JPH08324075A - 薬袋印字装置の制御方法 - Google Patents

薬袋印字装置の制御方法

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JPH08324075A
JPH08324075A JP8047874A JP4787496A JPH08324075A JP H08324075 A JPH08324075 A JP H08324075A JP 8047874 A JP8047874 A JP 8047874A JP 4787496 A JP4787496 A JP 4787496A JP H08324075 A JPH08324075 A JP H08324075A
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JP
Japan
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printing
patient
prescription
medicine bag
printer
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Pending
Application number
JP8047874A
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English (en)
Inventor
Shiro Omura
司郎 大村
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Tokyo Shokai Ltd
Original Assignee
Tokyo Shokai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台のプリンタを使用して、各患者に対す
る必要な薬袋に所要の明示事項を短時間で効率よく印字
し、しかも、それらの薬袋を患者ごとに明確に区別して
処理することのできる薬袋印字装置の制御方法を提供す
ること。 【構成】 プリンタを複数台具えた薬袋印字装置におい
て、前記複数台のプリンタのうち少なくとも1台のプリ
ンタは薬袋印字と処方箋印字とのいずれかを選択して作
動させ、薬袋印字を選択したプリンタにより任意の患者
に対する所要の薬袋を印字する一方、処方箋印字を選択
したプリンタにより当該患者の処方箋を印字し、この処
方箋を利用して、当該患者に対する薬袋を他と区別す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薬袋印字装置の制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院等の薬局で、患者に各種の
薬剤を投与する際に、それらの薬剤を収容して患者に手
渡される薬袋には、診療科、薬袋の枚数、処方番号、患
者名、投与日数、用法、注意書き、調剤年月日、さらに
は病院名その他、種々の事項を明示しなけばならない。
【0003】これらの薬袋明示事項は、病院名等の限ら
れた事項については、あらかじめ印刷しておくことが可
能であるが、患者名をはじめ多くの事項については、収
容される薬剤に応じて個別の内容を明示しなければなら
ないため、あらかじめ印刷しておくことはできない。
【0004】そのため、従来は、薬袋明示事項のうち必
要な事項を、作業者が薬袋に手書きするか、または、ラ
ベルに印字してそのラベルを薬袋に貼付するか、あるい
は、プリンタで薬袋に直接印字するか、いずれかの方式
が採用されている。
【0005】このうち、薬袋手書き方式は、作業者の負
担が大きいだけてなく、人間による手書き作業にはある
程度の時間を要するため、患者を待たせることにつなが
りやすく、これを回避するには、薬局内の作業者のうち
かなりの人数が薬袋手書き作業だけに集中しなければな
らなくなって、結果として、薬局全体の業務が滞ってし
まい、患者の待ち時間を短縮することができないもので
ある。
【0006】また、ラベル印字貼付方式は、作業者を手
書き作業から解放することができるが、印字されたラベ
ルを貼るべき薬袋の種類や大きさを作業者が選定したう
え、その薬袋にラベルを貼付する作業が必要であるた
め、薬袋手書き方式に比べて、作業時間の短縮にみるべ
き効果がなく、そのため、この方式もまた、患者の待ち
時間を短縮することができないのである。
【0007】これに対して、薬袋直接印字方式は、作業
者を手書き作業から解放するだけでなく、ラベルの選定
および貼付作業からも解放するため、作業者の負担が大
幅に軽減されるだけてなく、所要時間が実質的に短縮さ
れる効果があり、そのため、次第にこの方式が取り入れ
られる傾向にある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1台の
プリンタで単位時間あたり処理できる薬袋の枚数にはお
のずから限度があり、一方、1人の患者に対して薬袋が
複数枚必要な場合もかなりあるため、患者数の多い病院
では、薬袋直接印字方式を採用する場合、使用するプリ
ンタの台数が1台だけでは、処理速度が遅過ぎるうえ、
種々の種類や大きさの薬袋への対応が困難である等の問
題点があった。
【0009】この発明は上記従来ののもつ問題点を解決
して、複数台のプリンタを使用して、各患者に対する必
要な薬袋に所要の明示事項を短時間で効率よく印字し、
しかも、それらの薬袋を患者ごとに明確に区別して処理
することのできる薬袋印字装置の制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、プリンタを複数台具えた薬袋印字装置にお
いて、前記複数台のプリンタのうち少なくとも1台のプ
リンタは薬袋印字と処方箋印字とのいずれかを選択して
作動させ、薬袋印字を選択したプリンタにより任意の患
者に対する所要の薬袋を印字する一方、処方箋印字を選
択したプリンタにより当該患者の処方箋を印字し、この
処方箋を利用して、当該患者に対する薬袋を他と区別す
るものである。
【0011】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、複
数台のプリンタによって、各患者に対する必要な薬袋に
所要の明示事項が短時間で効率よく印字され、しかも、
併せて印字される処方箋によって、それらの薬袋が患者
ごとに明確に区別して処理されることとなる。
【0012】
【実施例】図1〜図5はこの発明による薬袋印字装置の
制御方法の一実施例を示し、薬袋印字装置1は、筐体2
に、複数台(たとえば3台)のプリンタ3、3、…が、
上下に重ねて設置されている。
【0013】各プリンタ3は、薬袋となるべき袋体4、
4、…を多数枚重ね合わせて所定位置にセットする供給
部5と、供給部5にセットされた袋体4、4、…を1枚
ずつ分離して、それに所要の明示事項を印字する印字部
6と、印字部6で印字処理された薬袋7を排出する排出
部8とから構成されている。
【0014】これらのうち、少なくとも1台のプリンタ
3は、図2に示すように、1種類の袋体4のみを取り扱
う場合と、図3に示すように、同一種類または異なった
種類の少なくとも2つの袋体4a、4bを取り扱う場合
とを、切り換えて使用できるように構成されている。
【0015】すなわち、後者の場合は、同一種類または
異なった種類の少なくとも2つの袋体4a、4bを、供
給部5にそれぞれ個別にしかも同時セットすることが可
能てあり、それらを印字部6で同時に印字処理し、薬袋
7a、7bを排出部8から同時に排出することができる
ように構成されており、また必要に応じて、供給部5に
同時にセットされた少なくとも2つの袋体4a、4bの
うち、いずれかの袋体4a(または4b)だけを印字部
6で印字処理して、薬袋7a(または7b)だけを排出
部8から排出することもできるように構成されている。
【0016】筐体2の下方には取り出し9が設けられ、
プリンタ3、3、…の排出部8、8、…と取り出し口9
とは、筐体2の側面に設けられたシュート10によっ
て、互いに連通されている。
【0017】そのため、プリンタ3、3、…で印字処理
された薬袋7、7、…は、それぞれの排出部8、8、…
から、シュート10を通って、取り出し口9まで落下す
るようになっている。
【0018】また、図4に示すように、プリンタ3、
3、…は適宜の制御装置11に接続されていて、入力装
置12からの指令に基づいて、作動すべきプリンタ3が
制御装置11によって選択され、当該プリンタ3の作動
により、所要の明示事項を袋体4に印字するようになっ
ている。
【0019】制御装置11は、印字すべき所要の明示事
項が入力装置12によって入力されると、図5に示すよ
うに、その患者を指定し、まず最初に、当該患者(たと
えばA)の処方箋を印字し、つぎに、患者Aに対する薬
袋が複数枚必要な場合、それらの少なくとも一部が複数
のプリンタ3、3、…によって同時に処理可能な場合
は、それらを並行して処理し、同時処理できないものは
逐次処理し、この間、つぎの患者(たとえばB)に対す
る所要の処方箋および薬袋印字処理は開始しないように
構成されている。
【0020】つぎに、上記のように構成された薬袋印字
装置1の作用について説明する。
【0021】まず、プリンタ3、3、…の供給部5、
5、…に、それぞれ所要の種類または大きさの袋体4、
4、…を多数枚ずつ重ね合わせてセットする。
【0022】このとき、少なくとも1台のプリンタ3に
は、必要に応じて、1種類の袋体4のみをセットする
か、または、同一種類または異なった種類の少なくとも
2つの袋体4a、4bを個別にしかも同時にセットす
る。
【0023】また、プリンタ3、3、…にセットされた
袋体4、4、…に印字すべき所要の明示事項を、入力装
置12によって入力する。
【0024】すると、入力装置12からの指に基づい
て、制御装置11が作動すべきプリンタ3を選択し、当
該プリンタ3の作動により、所要の種類または大きさの
袋体4(4a、4b)に、所要の明示事項が印字される
こととなり、それによって作成された薬袋7(7a、7
b)、当該プリンタ3の排出部8から、シュート10を
通って、取り出し口9まで落下する。
【0025】この場合、制御装置11は、図5に示すよ
うに、印字すべき所要の明示事項が入力装置12によっ
て入力されると、その患者を指定し、まず最初に、当該
患者(たとえばA)の処方箋を印字し、つぎに、患者A
に対する薬袋が複数枚必要な場合、それらの少なくとも
一部が複数のプリンタ3、3、…によって同時に処理可
能な場合は、それらを並行して処理し、同時処理できな
いものは逐次処理し、この間、つぎの患者(たとえば
B)に対する所要の処方箋および薬袋印字処理は開始し
ないように構成されていため、取り出し口9には、薬袋
7、7、…が処方とともに、患者ごとにまとまって集め
られる。
【0026】そのため、取り出し口9から取り出される
薬袋7、7、…は、処方箋とともに患者ごとに必要枚数
ずつまとまっていて、その後の作業で都合よく取り扱え
ることとなる。
【0027】なお、上記実施例において、プリンタ3
は、筐体2に固定して設置するのでなく、図示してない
が、たとえば適宜のレールに沿って、筐体2から手前ま
たは側方に引き出し可能に構成することが好ましい。
【0028】そのように構成すれば、プリンタ3への袋
体4の補給作業や、プリンタ3の熱転写フィルムまたは
インクリボンの交換その他のメンテナンス作業が、筐体
2の手前または側方の引き出し位置において、きわめて
容易に行えることとなる。
【0029】また、上記実施例において、シュート10
の形状や設置位置等は、プリンタ3から排出された薬袋
7を、取り出し口9まで落下させることができるもので
ありさえすれば、適宜設計することができる。
【0030】また、シュート10に代えて、適宜のコン
ベアを設け、このコンベヤの作動によって、薬袋7、
7、…を排出部8、8、…から取り出し口9まで搬送す
るように構成することができ、さらに、シュート10と
コンベヤとを適宜組み合わせることによって、薬袋7、
7、…を排出部8、8、…から取り出し口9まで案内す
るように構成することもできる。
【0031】また。上記実施例において、プリンタ3の
台数は3台に限らず、適宜の台数を設定することができ
る。
【0032】また、上記実施例において、プリンタ3
が、それぞれ異なった種類または大きさの薬袋7を取り
扱うようにしたが、これに限定するものでなく、たとえ
ば、同一の種類または大きさの薬袋7を、複数台(2台
またはそれ以上)のプリンタ3が取り扱うようにしても
よい。
【0033】さらに、上記実施例において、すべてのプ
リンタ3を薬袋7に直接印字するためのものとしたが、
これに限定するものでなく、プリンタ3の設置台数に余
裕があるなら、たとえば、そのうちの1台を水剤用のラ
ベルプリンタとしてもよく、その他この発明は上記実施
例の種々の変更、修正が可能であることはいうまでもな
い。
【0034】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
複数台のプリンタによって、各患者に対する必要な薬袋
に所要の明示事項を短時間で効率よく印字することがで
き、しかも、併せて印字される処方箋によって、それら
の薬袋を患者ごとに明確に区別して処理することがで
き、そのため、薬袋印字作業の能率向上を図ることがで
き、その結果、大勢の外来患者に対して、限られた時間
内で投薬業務を行わなければならない病院において、薬
袋作成の合理化、迅速化を通じて、投薬業務全体の合理
化を図り、それにより、患者の待ち時間を短縮すること
ができる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す前面扉を省略した概略的正面図
【図2】側面パネルを省略した概略的側面図
【図3】1台のプリンタで2つの薬袋を取り扱う場合を
示す概略的側面図
【図4】要部のブロック図
【図5】図4の制御装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…薬袋印字装置 2…筐体 3…プリンタ 4、4a、4b…袋体 5…供給部 6…印字部 7、7a、7b…薬袋 8…排出部 9…取り出し口 10…シュート 11…制御装置 12…入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 13/00 A61J 1/00 390R

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタを複数台具えた薬袋印字装置に
    おいて、前記複数台のプリンタのうち少なくとも1台の
    プリンタは薬袋印字と処方箋印字とのいずれかを選択し
    て作動させ、薬袋印字を選択したプリンタにより任意の
    患者に対する所要の薬袋を印字する一方、処方箋印字を
    選択したプリンタにより当該患者の処方箋を印字し、こ
    の処方箋を利用して、当該患者に対する薬袋を他と区別
    することを特徴とする制御方法。
JP8047874A 1996-01-29 1996-01-29 薬袋印字装置の制御方法 Pending JPH08324075A (ja)

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