JPH08324316A - バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子 - Google Patents

バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子

Info

Publication number
JPH08324316A
JPH08324316A JP15542295A JP15542295A JPH08324316A JP H08324316 A JPH08324316 A JP H08324316A JP 15542295 A JP15542295 A JP 15542295A JP 15542295 A JP15542295 A JP 15542295A JP H08324316 A JPH08324316 A JP H08324316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
chair
guide
bus
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15542295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Mimura
義雄 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onodani Kiko KK
Original Assignee
Onodani Kiko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onodani Kiko KK filed Critical Onodani Kiko KK
Priority to JP15542295A priority Critical patent/JPH08324316A/ja
Publication of JPH08324316A publication Critical patent/JPH08324316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスの先頭部に設置されるバスガイド用の椅
子であって、バスガイドはこの椅子に前方を向いて座す
ことが出来るのみならず、後方を向いて乗客にガイドす
る場合にも座って行うことの出来るバスガイド用椅子の
提供。 【構成】 この椅子は台座10を昇降するための昇降装
置を備え、後方を向いて座る場合には、該台座10を適
当な高さに上昇させ、また背もたれ13を反対側(前方
側)へ変換するための背もたれ変換装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は観光バスの先頭部に設置
しているバスガイド用の椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観光バスにはバスガイドが座る為の椅子
が先頭部に設置されている。この椅子は背もたれが取り
付けられていて前方(進行方向)を向いて座ることが出
来るように設置されている。近年の観光バスは乗客の座
席が高い位置に設けられている為に、前方の入口には階
段が設置されていて、その為に該階段に足を降ろした状
態で椅子に腰掛けることが出来る。すなわち、バスガイ
ドが座った状態であっても観光客の前方の視界を妨げな
いように上記椅子はフロアー面に近い位置に設けられて
いるが、階段があることで楽に座ることが出来る。
【0003】しかし、バスガイドは前方を向いて椅子に
座っているのではなく、後方(乗客側)を向いてガイド
しなくてはならない。この場合、フロアー面に起立する
か又は階段に立った状態で行う訳であり、走行中のバス
内で起立することは危険であるとともに、揺れ動くバス
に対して長時間にわたって体を支えなくてはならず、そ
の為に重労働となっている。特に、後方を向いて起立す
ることは体を支えにくい為に、疲れが大きい。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このように、観光バ
スに同乗するバスガイドは走行中のバス内で起立して仕
事をする時間が長く、その為に疲れが大きく、又危険で
もある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点で
あって、椅子に座ったままでガイドすることが出来る椅
子を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガイド用椅子は
バスガイドが前方を向いて座ることが出来、この場合に
は観光客の前方視界を妨げることがないようにフロア付
近に配置される。そして乗客側を向いてガイドする場合
には椅子が後ろ向きになると共に、その高さが上昇する
ことが出来る構造となっている。従って、バスガイドは
後ろ向きになって座ったままの状態でガイド可能とな
る。
【0006】ここで、この椅子には昇降装置が備えられ
ており、モーターによって椅子の台座は上下動すること
が出来る。モーターの主軸にはスクリュー軸が継手を介
して連結しており、昇降フレームに設けたスクリューナ
ットが上記スクリュー軸に螺合している。従ってモータ
ーによってスクリュー軸が回転するならば昇降フレーム
は上下動する。勿論、昇降フレームが上下動する為のガ
イドは垂直に起立している。
【0007】そして、上記スクリューネジ、モーター、
昇降フレーム及びガイドはフレーム本体に装着されてお
り、該フレームをバスの床に取付けすることが出来る構
造となっている。さらに椅子はその向きが前方を向いた
り後方を向いたりすることが出来るように背もたれの位
置を変換し得る変換装置を備えているとともに、台座は
折畳んで収納することが出来る。一方、本発明の椅子を
上下動する為の昇降装置は上記スクリュー軸に限定せ
ず、エヤシリンダーを用いることもある。以下、本発明
に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1(a)は本発明のガイド用椅子が後方を
向いて上昇した場合であり、この椅子にバスガイドが座
っている状態を示している。一方の図1(b)は前方を
向いて降下した状態である。このように、本発明のガイ
ド用椅子は昇降動するとともに、その向きが前後に変え
得るものであり、バスガイドは従来のように椅子から立
ち上がってガイドする必要がなく、(a)に示すように
椅子を上昇させて座ることが出来る。
【0009】図2は本発明のガイド用椅子の昇降装置を
示す実施例である。この昇降装置は運転席との間に配置
され、概略長方形のフレーム1に装着されて構成されて
いる。該フレーム1には2本のガイドシャフト2、2が
垂直に設けられ、このガイドシャフト2、2には昇降フ
レーム3が取付けられている。昇降フレーム3の適当な
箇所にはスライドブッシュ4、4…が取着されていて、
このスライドブッシュ4、4…が上記ガイドシャフト
2、2に遊嵌してスライドすることが出来る。
【0010】そしてフレーム上端にはモーター5が配置
されていて、該モーター5の主軸にはスクリュー軸6が
カップリング7を介して連結している。スクリュー軸6
の下端はフレーム1に固定した軸受け8に軸支され、該
スクリュー軸6には昇降フレーム3に設けているスクリ
ューナット9が螺合している。従って、モーター5が回
転するならば同時にスクリュー軸が回って、上記スクリ
ューナット9及び昇降フレーム3を上下動させる。
【0011】ところで、上記昇降フレーム3には椅子の
台座10が取付けられていて、該台座10は昇降フレー
ム3とともに上下動することが出来る。又、この台座1
0は折り畳んで収納出来るようになっているが、台座1
0のこの折り畳み式支持構造は従来の椅子にも使用され
ている。勿論、折り畳み支持構造の具体的な機構は限定
しない。そして、上記フレーム1はバスの運転席との間
に設置され、台座10はこのフレーム1から側方に延び
た状態となっている。
【0012】台座10には背もたれが取着されていて、
椅子の向きを変える為に、この背もたれは前後にその位
置が変え得るようになっている。図3は該背もたれの位
置変換構造を表している実施例であるが、台座10の中
央に揺動自在に取付けられた平行リンク機構11にて位
置の変換が行われる。すなわち、台座10の中立軸を中
心として左右対称に配置される。上記平行リンク機構1
1は台座10に設けている支持部材12に当たって支持
され、又背もたれ13はリンク14に係止してその倒れ
角度が設定される。
【0013】勿論、該背もたれの位置変換機構は図3に
示す場合に限定はしない。例えば台座側縁に設けたガイ
ドに沿って背もたれがスライドすることが出来る構造と
し、前後端にストッパーを設けて位置決めすることも出
来る。以上述べたように、本発明に係るバスガイド用の
椅子はその台座の高さが調整することが出来るように構
成したものであり、次のような効果を得ることが出来
る。
【0014】
【発明の効果】本発明のバスガイド用の椅子はその台座
の高さが調整出来るように構成している為に、適当な高
さに上昇させ、又背もたれの位置を変えることで該台座
に腰を掛けたままの状態で後方(乗客の方)を向いてガ
イドすることが出来る。すなわち、従来のような起立し
た状態でガイドする必要がなく、疲れが少ないとともに
バスが急ブレーキをかけた場合であっても危険を解消す
ることが出来る。そして前方を向く場合には台座を降下
して腰を掛け、足は階段に載せることが出来る。従っ
て、前方を向いて座っている場合には台座が低い為にバ
スガイドの頭が前方の視界を妨げることはない。一方、
この椅子はその昇降装置を独立したフレーム内に装着し
ている為に、いかようなバスであっても簡単に取り付け
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の椅子の使用状態を表す実施例。
【図2】本発明の椅子に用いる昇降装置の具体例。
【図3】台座に装着する背もたれの位置変換装置の具体
例。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ガイドシャフト 3 昇降フレーム 4 スライドブッシュ 5 モーター 6 スクリュー軸 7 カップリング 8 軸受け 9 スクリューナット 10 台座 11 平行リンク機構 12 支持部材 13 背もたれ 14 リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスの先頭部に配置されるバスガイド用
    の椅子において、椅子の台座を昇降する為の昇降装置を
    備え、該昇降装置は運転席との間に設置したフレームに
    装着し、フレームには昇降フレームをガイドに沿って上
    下動可能に取り付けし、又モーターによって回転するス
    クリュー軸を垂直に軸支し、このスクリュー軸には上記
    昇降フレームに取着したスクリューナットを螺合し、該
    昇降フレームには台座を折り畳み出来るように取り付け
    し、更に該台座には背もたれを設けると共に、その位置
    が前後に変換する為の変換装置を備えたことを特徴とす
    るバスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子。
  2. 【請求項2】 バスの先頭部に配置されるバスガイド用
    の椅子において、椅子の台座を昇降する為の昇降装置を
    備え、該昇降装置は運転席との間に設置したフレームに
    装着し、フレームには昇降フレームをガイドに沿って上
    下動可能に取り付けし、又フレームに垂直に取着したエ
    ヤシリンダーのピストンロッド端を上記昇降フレームに
    止着し、該昇降フレームには台座を折り畳み出来るよう
    に取り付けし、更に該台座には背もたれを設けると共
    に、その位置が前後に変換する為の変換装置を備えたこ
    とを特徴とするバスの先頭部に設置されるバスガイド用
    椅子。
JP15542295A 1995-05-30 1995-05-30 バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子 Pending JPH08324316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15542295A JPH08324316A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15542295A JPH08324316A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08324316A true JPH08324316A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15605664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15542295A Pending JPH08324316A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08324316A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105146945A (zh) * 2015-10-26 2015-12-16 厦门理工学院 便携式靠背椅

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105146945A (zh) * 2015-10-26 2015-12-16 厦门理工学院 便携式靠背椅
CN105146945B (zh) * 2015-10-26 2018-02-23 厦门理工学院 便携式靠背椅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4842333A (en) Seat
US6527327B2 (en) Foot-depositing arrangement
CA2383399A1 (en) Torso and forearm supporting device for chairs, workstands and the like
US4787675A (en) Adjustable seat to support an occupant at a constant height
US2694439A (en) Dental chair in combination with a horizontally adjustable stool
JP2002179364A (ja) ガイド部付き階段リフト
US5458399A (en) Boat seat armrest with integral jog lever
US11440442B2 (en) Vehicle seat console, vehicle seat, and vehicle
GB2449451A (en) Folding passenger seat
KR102233340B1 (ko) 트라이시클
US5839542A (en) Industrial truck with an operating console
CN207804508U (zh) 载人机器人
KR102306638B1 (ko) 기립보조의자
CN113165745B (zh) 可正反两用的座椅组件
US6502901B2 (en) Car seat with an integrated child seat
JPH08324316A (ja) バスの先頭部に設置されるバスガイド用椅子
US11963616B2 (en) Seating furniture chassis
US20080246322A1 (en) Seat for Vehicles
US20120267874A1 (en) Wheelchair having a height-adjustable and inclination-adjustable seat
JP3196822B2 (ja) 車椅子
JPH08258599A (ja) 自動車用シート及びこのシートを備えた乗用車
US20100033003A1 (en) Sit/stand support for a vehicle
JPH0546691Y2 (ja)
CN214356387U (zh) 一种残疾人用平衡车
KR102338310B1 (ko) 차량용 시트