JPH08321A - 止め金具のズレ防止器具付きネックレス等装飾品 - Google Patents

止め金具のズレ防止器具付きネックレス等装飾品

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JPH08321A
JPH08321A JP14130494A JP14130494A JPH08321A JP H08321 A JPH08321 A JP H08321A JP 14130494 A JP14130494 A JP 14130494A JP 14130494 A JP14130494 A JP 14130494A JP H08321 A JPH08321 A JP H08321A
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JP
Japan
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necklace
chain
nylon
clasp
string
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JP14130494A
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English (en)
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Yukiko Hidaka
雪子 日高
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ネックレス等を装着した際に、ネックレス等
を止める止め金具が体の動きによって不用意に首の前面
(胸側)にずれるのを防止し、常にその止め金具のずれ
を首の真後ろにおさめる煩わしさをなくす。 【構成】 ネックレス等の止め金具または大きめのリン
グから更に3〜5cm延ばした鎖11(または紐・ナイロン
等の透明繊維)の先端に布または鎖を挟むことのできる
器具1を装着して構成する。または既にあるネックレス
等のアタッチメントとして用いるもので、3〜5cmの鎖
(または紐・ナイロン等の透明繊維)の両端に布または
鎖を挟むことのできる器具を取り付けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネックレス等装飾品のズ
レ防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネックレス等は止め金具を用いて装着し
ているが、この金具は体の働きで左右にズレがちであ
り、常に首の真後ろに安定させておくことは難しく、首
の前面(胸側)にずり落ち見苦しかった。しかしこの金
具を所定の位置に安定させておく方法については従来次
の三方法があったに過ぎない。 1.ネックレス等の止め金具から15〜16cmも延ばした鎖
の先端に、飾りによる重りをつけてそれを後ろ(背中)
に垂らして、ネックレス等の止め金具が前(胸側)にず
れてくるのを防止する方法。(実開昭63−19621
3) 2.ネックレス等の中心部から左右にいくに従って材質
の量を小さくし、(例えば真珠の珠の大きさを小さくす
る)中心部を重くすることによってズレを防止する方
法。 3.ネックレス等装飾品の本体・鎖の中心部にペンダン
トのトップを差し込みズレを防止する方法。(実開平2
−42515)
【0003】前記1の従来例では、例えば前屈姿勢をと
った時には15〜16cmの鎖と重りが背中より前面にずれる
ことがある。またネックレス等とズレ防止金具の重さの
バランスが悪いと、ネックレス等を背中に引っ張りすぎ
ネックレス等の装飾品としての効果を少なくしていた。
前記2では、ズレ防止の働きはするが前記したような一
部のネックレスにしか有効ではない。前記3ではペンダ
ントトップの重量が軽いものではその役目を果たせない
ばかりか、反ってペンダントトップが前中心よりずれた
位置で止まってしまうことが多く見苦しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のネックレスのズ
レ防止のためには前記したようにいくつか対策が採られ
ていたが、不完全であって、女性のネックレス等の止め
金具は体の動きに伴って常に移動するので、首の真後ろ
にきちっとおさまっておらず首の前面に(胸側)にずれ
てくる。従ってネックレス等を身につけている時はその
ズレを度々気にし、止め金の位置を直さなければならな
いことに加え、ネックレス等のズレをたえず気にして位
置を直す動作も大変見苦しい等の問題点があった。人が
どんな動作をしてもネックレス等の止め金具が胸側にず
れることなく、首の真後ろの定位置に安定しており、正
面から見てネックレス等のトップ飾りが常に前中心に安
定していることが必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
ネックレス等の止め金具3または大きめのリング2から
さらに3〜5cm延ばしたズレ防止用鎖11(または紐・ナ
イロン等の透明繊維)の先端に布または鎖を挟むことの
できるズレ防止用止め器具1を装着した。既にあるネッ
クレス等にアタッチメントとして用いるズレ防止器具で
3〜5cmの鎖(または紐・ナイロン等の透明繊維)の両端
にタグまたはネックレス等の止め金具を挟むことのでき
る器具をつけた。
【0006】
【作用】本発明は以上のような構成により、ネックレス
等の装飾品の止め金具3は常に鎖(または紐・ナイロン
等の透明繊維)およびズレ防止用止め金具1により着衣
後ろ襟足中心にしっかりと止められているので、人のど
んな動作によってもそこから動くことはなく課題で取り
あげた全てのものを解決できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図に従って詳細に説
明する。図1はネックレス等装飾品の止め金具3、受け
金具4のズレを防止する器具を取り付けたネックレスを
示す図で、3〜5cmのズレ防止用鎖11(または紐・ナイ
ロン等の透明繊維)をネックレス等装飾品の本体8の大
きめのリング2に連結し、その先端に布または鎖を挟む
ことのできるズレ防止用止め器具1を装着した。図4に
示したようにこのズレ防止用止め器具1で着衣後ろ襟足
中心に付いているタグ13を挟むか、タグ13をくぐら
せてネックレス等の止め金具3の輪またはネックレス等
装飾品の本体8あるいはズレ防止用鎖11(または紐・
ナイロン等の透明繊維)の一部を挟んで止める。図2は
ネックレス等のアタッチメントとして用いるもので、3
〜5cmのズレ防止用鎖11(または紐・ナイロン等の透
明繊維)の下端または上端に装着したズレ防止用止め器
具12または10で、ネックレス等の止め金具3または
同受け金具の穴5を挟んで止める。ズレ防止用止め器具
10またはズレ防止用止め器具12で着衣後ろ襟足中心
にあるタグ13を挟むか、タグをくぐらせてネックレス
等の止め金具3の輪またはネックレス等装飾品の本体8
あるいはアタッチメントのズレ防止用鎖11(または紐
・ナイロン等の透明繊維)の一部を挟んで止める。
【0008】着衣後ろ襟足中心のタグ13を挟む器具は
従来使われていたネックレス等の止め金具でもいいし、
図2のズレ防止用止め器具10に示した鎖(または紐・
ナイロン等の透明繊維)を挟むことのできる挟む力の強
いバネ式のものでもいい。図1、図2に示したものを手
持ちのネックレス等を用いて数点作り、数カ月間使用し
てみた結果、一度もネックレス等の止め金具が定位置か
らずれることなく快適に過ごせ、その効果を十分に確か
めることができた。
【0009】従来のネックレス等の止め金具ズレ防止方
法は、いずれもある特定のものにしか利用できなかった
が、本発明のネックレス等装飾品の止め金具ズレ防止器
具はどんな種類のネックレス等装飾品にも利用でき、ネ
ックレス等装飾品に取り付けられた3〜5cmの鎖(または
紐・ナイロン等の透明繊維)の先端に付いたズレ防止用
止め器具1、10でしっかりタグ13を挟むかそれをく
ぐらせてあるのでタグ13またはズレ防止用鎖11(ま
たは紐・ナイロン等の透明繊維)が切れない限り襟足の
ところに止め金具3を安定させることができる。従って
ズレ防止効果が確実で止め金具が首の前面(胸側)にず
れてくることは決してない。また鎖(または紐・ナイロ
ン等の透明繊維)には3〜5cmの余裕があるので着衣後ろ
襟足を必要以上に引っ張ることはなく、後ろ姿も自然で
ありズレ防止器具が取り付けてあることを感じさせな
い。またタグを挟む方法を採るかタグをくぐらせる方法
を採るかはタグの大きさや使用者の夫々の状況により臨
機応変に選択できる。
【0010】他の実施例として 細い金属のネックレスの場合、従来止め金具は小さなも
のでなければネックレス等とのバランスがくずれ、止め
金具が首の前面(胸側)にずれる可能性が大きいので小
さな止め金具が用いられてきたが、小さな止め金具は使
用する時大変使いにくい欠点があった。しかし本発明の
ズレ防止器具付きネックレスであれば止め金具が首の前
面(胸側)にずり落ちる心配がないので、取扱いやすい
大きめの止め金具を用いることができる。従来のネック
レス等は図1に示したように長さを調節するための大き
めのリング6がネックレス等の止め金具3側の位置に付
けてあり、本体の長さを調節するとき一旦この大きめの
リング6を上記止め金具3にかけて更に受け金具4に止
めなければならなかったので大変使い勝手が悪かった。
だが本発明のズレ防止器具付きネックレスであればネッ
クレス等の受け金具4側の位置に大きめのリング7を付
けてあるので、長さ調節が必要な時には止め金具3を該
リング7に止めても余った鎖が首の前面にずり落ちる心
配がない。図3に示したように従来の長さ調節用の連続
した大きめのリング16が受け金具4側にあるものは、
該リング16の先端に大きめの珠飾り15が付けてある
のが一般的である。この珠飾り15の直径はペンダント
トップ9を本体に吊るすリング14の直径より大きいの
で、一旦はめ込まれたペンダントトップは交換ができな
かった。本発明のズレ防止用止め器具1、10を用いる
ことにより大きめの珠飾りを必要としないのでペンダン
トトップ9は服装に応じ自由に交換できる。また、ペン
ダントトップ9はネックレス本体8に固定されていない
ので、それ自身の重さで常に前面中心におさまってい
る。
【0011】ネックレス等製作時にこのズレ防止用止め
器具を取り付けておく方法と、アタッチメントとして作
ったものを使う方法とのどちらでも状況によって選ぶこ
とができると共に、ネックレスだけでなくペンダントま
たはブレスレット等にも利用できる。いずれにしても使
用方法が簡単で確実な効果が得られる。またズレ防止器
具の鎖の部分は、ネックレスと同質、同デザインのもの
でもいいし鎖に限らず紐・ナイロン等の透明繊維を用い
ることもできる。襟のない服の場合特にズレ防止器具の
部分は後ろから見えることになるので、装飾品として強
調したいときは目立つ材質とデザインを、目立たせたく
ない時はナイロン等の透明繊維を用いることでその目的
を十分に果たすことができる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明のズレ防止器具
付きネックレス等装飾品を着用したり、または装飾品の
ズレ防止用止め器具アタッチメントを用いてネックレス
等の止め金具3あるいはネックレス等装飾品の本体に止
めることにより、衣服に連結してあるので身体の動きが
激しくてもネックレス等の止め金具3がずれて胸側前面
に移動することはない。女性の日常生活をより快適なも
のにすることができるのはもちろん、動きが激しくしか
も美的要素を強く要求されるファッション界、また演
劇、ミュージカル、オペラなど様々な分野で有効に利用
できるなど、美的、心理的、精神的に幾多の有用な効果
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ズレ防止器具付きネックレス等装飾品要部の斜
視図。
【図2】ネックレス等装飾品のズレ防止器具の斜視図。
【図3】従来の長さを自由に調節できる大きめのリング
が連続して付いているネックレスとその先端にある大き
めの珠飾り。
【図4】着衣後ろ襟足中心のタグに装着したネックレス
等装飾品の斜視図。
【符号の説明】
1、10、12 ズレ防止用止め器具 2 大きめのリング 3 ネックレス等の止め金具 4 ネックレス等の受け金具 5 ネックレス等の受け金具にあけたもう一個の穴(従
来はあけてない) 6 長さ調節用の大きめのリングが従来あった位置 7 本発明による長さ調節用の大きめのリングの位置 8 ネックレス等装飾品の本体 9 ペンダントトップ 11 ズレ防止用鎖 13 タグ 14 ペンダントトップを本体に吊るすリング 15 大きめの珠飾り 16 長さ調節用の連続した大きめのリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎖(または紐・ナイロン等の透明繊維)
    の先端にズレ防止用止め器具を装着し、衣服と連結する
    ことを特徴としたネックレス等装飾品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鎖の両端にズレ防止器具
    を設けたことを特徴とする装飾品のズレ防止器具アタッ
    チメント。
JP14130494A 1994-06-23 1994-06-23 止め金具のズレ防止器具付きネックレス等装飾品 Pending JPH08321A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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