JPH083228A - 水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない、n−ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る共重合体の製造方法 - Google Patents
水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない、n−ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る共重合体の製造方法Info
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- JPH083228A JPH083228A JP14465395A JP14465395A JPH083228A JP H083228 A JPH083228 A JP H083228A JP 14465395 A JP14465395 A JP 14465395A JP 14465395 A JP14465395 A JP 14465395A JP H083228 A JPH083228 A JP H083228A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F218/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
- C08F218/02—Esters of monocarboxylic acids
- C08F218/04—Vinyl esters
- C08F218/08—Vinyl acetate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】残留モノマー含有量が少なく、且つ透明になる
溶解性が得られる改良された共重合体の製造方法を提供
すること。 【構成】水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない
共重合体を、N−ビニルピロリドンおよびビニルアセテ
ートからラジカル性の溶液重合により製造する方法にお
いて、まずN−ビニルピロリドンの全量の最高15重量
%を含むモノマー混合物共重合させ、重合を残余のN−
ビニルピロリドンを添加して確定し、この場合、重合が
アゾ開始剤の存在下で生じ、次いで後重合がパーオキサ
イド−ラジカル開始剤の存在下で継続する方法。
溶解性が得られる改良された共重合体の製造方法を提供
すること。 【構成】水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない
共重合体を、N−ビニルピロリドンおよびビニルアセテ
ートからラジカル性の溶液重合により製造する方法にお
いて、まずN−ビニルピロリドンの全量の最高15重量
%を含むモノマー混合物共重合させ、重合を残余のN−
ビニルピロリドンを添加して確定し、この場合、重合が
アゾ開始剤の存在下で生じ、次いで後重合がパーオキサ
イド−ラジカル開始剤の存在下で継続する方法。
Description
【0001】
【技術分野】本願発明は、(A)45−90重量%のN
−ビニルピロリドン、(B)10−55重量%のビニル
アセテートおよび(C)0−10重量%の更に別のラジ
カル性に共重合可能なモノマーから成る水中で透明に可
溶性の、残留モノマーの少ない共重合体を、ラジカル開
始剤の存在下で有機溶媒中でラジカル重合させることに
よる改良された製造方法に関する。
−ビニルピロリドン、(B)10−55重量%のビニル
アセテートおよび(C)0−10重量%の更に別のラジ
カル性に共重合可能なモノマーから成る水中で透明に可
溶性の、残留モノマーの少ない共重合体を、ラジカル開
始剤の存在下で有機溶媒中でラジカル重合させることに
よる改良された製造方法に関する。
【0002】更に本願発明は、このようにして製造され
た共重合体の化粧用調合への使用方法にも関する。
た共重合体の化粧用調合への使用方法にも関する。
【0003】
【従来技術】N−ビニルピロリドンおよびビニルアセテ
ートから成る共重合体の製造方法は欧州特許出願公開第
418721号公報から公知であり、その場合水で濁っ
た汚染を除去するために、共重合に使用される溶媒は蒸
留除去され、水と交換される。蒸留により汚染された溶
媒が得られる。
ートから成る共重合体の製造方法は欧州特許出願公開第
418721号公報から公知であり、その場合水で濁っ
た汚染を除去するために、共重合に使用される溶媒は蒸
留除去され、水と交換される。蒸留により汚染された溶
媒が得られる。
【0004】欧州特許出願公開第161号公報には、N
−ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る残
留モノマーの少ない共重合体の製造方法が記載されてお
り、その場合、主重合に続いて後重合が過酸化ラジカル
開始剤の存在下で実施される。けれどもそれにより得ら
れた共重合体は、充分に透明な水溶性ではない。
−ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る残
留モノマーの少ない共重合体の製造方法が記載されてお
り、その場合、主重合に続いて後重合が過酸化ラジカル
開始剤の存在下で実施される。けれどもそれにより得ら
れた共重合体は、充分に透明な水溶性ではない。
【0005】米国特許第4520179号および米国特
許第4554311号明細書により、ラジカル開始剤と
してのt−ブチルパーオキシピバレートの存在下におけ
る共重合によるN−ビニルピロリドンおよびビニルアセ
テートから成る共重合体の製造方法が知られており、こ
こで生成する共重合体は透明な水溶性ではない。
許第4554311号明細書により、ラジカル開始剤と
してのt−ブチルパーオキシピバレートの存在下におけ
る共重合によるN−ビニルピロリドンおよびビニルアセ
テートから成る共重合体の製造方法が知られており、こ
こで生成する共重合体は透明な水溶性ではない。
【0006】今までに公知の方法の欠点は、そこで生成
する生成物が、残留モノマー含有量が少なく、同時に水
性組成物中における透明になる溶解性に関する要求に対
して完全に満足すべきものでなく、つまり費用のかかる
蒸留による溶媒の交換が、上記の性質の組合わせを得る
ために必要であることである。
する生成物が、残留モノマー含有量が少なく、同時に水
性組成物中における透明になる溶解性に関する要求に対
して完全に満足すべきものでなく、つまり費用のかかる
蒸留による溶媒の交換が、上記の性質の組合わせを得る
ために必要であることである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の課題は、残
留モノマー含有量が少なく、且つ透明になる溶解性が得
られる改良された共重合体の製造方法を見出すことであ
る。
留モノマー含有量が少なく、且つ透明になる溶解性が得
られる改良された共重合体の製造方法を見出すことであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に応じて、
(A)45−90重量%のN−ビニルピロリドン、
(B)10−55重量%のビニルアセテートおよび
(C)0−10重量%の更に別のラジカル性に共重合可
能なモノマーから成る水中で透明に可溶性の、残留モノ
マーの少ない共重合体を、ラジカル開始剤の存在下で有
機溶媒中でラジカル重合させることによる改良された製
造方法を見出し、(I)まずモノマー(A)の総量の、
最高15重量%を含むモノマー(A)、(B)および
(C)を共重合させ、更に(II)モノマー(A)の残
量を添加しながら重合を継続し、ここで方法段階(I)
および(II)の重合は、60から100℃の温度で、
ラジカル開始剤としてのアゾ化合物の存在下で実施さ
れ、更に(III)続いて一般式I R1 −O−O−R2 I 式中、R1 は4から8個までの炭素原子を有するアルキ
ル基およびR2 は水素またはR1 または−R3 −O−O
−R1 −、ここでR3 は、4から10個の炭素原子を有
する直鎖または分枝のアルキレン基を意味し、110か
ら150℃の温度で、Iのラジカル開始剤を用いて後重
合を実施することを特徴とすることが見出された。
(A)45−90重量%のN−ビニルピロリドン、
(B)10−55重量%のビニルアセテートおよび
(C)0−10重量%の更に別のラジカル性に共重合可
能なモノマーから成る水中で透明に可溶性の、残留モノ
マーの少ない共重合体を、ラジカル開始剤の存在下で有
機溶媒中でラジカル重合させることによる改良された製
造方法を見出し、(I)まずモノマー(A)の総量の、
最高15重量%を含むモノマー(A)、(B)および
(C)を共重合させ、更に(II)モノマー(A)の残
量を添加しながら重合を継続し、ここで方法段階(I)
および(II)の重合は、60から100℃の温度で、
ラジカル開始剤としてのアゾ化合物の存在下で実施さ
れ、更に(III)続いて一般式I R1 −O−O−R2 I 式中、R1 は4から8個までの炭素原子を有するアルキ
ル基およびR2 は水素またはR1 または−R3 −O−O
−R1 −、ここでR3 は、4から10個の炭素原子を有
する直鎖または分枝のアルキレン基を意味し、110か
ら150℃の温度で、Iのラジカル開始剤を用いて後重
合を実施することを特徴とすることが見出された。
【0009】本願発明の方法より、(A)70−50重
量%のN−ビニルピロリドン、(B)30−50重量%
のビニルアセテートおよび(C)0−5重量%の更に別
のラジカル性に共重合可能なモノマーから成る共重合体
が製造されるのが好適である。
量%のN−ビニルピロリドン、(B)30−50重量%
のビニルアセテートおよび(C)0−5重量%の更に別
のラジカル性に共重合可能なモノマーから成る共重合体
が製造されるのが好適である。
【0010】共重合体の性質を変性することができる別
の共重合可能なモノマー(C)として、特に生成するタ
ーポリマーの水溶性が妨げられることなく、且つその毒
学的性質に基づいて化粧用の添加に適しているようなも
の、例えばアクリル酸またはメタアクリル酸のメチル
−、エチル−、n−プロピル−、n−ブチル−またはt
ert−ブチルエステル、マレイン酸およびそのエステ
ルまたは半エステル、N−アルキル化−またはN−アル
キロール化アクリルアミドまたはメタアクリルアミド、
例えばスチロールまたはビニルイミダゾール、ビニルピ
ペリドン、ビニルカプロラクトンまたはC3 −C10モノ
カルボン酸のビニルエステルのようなビニル化合物が適
している。
の共重合可能なモノマー(C)として、特に生成するタ
ーポリマーの水溶性が妨げられることなく、且つその毒
学的性質に基づいて化粧用の添加に適しているようなも
の、例えばアクリル酸またはメタアクリル酸のメチル
−、エチル−、n−プロピル−、n−ブチル−またはt
ert−ブチルエステル、マレイン酸およびそのエステ
ルまたは半エステル、N−アルキル化−またはN−アル
キロール化アクリルアミドまたはメタアクリルアミド、
例えばスチロールまたはビニルイミダゾール、ビニルピ
ペリドン、ビニルカプロラクトンまたはC3 −C10モノ
カルボン酸のビニルエステルのようなビニル化合物が適
している。
【0011】共重合体は、10から60まで、好ましく
は20から40までのK−値を有するべきである。それ
ぞれ望ましいK−値は、それ自体公知の方法で重合条
件、例えば重合温度、モノマー濃度および開始剤濃度の
選択により適応させる。K−値は、Fikentscher,Cellul
osechemie,13巻,58-64頁(1932)に類似の25℃の、重合
における溶媒として用いられるアルコール中で測定さ
れ、重合体の平均分子量の測定値を意味する。
は20から40までのK−値を有するべきである。それ
ぞれ望ましいK−値は、それ自体公知の方法で重合条
件、例えば重合温度、モノマー濃度および開始剤濃度の
選択により適応させる。K−値は、Fikentscher,Cellul
osechemie,13巻,58-64頁(1932)に類似の25℃の、重合
における溶媒として用いられるアルコール中で測定さ
れ、重合体の平均分子量の測定値を意味する。
【0012】このような共重合体は通常50から150
℃の間、特に80から130℃の間のガラス転移温度を
有する。
℃の間、特に80から130℃の間のガラス転移温度を
有する。
【0013】この製造は有機溶媒中で行われ、溶媒とし
て就中、化粧用の分野に通常使用されるC1 −C4 アル
カノール、例えばメタノール、n−プロパノール、n−
ブタノールまたはイソブタノール、或は好ましくはエタ
ノールまたはイソプロパノールまたは上記アルコールの
混合物が使用される。化粧用に用いられるエタノール
は、例えばジエチルフタレートのような変性剤を5%ま
で含むことができかる。
て就中、化粧用の分野に通常使用されるC1 −C4 アル
カノール、例えばメタノール、n−プロパノール、n−
ブタノールまたはイソブタノール、或は好ましくはエタ
ノールまたはイソプロパノールまたは上記アルコールの
混合物が使用される。化粧用に用いられるエタノール
は、例えばジエチルフタレートのような変性剤を5%ま
で含むことができかる。
【0014】本願発明の方法は、まず製造方法の第一段
階(I)で、モノマー(A)の最高15重量%、好まし
くは8から12重量%を含むモノマー(A)、(B)お
よび(C)の混合物を重合域に補給することにより実施
される。この場合、モノマー混合物の一部分を前以って
入れ、残余を連続的に付与するか、または総量のモノマ
ー混合物を連続的に付与する。モノマー混合物の付与が
終了するや否や、製造方法の段階(II)で、モノマー
(A)の残余量を連続的に付与しながら重合を確定す
る。
階(I)で、モノマー(A)の最高15重量%、好まし
くは8から12重量%を含むモノマー(A)、(B)お
よび(C)の混合物を重合域に補給することにより実施
される。この場合、モノマー混合物の一部分を前以って
入れ、残余を連続的に付与するか、または総量のモノマ
ー混合物を連続的に付与する。モノマー混合物の付与が
終了するや否や、製造方法の段階(II)で、モノマー
(A)の残余量を連続的に付与しながら重合を確定す
る。
【0015】製造方法の段階(I)および(II)にお
けるラジカル開始剤として、アゾ化合物、好ましくは
2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル、2,2′
−アゾ−ビス−イソバレロニトリルおよび2,2′−ア
ゾ−ビス−イソブチロメチルエステルが好適である。
けるラジカル開始剤として、アゾ化合物、好ましくは
2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル、2,2′
−アゾ−ビス−イソバレロニトリルおよび2,2′−ア
ゾ−ビス−イソブチロメチルエステルが好適である。
【0016】重合の間のラジカル開始剤の添加は有利に
は連続的に実施され、重合溶液中で永続して濁らないも
のである。
は連続的に実施され、重合溶液中で永続して濁らないも
のである。
【0017】ラジカル開始剤の量は、モノマー(A)の
量に対して通常0.1から5重量%、好ましくは0.2
から1重量%になる。
量に対して通常0.1から5重量%、好ましくは0.2
から1重量%になる。
【0018】製造方法の段階(I)および(II)にお
ける重合反応は、60から100℃まで、好ましくは7
0から85℃で実施され、この場合反応は固有圧、常圧
または保護ガスの過圧下実施することができる。保護ガ
スとしては例えば窒素ガスが適している。
ける重合反応は、60から100℃まで、好ましくは7
0から85℃で実施され、この場合反応は固有圧、常圧
または保護ガスの過圧下実施することができる。保護ガ
スとしては例えば窒素ガスが適している。
【0019】製造方法の段階(I)および(II)にお
ける重合時間は、モノマー混合物(段階I)またはモノ
マー(段階II)の付与が通常の技術的条件下で、任意
に設定した重合温度から良好に熱を奪われるように迅速
に通常配分される。製造方法の段階(II)において
は、通常濃縮したビニルアセテートが実質的にビニルピ
ロリドンと反応するまでの時間、反応させる。専門家に
は対応する合流速度および反応時間を適応させることは
公知である。
ける重合時間は、モノマー混合物(段階I)またはモノ
マー(段階II)の付与が通常の技術的条件下で、任意
に設定した重合温度から良好に熱を奪われるように迅速
に通常配分される。製造方法の段階(II)において
は、通常濃縮したビニルアセテートが実質的にビニルピ
ロリドンと反応するまでの時間、反応させる。専門家に
は対応する合流速度および反応時間を適応させることは
公知である。
【0020】その後、製造方法の段階(III)では、
110から150℃、好ましくは120から130℃の
温度で後重合が、一般式I R1 −O−O−R2 I で表わされるラジカル開始剤を用いて実施され、式中R
1 は4から8個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
し、R2 は水素またはR1 または−R3 −O−O−R1
を表わし、式中、R3 は直鎖または分枝のC4 −C10ア
ルキレン基を意味する。アルキル基としては、例えばt
ert−ブチル基またはt−アミル基が考慮される。R
2 が水素を意味すると、アルキルハイドロパーオキサイ
ドが問題になってくる。好適なラジカル開始剤は例えば
2,5−ジメチル−2,5−ビス−(tert−ブチル
パーオキシ)−ヘキサンである。好ましいラジカル開始
剤は、ジ−tert−ブチルパーオキシドおよびジ−t
ert−アミルパーオキシドである。後重合は有利に
は、約90%のパーオキサイドがラジカル性分解により
調達され、残留モノマー含有量が50ppm未満に到達
する。
110から150℃、好ましくは120から130℃の
温度で後重合が、一般式I R1 −O−O−R2 I で表わされるラジカル開始剤を用いて実施され、式中R
1 は4から8個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
し、R2 は水素またはR1 または−R3 −O−O−R1
を表わし、式中、R3 は直鎖または分枝のC4 −C10ア
ルキレン基を意味する。アルキル基としては、例えばt
ert−ブチル基またはt−アミル基が考慮される。R
2 が水素を意味すると、アルキルハイドロパーオキサイ
ドが問題になってくる。好適なラジカル開始剤は例えば
2,5−ジメチル−2,5−ビス−(tert−ブチル
パーオキシ)−ヘキサンである。好ましいラジカル開始
剤は、ジ−tert−ブチルパーオキシドおよびジ−t
ert−アミルパーオキシドである。後重合は有利に
は、約90%のパーオキサイドがラジカル性分解により
調達され、残留モノマー含有量が50ppm未満に到達
する。
【0021】本願発明の方法によって製造されたアルコ
ール性共重合体は、残留モノマー含有量の少ない透明な
溶液を示す。通常10ppm未満のN−ビニルピロリド
ンおよび50ppm未満のビニルアセテート含有量が得
られる。これらの溶液は通常30から60重量%の固体
含有量を有し、直接用いられ、例えば整髪用に用いられ
る。
ール性共重合体は、残留モノマー含有量の少ない透明な
溶液を示す。通常10ppm未満のN−ビニルピロリド
ンおよび50ppm未満のビニルアセテート含有量が得
られる。これらの溶液は通常30から60重量%の固体
含有量を有し、直接用いられ、例えば整髪用に用いられ
る。
【0022】本願発明の方法によって製造された共重合
体は、水、アルコールまたは水/アルコール混合物によ
る希釈で透明な溶液が形成され非常に低い残留モノマー
含有量が得られ、その場合簡単に製造できることが特に
有利である。本願発明による製造方法の段階と出発成分
の組合わせによって、残留モノマーによって汚染される
溶媒の量、例えば濁りを驚くべきように減少させる。重
合領域におけるビニルアセテートの濃縮により原因とな
るようなこのような濁りは現れない。
体は、水、アルコールまたは水/アルコール混合物によ
る希釈で透明な溶液が形成され非常に低い残留モノマー
含有量が得られ、その場合簡単に製造できることが特に
有利である。本願発明による製造方法の段階と出発成分
の組合わせによって、残留モノマーによって汚染される
溶媒の量、例えば濁りを驚くべきように減少させる。重
合領域におけるビニルアセテートの濃縮により原因とな
るようなこのような濁りは現れない。
【0023】良好な溶解性および残余のモノマー含有量
が少なく制限された健康に対する安全性に基づいて、化
粧用調合、好ましくはヘアースプレイ、毛髪固化剤また
は毛髪用ゲルのような毛髪処理剤への添加に抜き出て適
している。
が少なく制限された健康に対する安全性に基づいて、化
粧用調合、好ましくはヘアースプレイ、毛髪固化剤また
は毛髪用ゲルのような毛髪処理剤への添加に抜き出て適
している。
【0024】後述の例で製造された共重合体溶液におい
ては、水性の共重合体溶液の濁りは、DIN38404
による比濁法による濁度により測定される。この測定方
法においては、測定溶液への透過照射により光の散乱が
光学的に調査され、この場合この散乱が光の照射および
溶液中の粒子または液滴(その数および大きさが濁りの
程度を決める)の間の相互作用により測定される。比濁
法の濁度単位(NTU)が測定の大きさとして用いら
れ、25℃で10重量%の水溶液で測定され、人造の比
濁剤としてのホルマジンを基本とした度盛により確定さ
れる。NTU値が高い程、溶液は、より濁ることにな
る。
ては、水性の共重合体溶液の濁りは、DIN38404
による比濁法による濁度により測定される。この測定方
法においては、測定溶液への透過照射により光の散乱が
光学的に調査され、この場合この散乱が光の照射および
溶液中の粒子または液滴(その数および大きさが濁りの
程度を決める)の間の相互作用により測定される。比濁
法の濁度単位(NTU)が測定の大きさとして用いら
れ、25℃で10重量%の水溶液で測定され、人造の比
濁剤としてのホルマジンを基本とした度盛により確定さ
れる。NTU値が高い程、溶液は、より濁ることにな
る。
【0025】溶液中のN−ビニルピロリドンとビニルア
セテートの残留量はガスクロマトグラフ分析(検出限界
50ppm)または液体クロマトグラフ分析(検出限界
1ppm)により測定される。N−ビニルピロリドンに
ついての残留モノマー含有量のガスクロマトグラフによ
る測定は、30m DB−WAX柱(0.5μ)を用い
て Hewlett Packard社のガスクロマトグラフHP589
0(シリーズ1)で実施される。
セテートの残留量はガスクロマトグラフ分析(検出限界
50ppm)または液体クロマトグラフ分析(検出限界
1ppm)により測定される。N−ビニルピロリドンに
ついての残留モノマー含有量のガスクロマトグラフによ
る測定は、30m DB−WAX柱(0.5μ)を用い
て Hewlett Packard社のガスクロマトグラフHP589
0(シリーズ1)で実施される。
【0026】N−ビニルピロリドンとビニルアセテート
の液体のクロマトグラフによる測定は、Lichrosorb-RP-
8-Hauptsauele (7μm)で、Merck-Hitachi 社のHPLC
装置(ポンプ吸引:Lichograph L 6200AおよびL 6000;
紫外/可視光線検出機 L4250; クロマト−集積機:250
0)で実施される。
の液体のクロマトグラフによる測定は、Lichrosorb-RP-
8-Hauptsauele (7μm)で、Merck-Hitachi 社のHPLC
装置(ポンプ吸引:Lichograph L 6200AおよびL 6000;
紫外/可視光線検出機 L4250; クロマト−集積機:250
0)で実施される。
【0027】K−値は、1.0重量%のエタノールまた
はイソプロパノール溶液中で25℃で測定された。
はイソプロパノール溶液中で25℃で測定された。
【0028】
【実施例】一般の処方 重合は、耐圧の5−1−撹拌釜中で行われ、更に酸素の
痕跡は窒素による洗浄により除かれた。
痕跡は窒素による洗浄により除かれた。
【0029】次に10重量%のモノマー使用量Iと10
重量%の出発物質使用量Iの混合物を前以って装入し、
1.5バールの窒素ガスを入れ、装入物を80℃に加温
した。重合が始まると、粘度の変化が見られ、同時に残
余のモノマー使用量Iと出発物質使用量Iの連続添加を
始めた。モノマー使用量Iの添加は、5時間の時間間隔
で行われた。出発物質使用量Iの添加期間は個々の例で
示される。モノマー使用量Iの添加に続いて、モノマー
使用量IIの添加が行われ、添加期間は個々の例で示さ
れる。
重量%の出発物質使用量Iの混合物を前以って装入し、
1.5バールの窒素ガスを入れ、装入物を80℃に加温
した。重合が始まると、粘度の変化が見られ、同時に残
余のモノマー使用量Iと出発物質使用量Iの連続添加を
始めた。モノマー使用量Iの添加は、5時間の時間間隔
で行われた。出発物質使用量Iの添加期間は個々の例で
示される。モノマー使用量Iの添加に続いて、モノマー
使用量IIの添加が行われ、添加期間は個々の例で示さ
れる。
【0030】出発物質使用量Iの添加が終了後、温度は
なお80℃で2時間保持された。続いて、出発物質使用
量IIが添加され、閉鎖された釜はなお130℃で8時
間加熱された。
なお80℃で2時間保持された。続いて、出発物質使用
量IIが添加され、閉鎖された釜はなお130℃で8時
間加熱された。
【0031】実施例1 モノマー使用量I: 950g N−ビニルピロリドン 450g ビニルアセテート 1000g エタノール 出発物質使用量I: 8g 2,2′−アゾ−ビス−イソバレロニトリル 200g エタノール 添加時間:7時間 モノマー使用量II: 100g N−ビニルピロリドン 添加時間:1時間 出発物質使用量II: 10g ジ−tert−ブチルパーオキサイド 350g エタノール
【0032】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は5
0.5重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液で測定)35.5であり、5%固体含
有量になる水溶液に希釈して、1.3のNTU−値の溶
液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロリ
ドンでもまたビニルアセテートでも50ppmより小さ
い値であった。
0.5重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液で測定)35.5であり、5%固体含
有量になる水溶液に希釈して、1.3のNTU−値の溶
液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロリ
ドンでもまたビニルアセテートでも50ppmより小さ
い値であった。
【0033】実施例2 モノマー使用量I: 1000g N−ビニルピロリドン 450g ビニルアセテート 1000g イソプロパノール 出発物質使用量I: 8g 2,2′−アゾ−ビス−イソバレロニトリル 200g エタノール 添加時間:7時間 モノマー使用量II: 50g N−ビニルピロリドン 添加時間:1時間 出発物質使用量II: 10g ジ−tert−ブチルパーオキサイド 350g イソプロパノール
【0034】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は5
0.1重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(イ
ソプロパノール中、1%で測定)27.6であり、5%
固体含有量になる水溶液に希釈して、0.8のNTU−
値の溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニル
ピロリドンで20ppmおよびビニルアセテートで75
ppmより小さい値であった。
0.1重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(イ
ソプロパノール中、1%で測定)27.6であり、5%
固体含有量になる水溶液に希釈して、0.8のNTU−
値の溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニル
ピロリドンで20ppmおよびビニルアセテートで75
ppmより小さい値であった。
【0035】実施例3 モノマー使用量I: 600g N−ビニルピロリドン 600g ビニルアセテート 750g エタノール 出発物質使用量I: 6g 2,2′−アゾ−ビス−イソバレロニトリル 250g エタノール 添加時間:8時間 モノマー使用量II: 300g N−ビニルピロリドン 300g エタノール 添加時間:2時間 出発物質使用量II: 10g ジ−tert−ブチルパーオキサイド 300g エタノール
【0036】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は5
0.0重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液中で測定)30.2であり、5%固体
含有量になる水溶液に希釈して、1.1のNTU−値の
溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロ
リドンで1ppmおよびビニルアセテートで20ppm
より小さい値であった。
0.0重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液中で測定)30.2であり、5%固体
含有量になる水溶液に希釈して、1.1のNTU−値の
溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロ
リドンで1ppmおよびビニルアセテートで20ppm
より小さい値であった。
【0037】実施例4 モノマー使用量I: 650g N−ビニルピロリドン 600g ビニルアセテート 250g エタノール 出発物質使用量I: 2.5g 2,2′−アゾ−ビス−イソバレロニトリル 130g エタノール 添加時間:8時間 モノマー使用量II: 250g N−ビニルピロリドン 100g エタノール 添加時間:2時間 出発物質使用量II: 10g ジ−tert−ブチルパーオキサイド 1050g エタノール
【0038】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は5
0.3重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液中で測定)43.8であり、5%固体
含有量になる水溶液に希釈して、2.0のNTU−値の
溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロ
リドンで10ppmおよびビニルアセテートで70pp
mの値であった。
0.3重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1
%エタノール溶液中で測定)43.8であり、5%固体
含有量になる水溶液に希釈して、2.0のNTU−値の
溶液が得られた。残余のモノマー値は、N−ビニルピロ
リドンで10ppmおよびビニルアセテートで70pp
mの値であった。
【0039】実施例5 モノマー使用量I: 600g N−ビニルピロリドン 750g ビニルアセテート 400g エタノール 出発物質使用量I: 3g 2,2′−アゾ−ビス−イソバレロニトリル 120g エタノール 添加時間:7時間 モノマー使用量II: 150g N−ビニルピロリドン 100g エタノール 添加時間:1.5時間 出発物質使用量II: 10g ジ−tert−ブチルパーオキサイド 930g エタノール
【0040】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は51
重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1%エタ
ノール溶液中で測定)34.6であり、5%固体含有量
になる水溶液に希釈して、2.3のNTU−値の溶液が
得られた。これらの溶液は42℃より高い温度で加温下
に撹拌された。残余のモノマー値は、N−ビニルピロリ
ドンで30ppmおよびビニルアセテートで30ppm
の値であった。
重量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1%エタ
ノール溶液中で測定)34.6であり、5%固体含有量
になる水溶液に希釈して、2.3のNTU−値の溶液が
得られた。これらの溶液は42℃より高い温度で加温下
に撹拌された。残余のモノマー値は、N−ビニルピロリ
ドンで30ppmおよびビニルアセテートで30ppm
の値であった。
【0041】実施例6 実施例と同様であるが、溶媒としてイソプロパノールを
使用。得られた透明な、無色で粘稠な溶液は50.5重
量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1%で測
定)は27.5であり、5%固体含有量になる水溶液に
希釈して、0.6のNTU−値の溶液が得られた。これ
らの溶液は42℃より高い温度で加温下に撹拌された。
残余のモノマー値は、N−ビニルピロリドンで、50p
pmより小さい値であった。
使用。得られた透明な、無色で粘稠な溶液は50.5重
量%の固体含有量を有し、生成物のK−値(1%で測
定)は27.5であり、5%固体含有量になる水溶液に
希釈して、0.6のNTU−値の溶液が得られた。これ
らの溶液は42℃より高い温度で加温下に撹拌された。
残余のモノマー値は、N−ビニルピロリドンで、50p
pmより小さい値であった。
【0042】比較例1 モノマー使用量I: 実施例1と同様。 出発物質使用量I: 8g tert−ブチルパーオキシオクトエート 200g エタノール 添加時間:7時間 モノマー使用量II: 実施例1と同様。 出発物質使用量II: 10g 2,5−ジメチル−2,5−ビス(tert−
ブチルパーオキシ)−ヘキサン 350g エタノール
ブチルパーオキシ)−ヘキサン 350g エタノール
【0043】得られた透明な、無色で粘稠な溶液は、水
溶液に希釈して5重量%の固体含有量を有し、200以
上のNTU−値を有した。
溶液に希釈して5重量%の固体含有量を有し、200以
上のNTU−値を有した。
Claims (3)
- 【請求項1】(A)45−90重量%のN−ビニルピロ
リドン、(B)10−55重量%のビニルアセテートお
よび(C)0−10重量%の更に別のラジカル性に共重
合可能なモノマーから成る水中で透明に可溶性の、残留
モノマーの少ない共重合体を、ラジカル開始剤の存在下
で有機溶媒中でラジカル重合させることによる製造方法
において、(I)まずモノマー(A)の総量の、最高1
5重量%を含むモノマー(A)、(B)および(C)を
共重合させ、更に(II)モノマー(A)の残量を添加
しながら重合を継続し、ここで方法段階(I)および
(II)の重合は、60から100℃の温度で、ラジカ
ル開始剤としてのアゾ化合物の存在下で実施され、更に
(III)続いて一般式I R1 −O−O−R2 I (式中、R1 は4から8個までの炭素原子を有するアル
キル基およびR2 は水素またはR1 または−R3 −O−
O−R1 −、ここでR3 は、4から10個の炭素原子を
有する直鎖または分枝のアルキレン基を意味する)のラ
ジカル開始剤を用いて、110から150℃の温度で後
重合を実施することを特徴とする方法。 - 【請求項2】ラジカル開始剤として、製造方法の段階
(III)においてジアルキルパーオキサイドを使用す
ることを特徴とする請求項1による方法。 - 【請求項3】製造方法の段階(I)において、使用した
モノマー(A)の全量の5から15%までを含むモノマ
ー混合物を共重合させることを特徴とする請求項1また
は2による方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4421936.9 | 1994-06-23 | ||
DE19944421936 DE4421936A1 (de) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | Verfahren zur Herstellung von in Wasser klar löslichen, restmonomerenarmen Copolymerisaten aus N-Vinylpyrrolidon und Vinylacetat |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH083228A true JPH083228A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=6521296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14465395A Withdrawn JPH083228A (ja) | 1994-06-23 | 1995-06-12 | 水中で透明に可溶性の、残留モノマーの少ない、n−ビニルピロリドンおよびビニルアセテートから成る共重合体の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0688799A1 (ja) |
JP (1) | JPH083228A (ja) |
CA (1) | CA2152038A1 (ja) |
DE (1) | DE4421936A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6493784B1 (en) | 1998-12-25 | 2002-12-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Communication device, multiple bus control device and LSI for controlling multiple bus |
WO2006049256A1 (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、その製造方法及びその用途 |
JP2008138200A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Basf Se | 少なくとも1種類の水溶性n−ビニルラクタムと少なくとも1種類の疎水性コモノマーの水溶性非混濁性コポリマーを製造する方法 |
JP2018184601A (ja) * | 2014-02-19 | 2018-11-22 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 熱溶解フィラメント製法において使用するための支持体材料としてのポリマー |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19950229A1 (de) | 1999-10-19 | 2001-04-26 | Basf Ag | Verdicker für wäßrige Dispersionen |
US20110263786A1 (en) * | 2008-12-19 | 2011-10-27 | Maximilian Angel | Method for producing n-vinyl pyrrolidone/vinyl acetate copolymers |
KR20170137789A (ko) * | 2015-04-28 | 2017-12-13 | 바스프 에스이 | 퍼옥사이드 화합물을 안정화시키기 위한 중합체 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2730017A1 (de) | 1977-07-02 | 1979-01-18 | Basf Ag | Verfahren zur reduzierung der restmonomerengehalte bei der polymerisation von vinyllactamen und vinylestern |
US4520179A (en) | 1982-09-20 | 1985-05-28 | Gaf Corporation | Preparation of vinylpyrrolidone/vinyl acetate copolymers of various molecular weights using a single initiator system consisting essentially of t-Butylperoxypivalate |
US4554311A (en) | 1982-09-20 | 1985-11-19 | Gaf Corporation | Method of preparing an aqueous solution comprising vinylpyrrolidone/vinyl acetate copolymers of various molecular weights using a single initiator system consisting essentially of t-Butylperoxypivalate |
RO90407A2 (ro) * | 1985-04-18 | 1986-09-30 | Combinatul Petrochimic,Ro | PROCEDEU DE OBTINERE A COPOLIMERILOR PE BAZA DE N-VINILPIROLIDONA ђI ACETAT DE VINIL |
DE3931681A1 (de) | 1989-09-22 | 1991-04-04 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von in wasser klaren copolymerisaten |
-
1994
- 1994-06-23 DE DE19944421936 patent/DE4421936A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14465395A patent/JPH083228A/ja not_active Withdrawn
- 1995-06-16 EP EP95109310A patent/EP0688799A1/de not_active Withdrawn
- 1995-06-16 CA CA 2152038 patent/CA2152038A1/en not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6493784B1 (en) | 1998-12-25 | 2002-12-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Communication device, multiple bus control device and LSI for controlling multiple bus |
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JP2008138200A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Basf Se | 少なくとも1種類の水溶性n−ビニルラクタムと少なくとも1種類の疎水性コモノマーの水溶性非混濁性コポリマーを製造する方法 |
JP2018184601A (ja) * | 2014-02-19 | 2018-11-22 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 熱溶解フィラメント製法において使用するための支持体材料としてのポリマー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0688799A1 (de) | 1995-12-27 |
DE4421936A1 (de) | 1996-01-04 |
CA2152038A1 (en) | 1995-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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