2の地域判別部62には、関東地方
の地域識別コードが予め記憶されている。そして、地域
判別部62は、記憶されている地域識別コードと、受信
した地域識別コードとが一致する場合、その情報を蓄積
部32に出力し、蓄積させる。地域識別コードが一致し
ない場合においては、その情報は蓄積部32に蓄積され
ない。即ち、関東地方以外の地域のユーザ装置2は、こ
の情報を蓄積することができないことになる。
【0046】このように地域を指定することで、伝送路
11として無線電波を利用したような場合においても、
所定の地域におけるユーザ装置2に対してのみ、実質的
な情報の配信を行うことが可能となる。また、蓄積部3
2において、必要以上に多くの情報を蓄積する必要がな
くなるため、その容量を小さくすることが可能となる。
【0047】図9は、図6に示したサービス提供センタ
1と、図8に示したユーザ装置2により構成されるシス
テムにおいて用いられるサービス中継センタ14の構成
例を示している。この実施例においては、受信部51と
蓄積部52の間に、地域判別部63が設けられており、
その他の構成は、図5における場合と同様である。
【0048】即ち、地域判別部63は、図8の地域判別
部62における場合と同様に、図7に示した地域判別コ
ードを読み取り、その判別コードが、予め記憶されてい
る地域判別コードと一致するか否かを判定し、一致する
場合、その情報を蓄積部52に蓄積させる。サービス中
継センタ14の地域判別部63にも、管轄すべき地域に
対応する地域識別コードが予め記憶されており、管轄外
の地域に伝送すべき情報が受信されたとしても、その情
報は蓄積部52には蓄積されないことになる。
【0049】従って、この場合においても、サービス提
供センタ1より複数のサービス中継センタ14に同一の
信号を送信させ、その中の特定のサービス中継センタ1
4に対してのみ、その情報を蓄積させることが可能とな
る。
【0050】図10は、サービス提供センタ1のさらに
他の構成例を示している。この実施例においては、図6
における地域設定部61に代えて、情報種別設定部71
が挿入されている。その他の構成は、図6(図2)にお
ける場合と同様である。
【0051】この情報種別設定部71は、図11に示す
ように、情報区分コード(問合せ先コード)(図3)に
代えて、情報種別コードを付加するようになされてい
る。この情報種別コードは、例えば電子新聞、電子出版
物、ゲームソフト、通信販売の電子カタログ等の種別を
表すものとすることができる。
【0052】従って、この実施例によれば、このような
情報種別コードが回答基礎情報とともに提供情報に付加
され、ユーザ装置2とサービス中継センタ14に伝送さ
れることになる。
【0053】図12は、図10のサービス提供センタ1
より送信された情報を受信するユーザ装置2の構成例を
示している。この実施例においては、図8における地域
判別部62に代えて、情報種別判別部72が挿入されて
いる。その他の構成は、図8(図4)における場合と同
様である。
【0054】この情報種別判別部72は、受信された情
報種別コードを、予め記憶されている情報種別コードと
比較し、両者が一致するとき、その情報を蓄積部32に
蓄積させる。即ち、ユーザ装置2は、様々な情報のう
ち、所定の情報のみを受信したいとき、その受信したい
情報の種別を情報種別判別部72に予め記憶させてお
く。これにより、自分が希望する種別の情報のみを蓄積
部32に蓄積させ、その他の情報を蓄積させないように
することができる。
【0055】図13は、図10のサービス提供センタ1
と、図12に示したユーザ装置2により構成されるシス
テムにおいて用いられるサービス中継センタ14の構成
例を示している。この実施例においては、図9のサービ
ス中継センタ14の地域判別部63に代えて、情報種別
判別部73が設けられている。その他の構成は、図9
(図5)における場合と同様である。
【0056】情報種別判別部73は、そのサービス中継
センタ14に割り当てられている(管轄とされている)
情報種別を予め記憶しており、受信部51により受信さ
れた情報種別コードを、この記憶している情報種別コー
ドと比較し、両者が一致するとき、その情報を蓄積部5
2に蓄積させる。これにより、蓄積部52には、割り当
てられている種別の情報のみが蓄積される。
【0057】以上、情報区分コードとして、地域識別コ
ードと情報種別コードの例を示したが、その他のコード
とすることも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上の如く本発明の情報提供方法によれ
ば、ユーザ装置からの問い合わせを、提供センタではな
く、中継センタに行わせるようにしたので、問い合わせ
が提供センタに集中し、管理不能となるようなことを防
止することができる。また、中継センタを各地方のユー
ザ装置の近隣の地域に配置することにより、相互間の通
信を短距離通信とし、通信料金の低額化を図ることが可
能となる。
【0059】また、本発明の提供センタによれば、主情
報に副情報を付加して伝送するようにしたので、複数の
ユーザ装置または中継センタのうち、所定のユーザ装置
または中継センタに対してのみ、所定の情報を配信する
ことが可能となる。
【0060】また、本発明のユーザ装置によれば、副情
報に対応して、中継センタに問い合わせを行わせるよう
にしたので、迅速かつ確実に、問い合わせに対する回答
を得ることが可能となる。
【0061】さらに、本発明の中継センタによれば、問
い合わせ先が正しいと確認されたとき、回答を作成し、
ユーザ装置に送信するようにしたので、割り当てられて
いる問い合わせに対する回答を、迅速かつ確実にユーザ
装置に送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供方法を応用した情報サービス
システムの構成例を示す図である。
【図2】図1のサービス提供センタ1の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の情報区分設定部22において生成する情
報のフォーマットを示す図である。
【図4】図1のユーザ装置2の構成例を示すブロック図
である。
【図5】図1のサービス中継センタ14の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】図1のサービス提供センタ1の第2の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図7】図6の地域設定部61において生成する情報の
フォーマットを示す図である。
【図8】図1のユーザ装置2の第2の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図9】図1のサービス中継センタ14の第2の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図10】図1のサービス提供センタ1の第3の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の情報種別設定部71において生成す
る情報のフォーマットを示す図である。
【図12】図1のユーザ装置2の第3の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図13】図1のサービス中継センタ14の第3の実施
例の構成を示すブロック図である。
【図14】従来の情報提供方法を説明する図である。
【符号の説明】 1 サービス提供センタ 2−1,2−2,2−3 ユーザ装置 3 衛星 11,12,13 伝送路 14 サービス中継センタ 21 編集部 22 情報区分設定部 23 暗号化部 24 伝送路設定部 25,26 送信部 31 受信部 32 蓄積部 33 ユーザインタフェース部 34 問合せ先設定部 35 送信部 36 受信部 37 蓄積部 38 出力部 39 入力部 51 受信部 52 蓄積部 53 回答情報作成部 54 送信部 55 受信部 56 問合せ先確認部 61 地域設定部 62,63 地域判別部 71 情報種別設定部 72,73 情報種別判別部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供センタからユーザ装置に、第1の伝
    送路を介して主情報を提供し、 前記提供センタから中継センタに、第2の伝送路を介し
    て前記主情報を提供し、 前記ユーザ装置と中継センタにおいて、前記主情報をそ
    れぞれ蓄積し、 前記ユーザ装置においては、蓄積した前記主情報を任意
    のタイミングで読み出して利用するとともに、前記主情
    報に関する問い合わせを、前記中継センタに対して第3
    の伝送路を介して行い、 前記中継センタは、蓄積した前記主情報を利用して、前
    記ユーザ装置からの問い合わせに関する回答を生成し、
    第4の伝送路を介して前記ユーザ装置に伝送することを
    特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の伝送路は、無線電波を用いて
    伝送が行われる伝送路であり、 前記第2の伝送路は、無線電波、またはケーブルを介し
    て伝送が行われる伝送路であり、 前記第3の伝送路と第4の伝送路は、ケーブルを介して
    伝送が行われる伝送路であることを特徴とする請求項1
    に記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記主情報に、問い合わせ先を指定する
    副情報を付随して伝送することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記副情報は、地域識別コードまたは情
    報種別コードであることを特徴とする請求項3に記載の
    情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記主情報に、さらに、前記回答の基礎
    とされる基礎情報を付随して伝送することを特徴とする
    請求項3または4に記載の情報提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項3,4または5に記載の前記情報
    提供方法において用いられる前記提供センタであって、 前記主情報に前記副情報または基礎情報を付加する付加
    手段と、 前記付加手段の出力を前記第1の伝送路と第2の伝送路
    に送信する送信手段とを備えることを特徴とする提供セ
    ンタ。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記主情報を暗号化する暗号
    化手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載
    の提供センタ。
  8. 【請求項8】 請求項3または4に記載の情報提供方法
    において用いられる前記ユーザ装置であって、 伝送されてきた前記主情報と副情報を受信する第1の受
    信手段と、 前記第1の受信手段により受信した前記主情報と副情報
    を蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された前記副情報に対応して、前記
    主情報に関する問い合わせ先を設定する設定手段と、 前記設定手段により問い合わせ先として設定された前記
    中継センタに、前記問い合わせを送信する送信手段と、 前記中継センタからの問い合わせに対する回答を受信す
    る第2の受信手段とを備えることを特徴とするユーザ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記副情報は、地域識別コードまたは情
    報種別コードであり、 前記第1の受信手段により受信した前記地域識別コード
    または情報種別コードを、予め設定してある前記地域識
    別コードまたは情報種別コードと比較し、その比較結果
    に対応して、受信した前記主情報と副情報を前記蓄積手
    段に蓄積させる比較手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項8に記載のユーザ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5のいずれかに記載の情
    報提供方法において用いられる前記中継センタであっ
    て、 前記提供センタからの前記主情報と副情報を受信する第
    1の受信手段と、 前記第1の受信手段により受信された前記主情報と副情
    報を蓄積する蓄積手段と、 前記ユーザ装置からの問い合わせを受信する第2の受信
    手段と、 前記第2の受信手段により受信された前記問い合わせ先
    が、正しいか否かを確認する確認手段と、 前記確認手段により問い合わせ先が正しいと確認された
    とき、前記蓄積手段に蓄積されている前記主情報から前
    記回答を作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された前記回答を、前記ユーザ
    装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする中
    継センタ。
  11. 【請求項11】 前記第1の受信手段は、前記主情報に
    付随して伝送される、前記回答の基礎とされる基礎情報
    も受信し、 前記蓄積手段は、前記基礎情報も蓄積し、 前記作成手段は、前記基礎情報から前記回答を作成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継センタ。
  12. 【請求項12】 前記副情報は、地域識別コードまたは
    情報種別コードであり、 前記第1の受信手段により受信した前記地域識別コード
    または情報種別コードを、予め設定してある前記地域識
    別コードまたは情報種別コードと比較し、その比較結果
    に対応して、受信した前記主情報と副情報を前記蓄積手
    段に蓄積させる比較手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項10または11に記載の中継センタ。
JP16177494A 1994-07-14 1994-07-14 情報提供方法、提供センタ、ユーザ装置および中継センタ Withdrawn JPH0832536A (ja)

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