JPH08324072A - 画像処理システム及び画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理システム及び画像処理装置及びその制御方法

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JPH08324072A
JPH08324072A JP7135021A JP13502195A JPH08324072A JP H08324072 A JPH08324072 A JP H08324072A JP 7135021 A JP7135021 A JP 7135021A JP 13502195 A JP13502195 A JP 13502195A JP H08324072 A JPH08324072 A JP H08324072A
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unit
image
power saving
processing apparatus
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JP7135021A
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Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接続されている画像形成部の動作状態に基づい
て画像処理部の電力消費状態を制御することを可能と
し、より効果的な省電力化を実現する。 【構成】画像形成のための画像データを生成する画像処
理装置と該画像処理装置から入力された画像データに基
づいて可視画像を形成する画像形成装置とで構成される
画像処理システムにおいて、前記画像形成装置の動作状
態が余熱モードか否かを示す情報が該画像形成処置より
画像処理装置へ通知される。画像処理装置は通知された
情報に基づいて画像形成装置が余熱モードか否かを検知
する。また、この画像処理装置は動作状態として当該画
像処理装置の消費電力を低減する節電モードを有する。
そして、画像形成装置が余熱モードにあり、当該画像処
理装置においてデータが受信されていない場合に、当該
画像処理装置の動作状態を節電モードに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データや文字デー
タを処理し画像形成を行う画像処理装置、及び画像処理
システム及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像や文字データを受け取り、画
像処理装置で画像処理を行ない、画像形成装置で可視画
像を形成する画像処理システムは既に市販されており、
広く使用されている。ここで、画像形成装置は、例えば
カラー電子写真プリンタであり、帯電、現像、定着等の
電子写真プロセスを行うため、比較的大きな電力を消費
する。このため、一定の時間複写やプリントが行われな
い場合は、定着器の余熱や、CPU回路、操作部、外部
I/F回路等の動作が必要な部分を除いて、電源の供給
を休止する、余熱モード等の節電モードを備える場合が
多い。
【0003】これによれば、画像形成装置に於いて、複
写やプリントが長時間行われない時に、不要な電力の消
費を減らすことが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像処理システムにおいては、画像処理装置に於い
ては節電モード等の電力消費低減がなされていなかっ
た。このため、画像形成装置に於いて、複写やプリント
が長時間行われない時に余熱モード等により電力消費を
低減しているにも係らず、画像処理装置に於いては、複
写やプリントのための画像処理が行われない間でも、必
要の無い電力を無駄に浪費してしまう、という問題があ
った。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、接続されている画像形成部の動作状態に基づい
て画像処理部の電力消費状態を制御することを可能と
し、より省電力化を図った画像処理装置及び画像処理シ
ステム及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像処理システムは以下の構成を備える。
即ち、画像形成のための画像データを生成する画像処理
装置と該画像処理装置から入力された画像データに基づ
いて可視画像を形成する画像形成装置とで構成される画
像処理システムであって、前記画像形成装置の動作状態
を示す情報を該画像形成処置より前記画像処理装置へ通
知する通知手段と、前記画像処理装置において前記通知
手段で通知された情報に基づいて前記画像形成装置の動
作状態を検知する検知手段と、前記画像処理装置の消費
電力を低減する省電力化手段と、前記検知手段で検知さ
れた前記画像形成装置の動作状態と前記画像処理装置の
動作状態とに基づいて前記省電力手段の実行を制御する
制御手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記通知手段及び検知
手段における画像形成装置の動作状態は画像形成装置の
省電力状態である。
【0008】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検知手段により前記画像形成装置が省電力状態にあると
検知された場合に前記省電力化手段を実行する。画像形
成装置が省電力状態にあるか否かを判断することは、画
像処理装置の動作状態を容易かつ有効に判断するのに適
している。
【0009】また、好ましくは、前記省電力化手段は、
画像処理装置の各部に供給する電力を制限する。例えば
不要な表示等に対する電力供給を制限することができ、
効果的に消費電力の低減を図ることができる。
【0010】また、好ましくは、前記省電力化手段は、
画像処理装置の各部に供給する動作クロックの周波数を
低下させる。各機能の処理速度は低下するが、有効な機
能を保ったまま消費電力の低減を図れる。なお、電力供
給の制限とともに適用すれば更に効果的消費電力の低減
が図れる。
【0011】また、好ましくは、前記通知手段及び検知
手段における画像形成装置の動作状態を示す情報は、前
記画像形成装置が該画像形成装置の範囲内で処理が完結
するローカルコピー状態か、前記画像処理装置よりの画
像データを用いて画像形成を行うリモートプリント状態
のいずれかを示す情報である。
【0012】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検知手段により前記画像形成装置がローカルコピー状態
であると検知された場合、前記省電力化手段を能動化す
る。ローカルコピーの状態にある場合、画像形成装置は
省電力状態ではないが画像処理装置は使用されない。よ
って、画像形成装置がローカルコピーにある場合に画像
処理装置の省電力化を実行することで、消費電力の低減
がより効果的に行われる。
【0013】また、好ましくは、前記省電力化手段は複
数種類の省電力化方法を有し、前記制御手段は、前記検
知手段で検知された前記画像形成装置の動作状態に基づ
いて前記複数種類の省電力化方法より実行すべき方法を
選択して実行する。画像形成装置の動作状態に応じて省
電力の状態を変更するので、画像処理装置の省電力状態
から通常状態への切り替え処理による動作速度の低下を
低減できる。
【0014】また、好ましくは、前記検知手段は前記画
像形成装置がローカルコピーモード、リモートコピーモ
ード、省電力状態のいずれの動作モードにあるかを検知
し、前記省電力化手段における省電力化方法は、画像処
理装置の各部に供給する電力を制限する電力制限手段
と、画像処理装置の各部に供給する動作クロックの周波
数を低下させるクロック低下手段とを有し、前記制御手
段は、前記検知手段で前記画像形成装置の動作モードが
省電力状態にあると検知された場合は前記電力制限手段
及びクロック低下手段を実行し、ローカルコピーモード
にあると検知された場合は前記クロック低下手段を実行
する。
【0015】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成による画像処理システムは、画像形成のための画像
データを生成する画像処理装置と該画像処理装置から入
力された画像データに基づいて可視画像を形成する複数
の画像形成装置とで構成される画像処理システムであっ
て、前記複数の画像形成装置の夫々より動作状態を示す
情報を前記画像処理装置へ通知する通知手段と、前記画
像処理装置において前記通知手段で通知された情報に基
づいて前記複数の画像形成装置の夫々の動作状態を検知
する検知手段と、前記画像処理装置の消費電力を低減す
る省電力化手段と、前記検知手段で検知された前記複数
の画像形成装置の夫々の動作状態と前記画像処理装置の
動作状態とに基づいて前記省電力手段の実行を制御する
制御手段とを備える。
【0016】また、上記の目的を達成する本発明の画像
処理装置は、画像形成のための画像データを生成してこ
れを出力する出力手段と、前記出力手段における画像デ
ータの出力先の装置の動作状態を検知する検知手段と、
当該画像処理装置の消費電力を低減する省電力化手段
と、前記検知手段により検知された前記出力先の装置の
動作状態と、当該画像処理装置の動作状態とに基づいて
前記省電力化手段を制御する制御手段とを備える。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、画像形成のための画像デ
ータを生成する画像処理装置と該画像処理装置から入力
された画像データに基づいて可視画像を形成する画像形
成装置とで構成される画像処理システムにおいて、前記
画像形成装置の動作状態を示す情報が該画像形成処置よ
り前記画像処理装置へ通知される。前記画像処理装置は
通知された情報に基づいて前記画像形成装置の動作状態
を検知する。また、この画像処理装置は当該画像処理装
置の消費電力を低減する省電力化手段を有する。そし
て、検知された画像形成装置の動作状態と当該画像処理
装置の動作状態とに基づいて上記省電力手段の実行が制
御される。
【0018】また、本発明の他の構成によれば、画像処
理装置に対して複数の画像形成装置が接続された画像処
理システムにおいて、上記画像処理システムと同様の作
用が実現される。
【0019】また、本発明によれば、上記画像処理シス
テムを構成するのに好適な画像処理装置が提供される。
【0020】上記構成により、接続された画像形成装置
に於いて複写やプリントが長時間行われない時に、余熱
モード等により電力消費を低減しており、しかも画像処
理装置に於いて複写やプリントのための画像処理が行わ
れない場合に、画像処理装置において必要の無い電力を
浪費してしまうという問題が防止される。
【0021】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
一実施例を説明する。
【0022】(実施例1)図1は本実施例の画像処理シ
ステムの使用状態の一例を表す図である。本実施例の画
像処理システム1は、コンピュータ2等の外部機器より
コネクタ22を介して受信したデータに基づいてイメー
ジデータを生成する画像処理装置10と、イメージデー
タに基づいて給紙カセット100から供給される記録紙
上に可視画像を形成する画像形成装置40とを備える。
なお、画像形成装置40は画像読み取りを行うためのス
キャナ等で構成される画像読み取り部54を備え、読み
取った画像を記録紙上に印刷することが可能であり、こ
の動作をローカルコピーと呼ぶ。なお、画像が記録され
た記録紙は排出部101へ排出される。
【0023】図2は本実施例の画像処理システムの制御
構成を表すブロック図である。図2に於いて、10は画
像処理装置、40は画像処理装置である。
【0024】まず、画像処理装置10の構成について説
明する。12は操作部であり、画像処理装置10の動作
に必要な各種の設定の入力や、制御部16への各種の動
作指示の入力を行う。14は表示部であり、制御部16
でのプログラムの実行に応じて必要な文字、画像の表示
を行う液晶表示装置や、音声の出力を行うスピーカ等を
備える。16は画像処理装置10全体を制御する制御部
である。
【0025】18は制御部16の動作用のプログラム、
変数等を記憶する第1記憶部である。第1記憶部18
は、その一部の領域を用いて、画像データやページ記述
言語(PDL)によるデータの記憶、一時保管を行って
もよい。なお、第1記憶部18は、プログラム、変数等
のための領域と、画像データ及び或はページ記述言語
(PDL)のための領域とを共有する構成として説明し
たが、個別の記憶部にそれぞれ分離する構成としても問
題ない。
【0026】20は外部機器や通信回線との通信を行う
通信部であり、接続されるレイヤのプロトコルに応じた
通信制御、データの変換・逆変換、変調・復調を行う。
22は外部機器や通信回線とデータ信号や制御信号をや
り取りするコネクタである。これらコネクタ22、通信
部20により、コンピュータ等の外部機器や、ネットワ
ークとの接続が可能である。また、電話回線に接続し
て、本画像処理システムをファクシミリ装置として機能
させることも可能である。
【0027】24は画像の拡大・縮小、合成、色変換、
等の処理を行う画像処理部である。26は単数或は複数
の画像データを格納する画像メモリであり、画像データ
は、外部機器や通信回線より通信部20を介して供給さ
れたり、或は第2記憶部32より供給されたり、更には
画像形成装置40の画像読取り部54よりインターフェ
ース56、コネクタ58、コネクタ30、インターフェ
ース28を介して供給され、画像メモリ26に格納され
る。また、ページ記述言語(PDL)によるデータが、
外部機器や通信回線より通信部20を介して供給される
か、或は第2記憶部32より供給される場合、供給され
たページ記述言語(PDL)によるデータは、第1記憶
部18に一時記憶される。その後、第1記憶部18から
読み出され、制御部16によりラスタイメージ画像デー
タに展開され、画像メモリ26に格納される。
【0028】以上のようにして画像メモリ26に格納さ
れた画像データは、画像形成装置40内の画像形成部5
0の画像形成動作に同期して読み出され、必要に応じて
画像処理部24により各種の処理を施される。そして、
インターフェース28、コネクタ30、コネクタ58、
インターフェース56を介して、画像形成装置40の画
像形成部50に画像データが供給される。
【0029】28は画像形成装置40とのインターフェ
ースであり、画像データ等の各種データ信号を画像形成
装置40との間でやり取りする。30は画像形成装置4
0と制御信号やデータ信号をやり取りするコネクタであ
る。
【0030】32は制御部16の動作用のプログラムや
画像メモリ26に記憶された画像、更には、ページ記述
言語(PDL)によるデータ等を記憶する第2記憶部で
あり、ハード・ディスクやメモリ・カード等の記録媒体
により構成される。なお、第2記憶部32は、半導体メ
モリ、磁気ディスク、マイクロDAT、光磁気ディス
ク、光ディスク等の記録媒体、或はそれらの組み合わせ
により構成されてももちろん問題ない。
【0031】34はクロック発生部であり、画像処理装
置10の各部、特に制御部16、記憶部18に、所定の
周波数のクロックを供給する。なお、本実施例のクロッ
ク発生部34は、必要に応じてその周波数を低下させて
クロックを提供することができる。36は電源部であ
り、画像処理装置10の各部に、所定の電圧・電流を供
給する。本実施例の電源部36は、必要に応じてその供
給電圧や電流を制限して供給することができる。
【0032】38は動作状態検知部であり、画像形成装
置40の動作状態通知部64から通知される画像形成装
置40の動作状態を検知する。この動作状態検知部38
により、画像形成装置40が電力消費を低減した節電状
態にあるか否かを検知することができる。
【0033】ここで、画像形成部40の節電状態とは、
例えば、一定の時間複写やプリントが行われない場合
に、画像形成装置40に於いて、動作が必要な部分及び
動作準備が必要な部分を除いて電源の供給を休止する状
態をいう。なお、動作が必要な部分とは、画像形成制御
部46のCPU回路、操作部42の操作部の一部、表示
部44の表示部の一部、インターフェース56の外部I
/F回路等が挙げられる。また、動作準備が必要な部分
とは、例えば、画像形成部50の定着器であり、動作準
備とは該定着器を余熱することである。また、このよう
な動作状態を余熱モードと称する。
【0034】次に、画像形成装置40の構成について説
明する。
【0035】42は操作部であり、画像形成装置40の
動作に必要な各種の設定入力や、画像形成制御部46へ
の各種の動作指示の入力をする。44は表示部であり、
画像形成制御部46でのプログラムの実行に応じて必要
な文字、画像の表示を行う液晶表示装置、、音声の出力
を行うスピーカ等で構成される。46は画像形成制御部
であり、画像形成装置40全体を制御する。48は画像
形成制御部46の動作用のプログラム、変数等を記憶す
る記憶部である。
【0036】50は画像形成部であり、画像読取り部5
4や画像処理装置10から所定のデータ形式で送られた
画像信号を、画像形成に適合した色信号に変換し、記録
媒体の給送に同期して該記録媒体上に文字や画像を形成
する。なお、記録媒体としては、紙やOHPシートな
ど、各種の素材のものを用いることができる。54は画
像読み取り部であり、画像形成物等を撮像素子等により
電気信号に変換する画像読取り部であり、スキャナやカ
メラ等で構成される。
【0037】56は画像処理装置10とのインターフェ
ース、58は画像処理装置10と制御信号やデータ信号
をやり取りするコネクタである。ここでコネクタ58、
及び上述のコネクタ22,30は、電気信号は勿論、機
械的、光学的、音響的等の様々な信号を伝達することが
出来る。
【0038】60は、画像形成装置40の各部、特に画
像形成制御部46、記憶部48に、所定の周波数のクロ
ックを供給するクロック発生部である。62は、画像形
成装置40の各部に、所定の電圧・電流を供給する電源
部である。
【0039】64は、画像形成装置40が電力消費を低
減した節電状態にあるか否かを、画像処理装置に通知す
る動作状態通知部である。ここで節電状態とは、例え
ば、一定の時間複写やプリントが行われない場合、動作
が必要な部分及び動作準備が必要な部分を除いて電源の
供給を休止した状態である。動作が必要な部分とは、画
像形成制御部46のCPU回路、操作部42の操作部の
一部、表示部44の表示の一部、インターフェース56
の外部I/F回路等がある。更に、動作準備が必要な部
分とは、例えば画像形成部50の定着器であり、動作準
備とはこの定着器を余熱する余熱モードが挙げられる。
【0040】なお、上記画像処理システムでは画像処理
装置10と画像形成装置40は着脱可能に構成され、互
いに接続して用いるとして説明したが、画像処理装置1
0と画像形成装置40が一体となり分離不可能に構成さ
れても勿論問題ない。
【0041】上記の構成を有する本実施例1の動作につ
いて図3,図4、及び図5を参照して説明する。
【0042】図3は実施例1の制御手順を表すフローチ
ャートである。なお、以下の説明に於いて、制御部16
と画像形成部46との間のデータ信号や制御信号のやり
取りは、インターフェース26、コネクタ30、コネク
タ58、インターフェース56を介して行われるものと
する。
【0043】画像処理装置10の電源投入により、制御
部16はフラグや制御変数などを初期化し、記憶部18
の領域の一部に格納されたオペレーティング・システム
等の制御プログラムを実行すると共に、画像処理装置1
0の各部を初期化する(ステップS1)。なお、画像形
成装置40に於いても、電源投入により、画像形成制御
部46はフラグや制御変数などを初期化し、記憶部48
の領域の一部に格納された制御プログラムを実行すると
共に、画像形成装置40の各部の初期化を行う。
【0044】次に、制御部16は、通信部20を介して
受信すべき画像データやコマンド等の通信の有無を判断
する。ここで、受信すべきデータやコマンドがなければ
(ステップS2)、動作状態検知部38により画像形成
装置40が電力消費を低減した、余熱モード等の節電状
態にあるか否かを検知する(ステップS10)。ここで
画像形成装置40内の動作状態通知部64は常に当該画
像形成装置40内の動作状態をモニターし、コネクタ5
8、30を介して動作状態検知部38へ動作状態を通知
する。
【0045】画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態にあるならば(ステップS11)、制御部16は画像
処理装置10を節電モードに設定する(ステップS1
2)。この節電モードの設定により、クロック発生部3
4はクロックダウンに設定される。このクロックダウン
の設定により、クロック発生部34から各部に供給され
るクロックの周波数が低くなり、単位時間当たりの電流
の量を減らし、画像処理装置10の電力消費を低減する
ことができる。また、この節電モードの設定により、電
源部36から画像処理装置10の各部へ供給される電圧
・電流が制御される。この電圧・電流制御により、操作
部12、表示部14、画像処理部24、画像メモリ2
6、記録部32、等への電圧・電流の供給が停止され、
更に画像処理装置10の電力消費を低減することができ
る。
【0046】この様に、画像形成装置40と画像処理装
置10とを、共に節電モードの状態とすることにより、
より効果的な電力消費の低減を達成できる。
【0047】一方、画像形成装置40が余熱モード等の
節電状態ではなく(ステップS11)、画像処理装置1
0が節電モードに設定されているならば(ステップS1
3)、制御部16は、画像処理装置10の節電モードを
解除し(ステップS14)、ステップS2に戻る。
【0048】この様に、電源部36から画像処理装置1
0の各部へ供給される電圧・電流の制御を定常状態にも
どして画像処理装置10の機能を定常状態に復帰すると
ともに、クロック発生部34のクロックダウンの設定を
解除して画像処理装置10の単位時間当たりの処理能力
を定常状態に復帰することにより、速やかに次の処理を
行うことが出来る。
【0049】ステップS11において画像形成装置40
が余熱モード等の節電状態でなく、画像処理装置10の
節電モードが解除されているならば(ステップS1
3)、そのままステップS2に戻る。
【0050】通信部20を介して受信すべき画像データ
やコマンド等の通信があり(ステップS2)、画像処理
装置10が上記の如き節電モードに設定されているなら
ば(ステップS3)、制御部16は、画像処理装置10
の節電モードを解除する(ステップS4)。一方、ステ
ップS3において既に画像処理装置10の節電モードが
解除されているならば、そのままステップS5に進む。
【0051】制御部16は、外部機器より、コネクタ2
2、通信部20を介して、画像データや、ページ記述言
語(PDL)によるデータの受信を行う(ステップS
5)。受信された画像データは、画像メモリ26に格納
される。受信されたデータがページ記述言語(PDL)
である場合は、第1記憶部18に一時的に記憶される。
なお、この受信処理(ステップS5)の詳細については
図4のフローチャートを参照して後述する。
【0052】第1記憶部18に一時的に記憶された、受
信されたページ記述言語(PDL)によるデータは、第
1記憶部18より読み出され、制御部16によりラスタ
イメージ画像データに展開され、画像メモリ26に格納
される(ステップS6)。次に、画像形成装置40が余
熱モード等の節電状態にあるならば(ステップS7)、
制御部16は、インターフェース28、コネクタ30、
コネクタ58、インターフェース56を介して、画像形
成装置40における余熱モード等の節電モードを解除す
る(ステップS8)。一方、ステップS7において画像
形成装置40が余熱モード等の節電状態になければ、そ
のままステップS9に進む。
【0053】制御部16は、画像メモリ26に格納され
た画像データを、画像形成装置40の画像形成部50の
画像形成動作に同期して読み出し、必要に応じて画像処
理部24により各種の処理を施した後、インターフェー
ス28、コネクタ30、コネクタ58、インターフェー
ス56を介して、画像形成装置40の画像形成部50に
供給する。画像形成部50は、画像処理装置10から所
定のデータ形式で送られた画像信号を、画像形成に適合
した色信号に変換し、画像形成用紙の給送に同期して、
各種の素材の画像形成用紙に文字や画像を画像形成する
(ステップS9)。画像形成が終了したならば、ステッ
プS2に戻る。なお、この画像形成処理ステップS9の
詳細は、図5のフローチャートを参照して後述する。
【0054】図4は、図3のステップS5に於ける受信
処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【0055】制御部16は、通信部20を動作させるの
に必要な所定の初期設定等の通信開始処理を行い(ステ
ップS31)、コネクタ22を介して外部機器や外部回
線、ネットワーク等との間で制御信号やデータ信号の通
信を行う通信処理を実行する(ステップS32)。
【0056】通信エラーが生じなければ(ステップS3
3)、画像データを記憶する画像メモリ26が、設定さ
れた単位量になるまで、或は満杯になるまで(ステップ
S34)、通信処理ステップS32を続ける。或は、ペ
ージ記述言語(PDL)によるデータが、第1記憶部1
8に設定された単位量が格納されるまで、通信処理ステ
ップS32を続ける。なお、「設定された単位量」と
は、画像形成装置40で用いる画像形成単位の画像メモ
リ量であり、例えば1ページ、或は1バンド分を単位と
するものである。
【0057】通信処理中にエラーが生じた場合(ステッ
プS33)は、制御部16は表示部14により音声や映
像による警告や指示の表示を行う(ステップS36)。
そして、通信部20の各部で必要な終了処理を実行して
(ステップS35)、当該受信処理を終了する。
【0058】画像データを記憶する画像メモリ26が、
設定された単位量になり、一連の処理を終了するならば
(ステップS34)、通信部20の各部で必要な終了処
理をして(ステップS35)、受信処理(ステップS
5)を終了する。
【0059】また、図5は、図2のステップS6に於け
る画像形成処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【0060】画像形成制御部46は、画像形成装置40
を動作させるのに必要な所定の初期設定等の開始処理を
行う(ステップS41)。そして、画像形成部50が画
像形成可能ならば(ステップS42)、画像処理装置1
0から所定のデータ形式で送られた画像信号を、画像形
成に適合した色信号に変換し、画像形成用紙の給送に同
期して、各種の素材の画像形成用紙に文字や画像を画像
形成する(ステップS43)。
【0061】画像形成エラーが発生せず(ステップS4
4)、画像形成が終了したならば(ステップS45)、
所定の終了処理を行い(ステップS46)、当該画像形
成処理(ステップS9)を終了する。
【0062】一方、画像形成部50が画像形成可能でな
い場合(ステップS42)、或は画像形成エラーが生じ
た場合(ステップS44)は、画像形成制御部46は、
表示部44により音声や映像による警告や指示の表示を
行い(ステップS47)、画像形成装置40の各部で必
要な所定の終了処理を行い(ステップS46)、画像形
成処理(ステップS9)を終了する。
【0063】なお、「画像形成可能でない」とは、例え
ば、画像形成部50の画像形成用紙が無い、画像形成部
50のトナーやインクが無い、画像形成装置40の電源
が投入されていない、画像形成装置40に故障等の不具
合がある、画像処理装置10と画像形成装置40の間で
通信が出来ない、等の場合が挙げられる。また、「画像
形成エラー」とは、例えば、画像形成用紙のジャムが発
生した場合等である。これらの情報は、画像形成制御部
46より制御部16に伝達される。
【0064】以上説明したように、実施例1によれば、
動作状態通知部64、動作状態検知部38によって、画
像形成装置40の動作状態が余熱モード等の節電モード
にある場合は、画像処理装置10も節電モードに移行さ
せることが可能となり、効果的に省電力を実現できる。
【0065】(実施例2)次に実施例2を説明する。な
お、実施例2の画像処理システムの構成は実施例1(図
1、図2)と同様である。
【0066】図6は実施例2の制御手順を表すフローチ
ャートである。なお、以下の説明において、制御部16
と画像形成制御部46との間のデータ信号や制御信号の
やり取りは、インターフェース26、コネクタ30、コ
ネクタ58、インターフェース56を介して行われるも
のとする。画像処理装置10の電源投入により、制御部
16はフラグや制御変数などを初期化し、第1記憶部1
8の領域の一部に格納されたオペレーティング・システ
ム等の制御プログラムを実行すると共に、画像処理装置
10の各部を初期化する(ステップS51)。なお、画
像形成装置40に於いても、電源投入により、画像形成
部46はフラグや制御変数などを初期化し、記憶部48
の領域の一部に格納された制御プログラムを実行すると
共に、画像形成装置40の各部を初期化する。
【0067】制御部16は、通信部20を介して受信す
べき画像データやコマンド等の通信がなされていなけれ
ば(ステップS52)、動作状態検知部38により、画
像形成装置40が電力消費を低減した、余熱モード等の
節電状態にあるか否かを検知する(ステップS60)。
【0068】画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態にあるならば(ステップS61)、制御部16は画像
処理装置10を節電モードに設定する(ステップS6
2)。この節電モードの設定は、実施例1と同様に、ク
ロック発生部34をクロックダウンの設定にして各部に
供給されるクロックの周波数を低くすること、電源部3
6から画像処理装置10の各部へ供給される電圧・電流
を制御することにより行われる。この様に、画像形成装
置40と画像処理装置10が、共に節電モードの状態で
あれば、より効果的な電力消費の低減をすることができ
る。
【0069】画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態でない場合でも(ステップS61)、画像形成装置4
0単体で画像読取り及び画像形成を行うローカルコピー
モードであるならば(ステップS63)、制御部16は
画像処理装置10を節電モードに設定する(ステップS
62)。
【0070】画像形成装置40単体で画像読取り及び画
像形成を行うローカルコピーモードではなく、画像処理
装置10からのデータにより画像形成を行うリモートプ
リントモードであり(ステップS63)、画像処理装置
10が節電モードに設定されているならば(ステップS
64)、制御部16は、画像処理装置10の節電モード
を解除し(ステップS65)、ステップS52に戻る。
【0071】この様に、電源部36から画像処理装置1
0の各部へ供給される電圧・電流の制御を定常状態に戻
して、画像処理装置10の機能を定常状態に復帰し、ク
ロック部34のクロックダウンの設定を解除して、画像
処理装置10の単位時間当たりの処理能力を定常状態に
復帰しているため、速やかに次の処理を行うことができ
る。
【0072】画像処理装置10の節電モードが解除され
ているならば(ステップS64)、ステップS52に戻
る。
【0073】通信部20を介して受信すべき画像データ
やコマンド等の通信があり(ステップS52)、画像処
理装置10が節電モードに設定されているならば(ステ
ップS53)、制御部16は、画像処理装置10の節電
モードを解除する(ステップS54)。また、画像処理
装置10の節電モードが解除された状態にあるならば
(ステップS53)、そのままステップS55に進む。
【0074】制御部16は、外部機器より、コネクタ2
2、通信部20を介して、画像データやページ記述言語
(PDL)によるデータの受信を行う(ステップS5
5)。受信された画像データは、画像メモリ26に格納
される。受信されたページ記述言語(PDL)によるデ
ータは、第1記憶部18に一時記憶される。この受信処
理ステップS55の詳細は、実施例1のステップS5
(図4)に於いて前述した通りである。
【0075】第1記憶部18に一時記憶された、受信さ
れたページ記述言語(PDL)によるデータは、第1記
憶部18より読み出され、制御部16によりラスタイメ
ージ画像データに展開され、画像メモリ26に格納され
る(ステップS56)。
【0076】次に、画像形成装置40が余熱モード等の
節電状態にあるならば(ステップS57)、制御部16
は、インターフェース28、コネクタ30、コネクタ5
8、インターフェース56を介して、画像形成装置40
の余熱モード等の節電モードを解除する(ステップS5
8)。また、画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態にないならば(ステップS57)、そのままステップ
S59に進む。
【0077】制御部16は、画像メモリ26に格納され
た画像データを、画像形成装置40の画像形成部50の
画像形成動作に同期して読み出し、必要に応じて画像処
理部24により各種の処理を施した後、インターフェー
ス28、コネクタ30、コネクタ58、インターフェー
ス56を介して、画像形成装置40の画像形成部50に
供給する。画像形成部50は、画像処理装置10から所
定のデータ形式で送られた画像信号を、画像形成に適合
した色信号に変換し、記録媒体の給送に同期して、該記
録媒体上に文字や画像を画像形成する(ステップS5
9)。ここで、記録媒体には、記録紙やOHPシートな
ど各種の素材が適用できる。なお、画像形成処理ステッ
プS59の詳細は、実施例1のステップS9(図5)に
於いて前述した通りである。ステップS59の画像形成
が終了したならば、ステップS52に戻る。
【0078】以上のように実施例2によれば、画像形成
装置40が単独で行うローカルコピーモードにある場合
は、たとえ画像形成装置40が節電モードになくとも画
像処理装置10を節電モードに移行することが可能とな
り、より効果的に省電力化を達成できる。
【0079】(実施例3)次に実施例3を説明する。な
お、実施例3の画像処理システムの構成は実施例1(図
1、図2)と同様である。
【0080】図7は実施例3の制御手順を表すフローチ
ャートである。なお、以下の説明において、制御部16
と画像形成制御部46との間のデータ信号や制御信号の
やり取りは、インターフェース26、コネクタ30、コ
ネクタ58、インターフェース56を介して行われるも
のとする。
【0081】画像処理装置10の電源投入により、制御
部16はフラグや制御変数などを初期化し、第1記憶部
18の領域の一部に格納されたオペレーティング・シス
テム等の制御プログラムを実行すると共に、画像処理装
置10の各部を初期化する(ステップS71)。なお、
画像形成装置40に於いても、電源投入により、画像形
成制御部46はフラグや制御変数などを初期化し、記憶
部48の領域の一部に格納された制御プログラムを実行
すると共に、画像形成装置40の各部を初期化する。
【0082】制御部16は、通信部20を介して受信す
べき画像データやコマンド等の通信が無いならば(ステ
ップS72)、動作状態検知部38により、画像形成装
置40が電力消費を低減した、余熱モード等の節電状態
にあるか否かを検知する(ステップS82)。
【0083】画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態にあるならば(ステップS83)、制御部16は画像
処理装置10の電源部36を節電モードに設定する(ス
テップS84)。電源部36による節電モードの設定に
ついては実施例1と同様であるので説明を省略する。そ
して、更に制御部16は画像処理装置10のクロック発
生部34を節電モードに設定し(ステップS85)、ス
テップS72に戻る。クロック発生部34の節電モード
への設定は実施例1と同様である。この様に、画像形成
装置40と画像処理装置10が、共に節電モードの状態
とすることで、より効果的な電力消費の低減をすること
ができる。
【0084】画像形成装置40が余熱モード等の節電状
態でない場合(ステップS83)、画像処理装置10の
電源部36が節電モードに設定されているならば(ステ
ップS86)、電源部36の節電モードを解除する(ス
テップS87)。
【0085】この節電モード設定の解除は、電源部36
から画像処理装置10の各部へ供給される電圧・電流を
定常状態に復帰することにより行われる。この電圧・電
流制御の定常状態への復帰により、操作部12、表示部
14、画像処理部24、画像メモリ26、記録部32、
等への電圧・電流の供給を再開し、画像処理装置10の
機能を定常状態に復帰させることができる。
【0086】画像処理装置10の電源部36が節電モー
ドに設定されていないならば(ステップS86)そのま
まステップS88に進む。
【0087】画像形成装置40が、画像形成装置40単
体で画像読取り及び画像形成を行うローカルコピーモー
ドであるならば(ステップS88)、制御部16は画像
処理装置10のクロック発生部34を節電モードに設定
する(ステップS85)。この様に、画像形成装置40
が「節電モードではないがローカルコピーモードであ
る」場合に於いても、クロック発生部34を節電モード
とすることで画像処理装置10の電力消費の低減を達成
することができる。この場合、ステップS87に於い
て、電源部36の節電モードを解除して、画像処理装置
10の機能を定常状態に復帰しているので、画像形成装
置40のローカルコピーモードが解除され次第、クロッ
ク部34の節電モードを解除するだけで、速やかに次の
処理を行うことが可能となる。
【0088】画像形成装置40単体で画像読取り及び画
像形成を行うローカルコピーモードではなく、画像処理
装置10からのデータにより画像形成を行うリモートプ
リントモードであり(ステップS88)、画像処理装置
10のクロック部34が節電モードに設定されているな
らば(ステップS89)、制御部16は、画像処理装置
10のクロック部34の節電モードを解除し(ステップ
S90)、ステップS72に戻る。
【0089】この節電モード設定の解除は、電源部36
のクロックダウン設定を解除することにより行われる。
このクロックダウン設定の解除により、クロック部34
から各部に供給されるクロックの周波数を定常状態に戻
して、画像処理装置10の他に時間当たりの処理能力を
定常状態に復帰させることができる。
【0090】この様に、画像形成装置40が「節電モー
ドではなく、かつリモートプリントモードである」場合
には、ステップS87に於いて電源部36の節電モード
を解除して画像処理装置10の機能を定常状態に復帰
し、更にステップS90に於いてクロック部34の節電
モードを解除して画像処理装置10の単位時間当たりの
処理能力を定常状態に復帰している。このため、速やか
に次の処理を行うことが出来るようになる。
【0091】画像処理装置10のクロック部の節電モー
ドが解除されているならば(ステップS89)、そのま
まステップS72に戻る。
【0092】通信部20を介して受信すべき画像データ
やコマンド等の通信があり(ステップS72)、画像処
理装置10の電源部36が節電モードに設定されている
ならば(ステップS73)、制御部16は、画像処理装
置10の電源部36の節電モードを解除する(ステップ
S74)。この節電モード設定の解除は、電源部36か
ら画像処理装置10の各部へ供給される電圧・電流を定
常状態に復帰することにより行われる。この電圧・電流
制御の定常状態への復帰により、操作部12、表示部1
4、画像処理部24、画像メモリ26、記録部32、等
への電圧・電流の供給を再開し、画像処理装置10の機
能を定常状態に復帰させることができる。また、画像処
理装置10の電源部36の節電モードが解除されている
ならば(ステップS73)そのままステップS75に進
む。
【0093】次に、画像処理装置10のクロック部34
が節電モードに設定されているならば(ステップS7
3)、制御部16は、画像処理装置10のクロック部3
4の節電モードを解除する(ステップS76)。この節
電モード設定の解除は、電源部36のクロックダウン設
定を解除することにより行われる。このクロックダウン
設定の解除により、クロック部34から各部に供給され
るクロックの周波数を定常状態に戻して、画像処理装置
10の単位時間当たりの処理能力を定常状態に復帰させ
ることができる。画像処理装置10のクロック部34の
節電モードが解除されているならば(ステップS75)
そのままステップS77に進む。
【0094】制御部16は、外部機器より、コネクタ2
2、通信部20を介して、画像データやページ記述言語
(PDL)によるデータの受信を行う(ステップS7
7)。受信された画像データは、画像メモリ26に格納
される。受信されたページ記述言語(PDL)によるデ
ータは、第1記憶部18に一時記憶される。この受信処
理(ステップS77)の詳細は、実施例1のステップS
5(図4)に於いて前述した通りである。
【0095】第1記憶部18に一時記憶された、受信さ
れたページ記述言語(PDL)によるデータは、第1記
憶部18より読み出され、制御部16によりラスタイメ
ージ画像データに展開され、画像メモリ26に格納され
る(ステップS78)。
【0096】次に、画像形成装置40が余熱モード等の
節電状態にあるならば(ステップS79)、制御部16
は、インターフェース28、コネクタ30、コネクタ5
8、インターフェース56を介して、画像形成装置40
の余熱モード等の節電モードを解除する(ステップS8
0)。画像形成装置40が余熱モード等の節電状態にな
いならば(ステップS79)そのままステップS81に
進む。
【0097】制御部16は、画像メモリ26に格納され
た画像データを、画像形成装置40の画像形成部50の
画像形成動作に同期して読み出し、必要に応じて画像処
理部24により各種の処理を施した後、インターフェー
ス28、コネクタ30、コネクタ58、インターフェー
ス56を介して、画像形成装置40の画像形成部50に
供給する。画像形成部50は、画像処理装置10から所
定のデータ形式で送られた画像信号を、画像形成に適合
した色信号に変換し、記録媒体の給送に同期して、当該
記録媒体上に文字や画像を画像形成する(ステップS8
1)。なお、記録媒体としては、記録紙、OHPシート
など各種の素材が適用できる。この画像形成処理(ステ
ップS81)詳細は、実施例1のステップS9(図5)
に於いて前述した通りである。画像形成が終了したなら
ば、ステップS72に戻る。
【0098】以上のように、実施例3によれば、画像形
成装置40の状態に応じて、段階的に節電状態を設定で
き、処理速度を良好に保ちつつ省電力化を達成できる。
【0099】以上、図1を用いて本発明の実施例の説明
を行ったが、画像形成装置40の動作状態通知部64の
機能を画像形成制御部46が、画像処理装置10の動作
状態検知部38の機能を制御部16が、それぞれ代替し
て行なうようにしても勿論問題ない。この場合、動作状
態通知部64は画像形成制御部46に、動作状態検知部
38は制御部16に含まれる構成となる。そして、画像
形成制御部46と制御部16との間の通信は、インター
フェース56、コネクタ58、コネクタ30、インター
フェース28を介して行われる。
【0100】また、画像処理装置10を複数の画像形成
装置と接続するように構成しても勿論問題ない。この場
合、全ての画像形成装置が余熱モード等の節電モードに
なった時に画像処理装置10を節電モードに設定し、い
ずれかの画像形成装置が節電モード解除になった時に画
像処理装置10の節電モードを解除すればよい。
【0101】さらに、画像処理装置10を複数の画像形
成装置と接続するように構成した場合、全ての画像形成
装置が余熱モード等の節電モードになるか或はローカル
コピーモードになった場合に画像処理装置10を節電モ
ードに設定し、いずれかの画像形成装置が節電モードか
つリモートプリントモードになった場合に画像処理装置
10の節電モードを解除するようにしてもよい。
【0102】また、画像処理装置10を複数の画像形成
装置と接続するように構成した場合次のように制御して
もよい。即ち、全ての画像形成装置が余熱モード等の節
電モードになった場合に画像処理装置10の電源部36
及びクロック発生部34を節電モードに設定し、節電モ
ードになっていない画像形成装置の全てがローカルコピ
ーモードになった場合に画像処理装置10のクロック発
生部34を節電モードに設定し、いずれかの画像形成装
置がリモートプリントモードになった場合に画像処理装
置10のクロック発生部34の節電モードを解除し、い
ずれかの画像形成装置が節電モード解除になった場合に
画像処理装置10の電源部36の節電モードを解除する
ようにしてもよい。
【0103】以上のように、上記各実施例によれば、接
続された画像形成装置に於いて複写やプリントが長時間
行われず余熱モード等により電力消費を低減している状
態で、しかも画像処理装置に於いて複写やプリントのた
めの画像処理が行われない場合には該画像処理装置の省
電力化が図られる。このため、画像処理装置に於いて必
要の無い電力を浪費してしまうという問題を解決でき
る。
【0104】また、接続された画像形成装置に於いてロ
ーカルコピーが行われている場合は画像処理装置に於い
てプリントのための画像処理装置は行われないので該画
像処理装置の省電力化が実行される。このため、画像処
理装置において必要の無い電力を浪費してしまうという
問題も解決でき、効果的な省電力が達成できる。
【0105】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0106】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接続され
ている画像形成部の動作状態に基づいて画像処理部の電
力消費状態を制御することが可能となり、より効果的に
省電力化を図ることが可能となる。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像処理システムの使用状態の一例
を表す図である。
【図2】本実施例の画像処理システムの制御構成を表す
ブロック図である。
【図3】実施例1の制御手順を表すフローチャートであ
る。
【図4】図3のステップS5に於ける受信処理の詳細な
手順を示すフローチャートである。
【図5】図2のステップS6に於ける画像形成処理の詳
細な手順を示すフローチャートである。
【図6】実施例2の制御手順を表すフローチャートであ
る。
【図7】実施例3の制御手順を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 画像処理装置 12、42 操作部 14、44 表示部 16 制御部 18 第1記憶部 20 通信部 22、30、58 コネクタ 24 画像処理部 26 画像メモリ 28、56 インターフェース 32 第2記憶部 34、60 クロック発生部 36、62 電源部 38 動作状態検知部 40 画像形成装置 46 画像形成制御部 48 記憶部 50 画像形成部 54 画像読取り部 64 動作状態通知部

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成のための画像データを生成する
    画像処理装置と該画像処理装置から入力された画像デー
    タに基づいて可視画像を形成する画像形成装置とで構成
    される画像処理システムであって、 前記画像形成装置の動作状態を示す情報を該画像形成装
    置より前記画像処理装置へ通知する通知手段と、 前記画像処理装置において前記通知手段で通知された情
    報に基づいて前記画像形成装置の動作状態を検知する検
    知手段と、 前記画像処理装置の消費電力を低減する省電力化手段
    と、 前記検知手段で検知された前記画像形成装置の動作状態
    と前記画像処理装置の動作状態とに基づいて前記省電力
    手段の実行を制御する制御手段とを備えることを特徴と
    する画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段及び検知手段における画像
    形成装置の動作状態は画像形成装置の省電力状態である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検知手段により前
    記画像形成装置が省電力状態にあると検知された場合に
    前記省電力化手段を実行することを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記省電力化手段は、画像処理装置の各
    部に供給する電力を制限することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記省電力化手段は、画像処理装置の各
    部に供給する動作クロックの周波数を低下させることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記通知手段及び検知手段における画像
    形成装置の動作状態を示す情報は、前記画像形成装置が
    前記画像処理装置を利用することなしに処理が完結する
    ローカルコピー状態か、前記画像処理装置よりの画像デ
    ータを用いて画像形成を行うリモートプリント状態のい
    ずれかを示す情報であるであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記検知手段により前
    記画像形成装置がローカルコピー状態であると検知され
    た場合、前記省電力化手段を能動化することを特徴とす
    る請求項6に記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記省電力化手段は複数種類の省電力化
    方法を有し、 前記制御手段は、前記検知手段で検知された前記画像形
    成装置の動作状態に基づいて前記複数種類の省電力化方
    法より実行すべき方法を選択して実行することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理システム。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は前記画像形成装置がロー
    カルコピーモード、リモートコピーモード、省電力状態
    のいずれの動作モードにあるかを検知し、 前記省電力化手段における省電力化方法は、画像処理装
    置の各部に供給する電力を制限する電力制限手段と、画
    像処理装置の各部に供給する動作クロックの周波数を低
    下させるクロック低下手段とを有し、 前記制御手段は、前記検知手段で前記画像形成装置の動
    作モードが省電力状態にあると検知された場合は前記電
    力制限手段及びクロック低下手段を実行し、ローカルコ
    ピーモードにあると検知された場合は前記クロック低下
    手段を実行することを特徴とする請求項8に記載の画像
    処理システム。
  10. 【請求項10】 画像形成のための画像データを生成す
    る画像処理装置と該画像処理装置から入力された画像デ
    ータに基づいて可視画像を形成する複数の画像形成装置
    とで構成される画像処理システムであって、 前記複数の画像形成装置の夫々より動作状態を示す情報
    を前記画像処理装置へ通知する通知手段と、 前記画像処理装置において前記通知手段で通知された情
    報に基づいて前記複数の画像形成装置の夫々の動作状態
    を検知する検知手段と、 前記画像処理装置の消費電力を低減する省電力化手段
    と、 前記検知手段で検知された前記複数の画像形成装置の夫
    々の動作状態と前記画像処理装置の動作状態とに基づい
    て前記省電力手段の実行を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理システム。
  11. 【請求項11】 前記通知手段において前記複数の画像
    形成装置の夫々が通知する画像形成装置の動作状態、及
    び前記検知手段が検知する夫々の画像形成装置の動作状
    態は、該複数の画像形成装置の夫々の省電力状態である
    ことを特徴とする請求項10の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記検知手段により
    前記複数の画像形成装置全てが省電力状態であることが
    検知された場合、前記省電力化手段を実行することを特
    徴とする請求項11に記載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 前記省電力化手段は、画像処理装置の
    各部に供給する電力を制限することを特徴とする請求項
    10に記載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 前記省電力化手段は、画像処理装置の
    各部に供給する動作クロックの周波数を低下させること
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理システム。
  15. 【請求項15】 前記通知手段及び検知手段における画
    像形成装置の動作状態を示す情報は、前記複数の画像形
    成装置の夫々が他の画像形成装置及び前記画像処理装置
    を利用することなしに処理が完結するローカルコピー状
    態か、前記画像処理装置よりの画像データを用いて画像
    形成を行うリモートプリント状態のいずれかを示す情報
    であるであることを特徴とする請求項10に記載の画像
    処理システム。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記検知手段により
    前記複数の画像形成装置の全てがローカルコピー状態で
    あると検知された場合、前記省電力化手段を能動化する
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記省電力化手段は複数種類の省電力
    化方法を有し、 前記制御手段は、前記検知手段で検知された前記複数の
    画像形成装置の動作状態に基づいて前記複数種類の省電
    力化方法より実行すべき方法を選択して実行することを
    特徴とする請求項10に記載の画像処理システム。
  18. 【請求項18】 前記検知手段は前記複数の画像形成装
    置の夫々についてローカルコピーモード、リモートコピ
    ーモード、省電力状態のいずれの動作モードにあるかを
    検知し、 前記省電力化手段における省電力化方法は、前記画像処
    理装置の各部に供給する電力を制限する電力制限手段
    と、画像処理装置の各部に供給する動作クロックの周波
    数を低下させるクロック低下手段とを有し、 前記制御手段は、前記検知手段で前記複数の画像形成装
    置の全ての動作モードが省電力状態にあると検知された
    場合は前記電力制限手段及びクロック低下手段を実行
    し、前記複数の画像形成装置の全ての動作モードがロー
    カルコピーモードか省電力状態のいずれかであると検知
    された場合は前記クロック低下手段を実行することを特
    徴とする請求項17に記載の画像処理システム。
  19. 【請求項19】 画像形成のための画像データを生成し
    てこれを出力する出力手段と、 前記出力手段における画像データの出力先の装置の動作
    状態を検知する検知手段と、 当該画像処理装置の消費電力を低減する省電力化手段
    と、 前記検知手段により検知された前記出力先の装置の動作
    状態と、当該画像処理装置の動作状態とに基づいて前記
    省電力化手段を制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記検知手段は、前記出力先の装置よ
    り該出力先の装置の省電力状態を示す情報を受信するこ
    とで該出力先の装置の動作状態を検知することを特徴と
    する請求項19に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記検知手段におい
    て前記出力先の装置が省電力動作の状態にあると検知さ
    れたとき前記省電力化手段を実行することを特徴とする
    請求項20に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記省電力化手段は、当該画像形成装
    置に供給する動作クロックの周波数を低下することを特
    徴とする請求項19に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記省電力化手段は、当該画像形成装
    置に供給する電力を制限することを特徴とする請求項1
    9に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記検知手段は、前記出力先の装置が
    ローカルコピーかリモートコピーのいずれの動作状態に
    あるかを検知することを特徴とする請求項19に記載の
    画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、前記検知手段におい
    て前記出力先の装置がローカルコピーの動作状態にある
    と検知されたとき前記省電力化手段を実行することを特
    徴とする請求項24に記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記省電力化手段は複数種類の省電力
    化方法を有し、 前記制御手段は、前記検知手段で検知された前記出力先
    の装置の動作状態に基づいて前記複数種類の省電力化方
    法より実行すべき方法を選択して実行することを特徴と
    する請求項19に記載の画像処理装置。
  27. 【請求項27】 前記検知手段は前記出力先の装置がロ
    ーカルコピーモード、リモートコピーモード、省電力状
    態のいずれの動作モードにあるかを検知し、 前記省電力化手段における省電力化方法は、画像処理装
    置の各部に供給する電力を制限する電力制限手段と、画
    像処理装置の各部に供給する動作クロックの周波数を低
    下させるクロック低下手段とを有し、 前記制御手段は、前記検知手段で前記出力先の装置の動
    作モードが省電力状態にあると検知された場合は前記電
    力制限手段及びクロック低下手段を実行し、ローカルコ
    ピーモードにあると検知された場合は前記クロック低下
    手段を実行することを特徴とする請求項19に記載の画
    像処理装置。
  28. 【請求項28】 前記画像処理装置は複数の出力先の装
    置に接続され、 前記検知手段は、前記複数の出力装置の夫々の動作状態
    を検知することを特徴とする請求項19に記載の画像処
    理装置。
  29. 【請求項29】 画像形成のための画像データを生成す
    る画像処理装置と該画像処理装置から入力された画像デ
    ータに基づいて可視画像を形成する画像形成装置とで構
    成される画像処理システムの制御方法であって、 前記画像形成装置の動作状態を示す情報を該画像形成処
    置より前記画像処理装置へ通知する通知工程と、 前記画像処理装置において前記通知工程で通知された情
    報に基づいて前記画像形成装置の動作状態を検知する検
    知工程と、 前記画像処理装置の消費電力を低減する省電力化工程
    と、 前記検知工程で検知された前記画像形成装置の動作状態
    と前記画像処理装置の動作状態とに基づいて前記省電力
    工程の実行を制御する制御工程とを備えることを特徴と
    する制御方法。
  30. 【請求項30】 前記省電力化工程は複数種類の省電力
    化方法を有し、 前記制御工程は、前記検知工程で検知された前記画像形
    成装置の動作状態に基づいて前記複数種類の省電力化方
    法より実行すべき方法を選択して実行することを特徴と
    する請求項29に記載の制御方法。
  31. 【請求項31】 画像形成のための画像データを生成す
    る画像処理装置と該画像処理装置から入力された画像デ
    ータに基づいて可視画像を形成する複数の画像形成装置
    とで構成される画像処理システムの制御方法であって、 前記複数の画像形成装置の夫々より動作状態を示す情報
    を前記画像処理装置へ通知する通知工程と、 前記画像処理装置において前記通知工程で通知された情
    報に基づいて前記複数の画像形成装置の夫々の動作状態
    を検知する検知工程と、 前記画像処理装置の消費電力を低減する省電力化工程
    と、 前記検知工程で検知された前記複数の画像形成装置の夫
    々の動作状態と前記画像処理装置の動作状態とに基づい
    て前記省電力工程の実行を制御する制御工程とを備える
    ことを特徴とする制御方法。
  32. 【請求項32】 画像形成のための画像データを生成し
    てこれを出力する出力手段を有するがそう処理装置の制
    御方法であって、 前記出力手段における画像データの出力先の装置の動作
    状態を検知する検知工程と、 当該画像処理装置の消費電力を低減する省電力化工程
    と、 前記検知工程により検知された前記出力先の装置の動作
    状態と、当該画像処理装置の動作状態とに基づいて前記
    省電力化工程を制御する制御工程とを備えることを特徴
    とする制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100509457B1 (ko) * 1997-08-29 2005-11-25 삼성전자주식회사 프린터의워밍업방법
KR101231641B1 (ko) * 2005-09-23 2013-02-08 삼성전자주식회사 구동소자의 출력전류 제어방법
US8654366B2 (en) 2009-02-20 2014-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Management apparatus for managing facsimile apparatuses, control method thereof, and storage medium

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