JPH08324271A - 四輪駆動車の駆動力配分装置 - Google Patents

四輪駆動車の駆動力配分装置

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JPH08324271A
JPH08324271A JP7137044A JP13704495A JPH08324271A JP H08324271 A JPH08324271 A JP H08324271A JP 7137044 A JP7137044 A JP 7137044A JP 13704495 A JP13704495 A JP 13704495A JP H08324271 A JPH08324271 A JP H08324271A
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暢彦 林
Masao Okada
正雄 岡田
Sumio Iwai
澄男 岩井
Watoson Uiru
ワトソン ウィル
Shiyowarutaa Dan
ショワルター ダン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の挙動変化に対する遅延を防いでより一
層の走行安定性の向上を図る。 【構成】 エンジン3からの駆動力をその締結力に応じ
て決まる比率配分で前後輪1,2に伝達するクラッチ機
構9と、前後輪1,2の速度をそれぞれ検出するための
車輪速センサー43,44と、車輪速センサー43,4
4の検出値の差に基づいてクラッチ機構9を最適な締結
力となるように作動させるコントローラ45とを備える
装置において、エンジン3のスロットル開度を検出する
ためのスロットルセンサー60を備え、コントローラ4
5に、スロットルセンサー60の検出値を加味して車両
の走行状態を予測し初期状態におけるクラッチ機構9の
締結力を決定する演算処理部47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンからの駆動力
を前後輪に適宜分配する四輪駆動車の駆動力配分装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】四輪駆動車には四輪駆動と二輪駆動とに
適宜切り換えるパートタイム方式と、常時四輪駆動のフ
ルタイム方式とがある。一般にパートタイム方式は、必
要に応じて手動操作により前後輪を機械的に直結するも
ので、四輪が同じ摩擦係数の路面上にある場合、駆動力
(トルク)配分は前後輪の動的荷重配分に比例し、前後
輪のいずれかがスリップしてもタイヤのグリップ力に応
じた駆動力配分となる。またフルタイム方式は、前後輪
の回転差を吸収しながら駆動力を前後輪へ常時伝達する
ようになっており、前後輪の駆動力配分が常に一定の比
率となる固定分配式と、路面状況や走行状態などに応じ
て駆動力配分が可変となる可変分配方式とがある。
【0003】駆動力配分を制御する可変分配方式におい
ては、車速センサーにより前後輪速度を検出して、その
車速差に基づいて油圧多板クラッチを制御したり、或い
は車速差から生じる油圧の負荷量の違いにより前輪或い
は後輪への駆動力配分を変化させることで、走行安定性
を確保するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の駆
動力配分制御においては、実際に前後輪の車速差が発生
した後に制御を行うことになるので、車両の挙動変化を
最少に抑えるだけであり、スリップ等を未然に防ぐもの
ではなかった。すなわち挙動変化に対する遅延が避けら
れないという問題があった。
【0005】そこで本発明は、車両の挙動変化に対する
遅延を防ぐことのできる四輪駆動車の駆動力配分装置を
提供すべく創案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンから
の駆動力をその締結力に応じて決まる比率配分で前後輪
に伝達するクラッチ機構と、前後輪の速度をそれぞれ検
出するための車輪速センサーと、車輪速センサーの検出
値の差に基づいてクラッチ機構を最適な締結力となるよ
うに作動させるコントローラとを備えた駆動力配分装置
において、エンジンのスロットル開度を検出するための
スロットルセンサーを備え、コントローラに、スロット
ルセンサーの検出値を加味して車両の走行状態を予測し
初期状態におけるクラッチ機構の締結力を決定する演算
処理部を設けたものである。
【0007】
【作用】上記構成によって、演算処理部は、リアルタイ
ムで変化するスロットルセンサーの検出値により、ドラ
イバーの加減速の意志を判断し、その時の前輪及び後輪
の速度又は前輪,後輪のいずれかの速度と、スロットル
開度とにより最適な駆動力配分の値を求め、前後輪の速
度差が生じる以前にクラッチ機構の締結力を決定するこ
とで、車両の挙動変化に対する遅延をなくする。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
【0009】図1及び図2は、本発明である四輪駆動車
の駆動力配分装置の一実施例を示したものである。この
四輪駆動車4は、手動操作により二輪駆動(2H)と四
輪駆動の高速(4H)及び低速(4L)とに適宜切り換
えるパートタイム方式の駆動系を備えたものであって、
エンジン3からの駆動力がトランスファ部6を経由して
リヤプロペラシャフト16に伝達されて後輪2が常時駆
動され、前輪1はシフトレバー7が操作されたときにト
ランスファ部6からフロントプロペラシャフト33に駆
動力が伝達されるようになっている。そしてその駆動力
を適宜配分する駆動力配分装置は、トランスファ部6に
設けられたクラッチ機構たる多板クラッチ9と、前後輪
1,2の速度をそれぞれ検出するための車輪速センサー
43,44と、車輪速センサー43,44の検出値に基
づいて多板クラッチ9を適宜作動させるコントローラと
により主として構成されている。
【0010】トランスファ部6は、シフトレバー7の操
作によって四輪駆動における速度切換(4H−4L)を
行う切換機構8と、切換機構8を経由した駆動力を実質
的に分配する多板クラッチ9とを備えている。切換機構
8は、エンジン3にトランスミッション5を介して連結
する入力軸10と、リヤプロペラシャフト16に自在継
手51を介して連結する第一の中間軸52とを、遊星歯
車機構53を介して適宜連結するものであり、その構成
については後述する。リヤプロペラシャフト16の出力
端には、終減速装置17の一部をなす小ギヤ18が設け
られ、小ギヤ18は、デファレンシャルケース19に取
り付けられた大ギヤ20に噛合されている。そして大ギ
ヤ20は、左右の差動小ギヤ21を介して後輪車軸22
及び後輪2へと回転力を伝達するようになっている。
【0011】多板クラッチ9は、第一の中間軸52に取
り付けられた複数のインナプレート23と、インナプレ
ート23間に配置されたアウタプレート24とを備え、
アウタプレート24はこれらプレート23,24を覆う
クラッチハウジング25の内壁に取り付けられている。
クラッチハウジング25の前端には第一の中間軸52と
同軸に延びた外筒部54が取り付けられ、第一の中間軸
52に対して回転自在に形成されている。そしてインナ
プレート23とアウタプレート24は、その近傍に固定
された電磁コイル26の磁力をきっかけに、クラッチ接
続方向に圧着するようになっている。すなわち、電磁コ
イル26を励磁すべく供給される電流値に従って、イン
ナプレート23とアウタプレート24との接触状態が変
化して、クラッチ締結力(押付け力)が増減されるよう
になっている。さらに外筒部54の前端にはスプロケッ
ト55が取り付けられ、第二の中間軸56に取り付けら
れたスプロケット57にチェーン58を介して連結され
ている。第二の中間軸56は、第一の中間軸52と並行
に設けられ、フロントプロペラシャフト33に自在継手
51を介して連結している。フロントプロペラシャフト
33の前端には終減速装置34を構成する小ギヤ35が
取り付けられ、小ギヤ35からの駆動力は、大ギヤ3
6、デファレンシャルケース37及び差動小ギヤ38に
順次伝達されて、前輪車軸39及び前輪1を回転させる
ようになっている。すなわち電磁コイル26への給電制
御により、この多板クラッチ9の締結力を変化させ、こ
の締結力に応じて決まる比率配分(0:100 〜 50:50)
で、前後輪1,2にトルク伝達を行えるようになってい
る。
【0012】そしてコントローラ45は、主として車輪
速センサー43,44の検出値に基づいて電磁コイル2
6への給電制御を行うようになっている。車輪速センサ
ー43,44は、第二の中間軸56に取り付けられた突
起付ディスク(ギヤ)41に対向する前輪速度センサー
43と、第一の中間軸52に取り付けられた突起付ディ
スク42に対向した後輪速度センサー44とで成る。突
起付ディスク41,42は、その周縁部に等間隔且つ複
数の突起が形成されている。車輪速センサー43,44
はその突起を感知してこれが通過する毎にパルス信号を
出力し、コントローラ45の入力部46に入力させるよ
うになっている。この入力部46には、車輪速センサー
43,44からのパルス信号の他に、エンジン3のスロ
ットル開度(TPS信号)が入力されるようになってい
る。すなわち入力部46には、エンジン3の吸気系に設
けられたスロットル59の開度を検出するためのスロッ
トルセンサー60が結線されている。これら入力情報
は、演算処理部47において演算処理され、電磁コイル
26に供給すべき最適な電流量(電圧デューティ比)を
決める。例えば前後輪1,2で速度差があった場合は走
行中にスリップが生じているとみなして、これを解消す
るような多板クラッチ9の締結力となる電圧デューティ
比を決定する。
【0013】一方、スリップの生じていない初期の電圧
デューティ比決定には、前後輪速度の他に、スロットル
開度を加味する。言い換えると、スロットル開度により
ドライバーの加減速の意志を読み取って、その時の車速
に合った最適なトルク配分を行うようになっている。こ
のトルク配分に際しては、図4に示すような制御マップ
により行うものとする。例えば、この制御マップの例と
しては、低速走行時及び高速走行時にスロットル開度大
と検出されたときには初期トルク配分を多くし(記号
〇)、低速走行・スロットル開度小のときはトルク配分
を少なく(記号×)、低速走行・スロットル開度大のと
きはその中間のトルク配分(記号△)とするものと設定
している。この制御内容は、実験或いはシミュレーショ
ンにより、搭載する車両にマッチングさせて設定し、コ
ントローラ45の記憶部(図示せず)に予め入力させて
おく。すなわち演算処理部47は、入力情報とこの制御
マップとに基づいてトルク配分を決定し、これに相応す
る電圧デューティ比の給電を、出力部48を介して電磁
コイル26に出力することになる。このほかコントロー
ラ45の入力部46には、シフトレバー7の位置を検出
するポジションセンサー61,62からの情報が入力さ
れるようになっており、シフトレバー7が四輪駆動(4
H)に操作されたときに、多板クラッチ9を作動させて
四輪駆動モードに切り換えると共に、トルク配分制御を
開始するようになっている。
【0014】次にトランスファ部6の切換機構8の構成
を説明する。この切換機構8は、入力軸10に設けられ
た入力スプライン11及び入力ギヤ12と、サンギヤと
なる入力ギヤ12と固定ギヤ13との間で歯合回転する
プラネタリギヤ14と、プラネタリギヤ14の回転に伴
って入力軸10を中心に回転する円筒状ギヤ15とを備
えて構成されている。そしてシフトレバー7の操作によ
り、入力スプライン11又は円筒状ギヤ15が、第一の
中間軸52の入力端に取り付けられた駆動ギヤ63に、
スライド可能なシフトスリーブ64を介して選択的に接
続されるようになっている。図2においては、ハイモー
ド(4H)が選択された状態を示しており、シフトスリ
ーブ64は入力スプライン11と駆動ギヤ63とを接続
することで、入力軸10を第一の中間軸52に直結させ
る。またローモード(4L)が選択されると、シフトス
リーブ64は円筒状ギヤ15と駆動スプライン63とを
接続して第一の中間軸52を減速回転させるようにな
る。なおハイモード(4H)は、通常走行の他に雪道、
ぬかるみ等の比較的スリップし易い路面状況で選択さ
れ、ローモード(4L)は、急坂や極悪路におけるけん
引等の比較的高い駆動力を要する状況で選択される。
【0015】またクラッチハウジング25と第一の中間
軸52とにはメカニカルロックとなる直結用スプライン
27,28がそれぞれ設けられている。これら直結用ス
プライン27,28は、ローモード(4L)が選択され
たとき、スライド可能な接続シフトスリーブ29によっ
て互いに接続される。この接続により、クラッチハウジ
ング25は第一の中間軸52(リヤプロペラシャフト1
6)に直結されることになり、多板クラッチ9によるト
ルク配分制御はなされない。なお二輪駆動モード(2
H)が選択された場合は、シフトスリーブ64及び接続
シフトスリーブ29の位置はハイモード(4H)の場合
に等しいが、多板クラッチ9は分断された状態であるた
め、フロントプロペラシャフト33への駆動伝達はなさ
れない。そしてクラッチ分断状態にある前輪駆動系(フ
ロントプロペラシャフト33)は、アクスル断続機構6
5によって静止状態に保持される。
【0016】このアクスル断続機構65は、前輪1と終
減速機34との間で分割された前輪車軸39の分割位置
に設けられ、分割車軸39a,39bの対向した端部に
それぞれ取り付けられたスプライン66,67と、スラ
イドによってこれらスプライン66,67を接続・解除
する接続シフトスリーブ68と、接続シフトスリーブ6
8を適宜動作させるためのアクチュエータ69とにより
主として構成されている。そしてコントローラ45の作
動信号によって、二輪駆動(2H)のときにはスプライ
ン66,67間の接続を断つことにより、走行に伴う前
輪1からの回転が終減速装置34において空回りとなっ
て、リヤプロペラシャフト33に伝達されないようにな
っている。このように構成することで、走行に伴う無駄
なエネルギー消費を避けることができる。なおアクチュ
エータ69としては、エアシリンダや負圧により動作す
るダッシュポットなどにより構成してよい。
【0017】次に本実施例の作用を説明する。
【0018】シフトレバー7が二輪駆動(2H)から四
輪駆動(4H)へと切換え操作されると、コントローラ
45はポジションセンサー61,62からの信号によっ
てこれを感知し、まず所定の電圧デューティ比を以て電
磁コイル26を励磁させる。この励磁によって、多板ク
ラッチ25は適宜な締結力を発揮して第一の中間軸52
から第二の中間軸56にトルク伝達し、静止していたフ
ロントプロペラシャフト33を回転させる。フロントプ
ロペラシャフト33の回転が充分上がったなら、アクス
ル断続機構65を作動させて前輪1(前輪車軸39)と
フロントプロペラシャフト33とを終減速装置34を介
して連結させ、トルク配分制御(本制御)を開始する。
【0019】このトルク配分制御に際して、車両の挙動
変化が生じるような運転がなされるか否かを予測する。
すなわち図3に示すように、コントローラ45は、スロ
ットルセンサー60からのスロットル開度検出値である
TPS信号と、前輪速センサー43による前輪速度の検
出値と、後輪速センサー44による後輪速度の検出値と
を読み取ったなら、図4に示した制御マップに基づい
て、初期のトルク配分量を決定し、これに相応した電圧
デューティ比により電磁コイル26を励磁させて、多板
クラッチ25の締結力を調節する。例えば砂地からの脱
出を図るような時は、ドライバーは低速走行状態におい
てアクセルを踏み込んで急加速を開始しようとするが、
このようなときは初期のトルク配分を多くして(図4中
符号〇)、スリップの発生を未然に防ぐ。また例えば駐
車場等において小さく旋回しようとするときは、低速走
行時に減速しようとする運転となるが、その走行を妨げ
ないようにトルク配分を少なくする(図4中符号×)。
この初期トルク配分に引き続いて車輪速度差に基づく電
圧デューティ制御を行い、最適なトルク配分を行う。
【0020】このように、前後輪速度に加えて、リアル
タイムで変化するスロットル開度の情報により車両の走
行状態を予測し、車速差が生じる前であっても多板クラ
ッチ9の締結力を最適な値に制御してトルク配分を行う
ようにしたので、車両の挙動変化に対する遅延を防ぐこ
とができ、走行安定性のより一層の向上が達成される。
また本発明は、コントローラ45の演算処理部47を一
部改良するだけで実現するものであり、極めて汎用性に
富む。
【0021】なお本実施例にあっては、切り換え方式の
四輪駆動車に適用した場合を示したが、フルタイム方式
の四輪駆動車で前後輪のトルク配分を制御するものにも
広く適用されるものである。
【0022】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、車両の挙
動変化に対する遅延を防ぐことができ、走行安定性のよ
り一層の向上が達成されるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の四輪駆動車の駆動力配分装置の一実施
例を示した平面図である。
【図2】図1の駆動系を示した平面図である。
【図3】図1の作用を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】図3の制御内容を説明するための制御マップの
一例を示した図である。
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 3 エンジン 9 多板クラッチ(クラッチ機構) 43 前輪速度センサー(車輪速センサー) 44 後輪速度センサー(車輪速センサー) 45 コントローラ 47 演算処理部 60 スロットルセンサー
フロントページの続き (72)発明者 ウィル ワトソン アメリカ合衆国 ミシガン州 スターリン グ・ハイツ 18 1/2マイル・ロード 6690 ボーグ・ワーナー・オートモーティ ブ・インク・パワートレイン・システム ズ・コーポレーション内 (72)発明者 ダン ショワルター アメリカ合衆国 ミシガン州 スターリン グ・ハイツ 18 1/2マイル・ロード 6690 ボーグ・ワーナー・オートモーティ ブ・インク・パワートレイン・システム ズ・コーポレーション内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンからの駆動力をその締結力に応
    じて決まる比率配分で前後輪に伝達するクラッチ機構
    と、前後輪の速度をそれぞれ検出するための車輪速セン
    サーと、該車輪速センサーの検出値の差に基づいて上記
    クラッチ機構を最適な締結力となるように作動させるコ
    ントローラとを備えた駆動力配分装置において、エンジ
    ンのスロットル開度を検出するためのスロットルセンサ
    ーを備え、前記コントローラに、前記スロットルセンサ
    ーの検出値を加味して車両の走行状態を予測し初期状態
    における上記クラッチ機構の締結力を決定する演算処理
    部を設けたことを特徴とする四輪駆動車の駆動力配分装
    置。
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